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団子売

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関連ブログ

fabufujiのブログ~独断と偏見の歌舞伎劇評~1年前

歌舞伎座 八月納涼歌舞伎 第二部 幸四郎・勘九郎・獅童の『新門辰五郎』、巳之助・児太郎の『団子売』歌舞伎座二部を観劇。平日にも関わらず、一部同様満席に近い入り。夏休みと云う事もあるだろうが、猿之助不在でもお客が入るのは嬉しい事だ。云っても詮無い事だが、これで猿之助がいれば・・・改めて無念の思いがつのる。現在起訴中の猿之助だが、何とか執行猶予がついて早く戻って来て欲しい。それが亡くなったご両親への、何よりの供養となるはずである。 幕開きは『新門辰五郎』。筆者の大好きな真山青果の作。四十七年ぶりの上演との事で、当然筆者は初めて観る狂言。主演の三人も映像以外では観た事がないだろう。配役は幸四郎の辰五郎、勘九郎の小鉄、七之助の八重菊、男女蔵の定五郎、新吾のお六、錦吾の万兵衛、猿弥の源次、片岡亀蔵の…

#新門辰五郎#幸四郎#勘九郎#団子売#巳之助#児太郎

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fabufujiのブログ~独断と偏見の歌舞伎劇評~4年前

四月大歌舞伎 第二部 芝翫・菊之助の「太十」、梅玉・孝太郎の『団子売』のっけから今月の歌舞伎観劇からは話しが逸れるが、先月播磨屋倒るの報は、満天下の歌舞伎愛好家を震撼させた。その後詳報がなく、現在もICUに入ったままの様だ。昨年の手術以降「俊寛」、「一力」、「楼門」と播磨屋の芝居を観たが、明らかにいつもの播磨屋ではなかった。その事はご当人が一番よくわかっていたと思うのだが、周囲は気づかなかったのだろうか。批評も全て絶賛に近い評で、それが油断を生んだ遠因でもあるのかとも思う。声が腹から出ておらず、力も入っていなかったのは芝居を観ている人なら判りそうなもの。このブログで無理はしないで欲しいと書いても、播磨屋に届くはずもなく、歯がゆい限りだ。一日も早い回復を祈りたい。…

#太十#芝翫#菊之助#団子売#梅玉#孝太郎

されき6ヶ月前

4月文楽公演第2部大阪は国立文楽劇場、4月公演は豊竹若太夫襲名公演である。事前知識を全く入れずに行ったが、入場前に立ち寄った展示コーナーでだいぶ学習した。竹本義太夫が創始した義太夫節をより豊かに語るということで創設されたのが豊竹座で、その始祖が若太夫を名乗ったということである。先代は異例の早い出世を果たした名人で、今回襲名するのはその孫にあたる。 「団子売」。人形が踊る、というのはどういうことなのだろうか。しかし確実に人形が踊っている。幕開きにふさわしく華やかだった。 「口上」。これが一番おもしろかった。太夫部、三味線部、人形部からそれぞれ一人が口上を述べたが、三味線を代表して語ったのは大重鎮らしき方で、「戦後…

TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹7ヶ月前

文楽 4月大阪公演『団子売』『和田合戦女舞鶴』市若初陣の段、『釣女』 国立文楽劇場今月、3部ともメインがすべて時代物、かつ親による子殺し・見殺しを描いた演目。しかも親殺しもあり。うーん、これぞ文楽。 (第二部は口上含め4演目の上演がありましたが、上演順ではなく、書きたい順に書かせていただきます) ■ 『和田合戦女舞鶴』市若初陣の段。 襲名披露狂言。珍しい演目ながら、「豊竹若太夫」という名跡に縁故があるということでセレクトされたそうだ。まずは、珍しい演目が観られたことが嬉しい。『和田合戦女舞鶴』は以前から本で読んでおり、観てみたいと思っていた演目だが、人形付きは久しく上演されていないため、このまま消えていく演目かもなと思っていた。せっかくの襲名披露なら、直前の「板額門破り」も…

深呼吸の時間1年前

2023年歌舞伎観劇の振り返り早いもので2023年ももう終わろうとしている。 何か今年一年を振り返るものを書いておきたいなと思い、2023年に観劇した歌舞伎の内容をまとめてみることにした。あくまで自分の備忘録用にであるが。 ① 5月歌舞伎座 夜の部 ② 6月歌舞伎座 夜の部 ③ 6月歌舞伎座 昼の部(一幕見席) ④ 8月歌舞伎座 第2部 ⑤ 8月歌舞伎座 第3部 ⑥ 9月歌舞伎座 夜の部 ⑦ 11月歌舞伎座 夜の部 ⑧ 12月新橋演舞場

TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹1年前

文楽 12月東京公演『源平布引滝』竹生島遊覧の段、九郎助住家の段/鑑賞教室公演『団子売』『傾城恋飛脚』新口村の段 シアター1010今年の12月公演は北千住の劇場「シアター1010」(足立区芸術文化劇場)で開催。会場は、駅すぐ横の商業ビル(マルイ)の最上階に入っている。ビルの11階ゆえにエレベーター待ち等にかなり時間がかかるため、駅直結といっても結構早めに行かなくてはならないのがやや難点か。ビル外壁に掲示されているイメージキャラクターを見た方が「御器被り?」とおっしゃっているのが良かった。普段は一般演劇や、2.5次元舞台などが上演されているようだ。 「シアター1010」はマルイの外観自体に比べるとかなり古ぼけていた。わかりづらい動線・フロア構成やグレイッシュな雰囲気など、平成の景気が良かった頃にできたのかなという風情。ロビ…

立川志ら玉の現場主義日記1年前

12月10日(日)の志ら玉晴。 10時半起床。 昼、日が当たり温か。 夕刻、北千住。 シアター1010、初めて入る。綺麗で見易い小屋。 17時半、「文楽鑑賞教室」。 国立劇場取壊しによる会場移転だが、近場の北千住で文楽見られるのは僥倖。 「団子売」。南都太夫・聖太夫・織栄太夫。 「傾城恋飛脚」新口村の段。藤太夫・睦太夫・薫太夫。 松戸。 「ほていちゃん」で、ホッピー。 0時半就寝。

WhitePlumeria’s diary1年前

今日は文楽観賞 at 北千住北千住のシアター1010(せんじゅう=千住)で文楽、 国立劇場が整備中なので、色々な劇場で様々な演目が上演されているらしい。 今日のはコレ、文楽鑑賞教室(団子売・文楽の魅力・傾城恋飛脚) 鑑賞教室と銘打っているように、シアターの前10列は全て女学生で占められていた。 イヤフォンガイドで説明を聞きながら、浄瑠璃の語りと字幕で筋を追い、三人で操る人形の細かな動きにも注目するという、とんでもなく頭と目を使う観劇だった。 「文楽の魅力」として、人形の構成、三人での操り方等々細かく説明してもらって、如何に大変な作業の基に演目が成り立っているか知ることが出来た。これを聞くと聞かないとでは、文楽に対する思い…