名古屋市博物館 (original) (raw)
名古屋市博物館
名古屋市瑞穂区に所在する歴史博物館
名古屋市博物館(なごやしはくぶつかん)は、愛知県名古屋市瑞穂区にある歴史博物館。現在、大規模改修をしており、2023年(令和5年)10月1日から2026年(令和8年)まで約3年間休館する[2][3]。
概要 名古屋市博物館 Nagoya City Museum, 施設情報 ...
名古屋市博物館Nagoya City Museum | |
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名古屋市博物館(2022年(令和4年)1月) | |
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施設情報 | |
正式名称 | 名古屋市博物館 |
専門分野 | 尾張の歴史 |
館長 | 小林史郎[1] |
開館 | 1977年(昭和52年)10月1日 |
所在地 | 〒467-0806愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1 |
位置 | 北緯35度8分10.81秒 東経136度56分5.67秒 |
外部リンク | 名古屋市博物館 |
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概要
名古屋市の人口200万人突破記念事業の一環として1977年(昭和52年)10月1日に開館した[1]。 常設展示室では「尾張の歴史」を、特別展示室・部門展示室では尾張地域の歴史資料や、内外の文化遺産を紹介している。他に展示説明室やビデオミュージアムがある。扱う資料は江戸期までが中心。分館として、尾張徳川家の旧蔵書を所蔵する蓬左文庫と[4]、豊臣秀吉や加藤清正に関する展示を行う秀吉清正記念館[5]がある。
2022年(令和4年)3月の「名古屋市博物館の魅力向上基本計画」では東館建設後、2023年(令和5年)10月から休館して大規模改修を行うことになっている[2][6]。2026年度にセミオープンし、2027年度から本館の常設展を再開し、2029年度に東館の供用を開始してフルオープンする予定である[6]。
なお、博物館正面の日本庭園地下には名古屋市上下水道局の瑞穂配水場が設置されている[7]。なお、日本庭園及び屋外展示場は利用が少ないことから、改修工事により「前庭 みんなの広場」となる予定である[6]。
主な収蔵品
重要文化財(国指定)
- 古瀬戸黄釉魚波文瓶(灰釉魚波文瓶子)(瀬戸製)
- 黒楽茶碗(時雨)本阿弥光悦作
- 太刀 銘行平作
- 太刀 銘雲生(鵜飼派)
- 太刀 銘国泰
- 金地著色秋草鶉図 六曲屏風一双
- 彩牋墨書三宝絵断簡(86枚)1帖 保安元年奥書
その他の文化財・美術品
- 袈裟襷文銅鐸(突線鈕式六区袈裟襷文)(重要美術品)
- 三角縁神獣鏡(重要美術品)
- 畳泉密竹図 山本梅逸筆(重要美術品)
- 尾張名所図会 前編七巻七冊
- 織田信長朱印状
- 豊臣秀吉朱印状
- 松平家康起請文
- 考える人 オーギュスト・ロダン作[注釈 1]
近隣施設
ギャラリー
交通アクセス
※ 他に、名古屋市営地下鉄名城線「黒川駅」や名古屋市営地下鉄名城線・名港線、名鉄名古屋本線、JR東海道本線・中央本線「金山駅」などから名古屋市営バスも出ており、「博物館」停留所が最寄り。バス停は環状線(名古屋市道名古屋環状線)上[注釈 2]と、博物館裏側[注釈 3]の2ヶ所存在する。博物館停留所を経由しない路線も多く、その場合は「市立大学病院」停留所や「桜山」停留所からアクセスできる。
脚注
[脚注の使い方]
注釈
- [注 1]
大規模改修に伴う長期休館に合わせて、東日本大震災の復興支援が縁となって友好協定を締結した陸前高田市(岩手県)の市立博物館に無償で貸出され、2023年(令和5年)11月より展示されている(2026年(令和8年)秋までの予定)[8][9]。 - [注 2]
金山発の路線が発着する。 - [注 3]
黒川・栄発の路線が発着する。
出典
- [1]
“館長あいさつ”. 名古屋市博物館. 2023年6月15日閲覧。 - [2]
“ロダン「考える人」名古屋から岩手・陸前高田へ 所蔵博物館改修で貸し出し案浮上”. 河北新報. 2023年2月20日閲覧。 - [3]
“開館時間・料金|名古屋市博物館”. 名古屋市博物館. 2023年12月30日閲覧。 - [4]
“蓬左文庫の沿革”. 名古屋市蓬左文庫 (2013年1月8日). 2013年3月3日閲覧。 - [5]
“名古屋市秀吉清正記念館”. 名古屋市 (2013年2月21日). 2013年3月3日閲覧。 - [6]
“名古屋市博物館の魅力向上基本計画”. 名古屋市博物館. 2023年2月20日閲覧。 - [7]
“季刊誌「水と四季」vol.35 その1”. 名古屋市 (2009年7月27日). 2012年6月17日閲覧。 - [8]
“「すごい大きい!」名古屋の「考える人」が陸前高田に到着 3年間貸し出し”. 中日新聞web. 中日新聞社 (2023年11月3日). 2024年1月29日閲覧。 - [9]
“ロダンの「考える人」陸前高田に 市立博物館で26年秋まで”. 岩手日報 (2023年11月4日). 2024年1月29日閲覧。
外部リンク
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