JUN_(ファッションブランド)とは - わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)

株式会社ジュンJUN CO.,LTD.

種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本107-8384東京都港区南青山2-26-1
設立 1958年12月9日
業種 繊維製品
法人番号 4010401013678
事業内容 レディス・メンズのファッション製品全般の企画、製造、販売。建築及び室内内装の施工設計、ラジオ番組の企画制作及びサウンドプロデュース、屋外広告媒体事業、ゴルフ場、レストラン、ワイナリーの経営
代表者 代表取締役社長 佐々木進
資本金 11億円(グループ総計)
売上高 613億円(2019年9月現在)
従業員数 2,823人(2019年9月現在)
関係する人物 佐々木忠(創業者)
外部リンク http://www.jun.co.jp/
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JUN(ジュン)は、アパレル事業を主力とする株式会社ジュンの商標(ブランド、ロゴマーク)である。

概要

1958年の創業時においては、上野で試行的にメンズの水着等を販売していた。ブランド設立後、しばらくの間は石津謙介ヴァンヂャケット(VAN)による**アイビールック**に対し、いわゆるコンサバでない独自の色や柄のトラディショナル風スタイルであった。この時期のロゴはVANと同系の字体であり、アンチVANを標榜していた。これは当時の大学卒のホワイトカラーな社会人に好まれたVANに比べ、一例として、田中邦衛など芸能人が出演映画で役柄上着るなどして、人の職業を選ばないという融通性にも散見された。しかし、その後は、コンチネンタルルックに転向し、ロゴも蔦をイメージする独自のものに変わった。ブランドコンセプトはClassical Eleganceであり、リチャード・アヴェドンによる、ブランドイメージを分かりやすくした宣伝、特に、男装の麗人のテレビコマーシャルが話題になった。戦後の日本において男性被服に優美性をいち早く取り入れたヨーロピアンスタイルのブランドとして知名度を上げた。更に、結果的にはトータルコーディネートによる個別性をセールスポイントにしていた1980年代のDCブランドブームへの方向性を開拓した。また、JUNやDOMONのロゴ入りTシャツの流行は、ブランド名による広告宣伝効果を高めたため、国内のファッションブランド志向の契機となった。このイメージ広告の手法は、例えば、撮影場所を古城や廃墟にするなど、DCブランドブーム以前の、いわゆる少数のデザイナーブランド(川久保玲山本耀司三宅一生コシノジュンコ松田光弘等)にも少なからぬ影響を与えていたことは否定できない。ちなみに、1970年代のテレビドラマ『太陽にほえろ!』(日本テレビ)で、「参考人が『ROPE』(ロープと読む)のロゴの入った紙袋を持っていた」という証言を元に聞き込みをするが成果はなく、これを見聞きした署の女性事務員が「女性ファッションをリードする『ロペ』とフランス語風の読みをするブランドの紙袋であったとの描写が挿入されたことがあるなど、かなりの知名度であった。

1980年代、4D-BOXという商品名のCGシステムを販売していた。

JUN,DOMON,ROPEの知名度については、いずれも和風の姓や名または風景を連想させ、かつ、ローマ字読みもできるものであり、VANやDCブランド名など外国語によるものとは異なっていることが、社会学的な関心が持たれるところとなっている。

主なファッションブランド

メンズ

メンズ・レディス

レディス

提携ブランド

その他ブランド

過去のブランド

株式会社ジュン

JUNとともにブランドロゴアイテムの先駆け。当初は、We, the Theme DOMON,PRODUCE OF ROPEというタグネームであり、ROPEの派生ブランドであることを示していた。

株式会社ジェイアンドアール

その他の事業

飲食業

運営する飲食店のほとんどはJUNグループのアパレルショップに併設されており、各ブランドのコンセプトに合わせて作られているものも多い。

BIOTOP関連

BIOTOPにおける飲食のプロデュースは山本宇一が担当している。

MAISON DE REEFUR関連

SALON adam et ropé関連

NERGY関連

ゴルフ場

その他

過去に展開していた事業

脚注

  1. ^ “米国発"アスレジャー"を日本へ ジュン×ナイキ「ナージー」渋谷旗艦店が公開”. Fashionsnap.com. (2015年9月17日). https://www.fashionsnap.com/article/2015-09-17/nergy-shibuya-open/ 2017年4月22日閲覧。

外部リンク