秩父三十四観音巡り⑮-34番水潜寺・結願です! (original) (raw)

西国、坂東33札所ですが、百観音と切りよくするためか秩父は34札所あります。

いよいよ結願です。

行き方

秩父鉄道皆野駅から皆野町営バスで札所前バス亭下車3分です。

皆野駅

33番菊水寺から8.9km、札立峠を越えて約3時間とありますが、熊目撃情報の看板があちこちにあったので、無理しない方がいいと思います。

皆野町営バスの時刻表を事前に調べておきました。

町営バス | 秩父音頭のふる里 皆野町 埼玉県秩父郡皆野町ホームページ

34番には日野沢線で行きます。

12:08のバスで行き、12:30頃に水潜寺につき、帰りは13:04の札所前発で帰り、皆野駅には13:20頃に着きました。(多分13:25頃に着くのだと思うけど、たまたま早く駅に戻ってきました)

皆野駅前バス停

駅前をでて、観光案内所の前にある「皆野駅前」バス停から乗ります。

現金で220円です。

このとき、1000円札と100円玉が2枚と残りは万札しかなくて、もしバス料金が高かったらどうしようかとビクビクしていました。

納経印も大きいお札だと嫌がられるので、最近現金払いをしなくなっていたので、うっかりしていたと思いました。

札所前バス停

バス停の前がすぐ参道

ここも緑が濃い山寺

坂の次は石段少々

お地蔵さん

本堂

本堂

いよいよ最後かと思うと感慨深く、ゆっくりお礼を申し上げてお参りする。

秩父札所の怖くてかわいい小僧さん

ご本尊は千手観音で阿弥陀仏薬師如来を脇侍としていて珍しい(秘仏なので分からず)

水潜りの岩屋へ

この先には、寺名の由来となった「水潜りの岩屋」があります。

かつて結願した巡礼者は、この先の洞穴で体内くぐりをして擬死再生体験をして、清浄な身となって俗世へ帰って行ったそうです。

現在は岩屋は非公開です。

水かけ地蔵

お地蔵さんに水を三杯かけて、お願い事を三回唱えます。

納経印をいただきました

最後の納経印

秩父三十四番というだけでなく、日本百番結願霊場でもあります。

ご住職さんがお話上手で色々話してくれたのですが、あれは私がなかなか帰らなかったから話しかけてくれただけかも。

百観音霊場結願

百観音霊場の案内

境内には百霊場にちなんだものがあちこちにありました。

百観音御砂

「足型の上でおがめば百観音巡礼の功徳がある」と書いてあるけど、ここに来る人は終わった人じゃないのかな?

この日は平日で誰もいなかったけど、百観音結願ならもう少し人がいてもいいのでは?と思う。

坂東も西国も最後はけっこう人がいたので。

百観音功徳車

足型の上にたって、百寺の書いてある車を回す。

結願堂

この奥には、タイから来た仏足石もあり、一字写経をすることもできます。

仏足石

無事に結願して良かったと思いながら帰ります。

順路はけっこうな下り坂

滑りそうなのでゆっくり下ります。

千手観音

右)蓮臥観音、 左)瀧見観音

よくある三十四霊場の写し本尊かと思ったら色々な観音様のお姿でした。

以下、費用と所要日数などをまとめてみました。

xiaorenretirementlife.hatenablog.com

体力あるうちに、足が動くうちに思い立って良かったです。

途中で病気にならず、結願できて感謝しています。