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今昔物語集

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こんじゃくものがたりしゅう

平安時代末期に成立したと見られる説話集である。全31巻。ただし8巻・18巻・21巻は欠けている。編纂当時には存在したものが後に失われたのではなく、未編纂に終わり、当初から存在しなかったと考えられている。また、欠話・欠文も多く見られる。インド・中国・日本の三国の約1000余りの説話が収録されている。『今昔物語集』という名前は、各説話の全てが「今ハ昔」という書き出しから始まっている事から由来している。

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#読書日記#モーパッサン#ウィリアム・シェイクスピア#堤中納言物語#方丈記#歎異抄#小池真理子#今昔物語集#アンドレ・ジッド#佐藤文香

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今昔物語集 巻27 第43 頼光の郎等平季武(すえたけ)、産女に値へる語昔、源頼光が美濃守であったころの話。 XXという村で、夜のことである。 詰所にたくさんの侍が集まって話をしたりしていた。 そのうち、ある者が、こんな話を始めた。 「この国には、渡というところに、産女というお産に失敗して死んだ女の霊がいる。夜になって、そこを渡ろうとすると、産女が子供を泣かせて、「この子を抱っこしてください」と言ってくる。」 お調子者の別の者が、 「じゃあ、今からその心霊スポット、行ってみようぜ」 などと言う。 平季武、「俺なら、今すぐでもわたってやるよ」 他の仲間たちは、「いくら一騎当千の平さまでもそこは渡れないですよぉ」 と、これはけしかけているのだ。 平季武、「そんなの余裕…

#源頼光#平季武#産女#姑獲鳥#今昔物語集#今昔物語

東国剣記2年前

【薙刀】薙刀の文献上の初出は?(後) 1040年『春記』の例はなぜ不確実な初見とされるのか 及び中世「刀」と呼ばれた短い刀剣と平安時代の「長刀(なががたな)」について薙刀の初見に関する続きです。前回は久安6年(1150年)~平治元年(1160年)に編纂された『本朝世記』の久安2年(1146年)3月9日の記事を引き、『世界大百科事典』のいう薙刀の初見を確認しました。今回は近藤好和氏の『弓矢と刀剣』にある以下の説を確認します。 ■近藤好和『弓矢と刀剣』(※1)・一方、中世を代表する長柄の武器である長刀は、不確実な例だが、十一世紀には見えている(『春記』長暦四年<一〇四〇>四月十一日条)。 不確実ではあるが『本朝世記』の例を文中の年代から数えても100年以上遡り得る薙刀の初見があるとのことです。では、早速その藤原資房の日記『春記』本文を見てみましょう。藤原定任と…

#薙刀#刀剣#平安時代#今昔物語集#小右記#平家物語#打刀

論語とコンピュータ(読み書きそろばん)2年前

巻第27第3 桃園の柱の穴より差し出づる児の手、人を招きたる語いまは世尊寺と呼ばれている桃園という藤原行成の屋敷がある。 まだ寺ではなかったころ、ここに西宮の左大臣、源高明が住んでいた。 寝殿の南東の母屋の柱に木の節穴が開いていた。 夜になると、2、3日おきにその節穴から小さい子供の手が出てきて、人を手招きする。 大臣はこれを聞いて、気持ち悪いなと思って、その穴の上に、お経を括り付けてみた。 正体不明の怨霊の仕業ならば仏経が効くはずだが、なんの効果もなく、手招きは続いた。 ある人が、試しに、実戦用の征矢を一本穴に入れてみた。すると征矢を抜かない限り手招きは止んだ。矢尻だけを穴に打ち込んだところ、怪異はやんだという。 原因不明の怨霊には、仏経が威力を持つべ…

#今昔物語集#今昔物語#都市伝説#怖い話

論語とコンピュータ(読み書きそろばん)2年前

今昔物語集 第25巻 第二話 藤原純友が海賊をしたので死刑になった話朱雀天皇の御代に、伊予掾藤原純友という人がいた。 筑前守良範の子である。 純友は、愛媛県で、多くのツワモノを集めて子分にしていた。 弓矢を持って船に乗って海に出ては西国から都に向かう船を襲っては、略奪と人殺しを繰り返していた。 だから旅人たちは、気を付けて船に乗らないようにしていた。 西の方の国々も放っておくわけにいかず、国司は朝廷に、文書を送った。 「伊予掾純友が悪行をしております。船に乗って海にいつも居て往来の船を襲い、人を殺し物を略奪します。これには国も個人も困っています。」 とある 朝廷もこれには驚き、名ばかり管理職の橘遠保というものに 「この純友を討伐してまいれ」 と命じた。 さて遠…

#今昔物語集#今昔物語#藤原純友#藤原純友の乱

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今昔物語集 巻第25 第7 藤原保昌の朝臣、盗人の袴垂に値へる語昔、袴垂というとんでもない大泥棒の親分がいた。 豪胆で、力強く、足は速く、腕が立ち、思慮があった。 天下無双であったので、あらゆる人のものを片っ端から奪って生業としていた。 冬のはじめの旧暦の10月ごろ、着るものが必要だったので ちょっと服を手に入れるかと考えて、 心当たりがあるところをあちこち回っていた。 深夜になって、月は朧だった。 大路を急ぐでもなく歩いている男がいた。足首のところがシュッとした指貫と思われる袴の股立ちを取って裾をたくし上げて、柔らかそうな絹の狩衣を着ている。 ゆったりと笛を吹きながら一人歩いてくる。 袴垂は、これを見て、 「カモじゃん」 と思って走りかかると、打倒して服…

#今昔物語集#今昔物語#和泉式部#和泉式部日記

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今昔物語 巻19 第29 亀、山陰中納言に恩を報ぜる語亀の恩返し パート2 延喜天皇のころ、藤原高房の子で、山陰という中納言がいた。 子だくさんだったが、その中に一人顔立ちのとても良い男の子がいた。 山陰中納言は、この子をたいそうかわいがっていた。 継母がおり、この子をとてもかわいがるので、 中納言は喜ばしく思い、 専らこの継母に預けて育てるようにしていたという。 さて、山陰中納言が大宰府の長官に任命されて、九州に向かうことになった。 継母を篤く信頼していたのであるが、 実はこの継母「このガキをなんとか殺してやりたい」と強く思っていた。 玄界灘の鐘の岬のあたりについたとき、継母は行動に移した。 おしっこをさせるふりをして、海に突き落としたのだ。 …

#今昔物語#今昔物語集#亀の恩返し

論語とコンピュータ(読み書きそろばん)2年前

今昔物語 巻20 第1 天竺の天狗、海の水の音を聞きて此の朝に渡れる語インドに天狗がいた。 天狗とは仏法を妨げる者である。とされる。 今でいうと、屁理屈を捏ねまわして論破してあるく輩のようなものだろう。 もともとはこの語、天を行く流星の意味である。 ちょうど元の話が書かれたころ、意味が変遷した。 だから、この天狗が空を飛ぶのか、飛ばないのか、 迦楼羅のような姿なのか、鼻が長くて赤いのか、 性別がどうなのか、僧形なのか、童子なのか、今となってはわからない。 とにかく、仏道の妨げをする、この天狗、インドに住んでいた。 ある日天狗はインドから中国に行こうとしていた。 途中で海の水が、 「世界は変わる。生まれ滅びる。変化を超えて、静かな世界に入ろうぜ。」 (諸行無常 是…

#今昔物語集#論破王#諸行無常

論語とコンピュータ(読み書きそろばん)2年前

今昔物語 巻23 第14 左衛門尉平致経、明尊僧正を送りたる語宇治殿と呼ばれた藤原頼通が権勢を誇っていたころの話。 この時、まだ明尊僧正は、僧正ではなく一階級下の尼僧の管理官(僧都)だった。 三井寺の一番偉いお坊さんになる明尊僧正が、宿直でお祈りをしていた。 灯火を灯していないが、もう暗い。 急遽この僧正が夜のうちに三井寺に行って帰ってくる必要ができた。 理由は今となってはわからないが、この話をする上ではどうでもいい。 頼通は、馬小屋にいる落ち着きがある馬に鞍を置いて連れてきた。 居並ぶ侍たちに向かい 頼通「誰か、ついてくる者はいないか」 左衛門尉平致経「この致経が参ります」 頼通「いとよし」 頼通「この僧都は今夜三井寺に行って、そのまますぐに夜のうちに…

#今昔物語集#今昔物語#平致経#僧正

論語とコンピュータ(読み書きそろばん)2年前

今昔物語集 巻第23 第15 陸奥の善司、橘則光、人を切り殺せる語昔、清少納言の夫で橘則光という人がいた。 武士ではないが、肝の据わった賢い人で、力も強く、顔つきも良いので、一目置かれていた。 この人が若い時分、まだ前の天皇陛下の一条天皇の御代の話だ。 季節は旧暦の八月九日。深夜のことだ。 則光は、衛府の武官として詰めている大内裏から、宮中の宿直所にいる女のところに忍んで行った。 武装と言えば太刀だけを引っ提げ、お供の少年一人を連れて、詰所を出た。 大内裏の東、北から三番目の待賢門を出る。 大宮大路を南に下ると、大内裏の外郭の築地塀のあたりに何人か立っている気配がある。 せんべいの「ばかうけ」のような形の月齢9日の月が西の山際に今にも沈みそうだ。 こんな晩は…

#今昔物語集#橘則光

トレンドラボ2日前

【光る君へ】惟規の死が源氏物語に与えた衝撃の真実【速報】藤原惟規の死 - 紫式部の心を揺るがす衝撃 惟規の辞世の歌に込められた思い - 歴史的背景と現代的解釈 まひろと惟規 - 描かれてきた姉弟愛の軌跡 源氏物語の進展 - 「宿世」が映し出す平安政治の闇 一条天皇vs藤原道長 - 激化する次期天皇争い 中宮彰子の学びが秘める可能性 - 今後の展開を予測 まとめ 【速報】藤原惟規の死 - 紫式部の心を揺るがす衝撃 NHK 大河ドラマ 光る君へ NHK大河ドラマ「光る君へ」第39回が10月13日に放送され、関東地区で10.2%の視聴率を記録しました。今回のエピソードでは、藤原惟規の死という衝撃的な展開が描かれ、視聴者に大きな反響を呼びました。 …

日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ 2日前

太古より、知念間切の久高島には「異種の民」がいた。彼らは皆、ヒザからくるぶしにかけてとても細く、かかとがない。足の甲は短くて足の指は長く、そのかたちは手のひらのようになって、地に立つ。(2)<ニッネプリ> ・アイヌに伝わる怪異。「魔神の山」を意味する名前で、石狩方面に存在したという。この山には魔神たちが隠れ住んでおり、常に人間の世界を邪魔していた。そこでオタシトンクルというアイヌの英雄がそれを退治するため、六日六晩にわたり戦った。この戦いで多くの魔神が倒されたが、その頭領とは容易に決着がつかず、なおも激しい戦いが続いた。 <ヌプリコルカムイ> ・アイヌに伝わる神。「山を支配する神」という意味で、かつて日高の幌尻岳にいた熊だという。この熊は時を経て足から人間に変わっていき、人間の女と恋をして子どもが生まれた。その子孫は千歳に住み、今でも幌尻岳に酒を捧げる人がいるという。 ・昔、平取…

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太古より、知念間切の久高島には「異種の民」がいた。彼らは皆、ヒザからくるぶしにかけてとても細く、かかとがない。足の甲は短くて足の指は長く、そのかたちは手のひらのようになって、地に立つ。(1)(2024/10/15) 決定版『目からウロコの琉球・沖縄史』 上里隆史 ボーダーインク 2024/6/26 <久高島の「異種の民」> ・沖縄県南部の知念半島の先に浮かぶ久高島。近年では「神の島」として広く知られるようになりました。スピリチュアル・ブームに乗って、多数の観光客がこの島を訪れています。 この島には沖縄のほとんどで消えかけた古来の祭祀組織が温存されていて、島の女性は一定の年齢になると神女組織へと編入されます。12年に1度行われる就任式にあたるイザイホーの儀式は過疎化により現在途切れていますが、それでも1年のうち約30回もの祭祀があります。 島には琉球の創生神話で神が降臨したという聖…

児童書評価のページ6日前

滝のむこうの国(今昔物語絵本)滝のむこうの国 (今昔物語絵本) 作者:ほりかわ りまこ 偕成社 Amazon 今は昔。京の都に住む権大納言は、友だちの陰陽師の別荘へ行く途中、山で猟師に追われる子鹿を助けます。 別荘に着き、食事の支度を待つ間、庭へ出た権大納言。甘い香りに誘われるままに、入ってはいけないと言われた木戸の向こうへ。山奥に進んでいくと、よい香りのもとはお酒のわく泉でした。夢中になって飲んでいると、1人のお坊さんが現れて、酒よりおいしい飲み物があるからと、滝の中をくぐりぬけて、家に招きます。 そこで出されたのは、ぐらぐら煮えたつ銅の湯。恐ろしくなった権大納言が、あわてて逃げ出す先に、以前助けてもらった子鹿は私です、…

児童書評価のページ8日前

権大納言とおどるきのこ(今昔物語絵本)権大納言とおどるきのこ (今昔物語絵本) 作者:ほりかわ りまこ 偕成社 Amazon 今は昔。京の都にとても食いしん坊な権大納言がいました。友だちの陰陽師からは、食べ過ぎは体に毒だと小言を言われつつも、不思議なまじないの力をもつ陰陽師に、権大納言は何かと助けてもらっています。 ある秋の日、紅葉に燃える山へ出かけた権大納言は、美しい景色にみとれるあまり、がけ下へ転がり落ちてしまいます。でもそこで、おいしそうなひらたけを見つけて大喜び。かごいっぱいに摘んで帰る途中、珍しいきのこを手に踊りまわる女たちと出会い、食べると誰もが踊り出してしまうというそのきのこと、ひらたけを交換して帰ります。 さっそく…

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神戸市をタイムトラベル!安倍晴明との出会い平安時代の神戸市へいざ、タイムトラベル! 夢枕獏さんの小説「陰陽師」ですっかり有名になった安倍晴明!私も虜になって、全巻読み漁った一人です。 陰陽師・安倍晴明は花山天皇から信頼を得て重用されるようになり、花山天皇退位後は一条天皇や藤原道長から篤く信用された人です。 ちょうど、大河ドラマ「光る君へ」の時代と重なります。 933年、一条天皇が病に罹った際、 清明の禊(みそぎ)により回復したというはなしや 1004年に旱魃(かんばつ)で民が苦しんでいる時、清明が雨乞いの五龍祭を行うと直ちに雨が降ったので、一条天皇からご褒美をもらった。というはなしが残っています。 NHK大河「光る君へ」第30話でこの…

指栞(ゆびしおり)18日前

生命力。宇治拾遺物語 古典新訳コレクション (河出文庫) 河出書房新社 Amazon 受験生のときに古文の問題を解いていて説話集というのは今読んでもおもしろいんじゃないかと感じたのはたぶん僕だけではないと思う。「今昔物語集」や「十訓抄」や「古今著聞集」にこの「宇治拾遺物語」などなど。でもそうは言っても原典に当たるというのはなかなか難しい。やはり古典の文法というのは敷居が高いし用語だって今とは随分違う。ちなみに古典を読むのに必ずしも原典をひもとく必要はないと教えてくれたのは吉本隆明さんだった。これは原典を読むべきとかたくなに思い込んでた自分にとっては福音に感じられた。ただ吉本さんご自身は古文をある程度読…

Tigh Mhíchíl21日前

Kindle Unlimited 注目書の紹介3(古典新訳文庫つづき等)【Amazonプライム会員限定】Kindle Unlimited 3か月無料体験キャンペーン というのが始まっている。 期間:2024年9月24日(火)14:00~10月20日(日)23:59 この期間に無料 Kindle Unlimited 体験の登録ができ、最初の3ヶ月は Kindle Unlimited 対象書がタダで読める(その時点で解約は簡単)。ただし、キャンペーン参加は Amazon プライム会員に限定される。プライム感謝祭の一貫らしい。 Kindle Unlimited を利用したことのない人は、大した本があるまいと感じるかもしれないが、意外に掘出し物がある。そういう書籍をいくつ…

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光文社古典新訳文庫刊行書目一覧 最新版2024年9月20日時点での既刊の光文社古典新訳文庫全401点(【A】文学304点/【B】思想78点/【C】社会科学14点/【D】自然科学5点)をあげた。文庫の整理番号順(注)に従って表記した。編者、訳者は一部を除き割愛した。 (注)光文社古典新訳文庫の整理番号は複雑であり、まず作品のジャンルごとに大きく4つに分けられている。【A】が小説などの文学作品、【B】が哲学などの思想に関する本、【C】が政治・経済などの社会科学に関する本、そして【D】が自然科学に関する本である(【B】と【C】の境界はかなり曖昧である)。 同じ著者でも作品のジャンルが違えば、違う著者番号が与えられることになる(例: ヴォ…

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「羅生門論2」最終回 エゴイズム論はどのように広がったのか、教科書と指導書から考える以下は、教科書図書館(東京)所蔵の、「羅生門」を採用した全教科書の指導書(教授資料)の一覧である。 指導書一覧表 内容分析は、表の着色した版について小林が行っている。教科書図書館にあるすべての会社について、主にその初版を分析したが、改訂版も分析した場合は2という数字を加えた。→の数字は開始年を示し、←の数字は終了年を示す。単なる→は改訂を重ねながら継続していることを示すが、内容も同じであるという意味ではない。 【発行開始年】幸田国広氏の研究による。角川に関してはより古いものを教科書図書館で見つけたので修正した。 【各説】指導書の編集者が支持をしている考えは◎、参考記載は○、不支持は×とした。エ…

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シャロ勉 その後残暑が厳しいですね。皆さま、お元気ですか? 来年の社会保険労務士試験に向けて勉強を続けています(シャロ勉)。今のところ、しんどいけども知識がリフレッシュできて楽しいです。 現在、1科目めの「労働基準法」の7合目あたりをウロウロしています。 具体的には「年次有給休暇(1)」まで来ました。テキストのページで言うと2巻目の333ページまで終了です。 労働基準法は身近な法律で興味を引く内容(判例)も多いので深入りしそうですが、我慢我慢*1。早い時期に全科目に目を通すことを目指します。何周かできるように。 にしても、テキスト厚すぎ(泣。 第1巻279ページ、第2巻533ページで合計812ページ(@_@;…

北穂高岳で味わう至福のひと時1ヶ月前

ライチョウとの出会いと「立山・地獄谷」の温泉体験ライチョウ。(2024年9月12日午前7時31分撮影) 「ライチョウ、見ましたか?」。 北アルプス立山連峰の主峰・雄山(標高3003㍍)から真砂岳、別山まで標高3000㍍の稜線を縦走しているとき、すれ違う登山者同士のあいさつの1つがこれなんです。 絶滅危惧種のライチョウとの出会いが楽しみなんですね。 縦走を終えた2024年9月11日夜は、昔から「地獄」にたとえられている「地獄谷」そばの温泉付き山小屋に泊まりました。 (「富山県 立山カルデラ砂防博物館」作成のパンフから引用) 目次 温泉付きの山小屋「雷鳥沢ヒュッテ」 「雷鳥沢ヒュッテ」の施設は哀れ 源泉の「地獄谷」の話 地獄谷にある「温泉造成引…

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怪異現象と意識の交錯 〜人は何を見ているのか?〜人類は太古から、不思議な現象に対して畏怖と好奇心を抱いてきました。それは、山の中で突如現れる怪しい光、深夜にふと耳に入る足音、あるいは夢の中で何度も繰り返される奇妙な出来事など、形を変えながら私たちの身近に存在しているものです。これらの現象は「怪異」として恐れられ、時に神聖視されてきました。 一方で、現代社会においては、科学的な視点が主流となり、怪異現象も心理学や脳科学の範疇で説明されることが増えてきました。しかし、これらの現象がなぜか完全に理解されず、その本質が依然として謎に包まれている理由には、共通する一つの要素が潜んでいます。それが「意識」という謎めいた存在です。 この記事では、怪異的な…

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2024年9月の講演東京近辺で2024年9月に開かれる講演・講座をメモします。開催日順。詳細は各主催者または会場にお尋ねください。(9/1更新) 連続講座「ブッダの隣人」第1回 日時:9/2 18:30 会場:オンラインまたは仏教伝道センター会場参加 講師:加藤隆宏 演題:バラモン教 主催:仏教伝道協会(詳細)(※要申込み) 仏教初心者講座「一から学ぶ日本の仏教」 日時:9/3 18:30(8/24から日付変更) 会場:AP名古屋(会場・オンライン同時開催) 講師:岩田尚登 演題:時宗 主催:仏教伝道協会(詳細)(※要申込み) 川崎大師仏教文化講座「弘法大師の著作に学ぶ」 日時:9/8 14:00 会場:川崎大師…