364型レーダーとは - わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
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364型レーダー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/04 03:02 UTC 版)
364型レーダー
![]() |
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種別 | 2次元レーダー |
目的 | 目標捕捉 |
開発・運用史 | |
開発国 | ![]() |
送信機 | |
形式 | TWT+CFA |
周波数 | Sバンド |
アンテナ | |
形式 | パラボラアンテナ |
ビーム幅 | 幅1.5°×高さ50°コセカント二乗ビーム |
走査速度 | 15 rpm |
方位角 | 全周無制限 |
探知性能 | |
探知距離 | 100 km (54 nmi)(高度7,500m, RCS 2m²) |
精度 | 距離: 50 m角度: 0.3度 |
分解能 | 距離: 150 m角度: 2度 |
その他諸元 | |
重量 | 520 kg(アンテナ部) |
テンプレートを表示 |
364型レーダーは、中国船舶重工集団(CSIC)中国艦船研究院の第723研究所(扬州船用电子仪器研究所)が開発した2次元レーダー。制式名称はH/LJQ-364型対水上・低空警戒レーダー(对海/低空搜索雷达)、輸出名はSR-64「シーガル-C」[1]。
同研究所は、イタリア製のRAN-10Sを山寨化して360型対空対水上レーダー(360型対空対海捜索雷達、H/LJQ-360)を開発していた[2]。本機はその改良型とされており、また、同社が開発していた2405型レーダーを元に信号処理装置などを改良したものともされている[1]。
中国人民解放軍海軍では、本機は主として730型CIWSに連接された目標指示(target indication)レーダーとして用いられる。これは、RAN-10Sがダルド・システムで果たした役割と同様のものであり、空中・洋上目標に対して自動化された捜索中追尾(TWS)を可能にしているものと見られている。なお、アンテナ部はAN/SPQ-9と同様にレドームに収容されている[1]。
搭載艦艇
- 052A型駆逐艦(旅滬型)※後日装備
- 052B型駆逐艦(旅洋I型)
- 052C型駆逐艦(旅洋II型)
- 052D型駆逐艦(旅洋III型)
- 051C型駆逐艦(旅洲型)
- 054型フリゲート(江凱I型)
- 054A型フリゲート(江凱II型)
- 056型コルベット(江島型)
- 航空母艦「遼寧」
参考文献
- ^ a b c Norman Friedman (2006). The Naval Institute guide to world naval weapon systems. Naval Institute Press. p. 219. ISBN 9781557502629. https://books.google.co.jp/books?id=4S3h8j_NEmkC
- ^ 陸易「中国軍艦のコンバット・システム」『世界の艦船』第748号、海人社、2011年10月、94-97頁、NAID 40018965309。
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