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三木卓

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みきたく

純文学作家。詩人。児童文学作家。児童書の翻訳も多い。1935年東京生まれ。
早稲田大学文学部露文科卒。詩集「わがキディランド」で高見順賞、「鶸」で芥川賞、「路地」で谷崎潤一郎賞ほか受賞多数。

児童文学の主要作品

大家さんはねこ (講談社 青い鳥文庫)
アシナものがたり (三木卓童話作品集)
ぽたぽた (三木卓童話作品集)
イヌのヒロシ (おはなしランド くじらの部屋)
とうさんのまほう「えいっ」
コップの海 (フォア文庫)
パジャマくん (三木卓童話作品集)
元気のさかだち (三木卓童話作品集)

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関連ブログ

Pithecanthropus Erectus6ヶ月前

三木卓『21世紀によむ日本の古典14 井原西鶴集』井原西鶴って、あれですよね、安土桃山時代あたりの人で、クレイアニメの第一人者でしたっけ? そんな誤った認識しか持ち合わせていなかった私だが、この本は面白かった。 井原西鶴は江戸時代の人である。1642年生まれ。1693年没。当時のベストセラー作家だという。俳句の腕はAIレベルで、一昼夜で23,500句(3.6秒に1句)を作ったりしたそうだ。西鶴やばい。 物語の面白さに時代は関係ないということを我々は知っている。約400年前に人々を熱狂させた物語は、現代の私をも、とうぜん夢中にさせてくれる。 「姿姫路清十郎物語(好色五人女)」の、お夏と清十郎の恋路、この二人の、劇場型密会とでも呼ぶべき大胆な犯行…

#読書#井原西鶴#三木卓

ネットで話題

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8ブックマークAmazon.co.jp: ふたりはともだち (ミセスこどもの本): アーノルド・ローベル (著), 三木卓 (翻訳): 本www.amazon.co.jp

5ブックマークAmazon.co.jp: 震える舌 [VHS]: 野村芳太郎 (監督), 渡瀬恒彦 (出演), 十朱幸代 (出演), 中野良子 (出演), 若命真裕子 (出演), 北林谷栄 (出演), 宇野重吉 (出演), 三木卓 (原名), 芥川也寸志 (作曲): ビデオwww.amazon.co.jp

関連ブログ

小さな図書館のものがたり8ヶ月前

『てのひらごよみ』~あしたがあって夢がある 図書館での読書会「詩をたのしむ」でひろこさんが紹介してくださったのは『詩の玉手箱』(いそっぷ社/2008.4) 中原中也、萩原朔太郎…著名な詩人たちのあまり知られていない詩が51篇。鮮やかな挿し絵は柚木沙弥郎さん。 三木卓さんの解説文と合わせ読みしながら1月31日、101歳で旅立たれた柚木さんを偲びながら順にぐるぐる声を出して。 ~☆~☆~ そして、もりたさんはスウさんの『てのひらごよみ』(立風書房/1976) 数えてみたら、能登のことが11回ですって。気多大社、のと鹿島の桜駅や千枚田やら輪島の朝市、波の花…ついこの間までずっと続いていた能登の自然や風景…もりたさんの読む声が心に響きました。 …

#『詩の玉手箱』#三木卓#柚木沙弥郎#能登#水野スウ#幸せのまほう

続 曇りのち快晴1年前

さむい散歩道ー2 不思議だ あなたに肉体があるとは 三木卓 詩人で作家の三木卓さんが去る11月に亡くなられた。静岡市にある静岡高校を卒業されており、最近まで地元の静岡新聞にもよく記事を寄せられていて県民にもなじみが深かった。しかし私はまったく三木さんの作品を読んだことはない。 だが、私はたった20文字ほどの言葉で、この人の名を忘れることができない奇妙な遭遇をした。それが冒頭のフレーズである。 (昭和45年頃 仙台市の河原町付の広瀬川淵から遠く広瀬橋を見る:右側が長町) 20歳かそこらの私は、当時仙台で貧しい学生生活をしており大学は紛争の真っただ中で騒然としていた。私は何のつもりか一年次にクラス委員長などを引き受…

#三木卓#仙台#広瀬橋#詩

BookCites2年前

「震える舌」 1980★★☆☆☆ あらすじ 熱を出し、おかしな挙動を見せていた娘が破傷風にかかっていることが判明し、入院させるも悪化していくその病状に疲弊していく夫婦。 破傷風菌 - Wikipedia www.youtube.com 感想 破傷風にかかった娘とその看病で疲弊する両親の姿が描かれる。両親が異変に気付いたのは、娘が口を開けようとしなくなったことだった。だが子供が大人の気を引こうと不審な行動を取るのはままあることなので、それだけで判断するのは難しい。 現に最初は両親もあまり気にしておらず、叱りつけてさえいた。大抵の場合はそれで何事もなく過ぎていくのだろうが、今回のようにそれが本当に病気の症状だった場合は…

#映画#野村芳太郎#小説原作映画#渡瀬恒彦#十朱幸代#三木卓

絵本とむかしばなし2年前

『せかいのはてってどこですか?』「井の中の蛙」でも・・・ 井戸の中しかしらなかったかえるが外へ出て、いろんなものに出会います。 読み聞かせ目安 中・高学年 10分 あらすじ 井戸の中に住む1匹のかえる。 井戸の中は、なかなか素敵な住まいでした。 きれいな水と、青空やお月様が見える丸い天井。 蝿や虫も飛び込んでくるので、食べ物も十分ありました。 でも・・・、ある時水がなくなって、虫もこなくなってしまいました! かえるは、「せかいのはて」を見にいこうと、井戸の外へ出ていきます。 するとそこには、眩しい陽の光、強い風に吹かれる木々、咲き乱れるひなぎくの花。おいしそうな虫もいっぱい飛んでいました。 かえるは世界の果てに来たのだと思い…

#絵本#読み聞かせ#せかいのはてってどこですか?#ロジャー・デュボアザン#三木卓#かえる

★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★2年前

ふくろうくん *アーノルドローベル一人で暮らしているふくろうくん。 一人でいると、色んな事を想像したり、考えてしまうもの。 そんなふくろうくんの、空想のような、独り言のような5つの物語。 ★『おきゃくさま』 真冬の寒い夜、暖炉の前でパンとお豆のスープを飲んでのんびりしていると、 ドアをどんどんと叩く音が。玄関のドアを開けてもそこには風と雪だけで誰もいない。 また部屋に戻るとドアを叩く音がする。ふくろうくんはかわいそうな冬が、 ドアを叩いているのだと思い、冬を部屋に招きいれると・・・・ お部屋は極寒の嵐の中に。飲んでいたスープも凍ってしまうありさま。 ★『こんもりおやま』 夜ベッドに入って寝ようと電気を消すと、足元にこんもりお山…

#おすすめ絵本#読み聞かせ#ふくろうくん#アーノルドローベル#三木卓#文化出版局

★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★3年前

ふたりはずっと *アーノル・ドローベルアーノルドローベルの、かえるくんとがまがえるくんのお話のシリーズの中で、 こちらの絵本は、『ふたりはともだち』、『ふたりはいっしょ』、『ふたりはいつも』 『ふたりはきょうも』のこの4冊から、 心に残る名場面を抜き取ってまとめた1冊になっています(*^^)v ひとりぼっちは寂しい、だから二人はいつも一緒にいます。 楽しいことを見つけ、一緒にあそび、時には喧嘩をしたり、相手を困らせることも あるけれど、いつも根底にお互いの存在が大切で、大好きな気持ちがあります。 人生を楽しくいきていくコツ、時には苦しいこともあるけれど、 人生の試練も面白がって生きていくこと、仲間と支え合い、乗り越えていくこと、 …

#おすすめ絵本#読み聞かせ#ふたりはずっと#アーノルド・ローベル#三木卓#文化出版局

★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★3年前

ふたりはいつも *アーノルド・ローベル子どもも私も大好きな、仲良しのかえるくん、がまくんのシリーズ! ”ふたりはいつも”という題のとおり、『そりすべり』『そこのかどまで』 『アイスクリーム』『おちば』『クリスマス・イブ』の5つの物語は、 それぞれ春夏秋冬の季節、1年間のふたりの日々が描かれています。 2人でやったら何だって出来る気がするし、何でもうまくいく気がする。 でも1人だったら、ちょっと心細いな。 2人だと楽しいことは2倍になるし、悲しいことは半分になる。 時にはお互いのことを思っていても、すれ違ってしまうこともあるけど、 やっぱり君じゃなきゃ。君が一番なんだ!という気持ちが2人から溢れています。 人生は近くで見ると悲劇だが…

#おすすめ絵本#読み聞かせ#ふたりいつも#アーノルド・ローベル#三木卓#文化出版局

★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★3年前

ふたりはともだち *アーノルド・ローベルかえるくんとがまくんは大の仲よし。 2人は正反対の性格。その2人のクスっと笑える掛け合いが楽しい絵本です。 ユーモアと、笑いと、そしてちょっと切ない物語5つから構成された、 幼児向け童話絵本です(*^-^*) 『はるがきた』は、春になって先に目覚めたかえるくんが、 まだ冬眠中のがまくんを起こしに行くところかは始まります。 もう4月だというのに、がまくんはまだ眠っていたいから、5月の半ばになったら、 また起こしてとかえるくんに頼みます。 かえるくんは早くがまくんと遊びたくて、春という季節を一緒に楽しみたくて、 5月まで一人で待っているなんて出来ないと考え、 カレンダーを5月までやぶります。 そし…

#おすすめ絵本#読み聞かせ#ふたりはともだち#アーノルド・ローベル#三木卓#文化出版局#幼児向け童話

★KIKOがお勧めしたい絵本の世界★3年前

とうさんおはなしして *アーノルド・ローベルねずみのとうさんが、7人のねずみの兄弟に、 それぞれ一つずつ寝る前のおはなしをしてくれるお話です。 1人に1話、合計で7つのお話をしてくれる素敵なお父さん。 特に好きなお話は「くもとこども」。 空に浮かぶ雲が、色んな形に見えてくるねずみの子のお話。 空の模様が刻々と時間とともに変化していく。 雲は、時にお城や、うさぎ、ねずみに姿を変えていく。お母さんが花摘みにちょっと、 子どもの側を離れると、空に突然大きなネコが。 ねずみの子はたまらなくなって、「たすけて!」と言ってお母さんの側へ駆けだした。 空を見上げると、ねこはいなくなっていて、大きな空が広がっていましたというお話。 空の雲が色んな形に見…

#おすすめ絵本#読み聞かせ#とうさんおはなしして#アーノルド・ローベル#三木卓#文化出版局

bookface’s diary16時間前

風攫いと月 福井桂子詩集2005年11月、書肆山田から刊行された福井桂子(1935~2007)の第7詩集。装画はカイカワカイ。著者は八戸市生まれ、三木卓の妻。 はじめて詩集を出した時は、この一冊で、充分楽しく満足でした。けれども、そののち、三冊の詩集が必要であると思うようになりました。現実生活において、実に不器用な私には、詩を書くほかに己をしめす手段がなく、そのうち、どうしても六冊の本で、あるなにものか(とんでもないことに)精神的建築物のようなものを(トランプか積木でつくったものでもいいから)、と考えるようになりました。そして、なんとか六冊の詩集を書きおえはしました。しかし、心になにか不全感がのこり(…そうだ。二十年…

みとこんの生活向上委員会18時間前

大切な絵本は今でも見つけたら読み返す今週のお題「絵本」 母親が本が好きで、絵本には困らない幼少期を過ごしたように思う。 幸い私も活字を読むのが苦ではなく、保育園で毎月購入する絵本は、 もらったその日に全て読破していた。 母親は、買えるシリーズは全て注文していたため、みんな2、3冊の中、毎度10冊近く持って帰っていたのが懐かしい。 その頃に大事によんでいて、今でもたまに読み返す絵本を何冊か紹介する。 めっきらもっきら どおん どん あらすじ 引き込まれる物語と、魅力的なキャラクター わすれられないおくりもの あらすじ 母の読み聞かせで何度も泣いた がまくんとかえるくん シリーズ 小さな子へのお土産はいつも絵本 めっきらもっきら ど…

発達障害・自閉症・不登校児を育てる保育士mamiの子育て日記2日前

子育てに絵本を。伝えたいことを絵本で。5歳頃からの絵本先日、育ってほしい子どもの姿を、絵本を通して伝えるのはいかがでしょうか♪ という記事を書きました。 その時は、3歳からの絵本をご紹介したので、今回は年中から年長の5歳頃に読んであげたい絵本をご紹介しようと思います。 mamicherryblossom.net 5歳の頃は、様々な社会性が育ち始め、友達とのルールを守って遊んだり、目上の人や大人の人を意識するようになってきます。 それでもまだまだ5歳。わかっているけれど、できないこともたくさんあります。 納得できないことはできない!と、気持ちが揺るがないこともあるでしょう。 大人とほぼ同等のやり取りができるけれど、まだまだ小さな子ども子です。 納得…

machidesignのブログ6日前

僕は主観的に幸福だった久しぶりに古くからの友人に葉書を出した、そうしたら電話をくれた。そういえば電話で仕事以外のことを人と話すのは久しぶりだなあと思った。 「勇気を振り絞り電話をかける。あの三木卓がいきなり、「はい」と電話口に出てきた。うわっ。そこから何を話したのだったか、覚えていない。そんなに大変なことだったのに、最後、「また、電話をおかけしてもいいですか」などと聞いている自分には心底、驚いた。またかける時があったなら、またすごく勇気を出さなくてはならない。大変なことになる。できるのかよ。だがこれが人生だ。「ええ、いいですよ、またかけてください」。三木さんはひたすら、優しかった」 電話っていいよね、こんど勇気をふ…

kanamankunのブログ22日前

本箱(25)三木卓の本は、以前にも『蝶の小径』を紹介しましたが、今回は『昆虫のいる風景』集英社文庫・昭和59年9月刊です。この本は新潮社のPR誌『波』に2年ほど連載されたエッセイをまとめたものです。 この『昆虫のいる風景』 には、私が散歩で出会う、よく知っている昆虫たちがたくさん登場します。その昆虫たちの一つ一つの特徴や美しさをリアルに表現されています。 「ガガンボのさびしさ」の中で、路傍の草叢のいるガガンボを見て「ガガンボは女々しくさびしい。・・・」と。最後には「ガガンボが弱いなんていえようか。人間がほろびたって、ガガンボはいるにちがいない」と脆弱なガガンボの生命力の強さを讃えるなど、昆虫愛好家の気持ち…

karumerabunkoのブログ22日前

坪内祐三「文庫本を狙え!」レーベル別一覧「週刊文春」にて1996年8月29日号から2020年1月23日号まで連載された坪内祐三氏による文庫本書評「文庫本を狙え!」を文庫レーベル順に並べた。文庫レーベルはおおよそ五十音順に並べたが検索のしやすさを考慮し一部前後した箇所もある。 同文庫レーベル内では連載の古い順から並べ、それぞれ取り上げられた本の編著訳者名・書名・掲載号を記した。掲載号は( )内に記載し、(狙97.1.30)は、「週刊文春1997年1月30日号」を指し、「狙」は収録されている単行本を指す。 本リスト作成には以下の本を用い、略称の区分もこれに基づく。 【狙】『文庫本を狙え!』ちくま文庫, 2016年(1996年8月29日号…

のんびり知育・幼児教育ときどき鉄道25日前

本が好きになる! 子どもに読書習慣を付けるメソッドを実践した結果この記事にはプロモーションが含まれています。 本よりラクに楽しめる動画コンテンツが溢れている現代では、動画視聴を含むインターネットの利用時間が増えるとともに、子どもの読書離れが進んでいるそうです。 筆者も読書の大切さと面白さは分かっているつもりですが、なかなか年長の息子を本好きにさせることができず、もどかしさを感じていました。 今回は、筆者が見つけた読書習慣をつける方法(をレクチャーしてくれた本)と、ノウハウを実践して感じた効果を紹介します。 子どもに読書習慣をつけるために行ったこと 参考:借りてきた本の紹介 「ねこざかな」 「きりぎりすくん」 「これはナルホド きっちょむ話 シリーズ日本のお…

芥川賞全作品読みます日記1ヶ月前

芥川賞受賞者リスト回受賞年 受賞者受賞作掲載誌 1712024上 朝比奈秋サンショウウオの四十九日新潮 1712024上 松永K三蔵バリ山行群像 1702023下 九段理江東京都同情塔新潮 1692023上 市川沙央ハンチバック文學界 1682022下 井戸川射子この世の喜びよ群像 1682022下 佐藤厚志荒地の家族新潮 1672022上 高瀬隼子おいしいごはんが食べられますように群像 1662021下 砂川文次ブラックボックス群像 1652021上 石沢麻依貝に続く場所にて群像 1652021上 李琴峰彼岸花が咲く島文學界 1642020下 宇佐見りん推し、燃ゆ文藝 1632020上 高山羽根子首里の馬新潮…

風花猫の雑学ブログ🐾1ヶ月前

人間失格、読書の秋。📕🍂今日もお疲れ様です、風花猫です。📖 一昔前(私が子供の頃)は、もう少し秋の訪れが明確で、季節の移ろいが穏やかに感じられたような気がするのですが…。 最近は気候の急な変化や波の大きさから体調が落ち着かない事も増え、中々大変な時代になったなぁ…と思います…。 (あくまで一個人の感覚です…💦) 陰ながらではありますが、当ブログにご訪問頂いております皆様のご健康をお祈り致します…🍀✨ さて、今回は表題の文学作品の感想につきまして。 恥ずかしながら、この歳になってようやく読了致しました…。 そうです、太宰治『人間失格』。太宰治の文学作品と言えば、先に触れたのは『走れメロス』でしたが、こちらは国語の教科書…

卯月ユウトの読書日記1ヶ月前

芥川賞受賞作(1970年代)芥川龍之介賞(通称・芥川賞)の1970年代の受賞作品一覧です。 目次 第63回(1970年上半期) 第64回(1970年下半期) 第65回(1971年上半期) 第66回(1971年下半期) 第67回(1972年上半期) 第68回(1972年下半期) 第69回(1973年上半期) 第70回(1973年下半期) 第71回(1974年上半期) 第72回(1974年下半期) 第73回(1975年上半期) 第74回(1975年下半期) 第75回(1976年上半期) 第76回(1976年下半期) 第77回(1977年上半期) 第78回(1977年下半期) 第79回(1978年上半期) 第80回(1978年…

bookface’s diary1ヶ月前

二束三文詩集 川崎彰彦詩集1986年2月、編集工房ノアから刊行された川崎彰彦(1933~2010)の詩集。 七年前、VAN書房から『竹藪詩集』というのを出してもらった。生涯に一冊の詩集が持てて、わたしはうれしかった。もう詩を書かないつもりだったが、注文がきたりして、また書くようになった。詩というより「詩のごときもの」であるが・・・。そうしてなんとなく溜まった〝竹藪以後〟の作品から、また一冊を編む気になって、こんどは編集工房ノアにお願いした。 〝竹藪以後"と書いたが、竹藪は依然、わたしの窓外にあって、わたしをなぐさめたり、励ましたりしてくれている。『二束三文詩集』は〝続竹藪詩集"なのでもある。 七年の間には、一九八一年の…

karumerabunkoのブログ2ヶ月前

講談社文芸文庫刊行書目一覧 最新版2024年10月31日時点での既刊及び刊行予定の講談社文芸文庫全1,318点(日本文学1,246点/海外文学72点、ワイド版を除く)をあげた。文庫の整理番号順に従って表記(一部変更あり)した。編者、訳者は一部を除き割愛した。 阿川弘之『舷燈』 阿川弘之『青葉の翳り 阿川弘之自選短篇集』 阿川弘之『鮎の宿』 阿川弘之『桃の宿』 阿川弘之『論語知らずの論語読み』 阿川弘之『森の宿』 阿川弘之『亡き母や』 阿部昭『単純な生活』 阿部昭『大いなる日/司令の休暇』 阿部昭『無縁の生活/人生の一日』 阿部昭『千年/あの夏』 阿部昭『父たちの肖像』 阿部昭『未成年/桃 阿部昭短篇選』 青柳瑞穂『ささやかな日…

映画貧乏日記3ヶ月前

【番外編】「震える舌」「震える舌」2024年7月14日(日)YouTube(松竹シネマPLUS)にて鑑賞。 ~ホラー映画のように恐ろしい。死に至る病にかかった娘 熱を出して寝込んだり(夏風邪?)、何やかやで10日以上も映画館に行けない日々。あんまり間が空くのも何なので、番外編として7月に配信で観た映画の感想をアップします。松竹シネマPLUSで2週間限定無料公開されていた松竹映画「震える舌」です。 原作は芥川賞作家、三木卓の小説。東京のベッド・タウンである千葉郊外の団地に三好昭(渡瀬恒彦)と妻の邦江(十朱幸代)、娘の昌子(若命真裕子)の三人家族は住んでいた。その付近には、まだ葦の繁みがあり、昌子は湿地の泥の中を蝶を追…

京都ぬるぬるブログ2.03ヶ月前

盆前から盆(ただの日記)たまにはただの日記です。※前回のただの日記回: *** 8月8日(木) 京都へ行く。8月入って初。盆地は暑さがやばかろうと思ったが、珍しく風がある! 最近急激に好きになったもののひとつに「風」がある。これまでノーマークだったが好きなものトップに躍り出る勢いで、すっかり風ファンである。 実家からテレワーク。そののちナメちゃんと会う。約束まで時間があったので実家の者とあれこれ喋り、もうじき盆なのに正月の能登の復興がまだ進んでいないらしい、という話などをしているところへ、父のスマホが変な音で鳴り地震速報が入った。TVを点けると宮崎で震度6。 しばらくして「南海トラフ地震の可能性を調査する会議」が招集…

bookface’s diary4ヶ月前

詩のある日々 京都 1973-1988 河野仁昭1988年11月、京都新聞社から刊行された河野仁昭(1929~)のエッセイ集。著者は愛媛県生まれ。 目次 ・詩への架橋――私の現代詩入門 天野忠 黒田三郎 石垣りん 吉野弘 鮎川信夫 中桐雅夫 茨木のり子 田村隆一 谷川俊太郎 川崎洋 永瀬清子 高田敏子 会田綱雄 黒田喜夫 吉原幸子 中江俊夫 北村太郎 富岡多恵子 安水稔和 三木卓 大野 新 井上俊夫 青木はるみ 角田清文 ・詩人たちの肖像 開花期をもちえずに――倉橋顕吉 安藤真澄さん追懐 山前実治さんの思い出 毅然たる静けさ――荒木文雄 恥部を見てしまう眼―─天野忠 湖北のひと――武田豊 天野隆一さんの近作 ユリカモメのうた――児玉実用 詩…