バカラオ・アボカド・マンゴーのサラダ : イルンに居るんデス (original) (raw)
バカラオ・アボカド・マンゴーのサラダ
2020年08月28日 09:29
ここ数週間パソコンにかじりついて作業していたら、ある日突然、首が回らなくなり激痛で右肩が全く上がらなくなった。
どうしても出先に車で行かなければならない野暮用があって、発進したはいいものの、運転の間中悲鳴を上げっぱなしで我ながら無謀なことをしたと思う。
そうこうしているうちにも案件の納品期限日は迫るばかり、「筋肉の炎症にはまず氷で10分間患部を冷やしてから、10分間温め、これを数セット繰り返すのが一番効くよ」とのアドバイスをいただいたが、「んなことしてる暇ないわ!」というわけで、人生で初めて、エアーサロンパスならぬ Reflex(スペイン版エアーサロンパスとお考え下さい)に頼ることにした。
作業の合間にばんばん肩に噴射しているうちに、だんだんと痛みが和らいできたときには「Reflex、神アイテム!!!」と崇め奉りたい気持ちになりましたね。
50の齢を過ぎ、さすがに自分の体をもう少しいたわってやらないダメなことぐらい重々承知だが、忙しくても面白そうな案件にはついついOKを出してしまい、後から泣く羽目になる。
肩が治ってめでたしめでたしの後、結局最後は睡眠時間を削りに削って納品にこぎつけた。
あ~あ、どれだけ老化に拍車をかけているんだか。
というわけで本題とは関係のない前置きが長くなったが、今回はちょっと風変わりなサラダのレシピを紹介させていただく。
先の話と強引に結びつけるとしたら、抗酸化効果の高いマンゴーが多少老化を防いでくれかも?といったところですかね?
「風変わり」と書いたのは、バスクの伝統的な食材であるバカラオを使っていながら南国風なところで、バカラオのプリプリとした食感とアボカドとマンゴーのねっとりとした食感、バカラオの塩味とマンゴーの甘みのコントラストが最初ちょっと「ん?ん?」と妙に感じられるかもしれないが、これが結構病みつきになる。
スペインではすでに塩抜きされたものが簡単に手に入るので、思い立った日に作れるが、そうでないと塩抜きから始めなければならないぶん、ちょっと面倒かもしれない。
でも塩抜きは基本放置プレーでOKだし、それ以外の工程は実にシンプルなので、ぜひ一度は作ってみていただきたい。
残暑で今ひとつ食欲が湧かない日にぴったりの一品である。
バカラオ・アボカド・マンゴーのサラダ ensalada de bacalao, aguacate y mango
材料:(4人分)
バカラオ(10㎝四方で厚みが2㎝ぐらいのもの)・・・1切れ
完熟アボカド・・・2個
完熟マンゴー・・・1個
オリーブオイル・・・適宜
塩・・・適宜
ワインビネガー(白バルサミコ酢でもOK) ・・・適宜
作り方:
1.バカラオは冷水につけて塩抜きする。(ボウルに水をたっぷり張り、バカラオを入れて冷蔵庫に入へ。36時間の間に3回水を替えること)
2.鍋に水を入れて火にかける。沸騰したら塩抜きしたバカラオをそっと入れる。再び沸騰してから1分間茹でて、火からおろす。バカラオは手でほぐして小片にしておく。
3.アボカドは縦半分に切る。種子と皮を除き斜め縦方向に3~4㎜の薄切りにする。
4.マンゴーは3枚におろし、アボカド同様、皮をむいて縦方向に3~4㎜の薄切りにする。種子の周りの部分は細切りしにくいので、適当な大きさの角切りにする。
5.適当な大きさの皿に、アボカド、マンゴー(角切り部分は中央に置く)を外側から順に並べ、中央にバカラオをのせる。
6.全体に塩を振り、オリーブオイルを回しかけ、最後に酢を振って出来上がり。
よく混ぜてからいただきます(^^♪
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