EABIとは何? わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
EABI
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/17 09:30 UTC 版)
「Application Binary Interface」の記事における「EABI」の解説
EABI (Embedded Application Binary Interface) とは、組み込みシステムのソフトウェアについてのファイルフォーマット、データ型、レジスタ使用法、スタックフレームの構成、関数の引数渡し方法などについての規約を意味する。 あるEABIをサポートするコンパイラで生成したオブジェクトコードは、同じEABIをサポートする別のコンパイラで生成したコードと互換性があり、コンパイラが異なっていても同じEABIに対応していればライブラリやオブジェクトコード間でリンク可能である。アセンブリ言語でコードを書く場合でもEABIに準拠するように書けば、他のコードとのリンクが保証される。 EABIと汎用OS向けABIとの主な違いは、アプリケーションのコードでも特権命令の使用が許されている点、ダイナミックリンクが要求されない点(完全に不可能とされている場合もある)、メモリを節約するためスタックフレームをなるべくコンパクトに構成している点が挙げられる。 EABIが広く使われているCPUアーキテクチャとしては、PowerPC、ARM、MIPSがある。 EABIの選択は性能に影響することがある。
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EABI
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/24 06:27 UTC 版)
「アプリケーションバイナリインタフェース」の記事における「EABI」の解説
EABI (Embedded Application Binary Interface) とは、組み込みシステムのソフトウェアについてのファイルフォーマット、データ型、レジスタ使用法、スタックフレームの構成、関数の引数渡し方法などについての規約を意味する。 あるEABIをサポートするコンパイラで生成したオブジェクトコードは、同じEABIをサポートする別のコンパイラで生成したコードと互換性があり、コンパイラが異なっていても同じEABIに対応していればライブラリやオブジェクトコード間でリンク可能である。アセンブリ言語でコードを書く場合でもEABIに準拠するように書けば、他のコードとのリンクが保証される。 EABIと汎用OS向けABIとの主な違いは、アプリケーションのコードでも特権命令の使用が許されている点、ダイナミックリンクが要求されない点(完全に不可能とされている場合もある)、メモリを節約するためスタックフレームをなるべくコンパクトに構成している点が挙げられる。 EABIが広く使われているCPUアーキテクチャとしては、PowerPC、ARM、MIPSがある。 EABIの選択は性能に影響することがある。
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