それでも世界は回っている 2 - 徳間書店 (original) (raw)
それでも世界は回っている 2
15刷のロングセラー『月とコーヒー』ファン必読、〈インク三部作〉待望の第二弾! インクをめぐる奇妙な冒険に驚きの展開が!
著者 | 吉田篤弘 著・文・その他 |
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ジャンル | 文芸書発行元出版社 > 徳間書店 |
シリーズ | 文芸書 |
出版年月日 | 2022/09/29 |
ISBN | 9784198654924 |
判型・ページ数 | 4-6変・224ページ |
定価 | 1,870円(税込) |
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発売から3年で15刷のロングセラー
『月とコーヒー』に連なる
〈インク三部作〉待望の第二弾!
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「奇妙な惑星」博物館の保管室に
勤務する十四歳のオリオ。
師匠のベルダさんと二人、
世の中のあらゆるものを記録し保管すべく
作業に勤しんでいた。
そんなある日、ベルダさんが死んだ。
自殺か、病気か、事件か。
原因がわからぬまま、
オリオは保管室の責任者を
引き継ぐことになる。
ところが――。
ベルダさんが記録に使用していた
万年筆のインク、
〈六番目のブルー〉の在庫がない。
あれなくして記録作業はできない。
旅するギタリスト、ジャン叔父さんとともに
幻のインクを求める旅に出るオリオ。
ところが、行く先々で奇妙な人たちに出会い、
インク探しは前途多難。
行方を探るうち、インクの秘密は
ある奇妙な「唄」に
隠されているとわかるが……。
- 吉田篤弘
1962年東京生まれ。小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作とデザインの仕事を続けている。著書に『つむじ風食堂の夜』『それからはスープのことばかり考えて暮らした』『イッタイゼンタイ』『電球交換士の憂鬱』『台所のラジオ』『おやすみ、東京』『月とコーヒー』『それでも世界は回っている』『おるもすと』『チョコレート・ガール探偵譚』『天使も怪物も眠る夜』『流星シネマ』『奇妙な星のおかしな街で』『ぐっどいヴにんぐ』『なにごともなく、晴天。』『屋根裏のチェリー』『中庭のオレンジ』『鯨オーケストラ』『羽あるもの』などがある。
ちおびたどりんく
人生は「いつのまにか」を巡る戦いで、いつか「いつのまにか」を味方にすれば時間は敵じゃなくなる。
あーちょ
全部理解できているようで理解できていないのだけど、六番目のインクに近づきつつある!最後の終わり方が気になる!ベルダさん!ところどころにおいしそうなもの、例えばシチューやホットケーキが出てくるの魅力のひとつ。