beyond(ビヨンド)とは何? わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
ビヨンド
beyond
ビヨンド【beyond】
NPO法人BEYOND
行政入力情報
BEYOND
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/29 04:35 UTC 版)
![]() |
この項目では、香港のロックバンドについて説明しています。その他の用法については「ビヨンド」をご覧ください。 |
---|
BEYOND | |
---|---|
出身地 | ![]() |
ジャンル | ポップ・ロックC RockJ Rockヘヴィメタル |
活動期間 | 1983年 - 1999年2003年 - 2005年 |
レーベル | ワーナー・ミュージック・グループロックレコードCinepolyファンハウス |
メンバー | 黄家駒(1983–1993)黄貫中(1985–1999、2003–2005)黄家強(1984–1999、2003–2005)葉世栄(1983–1999、2003–2005) |
旧メンバー | 鄧煒謙(1983)李栄潮(1983)関宝璇(1983–1984)陳時安(1983–1985)劉志遠(1986–1988) |
BEYOND(ビヨンド)は、香港のロックバンド。現在は活動休止中。
バイオグラフィー
1983年、黃家駒(リーダー、ボーカル、リズムギター)、鄧煒謙(リードギター)、李榮潮(ベース)、葉世榮(ドラムス)の4人により初代Beyondが結成される。
「Beyond」という名前は鄧煒謙により名付けられた。意味は「超越」。
同年、鄧煒謙(初代リードギター)が脱退し、關寶璇(2代目リードギター)が代わりに加入。
その後、關寶璇(2代目リードギター)が脱退し、陳時安(3代目リードギター)が代わりに加入。
この年はさらに李榮潮(初代ベース)が脱退する。
1984年、黃家強(2代ベース)が李榮潮に代わり加入。
1985年、陳時安(3代目リードギター)が脱退、代わりに黃貫中(4代目リードギター)が加入。
1986年、劉志遠(リードギター、コーラス、キーボード)が5人目のメンバーとして加入。
1986年~1988年の間は、黃家駒、黃貫中、黃家強、葉世榮、劉志遠の5人での活動を行っていたが、1988年に劉志遠が脱退。この後にもメンバーが何人か入れ替わり、現在の体制となった。
1988年に「大地」がヒットし、香港を代表するロックバンドとなる。
1991年に来日し、アミューズのマネジメントで日本へ進出を試みた。
1992年、BMGファンハウス(現在のソニー・ミュージックレーベルズ内のAriola Japanレーベル)から作品をリリースし、日本でのデビューを果たす。
彼等が歌う「THE WALL 〜長城〜」のイントロ部分が、『進め!電波少年』(日本テレビ系)のオープニングテーマ曲にも使われ、日本でも徐々に知名度が上がりつつあった。
日本のロックバンド爆風スランプとも親交があり、メンバーのサンプラザ中野は彼らに「リゾラバ〜international〜」の詞を提供している。爆風スランプがカバーした同曲は、1992年に発売された『アジポン』に収録されている。
1993年には「海闊天空」と「かなる夢に 〜Far away〜」(海闊天空の日本語歌詞)が、『驚きももの木20世紀』(テレビ朝日系・朝日放送制作)の初代・2代目エンディングテーマ曲に続けて起用された[1][2]。
1993年6月24日、バラエティ番組『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』(フジテレビ系)の収録中にリーダーの黃家駒がセットから転落し6月30日に死亡したため、日本からの撤退を余儀なくされた[3]。同時にこの番組も打ち切られた。
1993年7月18日 カレッジタウン八王子、7月27日大阪 千里セルシー、8月23日 東京 日清パワーステーション、8月24日 大阪 Coke Step Hallでコンサートを行う予定だったが、リーダーの黄家駒が急逝したため行われなかった。
スリーピース体制から現在にかけて
残されたメンバー3人はその後も香港を拠点に、台湾・中国大陸などでバンド活動を続けたが、1999年12月にバンドとしての活動を休止し各自ソロ活動に入る。2003年に結成20周年を記念したワールドツアーを行いバンドの活動を再開するが、2005年10月のシンガポールでのライブをもって再び活動休止に。
解散後、各メンバーがソロ活動を行っていたが、残されたメンバー3人のいずれかの2人がコンサートを開催し、Beyondの楽曲を演奏する。
2008年6月10日に開催されたコンサート《別了家駒十五載 海闊天空音樂會》には、残されたメンバー黃家強 、黃貫中、葉世榮の3人が再度全員集合。
2009年7月に開催された《黃家強 x 黃貫中 This is Rock & Roll Live In Hong Kong 2009》のコンサートで、黃家強 、黃貫中がソロ活動の楽曲のほか、Beyondの楽曲も半分ほど演奏する。
2016年6月10日に開催された《家駒……愛心延續慈善演唱會2016》のコンサートで、黃貫中、葉世榮、また旧メンバーの劉志遠も出演。
主要メンバー
何度か入れ替わりよく知られる下記の4名となった。
黃家駒 (Wong Ka Kui, Koma)(1962年6月10日 - 1993年6月30日)
リーダー。ボーカル、リズムギター担当。Beyondのほとんどの楽曲の作曲、作詞を担当。
1983年結成から1993年死去まで在籍。
黃家強 (Wong Ka Keung, Steve)(1964年11月13日 -)
ベース、コーラス担当。黃家駒の弟。家駒の死後はベース、ボーカルを担当。
1984年から1999年解散、2003年再結成から2005年解散まで在籍。
黃貫中 (Wong Kwun Chung, Paul)(1964年3月31日 -)
リードギター、コーラス担当。家駒の死後はリードギター、ボーカルを担当。3人時期のほとんどの楽曲の作曲、作詞を担当。
1985年から1999年解散、2003年再結成から2005年解散まで在籍。
葉世榮 (Yip Sai Wing, Wing)(1963年8月19日 -)
ドラムス、コーラス担当。
1983年結成から1999年解散、2003年再結成から2005年解散まで在籍。
旧メンバー
鄧煒謙 (Tang Wai Him, William)
リードギター、コーラス担当。
1983年結成の時在籍、同年年末脱退。
李栄潮 (Li Wing Chiu)
ベース担当。
1983年結成の時在籍、同年年末脱退。
關寶璇 (Kwan Po Shun)
リードギター担当。
1983年から1984年まで在籍。
陳時安 (Chan Shi On, David)
リードギター担当。
1983年から1985年まで在籍、2022年1月12日死去。
劉志遠 (Lau Chi Yuen, Yuen) (1969年3月8日 -)
1986年から1988年まで在籍。2016年6月10日に開催された《家駒……愛心延續慈善演唱會2016》のコンサートで「再見理想」を演奏。1988年脱退以来約28年ぶりに旧友であるBeyondメンバーと共演。
サポートメンバー
黃仲賢 (Wong Chung Yin)
リードギター担当。
2003年、2005年のBeyondコンサートでサポートギタリストとして登場。
出演映画
- 開心鬼救開心鬼(1990)
- 吉星拱照 (1990)
- Beyond日記之莫欺少年窮(1991)
ディスコグラフィー
シングル (日本)
- The Wall(長城) c/w Only Heaven Knows(無語問蒼天、1992年・FHDF-1195)
- リゾ・ラバ 〜international〜 c/w The Moring Train(早班火車、1992年・FHDF-1211)
- くちびるを奪いたい/遥かなる夢に 〜Far away〜(1993年 6月25日・FHDF-1295/FHDF-1716)
- Paradise c/w 冷雨沒暫停(Dancing in the rain、1994年・FHDF-147)
- アリガトウ c/w 祝您愉快(たのしくすごして、1995年・FHDF-1456)
- Love Our Bay(1999年・RCDA-7001)
アルバム (日本)
- 超越(1992年・FHCF-2031)
- zh:This Is Love 1(1993年 7月25日・FHCF-2104)
- zh:Second Floor(1994年・FHCF-2207)
- 遥かなる夢に Beyond 1992-1995(1995年・FHCF-2222)
- The Best Of Beyond(1999年・RCCA-2034)
シングル (香港)
永遠等待 (1987)
孤單一吻 (1987)
天若有情 (1990)
戰勝心魔 (1990)
無盡空虛 (1992)
広東語の曲
- 海闊天空
- 光輝歲月
- 喜歡你
- 冷雨夜
- 情人
- 不再猶豫
- 灰色軌跡
- 午夜怨曲
- 真的愛你
- 長城
- 大地
- 誰伴我闖蕩
- 歲月無聲
- 逝去日子
- 農民
- 無悔這一生
- 再見理想
- 沖開一切
- 無盡空虛
- 舊日的足跡
- 可否沖破
- AMANI
日本語の曲
- 遥かなる夢に
- 蒸し暑い夜
- 明日の約束
- 手紙
- 孤獨
- 君には僕が
- 剎那的混沌
- リゾ・ラバ〜International〜
- シークレット・トラック
- アリガトウ
- もーまんたい
- くちびるを奪いたい
- The wall
- Paradise
- Never Change World
- 風
- hurry up
- home sick song
広東語アルバム
- zh:再見理想 (1986年3月)
- zh:亞拉伯跳舞女郎 (1987年7月)
- zh:現代舞台 (1988年3月)
- 秘密警察 (1988年9月6日)
- zh:Beyond IV (1989年7月)
- zh:真的見證 (1989年12月)
- zh:命運派對 (1990年9月)
- zh:猶豫 (1991年9月6日)
- zh:繼續革命 (1992年7月)
- zh:樂與怒 (1993年5月)
- zh:二樓後座 (1994年6月4日)
- Sound (1995年6月15日)
- zh:請將手放開 (1997年4月)
- zh:驚喜 (1997年12月)
- 不見不散 (1998年12月)
- Good Time (1999年11月)
脚注
- ^ Overachievement 家駒の事故について[_リンク切れ_]
- ^ 1999年の夏頃から、「遥かなる夢に 〜Far away〜」が再び、同番組のエンディングテーマ曲として使われた。
- ^ 2年後、1995年には『SOUND WEATHER』(フジテレビ系)で「アリガトウ」のPVが何回か流れるなど、一部の活動はあった。
外部リンク
beyond...
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/11 15:02 UTC 版)
『beyond...』 | |
---|---|
杉山清貴 の スタジオ・アルバム | |
リリース | 1986年7月2日 |
ジャンル | ロックAORブギシティ・ポップファンクシンセポップ |
時間 | 45分05秒(LPレコード) 52分18秒(CT, CD) |
レーベル | VAP / Embark |
プロデュース | 杉山清貴 |
チャート最高順位 | |
週間1位(オリコン) 1986年度年間11位(オリコン) | |
杉山清貴 アルバム 年表 | |
-**beyond...**(1986年)realtime to paradise(1987年) | |
『beyond...』収録のシングル | |
「さよならのオーシャン」リリース: 1986年5月28日 | |
テンプレートを表示 |
『**beyond...**』(ビヨンド)は、日本のシンガーソングライターである杉山清貴の1枚目のオリジナル・アルバム。
1986年7月2日にVAPのEmbarkレーベルからリリースされた。プロデューサーは杉山、コ・プロデューサーは志熊研三、エグゼクティブ・プロデューサーは藤田浩一と北村篤識、遠藤勝彦が担当しており、1985年にバンド・杉山清貴&オメガトライブが解散し、シングル「さよならのオーシャン」(1986年)でソロ活動を開始後の最初のアルバムで、作曲は杉山がほとんどの楽曲を担当し、作詞と編曲に関しては、杉山清貴&オメガトライブ時代からの作家陣に加え、作詞家の大津あきらや松井五郎、麻生圭子、園部和範(現・里乃塚玲央)など初顔合わせの作家も多数起用している。
初登場は2位であったが、登場2週目でオリコンチャート1位を獲得した。
2022年6月29日にリリースされた『**beyond... -35th Anniversary Edition-**』(ビヨンド サーティー・フィフス・アニバーサリーエディション)も同時に記述する。
リリース
1986年7月2日にVAPのEmbarkレーベルからLPレコードとCT、CDの3形態でリリースされ、シングル「さよならのオーシャン」のアルバム・バージョンをはじめ、1曲目に収録されている「ocean」[注釈 1]の収録時間が各フォーマットで異なっており、CTとCDのみボーナス・トラックとして、シングル「さよならのオーシャン」のカップリング曲である「shadow」が収録されている。
批評
専門評論家によるレビュー | |
---|---|
レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
Mikiki | 肯定的[2] |
音楽評論家の久保田泰平は、ウェブサイト『Mikiki』の中で「オメガ時代から関わる志熊研三や松下誠、笹路正徳のアレンジが音世界の連続性を描く部分はあるものの、セルフ・プロデュースによって太くなった表現の芯はジャケに映る空と海の青さを翳りのあるダンディズムやビターな人間味へ結びつけている」と肯定的な評価を下している[2]。
収録曲
LPレコード
A面
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|---|
1. | 「ocean」 | 大津あきら | 杉山清貴 | 佐藤準 | 1:02 |
2. | 「what rain can do to love」 | 杉山清貴英訳詞: 山口美江 | 志熊研三 | 志熊研三 | 4:03 |
3. | 「position 0(ゼロ) の憂鬱」 | 青木久美子 | 杉山清貴 | 志熊研三 | 3:52 |
4. | 「one more night」 | 大津あきら | 杉山清貴 | 笹路正徳 | 4:16 |
5. | 「alone」 | 松井五郎 | 佐藤健 | 佐藤健 | 4:29 |
6. | 「illusionを消した夜」 | 麻生圭子 | 杉山清貴 | 松下誠 | 4:31 |
合計時間: | 22:13 |
B面
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|---|
1. | 「you don't know me」 | 園部和範 | 杉山清貴 | 志熊研三 | 4:25 |
2. | 「long time ago」 | 松井五郎 | 杉山清貴 | 松下誠 | 4:18 |
3. | 「**さよならのオーシャン**」 | 大津あきら | 杉山清貴 | 佐藤準 | 4:52 |
4. | 「reflexive love」 | 青木久美子 | 杉山清貴 | 志熊研三 | 4:59 |
5. | 「miss.dreamer」 | 大津あきら | 佐藤健 | 志熊研三 | 4:18 |
合計時間: | 22:52 |
CT
A面
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|---|
1. | 「ocean」 | 大津あきら | 杉山清貴 | 佐藤準 | 3:42 |
2. | 「what rain can do to love」 | 杉山清貴英訳詞: 山口美江 | 志熊研三 | 志熊研三 | 4:03 |
3. | 「position 0(ゼロ) の憂鬱」 | 青木久美子 | 杉山清貴 | 志熊研三 | 3:52 |
4. | 「one more night」 | 大津あきら | 杉山清貴 | 笹路正徳 | 4:16 |
5. | 「alone」 | 松井五郎 | 佐藤健 | 佐藤健 | 4:29 |
6. | 「illusionを消した夜」 | 麻生圭子 | 杉山清貴 | 松下誠 | 4:31 |
合計時間: | 24:53 |
B面
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|---|
1. | 「you don't know me」 | 園部和範 | 杉山清貴 | 志熊研三 | 4:25 |
2. | 「long time ago」 | 松井五郎 | 杉山清貴 | 松下誠 | 4:18 |
3. | 「さよならのオーシャン」 | 大津あきら | 杉山清貴 | 佐藤準 | 4:52 |
4. | 「reflexive love」 | 青木久美子 | 杉山清貴 | 志熊研三 | 4:59 |
5. | 「miss.dreamer」 | 大津あきら | 佐藤健 | 志熊研三 | 4:18 |
6. | 「**shadow**」 | 麻生圭子 | 杉山清貴 | 松下誠 | 4:33 |
合計時間: | 27:25 |
CD
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|---|
1. | 「ocean」 | 大津あきら | 杉山清貴 | 佐藤準 | 3:42 |
2. | 「what rain can do to love」 | 杉山清貴英訳詞: 山口美江 | 志熊研三 | 志熊研三 | 4:03 |
3. | 「position 0(ゼロ) の憂鬱」 | 青木久美子 | 杉山清貴 | 志熊研三 | 3:52 |
4. | 「one more night」 | 大津あきら | 杉山清貴 | 笹路正徳 | 4:16 |
5. | 「alone」 | 松井五郎 | 佐藤健 | 佐藤健 | 4:29 |
6. | 「illusionを消した夜」 | 麻生圭子 | 杉山清貴 | 松下誠 | 4:31 |
7. | 「you don't know me」 | 園部和範 | 杉山清貴 | 志熊研三 | 4:25 |
8. | 「long time ago」 | 松井五郎 | 杉山清貴 | 松下誠 | 4:18 |
9. | 「さよならのオーシャン」 | 大津あきら | 杉山清貴 | 佐藤準 | 4:52 |
10. | 「reflexive love」 | 青木久美子 | 杉山清貴 | 志熊研三 | 4:59 |
11. | 「miss.dreamer」 | 大津あきら | 佐藤健 | 志熊研三 | 4:18 |
12. | 「shadow」 | 麻生圭子 | 杉山清貴 | 松下誠 | 4:33 |
合計時間: | 52:18 |
リリース履歴
No. | 日付 | レーベル | 規格 | 規格品番 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1986年7月2日 | VAP / Embark | LPレコード | 30188-28 | |
CT | 50188-28 | ||||
CD | 80027-32 | ||||
2 | 1995年7月1日 | VAP | VPCC-84501 | 再リリース盤 |
beyond... -35th Anniversary Edition-
『beyond... -35th Anniversary Edition-』 | |
---|---|
杉山清貴 の コンピレーション・アルバム | |
リリース | 2022年6月29日 |
ジャンル | ロックAORブギシティ・ポップファンクシンセポップ |
時間 | 67分41秒 |
レーベル | VAP |
プロデュース | 杉山清貴 |
テンプレートを表示 |
『**beyond... -35th Anniversary Edition-**』(ビヨンド サーティー・フィフス・アニバーサリーエディション)は、日本のシンガーソングライターである杉山清貴のコンピレーション・アルバム。
2022年6月29日にVAPからリリースされ、杉山のソロデビュー35周年を記念した企画の1つとして発表された[3]。
リリース
2022年6月29日にVAPからBlu-spec CD2としてリリースされ、1曲目の「ocean」[注釈 1]はLPレコードバージョン、CDバージョンは16曲目に収録されており、ボーナス・トラックとしてシングル「SHADE〜夏の翳り〜」(1987年)のカップリング曲である「ANGEL EYES」のSE無しバージョンと「さよならのオーシャン」のオリジナル・カラオケが収録されている。
収録曲
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|---|
1. | 「**ocean (LPレコード・バージョン)**」 | 大津あきら | 杉山清貴 | 佐藤準 | 1:02 |
2. | 「what rain can do to love」 | 杉山清貴英訳詞: 山口美江 | 志熊研三 | 志熊研三 | 4:03 |
3. | 「position 0(ゼロ) の憂鬱」 | 青木久美子 | 杉山清貴 | 志熊研三 | 3:52 |
4. | 「one more night」 | 大津あきら | 杉山清貴 | 笹路正徳 | 4:16 |
5. | 「alone」 | 松井五郎 | 佐藤健 | 佐藤健 | 4:29 |
6. | 「illusionを消した夜」 | 麻生圭子 | 杉山清貴 | 松下誠 | 4:31 |
7. | 「you don't know me」 | 園部和範 | 杉山清貴 | 志熊研三 | 4:25 |
8. | 「long time ago」 | 松井五郎 | 杉山清貴 | 松下誠 | 4:18 |
9. | 「**さよならのオーシャン (アルバム・バージョン)**」 | 大津あきら | 杉山清貴 | 佐藤準 | 4:52 |
10. | 「reflexive love」 | 青木久美子 | 杉山清貴 | 志熊研三 | 4:59 |
11. | 「miss.dreamer」 | 大津あきら | 佐藤健 | 志熊研三 | 4:18 |
12. | 「**さよならのオーシャン (シングル・バージョン)**」(2022年ボーナス・トラック) | 大津あきら | 杉山清貴 | 佐藤準 | 4:54 |
13. | 「**SHADOW**」(1986年ボーナス・トラック) | 麻生圭子 | 杉山清貴 | 松下誠 | 4:33 |
14. | 「**ANGEL EYES (SE無しバージョン) (過去未発表音源)**」(2022年ボーナス・トラック) | Linda Hennrick | 杉山清貴 | 松下誠コーラスアレンジ: 木戸やすひろ | 4:33 |
15. | 「**さよならのオーシャン (オリジナル・カラオケ)**」(2022年ボーナス・トラック) | 杉山清貴 | 佐藤準 | 4:54 | |
16. | 「**ocean (CDバージョン)**」 | 大津あきら | 杉山清貴 | 佐藤準 | 3:42 |
合計時間: | 67:41 |
リリース履歴
No. | 日付 | レーベル | 規格 | 規格品番 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2022年6月29日 | VAP | Blu-spec CD2 | VPCC-86399 |
参加ミュージシャン
strings arranged by toshihiro nakanishi
background vocal arranged by yasuhiro kido, kiyoshi hiyama, shuji otsuka
vocal arranged by kiyotaka sugiyama
musician is
- drums: toru hasebe, masahiro miyazaki, yuichi togashiki
- bass: hideki matsubara, yasuo tomikura, naoki watanabe
- guitars: takayuki hijikata, makoto matsushita, kenji kitajima, fujimaru yoshino
- keyboards: jun sato, masanori sasaji, hidetoshi yamada, masato matsuda, yasuharu nakanishi, kazuo otani, junko miyagi, akira nishimoto
- sax: jake.h.conception
- horn: shin kazuhara, eiji arai, kenichiro hayashi, junichiro murakami
- percussion: nobu saito
- synthe programing: atsushi umehara, hitoshi anbai
- backing vocal: yasuhiro kido, kiyoshi hiyama, syuji otsuka, fumiko hiratsuka, miwako matsuki, dabbie
- strings: maeda group (consert master: toshihiro nakanishi)
- simmons: toshinobu takimoto
タイアップ
脚注
注釈
- ^ a b シングル「さよならのオーシャン」のショートバージョン。
出典
- ^ “杉山清貴 / beyond... [再発]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2025年2月9日閲覧。
- ^ a b 久保田泰平 (2022年7月4日). “杉山清貴の季節は終わらない――35周年記念シングル集と初期アルバム3作品でその歌世界を改めて堪能しよう”. Mikiki. タワーレコード. p. 2. 2025年2月11日閲覧。
- ^ “杉山清貴のシングル集&初期アルバム3作リマスター盤が同時発売”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2022年4月26日). https://natalie.mu/music/news/475425 2025年2月9日閲覧。
- ^ “TVMアニメ 三国志II 天翔ける英雄たち (1986)”. allcinema. 株式会社スティングレイ. 2025年2月9日閲覧。
外部リンク
ビ・ヨンド 〜黒大将に見られてる〜
(beyond から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/06 02:57 UTC 版)
ビ・ヨンド〜黒大将に見られてる〜 | |
---|---|
ゲーム | |
ゲームジャンル | 18禁ファンタジーAVG |
対応機種 | PC-9800シリーズ[1] |
開発元 | シルキーズ |
キャラクターデザイン | 田島直 |
シナリオ | 菅宗光 |
メディア | 3.5インチソフト |
発売日 | 1996年8月30日 |
レイティング | 18禁 |
キャラクター名設定 | 不可 |
音楽フォーマット | FM音源 |
キャラクターボイス | なし |
その他 | 希望小売価格 7,800円(税別) |
ゲーム:BE-YOND | |
ゲームジャンル | 18禁ファンタジーAVG |
対応機種 | Windows 95/98/2000 日本語版 |
開発元 | エルフ |
キャラクターデザイン | 田島直、りんしん |
シナリオ | 菅宗光 |
音楽 | 与猶啓至、山本忍 |
メディア | CD-ROM:2枚 |
発売日 | 2000年7月19日 |
レイティング | 18禁 |
キャラクター名設定 | 不可 |
セーブファイル数 | 10個 |
画面サイズ | 640×480 ハイカラー以上 |
音楽フォーマット | PCM音源 |
キャラクターボイス | フルボイス |
その他 | 希望小売価格 7,800円(税別) |
OVA:ビ・ヨンド | |
監督 | くりもとひろゆき |
脚本 | 冨岡淳広 |
キャラクターデザイン | 山田俊也 |
音楽 | BANG HEADS |
アニメーション制作 | ビ・ヨンドプロジェクトTEAM IGUCHI |
製作 | ピンクパイナップル |
発売日 | 1998年2月27日 - 5月29日 |
話数 | 全2話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 美少女ゲーム系・アニメ |
ポータル | ゲーム・アニメ |
『ビ・ヨンド 〜黒大将に見られてる〜』(ビ・ヨンド くろだいしょうにみられてる)とは、1996年8月30日にシルキーズより発売されたPC-9800シリーズ用アダルトゲームである。
Windows版では2000年7月19日に『BE-YOND』(ビ-ヨンド)のタイトルでエルフより発売された。PC-9800シリーズ版のリメイク作で、フルカラーのフルボイスをしており、ピンクパイナップルのOVA第一話も1本同時収録されている。
解説
本作は記憶を失い、異形の姿で目覚めた主人公が従者とともに宇宙を旅するアドベンチャーゲームで、のちに『うたわれるもの』で知られる菅宗光がシナリオライターを務めたことで知られている。
あらすじ
![]() |
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権を侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2017年7月)(使い方) |
---|
魔王はこれまでに幾度も出現しては文明を破壊し、いずこへと去っていったことが伝説として語り継がれた世界。 何度目かの復活の時、魔王は記憶を失った状態で目覚めてしまい、しもべを名乗る少女とともに宇宙をさまよっていった。 平和な生活を望む主人公だったが、彼が魔王という存在であるがゆえに、世間からの風当たりは冷たかった。
登場人物
![]() |
この節の加筆が望まれています。 |
---|
魔王
本作の主人公。『BE-YOND』では宮本小十郎という名前が設定されている。
記憶を失った状態で、異形の姿で目覚めたという経緯を持つが、世間からの認識と実際の性格との違いによるトラブルに巻き込まれている。
レン
魔王のしもべを名乗る少女[2]。当初は感情の起伏に乏しかったが、物語が進むにつれて感情が豊かになっていく[2]。
エバ
銀河艦隊のリーダーを務める女性で、「刑事大佐」の肩書を持つ[2]。魔王が性行為をした際に生じた衝撃波により艦隊を失ってしまう。
フェイ
賞金稼ぎの女性[2]。高名な賞金稼ぎを父に持つも、ドジな性格ゆえに賞金首を捕まえらえたためしがなく、「神風フェイ」というあだ名も逃げ足の速さからついたものである[2]。
アメジスト
神聖ライトゥワースの第一王女で、『ミカルラの宝石』の異名を持つ[2]。ただし、本人は王族としての暮らしに不満を持っており、愛情表現と称して周囲を翻弄させることが多い[2]。
チャイム
ウィネリア王国の王女で、聖母の異名を持つ[2]。救国の英雄である「漆黒の天使」に思いを寄せており、負傷して眠りについている天使をなんとかしたいと考えている[2]。また、天使のことになると暴走しがちだが、平時は心優しい性格から臣民の信頼を得ている[2]。
ベルモット
ファーンの第一王女で、国の防衛のため、陣頭指揮を執ることもあることから、『ファーンの戦姫』の異名をもつ[2]。
アメジストの幼馴染であり、彼女に最も振り回されている人物でもある[2]。愛称はベル[2]。
アダルトアニメ
1998年に『ビ・ヨンド』のタイトルでピンクパイナップルよりOVA全2巻が発売された。
スタッフ
- 原作:「ビ・ヨンド~黒大将に見られてる~」(シルキーズ)
- 企画:乱交太郎
- プロデューサー:大宮三郎、神田修吉
- 脚本:冨岡淳広[1]
- 絵コンテ:石山タカ明
- 監督・演出:くりもとひろゆき
- キャラクターデザイン・作画監督:山田俊也
- 色彩設計:野口稔
- 特殊効果:小森靖彦
- リスワーク:マキ・プロ
- 美術監督:福田和矢
- 背景:シースルースタジオ
- 撮影監督:沖野雅英
- 編集:ジェイ・フィルム、関一彦、山森重之
- 音楽:BANG HEADS
- 音響監督:渡辺淳
- 音響プロデューサー:飯塚康一
- 音響制作:ケイ・エス・エス
- 現像:イマジカ
- VTR編集:KSSスタジオ、宗和洋史
- 制作進行:井上剛
- 制作担当:井口憲明
- アニメーション制作:ビ・ヨンドプロジェクト、TEAM IGUCHI
- 製作:ピンクパイナップル
主題歌
エンディングテーマ「幸せの花束」
作詞:松本花奈、作曲:水島康宏、編曲:山本はるきち、歌:そのざきみえ
映像ソフト
- ビ・ヨンド 第1話「覚醒 ~awakening Satan;the Devil~」 1998年2月27日発売 VHS:KSVA-53331/LD:KSLA-53331
- ビ・ヨンド 第2話「伝説 ~The legend of Satan;the Devil~」 1998年5月29日発売 VHS:KSVA-53332/LD:KSLA-53332
- ビ・ヨンド全集 2001年5月25日発売 DVD:KSXA-54035
評価
OVA版に対する評価
おたぽるの穴リスト猫はOVA版について「キャラクター分けがうまくいっており、古い作品ながらも今(2019年)でも楽しめる」と評価している[1]。
脚注
- ^ a b c “『ビ・ヨンド』PC98美少女ゲームの超名作!エロアニメ版もハイクオリティなドタバタコメディで爆笑必至!!”. おたぽる (2019年5月10日). 2020年2月22日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m すぺっしゃるなコーナー - ウェイバックマシン(2000年9月29日アーカイブ分) - 2022年12月4日閲覧。
外部リンク
BEYOND
ウィキペディア小見出し辞書の「beyond」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。お問い合わせ。
「BEYOND」の例文・使い方・用例・文例
固有名詞の分類
- beyondのページへのリンク