大野正雄とは - わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)

大野正雄（おおのまさお、 1931年 10月23日 - 2019年 3月12日）は日本の作曲家。

経歴

1931年（昭和6年）大阪府に生まれる。1953年（昭和28年）大阪音楽大学短期学部作曲学科を卒業。後に日本ビクターの専属作曲家となる[1]。

戦後復興期の歌謡曲を多数作曲したほか、朝日テレビの長寿番組『新婚さんいらっしゃい!』のテーマソングの作曲など大衆的なもの知られているが、交響曲『大阪』、交声曲『蔵王絶唱』、協奏曲などを手掛けるなど、幅広いジャンルに携わった。

2019年（平成31年）3月12日、肺炎のため死去、87歳没[2]。

主な作曲

『今日子』（歌手：橋幸夫、作詞：川内康範）
『霧のハイウェー』（歌手：青江三奈、作詞：川内康範）
『さわらびの丘』（歌手：橋幸夫、作詞：阪田寛夫）
『こいさんのラブ・コール』（歌手：フランク永井、作詞：石浜恒夫）
『天満橋から』（歌手：吉永小百合、作詞：佐伯孝夫）
『奈良の春日野』（歌手：吉永小百合、作詞：佐伯孝夫） - シングルカットの経緯は曲の項目を参照。
『君・星よりもはるかなり』（歌手：橋幸夫、作詞：川内康範）
『大阪ぐらし』（歌手：フランク永井、作詞：石浜恒夫）
『初恋の詩』（歌手：フランク永井、作詞：鴻池善右衛門）

脚注

^ 大野正雄『出身県別現代人物事典西日本版』p841 サン・データ・システム 1980年
^ “作曲家の大野正雄氏が死去「奈良の春日野」などを手がける”. 産経新聞 (2019年3月13日). 2022年8月10日閲覧。