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兵部卿の宮

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関連ブログ

源氏物語&古典🪷少納言の独り言1年前

「女にしてみたい」は美男の表現? 若紫の父&藤壺の宮の兄の兵部卿の宮🌼と源氏の君🌸は、お互いを女にしてみたいと思う😳〜(藤壺の兄、若紫の父の兵部卿の宮を) このまま女にした顔を源氏は かりに考えてみても それは美人らしく思えた。 藤壺の宮の兄君で、 また可憐な若紫の父君であることに ことさら親しみを覚えて源氏はいろいろな話をしていた。 兵部卿の宮もこれまでよりも打ち解けて見える美しい源氏を、 婿であるなどとはお知りにならないで、 この人を女にしてみたいなどと若々しく考えておいでになった。 夜になると兵部卿の宮は 女御の宮のお座敷のほうへ はいっておしまいになった。 今の感覚では、男子を見て「女にして見てみたい」と思うというのは、 感覚としては遠い感じ。 ごっつい いかつい人には使わない表現なので、「女にして…

#兵部卿#兵部卿の宮#按察使大納言#若紫#紅葉賀

ネットで話題

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10ブックマーク🌸若紫を迎える【源氏77 第五帖 若紫20】兵部卿の宮が女王を迎えに来ることになった。源氏は左大臣家に行っていたが 惟光からその事を聞いて 女王を二条院に迎える。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸syounagon.hatenablog.com

6ブックマーク源氏 女人に無視こかれる【源氏75 第五帖 若紫18】源氏、兵部卿の宮は荒れた邸にいる女王に心動かされる。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸syounagon.hatenablog.com

関連ブログ

源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸1年前

【源氏物語462 第14帖 澪標36】源氏は大后にも好意のある計らいをしていた。兵部卿の宮へは、紫の上に 冷淡であったことを恨めしく思い 昔のような付き合いは無くなった。皇太后は人生を恨んでおいでになった。 何かの場合に源氏はこの方にも好意のある計らいをして 敬意を表していた。 太后としてはおつらいことであろうとささやく者が多かった。 兵部卿《ひょうぶきょう》親王は 源氏の官位剥奪《はくだつ》時代に冷淡な態度をお見せになって、 ただ世間の聞こえばかりをはばかって、 御娘に対してもなんらの保護をお与えにならなかったことで、 当時の源氏は恨めしい思いをさせられて、 もう昔のように親しい御交際はしていなかった。 一般の人にはあまねく慈悲を分かとうとする人であったが、 兵部卿の宮一家にだけはやや復讐《ふくしゅう》的な扱いもするのを、 入道の宮は苦しく思召された。 🍂🎼…

#皇嘉門院別当#別当#難波江#紫の上#兵部卿の宮

源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸1年前

【源氏物語186 第九帖 葵59】源氏は紫の君の裳着の準備をする。しかし姫君はつれない。源氏は姫君に恨み言を言う。二条の院の姫君が何人《なにびと》であるかを 世間がまだ知らないことは、 実質を疑わせることであるから、 父宮への発表を急がなければならないと源氏は思って、 裳着《もぎ》の式の用意を 自身の従属関係になっている役人たちにも命じてさせていた。 こうした好意も紫の君はうれしくなかった。 純粋な信頼を裏切られたのは自分の認識が不足だったのであると 悔やんでいるのである。 目も見合わないようにして源氏を避けていた。 戯談《じょうだん》を言いかけられたりすることは 苦しくてならぬふうである。 鬱々《うつうつ》と物思わしそうにばかりして 以前とはすっかり変わった夫人の様子を源氏は美しいこととも、 可憐なこと…

#裳着#兵部卿の宮#按察使大納言#若紫#紫式部

源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸2年前

お互いに女にしてみたいと思う兵部卿の宮と源氏【源氏物語102 第七帖 紅葉賀4】源氏は藤壺の宮の自邸へ。その時 兵部卿の宮がおいでになった。藤壺《ふじつぼ》の宮の自邸である三条の宮へ、 様子を知りたさに源氏が行くと王命婦《おうみょうぶ》、 中納言の君、中務《なかつかさ》などという女房が出て応接した。 源氏はよそよそしい扱いをされることに不平であったが 自分をおさえながらただの話をしている時に 兵部卿《ひょうぶきょう》の宮がおいでになった。 源氏が来ていると聞いてこちらの座敷へおいでになった。 貴人らしい、そして艶《えん》な風流男とお見えになる宮を、 このまま女にした顔を源氏は かりに考えてみても それは美人らしく思えた。 藤壺の宮の兄君で、また可憐な若紫の父君であることに ことさら親しみを覚えて源氏はいろいろな話をしていた。 兵部…

#桃李成蹊#史記#兵部卿の宮#疲労回復#王命婦

源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸2年前

懐妊した藤壺を寵愛する桐壺帝【源氏物語70 第五帖 若紫13】秋の末、源氏は 女王の祖母、按察使大納言の北の方の屋敷を訪問する。尼君は病気で弱っている。初秋の七月になって宮は御所へおはいりになった。 最愛の方が懐妊されたのであるから、 帝のお志はますます藤壺の宮にそそがれるばかりであった。 少しお腹《なか》がふっくりとなって 悪阻《つわり》の悩みに 顔の少しお痩せになった宮のお美しさは、 前よりも増したのではないかと見えた。 以前もそうであったように 帝は明け暮れ藤壺にばかり来ておいでになって、 もう音楽の遊びをするのにも適した季節にもなっていたから、 源氏の中将をも始終そこへお呼び出しになって、 琴や笛の役をお命じになった。 物思わしさを源氏は極力おさえていたが、 時々には忍びがたい様子もうかがわれるのを、 宮もお感じになって、 さすがにそ…

#悪阻#時雨#按察使大納言#兵部卿の宮#紫の上

源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸2年前

北山の少女は藤壺の姪🌸【源氏物語 62 第5帖 若紫 6】源氏は、姫君が 按察使大納言の姫君と兵部卿の宮の間にできた子であると知る。藤壺の宮の姪になる「その大納言にお嬢さんがおありになるということでしたが、 それはどうなすったのですか。 私は好色から伺うのじゃありません、 まじめにお尋ね申し上げるのです」 少女は大納言の遺子であろうと想像して源氏が言うと、 「ただ一人娘がございました。 亡くなりましてもう十年余りになりますでしょうか、 大納言は宮中へ入れたいように申して、 非常に大事にして育てていたのですがそのままで死にますし、 未亡人が一人で育てていますうちに、 だれがお手引きをしたのか兵部卿《ひょうぶきょう》の宮が 通っていらっしゃるようになりまして、 それを宮の御本妻はなかなか権力のある夫人で、 やかましくお言いになって、 私の姪《め…

#形見#大納言#藤壺の宮#兵部卿の宮#兵部卿

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸25日前

【10分で聴く源氏物語 21帖 乙女9】源氏は、夕霧の世話を花散里の君に頼む。花散里は、素直な気質で若君を愛して大切に世話をする。夕霧は、こうした優しい人と夫婦になりえたら幸福であろうと思ったby🐱【源氏物語688 第21帖 乙女43】源氏は、夕霧の世話を花散里の君に頼む。花散里は、素直な気質で若君を愛して大切に世話をする。夕霧は、こうした優しい人と夫婦になりえたら幸福であろうと思った。 〜若君は雲井の雁へ手紙を送ることもできなかった。 二つの恋をしているが、 一つの重いほうのことばかりが心にかかって、 時間がたてばたつほど恋しくなって、 目の前を去らない面影の主に、 もう一度逢うということもできぬかとばかり 歎《なげ》かれるのである。 祖母の宮のお邸《やしき》へ行くことも わけなしに悲しくてあまり出かけない。 その人の住んでいた座敷、 幼い時からいっしょに遊んだ部屋などを見ては、 胸苦…

仮想空間1ヶ月前

源氏物語(二十四)胡蝶読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2567582/1/1 1 胡蝶 2 やよひ廿日あまりのころほひ春の御前の ありさまつねよりことにつくして匂ふ花 のいろ鳥のこえほかの里にはまだふりぬにや とめづらしう見え聞ゆ山の木だち中じまの わたり色まさるこけのけしきなどわかき 人々のはつかに心もとなく思ふべかめるに。から めいたる舟つくらせ給ける。いそきさうぞかせ 給ておろしはじめあせ給ふ目はうたづかさの 人めしてふねのがくせらる。みこたち上達部 などあまた参り給へり。中宮はこのごろ 里におはします。かの春まつそのいとはげ 3 まし聞え給へりし御返りも此ころやとおぼし おとゞの…

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸1ヶ月前

【10分で聴く源氏物語 第15帖 蓬生4〈よもぎう〉】泣く泣く侍従は大弐夫人と共に九州に。好意に むくいるものがなかったので、末摘花は自身の美しい髪を鬘にしたものを薫香とともに 侍従に贈ったby😿🌿【源氏物語517 第15帖 蓬生17】冬になり末摘花は悲しく物思いの日々である。兄の禅師は源氏の八講に招かれたが、自分を尋ねることもなかったことに 望みがないと思うようになった。 〜冬にはいればはいるほど頼りなさはひどくなって、 悲しく物思いばかりして暮らす女王だった。 源氏のほうでは故院のための盛んな八講を催して、 世間がそれに湧《わ》き立っていた。 僧などは平凡な者を呼ばずに 学問と徳行のすぐれたのを選んで招じたその物事に、 女王の兄の禅師も出た帰りに妹君を訪《たず》ねて来た。 「源大納言さんの八講に行ったのです。 たいへんな準備でね、 この世の浄土のように法要の場所はできていましたよ。…

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸1ヶ月前

【10分で聴く源氏物語 第14帖 澪標12完】中納言の姫君は弘徽殿の女御として入内。藤壺の宮は、前斎宮の入内の件を御自身の意志として口添えする。したたかな政治家としての藤壺の宮と源氏の君‥by🐱🪷【源氏物語497 第14帖 澪標 71】源氏は、斎宮の宮を冷泉帝の女御にと考える。それについて藤壺の入道の宮に口添えをお願いする。 〜「お母様の御息所はきわめて聡明な人だったのですが、 私の若気のあやまちから浮き名を流させることになりました上、 私は一生恨めしい者と思われることになったのですが、 私は心苦しく思っているのでございます。 私は許されることなしにその人を死なせてしまいましたが、 亡くなります少し前に斎宮のことを言い出したのでございます。 私としましては、 さすがに聞いた以上は遺言を実行する誠意のある者として 頼んで行くのであると思えてうれしゅうございまして、 無関係な人でも、 孤…

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸1ヶ月前

【10分で聴く源氏物語 第14帖 澪標7〈みおつくし〉】源氏は住吉詣をした。華やかで大掛かりな旅。丁度その日は、明石の君も参詣で船で住吉に来ていた。源氏の華やかな姿を見て、我が身の上を嘆いた by😿🪷【源氏物語463 第14帖 澪標37】葵上の父 の太政大臣と源氏の君の勢力はまし、葵上の兄の権中納言の娘が入内した。兵部卿の宮の姫君も入内したが源氏は素っ気ない 〜現代には二つの大きな勢力があって、 一つは太政大臣、 一つは源氏の内大臣がそれで、 この二人の意志で何事も断ぜられ、 何事も決せられるのであった。 権中納言の娘がその年の八月に後宮へはいった。 すべての世話は祖父の大臣がしていて はなやかな仕度《したく》であった。 兵部卿親王も第二の姫君を後宮へ入れる志望を持っておいでになって、 大事にお傅《かし》ずきになる評判のあるのを、 源氏はその姫君に光栄あれとも思われないのであった。 源氏…

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸1ヶ月前

【10分で聴く源氏物語 第14帖 澪標6】「なぜあの時に私は非常に悲しいことだと思ったのでしょう。私は貴方に幸福の帰って来た今だってもやはり寂しいのでしたのに」と言う。花散里の心の奥に気づけ💢by😾🪷【源氏物語456 第14帖 澪標30】何に動揺することもなく長く留守の間を静かに待っていてくれた花散里を、源氏は信頼している。 水鶏《くいな》が近くで鳴くのを聞いて、 水鶏だに 驚かさずば いかにして 荒れたる宿に 月を入れまし なつかしい調子で言うともなくこう言う女が 感じよく源氏に思われた。 どの人にも自身を惹《ひ》く力のあるのを知って 源氏は苦しかった。 「おしなべて たたく水鶏に 驚かば うはの空なる 月もこそ入れ 私は安心していられない」 とは言っていたが、 それは言葉の戯れであって、 源氏は貞淑な花散里を信じ切っている。 何に動揺することもなく長く留守《るす》の間を 静かに待って…

仮想空間1ヶ月前

源氏物語(二十二)玉鬘読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2567580 1 玉かつら 2 とし月へだゝりぬれどあかざりし夕がほを露 わすれ給はず。心/\なる人のありさまどもを見 給ひかさぬるにつけても。あらましかばと哀にくち おしくのみおぼしいづ。右近はなにの人数なら ねどなをそのかたみとみ給ひて。らうたき物に おぼしたれば。ふる人のかずにつかうまつりなれたり すまの御うつろひの程にたいのうへの御かたにみな 人々聞えわたし給しほどより。そなたにさふ らふ心よくかいひそめたる物に女君もおぼしたれ ど。心のうちには故君物し給はましかば。あかし の御かたばかりのおぼえにはおとりたまはざら 3 ま…

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸2ヶ月前

【10分で聴く源氏物語 第12帖 須磨3〈すま〉】良妻賢母の誉の高い花散里も、心細がっている。源氏は花散里姉妹の屋敷を訪ねる。常磐木のようにいつも穏やかな花散里も女人としての心もあるんだよ‥by😿🌊【源氏物語277 第12帖 須磨11】これまで門前に多かった馬や車はもとより影もないのである。人生とはこんなに寂しいものであったのだと源氏は思った。 〜源氏が二条の院へ帰って見ると、 ここでも女房は宵からずっと歎《なげ》き明かしたふうで、 所々にかたまって世の成り行きを悲しんでいた。 家職の詰め所を見ると、 親しい侍臣は源氏について行くはずで、その用意と、 家族たちとの別れを惜しむために各自が 家のほうへ行っていてだれもいない。 家職以外の者も始終集まって来ていたものであるが、 訪《たず》ねて来ることは官辺の目が恐ろしくて だれもできないのである。 これまで門前に多かった馬や車はもとより影も…

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸2ヶ月前

【10分で聴く源氏物語 第10帖 賢木12〈さかき〉】藤壺の中宮の御八講は崇厳であった。そこで中宮が御出家された。驚きと悲しみに言葉も心も失った気もした。源氏は悲しみに暮れ退出した‥by 😿🪷【源氏物語238 第十帖 賢木50】中宮の御八講は崇厳な仏事出会った。初めの日は父帝、次の日は母后 三日目は院の御菩提のためであって、数多くの高官が出席した。 〜十二月の十幾日に中宮の御八講があった。 非常に崇厳《すうごん》な仏事であった。 五日の間どの日にも仏前へ新たにささげられる経は、 宝玉の軸に羅《うすもの》の絹の表紙の物ばかりで、 外包みの装飾などもきわめて精巧なものであった。 日常の品にも美しい好みをお忘れにならない方であるから、 まして御仏《みほとけ》のためにあそばされたことが 人目を驚かすほどの物であったことはもっともなことである。 仏像の装飾、 花机《はなづくえ》の被《おお》…

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸2ヶ月前

【10分で聴く源氏物語 第10帖 賢木6】 朧月夜の尚侍との逢瀬を人に見られる💦藤壺の宮での情念を抑えきれない懲りない源氏。宮は仏力で止めようと祈祷までされる。懲りない源氏は寝所に近づく by 🙀🌘【源氏物語212 第十帖 賢木24】尚侍との逢瀬‥暁月夜、一面の霧の中歩いている姿を承香殿の女御の兄に目撃されてしまった源氏 〜心から かたがた袖《そで》を 濡《ぬ》らすかな 明くと教ふる 声につけても 尚侍のこう言う様子はいかにもはかなそうであった。 歎《なげ》きつつ 我が世はかくて 過ぐせとや 胸のあくべき 時ぞともなく 落ち着いておられなくて源氏は別れて出た。 まだ朝に遠い暁月夜で、 霧が一面に降っている中を 簡単な狩衣《かりぎぬ》姿で歩いて行く源氏は美しかった。 この時に承香殿《じょうきょうでん》の女御《にょご》の兄である 頭中将《とうのちゅうじょう》が、 藤壺《ふじつぼ》の御殿から…

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸2ヶ月前

【10分で聴く源氏物語 第10帖 賢木5〈さかき〉】 右大臣家の六の君は後宮に入った後も源氏を思い手紙を送ってくる。朝顔の姫君は賀茂斎院となる。源氏は残念に思った‥おいっ( ̄▽ ̄;) by🐱🌕【源氏物語207 第十帖 賢木19】右大臣家の六の君は後宮に入る。いまだに源氏を想い、源氏は、忍んで手紙を送ってくることも絶えなかった。 〜右大臣家の六の君は 二月に尚侍《ないしのかみ》になった。 院の崩御によって 前《さきの》尚侍が尼になったからである。 大臣家が全力をあげて後援していることであったし、 自身に備わった美貌《びぼう》も美質もあって、 後宮の中に抜け出た存在を示していた。 皇太后は実家においでになることが多くて、 稀《まれ》に参内になる時は 梅壺《うめつぼ》の御殿を宿所に決めておいでになった。 それで弘徽殿《こきでん》が 尚侍の曹司《ぞうし》になっていた。 隣の登花殿などは長…

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸2ヶ月前

【10分で聴く源氏物語 第10帖 賢木4〈さかき〉】 父君の桐壺院 崩御😢右大臣の力強くなり、源氏の邸に宿直をする人も あまり見かけなくなった‥人というのは現金なもんだ、by 🐱🌔【源氏物語202 第十帖 賢木14】立派でお美しく見える朱雀帝に韻は御満足をお感じなる。院は種々と御教訓をお残しになる。 〜風采《ふうさい》もごりっぱで、 以前よりもいっそうお美しくお見えになる帝に 院は御満足をお感じになり、 頼もしさもお覚えになるのであった。 高貴な御身でいらせられるのであるから、 感情のままに 父帝のもとにとどまっておいでになることはできない。 その日のうちに還幸されたのであるから、 お二方のお心は、 お逢いになったあとに長く悲しみが残った。 東宮も同時に行啓《ぎょうけい》になるはずであったが たいそうになることを思召《おぼしめ》して 別の日に院のお見舞いをあそばされた…

仮想空間2ヶ月前

源氏物語(二十一)乙女読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2567579 1 乙女(この帖からボギャブラリー豊かになった気がする) 2 年かはりて宮の御はてもすきぬれば世の中 色あらたまりて。衣がへの程などもいまめかしき を。ましてまつりのころはおほかたの空のけし き心ちよげなるに。前斎院にはつれ/\゛とながめ 給ふ。おまへなるかつらのした風なつかしきにつけて も。わかき人々は思ひいづることゝもあるに。大殿よ りみそぎの日はいかにのどかにおぼさるらんと。とふ らひ聞えさせ給へり。けふは (源)かけきやは川瀬のなみもたちかへり君がみそ ぎのふぢのやつれを紫のかみたて文すくよかにて。 藤の花につ…

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸2ヶ月前

【🌹10分で聴く源氏物語 第7帖 紅葉賀2〈もみじのが〉】 藤壺の宮邸で若紫の父君の兵部卿宮に会う。お互いを女にしてみてみたい思ったって(⌒-⌒; ) 平安時代の感覚、いまいち分からん by🙀🍁訪れぬ夫を恨めしく思う妻【源氏物語101 第七帖 紅葉賀3】 それがあってから藤壺の宮は宮中から実家へお帰りになった。 逢う機会をとらえようとして、 源氏は宮邸の訪問にばかりかかずらっていて 左大臣家の夫人もあまり訪わなかった。 その上 紫の姫君を迎えてからは、 二条の院へ新たな人を入れたと伝えた者があって、 夫人の心はいっそう恨めしかった。 真相を知らないのであるから恨んでいるのがもっともであるが、 正直に普通の人のように口へ出して恨めば自分も事実を話して、 自分の心持ちを説明もし慰めもできるのであるが、 一人でいろいろな忖度をして恨んでいるという態度がいやで、 自分はついほかの人に浮気な…

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸2ヶ月前

【🌹10分で聴く源氏物語 若紫6】北山の少女に心惹かれながら、藤壺の宮と密かな逢瀬。源氏の君は恋の虜になり止まらぬ激情🌹ちょっと待て⚠️宮は父帝の妃だぞっ。まさかの懐妊😳 どないするんじゃby🙀🌷恋しい人の面影を追う源氏【源氏物語67 第五帖 若紫10-2】 就寝を促してみても聞かぬ人を置いて、 歎息《たんそく》をしながら源氏は枕についていたというのも、 夫人を動かすことにそう骨を折る気にはなれなかったのかもしれない。 ただくたびれて眠いというふうを見せながらも いろいろな物思いをしていた。 若草と祖母に歌われていた 兵部卿の宮の小王女の登場する未来の舞台が しきりに思われる。 年の不つりあいから先方の人たちが 自分の提議を問題にしようとしなかったのも道理である。 先方がそうでは積極的には出られない。 しかし何らかの手段で自邸へ入れて、 あの愛らしい人を物思いの慰めにながめていたい。…