M1921とは何? わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)

M1921(Model 1921, Cal.30)

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ブローニングM1919重機関銃」の記事における「M1921(Model 1921, Cal.30)」の解説

M1918 M1改良型発射速度毎分1000発に向上されている。このモデルから銃身長はM1919A4同じく24インチとなった

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M1921

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ブローニングM2重機関銃」の記事における「M1921」の解説

1921年に.50口径機関銃として初め制式化され、量産 / 配備された型。Cal.50 HMG(M1918)の各部改修加えたもの。

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M1921

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 02:51 UTC 版)

トンプソン・サブマシンガン」の記事における「M1921」の解説

M1921はトミーガンとして最初に量産が行われたモデルである。銃身覆い(バレルジャケット)が廃止された点M1919比較した時の外見上の特徴で、以後モデルはほとんどM1921のデザイン継承している。富裕層向けの高級玩具として色彩が強い製品であり、木部美しく仕上げられ各部品は高精度切削加工製造されていた。弾倉20発/30発箱形弾倉のほかに50発用ドラム弾倉用意され連射レート800発/分程度まで落とされていた。1926年にはカッツ・コンペンセイター(Cutts Compensator)と呼ばれるマズルブレーキ一種発明されフルオート射撃時のコントロールはより安定したリチャード・W・カッツRichard W. Cutts)が考案し、オート・オードナンス社に提案した射撃時にガス一部上方へと逃がすことで、銃口跳ね上がり抑制できるとされ、これに感銘受けた開発者トンプソンは、1927年カッツロイヤリティ契約結んでいる。区別のため、以後コンペンセイター付きモデルにはAC無しモデルにはAという文字製品名末尾加えられた。別売りオプションとしての価格25ドルだった。1921年当時販売価格20箱型弾倉付きで$225現在の価格換算して$2,600程度)であり、製造コルト社が担当し15,000挺ほどが生産された。オート・オードナンス社が想定したよりも売れ行きは緩やかで、この時コルト社が製造したトミーガン在庫第二次世界大戦直前まで残されていた。ベルギーイギリスでは軍用銃としてテストが行われたが、採用には至らなかった。陸軍および海兵隊ではM1921の性能試験が行われ、良好な結果残していたものの、第一次世界大戦後軍縮の中で制式採用見送られることとなる。売れ行き緩やかなものであったが、商業的に成功収めた。なお、最初にM1921の大口顧客となったのは、米国アイルランド系移民独立運動支持者達と考えられており、製造番号が1,000未満初期生産品英領アイルランド発見されている。これらのM1921はIrish Sword呼ばれ、後のアイルランド内戦では主に反条約派によって使用された。制式採用ではなかったものの、海兵隊では数百丁のM1921を購入してニカラグア方面での作戦投入したほか、郵便強盗対策従事する海兵隊員によっても使用された。海軍で揚子江における哨戒任務英語版)などに従事する船舶船員火器として購入している。米国郵便公社郵便監察局(英語版)でも武装職員向けの装備として購入している。アメリカにおいて、郵便監察局はトミーガン本格的に導入した最初法執行機関である。トミーガンギャングなどの間で普及して犯罪者武器」と認識され始めたのもこの時期である。連邦捜査局FBI)や各地方治安当局でも、こうした犯罪者対抗するべくトミーガン配備進めた当時のM1921は民間人この中にはトミーガン有名にしたマフィア達も含まれていた)を主な購入者としており、1934年規制されるまで購入何ら制約無く通信販売でも購入できたため、バナナ戦争における交戦相手サンディーノ軍(ニカラグア)も、海兵隊同様にM1921を装備していた。

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