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わくらばに問ふ人あらば須磨の浦に藻塩垂れつつわぶとこたへよ

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わくらばに問ふ人あらば須磨の浦に藻塩垂れつつわぶとこたへよ

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🪻源氏物語&古典blog 和歌&漢文🪻1年前

ふる里を 峯の霞《かすみ》は 隔つれど 眺《なが》むる空は同じ雲井か〜須磨の地で京に残してきた人たちのことを考え 悲しい気持ちになる源氏🪷ふる里を 峯の霞《かすみ》は 隔つれど 眺《なが》むる空は同じ雲井か 須磨の地で京に残してきた人たちのことを考え 悲しい気持ちになる源氏🪷 〜住みなれた都の方を 峰の霞は遠く隔てている。 わたしが悲しい気持ちで眺めている空は 都であの人が眺めているのと同じ空なのだ 【第12帖 須磨 すま】 ふる里を 峯の霞《かすみ》は 隔つれど 眺《なが》むる空は同じ雲井か 総てのものが寂しく悲しく見られた。 隠栖《いんせい》の場所は行平《ゆきひら》が 「藻塩《もしほ》垂《た》れつつ侘《わ》ぶと答へよ」 と歌って住んでいた所に近くて、 海岸からはややはいったあたりで、 きわめて寂しい山の中である。 めぐらせた…

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源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸1年前

ふる里を 峯の霞《かすみ》は 隔つれど 眺《なが》むる空は同じ雲井か〜須磨の地で京に残してきた人たちのことを考え 悲しい気持ちになる源氏🪷ふる里を 峯の霞《かすみ》は 隔つれど 眺《なが》むる空は同じ雲井か 須磨の地で京に残してきた人たちのことを考え 悲しい気持ちになる源氏🪷 〜住みなれた都の方を 峰の霞は遠く隔てている。 わたしが悲しい気持ちで眺めている空は 都であの人が眺めているのと同じ空なのだ 【第12帖 須磨 すま】 ふる里を 峯の霞《かすみ》は 隔つれど 眺《なが》むる空は同じ雲井か 総てのものが寂しく悲しく見られた。 隠栖《いんせい》の場所は行平《ゆきひら》が 「藻塩《もしほ》垂《た》れつつ侘《わ》ぶと答へよ」 と歌って住んでいた所に近くて、 海岸からはややはいったあたりで、 きわめて寂しい山の中である。 めぐらせた…

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源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸1年前

【源氏物語298 第12帖 須磨32】隠栖の場所は 在原行平が「藻塩 垂れつつ侘ぶと答へよ」と歌って住んでいた所に近い。極めて寂しい所である。ふる里を 峯の霞《かすみ》は 隔つれど 眺《なが》むる空は同じ雲井か 総てのものが寂しく悲しく見られた。 隠栖《いんせい》の場所は行平《ゆきひら》が 「藻塩《もしほ》垂《た》れつつ侘《わ》ぶと答へよ」 と歌って住んでいた所に近くて、 海岸からはややはいったあたりで、 きわめて寂しい山の中である。 めぐらせた垣根も 見馴《みな》れぬ珍しい物に源氏は思った。 茅葺《かやぶ》きの家であって、 それに葦《あし》葺きの廊にあたるような建物が続けられた 風流な住居《すまい》になっていた。 都会の家とは全然変わったこの趣も、 ただの旅にとどまる家であったなら きっとおもしろく思われるに違いないと 平生の趣味…

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