なんか楽しいことしたい (original) (raw)

日付: 14/11/2024

場所: イギリス

毎日の献立のために、簡単 ^ 安い ^ 美味しい料理を記録しておく。

イギリスの鶏肉は安い。鶏もも肉や丸鶏なら£2.5 (≒500円)/kgで手に入る。手羽先なら£1.99/kgとか。

毛抜きなどの加工は日本よりかなり雑なので、面倒臭くても下処理をちゃんとしないと、料理が鶏臭くなる (高いのは違うのかもしれないが、買ったことが無いので分からない)。

骨が外される等の処理が積まれる毎に高くなるが、私は解体が好きだし鶏ガラを貯めておいて色んな料理に使うので、余程時間が無い限りは安い骨付き肉しか買わない。

イギリスの豚肉は皮付き肩ロースが最も安く、£3.78/kgとかで買えるので、基本そればかり買っている。回鍋肉や叉焼、ポッサムなどは皮がある方が美味しいし、必要無い時には皮だけ冷凍しておけば、ラーメンを作ったりラードが必要な時に重宝する。

豚肉に限った話では無いが、血が回っていたり変色していたりするものもごく普通に売られているので目利きが大事だ。イギリスのスーパーでは卵が割れていたり、肉の包装が破れて売り場が血塗れになっているのは日常茶飯事だ (高いスーパーは違うのかもしれないが、行ったことが無いので分からない)。

高いから2週に1回位しか買わない。高いと言っても£12/kgとかだから日本とそんな変わらないし、イギリスの外食を思えば全然良いんだけど、豚や鶏が1/5~1/3の値段で並んでいるから手が伸び難い。でも日本の同価格帯の牛肉より美味い気がする。

調理法が煮るしかないのは、少ない肉でも沢山食べられるから。昔の農民みたいだ。

羊も牛と同じ位の値段だから2週に1回位しか買わないが味は良く、塩胡椒して焼くだけでも美味い。骨付きの塊肉が普通に売っているのも、煮込み料理をする時にありがたい。

魚介

魚は高いし、その上全く新鮮で無いのであまり買わない。自炊に関して、日本にいた頃と最も大きく変わった所だ。イギリスの共用電子レンジには、「魚など臭いの強い食品は注意してください」みたいに書いてあることも多いのもネックだ。魚介類に関しては、かなり厳しい戦いを強いられている。

サーモンだけは簡単に手に入るしそんな高くないので、最も値段の安い尻尾(£11/kg)を買って塩焼きにして食べている。大根おろしとぽん酢を添えることで、ここは日本かと錯覚することができる。

野菜

蒸すのが一番簡単だし、美味いし、弁当にも詰められるので、基本蒸してばかりいる。人参、ブロッコリー、カリフラワー辺りが安くて美味しいレギュラーメンバーだ。パースニップ、芽キャベツやマッシュルームも、日本より簡単に手に入って安いので、イギリスに来てからよく食べる様になった。

ついでに、作る頻度は低いが好きな料理も記録しておく。

私は料理が好きなので、毎日の自炊が楽しい。

研いだばかりの包丁で塊肉を切り分けるのが気持ち良い、蒸されて色鮮やかになった野菜が美しい、鍋に様々な食材を放り込んで味を重ねていくのが楽しいなど、色々な喜びをいつも感じているので、自分でもよく飽きないものだと思う。

日付: 07, 08/2024

場所: Accra, Ghana

ガーナの滞在中に、特に楽しかったことを記録する。

服を作ってもらう

ガーナでは、布屋と裁縫屋が路上や市場に沢山ある。ミシンは足踏み式でかっこいい。

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母からお土産にアフリカンプリントの巾着袋を頼まれたが、何処にも見当たら無いので、布から作ってもらうことにした。

巾着袋は30cedi、またシャツを一着70cedi (布代込)で縫ってくれると言うので、ついでに自分用のシャツを作ってもらった (2日で出来ると言われたが、6日かかった)。

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シャツも巾着袋も、良い出来だ!

自分で布を選んで、採寸、縫製してもらうのは初めてなので楽しかった。

このシャツを着ていると、街行く人々や研究室の同僚にやたらと褒められて楽しかった。

スラムに行く

滞在しているホテルと大学は、スラムに面していた。

スラムは危ないし、住人の私的な生活圏を荒らしたくはないが、自分の性として市井の人々のリアルな暮らしに惹きつけられるので、なるだけ気を付けながら行動した。

市井の人々の日常食、農業、畜産、家事、仕事、宗教、葬式、、、色々なものを垣間見られて、とても良かった。

同僚から1人では行くなと言われていたが、運良く危ない目には遭わなかった。みんな優しかった。

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スラムの食堂に行き、fried rice with chickenを食べた。美味しかった。

子どもがカニを捕まえて見せてくれた。

キャッサバを摺り下ろして水に晒し、毒抜きをしている。手製のおろし金が武骨で良い。

市場 (Makola market)に行く

ガーナの市場は初めて見る物で溢れていて、強烈に楽しかった。

情報量が多過ぎて、ちょっと歩くだけで疲弊するのも面白かった。

同僚から1人では行くなと言われていたが、運良く危ない目には遭わなかった。

そもそも店の数が膨大なのに、その上秩序立っていないので、大まかな全体像を掴むことさえ出来なかった。

市場を自由に闊歩するヤギ達。ゴミを漁って食べていた。

Twi語を話す

ガーナの現地語のうち、最も話者の多いTwi語を少しだけ覚えて話していた。

メダースィー (ありがとう)、エーデ (美味しい)、などの簡単なフレーズを話すだけでめちゃくちゃ笑ってもらえるので、英語学習との対比もあり、学んでいてとても楽しかった。

生き物を探す

ガーナと生物相と日本の生物相の遠さは、イギリスと日本の比では無い。そこら辺にいるトカゲ、昆虫、鳥を見ているだけでとても楽しかった。

Red-headed rock agama. 青くて赤くて太くてトサカもあって美しい。

次にガーナに来たら、こいつにマラリアがいるかを見たい。

恐らくChristinus属のヤモリ。超かわいい。

トゲグモGasteracantha属のクモ。トゲも色彩も、総てが美しい。

誰も世話をしていない空き地で、立派なスイカが実っている。日本のスイカ農家は、肥料をやったり連作を避けたりと頑張っているのに。熱帯は豊かだ。

巨大な角が途方も無く格好良い。柵が無いので普通に触れられる距離を歩いていて怖い。

蚊を捕まえる

Medical entomologyにおける最も教科書的、典型的な蚊達がそこら中にいて、ずっと頭の中で想像していたことを現実で確かめられ、最高に楽しかった。

そこら辺の用水路に、Anopheles gambiae s. l. が無数にいた。

廃タイヤには、Aedes aegyptiが沢山いた。

民家の暗がりには、大量のCulex quinquefasciatusが休んでいた。

総じて、ガーナにはそこら中に面白いことが転がっていた。また行きたい。

日付: 08/2024

場所: Accra, Ghana

滞在後半に出会い、心に残った食べ物を記録する。

Grilled maize

5cedi. ネチネチして美味い。

Indomie noodle

ガーナではIndomieの屋台を沢山見かけた。特別美味いという訳ではないが、比較的野菜が多く含まれていて良かった。ガーナで唯一見かけた麺料理だった。使い込まれてベコベコになった鍋が良い。

Kenkey

丸い大鍋でkenkeyを大量に作っている様が、かっこ良かった。蚊の採集にスラムに行ったら、おじさんが調理法を説明してくれた。拾った廃材を燃料にしていて格好良い。木製の小屋の中で裸火をゴウゴウと炊いていてすごい。

ジェーファ (アジ)

15 cedi. アジの炭火焼だから、美味しいに決まってる。脂が乗っていて、酸味の強いbankuやkenkeyとよく調和した。焼かれる前の魚達が、気温30℃超えの中で常温放置されているのがネックである。運良く食中毒にはならなかった。

Salmon (サバ)

ガーナでは何故かサバがsalmonと呼ばれている。これも脂が乗っていてとても良かった。煮たものもよく見かけ、とても美味しかった。

アンテリ (African pompano)

25 cedi. これは脂があまり乗ってなかったが、普通に美味しかった。

Chicken leg

2 cedi. コラーゲン質で美味しい。私は肉の柔らかさに有難みを感じるタイプでは無く、足の腱を嚙みちぎるのも好きだ。焼いた後に、明らかに生肉と触れているのがネックである。運良く食中毒にはならなかった。

Jollof rice

ガーナの国民的料理の一つ。ウガンダのpilauに似ている。美味しいが特に面白味が無いので、積極的には食べなかった。写真のおじさんの店に何日か通ったら仲良くなって、偶に魚をオマケしてくれたりした。ガーナは優しい人が多い。

Goat light soup

普通に美味しい。唐辛子のトッピングを入れずとも、元よりかなり辛い。偶にめちゃくちゃ獣臭い。

Pineapple juice

5cedi. ガーナのパイナップルジュースには大体生姜が入っている。最初は戸惑ったが、灼熱の昼間に飲むと最高に美味しい。

Malt

3cedi. 大麦の発酵飲料。丸くくり抜かれた樹木の幹に、氷と一緒に入れられている。食中毒を恐れて避けていたのだが、この素敵な見た目と昼間の強烈な熱さから、誘惑に負けて購入した。麦芽糖水あめに酸味を足した様な感じで、キンキンに冷えていて最高だった。運良く食中毒にはならなかった。

Other tropical fruits

市場で見慣れないフルーツに出会ったら、片っ端から買って食べた。写真に写っているのは微妙だった奴らで、この中だとライチ (1枚目写真左)だけは二度以上買って食べた。味は微妙だけど、みんな見た目が良い。

Kelewele

15 cedi. 熟したプランテーンを香辛料で味付けし、揚げたもの。めちゃくちゃ美味しい。プランテーンの使われている料理は大体美味しい。

Groundnuts brittle

5 cedi. ピーナッツを使ったお菓子。私はピーナッツが好物なので、とても美味しかった。ガーナにはピーナッツを使ったお菓子や料理が沢山あったので、好んでよく食べていた。

お気に入りの屋台飯達

滞在の終盤は、新たな料理に出会うことが減ったり、実験が忙しくてまだ試していない料理に手を出す時間も余裕も無かったりして、お気に入りの屋台飯をリピートすることもあった (暗くなってからスラムにいると危ないので、夕食は明るい内に屋台で買い、ホテルで食っていた)。

上の写真はそんな日の夕食で、私が忙しい日に買うお気に入りの夕食は、

・Kabab (goat meat, liver, and gizzard)

・焼き魚

・焼きホルモン (chicken leg and beef intestine)

・Banku

・Grilled maize and plantain

辺りから構成されるらしい。

本当に美味しかった。また食べに行きたい。

日付: 07/2024

場所: Accra, Ghana

1つ前のメモに入れなかった、驚きや感動は無いが、普通に美味しいガーナ飯を記録する。

Yam chips

ガーナの主食の一つ。私はヤム芋は、じゃが芋より好きだ。揚げても脂こくないというか、胃にもたれない感じがする。

Domedo

上写真の右上。香辛料で味付けした豚肉のグリルで、普通に美味しい。

Pepper sauce

上写真の中央下。青唐辛子と玉ねぎのソースで、主食やおかずに付けて味変する。辛さが舌を突き刺す。

ガーナの料理は基本元から辛いから、あんまり消費できないことが多い。

Grilled plantain

ガーナの主食の一つ。芋みたいで素朴に美味い。炭の香りが良い。

Kenkey

ガーナの主食の一つ。Bankuの蒸した版みたいな感じ。味もBankuと似ていて美味い。

色んな屋台で売ってる中から、子供が店番してるとこで買ったけど、これが児童労働を助長するのか、それとも解放する方向へ働くのかは分からない。児童労働が悪かも分からない。

ラファ (?)

写真右。屋台のお姉さんに名前を聞いたけど、検索しても出て来ないから間違っているかもしれない。Kenkeyに似てるけど、色が白く滑らかで、より精製されたとうもろこし粉を使っている気がした。味も大体Kenkeyと同じで美味しい。

(同僚に聞いたら、"We don't have the spelling. It's not on the internet."とのことだった。)

Boiled white corn

ガーナの主食の一つ。ネチネチしていて腹に溜まり、主食って感じがする。1本で結構お腹一杯になる。ウガンダで食ったのと同じ味がする。

Fried rice

ガーナの主食の一つ、味付けされてるけど。普通に美味い。醤油味が強いので炒飯とは違う。Shitoを和えて食べるとめちゃ美味い。

Wache

ガーナの主食の一つ。少し水気の多い赤飯みたいな感じ。素朴に美味い。Shitoを和えて食べるとめちゃ美味い。何故か無味のパスタが付いて来る。

Red snapper

上の写真右の魚。普通に美味い。揚げて供されることが多く、特に個性を感じない。

Catfish

デカい。ひげがかわいい。美味しいんだけど、濃い味付けでナマズの味はそんなに感じなかった。あと少し泥臭さを感じた。同僚がナマズはcreepyだから食べないと言っていた。

Palava sauce

辛いパームオイルと卵が主役の料理。味は悪くなかったけど、辛過ぎて食いきれなかった...

ガーナでは、食事を残す人をよく見るので、失礼に当たらないのかもしれない。

Ground nuts

路上で落花生を売っているマダムをよく見かける。日本と違い、茹でが最もポピュラーみたいだ。種が小さいので食べる効率が悪いが、味は素朴で美味しい。

Fan Yogo

ガーナでよく見かけるアイス。パフパフと音を鳴らしているアイス売りをよく見かける。こんなに暑いんだからさぞ美味かろうと思ったが、そんなことは無かった。ウガンダでも同じ経験をした。ガーナもウガンダも、フルーツの圧倒的美味しさにかまけて、加工技術が弱い気がする。贅沢な話だ。

Plain rice

ガーナの主食の一つ。普通に美味しい米。面白味が無いので、あまり頼まない。

Chicken (Fried chicken)

普通に美味しい。そこら中に放し飼いにされてる鶏がいるだけあって、肉が固くて味が濃くて美味い。

Cow intestine kabab

牛の大腸と思われる部位の串焼き。心配していた臭みは無くて美味しい。地元民が行く様な所で飯を食べると、中々牛肉に出会わない。

日付: 07/2024

場所: Accra, Ghana

7, 8月にかけて、ガーナにフィールドワークに来ている。やってることは、RPAやCrude DNA Extractionを使って、機械とか無いフィールドでも、蚊の中にいるマラリア原虫を検出したろうという感じ。

検出法の大部分は前任者が既に開発していたので、私がやるのは実地試験からの問題解決ぐらいで、頭を使う面白さはそんなに無い。それでも、ガーナでフィールドに出れば毎日面白いことが沢山起こるので、フィールドワークはすごく楽しい。

人々の遅刻、停電、悪天候などにより暇になる日も多いので、自由時間が多いのも嬉しい (別に人生の懸かった大事なプロジェクトとかでは無いし、私が頑張った所でどうにもならないので、実験が前に進まなくても何とも思わない)。

ここでは、滞在前半で出会った、特に美味しいガーナ料理を記録する。

ガーナ料理は概して、とても美味しい。一点気になるのは、味が濃く、油が多く、野菜が少ないことが多いので、健康にはあまり良くない気がする。

Tilapia

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揚げ焼きか、スープで食べた。脂がのっていて、どの食べ方でもとても美味しいが、私はティラピアの味が強く感じられるスープが好きだ。この写真はホテルで食ったやつだから高い (1 cedi ≒ 10.5 円)。

Shito

上の写真の中央下にある黒いソース。干し魚、干しエビ、トマトペースト、玉ねぎ、大蒜等を煮込んだもので、旨味がすごく強い。お土産に大瓶で買って、帰国したら普段の料理に使おうと思う。ガーナで見たこと無いけど、焼きそばに使ったりしたら絶対美味い。

Red red

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黒目豆、レッドパームオイル、トマト等の煮込み。動物性タンパク質入って無いのに、主食がガツガツ食える。これも帰ったら絶対作る。付け合わせの揚げプランテーンとガリ (キャッサバ粉、カリカリのパン粉的な食感要員)も、とても美味しい。

Banku

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ガーナの主食の一つ (ガーナには主食が本当に沢山ある)。とうもろこし粉を発酵させ、湯がいたもの。路上に常温放置で売られていることもあり、最初は酸味が受け入れ難かったが、慣れたらとても美味しく感じる様になった。ガーナの味が濃いおかずと良く調和する。

Fufu

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ガーナの主食の一つ。キャッサバとプランテーンを蒸して突いたもので、ほんのり甘くてもちもちしていてとても美味しい。現地の人は噛まずに食べるのでめちゃくちゃ食うのが速い (手食への慣れの差異も多分にある)。ガーナの食文化を学びたく、自分も挑戦してみるが、噛まずに飲み込むというのは中々難しい。ガーナの料理って大体辛いから、辛いスープが喉に張り付いたりして咽たりするし。

Ground nuts soup

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落花生のスープ。米を浸して食べるとめっちゃ美味い~

Tropical fruits

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マンゴーもスイカもパイナップルもバナナもココナッツもめっちゃ美味い。私はイギリスでこれらのフルーツを積極的に買うことは無い。パパイヤは香りと食感が少し苦手だった。少し意外だったのは、皮が真緑のオレンジが売っていて、心優しいお兄さんが1つくれたので食べてみると、めちゃくちゃ美味しかった。ジューシーで甘過ぎ無く、少し苦みがあり、とにかく爽やかで、熱い日中には最高だった。

(物乞いや強盗が周りに沢山いて、めんどくさい気分になることも多いが、この様に気持ちの良い人も沢山いる。大半は良い人である。(また、貧困は個人の問題でないことも多いので、物乞いや強盗が良い人じゃないのかは、簡単には決められない。))

Goat kabab

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肉が固くて味が濃く、山羊独特の香りがしてとても美味しい。焼いた後にスパイスをかけるか聞かれるが、元より辛いし、何より生肉に触れたのと同じスパイスを振りかけているので、絶対に避けた方が良い。ガスより炭が簡単に手に入るから、色んな所で炭火焼が行われていて、とても美味しい&良い匂い。

この屋台には3日連続で行ったら、2cediまけてくれた。彼らにとっての2cedi (21円)は、自分が想像するよりずっと大きいはずなのに、優しい (ガーナの平均月収は約4000cedi)。

日付: 2024.04.08

場所: Slapton

大学の実習でSlaptonに行った。

空き時間に河口に潜ったら、色んな魚が見られて楽しかった。

スコットランド出身の友達の真似をして、ウェットスーツ無しで潜ったら、頭が割れそうに寒かった。

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Pike

デカくてかっこいい。鴨川の鯉くらいデカくて、しかも肉食だから、迫力がある。

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Perch

模様がかわいい。海の魚みたいな形をしている。

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Roach

Cambridgeにも沢山いる。

ありふれた魚でも、潜って観察するととても美しい。

日付: 2024.03.24

場所: 家

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蚊はオスもメスも、花(など)から吸蜜するらしい。

これまでの人生で、蝶や蜂が花の蜜を吸っているのは幾らでも見たことがあるが、蚊が吸蜜しているのは見たことが無い。

本当なのか、確かめてみることにした。

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ちょうど家に入り込んだ蚊 Culiseta spp. (Cs. annulata?)がいたので、こいつを使って観察してみる。

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数日絶食させてから、花壇に咲いていた花を与えてみた。

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花を入れたら直ぐに観察できた。

口吻が、蝶みたいに曲がっているのがかっこいい。

オオカの口吻みたいだ。

こんなに簡単なら、もう少し複雑な実験をしてみよう。

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2つの花を同時に蚊に与え、蚊が吸蜜した(と思われる)方で、蜜の量が減っているかを見てみる。

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グビグビ飲んでいる(様に見える)。

蚊が吸蜜していない方

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蚊が吸蜜した(と思われる)方

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上に比べて、蜜の量が減っている様に見える。

定量的には評価出来ないし、そもそもこのテカテカしているのが蜜なのかも分からないので、正確なところは分からない。n=1だし。

でも、概ね想像通りの現象が観察出来て、非常に良かった。

世の中にはままならぬことが多いから、小さなことでも想像通りに事が運ぶと嬉しい。

こんなに小さな世界にも、自分がストローでジュースを飲むのと同じ様な現象が在るというのも楽しい(小さな生き物の世界は、人間の生活とは異なる力学に大きく支配されているから(表面張力、静電気力とか))。

次は蚊の吸蜜行動を、野外で観察したい。

或いは、蚊のメスが持つ蜜用の消化管(crop)に蜜が溜まっているかを確認したい。

どんなに基本的な知識でも、自分の力で確かめることには大きな意味がある。

自らの経験に基づいた知識は、本で読んだだけよりずっと価値がある。