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岡本かの子

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読書

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おかもとかのこ

1889年、東京生まれ。小説家、歌人、仏教研究。夫は岡本一平(漫画家)、息子は岡本太郎(美術家)。
跡見女学校在学中に「明星」に短歌を発表し、後には「スバル」の同人として活躍。
1939年、脳溢血により死去。

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charisの美学日誌2ヶ月前

[今日のうた] 9月[今日のうた] 9月 夏山にもたれてあるじ何を読む (子規1895、「あるじ」とは、子規の句友の竹村鍛、神戸市の彼の家を子規が見舞った時の句、彼は六甲山を背に「夏山にもたれて何か読んでいる」感じだった) 9.1 青空よ赤く染まらないで戦争で (久間木カウエ(16才)「東京新聞・平和の俳句特集」9月1日、美しい夕焼けを見ながら、その向こうに、ガザやウクライナの空を想像しているのだろう) 2 敗戦日鎧(よろい)も蝶も笑わない (市橋富士見美(63歳)「東京新聞・平和の俳句特集」9月1日、作者は戦後生まれの人だが、8月15日の情景をおそらく的確に詠んでいる、言葉は個人の記憶ではなく人類の記憶なのだ)…

karumerabunkoのブログ2ヶ月前

講談社文芸文庫刊行書目一覧 最新版2024年10月31日時点での既刊及び刊行予定の講談社文芸文庫全1,318点(日本文学1,246点/海外文学72点、ワイド版を除く)をあげた。文庫の整理番号順に従って表記(一部変更あり)した。編者、訳者は一部を除き割愛した。 阿川弘之『舷燈』 阿川弘之『青葉の翳り 阿川弘之自選短篇集』 阿川弘之『鮎の宿』 阿川弘之『桃の宿』 阿川弘之『論語知らずの論語読み』 阿川弘之『森の宿』 阿川弘之『亡き母や』 阿部昭『単純な生活』 阿部昭『大いなる日/司令の休暇』 阿部昭『無縁の生活/人生の一日』 阿部昭『千年/あの夏』 阿部昭『父たちの肖像』 阿部昭『未成年/桃 阿部昭短篇選』 青柳瑞穂『ささやかな日…

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【大正時代の美人たち】15年間しかなかった短い時代に強烈に輝いた日本の別嬪さんたち その4< 明治生まれの美人さんたちが活力あふれる大正時代を生き抜いていくですねえ > 日本一の美人って言われた「万龍」を「桃のつぼみのようだった春本万龍」って「美人伝」で表現した長谷川時雨っていう作家さん。この人がそもそも美人さんで有名だったらしいんですね。 長谷川時雨、本名、長谷川ヤスは明治12年、1879年、日本橋に生まれて、昭和16年、1941年に亡くなっています。 この人の名前も最近ではほとんど聞くことがないように思いますが、明治から昭和にかけての人気作家、劇作家。女性運動家としても知られています。 明治初期の日本人家族ってなかなかに面白いところがあるんですが、長谷川時雨のお父さんは日本初の…

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