「wake」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)

別表記:

ウェイク

「wake」とは、目が覚める・気がつかせる通夜のことを意味する英語表現である。

「wake」とは・「wake」の意味

「wake」とは、「目が覚める目を覚ます」「起きている」「気づく自覚する」といった自動詞、「(人を)起こす」「目覚めさせる」「気がつかせる注意喚起する」といった他動詞の意味を持つ英単語である。なお、アイルランドにおいては通夜をする」という意味を持つ。「wake」という名詞存在し、「寝ずの番徹夜見張り)」「通夜」「航跡」「結果余波」といった意味がある

「wake」の発音・読み方

「wake」の発音記号は「wéɪk」で、カタカナ読みすると「ウェイク」となる。

「wake」の活用変化一覧

「wake」の活用は、三人称単数現在形「wakes」、現在分詞「waking」と規則変化する。一方過去形は「woke」、過去分詞形は「woken」と不規則変化する。

「wake」の語源・由来

「wake」の語源は、古英語「wacan」にあるという説がある。また、航跡」といった意味の場合は、印欧語weg」であるという説がある。

「wake」を含む英熟語・英語表現

「wake up」とは

wake up」とは、「(自分が)目が覚める・(人を)起こす」という意味を持つ英語表現である。「はっと目覚めるように気が付く・理解する」という意味で用いることもできる

「in the wake」とは

「in the wake」とは、「目覚めて」といった意味を持つ。最後に「of」をつけて「in the wake of」とすると「~の後を追って」「~の結果として」「~にならって」という意味を持つようになる。なお、日本の映画護られなかった者たちへ In the wake」は、生活保護制度関連した社会派ミステリー小説原作とする映画である。タイトルにある「In the wake」は熟語ではなく、「wake」の持つ「余波通夜死者を見送る)」という意味に基づいてつけられた。

「wake up me」とは

wake up me」とは、「私を起こして」という意味に近いが、文法上適切ではなく正しくは「wake me up」である。「me」は人称代名詞のため「wake 目的語人称代名詞) up」、人称代名詞ではない場合は「wake up 目的語」という語順をとる必要がある例えば「Wake up Mr.Yamada!(山田さん起きて!)」と使うことができる。

「wake」を含む様々な用語の解説

「Wake Up Call 」とは

Wake Up Call」とは、Maroon 5(マルーンファイブ)が2007年発表したアルバムIt Won't Be Soon Before Long」に収録されている曲名である。また、Wake Up Call」という英熟語を訳すと「モーニングコール」であるが、「衝撃などを受けてぱっと目が覚める」という意味も持っている単純に眠りから覚め場合だけでなく、何らかの危険が迫っていることに気がつき、行動変えるようなニュアンスである。例えば「My friend’s death served as a wake up call for me to lead a healthy lifestyle.(友人の死が警鐘となり、健康的な生活を送るようになった)」といった用い方ができる。

「Wake up!」とは

Wake up!」とは、日本のアニメONE PIECEワンピース)」の主題歌である。男女混合パフォーマンスグループAAAトリプル・エー)が2014年書き下ろしたシングル日本語に訳すと「起きて!」や「目を覚ませ!」という表現になる。

「Wake Me Up」とは

Wake Me Up」とは、日本女性歌手グループスピード」が1993年発表した4目のシングル、あるいはスウェーデン出身ミュージシャンAviciiアヴィーチー)」が2013年手がけた楽曲である。日本語に訳すと「私を起こして」となるが、眠りから目覚める場合だけでなく、現実理解させる・(間違った考え方などから)目を覚まさせる、という比喩的なニュアンスも含む。

「Wake Up, Girls!」とは

Wake Up, Girls!」とは、日本のアニメーション作品、およびその作品登場するキャラクター担当する声優たちによるユニット名である。アニメーション2012年から制作・企画開始した所属タレントがいなくなった仙台弱小アイドルプロダクションが、起死回生一手として新しアイドルユニット結成目指し、そこへ集まったアイドルたちの悲喜こもごも様々な活動様子を描く物語である。2014年から2018年までの間に、テレビアニメ2作品映画3作品制作された。

「wake」の使い方・例文

「wake」は一般的に起こす起きる」という意味で使われる。「Wake me up at 5 a.m.(朝5時に起こして)」や「He takes a while to wake up.(彼は起きるまで時間がかかる)」、「That day I woke up naturally.(その日は自然に目が覚めた)」、「Did I wake the baby?(赤ちゃん起こしちゃったの?)」などと用いることができる。

一方、「気がつかせる気がつく」という場合は、「She woke up to the importance of life.(彼女は命の大切さに気がついた)」となる。更に強い意味では「wake up call」を用いることで、「はっと目覚めるように気がつく警鐘を鳴らす」というニュアンスになり、「The accident was a wake up call for their life.(その事故は彼らの人生警鐘鳴らした)」といった使い方ができる。なお、「wake up call」を「モーニングコール」とした場合は、「Could I have a wake up call at 7 in the morning.(朝7時モーニングコールお願いします)」という使い方ができる。

熟語「in the wake of」は「~をきっかけに」「~を受けて」などの意味となるため、「I realized in the wake of failure失敗して気がついた)」や「The debate heated up in the wake of criticism from experts.(専門家からの批判受けて議論白熱した)」などとなる。

2023年2月10日更新