BA-30とは - わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/19 06:28 UTC 版)
BA-30 | |
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種類 | 装甲車/半装軌車 |
原開発国 | ![]() |
諸元 | |
重量 | 4.6t |
全長 | 4.94m |
全幅 | 2.4m |
全高 | 2.34m |
要員数 | 3 |
装甲 | 6mm |
主兵装 | 7.62mm DT機銃 (弾:1512発) |
エンジン | GAZ-M1 ガソリンエンジン |
出力重量比 | 10.9hp/t |
行動距離 | 253km |
速度 | 37km/h |
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概要
BA-30はソ連で運用段階まで至った数少ないハーフトラック(半装軌車)である。しかし生産台数は少なく、後続車両らしきものも存在しない。
ハチマキ状のアンテナは車載のラジオ用のものであり、これによって情報伝達が行われた。燃料タンクの容積は115リットル。
運用
ソ連において装甲車は大半が軽装甲であり、BA-30も装甲の面では軽装甲車レベルであったが、ハーフトラックであった為に不整地における走行性能については他のBAシリーズとは一線を画していた。
特に不整地での運用が大きな仇となり、多くの装甲車が失われることになる冬戦争においては数少ない安定した運用が出来る車両であり、砲兵トラクターとしても運用されている。
独ソ戦の時点でも本車を除くハーフトラックをソ連は国産していなかったが、ソ連がハーフトラックを必要とする段階で既にレンドリース法によってアメリカからM3ハーフトラック(正確には廉価版のM5やM9)が大量に供給されていたので無理に国産のハーフトラックを改めて開発する必要がなかった。
参考
表話編歴![]() |
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豆戦車・軽戦車 | T-18 · T-26 · T-27 · T-50 · T-60 · T-70 · T-80 |
快速戦車 | BT-2 · BT-5 · BT-7 |
中戦車 | T-28 · T-34 · T-44 |
重戦車 | T-35 · KV-1 · KV-2 · KV-85 · IS-1 · IS-2 · IS-3 |
装甲牽引車 | T-20コムソモーレツ · T-26T · T-34T · KVT |
水陸両用戦車 | T-37 · T-38 · T-40 |
自走砲 | ZiS-30 · SU-57 · SU-76 · SU-76i · SU-122 · SU-85 · SU-100 · SU-152 · ISU-122 · ISU-152 · オブイェークト704 |
装甲車 | BA-I · BA-3 · BA-6 · BA-10 · BA-11 · BA-20 · BA-27 · BA-30 · BA-64 · KhTZ-16 · オデッサ戦車 · FAI装甲車 |
自走式対空砲 | T-90 · ZSU-37 |
火炎放射戦車 | OT-26/130/133 - OT-34 - KV-8 |
試作車両 | T-30 · T-32 · T-43 · T-100 · IS-6 · KV-3/4/5/6/7/9/12/13/122 · SMK · PPG · SU-1/5/6 · SU-14 · SU-100Y · SU-101/102 · KSP-76 · A-40 |
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