ザナヴィ・インフォマティクスとは - わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
株式会社ザナヴィ・インフォマティクスXanavi Informatics Corporation
種類 | 株式会社 |
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略称 | Xanavi |
本社所在地 | ![]() |
設立 | 1991年1月21日 |
業種 | 電気機器 |
事業内容 | 車載情報通信機器の開発・生産・販売 |
代表者 | 沼田修(代表取締役社長) |
資本金 | 2500万円 |
純資産 | 5935万円 |
総資産 | 2億7262万円 |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | クラリオン株式会社(100%) |
特記事項:*2009年4月1日にクラリオン(現フォルシアクラリオン・エレクトロニクス)に吸収合併され解散。会社情報は解散時点のデータ[1]。 | |
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株式会社ザナヴィ・インフォマティクス (Xanavi Informatics)は、かつて存在した車載機器メーカー。本社を神奈川県座間市に置いていた。非上場会社。日立グループ。
沿革
- 1991年 - 日産自動車(49%)と日立製作所(51%)の出資で設立。
- 2000年 - 日産自動車が所有する全株式を日立製作所に譲渡、日立製作所の100%子会社となる[2]。
- 2007年1月1日 - クラリオン(現・フォルシアクラリオン・エレクトロニクス)の100%子会社になる。
- 2009年4月1日 - クラリオンに吸収合併、解散[1]。
本社
概要
XANAVI NISMO Z(2007年モデル)
カーナビゲーションシステム、カーステレオなどの車載情報通信機器の開発・生産・販売を行う。 車載機器の主な販売先は日産自動車向けのOEM商品で、メーカーオプション品・ディーラーオプション品とも存在した。 カーナビゲーションについては僅かながらXANAVIブランドでも市販され、カー用品店などで販売されていた。
1995年に、空を飛ぶ鳥が上空から見下ろすイメージ(鳥瞰図)で地図を表示する「バードビュー」を世界で初めて商品化し、日産車に搭載された(日産との共同開発・登録商標)。
1998年から2008年まで、モータースポーツの一カテゴリであるSUPER GT[4]に参戦し、NISMOのメインスポンサーを務めた。1995年から1997年までは全日本ツーリングカー選手権で同様にNISMOをスポンサードしていた。
技術の進歩に伴って、地図メディアの記録媒体もCD-ROM[5]、DVD-ROM、HDDのほか[6]、一部コンパクトフラッシュメモリー搭載機が存在したが、地上波デジタルテレビチューナー搭載機種は発売されることなくブランド終息となった。
ブランド終息後もクラリオンが地図ソフトをリリースしていたが、CD-ROMは2010年、DVD-ROMは2012年を最後に更新が終了している。
歴代レースクイーン一覧
- 1995年 - 1996年:金原潤美
- 1997年 - 1998年:田村あかね
- 1999年 - 2001年:相馬茜
- 2002年:渋谷理絵
- 2003年:神谷真由美、日比野しほり
- 2004年:白川茉知、神谷真由美、石井あづき
- 2005年:勝谷ひろ、千代由希菜
- 2006年:勝谷ひろ、夏美
- 2007年:武村夏美、稲垣慶子
- 2008年:有村亜加里、松本麻実
脚注
- ^ a b 『クラリオン(株)との合併に関する基本合意のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)クラリオン株式会社、2009年1月29日。https://www.clarion.com/jp/ja/HTML_Topics/20090129_1,1.pdf。2022年12月9日閲覧。
- ^ 『日産自動車、ザナヴィ・インフォマティクスの株式を日立製作所に譲渡』(プレスリリース)日産自動車株式会社、2000年12月14日。https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-514deebc0a163f55a8a3787de200fe35-nissan-announces-sale-of-holdings-in-xanavi-informatics-to-hitachi-j。2022年12月9日閲覧。
- ^ “横浜支店”. 三菱倉庫株式会社. 2022年12月8日閲覧。 “座間倉庫”
- ^ 2004年までは全日本GT選手権。
- ^ 当時一般的だったナビ研フォーマットではない独自規格
- ^ 各ドライブは当時の親会社だった日立製