よもだやけん! (original) (raw)

この日は人出が少なく

ゆっくり浄蓮の滝を見ることができました。

さて、あとは恐怖の階段です。200段とはいえ、かなりの急階段。

太もも痛いし、心臓がドクドクドクドク、息が吸えない(笑)

そういえば、下りで見つけていた【生わさび直売店

ちょっと立ち寄ってみました。

サービスパックなるもの発見!3本で1200円。

うひっ。これ、自宅でわさび丼ができるかも?

迷うことなく購入。心ウキウキ階段上り開始します。

あ・・だめだ・・・

景色は美しいのだが、足が、息が・・・こりゃ大変だ。

鼻の穴全開、肩で息しつつ、何とか登り切りました。

伊豆に来たならば、見ておきたい

【浄蓮の滝】

上からのぞいてみると、かなり下に滝がある様子。

どうも200段ほど、石段を下るらしい。

かなり急な階段である。

も・もうすこしで・・・たどり着くぞ

お!石川さゆりさんの「天城越え」 歌詞にあった「浄蓮の滝」

おー!水が澄んでいる!すごくきれいだ。

これが、浄蓮の滝なのか。迫力ありますこと。

空気も澄んでいる。深呼吸をして、しばし眺める。

さて、そろそろ・・・え?

あの階段を・・・上るのですか?

あ・・足が・・・あしがー・・・

孤独のグルメ」というドラマを見ていると

どうしても行ってみたくなるのは、私だけではないはず。

【かどや】

来てしまった!とうとう、来てしまった!

もう、ワクワクが止まらない。

遅めにとった夏休み。平日の開店時間を狙って突入(笑)

【わさび丼とざるそばセット】・・・生わさび付き!!

私のお口は「わさび丼」になっている。

しかし、「ざるそば」も食べたい。

生わさびで食べる「ざるそば」

気になるのなら、後悔しないよう注文。

【生わさび】

恥ずかしながら・・・生まれて初めて【生わさび】を目にした。

もちろん、触ったこともなければ、磨りおろしたこともない。

鮫皮のおろしも初めて触った。想像以上に固い。

【生わさび】は茎を取り、頭のほうからまぁ~るく磨ってくださいとのこと

よっしゃ~!と意気込んで磨り下ろし。

頭のほうは香りが強く、先のほうになると辛みが出るらしい

両方を楽しんでくださいと教わり、忘れないよう二つに分けてみた

左が先(辛み) 右が頭(香り)

【ざるそば】

まずは、ざるそばでお試し。

そばつゆに【生わさび】を溶かず、そばに直接のせて

そばの先をそばつゆに少し浸し【生わさび】とともに啜りこむ。

おぉう。爽やか!

今まで私が食べてきた、目頭にツーンと来るあれではなく、

鼻から爽やかな風が吹き抜ける感じ。解りづらくて申し訳ない。

【わさび丼】

白米に鰹節がどっさりのっている。その上に磨りおろした【生わさび】をのせて

醤油をつぃ~っと垂らす。【生わさび】にかけないよう気を付けながら。

そのまま【生わさび】と白米を混ぜ込む人が多かったのだが、

どうしても私は混ぜ込まず、そのまま食べたかった。ので、そのままお口へ。

お・おいしい。 え?おいしい。 白米に鰹節【生わさび】に醤油

もう一口。やっぱりおいしい。【生わさび】がおいしいから?

【生わさび】の頭のほうは、爽やかな香りが鼻をから抜けていく。すぅーっとする。

お次は、先のほうを食べてみる。

口に入れた瞬間すぅーっと爽やかに香りが抜けるころに、ツーンが鼻先にやってくる。

これ、二回楽しめてる?

思わず、夫婦で目を合わせて笑ってしまった。なんじゃこりゃ!である。

これは、癖になる。箸が止まらんとは、このことか?

あっという間に食べ終えてしまった。

【付け合わせ】

岩のりわさび わさびみそ わさびの三杯酢漬け わさび漬け←粕漬けかな?

それぞれ味が違って、どれも美味しかった。

きれいに全部食べた。いや、まだ食べられる。もう一杯おかわりしても良い感じ。

さすがに父は無理だと申す。・・・ので諦めた。

会計を済ませる。わさび丼とざるそばセット1400円(2004年9月)×2

美味しくいただきました。【生わさび】がこんなに美味しいなんて、知らなかった。

ごちそうさまでした。

「わさび丼の大を一つ」

なに!?わさび丼の大だと!?

メニューをしっかり見ていなかった!なんという失態だ!

「また、来たらええがね。」

私の動揺に笑いながら答える夫さん。

後ろ髪を引かれる思いとは、このことよ。くぅぅ・・・

一度は来てみたかった場所

わさび園 かどや

そうそう、あれですよあれ。あれを食べに来たんですけどね。
入り口付近に、気になるもの発見。

江戸時代に【河津縄地金山】で金を取り出すために使われた縁起の良い石臼だそう。

よく読むと、【金運を招くおまじない】と書かれている。

右手で右のちょこ(へこみ) 左手で左のちょこから浚うように水を掬い

両手を合わせて手を潤わせてください。これで、完了です。・・・ふむ。

わたくしの幸運・金運は約束された。

さてさて、それでは、あれを食べに入店するといたしますか。

「ハレの日」の高級ランチで腹が満たされた私

ただ、中華街というところは歩けば歩くほど誘惑が多い街でもある

店舗前で食べている人の美味しそうな顔が、私を誘う

だが、腹は満たされている

しかし、匂いやら音やらが気になってしょうがない

そこで、テイクアウトという技を使うことにした

叉焼メロンパン】

何が何やら・・・名前に惹かれてしまった

叉焼とメロンパンがドッキング?

名の通り、メロンパンの中に叉焼が入っとるのですよ

叉焼、美味しい!

メロンパンの生地もサックリしている

甘じょっぱいの関係が、シニアの脳内を混乱させる

【エッグタルト】

叉焼メロンパンの横に並んでいた「エッグタルト」

夫さんが私に目で訴える「これ食べたい」

中のカスタード・・・

めちゃめちゃ甘いプリンを食べているみたい

完全に夫さん好みの味

胡椒餅

これを見つけてしまった時の私!!鼻から息が出ていたはず!

胡椒餅」てなんぞや?と、動画で見るたび

「台湾なんか?台湾に行かな、ないんか?」と

画面に叫んでいた私

横浜中華街で手に入れることができた!!

皮はパイ生地みたいな感じで、大好きな食感

五香粉の香りがほんのり、胡椒なのか?スパイシーな味

焼きたてを食べられたら、もっとサックリジューシーだったのかも

もういっかい、もういっかい食べたい

今回はテイクアウトしたけれど、次は店頭で食べ歩き?せねばと思う

焼き小籠包やら、炸鶏排やら、豚まんやら・・・

まだまだ食べたいものがありすぎる

もう少ししたら歩きやすい季節になる・・・はずだ

今度は、食べ歩き中心で中華街へ出かけてみるのもありだな

「ハレの日」の食事は 【萬珍樓】でランチをいただくことに

麒麟コース】

まずは前菜 手前のゼリーが意外と好みの味

クラゲもコリコリ食感がよき チャーシュー?めちゃくちゃ美味しかった!

後ろにある紅白なます?ホッとする味でした

大山鶏と白木耳、なつめのふかひれ蒸しスープ

鶏の香りを最初に感じる 柔らかい肉と脂が美味しい

ふかひれも 口の中でほどける感じ

白木耳のコリコリ食感は 私の大好物

海鮮二種作り(大海老のチリソース・イカの海老すり身詰め)

この海老の大きいこと!!これで丸々1匹一口で食べられぬ大きさ!

ぷりっぷり!!! 本当にぷりっっぷり!

イカの海老すり身詰め イカも柔らかいし風味もたまらん

帆立貝のニンニク香り蒸し

ニンニクの香りがしっかり効いていて ホタテもいい出汁?が出てる

春雨がそれを吸っていい塩梅

窯焼き豚とインゲンのXO炒飯

XO醤 こんなに美味しい調味料だったのか!!!

いろんな風味がする・・・びっくりした

ご飯もちゃんと(笑)バラバラ・・・パラパラ?してる

杏仁豆腐 赤肉メロンソース

来てしまった・・・そりゃそうだ・・・中華ですもの・・・

先に言っておく メロンソースは美味しかった(笑)

私 杏仁豆腐が得意ではなく 残念ながら娘に食べてもらいました

あと 和豚もちぶたとエリンギの煮込み があったのですが

エリンギの大きさと味に感動していたら あっという間に食べてしまってました

キノコ類は大好物なもんで・・・画像に収めるのを忘れるという・・・

今回の「ハレの日」の食事は本当に美味しくいただきました

ごちそうさまでした。

おまけ・・・

男性陣はアルコールを飲みつつ 女性陣は中国茶を愉しみつつ

食事をしながら話は盛り上がり 楽しい時間が終わるのは早かった

幸せそうな 若者二人の笑顔に見送られ お願いしますと頭を下げる私たち

こんな時 父親というものは なんとも寂しい顔をするものなんですね

「ごあいさつを兼ねつつ・・・お食事でも」とご招待を受け出かけました。

【萬珍樓】

いやもうね、ドキドキでしたよ。

「美味しいものが食べられるから!」と言われましてもですね、

人と会話をするとき、自分を見失うほど必死になってしまう性格なもんで、

相手の気分を害さない言葉選びをしなくてはならない。

会話の途中、沈黙の時間があってはならない。

最後まで楽しい時間にしなくてはならない。

田舎者丸出しの大声になってはならない。

相手の会話を遮ってはならない。

方言を出さない努力をしなければならない。

とにかく聞く。聞くに徹する姿勢でいること。

そして笑顔。笑顔を忘れてはならない。

一番大事なのは・・・

私の、脳内環境を悟られてはならない。

よし!!と自分に気合を入れて入店。

「はじめまして」と不意打ちをくらってしまった。

「あらあらあらあら」と慌てて盆踊りを披露しつつご挨拶。

〇〇しなくてはならない理想の母親。即、終了。

さて、美味しいお食事が待っています。

もう私の中身はバレてしまったので、

肩の力を抜いて、ふつうにふつうに。

楽しい時間を過ごすことといたしましょう。