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グローバルファウンドリーズGLOBALFOUNDRIES

略称 GF
本社所在地 アメリカ合衆国カリフォルニア州サニーベール
設立 2009年
事業内容 半導体製造(ファウンドリ)
代表者 CEO:Sanjay Jha(ダグ・グロース
従業員数 約11000人
外部リンク http://www.globalfoundries.com/
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GLOBALFOUNDRIES(グローバルファウンドリーズ)はアメリカ合衆国半導体製造企業。

ファウンドリとしてはTSMC、Samsungに次いで世界第3位。本社をカリフォルニア州サニーベールに置く。Advanced Micro Devices (AMD) とアブダビ首長国の投資機関Advanced Technology Investment Company (ATIC) が出資する合弁企業である。組織構成はAMDから分社化された半導体製造部門と、2010年1月13日に合併したチャータード・セミコンダクターと、2014年10月に買収した元IBMの半導体事業から成る。

なお、日本におけるカタカナ表記では「グローバルファウンドリーズ」または「グローバルファウンダリーズ」と表記される。

目次

沿革

事業内容

顧客

主要顧客はファブライトまたはファブレス企業である。主だった企業として、AMD、IBM、クアルコム、STマイクロエレクトロニクス、東芝マイクロソフトアジレント・テクノロジーリコーエリクソンコネクサントブロードコムマーベル・テクノロジー・グループルネサス エレクトロニクスアバゴ・テクノロジーをはじめ150社にのぼる顧客に向けた半導体製造、及び製造技術開発を行っている。チャータード・セミコンダクターとの合併前は主にAMD (ATI) 社のCPUGPUチップセットを製造していた。

なお、同社はIBMを中心に東芝、ルネサス エレクトロニクス、サムスン電子インフィニオン・テクノロジーズフリースケール・セミコンダクタ、STマイクロエレクトロニクス、AMDによって構成される半導体製造における共通プラットフォーム・アライアンス (Common Platform alliance) に参画している。また、これら参画メーカーの半導体製品の製造を受託している。

製品

製品としてはSOI (Silicon On Insulator) ウエハープロセスをマイクロプロセッサ向けに受注する。汎用プロセッサ、低消費電力プロセッサ向けにはバルクSi(シリコン)ウエハーを利用した高性能論理LSIの製造も受注する[10][11]

チャータード・セミコンダクター社との合併により、製品ラインナップにはASIC製品をはじめ、SRAMROM、0.35μm~0.18μmなどのバルクCMOSやプログラマブルロジックデバイス、チャータードが最も強みとしたミックスドシグナルICなど、最先端ロジックも含めた幅広い製造ラインナップが揃う[12]

150mm、200mmウェハを利用したMEMS製品のラインナップをもつ。また、技術提携による開発にも力を入れており、ARM社との提携のもと世界初28nmプロセスのCortex-A9コアをテープアウトさせた。

同社半導体製品の電子設計自動化を目的としたEDAツールは、メンター・グラフィックスシノプシスケイデンス・デザイン・システムズ、マグマ・デザイン・オートメーション社などが提供している。

集積回路の製造で使われるフォトマスクは、大日本印刷 (DNP)、凸版印刷HOYAの半導体フォトマスク製品を用いている。

開発・製造拠点

半導体製品の製造はAMD社から引き継いだドイツザクセン州ドレスデン工場Fab 1、シンガポールのFab 2~7で行っている。ドレスデン工場Fab 1では、300mmのSOIウエハーに対応した22nm世代の製造ラインが稼働しており、ウエハー処理能力は2万5000枚/月とされている。さらに同工場では、300mmのバルク・ウエハーに対応した12nm世代の製造ラインも構築しており、ウエハー処理能力はフル操業時に2万5000枚/月を予定している。

チャータード・セミコンダクター社との合併により3カ国12拠点を擁し、社員は11000名超となる。シンガポールの200mmウエハーを製造する5つの工場をそれぞれFab 2~6として[13]、300mmウエハーを製造する1つの工場をFab 7としている[14]。これらのFabには、かつての日立セミコンダクタシンガポール工場も含まれる。

2012年、生産体制の拡充に向けて米ニューヨーク州マルタにFab 8を建設した[15]。2017年2月現在、Fab 8は14nmのCMOSプロセス技術に対応し[16]、300mmウエハー処理能力は3万5000枚/月。さらに、Fab 7においても300mmウエハーの生産ラインの増設を開始している。

日本における拠点はグローバルファウンドリーズ・ジャパン株式会社(チャータード・セミコンダクター・ジャパンから社名変更)である。

関連項目

脚注

  1. ^ GLOBALFOUNDRIES、今後の半導体製造戦略を紹介 PC Watch
  2. ^ GLOBALFOUNDRIES、STマイクロエレクトロニクスと契約 CNET Japan
  3. ^ ARMとグローバルファウンドリーズが戦略的に提携し、28nm High-k(高誘電率)メタルゲート(HKMG)プロセスによるアプリケーション最適化SoC製品の実現が可能に BusinessWire.com
  4. ^ GLOBALFOUNDRIESとクアルコムが最先端の技術開発で協力し、大量生産体制を目指す BusinessWire.com
  5. ^ AMDのCPUやGPUなら10億個の製造能力!~1.2兆円以上を投資するGLOBALFOUNDRIES
  6. ^ Nvidia signs up with Global Foundries semiaccurate.com
  7. ^ GLOBALFOUNDRIES、2011年は28nmプロセスを立ち上げへ
  8. ^ Globalfoundries to Take Over IBM Chip Unit
  9. ^ ファウンドリ大手のGLOBALFOUNDRIES、7nm開発を無期限に延期
  10. ^ Advanced Technologies GlobalFoundries.com
  11. ^ Value-Added Solutions GlobalFoundries.com
  12. ^ GLOBALFOUNDRIES Finalizes Integration, Emerges as World's First Truly Global Foundry GlobalFoundries.com
  13. ^ 200mm Manufacturing GlobalFoundries.com
  14. ^ 300mm Manufacturing GlobalFoundries.com
  15. ^ Obama大統領のニューヨーク州made-in-America半導体視察ズームアップ 2012年5月14日 | 長見晃の海外トピックス
  16. ^ GLOBALFOUNDRIES、中国・成都に半導体工場を建設 PCWatch 佐藤 岳大 2017年2月13日

外部リンク

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