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フレッチャー FD-25

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/08 15:25 UTC 版)

フレッチャー FD-25 ディフェンダーFletcher FD-25 Defender)は、1950年代米国で開発された小型地上攻撃機練習機である。

目次

設計と開発

ディフェンダーは、固定尾輪式降着装置を持つ保守的な片持ち式低翼単葉であり、主翼に2丁の機関銃を、主翼下のパイロンに投棄可能な外装搭載部を備える。機体は全金属製で、パイロットは幅広いパースペックスキャノピーの中に搭乗。練習機型である複座のA型と、軽攻撃機型である単座のB型が存在する。

運用の歴史

フレッチャーによって単座型2機と複座型1機の試作機が製作されたが、アメリカ軍からの発注が無かった。しかし日本東洋航空工業1952年(昭和27年)に製造権を買い取り、約1ダースを製造し、7機(うち3機がFD-25A、3機がFD-25B)をカンボジア[1]、4機をベトナムへ、1機のFD-25Bをタイ[2]販売した。1機が完全な飛行可能な状態で現存し、EAAエアヴェンチャー2010 航空ショーに登場している。また、1961年(昭和36年)には東京都立航空工業高等専門学校(現東京都立産業技術高等専門学校荒川キャンパス)に東洋航空工業が製造したうちの2機(FD-25AとFD-25Bが1機ずつ)が買い取られており、うちFD-25Bは1970年(昭和45年)頃まで試験機として使用された後、現在は双方ともに日本航空協会によって重要航空遺産に指定され、同校の科学技術展示館で静態展示されている。

要目(FD-25B)

出典

  1. ^ Grandolini 1988, p.39.
  2. ^ 松崎豊一 『図説国産航空機の系譜 上』 グランプリ出版、2004年、130頁。ISBN 978-4876872589

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