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ローマ人の物語
(
読書
)
【
ろーまじんのものがたり
】
塩野七生の描く古代ローマの壮大な物語。
1992年から1年に1冊ずつ刊行し、ついに2006年12月に予定通り完結。
ハードカバー版
以下続刊(全15巻の予定)
文庫版
以下続刊
全編を通じてローマ帝国への過剰な賛美、多神教優越主義、一神教フォビアに貫かれている。
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よそもんが京都で暮らす•20日前
『ローマ人の物語』と現代ローマの時代から人間は変わらない!とつくづく感じる今日この頃です。 以下は、塩野七生さんが『ローマ人の物語』でポンペイウスについて書いた文章です。 ローマ人の物語〈10〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(下) (新潮文庫) 作者:塩野 七生 新潮社 Amazon 虚栄心とは他者から良く思われたいという心情であり、野心とは、何かをやり遂げたい意志であると思っている。他者から良く思われたい人には権力は不可欠ではないが、何かをやり遂げたいと思う人には、権力は、ないしはそれをやるに必要な力は不可欠である。ところが、虚栄心はあっても野心のない人を、人々は、無欲の人、と見る。またそれゆえに、危険でない人物…
#ローマ人の物語#塩野七生
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J_K3rdKのブログ•20日前
「元共和州知事シュワルツェネッガー氏がハリス氏に投票へ 米大統領選」(毎日新聞より)から読むmainichi.jp このアメリカという国は、難しいところだなぁと、つくづく外から見ていて感じるんだよね。多民族国家、人種のるつぼと云いながらも、その根本的な思考回路は「ヨーロッパ的階級制度」を、建国以来内包し続けているのだから。 うまく行っているときは、素晴らしいパフォーマンスを発揮するのだろうけれど、どこかでボタンを掛け違うと、あっという間に現代アメリカのように混乱を呈してしまう。 二大政党制であるのも、根本的に理由があるのは理解できる。そもそも、多民族で価値観が多様に過ぎるほどだから、欧州やかつての日本みたいに、政党が5や10あっても、その都度合従連衡ができる規模ではないからだろう。 …
#二大政党制#ヴェネチア共和国#アメリカ大統領選挙#塩野七生#ローマ人の物語#チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷#ロードス島攻防記
雑感•3ヶ月前
■要約≪ローマ人の物語16≫今回は塩野七生氏の「ローマ人の物語」を要約していきます。16は「パクス・ロマーナ」の下巻です。老年となったアウグストゥスの後継者問題・ローマ帝国防衛ライン拡大に向けたゲルマン戦線などを中心に紀元14年にアウグストゥスが死に至るまでのプロセスを記述しています。今回は血筋への強い拘り・指揮官経験・実績の不足といったアウグストゥスの弱点に由来する内容が多いです。 「ローマ人の物語16」 ■ジャンル:世界史・歴史小説 ■読破難易度:低(非常によみやすい文体で書かれており、一部物語調なのでサクサク読めます。世界史の教科書や地図を手元に置いて読むとわかりやすくなります。) ■対象者:・ヨーロッパの歴史につ…
#読書#要約#ローマ人の物語#アウグストゥス#パクス・ロマーナ
雑感•3ヶ月前
■要約≪ローマ人の物語15≫今回は塩野七生氏の「ローマ人の物語」を要約していきます。15は「パクス・ロマーナ」の中巻です。アウグストゥス(旧オクタヴィアヌス)が着実にローマ皇帝としての地位・影響力を確立していくプロセスを記述しています。アウグストゥスが統治中期に成しえた様々な政治制度改革は現代の政治経済のシステムの基礎・お手本になっているものも多く、本書では珍しく戦争や人間の政治劇に関する記述がないものの非常に読み応えのある内容となっています。 「ローマ人の物語15」 ■ジャンル:世界史・歴史小説 ■読破難易度:低(非常によみやすい文体で書かれており、一部物語調なのでサクサク読めます。世界史の教科書や地図を手元に置いて読…
#読書#要約#ローマ人の物語#塩野七生#アウグストゥス
ウルソの読書記録•3ヶ月前
139冊目『ローマ人の物語21 危機と克服(上)』塩野七生ローマ人の物語 (21) 危機と克服(上) (新潮文庫) 作者:七生, 塩野 新潮社 Amazon 個人的評価★★★☆☆ ローマ人の物語シリーズの文庫版第21巻目! 皇帝ネロの自死の後のローマ帝国の混乱時代を描いた巻の1巻目 上巻は、ガルバ・オトー・ヴィテリウスまで(+ヴェスパシアヌスが少し) ま~これまでの巻でも混乱時代とかはあったけれど、今巻の混乱は本当にひどい(笑 塩野七生女史の解釈なのかもしれないけれど、ガルバ・オトー・ヴィテリウスについては、ローマ皇帝(公人)としてではなく私人というか一貴族としての面が強くでて、ヴィジョンも何もない感じで即位したようにみえる(ゆえに混乱を治められず、…
#読書記録#ローマ人の物語#塩野七生
雑感•3ヶ月前
■要約≪ローマ人の物語14≫今回は塩野七生氏の「ローマ人の物語」を要約していきます。14は「パクス・ロマーナ」の上巻です。カエサル暗殺後の覇権を巡るアントニウス・クレオパトラVSオクタヴィアヌスの戦いが終わり、オクタヴィアヌスがアウグストゥスに改称し、共和政復帰しながら少しずつローマ帝国の統治システムを再構築・帝政への移行を目指していく紀元前29~19年が描かれています。派手な戦いや政争はないですが、政治経済軍事に関わる様々な制度を着実に再構築してローマ帝国の統治基盤の拡充と帝政への移行を水面下に推し進めていくプロセスが描かれており読み応え抜群です。 「ローマ人の物語14」 ■ジャンル:世界史・歴史小説 ■読破難易度:低…
#読書#要約#ローマ人の物語#塩野七生#アウグストゥス
雑感•4ヶ月前
■要約≪ローマ人の物語13≫今回は塩野七生氏の「ローマ人の物語」を要約していきます。13は「ユリウス・カエサル・ルビコン以後」の下巻です。帝政ローマの構想を着実に具現化推し進めるカエサルがブルータス・カシウスを筆頭とした元老院議員により暗殺され、暗殺者の討伐劇を経てローマ帝国の覇権を巡りアントニウス・クレオパトラvsオクタヴィアヌスという構図の政争が約13年行われる様が描かれます。 「ローマ人の物語13」 ■ジャンル:世界史・歴史小説 ■読破難易度:低(非常によみやすい文体で書かれており、一部物語調なのでサクサク読めます。世界史の教科書や地図を手元に置いて読むとわかりやすくなります。) ■対象者:・ヨーロッパの歴史につい…
#読書#要約#塩野七生#ローマ人の物語#オクタヴィアヌス
雑感•5ヶ月前
■要約≪ローマ人の物語12≫今回は塩野七生氏の「ローマ人の物語」を要約していきます。12は「ユリウス・カエサル・ルビコン以後」の中巻です。元老院中心の共和政を終焉にする為にカエサルがルビコン川を超えてローマ帝国本土へ侵入、元老院派・ポンペイウス陣営を掃討し周辺諸国を平定してローマ帝国の基盤を構築する様が描かれます。カエサルは終身独裁官に就任し、あらゆる統治システムを刷新し、共和政から帝政へ移行する為の改革を次々に成していきます。 「ローマ人の物語12」 ■ジャンル:世界史・歴史小説 ■読破難易度:低(非常によみやすい文体で書かれており、一部物語調なのでサクサク読めます。世界史の教科書や地図を手元に置いて読むとわかりやすく…
#読書#要約#ローマ人の物語#塩野七生#ユリウス・カエサル
雑感•5ヶ月前
■要約≪ローマ人の物語11≫今回は塩野七生氏の「ローマ人の物語」を要約していきます。11は「ユリウス・カエサル・ルビコン以後」の上巻です。カエサルがガリア統治を収めた後に元老院派・ポンペイウス陣営に対して反旗を翻し、共和政を終焉にする為にローマ帝国本土へ向かい各地でポンペイウス陣営と戦いを繰り広げる様が描かれています。ドゥラキウム攻防戦・ファルサルスの戦いなど「内乱記」に収録される有名な戦いが行われます。後半は元老院派・ポンペイウス陣営崩壊後、同盟国エジプトの内乱を収めるべくカエサルがエジプトに向かいアレクサンドリア戦役を平定しかの有名なクレオパトラが登場するまでを扱います。 「ローマ人の物語11」 ■ジャンル:世界史・…
#読書#要約#ローマ人の物語#塩野七生#ポンペイウス#クレオパトラ#カエサル
ウルソの読書記録•5ヶ月前
107冊目『ローマ人の物語19 悪名高き皇帝たち(3)』塩野七生ローマ人の物語 (19) 悪名高き皇帝たち(3) (新潮文庫) 作者:塩野 七生 新潮社 Amazon 個人的評価★★★★☆ クラウディウスは、突然に権力欲に目覚めたのではなかった。ローマのエリートたちに最も深く影響を与えた哲学は、ストア学派の哲学である。 夢にも思わなかった事態に対処するはめになって、彼の心中にも、公益への奉仕の精神がよみがえったのだ。P34 悪名高き皇帝たちの第3巻目は、クラウディウスの治世の物語 前巻で、わりとみっともない状況で皇帝に推挙されたクラウディウス どんな感じの治世になるのかな〜、そもそもクラウディウス家はローマ貴族の超名門なのでなんとかなるのでは?と思いつつ読…
#読書記録#ローマ人の物語#塩野七生
Diary over Finite Fields•3日前
最近考えていること 2024年11月徐々に復活 徐々に生活習慣を取り戻しつつある。 二人暮らしを始めて、いろいろと適応できていなかったのだがいまはベッドで横になっている人の隣でこの記事を書けるくらいには距離感を掴める(?)ようになってきた。 ということで徐々に色々な習慣を復活させつつある。 もちろん変わる部分もあるだろうが、ひとり暮らしのときにやっていた良いことは復活させたい。運動するとかね。 岩波新書の日本近現代史シリーズが面白い 岩波新書の日本近現代史シリーズが面白すぎる。 www.iwanami.co.jp シリーズものを読み始めるのはエネルギーが必要だが、昨年は「ローマ人の物語」を15冊読めた。今年も調子に乗って日本の近…
本と針 介護の余白•6日前
ローマの前はギリシアギリシア人の物語1 民主政のはじまり (新潮文庫) 著者 : 塩野七生 新潮社 発売日 : 2023-07-28 ブクログでレビューを見る» まず、スパルタには、びっくり!です。中学生のころだったか、ギリシア神話に興味をもっていました。まず星座に興味をもったら、牡牛座とかオリオン座とかカシオペア座と、ギリシア神話に関係のある星座がいっぱい。なら、と、ギリシア神話をあれこれ読みはじめたのです。そんなことで、ギリシアのことをなんとなく知っているような気がしていたのですね。ところが!スパルタ、恐るべし。身分をハッキリ3つに分けたというのは、日本の士農工商を思わせて、わからないでもないでしょう。けれど…
jun-jun1965の日記•6日前
シャインマスカット(創作)シャインマスカット 小谷野敦 ごみを出しに行って戻ってきたら、何かを包丁で切る音が聞こえた。ちらりと妻の姿を見て、河原は自室へ入った。 椅子に座った瞬間、今でも煙草が喫いたくなる。七年も前にやめたのだが、最初の三年ほどはひどい禁断症状で、廃人になったようだった。 机の上に積んである、図書館から借りだした本の一冊を取り上げて、河原は読み始めた。塩野七生の「ローマ人の物語」の、第六巻である。学問の世界では異端的な著作かもしれないが、歴史学者でない河原にとっては、古代ローマの概略を知るのには適している。 河原健吾は、元々はシェイクスピアを研究する英文学者だったが、次第に日本の近代文学についての評論が…
Life is a showtime•10日前
(読書)ギリシア人の物語1 民主政のはじまり/塩野七生古代ギリシアの民主政はいかにして生れ、いかに有効活用され、機能したのか。 アテネとスパルタ。 そして襲ってきた強大なペルシア帝国が侵攻と団結。 大好き『ローマ人の物語』の塩野七生のギリシアの物語の1作目を読んでみました。 戦争ばかりやっていた都市国家たち。軍事のスパルタが強大化しているなかで、ソロン→クレイステネスの改革で民主制を取り入れたアテネ。 そんな中で襲ってきたペルシア戦役。 著者の描く戦争描写は『ローマ人の物語』でも感じたが本当に面白い。ペルシア戦役は2回ある。 1回目はマラソンの語源にもなった、マラトンの会戦。 アテネ軍の快勝で終わった1回目のから、10年後の2回目は、まず陸軍では…
ヘタレ投資家ヘタレイヤンの読書録•13日前
ワイルドランド アメリカを分断する怒りの源流エヴァン・オズノス 訳・笠井亮平 白水社 2024.3.5読書日:2024.11.3 ジャーナリストのオズノスが2013年に中国から帰ってくると、米国はまったく変わっていた。オズノスは自分にゆかりにある3か所を選んで、各地がどのように変わったのかを確認し、アメリカが決定的に分断している状況を報告する。 これを書いているのは11月6日の早朝(アメリカは11月5日)で、いままさにアメリカ大統領選挙の投票が行われているわけだ。この時期にこの本を読んだのは図書館の予約システムによる偶然だけど、改めてアメリカの状況を理解するにはちょうどよかった。 この本は2013年の著者の帰国から、トランプが大統領にな…
関谷ゼミブログ•18日前
【見る・読む】荻須高徳の絵 現代詩集と詩論集 『世界の歴史』先日いつもの内科で血圧とぜん息の薬をもらった後で、これもいつもの古書店「イム書房」に寄ったら荻須高徳の画集があったのですぐゲットしたヨ(100円)。ほとんど知られてない画家かもしれないけど、佐伯祐三の画風とそっくりで佐伯のようなフランス語は絵の中に書かれない。昔から好きで20年くらい前になるかも、目黒の美術館で作品展があったので観に行ったこともある。眠くなってソファのような所で眠った覚えもあるヨ。また展覧会をやってもらいたいものだ。 同時に買えたのは『日本現代詩大系』第11巻(河出書房)と晶文社の『現代詩論9 谷川俊太郎 長田弘』を共に100円、メチャ安い買い物だ。前者の大系は3冊ほど持ってい…
bull87’s blog•1ヶ月前
「ギリシャ人の物語 2」・・その3コップ半分の水をどうするか? まさかこんなに熱心に読むことになるとは思っていなかった。 おかげさまで、付箋だらけ・・ 昨夜のいくつめかの付箋 「〜三十半ばのリーダーは市民たちに、発想の転換、視点の変更、それゆえの逆転の発想、の必要性を説いたのである。 つまり、未解決の問題にかかわりつづけているよりも、他の問題を解決することによって未解決の問題の解決に持っていく、という考え方であった。」 このアルキビアデスは親代わりのペリクレス邸に入り浸って、同じくペリクレスの妻アスパシアのサロンに入り浸っていた「二十歳年上のソクラテスという、劇薬を飲んでしまった」と、塩野さんは書いている。この頃は15歳前後。…
不適合者のジャンクヤード•1ヶ月前
AIと歴史について思いつくことを話してみた ※13000字程自分ちょっと疑問なんですけど、古代言語ってどのあたりまでカバーして翻訳できるんですか? 象形文字とかくさび文字、ラテン語など幅広いですけど。古代ガリアとか、興味ありますね。 Copilot古代言語の翻訳は非常に興味深い分野ですね!現代の技術と研究のおかげで、いくつかの古代言語はかなり正確に翻訳できるようになっています。以下にいくつかの例を挙げます: 象形文字:古代エジプトの象形文字は、ロゼッタ・ストーンの発見により解読が進み、現在では多くのテキストが翻訳されています。 くさび文字:メソポタミア文明で使用されたくさび文字も、長年の研究により解読が進み、シュメール語やアッカド語の文書が翻訳されてい…
とある雑食型ゲーマーのゲームミュージアム•1ヶ月前
FGO出戻り日記10へいよー、かるでらっくす! おはこんばんにちは、どうも、神黎です。イベントスルーで悠々自適に遊ぶダメマスターに成り果てましたが、種火半減以上の効率で回せたり、関連サーヴァントの狭間の物語のAP半減&緩和で所持していないサーヴァントでも一部は狭間の物語が出来るということで、そっちもちょこちょこやってます。 神祖ロムルスの物語は鶏相手にサーヴァントが本気出すギャグ・バーサカークラスでわりとクリティカル出してくる鶏99体⁉️というギャグみたいなクエストから一転、やはりロムルスとブーティカの混成チームは無理があったか……と味方であるはずの、みんなの母上みたいなブーティカ姉さんが暴走して1対1で戦うとい…
四端録•1ヶ月前
三行詩No.155 (顔淵第十二②)○月曜日の正午、10月14日、自宅 ❖ 周公旦の教え 年饑用不足、如之何、 (魯の国の君主、哀公、有若に問う)今年は国中が飢饉であり、民が納める穀物が少なくて困っている。何か良い(儒家の)方法はないものか。 「本当に困っているのは何方か、かの周公旦が建国した名門、魯の国でも代々の世襲制で引き継がれた君主は、もはや凡庸であり、君主足るに一番大切な思い、民こそ国であることを失念している、次に有子は滔々と、この思い、そして君主として為さなければならない本質を述べる」 #論語 顔淵九 ○月曜日の午後、自宅 ❖ 歴史を読む 「塩野七生さんの『ローマ人の物語4 ハンニバル戦記』を読んでいる、全43巻が目の…
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三行詩No.154 (顔淵第十二②)○日曜日の夕方、10月6日、自宅 ❖ 君子とは何か 何以文為矣、 (棘子成はいう、君子とは本質が優れていれば良いのです)形式的なもの、或るいはお飾りで、君子ともあろう者が何を為せましょうか。 「貴族の棘子成のいう君子の本質とは、(生まれ育ちからくる)徳性であり、文とは、外観、飾り(礼楽)、後付けに過ぎない、本来の君子には不要なものです、と、丁寧な口調ながら暗に儒家を『似非君子め』と馬鹿にしている、なんて嫌な奴なんだろう」 #論語 顔淵八 ○日曜日の夜、自宅 ❖ 休日はローマに遊ぶ 「終日、『ローマ人の物語』を読み、読書に飽くとアマプラVでドキュメンタリー(動物・恐竜)を観ながら午睡する」 「ロ…
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三行詩No.153 (顔淵第十二②)○日曜日の夕方、9月29日、森 ❖ 儒家の凄み 何先、曰去兵、顔淵七 (子貢が政の眼目を問い、孔夫子は兵・食・信と答えられた、再び子貢は問う、諦めねばならぬ事態となった時)何れが先ですか、夫子はいわれた、兵を諦めることだ。 「国を国足らしめる、外は兵(軍事)、内に食(衣食住)、芯に信(為政者と民の繋がり)と説く夫子、当然ながら最初に捨てるのは兵と説く。 儒家の述べる国の目的は戦争に勝つ為ではない、民を安んずる目的の為に、君主と国は存在するのだ、さらっと述べている句であるが、論語中でも屈指の内容だと思う。 時は春秋時代、下克上がまかり通る戦国の世に、最初に兵を捨てよと述べる夫子。 視点を変えれば…
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青島に憧れた日々踊る大捜査線の映画の1作目がテレビでやっていた。 テレビシリーズ大好きだったな~。 細かい伏線張ってあってそれを回収していく感じもたのしかった。 くさいほど真正面から正しい事をしたいと思っている主人公の青島刑事がなんだか若い頃の自分に刺さった。こういう信念を持った人間になりたいと思った。 あれからだいぶ大人になった自分はどうだろうか。 なんとなく、同じように信念を持った男たちに憧れた作品に思い当たった。 塩野七生の「ローマ人の物語」 話のスケールがまるで違うけれども、読みながら執政官にもプリンシパルにもあるいはハンニバルにも憧れたなぁ。 信念もって生きるってカッコイイなと今更ながら思い知る。