感想置き場 (original) (raw)
本について
2014年に出版された、ビジネスコンサルタントの細谷功によって書かれた、具体と抽象という概念について分かりやすく解説してくださっている本です。一秒さんによるかわいい(そしてわかりやすい!)ネコチャンの漫画もついてます。
きっかけ
Twitterで、不確かな記憶なのですがエンジニアに求められるのは抽象化能力、みたいな感じでいくつかおすすめの本を紹介してくれているツイートがあり、その中で一番興味を持った本がこれでした。MBTIに一時期ハマっていたときに、具体的に捉える人(S的な人)と抽象的に捉える人(N的な人)という視点を得てから、具体と抽象について対比して考えることが増えまして、具体と抽象という概念についてより理解を深められそうだと思い、手に取りました。
感想
感想をまとめることは、そのままばっちり具体→抽象の往復作業ですよね。具体的に感じたことを文字に抽象化したり、そのまま書くのではなく項目ごとにまとめたり、要約したり。本当なら、この本の教えをもとに、感想自体も、一つ一つにダラダラと書くのではなく、抽象化して述べるべきだとも思うのですが、そこは具体と抽象の使い分けということで、今回は章ごとに書いてみました。頭の中の感想は、一度具体化しないと抽象化できませんからね!出力する段階の時点で抽象化してしまうと、個々の感じたところが失われてしまう気もするので。
序章 抽象化なくして生きられない
抽象化という単語は大枠は理解はしているつもりだったのですが、説明しようと思うと具体例をいろいろあげることしかできず、本質をなかなか一言で説明できないと思っていたのですが...
この本で一言、
抽象化とは、"まとめること"。
と書かれていて、それが素晴らしく全ての特性を説明できている表現で、さらに言えばこれができているのは、作者の抽象化能力がすごい(「抽象」という言葉が表す現象や行為、概念から、"まとめる"という共通点を抽出している=抽象化している)というわけで、とにかく感心しました。
第1章 数と言葉
数も言葉も、抽象という考え方によって生まれたもので、りんごが5個あるのも、人が5人いるのも、りんごは青森産のりんごも山梨産のりんごも同じりんごとして扱い、人も老若男女すべて"人"として扱い、そこに同じ"5"を見出せている=共通の特徴を抽出して、一つにまとめることができているから、こういう言い回しができるわけなんですね。抽象化って、こんなに身近な概念、考え方なんだと驚きました。そして一つ思い出したのが、Chants of sennarというゲーム。
gorilla-chikuwabu.hatenablog.com
大きな塔に住む人々がいて、彼らは階層ごとに異なる言語を扱うのですが、一番下の階層の人は、物が複数あるときに、それを表す単語を二つ重ねることで表すんですよね。例えば、山なら、山山になるし、人なら人人になる。でも、別の階層の人たちは、日本語で言う"々"という接尾辞をもち、それを後ろにつけることで複数で表す(山々、人々)。これは、"複数ある"という概念を抽象化して、単語に置き換えているわけなので、まさにこの話だなと思いました。そう考えると、現実世界でも、言語ごとに、何を抽象化=何を同じと見なしてまとめているのかが異なるわけで、そりゃ言葉も違えば世界の捉え方も違うよな、と腑に落ちました。若者言葉とかも、これまでまとめてこなかった概念を新しくまとめた結果、生まれるわけなんですねぇ。
さらにこの、ゲームでの体験を、この本で得た知識で再解釈しているとか、外国語の話に置き換えて理解しているこの事自体が、全く異なる二つの体験から共通点を抜き出しているという点で、抽象化能力によって可能になっているわけなんですね!面白い。抽象化のレベルが合わないとコミュニケーションにならないのは、一つ一つの具体の共通点がわからずまとめてとらえられないからなんだな。
言語を理解するということは、その視点を理解することなんだなというこの話を聞いて思ったときに、メッセージというSFの映画を思い出しました。これはネタバレなのですが、主人公は、未来を認識できる宇宙人の言語を理解することで自分自身も未来を認識できるようになるんですね。これは極端な話ですが、それでも、抽象的な視点って、手に入れるとそれこそ世界が変わりますよね。このたとえ自体も抽象的な視点だな。
第2章 デフォルメ
私はデフォルメのイラストを描くのが好き(というかデフォルメしか書けない)のですが、絵を描いている時の意識として、現実世界の細部の特徴をそのまんま描くのではなく、髪型は全体のシルエットは合わせるけど細部の細かさははしょるとか、服のパーツもそのまんま書くと詰め込みすぎだから、優先度をつけて、特徴的な要素は残してその他は省くなど、そういうことをしていて。さらにわかりやすい例として、ドット絵を打ったことがあり、その時はまさに、描きたいキャラクターの色の分布という特徴だけを抽出して、限られたピクセルに落とし込んでいました。自覚はしていたのですが改めてはっきりと、この行為そのものが、絵の世界における抽象化作業なのだなと気づき、なんだか面白かったです。デフォルメしていくと、特徴あるものを大袈裟に表現する代わりに、その他の特徴は一切無視される、という話がありましたが、ねんどろいどとかはまさにそれだなと思って。テンプレートに当てはめ、個別のキャラクターの細かな身長差や輪郭の違いなどはほぼ全て消えますが、目の色や形、髪型のシルエットなどは取り出され、分かりやすく誇張されて表現されているなと。
また、抽象化とは、特徴を抽出すること。枝葉を切り捨てて幹を見ることである。さらに、 抽象化における幹と枝葉は目的によって異なるものになりうる。というのは、非常によくできた例えで、とても感心しました。特に、「幹と枝葉が、現実のそのもののそれと違って、目的で変わる」というところが個人的には発見でした。なんとなくのイメージとして、生き物→魚→マグロ、みたいに抽象と具体の階層って完全固定という感じがしていました。しかし、本の中の例えとして、一人の人間から抽出できる特徴は性別や体重、社会での役割、性格、いろんなものがあるわけで、一人の人間を抽象化する際に、場面が銭湯やお手洗いのときと、映画館の料金の決定の時では、気にするものは違うのだというのを明示され、すごく腑に落ちました。どこを取り出して何を同じとするかは、取り出し方で変わるんですね。無意識でやっていたことだとは思いますが、ここを自覚することで、より目的に応じて、抽象さする際の取捨選択がしやすくなる気がします。上の絵の例えなら、何頭身のイラストにするかで、デフォルメ具合が変わってきますよね。それは、それぞれの頭身のイラストに、表現したいバランスという目的があるためで、それに応じて、例えば細かい装飾を入れたり入れなかったりする、みたいなことなのかなと。
第3章 精神世界と物理世界
匙を投げるという言葉は、物理的な投げるを、諦めるという精神的行動に変換している。比喩、例えるという行為は、それそのものが抽象化能力によって可能になっているというのが面白いですよね。抽象化の能力について仕事の時とかには割と考えることはありますが、人間が人間たり得ている根幹、普段の何気ないところに、抽象化能力が関わっているという視点は持ったことがなかったので新鮮でした。
第4章 法則とパターン認識
抽象化のメリットは、応用できること。まさに、私がこの本を読んで、そこから得た学びを、日々の生活や仕事などに活かせているのがそれですよね。一つ一つの具体をバラバラに全て見ていては無限の時間がかかるから、パターン認識を行い、法則を見出して適用することで、圧倒的に効率的に考えることが可能となる。数学の問題集を解けるようになるためには、一つ一つの個別の解き方を丸暗記するよりも、公式を覚えた方が楽ですよね。また、例えばカレーが作れるようになりたい時。特定のレシピにある特定のカレーの作り方を完全にできるようになったとしても、それはその特定のカレーを作れるようになっただけで、気楽に何かしらのカレーを作れるようになったわけではない。一段階抽象化して、カレーの構成要素や、作り方の手順を学ぶことで、材料が変わっても(豚でも魚でも、ココナツミルクでもトマトでも)カレーを作ることができるようになる。カレーというものを実現するための具体的な手段はいろいろあり、そこは置換可能なので、 カレーの骨組みを理解することで、それぞれのレシピを一つづつ丸暗記しなくても、その場にある材料でカレーを作れるようになるわけですね。
本の中では、エネルギーという概念を生み出すことで、熱や運動や高さを全て同列で扱い、エネルギー保存の法則を具を生み出し、そこからまた発電という技術が生まれ、というふうにも書かれていました。なるほどなあ。位置と運動が、位置エネルギーと運動エネルギーとして同列に扱われることを知った当時は、なんで同じやねんと思ったものですが、それは当時は目の前の現象を個別にしか見れていなかったから、ということなのだなあと。この二つを見てエネルギーという抽象概念を考えて結びつけた人、マジですごいな。
第5章 関係性と構造
一つ一つではなく、それの間の関係性を認識できるのも、抽象化能力によって可能になることの一つである。さらに、その関係性も抽象化することができる。本の中では、歴史の勉強で例えられており、個別の事象の年代を覚えるのではなく、その事象の間の因果関係を捉えることが大きな意味となる、と書かれていました。例えば、カレーばかりで恐縮ですが笑、カレーの材料には役割がありまして、具、スープ、スパイスに分けられます。これら三つは互いに関係しており、具を魚にするなら、魚にあうスパイスにしたり、スープをココナツミルクにするなら、それに合う具材を選ぶ、といったような感じで、一つ一つ個別ではなく、役割で捉えることでより考えやすくなり、応用が効くようになります。というか、この"役割"という考え方自体がそもそも、全体と個別の間の関係性を表したものですね。
関係性という目に直接は見えないものを捉えることができるというのは、改めて考えるとすごいでなと思いました。関係性や構造を様々なものの間に認識できるひとは、それを他のものにも応用しやすいのだろうな。
第6章 往復運動
例え話は、説明したいことを、一度抽象化し、抽象レベルで同じ構造を持つ、相手がわかるもので具体化することで、理解してもらうことであり、説明したい具体を抽象にし、さらに別の具体へ変換する、翻訳作業である。今まさにこの感想で私は例え話を連発していますが、それを言語化するとこういうことをしていたのですね。
また、理学と工学について、理学は具体から抽象の方向性を持つ学問である一方、工学は抽象から具体へ向かう学問であるという見方が書かれていたのですが、この視点には感心しました。それぞれ個別に、理学は理論的で、工学はpracticalな学問だという認識はありましたが、その「方向性」については考えたことがなかったので。
第7章 相対的
抽象と具体は相対的な関係であり、絶対的に抽象的or具体的なものは存在しない。本の中ではおにぎりで説明されていました。おにぎりは「食べ物」という概念に対しては具体的ですが、「鮭おにぎり」「明太子おにぎり」にとっては、おにぎり全般を表しているので抽象的です。落ち着いて考えれば当たり前のことですが、普段の会話では、ここのミスマッチによる誤解が多々ある気かます。互いに見ている視点は見えない前提となり、理解を阻害します。そのわかりやすい例が、本にも書かれている、手段と目的です。ある人にとっての目的が、ある人にとっては手段になりうる。例えば、美味しいパンを作ってお客さんを幸せにすること、が一番の大目的のパン屋で、新しいメニューを考えよう、という話が出たとします。このとき、メニューを考える時に求められているのは、新しさそのものだけ、ではない。新しさというのは、最終目標である"お客さんを幸せにする"ことの、具体的な実現手段の一つであるので、ただ新しいだけでは、それがそのままお客さんの幸せにつながるかは分かりません。「新しいって言われたから考えたのに、却下された」と愚痴をこぼす部下がいた場合、その部下は"新しい"を手段ではなく最終目的として捉えてしまい、上位目的を理解していなかったからかもしれないですね。上司は"お客様を幸せにする"抽象度の視点で普段ものごとを見ている一方、部下は目の前の仕事だけに視点があってしまっている。このズレは、具体か抽象か、の尺度が相対的だから起きてしまうのですね。
また、この章でのもう一つのトピックとして、具体と抽象の階層構造による、属性の引き継ぎについても書かれていました。階層の上位が持っている属性、性質を、下位はそのまま引き継ぐという特徴があります(逆はそうではない)。りんごもなしもバナナも、全部果物であり、包括関係にあるわけですね。横方向だけでなく縦方向にも応用が効く。これ、プログラミング言語のオブジェクト指向のクラス構造と同じだ〜と感動しました。
第8章 本質
抽象度のレベルが合わない(ことに気づかない)ことで起きる議論は、他にもあります。"顧客の声は聞くな"は、完全に無視しろという意味ではない。顧客は表層的な具体的、現象面しかみていないため、それに逐一対応するのは、その具体性に引きずられ、今あるものの改善にしかならず、本質的な解決にはならない。顧客の心の声、抽象度の高いレベルでの顧客の声を反映することで、顧客の要望を反映しつつ、改善ではなく革新的なものを出すことが可能になる。たとえば、パン屋さんで、大きなパンを出していて、食べづらいから小さくしてほしい、という要望が出た場合、そのまんま小さくすることだけを望んでいるのではなく、そもそも食べやすくすることを望んでいるわけなので、一口で噛み切れるスティック状にしてもいいかもしれないですよね。(この例では、お客さんは自分の目的を言ってくれているのですぐにこういう発想に至れましたが、現実では最後の具体的なところしか言ってくれない場合も多々ある)
また、リーダーは言うことはブレてはいけない/リーダーは臨機応変に対応すべしという議論も、そこは矛盾しているのではなく、実は"ぶれない"のは抽象レベルの話、"臨機応変"は具体レベルの話。根本の行動原理、理念、動機はコロコロ変えるものではないですが、一方で、その理念を実現させるための具体的な手段は、環境変化に応じて臨機応変に変える必要がありますよね。抽象レベルでものを見ている人は、具体の世界では形が違っても、抽象レベルでは同じものは、"同じ"とみなして会話しますが、具体レベルで見ている人は具体での違いしか認識できないので、なぜ二つが同じになるのかがわからない。
また、世の中の流れ/ライフサイクルと、議論の抽象度の関連の話にも関心しました。不連続な変革機においては、抽象度の高い議論が、連続的な安定期には、具体性の高い議論が求められる、という話なのですが。製品に変革をもたらしたい、斬新なものが求められている場合は、具体的なところに引っ張られては新しいものは生まれないから、目に見えない、抽象レベルでの思考が求められるのだなあ。
第9章 自由度
抽象的な指示は自由度が高く、具体的な指示は自由度が低い。言葉にすれば当たり前ではありますが、こうして改めて言語化すると、その特徴がよりクリアに明確に認識できて、なんだか不思議な気持ちになりました。確かに、ご飯作っといてと、カレー作っといてと、にんじん切っといて、で、どんどん解釈の幅は狭まってきますよね。やり方がわからない人に、上の抽象度で指示しても、何やればいいのかわからない。ご飯を普段作らない人はパッとすぐに出てこない。だから、そういう人には具体的なメニューを言ってあげれば、分かりやすくなる。さらに具体的な視点しか持てない、例えば子供なら、目の前のそのにんじんを切って、ならできる。もっと言えば、人参の切り方は指定されていないので、本当の意味で限定するなら、さらに具体化は可能です。普段この自由度、階層構造をあまり意識せずにいたけど、こうして考えてみると、人に何かお願いするときに大事なポイントというのが分かってきて、とても面白いですね。料理のプロに人参切るだけをお願いするのは、その人のスキルを活かせてなくて勿体なくて、プロはやり方がわかってるから、プロの良さを一番活かせる指示の自由度、抽象度のレベルは"料理作って"になる。一方、にんじん切るのが精一杯の子に、何か料理作ってという指示は抽象的すぎて、自由度が高すぎる。まだその子はそのステージにはいないから、その子に「なんで料理作ってって言ってもできないの?」って文句を言うのはお門違いで、指示を出す側の選択が間違ってるわけですね。
また、教育という観点で考えるならば、その人が理解できる少し上の抽象度で指示すると、その差のところを自分で考えることでより抽象的な考えができるきっかけになる。例えばさっきの子に、カレーを作れるように教えてあげたいなら、ずっとにんじんを切る指示を出して、にんじんだけ切っててもらっても、いつまでもカレーは作れるようになりません。どうやったらカレーができると思う?って考えてもらうことで、カレーは、にんじんを切る、じゃがいもを切る、煮る、...という、一つ一つなら自分ができることの集合なんだと気づいてもらえれば、だんだん自分でできるようになっていきそうですよね。さらに視点を変えて、指示を出す側だけでなく、この話なら子供の方も、成長したい、料理ができるようになりたいと思っているなら、自分で、いつもよりも上の視点で自分の行為を捉えることで=例えばにんじんを切るのはカレーを作ることの何に位置しているのかとか、そうすれば自分の力で上に行くことができそうです。
また、本は文字情報なので表現が抽象的で、解釈の自由度が高いが、映像作品はそれが下がるというのは、ここのことについて抽象度のレベルという観点で考えたことがなかったので、目から鱗でした。確かに、赤い髪の女の子、というのを満たすことができる具体的な表現方法はいくらでもあり、読者の頭の中で様々な形で具体化されますが、映像やイラストになった途端、一つに固定されますもんね。そう考えると、赤い髪の女の子、をイラストで描くと、その文字が表す以上の情報(髪型や顔つきなど)を無意識に付加しているんだな。
あと、本を具体レベルで読む人は、具体的な実在のモデルがいる前提で解釈するという話が本当にびっくりしました。私は多分結構抽象レベルで読んでる人なので、その発想がまずなかった。
物語の語り方も、抽象レベルがありますよね。エンディングがいろんな解釈ができるタイプの作品とか好みが分かれるなあとか思いました。抽象的すぎるとなんでもありになっちゃう一方、具体的だと妄想のしがいがないという。笑同じアートでも、絵と音楽だと、音楽の方が表現するものの抽象レベルが高めになる気がするな。
第10章 価値観
仕事の上流と下流は、必要な価値観やスキルセットがかなり変わるものの、その変化は段階的であることもあり、あまり意識されることはない。しかし改めて確認してみると、その変化は正反対レベルにまで及ぶ。
上流では、
•抽象度高い
•全体把握が必須(分割不可能)
•創造性重視
などに対し、下流では
•具体性高い
•部分への分割可能
•効率性重視
など。多数の人間が関わるほど意思決定は無難なものになるため、それは上流の仕事にマッチしません。抽象度の高い仕事は、赤ペン添削はできない。なぜなら、部分的に修正して可換なレベルの具体性はないから。このように、適した仕事の進め方は、その仕事の抽象レベルで異なり、例えば下流の仕事に慣れている人は、多人数で議論を繰り返し、多数決で決めることが仕事の品質を上げるという価値観を持っていますが、これは抽象度の高い仕事には適していない。自分が普段生きている世界の価値観で判断するのは危険で、仕事がどのようなフェーズなのかによって、価値観は変化していく。
これまでもそうですが、この章は特に、漠然と感じていたことが的確に具体化されたことで、発見がありました。抽象度がとても高い仕事、例えば企画と、具体度が高い仕事、極端な話製品の工場の組み立て担当、では、全然違うのはイメージできて、求められる価値観も違うのも分かるのですが、仕事の抽象度が真ん中くらいだと、あんまりそこが自覚しづらいというか...そうして、漠然とビジネス書とかで"いい仕事の進め方"とされているものを、抽象度を理解せずにそのまま当てはめてしまい、チグハグになってしまうことがあるのかもしれないなと思いました。個人的には、仕事はいかなる時でも分割可能で、それが必ず効率化につながると思っていたので、これは自分の視点が具体レベルしか知らなかったんだな、想像が及んでいなかったんだなと自覚することができました。
第11章 量と質
前章でもありましたが、集まれば集まるほど、角が取れて質が落ちるという観点は目から鱗でした。改めて言われたら当たり前のことではあるのですが、何も考えずに、多数決が良いって思い込みがちだったなと。
具体は数が多いほどいい、量重視の世界観。抽象は数が少なく、統一され、シンプルであるほどいい、質重視の世界観。イラストでも、シンプルなのが好きなのと、書き込みがたくさんあるのが好きなのと、タイプがいろいろありますよね。それこそ、この本はそんなに分厚くないのですが、こんなに的確に書いてるのにこの薄さ!?洗練されすぎ!!素晴らしい!!と思ったので、私は割とデフォルトは抽象度が高めの価値観なのかなと俯瞰して見ることができました。
第12章 二者択一と二項対立
具体レベルでは、0か1かしか見れないものも、抽象レベルでは方向の話であるというのは、よくある話ですよね。結局何事も相対だからなあ。
ふと思いましたが、相対的に認識できるということはすなわち関係性を理解しているからで、それは前章でも触れたように、抽象的な視点ができるからこそなんですね。
第13章 ベクトル
哲学や理念を持つと、行動すべてがそれに向かうものになる=行動の理由に統一感が生まれるので、無駄がなくなる。 要するに自分達はどうしたいのか。具体の世界だけで生きていると、一つ一つの事象に振り回される。個別の行動の判断に困ったのありかになるのも、最終的に何を実現したいか?という上位目的である。これは、仕事だけでなく、生き方でも同じですよね。日々の生活でのちょっとした選択について、そうやって自分なりの理念を持って選んでいれば、長い目で見て、自分が行きたいところに行けそうです。
やること(to do)は具体的で目に見えやすい、あるべき姿(to be)は抽象化が必要である、というのがとてもわかりやすかったです。キャリアに悩んでいた時とか、具体的にこういうことがしてみたいって並べてみても、それを全て満たすような環境はそうそうないわけで、じゃあこれができないからダメだとなってしまうのではなく、根本の理念をそこから見出すことができれば、その具体化の形はいろいろあるはずで。むしろ、中途半端に具体的な要件が満たされているからと、それをやってみたものの、抽象レベルでは実は理念が違った、みたいなことは往々にしてあるので、常日頃から抽象的な視点を、自分にとっての目標もそうだし、相手の気持ちを考える時とかも、意識していきたいですね。何を理念にして生きるのか...
大きな目標があって初めて個別のアクションが有機的につながり、個別の無機質な行動が意義とつながりをもった生きた行動になっていきます。
これマジで金言。
第14章 アナロジー
アナロジーは類推のことで、異なる世界と世界の間に類似点を見つけて理解したり、新しいアイデアを発見するための思考法だそうです。具体的なレベルでの模倣はパクリだけど、抽象レベルでの類似はそうならない。面白いですね。
logmi.jp特許の話が例えで出てきて、そこには、「特許は具体的なところを権利化するものなので、抽象レベルでの真似はカバーしてないから盗み放題!」と書かれていたのですが。特許書く時って、なるべくなるべく抽象的にするんですよね。カバーできる範囲を増やしたいから。これを防ぎたいからなんだな〜。特許書いてる時の抽象化ゲーム、結構好きです。これは流石に広すぎか...!?ってギリギリを攻めるのが。笑特許はまさに、具体と抽象の往復運動です。
第15章 階層
抽象度は段階的であり、本の要約は1ページでもできるし3ページでもできる。それができてないと、かいつまんでと言われても、本の冒頭だけしか話せない。枝葉を見分けて切り捨てる能力がないとこうなるんですね。
場面の目的に応じて抽象度を変えることで、必要な領域にだけ具体レベルに降りていける。膨大な情報を目の当たりにした時、その内容を様々な抽象レベルで理解しておくことが大事。まるでカメラのレンズのように、フォーカスを切り替え、ズームイン/アウトすることで、必要なところに素早くアクセスできるようになるんだな。
第16章 バイアス
抽象化のデメリットがここで初めて語られます。それは、「抽象レベルの法則の一人歩き」で、本では、文法に則っていない!とら抜き言葉に怒る人の例が書かれていました。文法は、人々の会話を体系化して生まれたものであるから、後追いの知識であるにもかかわらず、それに縛られ、そこから外れた人々の会話が不正解になる。
一度固定化された抽象度の高い知識は固定観念となって人間の前に立ちはだかり、むしろそれに合わない現実の方が間違いで、後付けだったはずの理論やルールに現実を合わせようとするのは完全な本末転倒といえます。
これを読んでいて、マナー講師を思い出しました...笑
また、逆の「数字が一人歩きする」例も書かれていて、例えば何か安全のために決められた製品上の数値目標が、いつしかそれを守ることが目標となってしまい、本来の意図である安全が全く無視されてしまうといったようなものですね。レシピの塩5gは、美味しいからそう書いてあるだけで、5gを守らないと絶対ダメなわけではないし、人によっては程度は変わるから、変えてもイイのに、徹底的に5gにこだわっちゃう、みたいな。
第17章 理想と現実
最も理想的なのは、具体レベルと抽象レベルを階層化させ、つながった目標になっていること。志ばかり高くても、具体的に行動に移せていないと何もできないし、逆に志がない行動は、方向性が定まらず、繋がらない。前章ベクトルで示されたように、抽象の目標があり、それを具体化した行動がセットになることで、上手くいくのですね。
ここで重要なのは、抽象の「解釈の幅が広い」という特徴は、具体的な行動に落とし込みづらいという欠点にもなりうること。例えばダイエットで痩せたいという目標ははっきりしていても、そのための行動はなんなのかが多すぎて、何から手をつけていいのかわかりません。具体的であることは、ある種逃げ場がなくなるので、「それ」をすればいいだけになり、実行可能性、確実性がとても高くなります。だから、成し遂げたい目標があるのなら、"目標を見失わないようにししつつ"、可能な限り具体化するのが良いのですね。ダイエットの例なら、一日1000歩歩くとか、一品減らすとか。その方向性が目標の方に正しく向いているのなら、そこを常に意識しなくとも、こなしていくだけでいいから楽ですね。そのためにも、初めの時点で目標、方向性を明確にすることが大切なのだな。
一方で、目標を見失い、先ほどの「数字の一人歩き」が起きてしまう危険性もあるので注意が必要。でも、そこにこだわって本末転倒を恐れていつまで経っても実行しないくらいなら、あえて形から入り行動に移すのも大事だと書かれていました。私は割と頭で考えてから行動した方がいいよね派で、それのせいで逆に機を逸することもあるので、これは身に沁みました。バランスですね、やっぱり。
第18章 マジックミラー
下の階層の人は、上の階層が見えない。上の階層の人は、下が見えるし、上にも戻って来れる。目の前の具体をそのまま捉えてしまう人は、二つの別々の事象があった時に、そこから特徴を抽出して抽象化することができないので、全く別のものに見える一方、抽象化できる人は、その二つを同じと捉えることができるし、抽出できるということはそれぞれの具体も理解しているから、具体レベルに下がって別々に捉えることもできる。これはよくわかるなぁ〜と思って読んでました。
ちょっと違う話かもですが、例えば、今まで全部なんとなく"スパイス"だと思っていたものが、ある日、それはいろんなものの集合で、クミンやコリアンダー、フェンネル、と言ったものから構成されていることを知る。そうすると、途端に虫眼鏡を手放せなくなったかのように、漠然と"スパイス"と認識することができなくなって、別々で認識できる=できてしまう、ようになるのもあるなと思って。下に降りたことでむしろ上に行きづらくなるという。一度これまでの自分の視点からシフトしたときは、そこで得た視点は結構不可逆レベルに自分に影響を及ぼすこともあるのかもなと少し思うところがあります。
第19章 一方通行
上に一度行ってしまうと、一方通行で、それを手放せなくなる。例えば業界用語も、一度手に入れると手放せなくなる。確かに!と感心しました。言葉だけでなく、上野支店に行った人は、具体的に捉えずに、全部一括りにしてしまいがちだなあとかも思いました。状況と相手に応じて、ちょうどよい抽象度でコミュニケーションをすることが重要で、具体的すぎてもわかりにくいこともある。確かに例えば、ある作業について教えてほしい時に、その説明で、その業界ではお馴染みの、特定の何かを表す専門用語を使われてもわからず、厳密には不正確かもしれないけど、一般的なものに置き換えてもらった方が分かりやすいですよね。また、ちょっと違うかもしれませんが、私は、どんなことでも、具体例をたくさん述べた方が絶対に分かりやすくなると思って、何かを説明するときに例え話とかを色々と付け加える癖がある(人に言われて気づいた)のですが、まあ例え話のうまさにもよりますけど、たくさんあることがいいことというのがまさに具体レベルの世界の価値観であり、一つ本質をついた例が出せるなら、たくさん並べなくていい、むしろ分かりづらくすらなるんだと、気付かされました。
第20章 共通と相違
関係性や構造レベルでの共通点と相違点に目を向けること。このような抽象化思考を鍛えるには、本や映画など、自分にはない、実際には体験したことのない経験を擬似経験することで、視野を広げることができます、と書かれていて、一つおもいだしたのが、「自己啓発本をたくさん読むよりも、物語をたくさん読んだほうが、成長につながる」という話。自己啓発本はもちろん価値はありますが、書かれていることはそこまで大差ない。一方、物語は、それこそ全くの他者の視点、知らない世界での話を疑似体験でき、異なる視点を得られるから、こういうふうに言われているんだな、と気づきました。
経験や情報の量が同じであっても、具体レベルでものを見ている人に比べ、格段に豊富なアイデアを生み出すことができる。思考方法を変えるだけで、同じ材料を何倍にも活かせるんですね。それこそ、本は読んで終わりではなく、その中の学びを現実に反映できたりしますから。
終章 抽象化だけでは生きにくい
よくも悪くも身の回りの事象を「解釈」することを覚えてしまった人間は、自然をありのままに眺めることが非常に難しくなってしまっています。抽象レベルの概念はそれが固定化されやすいという性質を持っており、これが偏見や思い込みを生み出し。わたしたちの判断を狂わせます。
(推しカプに狂う幻覚を見る人間は、一挙一動の動きをすべて「デキてる」に解釈できる(してしまう)という話を思い出した。ひどい例えですみません)結局重要なのは、抽象化と具体化をセットで考えること。これら一つでは機能しない。
まずは徹底的に現実を観察し、実践の活動を通して世の中の具体をつかみ、それを頭の中で抽象化して思考の世界に持ち込む。そこで過去の知識や経験をつなぎ合わせて更に新しい知を生み出した後に、それを再び実行可能なレベルにまで具体化する。
この言葉を胸に、日々抽象化視点を鍛えていきたいし、具体化もしていきたいです。
まとめ
これまで漠然と捉えていた具体と抽象の概念、その特徴について、分かりやすくも洗練された記載により、長ったらしくならず、1行1行すべてに大事なことが書かれた、素晴らしい本でした。真面目に教育に取り入れた方がいいと思いました。
最近選挙に行く機会がありまして。私は不勉強なこともあり、完全に意見が合う候補者の人なんていないのに、どう選べば良いのだろう、優先づけするのしかないのかな、と思っていたのですが。あるところで、"与党だけが強くなると、意見の対立が起こらずにそのまま通ってしまう。だから、その地区で一番通りやすいであろう野党の人に入れることで、野党を増やし、議論を起こしやすくする"という意見を見まして。ここで意見の是非の話は関係なくて、気付いたのが、まさに私は具体レベルでしか選挙を見れていなかった(候補者個人だけ見ていた、自分の地区だけ見ていた)が、抽象度を上げることで、与党と野党という割合という視点や、例えば少子化とか電力とか、個別の具体的な物に対する対策の方向性ではなく、そもそも"議論を起こす"ということを、手段とすることができる(本来の目的=国民の意思を反映する、はさらに上にある)こと。(二項対立と二者択一の章にも関連する話かもしれませんね。)そして、この出来事を、ここに述べているように私がこの本と結びつけて考えられたこと自体も、抽象化という概念を以前よりも具体的に理解できたからこそなのですよね。
抽象という概念を、この本で具体的に捉えられたことにより、その理解を抽象化することで他にも応用できるようになりそうです(この文章我ながらわかりづらすぎる。まだまだ抽象化プロへの道のりは長い...)
作者の方、おすすめしてくださった方に感謝!
ゲームについて
アークナイツで7/31〜8/21に開催されたイベント(サイドストーリー)です。
めちゃめちゃ遅くなりましたが...せっかくなので記録。
感想
全体(ストーリー)
歳イベは前回の登臨意に続いてでしたが、若干難しくてよくわからないところがちょいちょいあったものの、 過酷な世界のテラにおいて、生きるために必ず必要であり、けれどこれまであまり着目されてこなかった"農業"について知ることができて興味深かったです。
郷長とシュウの会話にて。
何の話だ?私はこの排骨とレンコンのスープの話をしているだけだよ。
美味しい排骨は丁寧に育てられた肉獣からとったもの。ほくほくとしていて自然な甘さのあるレンコンは、皆がせっせと切り拓いた池でとれたものだ。
私たちが今これを飲めているのは、何代にもわたる人々の努力の賜物だよ。
もちろん、その中には君の献身も含まれる。
現実世界でも、今は国によっては飽食の時代ですが、飢饉が起きている場所も依然としてあるし、少し前の時代においては、飢饉はよりもっと身近な恐怖であったわけで、それを忘れてはならないなぁと、食べ物があるのは当たり前ではないし、これまで作ってきた人と、今それを受け継いで作ってくれている人がいるということを覚えておきたいなと思いました。あと、排骨とレンコンってところにめちゃめちゃ中国みを感じた。蓮根マジでよく出てきますよね(陳情令の知識)。蓮はあちらにとってとても身近で重要な植物なんだろうなーと、お国柄を感じられて楽しかったです。そういや、農業と聞いてすぐに米をイメージするのは当たり前で、今回の話も何も違和感なく受け入れてましたが、それは私たちがアジア圏だからなのですよね...気づかなかった...お国柄といえば、お祭りが爆竹なのも中国だー!ってなりました。
ガチャ
アークナイツをはじめたきっかけである、チョンユエ兄さんをお迎えするために、ここまで貯めてきた石を全部放出して300連回しました。気持ちよかった...特に意味はありませんが、なんとなく結果を書いてみる。
10 エーベンホルツ
40 ズオラウ(1人目)
100 シュウ(1人目)
120 ズオラウ(2人目)
130 リン/シュウ(2人目)
170 シュウ(3人目)
180 ズオラウ(3人目)
190 シュウ(4人目)
210 ズオラウ(4人目)
230 シュウ(5人目)
300 サガ
計⭐︎6 12人(0.04%)
シュウ (5) (0.016%)
ズオラウ(4) (0.013%)
自分にとっての初イベ(ツヴィリングトゥルム)で知り親しみが湧いていたエーベンホルツに、リンちゃんは登臨意関連でタイムリーだし、サガはまだ履修できてないのですが画中人関連の子なので、なんだかゆかりのある子たちがきてくれて嬉しい。お兄ちゃんは最後まで来なかったけど!!笑無事交換できました。朝練催促される仲間になれた。リーダーに設定した時の「そういうことならば、ドクター。後ほど出撃する際には、陣太鼓を叩いてくれるんだよな?」の茶目っ気にひっくり返った。かわいすぎ
でも今回のデバフ沼とズオくんの相性が悪すぎて泣いた。あんまり活躍させてあげられなかった....悔しい!今後使い倒す誓いを立てました。
翻訳
歳イベは漢詩引用率が上がることもありなかなか理解が難しい。ズオラウやシャオマンやワンチィンのやり取りは全然自然に読めました。ジーとのやりとりあたりはむずかった...
音楽
・赴大荒
ロビーの音楽。これめちゃめちゃ好きです。普段の待機画面にも使いたいレベル。
・祥風時雨
戦闘BGM。琴の音色がかっこいい...
・擊壤歌
後半戦闘BGM。なんか調べたら同じような曲名で古琴曲が引っかかったので、もしかしたら何か関連があるのかもしれない...
・錦繡山河
ボス戦。壮大さと哀愁がたまらないです。歳イベの曲は中国!!って感じがめっちゃいいですよね。
相変わらずタダですごい曲聞かせてくれるやつ↓。ズオくんのが特に好き。あとしっぽが可愛い
アート
メニュー画面が超絶おしゃれでした。農業っていう原始的なテーマでありながら、それを機械化していくという面もあり、モードな感じの背景がイカしてました。あとスチルもとても綺麗だった。あと周年祝い朝練兄さんかわいかった
気を治したい
キャラ雑感
シュウ
歳の代理人ではありますが、テラに生きる人に寄り添う、とても献身的な人でした。しかさその献身性は少し身を削ってしまっているレベルまで高めで、そこをジーは嫌がったのかな?と思います。
テラという過酷な大地に対し、地道に、粘り強く立ち向かっている様子が印象的でした。また、チョンユエ兄とはまた違ったベクトルで、時を、長く生きる歳の目で見据えているなと感じるところが多々ありました。例えば、農家に手相占いをしてあげるところ。
シュウ: けれど、完璧な人生なんてもの存在しないんだから。成り行きに任せなさい。ほら、後ろの線は大分なだらかでしょう?
驚く農家: すげえ!当たってるぞ!二十三歳の時、実家の田畑が天災でダメになって、当時俺は移動都市に行ってどう生計を立てていけるか全く分からなかったんだ。
でも、今はみんなと一緒に大荒城へ来て、元の稼業に戻って農作物して、それなりに良い生活を送れてるだろ?
楽しそうな農家: そんなことがあったのね..
シュウ: 本当に運命を予測できる人なんていないわよ。起きたことに理由をつけているだけ。
この"起きたことに理由をつけているだけ"というセリフが個人的に好きでした。ある種かなりドライというか現実的な考え方ですが、一方で同時に、起きたことには理由はないのなら、起こったことを自分にとって良かったことにすることもできるわけで。 人生万事塞翁が馬、これから起きることはあらかじめどうにもならないのだから、ただできることをするだけなのだと、農業という、地道かつ、天候や植生など、簡単にはどうにもならないことを相手にしてきて、 うまく行くかわからない、もしかしたら全てが無駄に終わるかもしれない、でもやってみないとわからない、やらなければならない、と忍耐強く歩んできたひとならではの重みがあるなあと思いました。
同じような思いを、下記の言葉にも感じました。
リィン: 山水草木、みな情あり。この草一本、木一本にしろ、君からすれば私たちの命と何も違いはないかもしれないね。君は果たして何を手放せないの。今の君は、何を気に掛けるの?
シュウ: ジェはかつてあんなにも沢山の書や法帖を残し、誰もが読み書きできるように教えたいと願ってた。けれど彼女が去ると共に、そうした法帖や書は消えて、私たち以外に彼女を覚えている人はいない。
でも、その後いくつかの学び舎、それと天師府を訪れた時に一部の書物の中で用いられている筆跡が、彼女とそっくりであることに気づいたの。
彼女の書いた物はとうに失われて、私ですらたったの一枚も残せなかった。なのに、ジエの言った言葉は学生たちの口から出て、字は学生たちの筆の下で再現されていたわ。ジエは昔こんなことを言っていたわ。「重要なのは、私が残したもの」だってね。...私は、この田んぼの果てに、何を残せるのか見ているだけよ。もしいつの日か私も消えてしまうのなら、ここに何を残してあげられるのか、ただそれを見据えてる。
伝承という話は前の歳イベでもありましたね。
ズオ・ラウ
物語を通して成長していく姿がよかったですね。
プロファイル記録を見てたら、若くして官僚になったということや真面目な性格もあって、これまで大義とか意味とかそういうのをずっと追ってきた、それらに縛られるというかとらわれてたけど、大荒城で、ただ生きるために作物を作り目の前のことに取り組み、次代に繋げて行く人々の姿をみて、 自分もただ目の前の牧獣を追いかけて、そういった日々を経て、素直に目の前の物事を見れるようになったのかなと思いました。最後に、 歳もただの生き物であり、恐れることはないと言ってましたしね。大義に囚われすぎず、目の前の現実の一つ一つを直視し、とらえることの重要性を知ったのだと思います。
また、シャオマンやホーシェンとの掛け合いが楽しかったですね。ズオくんが真面目だからこそ空回りしてしまっているところが愛おしい。
ズオ•ラウ:ですが、周囲を探しても、母親は近くにいませんでしたし、放っておいてはきっと死んでしまいます。それならば、こうして連れて来てあなた方に管理してもらった方が良いのではありませんか?
シャオマン:「管理」じゃないの!あたしたちはお友達!互いに助け合ってるんだよ。この子たちは毛をくれて、あたしたちは美味しい飼い葉をあげる。ついでに虫を追い払ったり、痒いところをかいてあげたりするんだよ。
ホーシェン:野生の幼獣を大荒城に持ち帰るとなると、伝染病を持っているかも分かりませんし、人に飼育されることを受け入れるとも言い切れません。それに...
シャオマン:でももう抱えちゃってるし、匂いがついちゃってるよ。今更戻したとしても、母獣はもうこの子たちをいらないと思うだろうね。ホーシェン:だから連れて帰るべきじゃないって言ってるだろ。
シャオマン:でも連れてきちゃったからには、どうにかしないと。
ホーシェン:シャオマン、彼の方が何も知らずに間違ったことをしてるのに、どうしていつも肩を持つんだ?
そしてこの、牧獣にたいして「管理」という形で発現している、守ってやらねば、という、言ってしまえばある種上から目線の責務を、ズオくんは人に対しても感じています。
ホーシェン:また一人で行動するんですか?
ズオ・ラウ:これが私の責務です....たとえこの命を賭しても....
ホーシェン:なにバカなこと言ってるんです......
ホーシェン:命を懸けて誰が喜ぶんです?どうしていつも上から、みんなが君に助けてもらうことを望んでいると思い込んでいるんですか!?
これまで幼い頃から、持燭人としての父を間近に見て来て、その責務を感じてきたから、これまでは、人々を守るべき存在として強く感じてきて、対等な目であまり見たことがなかったのかもな、と思いました。それはズオくん側からだけでなく、周りの人々からのズオくんに対する捉え方も同じことが言えて、若くして持燭人に従事するズオ•ラウという立場で見られてきたんだと思うんですね。
でも、大荒城では、彼は皆と同じ、一人の農民でした。この経験は初めてだったんじゃないかなあと思います。プロファイルにも、
「万民の安生を護る」――その言葉は、父から初めて聞いた時より、ズオ・ラウの心に深く刻み込まれた。
とありました。これまで当たり前のように感じていた責務から目を離す機会を得て、品種改良という途方もない目標に対して、焦らずに日々ただ積み重ねる人々を見て、"恐れこそ焦り"、という事を学んだのだろうなと思います。プロファイルの、「焦ったところで何の意味があります?雨が降るのなら、傘を用意しておけば問題ありません。」という言葉が成長を感じるし、好きです。
また、自分の行動を客観視するきっかけにもなったんじゃないかな、と感じました。それを強く感じたのがここ。
みんなであなたを探しに行こうとした時、めんめんがどこからかあなたを背負って帰ってきたんです。
あの時はどうしー
....助けられました。ありがとうございます。
土地や作物を守るために無茶して走り回ったホーシェンに対してのこの言葉です。心配したと思いますが、何か大事なものを守るために、自分の身を犠牲にしてでも、と動くのは、まさに上でも書いたように自分がやろうとしていた事です。さらにそれを、タイホーのような強い大人ではなく、少しだけですが自分よりも幼い少年がやろうとしていたのをみて、その危うさも少し自覚したのではないかなぁと思いました。そして、自分だけでなく、これまで守るべき対象としてみていた人々の一人一人にも、守りたいものがあるのだということを実感したんじゃないかなと思います。チョンユエに、「事を行う際に、その始まりとなった情と理を忘れるな」と、登臨意のときに言われていましたが、本当にこの助言は的を得ていたのだなぁと思いました。大義は大事だけど、その大義も、もともとは個々の人々から生まれたものであるわけで。
将進酒を読んで思いましたが、ずっとお役人に囲まれてお役人として振る舞い、お役人や一筋縄では行かない人々を相手にしてきたので、大荒城で、何も思惑などない、"自然"を相手にしたことがかなり新鮮だったんじゃないかなと。また、シャオマンもホーシェンも、素直な子ですしね。
あと、シャオマンちゃんとのやりとりが可愛くて好きです。このやりとり、外ではつよつよ持燭人のズオくんが幼い女の子に慰められているのが可愛いのですが、シャオマンちゃんのこの態度は微笑ましいだけでなく、めちゃめちゃ偉いというか素直でいいなと思いました。
シャオマン:燭台くん、外で牧獣を見たことはある?
ズオ・ラウ:あまり...
シャオマン:大丈夫だよ。あなたは牧獣を見たことがないけど、あたしだって移動都市を見たことがないもの。誰にでも見たことないものはあるからね。
あとあと、ホーシェンに年上ぶるとこ可愛すぎましたね。
ズオ・ラウ:なら私も行きます。私は足が速いので、力になれます。
ホーシェン:外から来た君は、ここのことは本来関係ありません。それに君は僕より一つ年下ですしー
ズオ・ラウ:「...ホーシェン、1101年に十七歳で天師府中級農業天師に昇格。」
ホーシェン:えっー
ズオ・ラウ:大荒城に来て資料を調べていた際に天師府の名簿を見ました。計算してみると、あなたは私よりも一つ年下です。
ズオ・ラウ:ホーシェン君、大変危険な場面なのだ。強がるな。
ホーシェン:*炎国スラング*、君は普段そんなしゃべり方なんですか?
ズオ・ラウ:*炎国スラング*、こんなしゃべり方は初めてです!
あと、種族がフィディアなのを初めて知りました。会話画面だと下半身があまり見えないので尻尾があるのに全く気づかず、引いて使ってみたら長ーいしっぽがあってびっくりした。めっちゃかわいい....そしてプロファイルをみてたら小さい頃意外とやんちゃでびっくりした。
少年時代はよく禁令を破って城壁を登っては、父親に厳しく罰せられた。だが、それはかの名高き宗師から、直々に軽功を伝授してもらうきっかけともなった。兵士と流鏑馬で勝負をしたり、陽が谷間に沈む絶景を眺めるためだけに巡回部隊に紛れて都市から忍び出たり……玉門の城壁に立ち西側を向けば、どこまでも広がる砂漠と荒原が目に飛び込んでくる。
あとモジュールの文章を読んで、持燭人って役職の名前がすごくいいなと思いました。
――明るい燭火を持つ者ならば、夜の長きをどうして辛いと感じようか。
ズオくん、闇まみれのテラを照らす灯りとなってほしい
ジー
食えない性格の弟くん。真意がなかなか分かりづらかったのですが、結局はシュウ姉さんを助けたかったってことで良いのでしょうかね?他にも囲碁バカとの企みもありましたが理解力が追いついてません!
彼は商売を自身の生きる意味としたので、モノの価値についての話が多くありました。
聡明な商人:天下熙熙として皆利の為に来る。天下攘として皆利の為に住く。法理道徳、信仰名誉、帳簿に書けぬものなど何もない。
前半のセリフは、司馬遷の史記の貨殖列伝に書かれた言葉のようです。こうやって古典が引用されるのはやはり面白いですよね。
天下熙熙,皆为利来;天下攘攘,皆为利往
https://ja.hinative.com/questions/17539162
また、後半の、帳簿に書けないものはない、というセリフ。あらゆるものには価値をつけられるという理屈は、下記の会話をみて何だかわかった気がしました。
ジー: 貴方から教わった行商の道理はすべて理解しました。ただ最後に、一つ分からないことがあります。世の万物は、幻のごとく曖昧としていますが、一体どのように値を見積もればよいでしょう?
高齢の商人:ははっ・・な、私の身にあるこの玉の飾りは、いくらだと思う?
ジー:その飾りは知っています。普通の品で、露店でせいぜい二両の銀で売られている程度です。
高齢の商人:だがこれは私の母からもらった形見でな、物心ついた頃から身につけているんだ。私にとっては、計れない価値だ。見積もるというのは、結局、人の心を測っているのだ。ジー:・・・・覚えておきます。
見積もるというのは、結局、人の心を測っている。つまりモノの価値というのは、それを受け取る人がいて初めて生まれるものであり、絶対的なものではないのだということですよね。
姉さん、私は一つ勘定をしました。
長年に渡って我々兄弟姉妹たちはこの炎国で過ごしてきましたが、各々の帳簿の損益はいかがでしょうか。
チョンユエ兄さんは己の道を見つけましたが、どこまでいっても世に受け入れられませんでした。愛せず、憎めず、関りを持てず、損でしょう。
リイン姉さんは遥自在。この天地は彼女を縛ることができず、自在の楽しみがある。益でしょう。
それと妹たち、全てを見通しているとも思えませんが、大した悩みがなく、益でも損でもありません。
望(ワン) 兄さんについては..・・・・いずれにせよ、ジエ姉さんが死んだ。誰がどう言おうと大損です。
私は長兄が、どこまで行っても受け入れられない、損と言われているのが...切なかったです。チョンユエ兄さん自身は絶対に益だって、少なくとも損だとは言わないだろうと思うのがなおさら辛い。人からどんな値付けをされたって、自分自身が価値があると思うのならそれでいいと思うし、他人からの価値づけには意味はなく、むしろ他人が勝手に勘定するのは失礼だと個人的には思っています。ですが、このジーの勘定は...至って正確だな、と思ってしまったのも事実です。もし今後ロドスに来るようなことがあったら、ロドスやドクターのことを勘定しそう。
歳姉妹
まだ過去イベを履修できてないので、あれですが...
盲目の少年剣客:先生のような見事な腕前で、広く沢山の物事を見てきた方が、私のような無名の輩になぜ哀れみの情など抱かれるのでしょう?たかだか人一人の命など、先生にとっては全く無価値なものであるのに。
ニェン:そこまででもねーよ。お前たち人間のことは、結構好きだしな。
盲目の少年剣客:先生の目に映る私たちは、劇の登場人物と何ら変わりありません。先生の気まぐれな行いが、この劇にまたとないシーンを添え、無数の人の運命を変えることができます。興味が湧けば、先生はそこに加わり、何節か歌おうとも思っています。しかし劇で何が起ころうと、ただ唯一先生だけがその中にはいないのです。先生は常に孤独です。
ニェンは豪放なタイプなのに、こういうことを感じるのだな..やはり歳なんだなと、何だか印象的でした。この孤独というところはチョンユエ兄さんを思い出して...ウッ...
チョンユエ兄さんが言っていた。解任後は江南を訪れたいと。数百年江南の夏の菱の実を食べていなくて、砂漠も見慣れてしまった。橋架かり水流るる町で休んでいればいいわ。ただ二度と絵を破らないように気をつけてちょうだい。
あとシーのこれ、兄さんのプロファイルのやつですよね?細かいな。素直じゃないシーも兄さんにはゆっくり休めと思ってるのがよかった。カワイイ
まとめ
農業というテーマを通して、ズオくんの成長や歳たちの生きる意味などを描いており、大荒城の綺麗な景色やそこに生きる人々の素朴さも相待って、なんだか爽やかな気持ちになれるお話でした。撒かれた種もまだまだあるので、今後も楽しみ。
ゲームについて
2024年7月に発売された、SCIKAさんによって製作されたミステリアドベンチャーです。自宅のインターホンに現れた、自称恋人の女の子の正体を、対話を通して探ります。自分の考えをゲームに伝えるときに、選択肢だけでなく、自分の言葉でキーボードで入力することができ、その内容を、自然言語処理によってプレイヤーが入力した文章と用意されたシナリオパターンの類似度をAIが判定して、展開が分岐していきます。
きっかけ
ついったで見かけておすすめらしいと知り、AI技術で答えが自分で入れられる、というところが面白そう!と思い購入。
感想
5時間程度でクリア!AIで自由回答で謎に挑むというところに惹かれましたが、プレイ後の印象は会話がとにかく面白かったな、でした。哲学的な話が多々あり、そういうのを考えるのが好きな自分にとってはとても楽しかったです。
一番初めに女の子の正体に幻覚って入れたのですが、続きがなくてしょんぼりしました。笑ルート追加されるかもしれないとのことで、楽しみです。
思考と選択肢の自由と制約
特定の真相が用意されているわけではなく、ルートによって、...というよりも正確には、プレイヤーの考え方によって、あらゆる可能性が生み出されるのが面白かったです。初めは相手は不審な女の子、こっちは普通の住人、という風に思っていたのが、このゲーム風に言うなら、作者にそう"思わされていた"わけで、そもそも輪郭は本当は初めにはなくて、プレイヤーが自ら疑問を持ちそこに着目することで輪郭が与えられていくというプロセスが、これはゲームだけど、結局のところ現実の日々も部分的にはそういうところがあるんじゃないかと、なんというか哲学的な気づきを与えてくれるゲームでした。
いわゆるノベルゲームはほとんどが選択肢が用意されているものですが、このゲームではAIという技術によって、「選択肢がない」という状態で考えさせられるという唯一無二の体験ができたのが非常に新鮮でした。というかむしろ、日々生きていく中では明確に答えや選択肢はない方が普通なはずなのですが、いざゲームで"あなたの言葉で答えてください"と問われると、途端に行方不明になるというか、放り出されるというか、雲の中で漂っているようなそんな気持ちにさせられて。
チーズケーキを見て「これでお洋服を作ろう」と思わないみたいにさ、目に見えるような選択肢が与えられなくても、自由にしていいって言われても、大体の場合は、なんとなく自分の頭の中で選択肢みたいなものを無意識に持ってる気がしない?
それは、知識とか常識とかが自分に何を"思わせているのか"って話?
この会話にとても納得させられました。道徳や規範、常識、いろんな考え方は、勝手に人間が社会を構築するために作った空想上の概念、ルールであり、現実世界に確固たる存在としてあるものは、ただ"生きている"という事実のみです。自分の考え方や思考は無から生まれたものではなく、そうやって過去、現在、未来、あらゆるものから影響を受けて、ある種矯正というか、皆が自分たちを律するために用意した箱の中に収まるようにされていると思います。もちろん、それが悪いということではなく、それを自覚することが大事なのだと思います。
もちろん常識とか知識とかを全部無視すればいいって話じゃないよ
常識とか知識とかの影響を全く受けずに何かを考えることなんてできないからね
そういう頭の中のいろんな持ち物から自分が何を"思わされている"のかが分かった上で、
「君はどうしたいのか」って意思を聞くことが今の私には大事だし、必要な事なの
何を"思わされている"のかに自覚的でないといけない、ね
また、自由研究をみんながやるようなものじゃないようなことにした、と話す住人とのやりとりでの、自由と不自由の話も、少し通ずるものがあるかなと思いました。
君のその意思の自由も、落とし穴の作り方って知識を持ったこととか、みんなの定番から自由になろうって距離を置こうとしたこととか、
そういうことの関係性によって決められたのかもしれないね
言ってることはわかるよ。でも、それを不自由と呼んでしまったら自由なんてこの世にないんじゃないかな
そうだね、むしろいろんなものの影響を受けるから新しい自分にも毎日出会えるんだと思うよ
相対的な関係と意味
いろんなものの影響、という話で言えば、作中では、"意味も意思も、自分一人で決まるものじゃない"、という話が度々出てきていました。似たような話では、チーズケーキルートの女の子の家庭の話であった、このセリフ。
人の関係の意味も、いろんなことの全体像で決まるからさ
無理に力を加えて捻じ曲げようとしても、そんなのうまくいかないし
ちょっと違うかもしれませんが...例えばある人とある人の仲がめちゃくちゃ悪かったとして、そこに共通の敵が現れれば一時的な共闘関係が生まれたりするかもしれませんし。個々で独立している、絶対的な存在、定義というものはなく、全てが関連しており、相対的なのだということなのかな、と私は理解したのですが、この話を聞いていて、前読んだこちらの本を強く思い出しました。
gorilla-chikuwabu.hatenablog.com全部が相対であり、絶対として定義できるものはなく、あらゆるものが互いに関係し合っているという話なのですが...この方は物理学の観点からの考察から発展して、世界の関係について述べていたのですが、この本では、 意味は、妥当な相対情報である、とされてました。一方、作中では、フランス人の哲学者/人類学者であるラトゥールの話が出てきましたが、冒頭では、意味は以下のように語られていました。
意味とは人や現象の間にある関係性の全体像だというのはラトゥールだったかー
加えて、このラトゥールが提唱する、アクター•ネットワーク理論の話も語られていました。しっかり理解できているわけではないので間違っていたら申し訳ないですが、 アクター・ネットワーク理論は、"社会"が、人間だけでなく、モノも含めて、それら一つ一つをアクターとし、それらがネットワークを形成し、絶えず変化し互いに作用しているものである、と考える理論なのかなとざっくり受け止めたのですが、この理論は、上記の本で語られていた下記の内容に非常に通ずるものがあるなと。
すなわち、そのもの単独で存在が定義されるものは存在せず、この世の中のありとあらゆるものすべてが相互作用し合っており、その互いに作用し合う存在の広大な網目が現実世界なのである。もちろん、我々もその網目の結び目の一つであり、けして傍観者などではなく、俯瞰的な視点で物事を観察することなどできない。絶対にどんなものであっても、その存在は網目の一つであり、「外側」は存在し得ないのである。
物理学と人類学は、ある意味一番遠いところにある学問だと思うのですが、これらに哲学的な観点から通ずるものを感じられたことにとても驚きました。とともに、このような哲学的なテーマを、可愛い女の子でシュガーコーティングして、でも本質は失わずに伝えてくれるこのゲームはすごいなあと思いました。
チューリングテスト、他人の意思、本当の現実
もう一つ興味深かったのが、チューリングテストについて。チューリングテストは機械が人間的かどうかを判断するためのテストですが、作中ではそこから発展して、「チューリングテストは偽物と本物を比べることで本物をより理解しようとしている」、「違いにこそ、人間らしさが表れる」と捉えているのが新鮮でした。
またさらにそこから進んで、"偽物と本物の区別がつかなかったら、それは少なくともそう思った人の間の中では本物になる"、という考え方には驚き、一見して現実離れした考え方に見えたのですが、考えれば考えるほど、なんだか納得させられて。
他人の行為がどんな意思から生まれたかなんて、どこまで行っても想像しかできない。だったら君の世界の中では、私は未来からだってやってこれる気がしたの。君が、私のことを本物のタイムリーパーだと思って偽物のタイムリーパーと区別がつかなかったら、それは私と君の間の関係性でだけは、現実になるってこと。
チーズケーキルートでの女の子のセリフですが...もし、全てを第三者視点で観測でき、どんな人の脳内も直接覗ける存在がいたのならば、この考え方は無意味で、その存在によって、第三者視点での"正解"を定義することが可能になるかもしれませんが、現実にはそんな存在はいないし、人間は自分の観測できる範囲でしか現実を確かめることはできないし、他人の脳内、意志は直接観測できないので、言ってしまえば永遠にシュレディンガーの猫状態みたいなものなのですよね。他人の意思について、断言することは絶対に不可能なのです。この女の子は未来から来たかもしれないし、来てないかもしれない。状況も、女の子の意思も、どちらも正解を観測できる状態にない主人公にとっては、自分の意思をただ唯一の正解にすることしかできない。それならば、女の子の言う通り、そう信じる者の間の中では、それが正解となり、その人にとっての現実になるのだなと。
仲良くしてくれている友達の言葉は、本当は本心から出た言葉ではないかもしれない。でも、本人の意思を観測することは絶対にできないので、その言葉を本当だと自分が思ったなら、自分にとってはそれが現実となる、というか、そうするしかないんですよね。普段は何にも深い事を考えずに、他人の言葉をそうやって受け取っていましたが、改めて考えると、他人との関係ってこんなにもあやふやで、確固たる、観測できる現実の存在ってこんなに少ないんだなあと驚かされましたし、だからこそ想像力を常に働かせないとなあと、特に下記のセリフを聞いて、思わされました。
君はそうやって、他人の背負ってるものを自分の理解できるものに押し込んで考えるんだね
他人の見えない頭の中とか人生に対していろんな可能性を沢山想像した後で、そのうえで、どれが正しいのかわからないって認めることを私は想像って呼ぶの
チーズケーキルートでは、このことがプラスに働きましたが、それがマイナスに働く例もありました。
君がそんな想像をしたなら、私はそういうことになるの
何をしてくれても、何をしてあげても、その後ろにある意思なんて想像しかできない
それどころか、私がみんなにとってどうある「べき」かが私になる
本人の行動の裏にある意思を、周りは想像することしかできない。ならば、その行動についての解釈を周りが押し付け、正解とすることもできてしまう。周りが、その人にそうあって欲しいと思っている=周りにとっては、その人はその在り方が現実となる、ということになるのかな。君がそんな想像をしたら、私はそういうことになるのというセリフは、ぱっと見、誰がどう想像したって、その人自身(このセリフでは私)は変わらなくない?と思ったのですが、上記の考え方を得たあとだと、その人自身というのはその人の中にしかなく、周りにとってのその人は、周りが想像しているものが、周りにとっての現実であるので、想像次第で変わってしまうのだな、と理解することができました。
自覚し、想像し、輪郭を与える
作中に度々出てくる、"輪郭を与える"という表現がすごく好きというか、これまで無意識にやっていた行為を明確に言語化していて、とてもしっくりくる表現で、言語化能力がすごいなぁと感動しました。
ううん、気持ちを言葉にしてくれてもきっとあんまり変わらないよ
自分で想像して輪郭を与えないとだめなの
言葉にできることなんて、考えてることのほんのひとかけらなんだから
疑問は疑問として輪郭を与えられてこそ
大きい疑問だからこそ、向き合うに値するものになる
違和感は輪郭を与えられてはじめて、あなたの世界に影響を与える
"言葉にできることなんて、考えてることのほんのひとかけら"...自分が脳内に感じている事を、言葉にしようとしたとき。まず、そもそも自分が何を感じているのかを自覚できる範囲とできない範囲(無意識)がありますよね。自覚していないと、そもそもそれを拾うことができません。そこで少しこぼれ落ちます。そして、自覚したとしても、言語化がうまくできない感覚があります。そこでもぽろっと落ちる。さらに、言葉にしたとして、そもそも"言葉"というのは痛みや冷たさなどの物理的な、測定可能な、共有可能なら感覚ではなく、人間が表面上はこういうことにしようというルールのもと決めた概念であり、その箱に自分の感覚をピッタリ収めることができない、また、言葉にすることで、その言葉の形になってしまい、そうでなかった部分が失われる(自分で気づけることもあるし、気付かないうちに失われてることもあると思う)ということもあると思います。
また、自分の頭の中を言語化する...その手前の、自分の脳内の感覚、感じていること、考えていることを拾って、まとめて、一つの形にしていく作業、私はこれが"輪郭を与える"ことだと思いましたが、これを、これまでは無意識に、いや、意識的にではあるんですけど、これが"輪郭を与えている行為なのだ"と自覚しないまま、やっていたなぁと思わされました。輪郭を与えなければ自分に影響をあたえることはなく(無意識にはあるかもしれませんが)、輪郭を与えることは自分にしかできない。また逆に、ゲーム中では何を疑問と思うかでルートが分岐しますが、このように、輪郭を与えることで、その形に固定されてしまう、といったこともあるのかなと思いました。輪郭を与えることに、自覚的でいたいなと感じました。
住人と女の子二人のバックグラウンド、さらには名前にも特定の真相、答えが用意されていないということ、そして、いろんなルートでいろんな色に染まったハートの器が、最後には何色でもない、誰にも定義されない、透明になったことにもそれを感じました。
言葉にできるのは、考えてることのほんのひとかけら
台詞にならないことばっかりなんだからさ、役名なんてつけなくてもいいじゃん
あと、印象に残った単語をいくつか。
・自然主義的誤謬
なんかかっこいい単語だ!と思って、理解したくて調べました。〇〇である(自然界の事実)から、〇〇であるべし(規範)という論理展開で、自分がそうあるべきと思う人間界の規範の根拠が、自然界における事実になってしまっていること、なのかな。事実から価値判断(べし、べき、とか善とか)を引き出すのが間違い、ってところが肝なのかなと思いました。調べてたらいろんな誤謬があるんですね。哲学的な要素を含むゲームはいろいろあると思いますが、ここまで直接的にがっつり扱われているのはなかなか経験したことがなかったので、色々知れてとても面白いです。
・私は私の、あなたはあなたの持ち物で
好きな言葉です。
・自分の常識でどうでもいいことを決めつけると、大事なこともすり抜けていくよ?
耳が痛いです。
・そこにある違いを一度知ることは世界の解像度を上げることかもしれないし、今まで区別していなかったものを区別する道具を手放せなくなることかもしれない
これ、ちょうど、例えば、お料理に興味を持つ前はただ目の前のおいしいご飯に対しておいしい~!!って受け止められていたのに、一度作ることを知ると、食べた時に分析するようになっちゃうみたいな、そういうのって、知らずに漠然と受け止めていたときからは解像度が上がっていろんなものが見えるようになったけど、そうでない時代に感じていた気持ちはもう持てないから、変化って不可逆なんだなって思ったことが最近ありまして、まさにこれだな~と勝手に共感してました。
その他ゲーム的なこと
哲学的なテーマとしてだけでなく、普通に推理ゲーム的な意味でも、自分の選択によって、彼女も自分も正体、立場が二転三転するのが本当に面白くて、メタ的というか叙述トリックというか、そういうのが好みの自分としてはとても楽しかったです。
作品テーマや作中の女の子の語り口はとても興味深く楽しめましたが、女の子カワイイ要素やヤンデレっぽい要素は私にとってはどっちでもいいかなという感じでした。ジャンプスケアっぽいのも本当にちょっとですがあり、哲学的なテーマが面白いのをそこで妨げられてしまった感じがして、そこは自分にとっては少し合わなかったかなという印象。もちろん、可愛い女の子が怪しげな雰囲気で語りかけてくるこの状況でしか得られない、なんというかインモラルな雰囲気はあって、それも作品ならではの構成要素の一つだと思うので、ここは完全に好みの話です。
また、ウリのAI自由解答でしたが、精度はまだそこそこかな、という風に感じました。多分、入れても上手く解釈してくれないというストレスを減らすためだと思うのですが、単語だけ入れると、そこから、用意された回答に〇〇ということですか?というふうに結びつけてくれるのですが、これによって全然その発想はなかったのに偶然答えに辿り着いちゃうってことが何回かありました。AI技術がもっと発展したら分かりませんが、ここはめちゃめちゃ設計が難しいところだと思うので、これは仕方ないと思うし、私の入力の仕方も悪かったと思います。これからきっとどんどん精度が上がっていって、将来的には本当に対話で解決していくゲームとかも出てくるんでしょうね。
ルート別感想
以下、辿り着いたルート別の感想をたどり着いた順につらつらと。
Cheesecake Hallucination
未来人(どこまで本当かわからないですが)ルート。初めて辿り着いたのがこれでした。初めてここにつく人多いんじゃないかな?と思います。ジャンバラヤ博物館を調べた時にまだ開いてないと気づいた時はシンプルに逆転裁判とかやってる時みたいな謎を解く快感がありました。完全に「くらえ!」してた。本当に女の子が未来人だったかどうかは最後まではっきりしませんでした(と私は思っている)が、弟の南極の件もあるので、100%かは分からないけど結構本当なんじゃないかな〜と個人的に思ってます。いろんなルートがありましたが、このルート、女の子にとっては住人は出会った本人じゃないし、住人にとっても女の子は未来人でこの世界の本人ではない、ある種互いに互いにとって偽物な二人の間で、関係が芽生えていく奇妙な感じが、SF的な感じもあって結構好きなルートです。
Invalid Angel
信じた後に信じないルート。いわゆるシステム乗っ取る系ですね。メタっぽい演出ってこのゲーム意外と少ないですよね。
Higher Girl Pudding
自分も恋人だったルート。自分は恋人だと思うのに女の子はそうは思わないという矛盾の解決の仕方、その表現が「 彼女はチューリングテストに失敗した」なところ、かなりシビれました。相手が誰なのか?という問いは自分だけでなく女の子も一緒だったのかという気づきにも驚きでした。敵だった女の子が、最後は共通の敵を得て共犯者になるというのが、なんか緊張感が一気に解けた安心感もあって、何だか愉快でしたね。
Chocolate Hideout
カウンセラーだったルート。自分を監禁していた相手と、目の前の女の子の違いは?という問いに自力で気づけた時には、めちゃめちゃ嬉しく、達成感を感じた(明示的な選択肢から選んだわけではないので、自分で気付けた快感があった)と同時に、私あんまり人の話聞いてないんだな...と反省しました。目の前の人物がどういう考えで、信条で動いているのかは、この子の言うとおり、"言葉にできるのは、ほんのひとかけら"なので、本当の意味でわかることはできません。でも、言葉にしてくれているところがあるのなら、最低限そこだけは受け取るべきなのに、せっかくこの子も何度もその信条を口にしていたにもかかわらず、私はこの問いを結構考えないと分からなかったんですよね。想像力を働かせることは意識しているつもりでしたが、もっと人の話を聞こう...と勝手に反省しました。笑
カウンセラーだったけど惹かれてしまった、女の子の人間味のある振る舞いや、昔の恋人の呪縛から逃れようとする前向きなラストもあいまって、なんだか王道な読後感の良さがありました。
Rusty Caramel Cage
知らず知らずのうちに共犯者ルート。このルートは初めて自分のほうが(も)やばいやつルートだったので、自分の立場が変わるとこうも相手の言葉の意味が変わるのか...と感心しました。これまでのルートで住人はめちゃくちゃ人がいいというエピソードが語られていたので、人物像すら変わるのかと驚き、家に入られたくない理由が変わったり、被害者と加害者が二転三転したりして、ミステリみたいな面白さもかなりありました。
このルートは住人も女の子も倫理観が死んでて、ドン引きが一周回って楽しくなりながらプレイしてました。自分のことを、悪事を含めてすべて、ただひとり知る女の子が、倫理観の欠けた共犯関係、共依存関係になる様は、ものすごくインモラルで、なんだか背徳的で、開いたらいけない扉を開きかけました...あと住人の早口サイコパスを無慈悲にぶった斬る女の子に笑った。いや君の方が今まで散々早口サイコだったからね!!と言いたくなった。最後の方、会話が成立してないのに成立しているあたりはぞくぞくしました。
Scarlet Icecream
培養肉ルート。上のルートもかなり倫理観死んでましたが、個人的にはこっちの方が忌避感が強かったのですが、やっぱり共食いは本能的に嫌な気持ちになるようになってるのかな、それともこれはそう"思わされている"のかなあとか考えさせられました。チューリングテストから、偽物と本物の話になるのに感心した。このゲーム、抽象的な概念をいろんな形で別々の具体的な形に落とし込むのがとてもうまいですよね。
Fool on the Sugar Board
交換殺人されそうだったルート。女の子が一番まともというか人間味のあるルートだったなと思います。住人はクソ野郎でしたが、ギリギリで踏みとどまり、やり直そうという希望のあるエンドでよかった。
Inverted angel
天使ルート。あまりいろいろ書くのも野暮な感じがしますが、ひとつだけ。
誰かに自分と同じ世界を見てほしい、ってこと?
私がそんなことを言いたいと思ってる?
いや、そうじゃないんだろうなって分かってるよ
そんなのは、他人のお道具箱の中身を全部捨てて勝手に自分の好きなものを詰め込むのと同じ
……でもさ。同じ世界なんて見えないってわかりきった上でね
それでも誰かが、例えば君が
君が、私の見ている世界を分かったつもりになろうとしてるって信じられて
私が、君の見ている世界を分かったつもりになろうとしてるって信じられたら
そのうえで、その果てでも私の羽が何色でもないままで生きていられたら
私、死んじゃってもいいなって思えるの
この言葉がとても好きです。
音楽
小粒ながら雰囲気のあるBGMで、雰囲気を演出するのに一役買っていたと思います。
アート
ふよふよ動く女の子がとても可愛かったです。スマホのチャットの演出とかも自然で、シンプルながら没入感がありました。
まとめ
テーマも面白いし、それを彩るワードセンスも抜群なゲームでした。
作者様がお控えくださいと書いていらっしゃるので詳しくは言及しませんが、皆はあそこで何を答えたのかがとても気になります。でも、そうやって、プレイヤー一人一人が自分で想像して与えた輪郭を大事にしているところがいいなあと思います。
感想書いていると、それこそ言葉にできないことがたくさんあって、それを形にしないと忘れてしまうからこうやって書いているのですが、自分の言語化能力が稚拙でなかなかうまく形にできないことが多々あり、もどかしい思いをよくしています。でも、このゲームでは、そういうことがあることも言ってくれて、さらに、それ自体をなんというか肯定してくれる感じがして。私が勝手にそう思っただけですが....でも、なんだかうまく言葉にできない、こんがらがった気持ちは、その結び目を無理して解こうとしなくても良いのかもなぁと思いつつ、同じことは他の人にも当然あるわけで、想像力を持っていきたいなと思いました。
作者様、おすすめ情報を掲載してくれた方に感謝!
ゲームについて
2023年4月にオリジナル版が、日本語翻訳版が2024年4月にリリースされた、韓国のインディーゲーム開発スタジオTeam Tetrapodによる推理ADVです。超能力者たちが存在する世界で発生する事件を、超能力を使って解き明かしていきます。
きっかけ
Twitterでおすすめされてて、ストアページに行ったところ、これを好きな人はこれも好きやで(類似ゲーム)が悉く好みのゲームだったので、確信して購入。
感想
全体(ストーリー)
約9時間でクリア。面白かったー!!
超能力がある世界で、それがトリックに使われる事件の謎を解く楽しさも、 組織が隠す秘密に迫るドキドキ感もあり、そしてなによりキャラクターがとても魅力的かつその心情が丁寧に描かれており、どこをとっても高いレベルに仕上がっていて、めちゃめちゃ面白かったです!特殊設定ミステリが元々好きというのもあり、かなり興奮してプレイしました。久しぶりに夜更かししてしまった。
全体的な難易度はそこまで高くなく、もうちょっとひねってくれても良かった気もするものの、別に難易度が低いからといって面白さが損なわれているわけではなくて、二段落ち、下手したら三段落ちくらいまで仕掛けてくるので、真相を突き止めた時の、"してやられた感"は存分に味わえました。
私は自力で謎を解く系の快感はかなり好きなタイプなのですが、同時に、キャラゲーというか、キャラクターの魅力もないとあまり興味が湧かないという贅沢な性格で、キャラクターが舞台装置な感じの推理小説とかにはあまり興味が湧かないタイプなのですが、このゲームはそのあたりのバランスが私にはベストマッチな塩梅でとても嬉しかったです。謎も気になるし、マナ捜査課のメンバーたちの物語も気になるしで、ダレるところがほとんどありませんでした。
また、超能力と聞いた時には、Case1のような火とか氷とかドワー!!なイメージをしていたのですが、思ったよりもかなり幅広くて、さらに道具まで絡んでくるので、そこもとても面白かったし、スキルによってはゾワゾワさせられるものもあり、恐怖と興奮とでゾクゾクしちゃいました。あまり詳しくないので的外れかもしれませんが、なんというかSCP的な不気味さがあるというか。特にオッペンハイマーのスキルはそこらへんの根源的な恐怖を感じさせられました。認知や因果までもがいじられるって、怖すぎる。
人々のスキルが武器の発明者の名称になっているのがなかなか面白かったです。当たり前ですが、どの武器にも生み出した人がいるのですよね。コルトとかオッペンハイマーはわかりますが、ナイフや戦車を生み出した人は意識したことがなかったです。武器は、人が人為的に生み出した道具ですが、ステッパーたちは自分になんの理由もないのにその武器を自然発生的に持たされたせいで、生活を抑制されていて、とても気の毒だなあと思いました。しかもステッパーたちもそれをわりと受け入れてしまっているのがなんとも。でも確かに、オッペンハイマーとか見ちゃうとね‥ただ、ここらへんの、ステッパーたちの取り扱いの描写は割と地の文というか口頭での説明が多めだったように感じたので、もうちょっと実際のシーンとして見られたら嬉しかったかな。行動制限とか、割とテナとかブリアンとか、腕輪はしてるけどそれ以外は普通に歩き回っているように(見えた)ので…まあコルトレベルまでならそこまででもないのかもしれませんが。身内にステッパーの人が多く、ステッパーを敵視というか嫌う人があまり出なかったので、言われているほどステッパーの人たちがひどい扱いを日常的に受けている実感があまり沸かなかったかも。まあ、あまりそういう描写が多くても仕方ないところはあるので、ここらへんは好みのバランスですね~。めちゃめちゃ不足してる!とかではなかったので。
また、全体通して、マナ事件専任チームのメンバーたちが、みんな自分の価値観や信念を持ち、それを信じながらも、相手の信念を否定はせず、自分は自分の信念の形でそれに向かっていく、っていうのがいいなと思いました。テナの信念をできる限り妨害しようとするけど否定はしないノートとか、ブリアンにとって自分が唯一頼みを断られる人間になるテナとか、真実を隠す道を選んだチーム長に、「逃げて下さい、自分が追いついてみせます」というノートとか。
以下Case別に印象的だったところとか。
Case1
導入の事件ですが、最初から容疑者だった人がそのまま真犯人だったことに驚きました。この話では私はチーム長の誘導に引っかからなかったのですが、たぶん容疑者はそのまま真犯人にはならないだろうと考えた人は、誘導にひっかかってしまうのかもしれないですね(私はあんまりなにも考えずにプレイしていた)。
序盤にブリアンたちが推理を間違ったことに対して、チーム長が
一度で正しい道を選ぶ能力より大事なのは、間違った道から引き返す能力よ。
って言うのですよね。このときは、おお、いい言葉だなあと思ってメモしていたのですが、Case5で明かされてから、この言葉の意味を思うと、ウウッ・・・
また、Case1の最後、霧のなかのロンドンを見ながらの会話も印象的でした。
ゲラーはずっと、自分を止めて罰してくれる人を探していたと言っていた。多分、ゲラーはあなたに感謝しているんじゃない?
それ…本当ですか?
いえ、嘘。
それは流石にひどすぎませんか?チーム長!
さっき私が言ったことが本当なら、私たちがしたことは別の意味を持つことになるのかしら?
違うでしょう。捜査官の仕事は、いつも同じよ、ノート。真実を探し出す。
霧のロンドン
チーム長の、ゲラーがどう思っているのかは、自分たちのしたことの意味を変えることにはならない、という言葉に、ハッとさせられて。真実自体には善も悪もなくて、ただ"ある"のみ。そこに意味付けをするのは、人が勝手にすること。そして、自分の行為は、他人が感謝したからといって、正当化はされません。人は、真の意味で"他人のため"になにかを行うというのはきっと無理で、結局「自分がやりたいからやった」ということしかできないのだと思います。ただ、じゃあ人のためを思ってすることが全部嘘なのかと言ったら、そんなことはない、と思います。
あと、ちょいちょい出てくる愉快な掛け合いが好き。紅茶は間違いなく…精製水ではない、というノートの反論に、「ブリアン…ハイタッチは返品するわ…」「残念だな…いい推理だと思ったのに…」「返品って何だよ…」とか。氷に執着するテナに、「後生だから、氷への未練は捨てろ。」というブリアンとか。笑
Case2
ここで初めてチーム長に誘導されました(真相じゃないENDに行った)。やった当時は全く気づかず、ホース全然絡まなかったな?と思ったら分岐へと出てあっこれ一本道じゃないのか!と驚きました。そして"哺乳類"をまんまと見逃しました。六角推理で、「人間も動物も同じ」というホースの文言が正解になると気づいた時に、ア!!!!!!!て声出ちゃった。ノートくんが、「僕たちが傲慢であるせいで…犯人は目の前にいたにも関わらず…!」と話しますがほんとにそれで、人だって動物だぞ、というのを忘れてしまっている驕り高ぶりを利用されてビビりました。爬虫類と並べてスキルを提示することで、それに気づきにくくしているのが上手いですよね〜。エスティエンヌなのは憑依だからだと思ってました。てか他の人のスキル使えるのやばくね?オッペンハイマーのスキルも使えちゃうってことですよね?オッペンハイマーレベルでは?4mの制限があるからなんでしょうか…。あと副館長めちゃめちゃ逆裁の山野星雄に似てません?動物と檻ってところも検事2の2話思い出すし、これは検事2のネタバレですが、この事件の真犯人ではないところも似てるなと。ハシゴキャタツネタもあったし(笑)、逆転裁判をどうしても思い出してしまいますね。
あと、この話でテナの信念がわかります。
…だけど、動物たちを守るのが使命だって言っておきながら、あんたが育てるクリーチャーを殺人の道具に利用したじゃない。
人間は他の動物と同じと考えながら、自分が他の人間と同じだっていう考えはできないみたいね?
認めなさい。あんたは自分の怒りを抑えきれなくて自分の信念からはずれた行動をとった。
おい…ここのやつらは自分たちがやってることがクソみたいだってこと知らずにやってると思ってんの?
みんな同じ。みんなダメだって知りながらも、自分自身がもっと大事だから、大義名分がもっと大事だから。
それぞれの理由を合理化させながら…知らないふり、違うふり、そうやって生きてるの。
確かにこの施設が動物に対して行っていたことは許されないことであり、それに対するホースの怒りも理解できます。さらに、真っ当な手段では止められない悪もまた存在します。ホースも「この施設は国と管理感とつながっている。俺がここの真実を明らかにしてもすぐにもみけされるだろう。だから、俺が審判を下した」と言っています(し、テナもここまではオッケーと言っています)。ただ一つ、大事なのは、相手が間違っているからといって、何をしてもいいわけではありませんし、それによって自分の行為がすべて正当化されることはないということです。ホースとテナは、どちらも、そういう"普通では止められない悪"に対して義憤を抱いているところは同じですが、違うところは、そこなんじゃないかな。テナは、自分自身の信念を曲げるつもりはありませんが、自分自身が完全に正しいとも思ってはいないとも思います(だから、マナ捜査課にきたわけですしね)。自分の行為は自分の勝手で、自分にとっては正しいけど、誰かにとっては間違っていることもあることを理解している。ブリアンにもノートにも、同じようにしろとは言ってません。ここの対比が、なかなか興味深かったです。
また、このテナの信念をノートが知ったことについて、チーム長と話すシーンがありますが…
テナのあれは…わたしたちが思う善悪とは全く別物なの。テナが自ら変わらない限り、誰にも変えられない。
やっぱり、テナさんはもともとそういう人だったんですね。ただ単に僕が知らなかっただけで。
…そうね、いっそずっと知らなければ…あなたがテナを怖がるようなこともなかったでしょう。でも…
このあと、ノートは、自分の生まれ場所の治安もそこまで良くなく、自分が落ち込んでいるのはテナのこの信念に強く拒否感を覚えたからではない、と話します。ではなにで落ち込んでいたかというと。
僕は‥いくら罪がある人でも…殺さないほうがいいと思います。
テナさんみたいに、確固たる信念だとかそういうのじゃないですが‥ただ誰かの死に関与することは気が重いんです。
それで‥今後また今日みたいな状況になったら…できる限りテナさんを抑えるつもりです。
だから、テナさん。できるだけ邪魔されるのを予想して用意周到に動けば、目標が達成できます。
嫌というより…好ましくは無いです。でも…テナさんですから。
今日ずっと考えていたんですが、一ヶ月も一緒に働いた割には、皆さんについて知らないことだらけです。テナさんについてだけじゃなくて、チーム長が人と接触できないことも、ブリアンさんが親切心と情熱がすごいことも…知りませんでした。
なんだかそれが気に食わなくて、それだどうしてなのか考えてみたんですが…僕がみなさんのことを好きだから、みたいです。
もっと知りたいと思いました。そして僕のことももっと知ってほしいと…がっかりすることもあるかもしれないですし‥みなさんが嫌になるかもしれませんが、ここを離れることはなさそうです。僕は今ここが気にいっているんです。
"知らなかったから"だったんですねー。ノートのこの考え方、とても好きです。仲間に対して、empathyは感じつつも、sympathyは感じない。この前読んだ本からの受け売りですが...、他人の経験を自分ごととして理解しつつも、感情は同化しない。自分の価値観を曲げることなく、でも、人の価値観を自分の枠組みで判断しない。そしてある種の宣戦布告をしていくスタイル笑。すごく誠意があるなと思いました。最後の独白でテナが
私のことを知って、肯定も、否定もしない人は君が初めてだから。何よりもありがとう。
と思い返すのですが、よかったなぁと思いました。チーム長は上でのやり取りのとおり、面と向かって否定はしないものの、恐れ、自分の手に負えないと感じている感が少しあるし、ブリアンは"自分の前では人は殺さないで欲しい"と言っていて(これはテナがブリアンの信念をある種否定というか回避していることへの意趣返しではありますが)。こうやって面と向かっていったのはノートならではだよなあと思いました。
あと、ここわろた 寂しがりそうっていうノートの予想もかわいい笑
Case5でもここの証言が使われててシリアスなのにちょっと笑っちゃった
Case3
この話も初めは真相じゃないENDに行ってしまいました。ベリンがクズすぎて笑った。初めてみた時はあらかわいい、と思ったのに秒であこいつクズだなって思わされました。クズ判明RTA最速
この話ではブリアンがフィーチャーされます。ここまでの話で、彼の"役に立つ"ことへの執着は垣間見えていましたが、その心情を知ることができました。
世の中には道具を使わずに生きていく人はいない。意思も理性もない存在は使いやすく、いつでも同じ結果を見せてくれるからな。
それに比べて、人は…毎度違う答えを出す。気分によって、計画によって…それで誰かを信じることはなかなか大変だ。家族でも、恋人でも…
ノート、誰かを完全に信じるのは不可能かもしれない。だが…この世に一人くらいは僕みたいな人がいても、いいだろう。誰でも心置きなく何かを頼める…そんな人が。
このセリフや、この後わかりますが家族に見捨てられる前に学校へ自分で行ったところからも、若干のメサイアコンプレックスや見捨てられ不安を感じます。(でもブリアンは感謝を要求してきたり試し行動をしたりはしないし、ありがた迷惑レベルで他人に介入はしていないので、自己のアイデンティティは他人に依存してるところが少し多めな気はしますが、いい人レベルにまだ収まっていて、それこそジョンのように強迫性のところまではいってないと思います。ジョンよりは割り切れていて、現実を見れているのだろうな)。
こんな信念を持つブリアンを、真相ルートでのノートは道具のように利用してしまいます。ブリアンが来てくれる前提で、彼の意思を考慮に入れずに捜査のプランを立てました。クズになった気分です、というノートに、チーム長はまるで本当のクズではなみたいな言いぶりね、とグサッといきます。プレイしていたときはノート視点で見ていたのでチーム長キツイなと反射的に思ってしまいましたが、改めて振り返って、チームのメンバに愛着が湧いてからこのシーンをみると、確かにノートはブリアンの優しさにつけこんで、非合法にステップを売った人々に会うという危険もはらむ状況に連れて行っているわけで、仲間としては許せないだろうなと、チーム長の反応は妥当だなと思いました。このノートの行動は確かに擁護できないところがありますが、でも、だからといってこの行動だけですべてが決まるわけではなく、それこそ「一度で正しい道を選ぶ能力より大事なのは、間違った道から引き返す能力」で、ノートは危険に巻き込まれてしまったブリアンを、その身を呈して救いにいきます。
ただ、ブリアンさんを信じられなかったんだと思います。ブリアンさんに任せてくれと言われましたが、不安で…じっとしていられませんでした。助けるために来たと言いましたが…実は、ただ僕が怖かっただけです。ここでブリアンさんを失ってしまうんじゃないかって‥
ふふ…まさか。僕の馬鹿みたいな姿を君を通して見ることになるとは。
ブリアンは、誰のことも信じられず=助ける相手のことも信じられないなか、その人のことを本当に助けたいという気持ちよりかは(もちろんその気持も嘘ではないと思いますが)、(役に立たないことで)見捨てられたくない、という気持ちから、その人を助けているところがあると思います。それに対して、今回のノートは、ブリアンのことを信じられず、助けたいというよりも、実は怖かっただけで助けに来た、といっていて。自分が怖かったからという動機は、決して利他的ではありません。でもその結果、見返りを求めずに助けたのも、相手が救われたのも事実なのです。
チーム長、僕は…配偶者を殺した苦痛なんてわかりません。その苦痛をくみ取ることさえできません。ですが…自分を信じることができない苦しみは誰よりもよくわかっています。それに…誰かが見返りを求めずに自分を助けてくれる時に感じる安堵感も、今なら分かる気がします。
ここはよかったですねえ。その後のブリアンの機嫌が良いのも可愛かった笑
また、「信頼」について、チーム長との興味深い会話がありました。
やはり、二人の愛情は冷めていたんでしょうか?
反対でしょう。二人にとっては信頼より愛が深かったのよ。相手にがっかりすることは怖かったから、二人はお互いを知っていくことをあきらめた。
捜査においては、信頼なんて邪魔になるだけだけど…人が生きていくにはやっぱり信頼が必要ね。
チーム長はCase2で、テナのことをいっそずっと知らなければ…と話していました。知ることが怖いのですね。この原因はCase5で語られた通りで、チーム長も失うのが怖いからなんですよね。ノートもブリアンもチーム長も、だれもが失うことを恐れている。
Case4
まず隠されたランクがあるってのがもう好奇心をそそられる設定過ぎますよね~!!ノアレベルの事件、次回作待ってますよ…
この話では最初は誘導させられそうになりましたが、選んで進めた直後に、いや待てよと一歩戻って真相ルートに行きました。上述しましたが、ダグのスキルにゾワゾワさせられました。部屋自体を作り出すという序盤の推理の時点で、うわ怖ってなったのに、後半に"人"すら作り出せてしまう、しかもそれが殺人事件が起こる様な状況になるように…というのが分かったときにはもう、ね…ヒエ~~~~~~~ってなってました。あの曲も怖いけど好きです、認めたくない真実、って感じで…悪気がないし自覚もないってのがきつくてね…因果関係を無視するってところが一番怖くて、"あったことになる"、ってのが、人の認知すらいじってるのが恐ろしすぎる。もうなにも信じられなくなっちゃうよ。この能力を推理ゲームの話によく落とし込んだなあと思いました。人の認知をめちゃくちゃにする系のオッペンハイマーの能力は恐ろしい反面、推理ゲームのお話的にはめちゃめちゃ魅力的でした。次回作はもっと変態的な能力の敵をだしてほしい。でもあんまり強いと勝てないから難しいですね~!
あと、エルロイがいいやつすぎてびっくりした。時間旅行なんて、悪さし放題じゃないですか!なのに本編はもちろんラストのサイドストーリーでもあんなにノートに協力的で、聖人だな…と思いました。体感20年くらいプラスで生きてるらしいし、結構達観してるところがあったりするのかな。
色々とシリアスな展開でしたが、つかの間のギャグパートでのチーム長のこれ好き。
推理小説と10歳の子供の組み合わせは、爆弾みたいなものね。
Case5
課長死んだ!!正直課長はクソ野郎だけどギリギリギャグ枠かなとか思ってたら普通にノート殺そうとしてきて真面目にクソ野郎で実はそこに一番ビックリしたかもしれない。笑
仲間が容疑者になるながれは結構定番ですがやっぱりテンション上がりました。みんなの管理情報が捜査資料に入るの、イイ…。今まで容疑者の資料として見ていた管理情報が、身内のものになると、とたんに不思議な気持ちになりました。知り合いを第三者視点から見る奇妙さというか。みんなの能力がないと調べられないし調子も出ないよ、とうさみしいパートを挟むと、より仲間の暖かさが実感させられてよかったです。なのに!!!チーム長がいなくなってるんじゃないよ!!泣制作者の馬鹿ー!!(褒めてる)
最初はメダンさん怪しいなと思ったけど、よくよく話聞いたらいいやつすぎて泣いた。彼についてはキャラ別のところで詳しく書きました。
まさか師匠ポジが犯人になっていなくなっちゃうとは思いませんでしたね。しかも、この話だけではなく、これまでの話でもずっと誘導していたことに六角推理で気づいたときにはウワッてぞくぞくしました。チーム長の誘導の仕方って、チーム長に同意するというよりかは、他の人の間違った推理に同意させるような誘導もしたりするので、いつもチーム長に同意してるな…みたいな感じ方をしないのですよね。だから全然気づかなくて、びっくりしました。
私は最後は手を取りませんでした。優しさのあまり真実を隠そうとするチーム長の姿勢は理解できるところもあるものの、それでも真実と向き合いたいと思ったので。
サイドストーリー:再スタート
テナの過去編。昔のテナがびっくりするくらいやさぐれていた。でもやさぐれているテナってなんか本編のテナよりも魅惑的じゃないですか…?いや、本編の元気なテナにはだいぶ救われたのであのテナももちろん好きなんですけど。
自分をかばって亡くなったと思っていた人物に対して、テナが言ったこの言葉が好きです。
あなたも、私も、人は堂々とできないことを重ねるほど、自分自身を偽って正当化する生き物みたい。私たちみたいな人は普通、何かをなくすまで、間違ったことに気づけないもの。だから、私たちは運がいいの。二人とも気付けて、二人のうちどちらも死ななかったから。
この、「運が良い」というフレーズは、テナ自身があまり自覚してなさそうなんですが、結構彼女の価値観の根幹なのかなという気がします。過去のブリアンにも、
それじゃ、あんたは捨てられたんじゃないじゃん!ここで一番運がいい子だね!
運が良い…幼い子特有の単純な発想なだけだったが…
そう思ったことが一度もなかったから‥僕が運が良いだなんて。恥ずかしいことだけど、もっと不幸な人がいるという事実が僕に生きていく力をくれた。僕を羨ましいと思う人がいるという事実が‥
こういってまして(昔のテナ気が強すぎて笑う)。あと、ブリアンと別れたあとの言葉も。
すっきりした気分だよ。何かを失う前にまた始められるのは幸運だからね。
どんな状況でも、「運が良い」と捉えられるテナの前向きさは魅力的だし、見習いたいなと思いました。現状を嘆いていてもなにも始まらないし、生きているだけで十分運がいいのだと。
サイドストーリー:準備
クリア後エピローグ。明かされた真実によって失われたものもあったが、変わっていくものもある。サーカスは再開に向けて頑張っているし、モコは自分の仕事に当事者意識を持ち始めた。モンテギューは自分なりの償いをしようとしている。…でも、ダグには嘘をつき続け、彼の自由を奪っている。…誰かが、なにかが、絶対に正しいというのがなく、真実ですら、それを明かすことが正しいのか、そうでないか、というふうに、どっちがいいというふうに割り切れないこともあるモヤモヤ感、それこそロンドンの霧のような、でもそれが世の中なんだ、その中で、なにが正しいかわからないけど、できることをやっていくんだ、そういう後味ががよかったです。
翻訳
キャラクターごとの口調の違いもしっかりしているし、ほとんど違和感なく読み進められました。
音楽
様々なシーンで繰り返されるピアノの旋律が印象的で、時々このフレーズを思い出します。
あと、Case4と5の六角推理の時の曲も好き。
アート
キャラクターの絵はみんな可愛かったし素敵だった(ノートくんの立ち絵が上ちょっとだけ切れてるのが気になる笑)のですが、なんというか全体的な雰囲気が一昔前のフリゲみたいな感じがしました(UIとかフォントとか)。何かそれで損なっているわけではなく、必要なレベルは満たしていて、"捜査"的な雰囲気も保てているので不満は全くないのですが、もうちょっと最近ぽい感じにするとよりシャレオツかな?とちょっと思いました。
キャラ雑感
ノート
ロンドンの夜明け
常識人ポジかと思いきや、結構いろいろぶち破るタイプでした。彼はひたむきさが良かったです。みんな、ここまで真正面からぶつかってきてくれる人は初めてだったんだろうなと思います。テナは自分の信念を肯定も否定もしなかったひとははじめてだったし、ブリアンは見返りなく助けられたのが初めてだったし、チーム長は自分の真実を隠すというスタンスを明かしたのが初めてだったし。そして、こうやって相手を理解しようとしつつも自分を確立しているのも気持ちいい性格してるなと思いました。紅茶を試した(試さずに文句は言わないで、きちんと試す)けど、やっぱりコーヒーがいい(相手に同化しない)っていうあたりが象徴してるなと思います。
特にチーム長がいなくなってしまってから、成長著しいですが、もし次回作があったらブリアンが連れてきた新しいダビデが後輩となるとかも面白そうかも。
テナ
好きな言葉
可愛いのにかなりその信念はアウトローな感じでびっくりした子。でもノートとまた違うベクトルで真っ直ぐというか素直なところが好きです。ノートの常識のなさに突っ込むものの、それが彼の生まれが元だとわかると気まずそうにするやりとりが序盤は結構ありましたね。ノートくん、振る舞いが常識的だから育ちがそんなに悪いように見えないもんね。ノートはノートでステッパーの世界を知らず、スキルではなく超能力だとはじめは言ってしまいますが、テナはテナで、ノートの育った世界を想像しようとしないで自分の知っている範囲で判断してしまっていたんだろうな~と思います。互いに互いを知っていった結果、最終的にはそのやり取りもなくなっていきましたね。
優しすぎる性根のブリアンに対して、あえて頼みを聞かないということで唯一無二の存在になるというパートナーのありかたは興味深かったです。でも最後の最後、無事で帰ってきてねって素直にお願いしちゃうのが可愛い。
ブリアン
天からの救い(物理)
何でも頼み聞いてくれるマン。ノートとブリアンは互いに変なところが抜けていることがありますよね。ブリアンは多分一番価値観が常識人なポジションだったかなと思います。特に対人関係での思いやりの姿勢が、最後のサイドストーリーでズケズケ言うノートと対照的だなと思いました笑 でも別に常に優男というわけではなく結構容赦なくツッコミもしたりするので面白かったな。
見捨てられたくない、人が信じられないという不安は少なからず彼の中にまだあると思うので、いつかそれがテナによってなくなったらいいなあと思います。
あと一つ思ったのが、テナとブリアンは、「なかなか人を信じることができないけど、人を信じてみたい」という気持ちがあるという点で、実は似た者同士なのかもしれないな、とか思いました。
レッドフィンズ
笑えない
真実を隠すことを選んだ人。ノートと初めて屋上で会話した時、ここからの景色は、霧がある方がまだましで、それが好きだとチーム長は言っていましたが、それがそのまま彼女の信念というか価値観につながっているとは思いませんでしたね。すべてが見えると、見たくないものまで目に入ってしまうから。
レッドフィンズはジョンの死で無力感を感じ、一人では世界は変えられないと思っています。だから、自分の手の届く範囲はせめて、残酷な真実が人を傷つけてしまうことのないようにしている。一方でノートは、最後にはテトラポッド計画に真正面から挑み、この世の仕組みをひっくり返そうとしている。対照的ですよね。この二人が惹かれ合ったのは美しくもあり残酷でもあるなと思いました。真実を巡る二人の道は、今のままでは決して交わらないだろうから。
あなたが私を見つけると言ったら、私は見つけてほしいと願うだろうから。また、誰かに頼って生きていきたくなかったの。あなたに頼って生きていけば、あなたもいつか去ってしまう気がしてね。それで…
それなら、チーム長は僕から逃げてください。僕はそれより一歩早く、チーム長の下に進みますから。僕が追いつく日を、待っていてください。
…そう、あなたはそうやって…いつも…私がよけようとする道しか選ばなかったわ。
…いつも、そうだった…
いつも、というのは各事件のEDのことですよね。チーム長の誘導、選んだ道をノートは行かなかった。
ノートから、真実から逃げようとするチーム長に対して、ノートは"真実に向き合え!"とか言わず、その姿勢を否定せず、でも"いつか追いつくから、待っていて"と言うのが、いいなあと思いました。ノートくんが追いつく次回作、待ってます!!(n回目)
メダン
優しい顔が切ないの
人相が悪いし登場の仕方もなんか悪そうな感じだしチームメンバからは嫌われているし(そして多分あえて露悪的に振る舞っているところもある)で、最初の印象はなかなか悪そうだなという感じでしたが、過去の事件や今回の事件の真相が判明していくにつれ、めちゃめちゃいい人だったことが判明して、ごめんなさいってなりました。この人は自分が悪になることで自分の大切なものを守ろうとする(そしてそれが優しさだと思っている)フシがありますね。だから誤解されるんだ‥かわいそ…
昨日、ジョンと話したんだ‥君たちのことを家族だと言っていた。本当の家族である私の前でそんなことを言ったんだ。
どんな意味だったんだろうか…今更知る方法はない。
ただ‥私もそこに入りたいだけだよ。あいつの本当の家族として…あいつが大切に思うもののために犠牲になったと‥そう思いたいんだ。
メダンさんは現実的な人で、理想に取り憑かれることなく、現実のままならなさや汚さも、そういうものだと、わりきれないままでも受け入れられるし、必要であれば真実から目をそらすタイプなんだと思います。一方で、ジョンは理想を追い求める人で、どうにかして現実を変えていこうとしたけれど、現実の重さに潰されてしまったんだと思います。メダンさんはきっとジョンのそういうところが、眩しいと思いつつも、自分には理解してやれないと思っていたから、一歩引いてしまって、ジョンとの間に微妙な隙間が生まれてしまったんじゃないかな…。家族ではあったけど、その性質の違いから、ジョンの悩みを、理屈は理解できても、心底は分かってやれなかった。それに、メダンさんはステッパーではないというのもちょっと原因の一つだったのかなと思います。一方で、マナ捜査課の、社会的に弱い立場であるステッパーたちが起こしたと思われる事件を、いわゆるステッパー差別などせずに、真正面から向き合って真実を追い求める姿に、ジョンは自分の理想を見て、自分の信念を理解してもらえる、共有できると感じられたんじゃないでしょうか。メダンさん、羨ましかっただろうな…ウウッ…かわいそう…
あと、
全部台無しだな。うまくいっていたのに‥
君たちは私の出来損ないの弟によく似ている。管理課から君たちを処罰しないという許可をとってきたんだ。専任チームを解体すれば、これ以上の処罰はないだろう、と。
そしたら、突然捜査をするというじゃないか。過去の事件も暴き出して‥こっちは妨害しようと頭を絞って、死ぬかと思ったよ。誰かもわからない犯人を守ろうと、ここまで知りのがどれだけ情けない気持ちになるか、その気持がわかるか?
序盤で嫌~な感じで妨害してきたときの心境がまさかこんなに焦ってたなんて、可愛すぎる笑
最後、チーム長の真実が分かった時のメダンさんは、隠そうとするんですよね…優しさが不器用だよ…
私は、当然隠す方を選択する。ジョンが心を開いた同僚を私の手で刑務所に送りたくないからな。
サイドストーリーの最後のメダンさんさんの独白もさ…
おい、ジョン。結局私も、ここに来ることになったよ。
もう少しだけ…待っていてくれたらよかったのに。
まだ生きていてくれれば、いま確信していたんだが。
これで私も、お前の家族の一員になったって…
まとめ
それでも前に進む
キャラクターみんなの価値観がしっかりしていて、掛け合いも面白くて楽しかったです。さらにストーリーも、超能力を使った事件も面白かったし、テーマとして真実について色々考えさせられました。どの点とっても面白かった!!続編待ってます!!
ゲームについて
2013年から運営されている、スクウェア・エニックスによるMMORPGです。
きっかけ
前からプレイを続けておりまして、以前は感想を残していなかったのですが、ここ最近記録を残すのが楽しくなったので、せっかくなので。
感想
ストーリー
前半と後半でかなりガラッと変わりましたね。でも、前半後半一つ通して、「伝承」というのが今回のテーマだったのかな、と思います。前半は、文化という面からそれを体感し、後半は、悲しみが奪われたことでその伝承が失われた世界が描かれていたなと思います。
個人的な感覚としては、ちょっと展開が急な感じがちょこちょこして、前半はそれが特に顕著な感じがありました。でも楽しめた部分ももちろんたくさんあって、特に後半は私がジャンルとしてのサイバーパンクが好きなのも相まって、設定の趣味の悪さ(褒めてる)に興奮しっぱなしでした。最後のリメンバーメモリーでは、暖かさと切なさで胸がいっぱいになりました。
また、今回はほぼほぼラマチが主人公と言っても過言ではない感じで、ヒカセンは大体保護者ときどきなぜかめちゃ強な冒険者ポジという印象でした。ラマチが好きになれるか、ヒカセンが主人公じゃなくてもいいか、によってだいぶ印象が変わりそうです。私は、ラマチはめちゃくちゃ好き!ってほどではないものの、理想主義すぎていけすかないというほどでもなく、若い!頑張れ!応援してるぞ!って見守るくらいの距離感でプレイしていたので、そこが割とヒカセンの立場とリンクしていたのであまりストレスはありませんでした。また、自分としては、ヒカセンの物語は暁月でもうそこで終わってもいいくらい一段落した感があったので、黄金であまり主人公してないこともそんなに不満なく受け入れられました。なんか知らんけどやたらと強い雰囲気を醸し出す一般冒険者ポジ、好きです。
あと、冒険!夏休み!と広告されていたけどちょっとそれとは違ったという人もいて、そういえば私は事前の広告というか宣伝をほとんど見ていなかったので、あんまりそこに気づかずプレイしてたなと思いました。でも、確かに夏休みというよりは、保護者感はありましたね、どっちかというとニャンの方が夏休みしてたと思います笑。また、常にガイドがいた(鏡像世界ですら)し、仲間も同伴してたので、未知の舞台を全く知らん状態で手探りで開拓していく、みたいな楽しさは少なめだったかもしれません。でも、ソリューション9に初めて訪れた時のなにこれ知らん!!ふおお!!感はすごかったな。
前半 王位継承編
人、文化、歴史、ルーツを知るというテーマはとても好きで、個人的に外国の食文化や料理にもともと興味がある人間だったので、テーマとしてクッキング対決が好きでした。
ただ、それぞれの文化を知るパートのお話がちょっと短く、展開がデフォルメされている感はあり、ちょっとしか知らないのにめちゃくちゃ深く理解したみたいな感じになっちゃってるのがちょっと惜しいなと思いました。でも、尺の問題はやっぱりあると思うし(これ以上長いとダレるという考え方もあると思うし)、エオルゼアの方は5パッチかけて友好部族との関わり合いを描けたわけで、この1パッチで触れようとするとなかなか難しそうだなあと思ったり。
また、メインストーリーでの会話だけでなく、訪れたフィールドの人たちに話しかけたり、その様子を見ることで文化を知ることができ、実はそこが結構楽しかったりしました。例えば、サカ・トラルのフーサタイ宿場街に初めて訪れた時、トゥナが傷んでないか確認しているんです、って話してる人がいて。
チェックしてる
トゥナとは?その赤い実のことかな?と思って調べたら、ウチワサボテンの実のことであるというのが分かり、さらに現実のメキシコでもこれは食べるってことを知れて、面白いし嬉しかったです。実はこの後エレンヴィルが移動中に水を補給する手段として、ウチワサボテンの赤い実を食べたりする、と話すんですけど、これのことだったんだ~!となりました。
ヨカ・トラルのウォーラーの残響では、トウモロコシが栽培されていたり。私事ですが、この前北アメリカ大陸の食事について記載されている本を読む機会があり、そこで、思っている以上にとうもろこしはメキシコやネイティブアメリカンの人々に間で古くから食され、重要な食物であったことを知ったので、タイムリーで嬉しかったです。
トウモロコシがまだらだ!
とうもろこしといえば、モロコシ様クエスト!ヒカセンがいつもひもじい思いをしてないか心配してくれるのが嬉しい。優しい。ただひたすらとうもろこし料理をあげるだけのクエストなんですけど、とうもろこしってホントにいろんな料理にできるんだなって感心したし、ひもじさが生むいろんな負の感情をなくそうとするモロコシ様が優しくて、いいクエストでした。「別れ際、そっとカバンに投げ込まれた一粒の実が、あれよあれよと立派な精霊に成長。冒険者が飢えないか心配な様子である」っていうミニオンの説明が愛おしすぎる。
かわいい
ちなみに、こんなのもいらっしゃるみたいで。我々日本人にとってのお米ポジなんですね。
サブだと、トライヨラの景色を残す画家の人のクエストも好きです。変わりゆくものの姿を残して、伝えていくというのは、冒頭にも述べましたが「伝承」を感じますね。
綺麗だなあ
風脈クエで好きだったのは、ムーフールーとノーペリ。それぞれ個人でも好きだし、二人のコンビもすきです。ムーフールーはマジで気高すぎるしいい奴すぎて尊敬する(今までの役目が終わったのってアイデンティティが失われるようで辛いだろうに、前向きに職探ししてるし、しかも知らない分野について知らないと素直に認めて積極的に知ろうとし、さらに教わる人へのリスペクトを忘れない姿勢が素晴らしすぎる。やりたいことが誰かを護りたいってのもかっこよすぎる…)し、ノーペリは騙された相手に対して悪意で返すのではなく、思いを知ってもらうというのが、憎しみの連鎖を断ち切っていて素晴らしいと思いました。(ウルダハではだまされる方が悪いって言ってたので、ウルダハでは商人たちは互いに疑いあうことで身を守ってきたんでしょう。彼個人の問題もありますが、それ以上にそのような社会が根本的な問題なのだと思います。ウルダハ闇深)そして二人セットで、チーワグー塩田のヨカフイ族たちに取引を持ち掛けたのも本編とつながっていて面白かったし、かつ関係を変えていこうとする二人の心意気が見えて、とても応援したくなりました。
サイズ的に差があるのもグッとくるコンビ
あと、ハヌハヌ族のクエストも良かった。私事ですが最近一からぬいぐるみを作る機会があり....その際に、既製品に触れていると気づかないけど、どんなものも誰かが一から作ってくれているのだなあ、と実感しまして。ナハンシェが、どんなものにも由来や意味があることや、作った人の想いが込められていることを知り、それを知ろうとしなかった姿勢をあらためるのは、実感と共感を伴って見ていました。ここで作った装備は、つい最近トークン装備になったのかな?ゲーム内装備を着る時も、作り手のこだわりとかを想像すると楽しそうだな、とか思いました。
ストーリーのクリアを急いでしまったので、風脈クエ以外のサブクエはあまりできていないのですが、サブは皆の生活や文化をを知れたりして楽しかったです。今後他ジョブのレベル上げついでにちまちまやりたいな。
メインストーリーの話に戻りまして…少し上述しましたが、前半は特にヒカセンは保護者ポジで、ウクラマトがワチュンペロでの試練で「でも、ここに族長のトーブリがいるかもしれねえんだよな…なら、ビビってる場合じゃねえ!いや、そもそもビビってねえ!」っていう時に苦笑いするときとか、はっきりとアルパカが嫌いになったぜ…へっ、アルパカがなんだ!唾さえかけられなければ、あんな動物…!に頷いたり、唾かけられたウクラマトにお前一瞬嫌そうな顔しなかったか!?!?って言われたり。極めつけは、後方腕組み冒険者です。
後方腕組み冒険者好き
ここで完全に、今回の主人公はウクラマトで、ヒカセンはお兄ちゃんポジなんだなと確信しました。ここの後方腕組み冒険者が個人的にかっこよくてめっちゃ好き。前作主人公の貫禄みたいなの出てますよね。
また、前半はラマチの底抜けの善性が印象的でした。例えば、自分をさらった盗賊に対して、盗賊に堕ちてしまったのにも理由があるはずと考えたり、「ヴォーポーローたちとの関係が、すぐに変わるようなことはねぇだろうな。だけどさ、何もかわらねぇわけじゃねぇんだ。それがわかってよかったぜ!」って言うところとか。争いというのは、(相手に対する)想像力のなさから生まれるという話を、最近色んなところで耳にすることがありました。自分が知らないことを想像するのは難しいです。遠い異国の人はもちろん、家族や友人ですら、生まれや育ちなどで前提が自分とは異なるところもあります。 知ることで、行動の理由や意味が分かり、自分の知っていることだけで決めつけて判断してしまうことが減ります。ラマチの、知る努力を怠らず、想像力を働かせ、共感する姿は、平和への路だなと感じ、その前向きさは救いだなと感じました。純粋すぎる、子供みたいとか、理想主義すぎ、性善説すぎ、現実見てない、具体案がなにもない、とかいう意見もあるだろうしそれも思わないわけじゃないですが、こんな世の中で、誰か1人くらい、こうやっていつまでも呆れるくらい無邪気で純粋な人がいてほしいし、そういう人がいられるような世の中にしたいなと思いました。以前読んだ本で、皆が互いに信じられるような社会をつくりたいのなら、自分が第一人者になって、いくら騙されたって信じ続けるしかない、っていうのを思い出したり。なので、これも相まって、"俺が守護らねばならぬ"感が強かったです。
ただ個人的には、ヴァリガルマンダの消化のされ方はちょっとあっさりしすぎやないか?!と思いました。てっきりもっと引っ張って、下手すりゃラスボスになるのかなくらいに思ってたので、割とすぐに解決しちゃうし、前フリで大きく取り扱った割には、ただ途中でちょっと足止めくらっただけで、大した被害も出てないので拍子抜けというか肩透かし感がちょっとあったというか。でもみんなで共闘できるのは楽しかったです。ゾラ兄やコーナくんともっと共闘したかったな。もしくはバトルで対決したかった。ほかにもウクラマトの誘拐あたりとか、ヨカフイ族のトライヨラに友好的でないほうの人たち(ヴォーポーロー)との和解のあたりとか、フンムルクの父親バレからの誘拐からの奪還とか、クッキング対決でのバナナの葉っぱの入手方法とか(テレビ番組みたいだった笑)ちょこちょこ展開が私にとっては急だなって感じるところが少しありました。また、サンクレッドとウリエンジェとは一度インスタンスバトルでもいいから対決してみたかったですねえ。
前半で個人的に山場というか一大イベントだなと感じたのはバクージャジャの分からせからの光落ちですが、光落ちしてからの更生のスピードが結構速くて、追加パッチまでかけて徐々に新しい路を見出していく話をしていくくらいのスピード感だと好みだったかなと思いました。でもやっぱり前半あんだけ暴虐の限りを尽くした奴がしゅんとしてる様子にはグッとくるのを禁じ得ない……………
後半 鏡像世界編
ソリューション9というフィールドがある、という情報だけは知っていたのですが、思った以上に鏡像世界がからみ、そして思った以上に魂や自意識などについてガッツリサイバーパンクやSFしてて、驚きと興奮でわくわくしっぱなしでした。(若干オーティス周りとか展開早いなって思ったりもしましたが…)
レギュレーターという魂のリサイクルシステムが本当にえげつなくて、最悪すぎてドン引き(+でもそういうの好き‥でテン上げ)してました。99IDでのリサイクルの様子を見ていて、死んだ人の魂が行き着く先として星海を歩んだ、暁月の89IDとの差に打ちひしがれました…。星海では、優しさも憎しみも合わせて様々な人の想いがあり、暖かさがありましたが、オリジェニクスでは、その人がその人であった証である記憶が、本人の魂からは「再利用の妨げになる汚れ」として除去され、共通の資材として完全に効率化されて、活用されている様子は、一匙の暖かさもなく、ただただ冷たく、なかなかくるものがありました。
更に、死んだ人の記憶は、周りの人々からも消されてしまいます。「悲しみ」をなくした人々は、一見すると幸せそうです。ですが、モロコシ様のクエストで出てきた、「誰かは忘れてしまったけど自分がきっと大切にしていた人の得意料理」を食べて元気が出た人のように、心にぽっかりと穴が空いてしまい、それすら思い出せずに苦しむ人もいます。では、これは記憶の消し方が悪かっただけで、完全に辻褄が合うように消せるならこの苦しみもなくなる、のでしょうか?もしかしたら、苦しみはなくなるかもしれません。ですが、人は、必ず他人と関わって生きていく生き物です。自分だけで完結している人はいませんし、何もない状態から自分の考えや価値観は生まれません。人は、誰かと関わることで、考えや価値観、気持ち、想いを受取り、自分の一部とし、そして受け継ぎ、それをまた、他の誰かに渡していくのだと私は思っています。その人がいなくなった時、その人から受け取ったものがすべてが消えてなくなってしまうのなら、人はいつか空っぽになってしまうのではないかな。(一方で、受け継ぐことで苦しむこともあります。ゾラージャは、父親の幻影にいつまでも囚われてしまいました。彼は、どうすればよかったのかな…)
ソリューション9の人々は、むしろ、悲しみを乗り越えて進む能力を奪われてしまっている、とも言えます。ある種、停滞の光の属性があふれていた第一世界よりも、停滞してしまっている世界なのかもしれないなと思いました。
そして、永久人というシステム。認めたくありませんが、やはり亡くなってしまった人に会えるのは、やっぱり嬉しいですよ。カフキワとも話せて、少しでも一緒に探索できて、楽しかったんです。それなのに、リビングメモリーで、永久人とふれ、その想いを知ったあとに、それを自らの手で消させるのは、制作者この野郎…………!!!!(褒めてる)ってなりました……。(ここまで、ストーリー進行でステージの様子が不可逆にがっつりかわるのって、初めてですよね?アーモロートですら、まだ残ってるのに。気合を感じました)
在りし日の残像
建物、命、二つの灯りが消えていく
でも、リビングメモリーでのこの体験は、苦しいし辛いけれど、だからこそ、今を生きているこの時を大切にしたいなと思うことができました。何かが変わってしまうこと、失われてしまうことは、確かに悲しいです。でも、なくなるからこそ、生まれるものがあります。悲しみがあるからこそ、笑顔が尊いものになるのです。永遠はなくて、いつか失われてしまうけど、そこにあった思いは形を変えつつも受け継がれていき、人の想いこそが永遠なのだと思います。
暁光
総じて、後半は、色々考えさせられ、そして今の大切さを感じることができる、とても好きなストーリーでした。夢から醒め、前に歩かなければならない。辛くて苦しいときもあるけれど、でもきっとその先は、明るい。エンディングで、完全に廃墟となったリビングメモリーと、そこに差す朝日を見て、そう思えました。
あと、ここすき。笑
運搬のプロを舐めないでほしい
当時ふせったーで書き散らしていた感想(クリックで展開) 黄金感想その1 〜オルコ•パチャ到着
•魔法障壁の使い方知ってるヒカセン、イイ..
•船酔いを心配するクルルさんかわいい
•街を案内してもらいます ベイサイド•べヴィー、上の布が作るシルエットがコントラストがはっきりしてて綺麗だ
•坂が多くて新鮮!上から見下ろす街と海が綺麗ね
•ウクラマトは穏健派なのねん
•街が広いよ!!ピクトマンサ〜で常にダッシュしてる
•ベビージャ高い高いしてる!カワヨ
•追いかけっこしとる!!カワヨ
•王宮から見下ろす景色綺麗だー
•ベビージャ床に落書きしとるやんけ!!カワヨ
•街中に今までいわゆる蛮族って言ってた種族が普通におるの新鮮
•アルパカ🦙だー!!かわいいねえ ぷうぷう♪
•気球!あああ、、蛮族クエ終わってないや、、
•石板watching
•タコスeatin….!!!!!
•踏まれたァー!!
•おっと…君、噂の彼じゃないですか…
•せっかくだから合流してタコス食べればイイのにって思いました
•いろんなことに興味津々なアルフィノアリゼーに、自分もエオルゼアに来た時そうだったってウクラマトがいうんだけど、そうだよな〜お互いにとっての当たり前が違ってトラルは彼女にとっての当たり前なんだよな〜 このゲームない景色、南米みたいでわくわくするけど、私たちがクガネに落ち着くみたいに、南米のプレイヤーの人たちはこの景色に馴染み深さを感じていたりするのかもな〜
•ニャンはギャグ要員になったの?
•あの男はさらにやるぞってニャンに言われて悪くない気分だズェ…
•パパ話が早い
•エレンヴィルくんの過去はよ教えてや
•継承の儀の内容に、なんかものすごいレトロゲームな感じの雰囲気を感じる…色々集めて巡る感じが…
•生きていく、それが人の答えだとして、あんたは自分の旅路に、何を見つけるんだろう。それまで、好きに歩いてみるといい。旅の終わりは明日への一歩。道はまだ、続いてるんだからさ。ラハくんのこの言葉、好き。なので上を選びました!
•イカれたメンバーを紹介するぜ!!ゾラージャ王子!!見た目に反して声がすごいお耽美系ダァ!!!クルルさん、ビビってるゥ!!お次はコーナくん!!!なんだそのバーナビーみたいなメガネキャラ感はァ!?メガネ割れるやつ!プライド折られるやつ!でもみんなには結構愛されてるっぽいぞ!ラマチとも仲がいいということは、思ってるよりもツンツンではないかもな!!次はバクージャジャ!いつセクシーになるんだお前は!!最後にラマチ(てかラマチって名前ちらほら見かけて新キャラかと思ってた)!!あんまりみんなに期待されてなさそうでちょっとかわいそう!!頑張れラマチ!負けるなラマチ!
•せっかく宿を紹介してくれたのに大雨だよォ!!あっ晴れてきた
•噂通り宿が綺麗だ!
•ばぬばぬと違うのは羽が鮮やかなのか!気づかなかった
•悩んだ末アルパカに惹かれてぺるぺるにしました
•金取るのかよ!ってなった後相手の価値観に理解を示してきちんと対価を払う姿勢は偉いね
•オルコ•パチャに入った時のムービーの曲(多分フィールド曲と同じかな?)が最高!こういうアンデス音楽みのある曲大好きなの、、サンポーニャかな?ちょっと切ない笛の音が大好き…
•山がたくさんある景色とこの音楽でマチュピチュ行った時のこと思い出してなんだか楽しい
•来た時霞かかっててちょっと悔しかったんだど笑、そういやマチュピチュ行った時も霞んでたなーと勝手に思いを馳せる
•ウクラマトを慕ってくれてる人もおるんやね
•早速口車に乗せられてて草
•メスカル作りにアルパカが奴隷が回す棒みたいなの回してて笑っちゃった
•でも、ここに族長のトーブリがいるかも知れねえんだよな、、なら、ビビってる場合じゃねえ!いや、そもそもビビってねえ!っていう時に苦笑いするときとか、とか、はっきりとアルパカが嫌いになったぜ、、へっ、アルパカがなんだ!唾さえかけられなければ、あんな動物、、!にうなづいたり、唾かけられたウクラマトにお前一瞬嫌そうな顔しなかったか!?!?って言われたり、今回ヒカセンはお兄ちゃんポジだな?これは
•わらしべ長者するで
•てかマジでオルコパチャの山の雰囲気好きだな…
黄金感想その2 〜1つめのIDクリア、その後の街に着いた
•わらしべ長者物々交換するよ
•雪降るんだここ…あー標高高いしな
•そういや戦闘曲聞いてないと思って喧嘩売ったら曲がオシャレだった なんか踊り子クエのあの9の曲みたい
•需要と人脈ね〜 スケールの大きい商売だと需要が大事だけど小さくなっていくほど人脈になってくるのかね 結局最後の最後の関係性って人と人だものね
•マテ茶飲んだ記憶があまりないな…苦手だったような…太陽のマテ茶ってあったよね 南米で飲んだコカ茶はおいしかった
•お茶テイスティングクエやったよ そのものを伝えていくのも大事だけど、他の環境に合わせて変化していくのもまた生存戦略であり面白いよね 商売ではないけども、料理とか移民の人たちが持ち込んだものが変わっていったものとか面白いよね(イタリアとアメリカのピザとかカリフォルニアロールとかアメリカン中華日本中華とか..) コーヒーのやつ美味しい!って言っといた
•ここらへんでようやく気づいたのです、ペルペル族は倒置法で話すということに。
•取引で初っ端から魔物に関する話題を選んで今じゃないYOってマーブルに言われました 取引下手くそマン 違うんです!マトシャの時はノーミスだったんです信じてください
•魔物を倒しにいくあたりで朝焼けの雲海の景色が見えてきてしばらく見惚れてしまった…朝靄の空気感がたまらない
•ゾラージャ兄は争いはダメだけどだからこそ戦の愚かさを人々に教える必要があるという理論だそう ガレマールは…とアルフィノアリゼーは反論するけど、残念ながらその二人やラマチの理論はかなり性善説というか理想論で、現実はゾラージャ兄の言う通り割と平和ボケで争いの辛さを忘れると言うのは事実なのよな…もちろん平和な中でもその記憶を伝えることで平和を願う気持ちも伝わっていくとはおもうししんじたいけど、やっぱりどうしたって口伝では体感して理解できないこともある。やはり戦争を知らない世代は本当の意味での戦争の恐ろしさを知らない。真の意味で恐ろしさを理解できないのなら真の意味で平和も願えない…のだろうか?難しい問題よね。 ゾラージャ兄は平和ボケした奴らには言ってもきかないだろうという感じで、そういうやつらになにか踏み躙られた経験でもしたのかな…
•ていうかゴールテンアルパカ捕まえたの強い
•ラマチ試練終わり、アルフィノまで率先して手伝っちゃって…薪拾いの次は、そっちってわけ?ってアリゼーに言われてて、アルフィノ薪拾いネタ好きだよなーと思った笑(私も好きだから嬉しい いつまでも擦ってくれ)
•ラマチ試練終わりのとおりすがりにFATEでコーヒー豆守ったりした
•アルパカを観察してたら色々知れて、好きになった。知るって大事、自分が苦手だったのはよく知らなかったからだ、というラマチ。 知らないと、自分の中の知識や価値観、想像でしか相手を解釈できないのよね。まあ、現実として、知ったとしても全部が好きになれるわけではないとは思うし、結果的に好きになれない、納得できないことももちろんあるだろうけど、少なくとも理解はできるようになるはずだし、それで得た知見は必ず自分の世界を広げるわけで、だから知ることは大事だと思うな。なのでこの話には共感してました。(まあ、知る過程が短めだなとは思いますが、ストーリー用にデフォルメしてるんだなという感じ)
•お前(捕まえたアルパカ)が劣ってるわけじゃない、あたしが勝手に焦ってるだけって反省したのよかった
•ゾラージャ王子は優秀で王候補たり得るのも至極納得だけど、それに対してのマーブルのフォロー的な発言として、本人は怖くて嫌だって思ってる人もいるんじゃない?っていうのはちょっとどうなのかな、描写がちょっとラマチ贔屓かな?と少し勝手に思っちゃった まあ、冷たく振る舞う本人の問題ではあるが、理解しようとしない周りの問題もあると思うので、一概に人柄だけで悪くいうのも、贔屓しすぎるのもあまりしたくないなとちょっと思いました。いや別に大したことではないのだけどね
•コザマル•カに行くど!
•道中に世紀末整備来てる人がいた
•BGMが口琴のビョーンミョーンって音が楽しいね
•なんかフィールドにめちゃくちゃゼノブレ味(マクナ原生林)を感じるんだよな…郷愁すら感じる
•オフォカリー!!
•エモ欲しい
•バクージャジャの笑い方がバーバパパの地球滅亡思い出すんだよな
•メスネコちゃんの保護者どもはちっとはやるようだなのお墨付きいただきましたァ!戦わせて〜そろそろ敵倒してえんだョ…血が足りねえ!!!ウオォ
•あ、アメンボ。っていうアリゼーかわいい
•そうですか、では気にしません。ってこいつ発祥だったのか笑(Twitterでヒラさんの発言として流れてきてたからユーザー発祥かと思ってた)
•郷に入っては郷に従えをトライヨラが多部族国家であるからこそ、それぞれの部族が大切にしてきた文化を尊重すべきなのだ。…共に生きるってことは、お互いのことを知るってことなのかもしれねぇ。っていう会話は納得のいくものでしたし、大切にしたいなと思う考え方です。ここで大事なのは押し付けではなく尊重ってところだと思います。
•暗い顔してるからって問題が解決するわけじゃない、悲しんでるだけじゃ一歩も前に進めない。俺の前に広がる広い路を歩いていかなくちゃってさ、とはなすリヌハヌ、それに対して、その想いは私たちも受け継がせてもらうわと話すクルルさん。そうだよなぁ〜と身に沁みてました。嘆いても悔いても何も戻ってはこないし変わらない、変えられない。できることはただ歩み続けることだけなのだ…でも、全てがなくなるわけではなく、想いを継いでいくことはできる。
•魔物をあらかじめ倒しておくクエのために歩く中、モブハンのshoutが聞こえてくる…笑
•オフォカリー!!!!
•エモ欲しい(2回目)
•技術で解決してきたコーナ兄、うまく使えばこんなにも簡単に物事を運ぶことができるのさ、と。それに対して、たどり着いた結果は同じで、それに何より、お祭り楽しかっただろ、とリヌハヌは言う。ここ、前読んだ本で学んだ話を思い出しました。計算思考と瞑想思考という話です。
計算思考とは、目的を達成するために、繰り返し調査し、探究し、計画する。技術文化が発達し、人間が機会を真似た結果だと書かれていました。エンジニアリング的な考え方も反映していて、計算思考をするリーダーは、欲望を予測するアルゴリズムをつくり、欲望をある方向へ押しやるアプリをつくる。エンジニアリングは有用だが、エンジニアリングの対象になるものもあれば、ならないもの(人間性)もあり、共感性の喪失につながると。そもそもの目的が価値あるものかどうかはあまり分析されない。
一方、瞑想思考は、単純にゆっくりした、非生産的な思考で、反動的なものではない。経験してもすぐに解決策を探そうとしたりせず、背景には何があるのか、といったように、一点に集中するのではなく、さまざまなところに目を向け、それに浸る。
こういうもので、コーナ兄の技術は確かに有用で、もちろんそれを使うことでより多くの人々を効率的に救うことができるのは事実であり、シャーレアンの探究する姿勢も全く否定するつもりはありませんが、なんというか、手段と目的が入れ替わる危険性があるよなとちょっと思ったり。ここら辺の話は今後多分コーナ兄の克服すべき点として触れられたりするのかも。でもまあそこまでコーナ兄は計算しか考えてなくて人の気持ちを無視するタイプとかでもなさそうではあるけど。
リヌハヌの、”楽しかっただろ”っていう、とてもシンプルな言葉が好きです。楽しい気持ちを大事にしていきたい。
•てかお祭り中のハヌハヌ可愛かった ばぬばぬって難しい言葉話すから親近感湧かなくてきゃらをよくみたことなかったんだけど、よく見るともふもふしててデカくて可愛いじゃん
•マチョムキムキ万貨街のエーテ開放してなかった
•タコスのチーちゃん名前が可愛い
•ムキムキ、街並みがええなーっ!夜も明かりが綺麗だ
•ヘタレ彫金師を元気づけました。他人と比較するな!心に従え!理論は割と14の根っこなテーマな気がする。とくに”心に従え”ってところ
•アリゼーはタコスを食べ比べしていたらしい。。。呼んでよ!!!
•サンウリお前らだったんかワレェ!!!!
•やっと初IDだ!
•まるで一般のゲームによくある川下りミニゲームのようだ!楽しい
•そのイメージに引っ張られすぎて陸に上がったときにステージにボスがいることを忘れていてあ、ボスいたなそういやってなった たまにはそういうインスタンスバトルも欲しいな
•1ボス、AOEがボズヤの赤チョコボとかを思い出す密度
•廃坑の廃墟感!差し込む光!いいねーっ
•サンクレッドに道塞がれちゃった お前ーっ
•スライムがキモいよ!
•2ボスのダンス、マクロの太鼓みたいなSE思い出す
•虹が綺麗〜
•ラマチ船苦手だなオイ
•他人と比べちゃう不安を吐露し、でも動機はみんなのためだって気づいて立ち直るラマチ、ここは若干話し出すのが急だし、随分すぐに立ち直るな、あっさりしとるなってちょっと思っちゃった笑 ていうか困ってたら相談してねって、罪喰いをため込んだり脱出ボタンの機械を押して1人残ったりしたヒカセンはどの口が言うんじゃ!笑
•ひらひらちるカラフルな木が綺麗
•コーナ陣営近くにおったんかワレェ
•戦えることにテン上げしてるウリエンジェさん!?!?
•道が寸断されたりしてしまって物流が、…技術で解決する、変えるんだというコーナくんの志自体はすばらしい!ま、、今はそれでいいさっていうサンクレッド、先輩風吹かすじゃん 聞いてみて感じて考えて…効率が悪くても、文化として、人の心として大事にしているものとかあるだろうし、そういうのは実際に肌で感じないとわからないだろうからね〜
•不穏なサレージャ
•バクージャジャ相変わらずやね 双頭のあたりはなんか色々迷信とか信仰とかあるっぽい
•アースンシャイア、なんかどせいさんの村みたいだ
黄金感想その3 〜3つめの石もらった!
•壺匠のお世話するぞよ
•飯が合わないというのはでかいよな…道具とかももちろん大事だけど、個人的には思ってる以上に心理的影響が大きく、かつ解決が難しい問題だと思うわ 味が美味しいとかって技術と違って絶対的指標がないからね〜 そういう時に知ってくれて人がいると助かるよなぁ
•ほんとにシンプルにトンネル見渡して探してるヒカセンちょっとかわいい
•壺匠はシャーレアンに任せればいいじゃんコーナくん、やはり効率と技術重視で人の心を無視するきらいがありますね もちろんその考え方も適材適所で必要な場面はあるが、今ではないかもね
•トンネル潜って石探し、この辺りもなんかゼノブレマクナ原生林の川のあたりを思い起こさせ、好き
•教えにきてくれるコーナ兄、やさしい
•土地にインスピレーションを得ることはあるよね〜五感で体感しないとわからんもん
•古典的な暮らしに良い思い出がないコーナくん!?
•相手のことを知る観察眼が大切!と言う話、テーマだが、その割に兄弟たちでは互いに知り合おうとしないのが気になる
•船が苦手なんだ!!のラマチにいや、知ってる…って微妙な顔をするヒカセンわろた
•壺匠に4人で声援を送り続けたの爆笑 エレンヴィルだけは腹から声を出せって怒られてたって、どっちかというもアルフィノがそうやって怒られなかったことの方が意外なんだが笑 でもアルフィノは声を張らなくても褒め上手だからそう言う点で怒られなかった可能性はあるな エレンヴィルは声だけじゃなくて応援の仕方もあんまり素直じゃなさそうだもんな アリゼーが一番頑張ったんだと思う
•ここで唐突に登場していたフォンジャンテーンがちょうどよく登場 もうちょっと引っ張ってもよかったんじゃない?
•でもまあ人は人の志に集まると言う感じで、自分の損得を超えてその志を実現するため人に協力する、というような人の輪の広がり方は良いと思ったね
•ロールクエの話だ
•注文になっちゃった挙手わろた
•アパーヒなんか憎めねえな笑
•何も注文しないで帰ったのか…って選んだらあんたは気にせずくつろいでくれって言われて目を開いてぴこぴこうなづいてたけど、これってよく考えたら自分も頼まないで普通にくつろいでたわ…ってことなのかな?笑
•タンクロールクエやる
•お!イシュガルドかー
•イシュガルドは庭だからな…安心して頼ってくれよな
•竜試戦争の英雄扱いされるの何だか懐かしい
•無礼者って言われてそうなテントーワわろた イシュガルド貴族、変わらねえなー笑
•フォルタン家の人を死なせるわけにはいかねぇー!!
•護れなかった…あっ、寝てたのォ…
•テントーワ不眠人(ふみんちゅ)なんか
•ここでメインに戻るよ
•パパに体育館裏に呼び出された
•お、バトルね
•理の頭起きてェ〜フルで戦いてえよ
•やる気でねぇーって選択肢選んでみたかったけど怖くてやめた
•わしの本気の攻めを受け切った奴は、お前が初めてよ。 なんかエッ
•この旅は過程が目的である、と。なるほどね
•手合わせしただけだよ〜って言っといた
•ウケブ相変わらずだぜ でもボイス付きの方が破壊力がでかい
•ゾラージャにわからせられるバクージャジャ
•即堕ち二コマじゃん
•ほらーけんかしてるし〜 相手を知ろうとしようぜ!!もちろん最後和解すると思うけどね(今の時点で分かり合えてたらそもそも話が始まらないから笑)
•ちょっとしか知らないのに好きになったぜ!ってすぐ言うじゃん、とちょっとは思う笑が、尺の都合もあるしねぇ 描写したいことはわかるしその内容も好きだけど、なんかこうもうちょっと深く知った体感をより得られるような感じだともっとよかったかなぁ 贅沢な話なのは承知しております
•次はヨカフイ!
黄金感想その4 〜2こめIDクリア
•イクゾー!デンデンデデデ…おっと
•さらわれちゃたヨ
•コーナくん服似合ってるな
•てか緑のミコッテって初めてな感じだけど洒落てて素敵ね
•普段ミコッテってラハくんのイメージだから顔が切れ長なの新鮮、、てか見れば見るほどバーナビーだな
•尾行苦手なんよ〜一回失敗した ガレマルドのガキ思い出した笑
•サンクレッド尾行のプロなところ見せてくるとドキッとするからやめてほしい
•コーナくん孤独が嫌なのねン
•突然のサンクレッドとの連携!
•理の頭はほんとに別人なのね〜
•盗賊が盗賊に堕ちてしまったのにも理由があるはずというところまでに思いを巡らすラマチは底抜けの善性を持っているねえ 性善説の人間だ…その視点は大事だと思うよ〜 敵を敵としてそこで思考停止するのは楽ちんだけど、できる限り互いに歩み寄る努力を諦めないでいきたいね…それでも現実ダメなことはあるんだけどさ…そういうときにラマチみたいなのが救いになったりするのよな 嫌われる勇気の、皆が互いに信じられるような社会をつくりたいのなら、自分が第一人者になって、いくら騙されたって信じ続けるしかない、っていうのを思い出した
•ウォーラーの残響ついた!標高が高いことや、石の壁から、クスコを思い出す〜 クスコはインカの建築と侵略してきたスペインの建築が混ざっていて、インカの建築は石がピッタリハマって建てられているんだけど、スペイン建築はレンガだから隙間があるので壁を見ただけで違いがわかるという クスコで高山病で息切れたな..
•石に刻むというのは一番原始的で一番長く残る方法なのだと、三体に書いてあったな
•とうもろこしを育てている!アメリカのネイティブアメリカンの生活ではとうもろこしは非常に重要で古来よりメジャーな食物だし、メキシコではタコスはとうもろこしの生地と小麦粉の生地があって地方によって違ったり、とうもろこしはトラルのモチーフになってるところでも重要な食べ物なので、よく出てくるのにも納得 私たちにとってのお米と同じだね モロコシ様はいつあえるのかな? 調べたらこんなのもいたよ 食事は文化と根付いているのだなあ
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%A4%E3%81%AE%E3%83%88%E3%82%A6%E3%83%A2%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%82%B7%E3%81%AE%E7%A5%9E
•人が死ぬのは、心臓が止まった時ではなく、自己の存在がすべての人々の心から消え去った時だというヨカフイ族の死生観は、私の考えに100%ジャストミートしており、びっくりしました(暁月にもこの考え方について書いた気がする)
•でもその考えのもと、残しておく手段として死ぬ前に墓を立てるのは新鮮
•伝染病で死んだのはなんだかリアル ネイティブアメリカンの人たちって外からの病気で亡くなったよな、とか思い出した
•サカトラルきになる〜
•道中のアリゼーに声かけたら言っとくけど、全然疲れてなんかないから!って、んもーかわいいな
•急に襲われた!急に別のやつに襲われた!庇った!ちょっぴり芽生える友情…これも若干唐突感あるけども、ウクラマトの底抜けの善性をさらに補強するエピソードとして挟まれたのかな 確かに昔支配してたのにその栄光を引きずるタイプの人はいないのか?とは思ってたから納得はできた あと、お前も一族の長なら、今は仲間の心配をしろ!ってのはリーダーっぽくてカッコよかった
•IDだー!あれ?ヒーラーは…あっ…アリゼィ!?!?
•ヴァルケアルつえー
•カッチーン!見事に最初凍った方見逃してバッヂつけたよね
•Tイヤリングもらった!羽っぽくてかわいい
•兄さん!あっ道くずさんといてやぁ
•今振り返ったら我々が2ボスしてる間とかに兄さんはグーフールーと戦ってたってこと?グーフール三連戦だったのか…
•みんなが夢に見る理想郷かあ
•コーナくんたちは制限解除PT、ゾラージャ兄はソロ突入だったわけだな
•登ってきてへとへとのコーナくん、ため息つくウリエンジェさん、わろた
•その飲み物ちょうだい、、
•コーナくんたちの戦いのためにどきまーす!ってさっさとどいて、終わったらぴょこぴょこもどってくるヒカセンPTがなんだかシュール笑
•ヴァリガルマンダ𝑮𝒐𝒐𝒅 𝑴𝒐𝒓𝒏𝒊𝒏𝒈
黄金感想その5 〜マムーク到着
•バクージャジャの一撃で普通に復活しちゃったの?!ちょっと封印くん、ザルすぎちゃう?
•越える力の過去視なんか久しぶりに発動したな
•というか試練かヴァリガルマンダか、って雰囲気になってるけど、継承の儀なんてそんな父親も危篤なわけじゃないんだし、急ぎでもないのに、死人が出うるモンスターが野放しにされたことの方が圧倒的にやばいのに天秤にかける感じになってるのがいまいちちょっとピンと来なかったかも、、普通に中断する感じにならないくらいに継承の儀が絶対的なものになってるのがちょっと不思議な感じが、、だってこれで放棄して儀式してたら普通に父親許さんと思うんだけどな
•エーテルシーカー矢印くんかわいい 電気ケトル、、何号だっけ、、とか、暁月の酔いどれディーパくんといい、こういうおしゃべりメカに弱い
•今回の旅、エレンヴィルがドラえもん感ある
•霞んでて虹の山がよく見えなかったのが無念
•立ち入り禁止されたと思ったら許可されました
•立場や主張が違う相手と立って、話し合いを続けていけば、いつか分かり合える…私はそう信じてるし、実現させてみせるわ、というアリゼー 君のその光を私はいつまでも守りたい…
•あっ!??!?早速討滅!?!?
•タンク頭割りの時に押し出してくるやつで落ちました!!!!!!!あれタンクだけ頭割り受けた後前に出ないといけないってことだよね?
•雪崩AOEが新鮮
•てか、予兆を表す文章が大きく出るようになったね(今更)
•雪崩AOEってもしかして極だと方角の文章だけしか出ない感じ?私左右盲的な感じで方角がすぐにわからないから極は無理だなこれ…
•倒した後、ゾラージャ王子が、奇跡の証明にはならんなって言ってて、双頭の子供なのに一つなのを意外と抱えてそうだなって思った
•てか普通にヴァリガルマンダ倒しちゃったけど、、えっこれで終わり?最後に真ヴァリガルマンダとか出てくると信じてますよ
•ヤクテル樹海で採石に携わっていたものが見た夢…急にレイトン(悪魔の箱)のネタバレするけど、鉱山から出たガスの幻覚の街あったよな〜
•ヴォーポーローたちとの関係が、すぐに変わるようなことはねぇだろうな。だけどさ、何もかわらねぇわけじゃねぇんだ。それがわかってよかったぜ!っていうラマチのセリフが底抜けに前向きだし、救いだなと感じた。 純粋すぎるし子供みたいとか理想主義すぎ性善説すぎ現実見てない、具体案がなにもない、とかいう意見もあるだろうしそれも思わないわけじゃないけど、こんな世の中で、誰か1人くらい、こうやっていつまでも呆れるくらい無邪気で純粋な人がいてほしいし、そういう人がいられるような世の中にしたいなと思うよ
•ここでジョブクエ
•ゴルがニュ牧場、懐かしいなあ イゼル思い出す…
•雪玉にされてる騎士わろた
•ぐっすりしちゃうのは妙な面白さの割に結構実害がでかく対処も難しい、地味に強いな
•なんか懐かしくなってエドモンパパとかエマネランに会いに行っちゃった 詰所のコランティオさんやヤエルさんの言葉にいつも涙ぐむ
•トライヨラに帰るぞ
•部屋訪ねラマチ
•漆黒や暁月の時はみんな立ち話で終えた気がする?ラマチはそういうところ遠慮なくズカズカくるよな(褒め言葉)
•入ってきたくせに結局外に出るラマチわろた
•平和とはなんだ?と考えた末の結論は、みんなが笑顔で暮らせることだというラマチ。笑顔は大事だと思うよ、本当に。ふわふわしてる理論だとは思うけど、でも真実だと思う。具体的な手段が提示されていないし具体性に欠けるのは事実だと思うし、どう頑張ったって何かを選ばなくちゃいけなくて、みんなが笑顔ってのが難しい時もあるだろうし、そこが今後課題になりそうだとは思うけど、最終的に目指すゴールは間違ってないと思ったな。
•理想はそうかもしれないが、、を今度選んでみたい
•宿屋で起きるシーンがなんか妙に長いな?笑漆黒と違って爽やかな目覚めですヨォ〜
•ヤクテル樹海にイクゾー!
•”ここまで旅をしてきたんだもの、もうわかってる。おそらくウクラマトはセノーテに落ちかけるでしょうから、私とクルルで目を光らせておくわ。”のアリゼーに笑う
•まさかのお料理対決!いやーでもアルフィノも言ってたけど、食事は今でこそ大量生産品が出回っていてあまり意識する機会も減ってきたけど、元々はその土地で採れるもので育まれてきたものであって、歴史や文化と密接に関わっているから、知る手段としてとても良いと思う。料理には、歴史と文化と人の想いが詰まってると思ってます。
この前、アメリカの食文化について、アメリカ全土を10くらいの地域に分けて、それぞれレシピとかありつつ、そこでの歴史(〇〇形移民が多いからこの食事がもちこまれ、発展して生まれた料理だとか、〇〇が採れやすい土地だからよく作られる料理があったり、それが採れる時期にはお祭りがあったりとか、あと今は失われつつあるネイティブアメリカンの料理とか)が書かれている本をがっつり読んだんだけど(これ→ https://www.amazon.com/Culinaria-United-States-Culinary-Discovery/dp/3829002599)食事を知ることは文化やそこに生きる人々を知る手段としてとても有効だし、大事だということが実感されたので、個人的に料理が好きなのもあって、このお料理バトル編はかなり好きというか、実感を持って遊んでました。
•アリゼーがガレマルドの料理を通じてガレアンの文化を知ってるのもいい..
•二つの料理を掛け合わせたものだったのか!それはとてもいいねえ
•でも親父の説得の方法が、外から攻められるかもしれないから団結すべし!なのはちょっと
だけ引っかかったかな
•偶然今日読んだ、この記事をなんとなく思い出していました
イスラエル入植者とパレスチナ人が共同経営する中東料理店 憎しみが共感に変わるまで
https://globe.asahi.com/article/15327308
•暁月でもユルスが温かいスープを飲んだり、ゼロがボーズを食べたりしてたり、食事はやはり言葉なくとも、通じ合える、心に温もりを与えてくれる手段だなあ
•ただ、だからこそ、みんなで食べるシーンが欲しかったかも!!
•調理師の腕もあるって聞いたってクルルさんに言われるけど私対してレベル上げてないんだよね、、50くらい?これ分岐あるのかな?
•バナナの皮が埋めてあるのなんか笑っちゃった なんかテレビ番組みたいで笑 今回はかなり仕込まれてる感があるね
•すっかり薪拾いエキスパートのアルフィノ
•シャブルク•ピビルはコチニータ•ピビルが元ネタらしい?今度英会話の先生に聞いてみよ
•ただ料理を揃え、レシピを調べるだけでも、作ることはできる。だが君と仲間たちは、その製法に加えて、ヤクテル樹海に刻まれた戦いの歴史まで知ろうとした。ってフンムルクの言葉を聞いて、普段異国の料理屋さんとか行くんだけど、そういうときに、もちろん美味しく食べるんだけど、そこから、もっと現地の人々の生活や歴史に思いを馳せ、知ろうとしたいな〜と思いました
•ラマチに向ける視線ヤバチなゾラージャ兄!果たしてその真相やいかに
•内緒話!パパやったんかワレ!聞かれた!攫われた!なんかちょいちょい展開が早いんだよな笑
•これが噂の後方腕組み冒険者!!えっ、、、、うちの子かっこよ、、、、お兄ちゃんじゃん
•この腕組みポーズ、いつもの腕組みとちょっと違うんですよ!!具体的には足の開き方が!!ちょっと広いの!!なんか前別のメインでもみた気がする、、いつかくださいこのポーズ、、
•手出しはしないから安心しろ、ビビリ野郎って言ってやったぜ
•あれだな、今更だけどここで確実になりました、黄金はラマチ主人公だな。ヒカセンはもうかなり前作主人公の雰囲気を醸し出している感じがする笑 個人的には、暁月でヒカセンの物語はかなり一区切りついた感じがあって、もう別人主人公でもいいんじゃねと思ってたくらいだからこの立ち回りにも不満はないしわりとしっくりきているのだけど、ヒカセン主人公を望んでいた人にとっては物足りないかもなぁと思った
•まあ未開の地でボロボロになって右も左もわからず放り出されて実力で成り上がるみたいなガチの方の冒険ができたら嬉しかったけどそれはそれこれはこれって感じで..
•一回バトルで不注意で死にました笑 てか最後まで分身の本物わからんかったな、、
•あまりにもわからせてしまった…バクージャジャの気の毒な過去がちょい後で判明しそうな気がする
•コーナくんに対して、私も他人に思いを伝えることが酷く苦手です。それゆえにあなたには親近感を覚えもするのですが、これだけは申し上げたい。覚束ない言葉であろうと、伝えてこそはじまるものもあるのです。って言ってくれたウリエンジェさんが好き、、ムーンブリダ…貴女が開いてくれたウリエンジェさんの心は、今度は他の人の心を開こうとしているよ
•青い森、なんだかFF10の幻光虫みたいだぁ
黄金感想その6 〜3こめのID解放(未突入)
•ゾラージャ兄さん敗北!!
•しょんぼりバクージャジャ 素直に勝てないって認めてる
•失敗作呼ばわりは流石に可哀想だぞ!!
•バクージャジャは強い、だから汚い真似しなくたって…と素直にいうウクラマト 嫌いだけど、実力は素直に認めてるのいいよね
•無様に負けた俺様を笑いにきたか?って…なんかさっきからわからせがすごいんですけど…
•母上呼びなの!?!?れ…礼儀正しいじゃんか…お前….!!!
•昔から悲しいことがあるといつもここで泣いていたって、いま振り返って思うと、自分が不甲斐ないこととかがあった時に死んでいった兄弟たちのことを思い出してたりしたのかしら…😭
•事情はわかるが、だからといってやったことが正当化されるわけではない。それはそう、忘れたらダメな視点よね。逆スケープゴートで、被害者だからって何しても許されるわけじゃないのと同じ
•オレサマなんて、いっそ生まれてこない方が良かったのかもなァってさ…いや…バクージャジャはわからせがいのあるやつだとはもちろん思ってたし正直期待もしてたけどここまでわからせられてくれるとは思わなかったわ…
•他人の罪を背負う必要はない、とウクラマトは言います。責任の切り分けが大事よね。ただ、だからといって今までの彼の悪事の責任は彼にないというふうになるわけではないと思います。これから、の話ですね
•あたしさ…バクージャジャのことが本気で嫌いだった。だってよ、神輿を奪おうとしたことに始まり、川登では妨害され、壺の秘石は奪われて…挙げ句の果てには、ヴァリガルマンダの封印を解いたんだぜ?もう絶対、許すもんかって思ってたんだ。でもさ、あいつがどんな想いで戦ってきたのかを知ったら、今までのムカついてきた気持ちが吹っ飛んじまった。本当に「知る」ってことは大切なんだな。と、ウクラマトはいいますが。ここ、ちょろすぎない?と思う人もいるかもしれないし、実際私もずいぶんコロッといくな、とは少し思いました。が、バクージャジャが、村の人々の思い、亡き兄弟を背負って戦ってきた、ということを聞いて、ウクラマトは自分も国を背負って歩んできた経験もあることから、深く”共感”したんじゃないかな、と思いました。共感とシンパシーの違いについて、この前読んだ本に書いてあって… シンパシーの接頭辞はsym-であり、「一緒に感じる」という意味で、自分の感情が、シンパシーの感情となる人の感情ととけあう。だから、模倣に乗っ取られやすく、店でメニューをみんなで選ぶ時とか、何か仕事上で決めないといけない時とか、その場での意見の一致に加担する材料となりやすいし、周りに引き摺られて、後から振り返ってほんとにそうだったか?となることもある。しかし、共感(エンパシー)の接頭辞はem-で、中に入る、ことを意味する。すなわち、他者の経験や感情に"入り込む"能力で、そこでは、自分は自分の反応をコントロールする力は失わない。共感とは、相手の話、信念、行動、感情を"真似ることなく"、他者の経験を共有する能力であり、自分自身の人格や冷静さを失うまで共鳴することはない。すなわち、シンパシーと違って、反模倣的である。本での例がわかりやすかった:共感があれば、炎天下の中、自分が署名する気がない嘆願書の署名を集めている人に、自分が大切とするものに情熱を注ぐことがどういうことかわかっているから、微笑みかけ、冷たい水を差し入れることができる(ただし、もちろん署名はしない)。したくない署名に署名するという、自分の犠牲を伴うことなく、人としての共通点を見つけることで繋がれる。共感力のある人は、自分が欲しくないものをなぜ欲しがる人がいるのかを理解でき、つまり、共感できれば、"他の人と同じにならなくても"、他の人と深く繋がれる。 …というふうな感じで。バクージャジャ、気の毒に、かわいそう、というふうに、”シンパシー”を感じるのではなく、彼の境遇を理解し、その立場、行動の意味、思いを理解した上で、でもその上でやったことは許されることではない、と、ウクラマトは”共感”をしたんだなと思いました。ウクラマトは、この共感能力が高いから、可哀想とか、これまでの憎しみとか、そういういろんな感情に引っ張られずに(シンパシーになることなく)、バクージャジャを理解することができたから、それに引っ張られている視点から見ると、ずいぶんすぐころっといったように見えてしまうのかもな、とちょっと思ったりしました。また、この本には、怒りや恐怖、不安は模倣(人を真似ること。ネットでの叩きは皆がやってるから、広まりますよね)によって簡単に増幅するが、破壊的な共感は、それを超越し、破壊することができる、とも書かれていました。それが起きたのが、このシーンだったのかなと。ウクラマトの共感には、争いを打ち破る力があると思いました。
さらに、憎しみは愛情の裏返しという言葉もあるように、これまで関わり合ってきたからこそ、それがガラッと反転したんだろうな、とか。(私の好きなフリゲに冠を持つ神の手(人を攻略するタイプのADV)というのがあるのですが、そのゲームでは、憎しみが高い相手に対して反転するとそれが友情になるという仕組みがありまして、それを思い出したりしました)
あとは、この後のゼレージャに対する態度でも思いましたが、ウクラマトがどんな人にも無条件の赦しを与える(もちろん償いは必要と話しますが)この態度は、甘すぎる、被害者のことを考えてない、と思う意見もありそうですが、復讐の輪廻って、こうやって誰かが無条件で赦さないと、終わらないんだよな、と私は思っているので(いつまで経っても連鎖し続けるから)、そういう点で、ウクラマトのこの行為は偉大だなぁと思います
•アリゼーの”綺麗事すぎるかもしれないけど、相手を許して手を取り合って、前に進んでいけたらいいと思う。とても難しいとわかっているから、なおのことね”ってセリフも、同じ志だね
•ただ、いまのところ、分かり合えない相手がこの旅の中でいないので、漆黒では、えめぴと、どう頑張っても分かり合えなかったわけで、そういう、どう頑張っても無理(に思われる)パターンを見せて、ウクラマトがそれにどう立ち向かうか見せて欲しいな。これからあるかな?
•いやね、私も自分がちょろすぎて嫌になりますけど、でもさあ、バクージャジャ、こんなん、ちょっと好きになっちゃうじゃん
終盤なんか助けに来てくれたりしたら胸熱だよ
•あっあと、”自らの誤りに気付いた時に、何ができるか…今後の振る舞いにこそ、彼の真価が問われるだろう。かつての私が、そうだったように….。”ってアルフィノが言うんですよ。ううっ… そうなのよ、ミスしたら一発で終わりとかじゃないのよ、そこから学んで、いくらでもやり直せるのだ… 自分もそうなることがあるかもしれないし、他人のそういう過ちに対して寛大に生きたい…
•調査したら、作物とか全然ええやつ知っとるでって、ずいぶんすぐ解決できるやん、、、!!🤣まーね、案外こういうもんだったりするよね、自分では絶対解決できないと思ってたことが案外他人が知ってたりとかするし。
•試練なんて関係ねぇよ。マムークのみんなの問題を解決するには、コーナ兄さんの知恵が必要になるかもしれねぇ。そのためにも、兄さんに聞いておいてもらいたかったんだっていうウクラマト、いや、私の感じ方がズレてるのかもなんだけど、試練って身内で勝手にやってるだけだから、あんまり試練を後回しにすることがそこまで”そんな、王になることに遅れをとるのに..!?”って思えないんだよね、まえのヴァリガルマンダの時もそうだったんだけど…王になるって、民に認められるから王になるのであって、石を集めて試練を超えて父親がokしたら王になるわけではないのでは?と思っちゃってるから…
•みんなで協力しよう!一言言ってやってよ!には、友がいれば強大な闇も掃えるにしました。オルシュファンさま..
•あっバトルってみんなで行く感じなんだ?
•コーナ兄!王を放棄!アツい!でもなんか、そこまでして!!ってあんまり思えなかったのは、私が”王”っていう形式上の立場があってもなくてもやりたいことが変わらないならその地位にこだわる必要なくない?って考えちゃうタイプだから、コーナ兄の王権放棄がそこまで重大じゃなく見えちゃったんだろうなと思いました、でも当たり前だけどその立場じゃなきゃできないことも現実的にはあるだろうから、彼にとっては自分のやりたいことを実現する手段として元々は必要だったわけで、だから重要な決断だったのだから、私基準でそうやって大したことじゃなくない?って思うのはよろしくないなと思いました
•あ〜序盤のパパバトルだと起きてなかったけど起きてるからダブル火の玉ソードがくるのか
•アリゼーが負傷して(なっ…負けてなんか…!)アルフィノが大丈夫かい?って言ってるの兄妹尊い 左右aoe逃げ遅れてるから、アリゼーきっとギリギリまで詠唱しちゃったんだな笑
•ケテンラム生きとったんかワレ!!
•ケランチムと似てるなっていつも思う(韓国の茶碗蒸し)
•てかなんか勝手にもっと昔の人だと思ってた
•私たちの旅はここで終わりですが、三人で紡いだ思い出は、この胸に残り続けるでしょう.ウリエンジェさん好き
•今回の旅で仲間のありがたみを知ったのはウクラマトに限った話じゃない。エレンヴィル〜ツンデレちゃん〜
•エレンヴィルのこと待っててくれてるヒカセン優しっ
•これは…IDが開く予感…
•開いた!!時間切れ〜〜!!ウワーーキニナル
黄金感想その7 〜腕輪盗まれた!まで
•なんか最後の方デジタルな感じになってきたぞ!!奥に光が輝く…ソリューション9か??あそこが黄金郷なの?
•曲がいい〜ミステリアスな感じで
•まとめまくってアルフィノに負担をかけるプレイ ごめんね
•ボスがでかい!
•落ちそうで怖い!!落ちなかった、、よかった
•オヤジィ!?
•なんかFF16と似てる気がする、、あの、、あそこ、、遺跡、、
•はよ教えてや!えっ、、お預けー!?!?
•そういやこれと全く関係ないんだけど個人的にメキシコ行きたくて調べてたら、セノーテって普通にあるものなんですね、観光地に出てきた
•おやすみTIME
•コーナ君…そんな気安くお部屋に来ちゃって…
•えっ要職!?申し訳ないけど絶対に嫌です!!!!!!!(即答)
•だって冒険者だもの〜風のように流離いたいのよ
•ラマチの力になりたくないというわけではないんだけどね〜じぶんの在り方を固定されちゃうというのが性に合わないだけで、別の形で力になれるのなら喜んでやるんだけど
•コーナ君に嫉妬されちゃったよぉ 君、妹に対しての感情が少し家族にしては重くないカナ?😃
•支えていただきたいって、悔しいってダブルで念押しされちゃったよ
•なんとコーナ兄とダブル王!いやゲームだから全然いいんだけどこれ公衆の面前でいきなり言われて実は嫌だった場合めっちゃ断りづらいから事前にネゴっといた方がいいよって思っちゃった(死ぬほど無粋)
•てかゾラージャ兄のことみんな何も気にしてないけどいいんですかね、、まあ本人いないから触れられないのはわかる
•これまで文化に無理解だった、文化とは人々が受け継いできた生きた証。皆さんに寄り添った方法で、この国を豊かにしたい。そうだよ!コーナ君!イイねっ!
•えっ理王お亡くなり!!!そういう感じになるのか、、マジで生き物として別個体なんだな、、、
•ケテンラム、死亡!!!
•ウケブの二段落ち
•オレサマが新しい生き方を見つけるまでは、ウクラマトには会わない…これは….死ぬほどかっこいい場面での再登場フラグじゃないすか!!期待していいんすか!!
•ゼレージャはなんか後から愛されポジになるヴィラン味を感じる
•ゾラージャ兄の行方をマジで誰か心配してやってよ!!これじゃ前のウリエンジェさんと暁みたいに、相手に踏み込まないで勝手に気を遣って放置する感じになっちゃってるように少し感じるワ まあそういう距離感の関係もあるとは思うんだけど、家族なんだしもうちょっと、、
•街中移動中にひたすら楽しそうにダンスしてる金色のゾウさんとニーア装備のかっこいいオスラの二人がいてなんか死ぬほど面白くてガン見してしまった
•要職はイヤです!!!!ごめんけど!!個人的にもヒカセン的に解釈違いなんで、、、
•あ!北行けるの!
•みんなそれぞれ過ごすよーん、、自分はどうしようかな、、
•えっエレンヴィルくんからのお誘い….!?そんなん期待しちゃうじゃん
•タンクロールクエ 薬作った 思ったより普通に起きたな、、こっちはモルボルのデバフ喰らったってのによ、、(ゲームが下手)
•えっケテンラムが全部石持ってたの!?!?!?!??笑ゾラージャ兄、黄金郷RTA上手いな オリチャー発動!
•宝物庫の警備ザルすぎだろ🤣!!!
•誰か…おる!なんかすごいぱぅわーもってるみたい
•サレージャ、死亡!!!
•ゾラージャ兄の生きる理由ってなんだ!!最終目的は争いのない世界っぽい(その手段として武力は使うけど。なんか核を抑止力にした時みたいだな)ので、目的はわかるけど手段がちゃうヨォ!って最後バトルになる感じなんかな〜
•永結橋を渡る時、綺麗な景色が見たいと思って朝日が出るまで待ちました
•ああーっ朝焼けの霞んでる感じがイイね…でもこの橋、直接操作して渡りたかった感がある!!
•サカ•トラルはほぼ前情報なしだったので、びっくりするくらい西部開拓時代で笑っちゃった サボテン!ゴールド(青燐水)ラッシュ!
•曲がいい〜ギターが、、COOL…. AMERICAN GROOVE….
•てかエレンヴィルと二人旅ってなんか新鮮、、エレンヴィルってわりとツン系のキャラな感じしてたけどこんな心許してくれちゃってぇ..
•鉄道!?
•ロネークってバッファローみたいなもんなんかな
•動物に詳しいエレンヴィル君のスキル、結構いろんなところで役に立つね
•フーサタイ宿屋街で期待通りの西部劇系乱闘が発生!!えっ…エスティニアン!!!お前ェ!!やっぱりギャグ担当じゃん?
•なにそれ!!?!?!自分、手合わせの報酬もらってませんけど〜〜〜〜〜!?!!!?!?!?おかしくね!!?!!五億くらいくださいよ!!!!!!こちとら路銀に困ってんスけど!!!!(金策をサボったツケ)(自業自得)
•あいつの方が冒険者してんな…
•昔は決闘だったけど今は法だと。まじで西部劇やん
•街中で、トゥナが傷んでないか確認しているんです、とはなす人がいて、近くに赤い果物があって、トゥナ??と思って調べたら、ウチワサボテンの実なんですね!へえーー
https://www.studyabroad.co.jp/blog/study-abroad/201608091601.html
このあとエレンヴィルが、水を補給する手段として、ウチワサボテンの赤い実..と話すんですけど、これのことだったんですね。スッキリ!
•ここでお店をチラ見したら世紀末装備があってわろた 似合わねー!!笑
•イヤーテお姉さんに会いました!そうだ、ヴィエラは長生き種族なんだったわ 記憶が曖昧になるの、ちょっと寂しいな。エレンヴィルもこの旅の記憶がいつか遠いものになるのだろうな…今回の旅のメンツで多分一番長生きするだろうから、もしかしてトラルでこの話を伝える立場になっていったりするのかもなぁ〜
•エレネッシパってごめん谷垣ニシパ思い出しちゃった
•なまえ、かわいいね🩷
•でも留学する人とかが通名名乗ったりするし、こういうのはよくあることなんだろうな
•本名知っちゃった…なんか…ドキがムネムネする
•野盗、登場!!
•野盗、退場!!
•それになんか…やたらと強そうなやつを連れてるぜ…って言われちゃったよ ちょっと嬉しい笑
•この場合、命がないのはおたくらの方だと思うがな。とか、十中八九、危険な目に遭うのは奴らの方だ。ヒカセンの強さは信じていい、とか、エレンヴィルくん、ヒカセンの強さめちゃめちゃ買ってくれるじゃん…トゥンク…
•次回、腕輪、返せ!!編
黄金感想その8 〜4つめのIDクリアして最初のエーテライトついた
•ついったでエレンヴィルの訛り情報をみたので音声を英語にしてみる
•荒事嫌いのこの子がそこまで言うってことは、あなた、もしかしてすっごく強い人?んも〜エレンヴィルめっちゃ上げてくるやん
•トナテニャイ(ドラゲナイみたい)で若干ステルスっぽい感じで敵避けながら聞き耳立てるのちょと楽しい
•お手本のような悪党
•何人かに普通に見つかっちゃった(ゲームが下手)
•ルワテニヤーサに行く途中で橋が見えて綺麗ー
•土の壁の街が見えてきたところでオッ!見覚えが!となった、これ、サンタフェがモチーフかな?
•街中の人も日干レンガ(アドベ)って言ってるから多分そうだ!https://www.maplehomes.co.jp/design/santafe/
小さい頃行ったんだけど記憶がなくてね、、再訪したいな、、
•糞集め不満なヒカセンわろた
•私グリダニア民だからあれだけどリムサ民って最初のクエで拾わされるんだっけ?縁があるな、、なんか他でもこう言うことお願いされたような気がする、、、
•エヘヘケヤーってなんかおもろい名前やな
•探検記録!パーエヘッパの丘いいね〜橋も見えて
•おい!!くせえぞ!!何だ何だ!!デコワのせいで気づかれたじゃねえか!!ここら辺の展開まじギャグ漫画
•もともとお前の組織やったんかワレ!!
•ウィフーテを連れてる時の見つからねえな〜ってヒカセン演技下手くそ笑
•あ!!音声英語にしてたわ!!(馬鹿)うわぁー本当にエレンヴィルの英語めちゃくちゃ訛っとる…あと声高いし、すごくrを巻いてて、声のイメージが日本語版と全く印象違うね(声だけだと高くて舌を巻くから若干ひょうきんにすら聞こえる)周りの人たちの英語は通常のアメリカ英語なので、違うところから来た人なんだって声だけでわかるのがとても面白い
•あからさまな西部劇なのでここら辺の映像は英語が全く違和感ない笑
•ケマッカさん、イケボイケオジ、、
•地震かー
•トライヨラはトゥリヨラみたいな発音なのね、アクセントはあれだ、ハリポタの、レビオーサと同じだわ
•なんか癖になるな、、エレンヴィルの英語、、ギリギリ聞き取れる感じが
•手伝ってもらえるとすっごく嬉しいなって言われた時のクッソぎこちない頷きにわろた ヒカセンは突然押されるとびっくりしちゃいがちなのかな笑
•あ….第一世界😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭
•ワーリカの英語音声いいな
•薔薇の香りと言われました!ちょっとちらっとまえ見かけたけど種族差がここあるみたいね
•伝統を重んじもするが、変化も受け入れる。温故知新ね!理想的ィ〜
•なんかここよばれたとき鉄道は許さん!!って裏で殴られるのかと思ってめっちゃビビって着いてった
•遊牧民みたいな生き方してるのね
•新しい風を拒んでいるわけでなないけども、ロナークの気性が荒くなってると。共存するためには互いにリスペクトし合うのが大事よね。
•コーナくんの評判、心よりも効率を重んじる、あってる!笑前の段階では!人は変われるのヨ
•運搬作業はラヴィリンソスで散々やらされたエレンヴィル、確かになるほど
•ヒカセンの箱の持ち方がカービィなんよ
•鉄道を横断させるのが夢!あ、東海岸と西海岸があるのね
•クソデカドーム発現!!めちゃサイバー兵器登場!!
•故郷の方角がこんなになって動揺してるエレンヴィルくん可哀想だけど彼がこういう方向に動揺するシーンてあんまないからちょっとかわいいって思っちゃったんですよ(ひどい)
•トライヨラがめちゃくちゃだyo!敵が近代!!ついったで見たから意識して聞いてたけど確かにアルフィノアリゼーはイギリスっぽく聞こえる そしてラマチがスペインかはわからなかったけどバクージャジャとゾラージャ兄は結構スペインぽく聞こえたな(ちがうかもやけど、、、)
•なんか魂みたいなの抜き取ってるよー
•助けに来たバクージャジャ〜
•なんか知らん人おる!
•超最新機器搭載ゾラ兄登場!!ピカピカのメカやん
•あ、パパ勝つんだ
•まさかの残機制!?
•英語版だとラマチ、オヤジじゃなくてPapaなのね(このシーンだけかもだけど)コーナ兄はFatherだった
•つかケテンラム行きとったんかワレ!!
•休むことも王の勤め、次に奴らが襲ってきた時、指揮を取るべき武王の頭が鈍っていたらどうなるの? アリゼー、すっかりお姉さんじゃないの!お姉さんアリゼー好き あれ、てか、ラマチって幾つなんだ?
•対話できない相手との対立というのがここにきて出てきたのね
•兵士を調べる時早速アリゼー調べたよね
•二人、、?ああ!なるほどね!知識人ミコッテたちィ〜悠久の風〜
•あっ!そうか、鏡像世界か..言われてみれば一番ありうるのに全く頭から抜けてたな
•過去視発動!これ漆黒のロールクエで起きたとき戦力外になっちゃってたけど、こうやって話聞いてる時に起きると一人だけぼーっとしてるってことになっちゃうのかね
•えっ!!!クルルさん、鏡像世界の人なの?!
•鏡像世界とかなにそれ?!意味わからん!!俺の故郷はどうなってるんだって取り乱すエレンヴィルくん ごめんけど取り乱す姿がやっぱりちょっと可愛いんだす…マトシャだす…(マトシャはそんなこと言わない)
•てかエレンヴィルくんとの二人旅終わっちゃったけどあの雰囲気結構好きだった 少人数で静かで、エレンヴィルもいい意味で距離感がさっぱりしてるタイプだから付かず離れずって感じで、目的地が同じなだけで互いの興味は別という感じというか、、空間をただ共有していることの心地よさというか、、
•誰かと二人旅っていうシチュ、他にもまた欲しいな やるなら誰がいいかな〜私はアリゼーアルフィノラハくんゼロちゃま(叶わぬ願い)かな〜
•私鏡像世界生まれなら魂が薄いはずだけど、ヤシュトラは気づいてないなら、濃いってこと?うーん!?と悩むクルルさん、そうそれ、なぜなのかね?
•不安な人を落ち着かせに行ったとき、アリゼーは君がまだ粘っていると聞いて、またすぐに飛び出していったよってアルフィノが教えてくれるんですけどはーーーやっぱアリゼーかわヨ
•バクージャジャは株を元々下げに下げまくったおかげでこれからはなに言っても株上がるから得だな笑
•でもね、思ったんですが、争いで受けた傷を元にみんなが団結してるの、ゾラージャ兄の思惑通りでは?
•ラハくん、、トライヨラをみてみたくなったよって、、、ごめんよ、、便利屋として呼んでしまって、、のんびり二人旅させてあげたいね、、
•助けてくれた人は…ニャン!お前まじ便利キャラだな
•列車爆弾!!
•第一世界での話、忘れかけてしまっているが、確かになんか彼はやけになってた気がする
•ラハくん、設計図思い出してかけるの天才すぎひん????
•ごめんけど質問つけた時のマーブルって大工だけ全く思い出せんかった、、
•鉄道爆弾作成を始める時に、…俺も、行ってくる!というエレンヴィルくん
旅を経て、エレンヴィルは受け身でなく、自らやりたいことを掴み取るために前に進めるようになったのね
•でもやっぱり、争いで受けた傷を元にみんなが団結してるの、ゾラージャ兄の思惑通りでは…
•途中朝焼けで風車がまわってるシーンがなんかめっちゃアメリカの荒野の空気感じたんだよな…サイバーパンクのゲームやってた時にも感じた…
•伸びするアリゼーかわヨ
•エレンヴィルとアリゼー並んで寝てるのかわヨ その奥でヒカセンとラハくん話してるのカワヨ ラハくんにはもっともっと憧れの英雄との関わりをエンジョイして欲しい
•バニシュかけるラハくんかっこいい
•てか今回アルフィノお留守番アリゼー出番おおいな、、、アリゼー好きだからありがたいんだけど
•列車でバリスタで対処するの、ドラえもん銀河超特急でのび太が敵を迎撃するシーン思い出した
•ラハくんとアリゼーの連携好き
•ああっ!アリゼー落ちる!!ラハくん助ける!!そこを救ううちの子!!を見る二人!!このヒカセン見るシーンは贔屓目抜きにしても完全に二人トゥンクしてるやろすぎて笑っちゃった
あの、、、あの、有名な漫画のページ思い出した、、長身のイケメンがなんかたくさんポーズ取っててその背景で女の子がほわーって見てるやつ、、
•代われと言われてハァ!!?!?ってなるエレンヴィルわろた バリスタに座った時の足が短くてちょこんとして揃ってるの可愛すぎ
•生きてるか!?!?たぶんな…なエレンヴィル
•今更だけど普段割と斜に構えてるけど戦闘はできないってバランスめっちゃちょうどいいよな
•ID突入!ラハくんが回復要因ということは
•もう痛くないぞ❤️
•落ちる装備が人気でそうなカジュアルスタイルだー!pvp装備とかこの前の課金装備とか、こういう方向性強化してるのかね?あんまし似合わなそうだけどグラアプデもあったし今度揃えてみようかな〜
•1ボスのぐるっと回転やつ、全くわからない
•2ボスの壁を避けながらめちゃくるaoeよけるの楽しい〜!!!!!!!弾幕ゲーみたいで
•チョン避け好きなんすよ
•でも好みはわかれそう
•3ボス、削れるの早いなって思ったけどやっぱりもこたん形式
•鏡像世界の施設が一部転移してきたのかなー?
•でも建物が朽ちているっぽい?
黄金感想その9 〜99Lvゾラージャ討滅戦終わり
•タイムスリップ?
•鏡像世界の要素と、時間ズレの要素がセットになって難しい!
•エレンヴィルくん考え込んでて可哀想
•雷がたくさん、、あ、第9世界は雷属性が偏ってるってことか
•エレンヴィルの集落朽ちててかわいそう
•あっ!前見かけた女の子だ
•BGMレトロみを感じると思ったらあれか?9か?
•なんかゼノブレ2みたいな服着てるな
•服に刻まれてる文字とネックレスを見るとグラアプデを感じる
•武王ゾラージャ!?!?えっ扉開けてからちょっとしかたっとらんよね?
•新生アレクサンドリア連王国、9ヤーン
•理王〜
•敵対してるの?ほんと〜?
•クリタワの転移と似ている、のか、、難しくなってきた
•スフェーンのテンションがちょっと苦手(あえてだと思う)
•アリゼーが疑ってて安心した ていうか今回アリゼーの出番多くてうれしい
•うお、、デカ農場、、
•昔ながらの農業がしたいって人も多くて、装置を作ったと。トライヨラのところに、アレクサンドリアが合体したから、トライヨラからの人もいるのか、、なるほど
•スフェーンの住民と距離が近くて仲がいいアピール!
•障壁が外とつながったという噂は本当だったのですね、ウクラマト様がお若いということは、やはり….って発言、年取ったウクラマトがいる?のではないよな?この人は時間のずれを認識しているのか?
•カフキワしらないってペポーネが言うんですけど、これもしかしたら伏線だったのかしら?
•30年!?
•つい最近基地を完成させたけど、最近まで障壁の外には出られなかった。ゾラージャは父が死んだと思っていた。ゾラージャが基地を作り、原初世界と物理的につながったことで、時間の流れもそちら側に同期した…うーん、では、ゾラージャは、原初世界の時間で、つい最近扉を開けてこの世界に入ったけど、その中の第9世界は30年前で、そこから30年第9世界で過ごして、第9世界の時間でつい最近原初世界に戻って来た、でもここで、第9世界と原初世界は30年ズレてるから、ゾラージャが戻る先の原初世界はそのままだとゾラージャが扉を開けてから30年後のはずだけど、なんか同期したから、原初世界側から見たらゾラージャがいきなり30歳年取ったってことなのかな?
•農業見学、文化を知るくだりは前編の継承戦を思い出させるね。でも敵国だっていう印象を持つだけで、割と疑ってかかっちゃうから、感じ方が結構変わるもんだな
•街も文化も、トライヨラ側の自分からみるとトライヨラが第9世界の文化に浸食されているように見えるが、共存しているのだな
•みんな外に繋がったってのにあんまり出たがらないのな
•これから先この国との関係がどうなるかわからねぇけどよ、困っている奴がいるなら、助けてやりてぇと思ってる。ラマチ、光属性がすごい
•腕輪….ナミーカさん!?あれ?!ドームの出現に巻き込まれていたのね、って…つまり、ドームが出た瞬間にここら辺にいた人たちは、ゾラージャが扉を潜ったのと同じことを体験させられた(30年昔に飛ばされ、さらにそこで第9世界と合体した状態の世界で暮らした)ってことか。あっ、そうか、ここにいるトライヨラ生まれの人たちも、普通にそこで暮らしてたら、急に合体してさらに実は30年原初世界とのズレが発生した(本人たちの時間の連続性は保たれているけど、原初世界側から見ると30歳年をとっている)ってことか
•魂のストック!きな臭くなって来ましたYo
•あなたの記憶が刻まれている限り、あなたの命は、永久に継承されていく…ヨカフイと似てるのねbyアリゼー その真意は!!
•これはいわば、局所的な次元圧壊、アシエンの霊災での世界統合だと。ふむ、、、
•障壁自体は昔からあるんですね
•アレクサンドリアがトライヨラに来たこと自体スフェーンの望みじゃねえんだな、に答えないスフェーン これはやってますね
•ソリューションナイン!ここでくるのね
•ナミーカ…って、誰?
•こういう演出展開suki…..みんな善良だけど価値観が根本的にずれてる恐怖っていうか…
•雲の上に預けられた記憶ねぇ〜死人についての記憶が消されるって、体験版しかできてないけどFF零式に似てるな
•介護していた人すら覚えてないよ
•ぁゃしぃ機械
•カフキワだった!ここで、ドームを突破してからずっと、訳のわからねぇことばっかりだぜ…っていうウクラマトに、黄金始まって以来初めて心底同意した笑ここでのラマチのため息がほんとに私の頭の中がハテナまみれな状態とシンクロして笑
•うおおおおなんだこのBGM!!!歪んだlofiピアノとビートとか好きすぎ!!!!!!!!この世界の死生観が歪んでるのも相まって最高に不安定な気持ちになって楽しい!!!!!
•なんかsteamのインディーゲームみたいなノリになって来て楽しい
•あれはエレンヴィルのお母様…そう、あれはエレンヴィルのお母様よ….って言い聞かせてるアリゼーかわよ&わろた
•エレンヴィルが振り回されっぱなしだよ
•オブリビオンはゾラージャの領土拡大に反対する秘密結社!
•てかあれか、カフキワのエレンヴィルにあった時の驚き具合のあっさりさは、ヴィエラの寿命にも関係してるのかな?ヴィエラ的には30年は10年くらいか、、、?
•もともとは世界融合を阻止するための組織だったと
•レギュレーター、これか!名前だけちらっとxで見ちゃったのでここでわかってスッキリ(中身は知らない)
•魂資源の管理……!?!?老衰では死なないけど事故では生き返る、、、、!?星海との違いのツイートをこのまえ見かけた(ネタバレだと思って薄目でブクマした)から終わったら見よ、、
•寿命ってのは魂?生命力?が使い切られた?状態だからもう復活できないけど、事故だと片方は無くなったけどもう片方は残ってるから再起動できるのか、あれか、機械は、電池変えたらずっと動くけど、機械自体が老朽化したらもうダメなのと同じ?
•魂資源は働きに応じて配給される!!きな臭すぎて臭豆腐レベルだぞこれは!!!!!!!
•ヴォイドの妖異のような例もあるが、他人の魂を取り込むだなんて、まともな発想とは思えない。何かリスクがあるんじゃないか?ハッ!!確かに、ヴォイド編、そういう話あったわ!!!アッッッッゼロちゃま!!!!!!!!!!!
•機械でやられるからすぐにそのイメージを思い出せなかったので、こうやって前のエピソードと繋げるの感心した。確かに自我が崩壊してたわ
•記憶の管理、、常に装着者の記憶を収集し続け、死によって記憶が霧散しても復活後に転写してくれる。だから問題なく自己の同一性が担保される…これあれね、、スワンプマンを思い出すね、、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%9E%E3%83%B3
あと、最近AIも優秀になって来たからさ、人の行動や記憶を完全コピーできるような存在は果たしてその人なのか?っていう哲学的な問題がいろいろと思い浮かぶ、、、
•他人が死んだ時、その人に関する記憶を消す。死の悲しみを感じないで済むよう、エバーキープの基幹システムが与えてくれる、とびっきりの優しさであり、幸せな生き方なんだとさ。忘れることは果たして幸せなのか?その人がいた証、歴史、愛、傷、、、全てがなかったことになるのよね。暁月で、最後ウルティマでアリゼーとアルフィノ二人になって、最後の階段あたりを同行で登ってくシーンで、アリゼーが今までを振り返って、起きたら夢じゃないかって思うけど、幸せなはずなんだけどちっとも羨ましくない、傷を無かったことにしたくない、って話すシーンがあるんですけど、これを思いだしました。テスリーンのことはもちろん、これまでたくさんの人が傷つき、命が失われていったけども、それを悲しいからって忘れちゃうのは、、、さみしいです。
このあとラマチも、レギュレータのせいでナミーカが忘れられたなんて、そんなの…寂しいじゃねえか…って言ってて。そうだよねー
•記憶が漂白されて魂資源になるんだ
•死者の記憶はエバーキープに保管されるのね
•ヨカフイ族の思想とはむしろ真逆よね、覚え続けるのではなく、忘れてるし。しかも後で判明するけど、物理的に死んでしまうことを受け入れてないから死者の記憶は保存されるけどそこで完結してるから、、”受け継ぐ”という行為がまったく為されてないよね。
•文化といい命といい、親から子供へ、といい、今回のテーマの一つに”伝承”があるのかなって思いました
•ま、俺はそんなに悪くないと思っちゃいるがな。生きる環境が違えば、考え方は人それぞれだ。というセリフは、そうだよな、これを逃避と感じる考え方もそうでない考え方もどちらも等しく存在するわけで、自分が正しいと思っちゃダメよね、と気付かされました
•これまでさんざん違う文化もみんないいしてきたけど、ここにきて生理的に無理、なものがくるの、試されてる感じがする、、アリゼーの歪んでるって言いたい気持ちもわかるけどこっちの価値観で断じているともいえる
•スフェーンはレギュレータの装着の強制はしなかったと
•生物は生きてりゃいつか死ぬ。それが自然のことだろう…生き物のグリーナーのエレンヴィルが言うのがいいよね
•ここでカフキワが少し黙るのは今考えるとなあ
•駆除人の仕事見学!一回死ぬ君下手くそだな!てか、魔物の魂も入れられるの!?体も精神も変異しちゃうの!?それは….美味しい設定ですね…
•障壁の中だけで命が巡っている…
•オブリビオンと手を組むど〜
•ラマチがゾラージャのこと(こうすれば痺れを切らして出てくるだろうって作戦を立てるところ)わかってるのが、家族だからわかってるんだろうなってのが、なかなか辛いが、今まで分かってあげようとしたことあったか?とちょっと思っちゃったりもする ただ、相手から自己開示してくれなかったのにも責任はあるからなー
•父は老いていた、もはや俺の目的を果たすには幻影を超えた二人を殺すしかない、と。ゾラージャ兄の目的は世界を一つにすることではなく、父を超えることだった(その手段が、父よりも広い範囲で世界を統一すること)のかしら?
•ソリューション9へ!!おお〜〜ファンタジーサイバーパンクだ!!!!!!!!うひょー!!!!!!!!!!!!天を穿つ摩天楼〜〜〜ーー!!!!!!!!!!!!!!!
•でも緑があるしみんな結構元気で平和そうな雰囲気から、よくあるサイバーパンク系のもっと資本主義極まってて貧乏でギリギリで薬物横行してて信頼とかゼロで暴力まみれ汚染されまくり、、抑圧されてる、、みたいな感じではないのが新鮮
•てか、、、、FFでこんなサイバーandSFなテーマなの、びっくりやわ、、、
•アリゼーとラハが真っ先に駆けてくのかわよ
•お店のご飯が全部人工ディストピア飯なの最高だぜ!!!缶詰にしました、、変な肉使ってないよね??笑
•かつて存在した幻の果実、葡萄を可能な限り再現したっていうの最高〜〜みんな本物はもう知らないんだ….
•でもって普通に美味いんだ?笑
•好きなご飯選べない、作ってる人とか売ってる人のことを思うと、一つなんてとても選べない、、その発想は素敵だが、だからこそ誰も見捨てられなかったんだろうな、彼女は、、
•居住区画!番号で管理されてる感じがディストピアを感じさせるものの別にみんな幸せそうだ!(普段触れてる創作物にディストピアものが多すぎるせいですぐにそっちの発想をしてしまう)
•エレクトロープと戦争の歴史を聞きましたが、、そうか、便利なものが生まれると争いになるのね、、悲しい
•雷の氾濫、みたいな感じなのかー
•アルカディア、あ、レイドの舞台ね?
•さっきの人みたいに予備の魂が尽きると、不安や恐怖で過敏に反応しちゃうことがあるんだよ。それに、出生率の低下を引き起こしている可能性がある、と。出生率の低下はなんでだろ?
•チビーじゃってかわいいよね。てか、えっ、、、ゾラージャの息子?!えっ、母親は!?!?!
•てか、この街まじで綺麗だなぁ、、グラアプデの恩恵を感じる
•遠くの方のビルがピンクとブルーのモヤがかかってるのがすき、空気感、空間の広がりが感じられて、、あとみんなの服のオーロラカラーが綺麗、最近っぽい、浮かぶホロもいいね、、
•酒場のメランコリーさん、えっちじゃね?
•ラマチもしかして未成年なのか?
•酒場の裏に秘密結社のアジトなんて、石の家みたいね。byアリゼー たしかに!!!!
•ゲロルトポジおっさん
•世界を繋ぐ力を研究していたチームがあったと、、しかもオブリビオンの創立者は、そこから抜けて来た夫婦
•イヤリングが記憶媒体!?えー中身気になる、、
•ラハくんがたまに水晶公の経験語るとドキッとするからやめてほしい
•おい!!!エレンヴィル!!!ゲロルトをおしつけるな!!!
•エナドリもらってこい!
•飲んだら元気100倍!ピカー!!!!!
•虹色バフおもろ
•なんか目がギラギラしてない?ってアリゼーに言われてわろた
•グルージャ、捨て子なのかー
•だから、、母親はだれなのよ、、
•あいつが誰かに助けを求めたくなった時、駆けつけてやれる存在なんだってことを知ってほしい、とラマチ。人を本当の意味で助けたいと思うのなら、救済を押し付けるのではなく、いつでもあなたを援助できるよ、と言うことを伝えることが大事(つまり、その結果相手が手を取らない選択をしたとしても、それは相手の選択)と前本で読んだので、ラマチのこの言葉には感心しました
•さっき父さんを倒すって言ってた、でも、知りたい、と対話を選んでくれたグルージャ
•機械だけど中身が愉快なタイプのキャラはイイよね
•同じ釜の飯を食べたら兄弟なんよ
•せっかくだし、どっちが早く倒せるか競走しましょうよ!のアリゼーかわよ
•倒す前に話しかけても倒した後に話しかけてもセリフが変わらず(=気づかず)、最後クエストクリアの時に、私の方が早く帰って来たと思ったら、、ってアリゼーかわよ
•2人にも、そういう人はいる?血は繋がってなくても、大切に想える人….のゾラージャの問いに、そ….れは….どうかしらね….!って目を泳がせるアリゼーかわいすぎ〜〜〜んも〜〜
•自分のことを知りたいと思ってくれるのはありがたいことよね、理解しようとしてくれているわけだから
•あー王女様がスフェーンのことね
•永久人、ねぇ
•上にも書いたけど、記憶を受け継いだものは、果たして同じ人なのだろうか、、
•限られた人じゃなくて死んだらみんな永久人になるのか、どこにいるのかな?
•オーティスは永久人じゃなくて終わったら終わりなのね、あーこれはフラグ
•永久不変の命、イーアみたいねbyアリゼー 確かに
•エレネッシパの同郷の知り合いがソ9にいたよ!あっ、カフキワのこと覚えてない…(察し)
•突然のゾラージャ侵攻!!
•リンクパール電波妨害受けないの便利やな
•ゾラージャと一騎討ちラマチ
•ワヤッケねらうゾラージャ、きたない
•なりふり構わないの、なんかバクージャジャおもいだすな、、
•スフェーンの裏切りが判明!!
•機械ボディーだったのか
•それとも、力も命もあるキミたちなら、犠牲を出さずに、護りたいものを護れるの…?
そうねえ….全員が100点って回答はなかなかないからね、、ラマチのみんな笑顔理論が通じない場面が出て来たよ
•トライヨラ側でみんなが連携してうまいことやってくれました!!暁月の蛮神とかが助けに来てくれるシーン思い出した
•バクージャジャ、前からピンチを助けるイイ奴ポジになったけど、決定的なピンチに駆けつける感じじゃないからもっと強い見せ場が欲しい!!
•でも感謝の気持ちに悪くねえなって言うのはよかった、、生きる意味を他者貢献に見出すのかしら?
•ヴリトラ様〜〜〜!!
•くそー!!うまくいかねえ!!じゃあ全住民ぶっ殺すか!! なるほど自分の強化のためか
•自分の子供にグルージャって勝手に名付けられたの、ゾラージャ的にかなりの屈辱だっただろうな
•で、母親は誰なの
•生き返っては殺され、生き返っては殺され….ごめんけどちょっとテン上げした…
•みんなのこと騙してたのに助けるラマチアリゼー優しすぎるだろ
•でも、この度が過ぎた善性でも救えないものもあるのだ…(この後の展開(スフェーンが結局トライヨラの人を殺す決断をしたところ)を踏まえて思った)
•遠くからピクトマンサーのエフェクトが見えてくるるさんおる!ってなった
•オーティス死んじゃった〜、、これは好みだけど、もう少し前から出番があったらもう少し浸れたかな〜
•感電で動けない!!感電は物理的に結構きついよな、、筋肉の動きが制限されるから、、
•いいよ、もう…つかれたんだ…っていうグルージャがかわいそう
•カフキワの調子が悪い!ぁゃしぃ
•うわ、なるほど、、エネルギーである魂が送られる先はゾラージャだから、そこを通っていけば辿り着く、と、、魂加工工場に入れるってことですか!!!!!!!
•”99Idはグロテスクだ”とだけ、ついったで見てたので期待してたけどそう言うことか これはみものですよ
•うわーーーーーーー曲がいい
•疾走感が!!!切なさが!!
•エレンヴィルのバックアップ通信があるのいい!!!そういや89idはクルルさんが通信してたな
•あー魔物が搬入されてるのはその魂が材料だからか うわ〜
•最上層に登っていくの、いいよね
•エレベーター降りたところに出る、ホロで出るマップの現在地がかっこいい
•まあ、おたくらなら問題なく蹴散らせるだろうさ。時間が惜しい、昇降機を動かすぞ…!なエレンヴィル、曲も相まって燃えるし信頼と焦りが感じられてこう…最高!
•カモフラージュ突破したら、「アハハ、正面突破は侵入者の特権ってわけかい!」ってカフキワが言うのが好き、なんかこう、切羽詰まった状況だけど、逆に笑えると言うか、開き直りというか、図太さというか..
•レギュレータから魂が抽出されているんだ、見な、この輝きは全て、人の魂なんだ… うわあ…輝いてる….星海思い出す….
•89IDと同じように人の魂が行き着く先の路なのに、89IDはああも温かく、99IDはこうも冷たいのが…89idはパパリモやオルシュファンやミンフィリア、イゼルのような愛情があり、また、ボスとして立ちはだかられたように、恨みもあり。そこには清濁どちらも、人の”想い”があった、人間臭さがあった。でもここには、何もない。記憶は魂と分離され、一人一人違う人の魂が、同一の、可換な”資源”として、それになるために、思い出を”汚れ”として除去され、パッケージングされ、出荷されていく…
人間の尊厳の破壊度が凄まじいよね
•ナミーカさんの末路が、完全に事務の文書の書面で済まされたっていうのが、最高に嫌で最高だった、、、何回か触れ合ってその人となりを知っている人の死が、ただの文字の羅列で終わるっていう無情さがね
そこには何も特別なことはない、ただのたくさんあるうちの一つ、いつものこと、通常業務の一環なのだ。
•魔物の記憶が無価値として扱われているのも、創造生物を思うと、かなしい
•特殊用途が気になる..
•漂白された魂が資源として収納されている様子が、これまでもそうだったけど、あまりにも高速で、あまりにも効率的で、ウッとなってしまった
•記憶残滓が付着したままの魂資源を投与されたものは、記憶の混濁や人格の崩壊につながる恐れがある.そういう同人チョットヨミタイ
•忠実な人格の固定が焦点となるだろう、最近やった別ゲー思いだした(sanabi)
•ちょっとまって、動画見返してたら…ラスボスのアンブローズってさ、アジトの姉妹のパパじゃね….
•ソウルケージって魂が収められていると点灯する、ってアリゼーが言うけど、それ教えてくれるシーンってこれまでにあったっけ?
•たくさんの魂を吸い込んで崩壊しかけているであろうゾラージャ兄に期待が止まらないぜ
•急にアルフィノたちが合流!申し訳ないけど露骨に数合わせを感じる!!笑そっか、二回目の討滅も暁でいくのね
•ヴォイドゲート??
•ふらふらゾラージャ兄
•曲が爆裂にかっこいい!!!!!!!!!!!ここで寝ようと思ったんだけど曲がカッコ良過ぎてそのまま討滅行っちゃったよね
途中でストップっていうか一回ぎゅってなるのが好き
途中でピアノで静かになるのも好き
•(もっと人格崩壊してほしかった)
•お前の兄…グルージャジャの息子…奇跡の子….俺はなんだ…どこに向かう路を進んでいる…?という戦闘前のセリフ、この俺こそが真の後継者に相応しい存在であると!って、本人にとっては30年も前のことを引きずる様子、流石は奇跡の子!偉大な王となられるはずだ!(この幻覚ラハくんとアリゼーには見えてないけど自分には見えるんだよな)という幻覚、形態変化時の奇跡の子などいない!というセリフ、双頭かつ片方は頭がない第二形態、父親に選ばれなかった俺に、父親など務まるものか…という戦闘後のグルージャへのセリフ、全部、父親が絡んでて、根本の行動動機、自分の存在意義が全て父に依存しており、父に劣る自分は意味がない、という考え方、価値観が深く深く根付いていたのだろうなと思います。親は双頭なのに自分はそうじゃないのもかなりコンプレックスだったと思う。多分初めは父親の役に立つというかそういうことがきっと初めの気持ちだったんだろうけど、それがいつしか父を超えることが目的になり、手段と目的が逆転してしまったんだろうな
•てか双頭で片方だけ頭なしなのえぐいよ
•外から中心にくるaoe避けるの楽しい(なお避けられるわけではない 極やばそう)
•アルフィノとニャン呼びかけあってて仲良くてわろた アリゼーにもいわれてる笑
•父が、、息子が、、弟妹が、、見える、、
•お前に残すものなど何もない、俺はお前を、どうとも呼ばない、(これは奇跡の子って呼ばれた自分を考えてると思う)お前にどうあれとも願わない、というのは、父の影をずっと引きずって来た自分のようになってほしくないという一抹の優しさなんだろうなと思います。
•何も遺さなくたって、あなたが父さんじゃダメだったの?というグルージャ。父上から何も受け継げなかったというセリフも合わせて、ゾラージャは、自分を(そして他人を)行為のレベル、すなわち”何を成したか”でしか評価することができなかったんだろうなと思います。奇跡の子などでは…..と、最後に言いますし。奇跡の子、という名に相応しい行いができるような存在でないとダメだという思いがあったんだと思う。それに対して、グルージャは、そんなことよりも、あなたがあなたでいてくれるだけで、父さんでいてくれるだけでよかったのに、と、存在のレベルで認めようとしてくれていた。たぶんグルージャジャはゾラージャのこと存在レベルで認めてくれていたと思うのですが、その愛が伝わらなかったのかなぁ。
•あ、この砂時計みたいなやつ…
•スフェーン、分かり合えなかったね
•これなあ、スフェーン自身が道理がわからない人じゃない、むしろ考え方は同じなのに分かり合えないってところが辛いよね。前半はは考え方が合わない人たちの間でお互いを尊重しあうような話があったけど、後半に来て、考え方は合うのに、利害が一致しないパターンが出てきたんだな
•あーやっぱりカフキワ..
•人のために他人の命を犠牲にするのはダメ、じゃあ、それが自分の大切な人だったら?同じこと言えるの?っていう、ね。でもね、広い目で見たらみんな同じなのよ、国なんて、人が勝手に決めた境界に過ぎない、みんなそれぞれに大事な人がいる、だから、同意もなしにそれを奪うのは良くないと…思う、思うよ、思いたいよ、、
•えっ?別の鏡像世界?もう一個追加で出るの??
•変化を受け入れないのがよくない、悲しみを無かったことにしない、というのは暁月からあるテーマな気がする。厄災にたいする古代人の行動についてのもろもろね
黄金感想その10 〜2つめシャットダウン
•コーナ叔父さんにわろた
•おじさんおばさんよびが年寄りの方と被るからちょっとむずむずする現象って、日本語特有なのかしらね?英語だとどうなっとるのかな?
•グルージャはグルージャ、父親の罪とは関係ないと言い切るラマチがよかった、受け継ぐべきものと、そうでないものの切り分けは大事だよね。
•で、母親はだれなのぉ!?
•父さんは証明したかったんだと思う、偉大な王様の子供じゃなく、自分は自分なんだって。やっぱりそうよね〜。ただ、もうちょっと描写が欲しかったかな、そこに至るまでの… そこに執着してる様子はたくさん描写があったけど、そこに至るまでのこれまでがないから、若干唐突感がちょっとあったかなぁ。でも、そんなの、”これまで奇跡の子と呼ばれ続けてきた”ということだけで十分なのかも。ゲームだから神の視点で過去のことを知れるけども、現実では今目の前にいる人がそうなったバックボーンは聞かないと絶対にわからないわけで、そういう意味で、普段から人の言動をうけとるとき、その根源であるその人の原体験を想像する努力ができる人になりたいなと思った。えっとつまり、ゾラージャ兄さんについて、ゲームを遊んでいるなかで私はちょっと描写不足を感じたけど、でも人の内面はそもそも現実では絶対に直接は知れないので、これくらいの、”側からはその行動の動機が想像しかできない”くらいの情報量なのがむしろリアルなのかもと思ったりした
•ゾラージャはとにかく比較でしか欲しいものが考えられなかったのだろうな…そしてそれは、たぶん、ほとんどの人から父と比較して扱われてきたせいだと思うのがやるせない….
自分のことを大切にできないと他人を大切にすることはできないよね。だから民をおもえなかったんだろうな
•自分の実力に自信がありそうだったのに実はコンプがめちゃくちゃあるのは申し訳ないけどちょっとグッとくる
•父さんと違ってまっさらだったから、僕は捨てられたのかも知れない。むしろ捨てることが愛情というか、親に囚われないために遠ざけたのかも知れないということかな?自分が嫌だったことをされないようにという気持ちは分かりつつも、でもその結果親の愛を受けられないのも事実で、他にやり方あっただろ!っていう…てか、ゾラージャはグルージャジャパパから愛を受け取れなかったのかしら ラマチやコーナとは仲良さそうだったけどなぁ ゾラージャが曲解して閉じこもっちゃったのかなあ
•心の内を見せてくれないなんて言ってないで、もっとふみこめばよかったんだ…アタシから…!というラマチ、そうなんよ、知りたいマンのラマチなのに兄さんには一歩引いてたよね。でも、家族だからこそ逆に踏み込めないという心理もあるよね。関係を壊したくないというか…
•ゾラージャ兄さんは、最後の戦いで蘇生用の魂を残さなかったと聞きました。きっと兄さんなりの矜恃だったのでしょう….。ハッ、確かに。というか、じゃあ、とわびとになってたりする?
•20年前原初世界に渡ってきた鍵が、今回ヤースラニ荒野で使用されたのが局所的な世界統合の始まりだった、なるほど?ゾラージャが扉を開けて入った時って局所的な合体が起きたのと同時なのか?あれ?
•エバーキープの最上層は元の世界なのか!世界統合ってそんなに空間的にまだらにできるのな
•別のゲートを使うのよ、あ、扉か、な、なるほど??えっと、第9世界単独のところと、原初世界で混じってるところがあり、混じってるところは原初世界から行けるけど単独のところは何かしらゲートがないといけなくて、エバーキープの最上層の穴はそのゲート(これまでずっと開いてたのか?今回開けたのか?とわびとの維持をずっとしてたわけだからずっと開いてたのかな?)だし、扉もそのゲートだということか
•耳飾りはコードだったのかー
•セノーテまで遠くない?エーテライト全然ないよな
•とうとう扉が開くのか!
•正しく鏡像世界に繋がるゲートかぁ 第一世界が観光地になる日も近いか!?!? てかじゃあさ!!!ゼロちゃまにさ!!!会わせて!!!!
•役割分担シーンでちょっとすぐには決心できてないアリゼーがかわよ
•アリゼーに声かけられて嬉しい 門番してくれるなら安心だ!にした
•この人に全部背負わせないでよね、って言ってくれるアリゼー!!!!!!!!
暁月でさあアリゼーが“なんでこの人が一人ぼっちで戦わなきゃいけないの?世界にはこんなにあなたを想う人がいるのに”って言ってくれたですけど、、、それを思い出した、、、ヒカセンがみんなに任せられるのを心配してくれる随一の子だと思ってるよ うれしい かわいい 好き
•わかってるわよ、私だっていつまでも子供じゃないんだから、ちゃんとわきまえてるわ。大丈夫、あなたが進む路は間違ってない。あなたが守りたいものを、私たちもここで守るから…だから、いってらっしゃい!成長したなぁアリゼー、、、、、、、うおーん
•竜に似たオオトカゲ食い出がありそうだから後で狩って来ようってニャンお前さあ(褒めてる)
•黄金のレガシーって名前、レガシーは過去の人々だったのなぁ あと、その人たちの残してきた、受け継ぐ想い、ってのもあるのかな
•誰も彼もが笑っている、叶わなかった夢を語りながら。皆確かに生きていて、失われるものは何もなかった….
•オーボエの音色があまりにも優しい 子守唄みたいな曲…
•まどろみなんだな、、夢から醒めるときなのだ、、
•マップ経験値が欲しいためちまちまジョブを変える
•なんかてっきりこう現実にはない夢の世界、死後の世界にむりやりとびらをこじ開けて生身で来てるみたいなイメージだと思ってたんだけど、どちらかというと、場所は現実世界としてあって(表面はホロみたいな感じで上書きされてるけど、ちゃんと本体はある)、そこに、記憶をベースにエーテルで実体化された人が暮らしてる、って感じで、だから普通の人も来ようと思ったら普通に来れるところなんだな
•作られた当初は生きる人のための施設だったと言ってるし、やはり施設は現実のものなんだな
•クルルさんのいつか帰るところがあるのだからってセリフ、9思い出す〜
•私は生前の人格を捨て去って命奪うマシンになる!!ここで泣かれたのはちょっとなんかあんまり気の毒にとか可哀想とか思えなくて、泣くのか…ってなっちゃった なんでだろう、スフェーンが人格を捨て去ることの悲壮さがあまりわたしは受け取れなかったな…
•一足遅かったね!!ってところはちょっとメーティオンのちょいこわ演出思い出した
•カフキワママ美人〜
•死因はなんなのかしら?
•みんな楽しそうだよ…
•永久人を消して欲しいんだ….あぁ〜そうか….そうなるよな…それをママの口から言わせるか….
•実体化を適宜できるなら、省電力状態にしておいて、たまに会いたいときにだけ呼び出したりできないのかしらとか思っちゃった笑 でも、いつまでもそうやって過去に縋ってたら前に進めないのよね、、あ、、永久人って10の死人と同じだな?10の異界参りであんまりそこに縋ってるとよくないって思った記憶思い出した
•どのみちメインターミナルを消したら皆消える、だったら、少しでもいいときに消えたいでしょ?鏡像世界から奪われる命だって、きっと誰かのかけがえのない命なんだから。カフキワの考え、素敵ね
•スフェーンも被造物であり、その使命に抗えないのだと。プリザベーションきなくさいな
•うまい!!といいはるラハくん健気でかわいいne
•水路で困ってる人を気にするラハくん偉いかよ
•実体化という概念があるのね、エーテルが解けると消えちゃうのか、でもそこまでの記憶は保存されるからまた実体化されたら続きから遊べるドン!なのか
•とってきてあげるヒカセンはやさしいナァ
•あってか今更だけど暗黒lv100になって漆黒の翼が生えました!!!!!厨二〜〜SAIKOU 習得して初めて使ったとき羽生えた!!って厨二すぎて爆笑しちゃった(褒めてる)
•レギュレータのおかげで悲しまずに済んだのに生前は大事な人がいた気がしたからって結婚しなかった、と。これは、かれのほうは先に死んだから彼女を覚えているが、彼女は彼を忘れていたわけだが、永久人となった今は彼女は彼のことを思い出しているのか?それとも忘れたまま?あ、死んだときに、本人だけでなく、周りの人の記憶もメインターミナルに預けられるっていってたっけ?じゃあ、死んだら全部思い出すのかな?カイロスと同じか
•ラハくんとゴンドラ
完全にデートやろこれは
•さっきの人が無事結ばれたみたいで心があったかい
自分たちはこれからこの人たちを永久に消すんだけどな!!!!!!製作者趣味悪!!!!!!!(褒めてる)
•なあ、あんたはさ、死んでしまった人に会いたいって思うことはあるか?オレはあったよ…あったけど…一番の願いは「生きていて欲しい」の方なんだ。1日でも長く、健やかに…叶うのならば、幸せに….
まず…これ、”ある”じゃなくて”あった”ってことは、やっぱり、ヒカセンのことだと思うんだけど…(今は生きてるから)重いぜ…!!
で、それとは別に、このセリフはとても染み入るというか、深く共感しました。どうかみんな、幸せに生きていて欲しいですよね。
•こういう場所があったら、オレはどうしたかな… そうよね…こんなね、楽園みたいなさぁ…自分の身内がここの住人だったら、消せるか?間違ってる、って言えるか?っていう… まあ、それをエレンヴィルは試されてるわけだけど…かわいそ
でもこういう”問われる”展開は好きよ
•あの時計、よく見たら針がないんだな。永遠を刻む時計に、針は必要ない…か… のラハくんのセリフで時計を見たら、ほ、ほんとに針がない〜〜うわぁ〜〜〜なんか、、なんだろう、、みんな幸せなのにどうして、、悲しい、、せつない、、永遠なんてないのだ、、、
•皆、今この瞬間を慈しむように笑ってたんだ。うん、、今を大切に生きたいなぁ…
•もちろん奇跡には違いないんだけど、なんというか、ここは「そういう場所」なんだよ。ターミナルに計算された死後の世界だからね。生前の未練に関わる大切な人と再会したって話は、ここじゃ、よく聞くんだよ。ははー、なるほどな。そこまで計算されてるのか、、なんか、奇跡まで計算されてるのって、体感は幸せだけど、なんかつまんない気がするな、、
•カフキワは死後の記憶ですら好奇心が抑えられず、機械の体で抜け出したと、なるほど、物理的に存在はしてるから生者の世界に干渉できるのね、永久人の世界便利だな笑
•噴水綺麗〜 エレネッシパの記憶にも残るといいな、ああ…ううっ…
•ああ!!ナミーカ!!そうじゃんここにいるよな
•会えたってことは…消すってことなんだけど…
•夢なんかじゃないさ、のちょっと泣きそうなウクラマトの声が..
•命は受け継がれていくもの。全てを永遠にそのままなんて…できやしねぇんだ…
•シャットダウン、ガッツリ光景が変わって、なんというか手間かかってるなと思った
•ていうか、この手でボタンを押してシャットダウンさせるのがね….キツイよね….メッキが剥がれるみたいにさぁ景色が変わっていって、みんな寝るみたいに電気が消えていって、、、音楽も消えてく….廃墟みたいになっちゃう…はりぼてっていうか、仮初っていうか、、泡沫っていうか、、
•いろいろSS撮って残しておいた
•消えるのは悲しいけど、消えるからこそ、生まれるものがあるのよな、、、
•おやすみ、みんな。ここは揺籠だったのだろうな
•強い未練を持っている永久人はしばらく存在してるかもって、ますます死人やんな!笑 パソコンみたいに0/1じゃないのね
•どうにも気の毒でガイド役の青年クエだけ受けた 生前も今も人と関わるのが楽しかった!と….今を大切に生きねばな、、、
•このエリアはまさに黄金時代を表していると、この”黄金”も、黄金のレガシーの意味にかかってるんだろうな
•リェーメグみたいって言ったらラハくんがゲッってするんだけど話してなかったのか…あ、ちゃうや、イルメグじゃなくてリェーメグって蛮族の方か、分岐選択肢?
•この曲よく聞くから、9の曲だろうけど名前思い出せないなと思って改めて調べたら、限りある時間(とき)なのな……………….
•9のアレクサンドリアっぽい〜ビビ操作した序盤を思い出すな
•星空の床綺麗だなぁ そうか、雷に偏って、もう星空は見えなくなっちゃったんだな…
•生のオーティスおったんかワレ!!
•子供ミコッテはかわいいなぁ☺️☺️
•あのオーティスとは、私は常にこのオーティスだが?っていう返しわろた
•着ぐるみで歩き回るの楽しい この姿ならレポリットダンスをしても違和感がないぞ!!
•ここのエリアは特に子供が多くて、遊園地みたいで、なぁ…
•建国祭の劇見てくれる子供偉いな…歴史を学ぶのは大事よねぇ 今の我々がこうやって過ごせているのも昔の人々のおかげなのだから
•劇!?剣劇か!!それはいいな
•これ私タンクだから全然違和感なく見れたけどヒラさんメインの人はちょっとちがうかんじするかもね
•この刃に懸けてやん!そっかチャンバラのあそこじゃん
•9のシーン見返したら、さあて、お集まりの皆様!と、厚手のハンカチをご用意ください、って言ってたわ
•演劇もうちょっと長くてもよかったんちゃう?
•ウクラマトのフォロー偉い
•アレクサンドリアは今も健在か?に対して、ああ、お前が生きてきた頃とは、だいぶ様変わりしていると思うが、お前たちの子孫は、今もアレクサンドリアの名を掲げて、懸命に前を向いて生きているぜ、っていうのがよかった
•機械的に保存された記憶が全てじゃない。こうしてあんたたちが受け継いでくれるなら、永久人たちも…あたしたちも、浮かばれるってもんさ。
•ここまで、母親だけ出てくるパターンと、父親だけ出てくるパターンが多くて、両親共に出てくるパターンがレアな気がするな
グルージャジャの嫁さんは全然出てこない、ラマチの実の父親の嫁さんも誰だかわからん、(ナミーカはでたけど)、ゾラージャの嫁さんもわからん。一方、エレンヴィルは、カフキワしか出てきてなくて、、クルルさんの両親は2人とも出てきたね。なんとなく、父親は越えるべき存在として出てきて、母親は守ってくれる存在として出てくる印象がつよいなぁ 道標になってくれたという点では、カフキワママは父親っぽい要素も含んでいるような気がする
黄金感想その11 〜ラスト討滅手前まで
•ヒカセンの過去視のおかげでクルルさんの両親が見た目で分かった訳だよね、何気に主人公力発揮してる 過去視は特別な力じゃないって暁月で分かったけど、でもこんだけの頻度で起きるのはやっぱりヒカセンの特性なのかな
•両親の名前がこっちのララフェル式じゃない!
•ぎこちない…ぎこちないぞ…にわろた
•同じ釜の飯(釜でも飯でもないが…)を食べるのはやはり打ち解ける証だよね、物語の役割としてもだし、現実でもそう思うな
•この前友人から聞いた話で、食事シーンの物語における役割というのがあって、悪役は飯を食べるシーンがないっていうのが面白くて。ご飯を食べるという行為は本能的で、無防備なものだから、それをしていることがわかるだけで親近感が出てくるんだよな。(ゼノスには謎の気持ちが生まれたが)スフェーンも食べるシーンがないよね(これは体の都合があるけども)。そういやクッキング対決でも兄さんは食べるシーンがなかったな…
•運搬のプロを舐めないでほしい わろた
•お使いのエキスパートだからね!(まだ根に持ってる)
•それはそれとしてそれを自分から言い出すヒカセンに笑う
•な、なんだよ、お前そんなにモノを運ぶのがうまかったのか!?恐るべしだな、冒険者…。真面目にリアクションしてくれるラマチが好き笑
•とけないうちにSSを撮る冒険者
•クルルさんが わっ、すごい!!って言ってくれて嬉しいよ
•自分がエレオスなもんだから光景がなかなかシュールだよ笑
•体張りラハくん偉いぜ!
•クルルさんの両親は、一族が受け継いできた、世界を渡る力を持つという鍵を持っていて、雷やばいから第九世界から異世界に逃れようとしたけどうまくいかず、そんなときにプリザベーションが接触してきた。プリザベーションの目的は異世界からのエーテル簒奪でしたと。プリザベーションってゾラ兄は関わってないよな?あれ?でもクルルさんの両親が鍵を原初世界に渡したのは20年前だから、、あれ?原初世界との時間のズレがあるなら、第九世界的には50年前????うーん??だめだ、第九世界側のタイムラインがわからん
•プリザベーションは永久人を作ったし、リビングメモリーも彼らが手がけた、じゃあプリザベーション自体はむかーしからあって、クルルさん両親に接触してきたのが最近なのか プリザベーション関連は追加パッチなのかな そこらへんでタイムライン整理してくれるかな、、
•なんか、意外とめんどくせぇな…なラマチにわろた
•アッ!!なるほど、クルルさんの魂が薄くないのは、第九世界の人だけど、その人たち自体がもともと原初世界から渡ってきた人だからか!!なるほどなー!!第五霊災ともからめてくるのか〜
•南洋諸島とか算術士とかきになる!算術士、キャスででないかなー
•仮面当ててやったぜ、、、この下りは追加パッチで意味がわかるのかな、、
•その心とて、善悪の境目は実に曖昧だ。誰かを救いたいという思いが、別の誰かを滅ぼす脅威になり得る。そうね〜 現実でもみんな100点は難しいのだ、、
•クルルさんにもう一つの名前があったのねえ これも原初世界と違う命名ルールだー
•両親を消すという決断を、帰せずしてエレンヴィルだけでなくクルルさんも背負った訳だが、その顔は明るいのは、そもそもが会えると思ってなかったからで、ボーナスステージみたいなもんなんだよな、エレンヴィルは、だって今も生きてると思ってた、ずっと一緒に過ごしてた人なわけで、、
•勇気を出してきてよかった、私を信頼して、ここまで連れてきてくれてありがとう、えっと….そ、それだけ…っていう若干口下手なクルルさん、普段結構お姉さんポジだから、急にまだ22歳なんだよなって思い出して可愛いなってなった
•エレンヴィル来てないけどええんか???!
•保存されていた記憶は消えても、受け取った愛情は忘れないわ。きっとこの思い出が、私の背中を押してくれるから…! それこそ、現実世界でも、こうやってゲームとか本とかで受け取ったキャラクターの言葉でも、それらが、自分の中に生きて、背中を押してくれること、あるよね。
•悔いは残してほしくねえんだ。できれば最期は、笑顔でいてほしい。ってラマチが言うんですけど、これは、きっとカフキワがエレンヴィルに対しても思ってることだと思うんですよね、だから、自分が消されるのに…というよりは、エレンヴィルと会えなくなってしまうというのに、こんなに明るく振る舞ってるんだろうなと、最後まで息子には笑顔でいてほしいんだろうなと。
•だって、他人を煙たがってばかりだった子が、こんなに素敵な仲間を、ぞろぞろ連れてきたんだからね!の時のエレンヴィルの嫌そ〜〜な顔笑恥ずかしいんだろうな笑 でもほんとに、自己開示が上手くなったよな、自分から掴み取っていけるようになったと思う
•カフキワさんにいろんな世界で見た生き物の話全部してあげたかったな
•そのあたりの生態系を比較してみるのも面白いんじゃないか?っていうのに、それ、いいじゃないか!ってカフキワに言われて黙るエレンヴィル、かわいいね 嬉しかったんだね
•こんなに好奇心旺盛な人なのにトラルの外に出たことなかったのが意外
•絶滅寸前だった植物も、こうして環境を整えてあげれば、永遠に失われることなく生きていくことができる…なんか、私たち永久人みたいだよね。 たしかになぁ
•コンデヤパタも、イーファノの樹も、9の地名だ
•たとえ本物じゃなくても、かつて存在したものが再現されて、こうして後の世に残されているのって、なんだか嬉しいよね。っていうせりふ、FF16のドレイクファングパンクエ思い出した。 永遠はなくて、いつか失われてしまうけど、そこにあった思いは形を変えつつも受け継がれていき、人の想いこそが永遠なのだ
•なんか爆発するどんぐりを飛ばしてくる
•生物の種別にあれやこれやいうの親子だなぁ…ほほえましいなぁ…どうして(血涙)
•異界の動物も見てみたいもんだよ!っていうカフキワにしょんぼりするエレンヴィルがよぉ…
•てか、エレンヴィルの表情、すごいうごくよね
•三人ならあと1人は来れるだろうって誘ってくるエレンヴィルくん!?!
•ヒカセンへの矢印が増える増える
•カピバラちゃんやんけ
•めわぴゃら
•アハハ、いいじゃないか何が空とんだってさ! そりゃあ、今更何が飛んだって構わないが…構わない…か…? わろた
•古代レビテト因子説、ラヴィリンソスのお得意様クエで聞いた気がする
•エレネッシパの名前の由来は、渡り鳥なのねぇ 込められた想いがあったんだね、これもまた、受け継ぐものだなぁ
•あー終わっちゃう
•自分の手で消さなきゃいけないっていうのかよ、、!あいつ、人の気も知らないで、、!ってエレンヴィル言うけどね、やっぱり君の気持ちを知ってるからこそ明るく振る舞ってるんだろうなと思うよ、お別れは明るくいきたいもの、、
•ホロの鯨が綺麗
•これからもきっと、あんたはいろんな経験を積んで、たくさん失敗も、後悔もするだろうさ。それでも、前に進み続けてごらん。いつかあんたが自分の路に迷った時、その記憶が、標になってくれるから。 大切にしたい言葉です
•だからほら、顔をあげて。私の記憶も連れて行ってよ! 前向きなカフキワ、大好き
•最後まで我慢してたであろうカフキワの涙を、みなかったことにするように目を瞑るエレネッシパがね…母親の意地を貫き通してあげたかったんだろうな
•うおおクエスト「黄金のレガシー」だ…!終わりかぁ
•よし!イクゾ…….アッ!!!!IL足りねえ!!!!!!!ズコー_( ┐ノε:)ノ
•崩壊を見せつけられるの、アーモロートみたいだなあと思ってふとid名見たら、漆黒から、〇〇幻想って名前になってるんだね(終末、最終、記憶)
•記憶の主に案内されるのもアーモロートっぽい
•街並みがレトロっぽいのにエレクトロープっぽい設備が見えるのがなんだか奇妙
•プロトコルが襲ってくるの帽子世界思い出すな(突然の別ゲーの話)
•丸バツAOE避けるの意外と難しいyo!!
•最後のあたり、風景がバグってきて不気味で楽しい
•スフェーンさまの記憶が保存されてるって噂だぞ、エバーキープ完成まで諦めるな、ってセリフと、私が微睡む時代の踏破ってかかれてることから、ラスト面はスフェーンが死んでから永久人になる直前の記録か、ここの間はスフェーンは生きてもないし永久人でもないから、そこを生きた別の人の記憶から再現されてるのか?
•仲間がみんなイナクナチャタヨ
•砂時計にもアゼムマークがあるのだが、、!?
•最後の討滅は8人でCFって縛りがちょっとお話に制約ついちゃうのがなかなか大変だな
ここから最終面サブクエ——
•てかサブクエの数少なすぎて泣く…みんないなくなっちゃったから…そして消したの自分だから….
•子供と弟を探すクエ、お前がこの街の景色も子供も消したんだぞって見せつけられてる感じで辛いンスけども
•あでも、ここまでこうやって書いてるけど、別に作中の人に自分の選択を責められてるわけでもないので全然嫌な気持ちにはなってなくて、楽しんでます! こういうの、ちょっと匙加減違えると、ゲームの制作者に対して、あんたがやらせたのになんで怒られないといけないのか??みたいな気持ちになる場合もあるので、難しいよね〜
•あっ、ナミーカと同じ電車に乗ってた人か、君!!
•障壁の外へ出られなくなってしまったのだと、やっぱり、つまり、”原初世界においてこの前”の、ドーム爆発のタイミングで、ヤースラニにいた人は、そのタイミングで障壁に閉じ込められて、第九世界とくっついて、かつ、30年前に飛ばされた、という経験をしたということでよいのかな?
•あ、漆黒の時も、こっちでは全然時間が経ってないのに、第一世界では時間が経ってたりしたよな、そういうことか でも今回はズレであり、時間の流れのスピードがことなるわけではないのかな
•今この瞬間も、あの子が生を謳歌しているのなら、兄として、これ以上嬉しいことはありません。ラハくんの言葉を思い出すね、ただ健やかに生きていてほしい、、
•私はね、弟と一緒にいた時間が人生で一番幸せで、あの頃に戻りたいと、ずっと願い続けてきたんです。けれど、ヤースラニ荒野で同じ境遇の人々と支え合い、新たに出会った技術者仲間から未知の技術を教わって..そんな日々もまた、輝かしく充実した時間であったと、今頃になって、ようやく思えるようになりました。
ってのが、よかったなーって思いました。過去の記憶に、いつまでもあの頃が一番幸せだった、良かったなって縋ってしまうことってあると思いますが、そうやっていつまでもそこばかり見てると、目の前にあるせっかく素敵なものを見逃してしまうと思うんですよね。昔の思い出を捨てろというわけではなく、いつまでも同じではいられないのだから、変化を受け入れ、せっかくならそれを前向きに捉えてみるのがいいよね、ということで…そういう意味で、彼は変われたのだなと、なんだか安心しました。
•君の小鳥になりたい、9ネタだねっ ここから他の方の感想読んだりとかして考えたこと↓
•両親の話、バクージャジャのこと失念してました。あそこは両方とも出てたね。でも母親について触れられるのがずいぶん軽かった気がする、どっちかというと産む方が大変
•永久人の生への執着が薄い、むしろ背中を押されるのがのが救いというか、消すな〜〜!!!って本人たちから言われないから、まだ罪悪感が少ないというか、、でも私たちに罪悪感を感じてほしくないから消えたくないけどそう言わないでいてくれていた可能性もあるよな、、、止められた方が悪役になりきれた説もあるな、、、
•感想書いてて読んでて、私が消す辛さばかり考えてたけど、消される側の辛さを忘れていたことに気づきました。消されることへの辛さを表に出してくる人がいないから(みんな満足して背中押してくれるから)この行為は辛いけど正しいことなんだって、無意識に感じちゃってたなぁと今思う。ソ9の人がもし遺族の記憶を持ってたら、自分の遺族を殺されてるわけで、ヒカセンたちはそう考えるとめちゃめちゃ敵ムーブしてるんだなとか、考えもしなかった…それに、大半の永久人にとっては何も合意しないで勝手に消されてるわけだからな、、(カフキワさんにそこは責任あると言う考え方もあるけど)私は自分がどう思うかばっかりで、人からどう思われるか、人がどう思うか、(消される本人も、それに関わる人たちも)全然考えたことなかったな、 と、他の方の感想をを読んで思った。
ここで、これ、16ラストのまーさんの感想読んだ時と同じだ、、と、気づきました。わたし、クライヴくんの選択や気持ちばっかり考えて解釈したりしてたけど、残される側の人たちの視点について全く考えてなかったんですよね。
主人公贔屓(クライヴくんもヒカセンもすきなので)というのは多分にありますが、それ以上に、私自身が、自分視点で物事を考えがちな傾向があるなと自覚させられました、、
•ていうか生者のエーテルを喰らってまで生きてやる!!っていう悪役永久人がいないんだよな、永久人のシステムを悪用する奴がいなくて、街にいる人みんないい人なのよね。これって記憶操作や欲求操作されてるか、それとも永久人になるひとは選別されてたり、実体化する人が選別されてたりするのかな、、?ここで、自身の脅威になりうるカフキワは実体化されてるから選別されてないのではとか、そう言う人リビングメモリーを馬鹿げていると考えて楽しめないタイプの人はそもそも未練や奇跡を望む思いがないから、優先度が低くて実体化がされないのではと言う感想を見てなるほどな!!と思いました
•リビングメモリーについて、みんな幸せそうだからこそ、偽物だと感じた人の感想も見て、驚いたとともに、腑に落ちる部分もありました。エルピスも同じく皆幸せそうな世界でしたが、創造生物についてなんか妙なことに執着して興奮してる変人とかもいたりして、この人たちも古代人とはいえ人なんだな、生きてるんだなって感じがしましたが、永久人はなんかみんな綺麗なんですよね。それがより一層夢感があるというか
•レギュレータの設定やソ9のあたりは、いわゆる普通のサイバーパンク物のような暴力的、刺激的な表現は、ファンタジーであることや年齢制限的にもないにも関わらず、そのえげつない設定のおかげで、人間の尊厳についてガッツリ考えさせられて、よくできてるなと思いました。
•周りの人の記憶が消されるのは、優しさではなく、遺族に、魂を資源に利用されることを反対されないようにするためではという感想を見て、うぎゃ〜となった、、、でもめちゃくちゃ説得力ある、、、
•ラハくんは強くてニューゲーム状態なわけで、魂を引き継いでるところとか、記憶を引き継いでいるところとか、レギュレータ+永遠人状態みたいなもので、その恩恵を受けているにも関わらず、似たような存在の永久人を否定するのはなかなか辛いものがあるだろうなと思いました。というのを、たまもさんの感想を見て思いました。ここでもやっぱり、自分の感想では、ラハくんからヒカセンの思いの方に気がいっちゃって、ラハくん自身の境遇についての視点がすっぽり抜けてて、上でも書いたけど、ほんと気をつけたいな、、
•葬儀屋さんの方が、黄金のストーリーの”悲しみ”について話してるツイートが印象的だった。
https://x.com/caorannffxiv/status/1814637477992288538?s=46&t=jaxu71RALgC_ADr-pUHPfw 特に最後の、
When people find out I’m a funeral director I often get asked if it’s “depressing with all the crying” and I always reply -
that I hear laughter coming from visitation rooms more often than tears.
というところ。
悲しみは辛いものだけど、乗り越えることで前へ進むことができる。それがない、排除されているソ9は停滞しているんだなぁと。
黄金感想その12 〜クリアまで
•エターナルクイーン行くぞ行くぞ!!
•ビームの緑と黒のAoe表示がすごく黎明期のデジタルな感じ
•地面がきえた!!砂時計みたいな形してるな..
•2人で引っ張ってAoeの位置を決めるのちょっと楽しい
•この地面の細さで吹き飛ばしヤメテ!!
•壁の穴通るのあれみたい、テレビ番組の壁が迫ってくるやつ笑
•最強全体攻撃タンクLB使うか悩んだ(今回は別にいらないやつだった)
•なんか色んな種類の全体攻撃が順番にくる!!なんかデバフついてる!!うおおお
•途中でD3人以外全滅したけど赤魔さんが蘇生してヒラLBでなんとかなった、、あせった、、
•お!ラマチ〜!
•きょ…曲がーー!!!うおおおー!!!
•私がみんなの笑顔を護るんだとか言われたら辛いからヤメテ!!いやわかってるんだけどね、漆黒でもそうだったけど、誰かの正義は誰かにとっての悪になりうるので…残念ながら今回はお互いのいく路が交わることはなかったのだ…
•スフェーンへの言葉、お前は国を維持するシステムに過ぎないは流石に血も涙もなさ過ぎて選ばなかったけど、ちょっときになる… 優しい記憶を抱えすぎたんだにしました
•だめだよね、起こらなかった奇跡に縋るのは。って言葉でようやくなんかスフェーンのことを身近に感じられた気がする
•でもね、これだけは信じてほしい。キミたちと過ごした時間は、短いけど本当に楽しかった…と言われて、よかったなーと思いました。この記憶は消えてしまうけど、いつか消えるからって無意味なわけではなく、その時間は確かに存在したし、データからは消えてしまうけど、その記憶はラマチやみんなの中にあるし、それは受け継がれていくのだ
•ヒカセンは鍵もらって何ゆうたんやろ?
•魂戻ってきた!!そんなみんな床に直にバッタリ倒れてたの笑笑
•メインターミナルもシャットダウンされて、空を覆う黄金の輝きは消え、全ての灯りが消える…空が普通になると、本当に廃墟みが増すな….花畑がまだ鮮やかなのがさ…また…
•帰り道、まーたニャンとアルフィノ話してる!!わたしはニャンにアルフィノ取られたとずっと思ってますからね 許さん!!!!笑
•アリゼーとうちの子話しとるやんけ!!!アリゼー好きだからうれしい 小躍りしちゃう
•バクージャジャじゃねえかワレ!!トラル勇連隊入ったのお前!?経緯教えてくれよ!!更生まで早かったなー もうちょっとしおらしく道に悩む時期が長くても良かったのよ(心が折れている姿が栄養になる妖怪の発言)
•エバーキープは無事ってことはレギュレータシステムは今後も継続ってことだよな…スフェーンがいなくなったことはみんな認識してるってことは、永久人関連はなくなった、ってことかな?魂リサイクルだけ残って、、スフェーンがの存在は特殊だからちょっとわからないね、普通の人が死んだ時はまだ普通にそれらの記憶が消されてしまうのかもしらんけど… 少なくとも空に預けられることは無くなったはずだよね、多分
この我々の倫理観的にはあまり受け入れ難いシステムが依然として残り、それを普通として受け入れている人々がいる状況が変わらないのはむずむずするが、、このシステムが間違ってると考えるのは我々の価値観なので押し付けるわけにはいかない、のかな〜 永久人と違って別に犠牲は外部に出ないシステムなわけだしね..止めなきゃ行けない理由はないよね… でも、死んだ人の記憶がもし消えなくなったのなら、魂リサイクルシステムにも拒否反応を示す人が出てきたりするのかな
•てかグルージャの母親が気になり過ぎてグルージャ関連の話が頭に入って来ないんだわ笑
個人的にはクローンかなと思ってる、、
•ラハくん!!!アリゼー!!ご飯が無駄になりかねない動きはよくないぞ!!
•この後の笑顔で手を振るクルルさん、めっっっっっっっっちゃ可愛くない?????????????
•ウリエンジェさん露出多いな….
•チビージャに翻弄されるニャンにわろた いつも大体振り回す側のニャンの振り回される姿は貴重 流石のニャンもガキには勝てなかったのか笑
•地図を見るヒカセン 今回でトラルは一応全部見ちゃったのか 南洋諸島きてほしー
•おたくも難儀な星のもとに生まれたもんだなっていうエレンヴィルに微笑むヒカセン、ちょっと驚いて、…そんなもんかって答えるエレンヴィル 星を救った英雄の貫禄出てますよこれは
•エレンヴィルグリーナーやめたんか!?あーでもそっか、仕事を請け負う立場だと行き先決められないもんね 同じ旅人になったってことは行き先でたまにあったりするのかな?たのしみィ〜ン
•要職諦めてくれたんか!?!?ヤッター!!
•お前は冒険が好きでたまらなくて、困ってる誰かがいたら放っておけない奴なんだ…って。ここまでの旅で、よくわかったからな。って言われて、要職おねがい♡って言われた時から、鏡像世界の旅で、よりヒカセンの人となりを理解してくれたんだなって、そういうのをやるような人じゃないってわかってくれたんだな〜押し付けないでくれたんだなって嬉しくなりました
•スフェーンの冠?意味深やけど、、これレギュレータだったよね?たしか
•だから…気が向いたら、また一緒に旅に出よう。おたくに案内したい場所だって、まだまだあるんだ。エレンヴィル!!!さっきからめちゃくちゃなついてくれるやん!!!
•アルパカーーーー!!!
•レイドの告知だ!いかんとな
つづく!!!!
戦闘
ジョブ
新ジョブは、ピクトマンサーは現代版黒魔って感じで、魔紋的なものもありながらそこまで縛りはきつくなく、待機時間にもやることがあったり、移動スキルも気持ちいい感じ、あとエフェクトが可愛くて(大事)、やっててなかなか楽しいです。ヴァイパーは、初めのクエでたくさんスキル説明を読んだものの回しが理解できず、悲しみと共に封印したのですが、パッチでまた色々変わったみたいなのでまた今度触れてみたい。合体したり分離したりするのは単純にめっちゃカッコよくて大好き。
私は暗黒メインなので暗黒の話をすると、プランジカットが無くなっちゃって寂しい。笑まだ無意識に戦闘中に押しちゃって、無駄に近寄る人になってます。また、Lv100で覚えるディセスティームで黒い翼が生えて、厨二すぎて爆笑しました(褒めてる)。大好き。暗黒の安定した厨二感にいつも助けられています。心潤う。
しかも†片翼†
ID・討滅
今回ちょいちょいAOEが時間差+重ねがけの脳トレコンボが簡単な極レベルに片足突っ込んでないか?と思うのがちらほら。まあタンクだからたくさんバッジつけても暁が回復してくれるんだけどな!グヘヘ アリゼー、アルフィノ、ラハくん、ごめんよ...(アリゼーヒラにめっちゃビビった)(ヴァルケアル強くね?)(もう痛くないぞ)
イフイカ・トゥムは序盤の川下りがなんかミニゲームみたいで面白かったです笑あとサンクレッドに邪魔されて、未知のフィールドで船も壊されて俺ら大変なのにそんなひどい!!ってなりました。笑まあ、お前らなら大丈夫だろ?ってことなんでしょう!
差す日差しがきれい
虹だ~
ウォーコーゾーモーはどんどん登っていく感じが試練ぽくて楽しい。ゾラージャ兄さんがおっとぉ...俺が強すぎたばかりに...みたいな感じで道塞いできたの笑った。この頃をかえして(血涙)
高い!!
天深きセノーテはミステリアスな曲がめちゃよかった。急に雰囲気がデジタルになった時にはドキドキしました。
ここですぐに扉の奥に行けなかったの生殺し感がすごくてムズムズした笑
オリジェニクスは上述しましたが、とにかく毎マップ寒気がしました。でもスピード感溢れるBGMとともに、カフキワとエレンヴィルの案内で上へ上へと登っていくのは高揚感を禁じえませんでした。めちゃくちゃ興奮した。道中、ナミーカの"処理"について、淡々と記載されていたのもきつかったですね(好き)。内容は一番えぐいですが、個人的にはそこも含めて今回の拡張では一番好きなIDかも。(そういえば、89IDはクルルさんの案内で、下へと潜っていったのでしたね~)
分離
運搬
格納
アレクサンドリアは、ファンタジー世界にバグが侵食してくる光景が興奮しました!!
バグい
音楽
音楽も、フィールドの変化と連動して、前半は民族的でアコースティックな雰囲気なもの、後半はバリバリデジタルで、メリハリがとても楽しく、でも最後の最後、リビングメモリーではそのデジタルさから一転してアナログ楽器の暖かい旋律が奏でられていて、その暖かさに思わず心を打たれました。特に好きな曲をいくつか...
トライヨラ
街の賑やかさに彩りを添える元気な昼verも、ちょっと暑さが残る中に吹く風を感じさせるような緩やかなリズムの夜verも好きです。特に昼は打楽器が好き。ズンチャズンチャしちゃう。拠点BGMでこんなに愉快なの初めて。
オルコ・パチャ
アンデス音楽が元々好きなのですが、ここのフィールド曲はそれを思い起こさせるような雰囲気でめちゃくちゃ嬉しかったし、好き....ってなりました。特に昼が好きです。遥かなる時と哀愁を感じさせる笛の音、重なるギター、すべてが好き…
空の坑道
歪んだピアノ、lofiで気だるいビートが、歪んだ世界の不気味さと相まって、最高にぞわぞわしました。大好き!!!!!!!!
魂魄工廠 オリジェニクス
デジタルな疾走感とピアノの哀愁がたまらねえ!!!!!!!!超かっこいい(GOIRYOKU NO OWARI)生命の解体って曲名がさあー!!ぶちかましてくるやん(褒めてる)
ゾラージャ討滅戦
ゴリゴリのデジタルで最高!!ていうかサントラの曲名が出たのですが、調べたら、レゾンデートルは「周囲が認める存在価値という意味ではなく、自分自身が求める存在意義や、生き甲斐のことを指す」らしく………………兄さん…………………
リビングメモリー
穏やかで美しく、でもなぜだか泣きたくなるようなオーボエの旋律が涙腺を刺激してくる………シャットダウンしたあとの、遠くからかすかに聞こえてくるような響きが、黄金の輝きの名残と相まって、もう………………………………
フィールド
自分が好きだったところをいろいろと。
トライヨラ
とにかく広い!!というのが第一印象。色鮮やかで、特に昼は歩いてるだけで賑やかで楽しい。高低が激しい地形なので、ふとした瞬間に振り返ると眼下に広がる街と海が見えるのも好き。(ただ移動が大変笑)
日差しが生むコントラストが素敵
ワチュワチュする
夜に灯る明かりが素敵
夕焼けもたまらん
暑い国の夜を感じる
坂道がたくさんあるのが新鮮
道中色んなところで見かけるチビージャが可愛すぎる。
らくがきちびーじゃ(上手い)
高い高い~
あと、宿屋が過去最高にリゾートしててずっといたくなる。
海が青い!!!
オルコ・パチャ
個人的にペルーやマチュピチュ旅行に行ったことがあり、そこを思い出させるような景色でとても好き。朝焼けが特に好きです。なんというか、標高が高いところの空気感みたいなのが伝わってくるような感じで... 聳え立つウォーコーゾーモーが常に見えるのがいいですよね。音楽も好きで、ここでウォーコーゾーモーを見ながらぼ~っとするのがとても好きです。
アルパカがたくさんいて可愛い。マチュピチュに行った時は、リャマがたくさんいたなあ。
ぷうぷう
朝焼けが好き…
この空気感がたまらない
朝日も好き…
高山地帯なので意外にも雪が降る
布がアルパカ模様でかわいい
クリア後にフィールドをぶらぶらしてたら、黄金のアルパカが元気で、切なくなりました………
せめて君は元気で生きろ…
そういえば、ヨカフイ族の建物は、大きさの異なる石材が隙間なく積みあがっている(アースンシャイアの壺匠が教えてくれる)のですが、これはペルーのクスコの街並みを思い出しました。クスコの街って、インカ時代に建てられた建物と、スペインが建てた建物が混在しているのですが、インカ時代に建てられた建物はこのヨカフイ族のものみたいにぴっちりと石が組み合わさっている(12角の石が有名です)一方、スペイン建築はレンガ造りで漆喰があるので、壁を見て一目でどちらなのか分かるんですよね。
ぴっちり!
ここからの景色がとてもマチュピチュを思い起こさせる
コザマル・カ
個人的にめちゃくちゃゼノブレイド味を感じたフィールド(マクナ原生林思い出した)。ここ歩いてるときが一番冒険感あった気がする。
雄大な自然に圧倒される
アースンシャイアでトンネルを探す時ほんとにシンプルに見渡してるヒカセンが好き笑
どこかな~
シャーローニ荒野
事前情報を入れてなかったので、ビックリするほどゴールドラッシュの西部開拓時代の北アメリカで笑っちゃった。ここの橋、歩いて渡りたかった…………!!!
広大さを感じる空気感が好き
トナテニャイはおそらくサンタフェがモチーフだと思われます。壁が特徴的ですよね。
土っぽい壁が印象的
風脈クエでこの場所を知って興奮したヨエカ峡。アンテロープキャニオンに近いものを感じる。好き…
狭間に差す太陽
ヘリテージファウンド
死者の名前は永遠に思い出されない
ここも風脈クエで知った場所。そもそも墓地という文化自体が風化してしまったという事実に辛くなりました。そして墓参りをしたことがある?という質問に、友の墓参りを思い出しました…………
gorilla-chikuwabu.hatenablog.com死んだ人のことを思い出すのは悲しい気持ちになることもありますが、それと同時に、楽しかった記憶も思い出せたり、それを人に伝えたりすることでまた別の人の中にその人が生きていってくれたりするので、やっぱりなかなかこの世界の仕組みは受け入れがたいなあ、と改めて思った場所です。墓石を磨いている人がまだいることが本当に救い…
ソリューション9
ファンタジーサイバーパンクって感じで最高。天に伸びる摩天楼が最高。紫色に霞がかってるのも最高。最高~~~~~~~!!!!
曲線と直線が織りなすコントラスト
ビルの光がたまらん
めちゃでかストリート
リビングメモリー
めちゃめちゃ力入ってましたね。でも街並みがきれいであればあるほど、ここをそうやって素敵な場所にしたスフェーンのことを思うとううっ…となるし、失うのが辛くなるしで、あんまり直視できなかった……今思うと、目に焼き付けておくべきだったな。
灯り
消灯
すべてをシャットダウンした後の景色が、思い出すとさみしいですが、もともと廃墟好きなので、実は結構好きです。
夢の終わり
ごはんいろいろ
今回は食事関連の描写が細かかった印象でした。だからこそ、暁とかみんなで一緒に食べるシーンが欲しかった!!
後ろのソースマシンが気になる
いろんなものが干してあってかわいい
メスカル!容器もかわいい
イクブラーシャの台所
ここでもとうもろこしが!
グラフィックアップデート
フィールド
なんというか、色々と細かい!!書き込みが細かい!という印象。画面の情報量が増えた感じ。特にソリューション9でその恩恵を感じましたね~。SS沢山撮っちゃいました。
キャラクター
私は薬も割ることなく、割と自然に馴染めました。若干お肌がツヤツヤ感があるのと、素朴な印象が減って、くっきりはっきりした顔立ち、いつもバチバチに決まってる感じになったかなという印象。これは、めちゃくちゃ極端にいうと、クレヨンで描いた絵と万年筆で描いた絵は印象違うよねっていう感じかな、と思います。昔の低解像度の時はそういう誤魔化しが印象的にはそっちの方に働いていたのかもしれないですね。なんというか、絵本のイラストをデジタルでくっきりしました感的な?ピクセルリマスターした時の感覚にも近い気がしますね!人間の脳内補完機能って影響でかいんですねぇ…あと愛想笑いが結構変わったなぁという印象で、ここだけは前のなんとも言えない妙な切なさを感じる顔が好きだったので、少し寂しかったり。
でも全体的な雰囲気は近く、(グルポよりもなんかムービー中の方が昔に印象が近い気がするんですよね、ライティングなのかな)ムービー中は単純に綺麗になったなー!と喜んでました。
あとエレオスはですね、グラアプデ前はとにかく、とにかく、ほおがこける!光によって死ぬほどぶちゃいくになるときが(結構)ある!という悩みのタネがありまして、常にグルポで光をいい感じに当てたり発光させたりする努力を常々してきたのですが(それはそれで楽しかったですが笑)、今回のグラアプデで、それがほとんどいらなくなり、グルポの撮って出しでもそれなりになるし、ムービー中もほおがこけるシーンがほぼなくて、感動しました。もちろん、昔の方が好きな方もいらっしゃると思いますが、私は嬉しかったです。そのおかげか?なんか似合う服が増えた印象です。なんか、首のあたりの間延びした感じが減ったというか…
アプデ前なら絶対にこけている
あと!!耳が透けるのが!!イイ....!!思った以上に、耳が透けることによる"生きてる感"がすごいです…自キャラだけでなく、暁メンのエレゼン族たちはみんな耳がすけすけでおお~ってなりました。
スケスケだぜ!!
キャラクターのグラフィックアップデートに対する反応が人によってかなり違うのを見て、こだわりの強さもあるけど、それ以外に、ゲームというよりもそもそも”人が顔を見る時”の認知の仕方というか、着目しやすい箇所が、思ってる以上に違うのかもしれないなとちょっと考えました。私があんまり気にならなかったのは、多分、自分で思ってるより、他人よりも私は顔(や他の物事)を印象で認識するタイプなのかもしれないなと…細かいパーツの形状とか視覚的な変化に対する認知の感度や解像度が低めなのかも、と思いました。何が”印象”に繋がるのかが人によって違うのかもしれないですね…全体のシルエットなのか、細かい形なのか、全体の色味なのか、色味の変化の仕方なのか、とか。人によっていろんなものに対する感度が思ってた以上に違うのかもしれないなと思ったりしました。
マウント
ぷりけつ
曲がる時めっちゃ傾くようになって前よりもハンドリング性能が上がったのかと初め錯覚しました。笑空飛ぶ羽マウントが実装できたのは多分これのおかげも大きい気がするので、嬉しいね。アルパカマウントがめちゃくちゃかわいい。装具も南米テイストの色味と模様でとっても嬉しい。極マウントとりにいかねばな....
二箇所染色
ミラプリがプレイの動機の半分くらいを占めている私としては、嬉しすぎて逆にキャパオーバーになり、とりあえずまだ黒シャツにできる装備を染めて興奮して終わってます。ありがとう世界
黒シャツ愛してる
学者AFのマントの内側が染められる!!!!
新装備
まだ全然ID回れてませんが、ペルペルのポンチョと、ソ9のイカした装備が目玉かな?てかレギュレーター欲しい!!アクセとして!
あと!!!!!!!!!地図おしゃれ装備のサイエンティスト装備が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!最高でですね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!シャツ染色可能(黒シャツにできる)!!コート染色可能(黒コートにできる)!!コートが末広がり!!襟がある(しかもコートとシャツで2つ)!!ベストみたいなのも着込んでいる!!!ネクタイ!!腰ベルト!!いろんな革紐!!冒険装備っぽい小物がたくさん!!(しかもグラアプデのお陰でディテールが細かい!!)七部袖で黒手袋が映える!!背中側はフードでかわいい!!と、無量大数点の装備でしてね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!この世の全てにありがとう!!!!!!!!!!!!!!
リュックにも似合う!!!!!!
キャラ雑感
ウクラマト
ラマチ!上述しましたが完全に主人公ポジでしたね。素直ないい子でした。だからこそもっと挫折して欲しかった感はある(趣味悪くてごめんなさい。)光属性が眩しい。
コーナ
ラマチ溺愛勢。割と見た目通り(インテリメガネ)の活躍をしてくれた感じがする。
ゾラージャ
こんな姿になってまで…
討滅戦で片方顔無しの双頭になってたのがエグすぎました(褒めてる)。あんなに"周りなど関係ない"みたいな振る舞いしてたのに、屈折した気持ちを抱えまくっているのがもうね....孤高と見せかけて、そのアイデンティティを他者との比較にしか見出せなかったのが辛い...
周りに認められたいというよりは、周りが作った期待に対して自分が求める自分になれなかった、自分で自分がずっと認められなかったんだろうな...彼のことを、ただ生きているだけでいい、と存在レベルで認めてくれる人が、彼の周りにはいなかったのかもしれないなと思いました。周囲は"奇跡の子"というラベルしかみてない人が多かっただろうし。多分父親は心の中ではもちろん存在ごと愛していたと思いますが、表出する態度としては"俺を超えていけ"みたいな感じでいってたのかもなぁ、とか。グルージャにも、"どうあれとも願わない"と言っていたし...また、ラマチもコーナも自分より年下だし、尊敬はされてたと思いますが、こう、無条件で包み込むような愛を与えてくれる感じではなかったんじゃないかな。ラマチが彼をもっと知ろうとすれば...と悔いるシーンがありましたが、ゾラ兄の内心については今の所推測が多いので、今後のパッチで少し触れられたら嬉しいな。そこすらわからない、というバランスもそれはそれで無常でいいですけれども。
バクージャジャ
笑い方が好きでこいつが笑う度に何わろとんねんと思いながら誘い笑いしちゃいます。途中で書きましたが、わからせられたのは美味しかったのですがそこからの更生が結構早くて、もう少し引きずって欲しかった感がある(趣味悪くてごめんなさい)。追加パッチでもっと話聞きたいぜ。
エレンヴィル
二人旅が好きでした
かわよ
暁月では正直そこまで興味がなかったのですが、黄金で動揺してる姿を見てからかわいそうでグッときてしまいました(ひどい)。彼はあまり感情を表に出さない方のはずなのに、周囲に振り回されるせいで、なんか一番表情がよく動いていた印象(ラマチやカフキワに対するゲッ!!て顔が好き笑)あと、結構ヒカセンのことだいぶ信頼してくれていて、ドキがムネムネしてしまう。
シャーローニ荒野での二人旅の距離感が結構好きでした。もともと彼が結構べったりしてこないタイプというのもありますが、目的は同じだけど興味は別みたいな、こう、空間はともにしているけど別のもの見てる、みたいな……EDで、もっと案内したいところがあるって言ってたけど、期待しちゃいますよ!!
人を遠ざけていた彼が、その輪に自分から関わっていこうとする、自分からやりたいことを掴んでいこうとするように成長していく姿がとても良かったです。カフキワから夢を継ぐシーンが好き。
暁メン
今回は暁メンツはキャラによってずいぶん出番が違いましたね。そしてみんなもう先輩ってか歴戦の人たちになっちゃって後輩育成のターンみたいなシーンが多かった笑
ニャンはなんか美味しいポジだったな。ヤシュトラ姐さんは完全にお助けキャラだった。強い。ラハくんとはもっと一緒に旅したかったです(かっこいいし可愛いから)。あとアルフィノが結構待機勢に回ってて、彼の回復が恋しかった…………クルルさんは今までお姉さんポジだったので、今回の旅の途中でたまに見せる年相応なところとか可愛いところにキュンとしちゃいました。
個人的に推しなのでアリゼーだけピックアップ。
アリゼー
完全にトゥンクしてるシーン
(血はつながってないけど大切な人いる?のとこ)かわよ!!!!
ウワーーーー
今回アリゼーとの二人での絡みが多くなかったですか??焚火シーンとか、リビングメモリー出発前とか、最後のEDでも帰るとき二人で話してましたよね?私は見逃しませんよ
私はアリゼーが好きなのでとても嬉しかったです。もう可愛いシーンが多すぎるよ。でも成長も感じられて、ラマチには割とお姉さんポジでしたね。スクショ三枚目のシーンは、役割分担シーンでちょっとすぐには決心できてなかったけど(かわいい)、ヒカセンに任されて心を決めて、(門番してくれるなら安心だ!にした)このセリフをラマチに言ってくれて!!暁月で、ウルティマトゥーレで仲間が消えていく中、「なんでこの人が一人ぼっちで戦わなきゃいけないの?世界にはこんなにあなたを想う人がいるのに」って言ってくれたんですけど……それを思い出しました………そのあと話しかけると、「わかってるわよ、私だっていつまでも子供じゃないんだから、ちゃんとわきまえてるわ。大丈夫、あなたが進む路は間違ってない。あなたが守りたいものを、私たちもここで守るから…だから、いってらっしゃい!」って…成長したなぁ………
まとめ
次もたのしみ!
ちょっと合わなかったところもありましたが、楽しかったところもたくさんあり、総合して楽しませていただきました。ストーリー的にも一段落した後だし、グラフィックアップデートもあり、これまでの14から色々と変化しなければならいない、変化していこうという気概を感じました。レイドやエキルレIDやらないと!地図やらないと!マウントもとらないと…やることたくさん!
いつも楽しませてくれる開発者の方々に感謝です。
ゲームについて
アークナイツで7/18〜7/28に開催されたイベント(サイドストーリー)です。
せっかくなので記録。
感想
全体(ストーリー)
個人的な事情として、私はこのチョンユエが目的でアークナイツをはじめたので、ようやくお話が読めて感無量でした。最高だった。
大きなテーマとして、時の流れや継承といったものが扱われており、しみじみ感じ入るシーンが多々ありました。例えば、モン•ティエイーに対するドゥの問答が印象的でした。
あんた言ってたわよね、自分も昔は玉門じゃ名の知れた人物だったって。
若い頃は宗師と共に武の道に邁進して、勧善懲悪の大立ち回りをしてたんでしよ。強盗に遭った一般人のために、砂漠の中を百里以上追いかけて、盗賊の根城を落としたんでしょ?
玉門にどれだけの通りがあって、どれだけの店があって、どれだけの天幕があって、軍に加わった兄弟たちが炎国のどこから来たのかも、あんたは全部知ってたんでしょ?
じゃあ今は!?今はどうなのよ!今の玉門を、本気で気にかけたことがあるの!?あんたはね、鏢局の古い掟と心中するのも本望って顔してるうちの頑固親父より、もっと古臭くて、もっと馬鹿だわ!
あんたたちに教えてあげる。時代はね、変わるものなのよ!鏢局が物流会社になるのも、鋳剣が鍛治屋になるのも止められないの。止めるべきでもないわ。
あんたがどれだけ恨んで、憎んでるんだとしてもよ。今の玉門が昔とは違うからっていう理由で、天災をぶつけていい道理はないのよ!
記憶は美化されやすい。歳をとると、現状との差に 人間、皆過去に縋りついてしまうもので。また、自分が自分であった過去が否定されてしまうようで、 "変化"について、受け入れられなくなってしまうことも増えてくると思いますし、実際私も"昔は良かった"モードに入る時が無いと言えば嘘になります。ずっと同じものはなく、あらゆるものが形を変え、変化していくもの。若い世代のドゥのこの一喝は、それを思い出させてくれる言葉でした。結局、モンは亡くなってしまいますが、ドゥを守れたことが救いです...
一方で、全てが形を変えて失われてしまうわけではなく、人は伝えていくこともできる。その"伝承"について、 太傅とチョンユエの会話も記憶に残っています。
太傅: 私がいなくなれば、自ずとより優れた者が空位を埋めるだろう。非凡な才の持ち主は、いつの時代も生まれ続けるものだ。炎国は人によりて成り立つが、「人」とは特定の誰かではない。流水腐らず、戸枢蝕まれず。重要なのは一人や一時代ではなく、伝承なのだ。人生代代、古自り比の如し。
チョンユエ: 「伝承」か。我らにとっては、理解し難い言葉だろうな。
(セリフに詩の引用みたいなのがあると、あー中国のゲームだなといい意味で思います)流水腐らず、戸枢蝕まれずは、勉強不足で知らなかったのですが、中国の秦の時代に編纂された"呂氏春秋"という書物に載っている言葉からきたことわざだそうで、
常に流れる水は、よどんで腐ることがなく、常にあけたてに使う開き戸の軸は虫に食われることがない。 常に活動しているものには沈滞や腐敗がないというたとえ。
引用:
だそうです。すごくいい言葉だな...上述したドゥの話している"変化"にも繋がる言葉と思います。あらゆるものが変化し続けるものであり、むしろそれによって前進し続けることができるのだと。この詩は変化を水として語っており、その投影先は個人でも一国でも、あらゆるものに当てはまります。 太傅はそれを、国は人によって成り立つとし、その流れを水と捉えていて、なるほどなぁと思いました。重要なのは一つではなく、伝承なのだと語り、目の前の小さな変化に固執せず大局を捉える太傅の態度は、やはり統治する者の視点だなと思いました。
ただ、このように、短い寿命しかない生き物でありながらも、大きな視点を持って物事を見ることができる太傅ですが、所詮は人間です。対してチョンユエは、その生き物としての性質からして、初めから、むしろ大きな視点でしか物事を見れない生き物であろうにもかかわらず、一個人に寄り添い、その生き様に一喜一憂しています。また、人間には持ちづらい、大きな視点を、その命のあり方から容易に持てる一方で、"死"がないことによって、"伝承"という視点が抜け落ちがちになる( チョンユエ自身も語っているように)と思いますが、チョンユエは武を伝授する「宗師」であり、その視点も、他の歳に比べれば、はるかに深く理解できているのだと思います。このことから、チョンユエは歳という生き物の性質からは考えられないほど、遥かに深く、 むしろ普通の人間よりも人間を理解(しようと)しているのだなというのがよくわかりました。だからこそ、最後、玉門から出ていくシーンが辛いのですが....人生代代、古自り比の如し。が調べても結局よく分からず悔しい....!これを調べるために漢詩についていろいろみていたのですが、こんなにも昔の人々の言葉なのに現代にも容易に通用し、イメージもわく詩がたくさんあって、その奥深さに感心し、興味が湧きました。今度何か本を読んでみたいな。( 調べてたら面白いスレがありました https://nga.178.com/read.php?tid=37268725&page=1&rand=140)
あと、メインテーマとは少し違いますが、このリーさんの言葉がなんか刺さりました。
リー: 一つの事に己をぜーんぶ注ぎ込んじまった馬鹿野郎は、他人に自分の名を知らせる前にな、まず「自分自身に」納得いく結論を与えてやんなきゃならんのよ。
リャン・シュン: 誰もがそうだろう。我々は皆、己が得心のいく結果を出さねばならない。
今回のイベントは様々なキャラクターの生き様が現れていたように思います。みんな、自分の納得のいく結果を出すために奮闘していたんだなと思いました。
戦闘
結構優しめでしたね!でもラスボスは解法が分からず先人の知恵に頼りました... オーキッドお姉さまに助けてもらうとは...古の遅延戦法が効きました。今回は割とギミックというよりはパワー!!という感じで、育て度が影響大きめに出る戦闘だったように感じました。ムリおじがようやくほぼ完全体になったのですが、バカ強くて笑っちゃった。アケトンほりステージ、来る敵ほぼ全員倒してる...
翻訳
漢詩が難しかったですが、それ以外は特に引っかかるところもあまりなく読みやすかったです。つくづく、初イベのツヴィリングトゥルムのスタイルは異色だったんだなと思い知らされます笑(毎回、あれくらいの重さを覚悟してイベストを読むので、意外と読みやすい!長くない!と毎回なっている)
音楽
炎国舞台なので中華マシマシの音楽が非常によかった!
登臨意
メインテーマ兼ラスボスステージ。カッコいい...正しく中国の音楽で闘いの曲で、勇ましく、でも少しの哀愁のような響きもあり....
訪孤城
ロビーテーマ。昔中国のドラマ見てたんですけど、脳内が完全にそれ。当たり前ですが中国のゲームは中国の音楽が原液で浴びられて嬉しいですね。
度關山
戦闘BGM。なんでしょうね、この中華な音楽特有..?の哀愁は...調なのかな。好き
挽流雲
ラスボス戦後などに流れるBGMです。むちゃくちゃかっこいい、映画みたい...使い所がそんなにたくさん無いBGMでもこんなに壮大なカッコいいものを提供してくれるアークナイツはやはりレコード会社
相変わらずなぜか無料で提供されるキャラ音楽も素敵です。
アート
交換アイテムがお酒だったり、番付表だったり、世界観に連動しているのがやっぱりいいな〜と思います。
キャラ雑感
チョンユエ
歳の代理人でありながら人の身で武を極めた、というざっくりとした知識は知っており、ふんわり二次とかも見てたのですが、実際にストーリーを読んで、思っていた以上に、人格者で、年月を感じさせる深みを持ちながら、その...寂しそうな様子で、よかった....
上述したように、歳という立場でありながら、人間のことを、人間以上に理解している。にもかかわらず、どこにも馴染めず、どこにも溶け込むことができない、というのが....やるせないな、と...チョンユエ自身がそれを望んでいただろうと思うので、勝手に同情するのは無責任だと思うのですが、それでもやっぱり...
次男が、彼を一番理解しているというのが皮肉です。
人と獣は違う。
お前は自らを剣に封じ、人の身体を得た。自らを彼らの中の一人としたが、最終的に、どんな結末を得たのか?
旧友は尽く散り、独り遠くへ行く。じる者はおらず、誰も知ることはない。
お前は人の心を理解していないわけではない。いいや、むしろ理解し過ぎている。何千何百年にわたり、常に彼らと最も深く関わってきたのだ、理解していないはずがない。
人の心は計り知れないと深くわかっているからこそ、お前はその中に溶け込むことができなかった。結局異類だ。
また、"根無草"であるアナサとの対比も印象的でした。
アナサ。
ある古い言葉で、「根なし草」という意味。
部族の人が言っていた。世に定まったものはなく、生老病死の苦難だけが唯一不変である。何か頼るものを探すという考えは、ただ迷いと苦しみを増すだけだ。
だから私たちは特定の場所に住むことなく、荒野と共生する。広大な大地の上では、常に水源と獲物を見つけることができて、寿命が尽きれば自ずと塵と化し、大地に還って栄養となる。
でも、天災がやってきて、私たちの野営地を滅ぼし、部族のみんなが移動中に命を失いかけた。
その時、偶然にも移動都市からやってきたある人が通りかかり、彼女が私たちを連れて別の居場所を見つけてくれた。
彼女は私たちに武術を教え、知識を伝え、移動都市の物語を話してくれた。
彼女は、「人は誰しも家と呼べる場所が必要だ」と言っていた。
ジエユン: あなたもここを離れるの?
チョンユエ: 百年余りが経ったんだ、そろそろほかの場所へと行くべきだ。
ジエユン: そんなに長くいたのに、それでもここはあなたの家じゃないの?
チョンユエ: ...この都市にいる多くの者の家が炎国の別の場所にあるが、彼らはここで玉門を守っている。ただ玉門がこれから進む道に、私が同行するのは都合が悪い。
ジエユン: もし、師匠が死んでなければ、あなたはここを出た後、彼女を訪ねてた?
チョンユエ: ・・・・・・
春景来たりては去れど、悵然たる心は秋の如し。
全く、人は。
ジエユン: ・・・・・・
ジエユン: あなたはアナサによく似てる。
チョンユエ: (古代サルカズ語) ......かもしれないな。
発音、言葉遣い、いずれも正しい。
しかし彼が決して自分の部族の者ではないことが、アナサの少女にはわかっている。
彼はただたくさんの場所に行き、たくさんの人を見てきただけだ。
ジエユン: もういいや。剣は返す、これ以上聞きたくなくなった。
男は初めから、どの問いにも答えてはいない。
答えていなければ、避けてもいない。
アナサの少女はふと、師匠が玉門を去った時の気持ちを理解した。
ジエユン:時間をたくさん取らせた、私は帰るよ。
古代サルカズ語すら話せるのに、アナサですらない。アナサは集団であり、チョンユエは"孤"なのだ。百年過ごした玉門も、家にはなれなかった。"人は誰しも家と呼べる場所が必要"、なのに...お兄ちゃんの心が摩耗してしまわないか心配です。
ここで、"百年余りが経ったんだ"というセリフがありますが、リィンは
百年、およそ長いという形容には値しないかな。ただここを夢に見たから、戻ってきたのさ。
と発言しており、 睚の戦闘で語られる話(八千年を春とし...)とも合わせて、チョンユエが努力して人間的な時間感覚を得たのがよくわかります。
チョンユエ兄は本当に人ができていて... 上述したように、玉門にすら拒まれてしまったのに、それに文句ひとつ言いませんし、例えば、去っていくチューバイに対しても...
リィン: 残念に思わないの?
チョンユエ: 何をだ?
リィン: もしいつか、アレが夢から覚め、君も私も虚無になったら、彼女一人でどこに何を求めればいいのかな?
チョンユエ: 彼女はあの歳で、すでに「恨み」という執念を一つ手放すことができている。たとえ将来私が消えたとて、今度は私の記憶を忘れ去るさ。その時また一つの執念を手放したと言えるだろう。
そうすれば彼女が歩む武の道は、前途洋々だと思わないか?
リィン: 武を伝授することに関して、やはり兄さんは「宗師」だね、私じゃ言い負かせやしない。
自らの存在がチューバイから無くなることを、喜ばしいことだとすら捉えている。
人ができている、できすぎているから、むしろ人間ではなくなっていまっている...むしろ人間の方が、そこまで人間できてないんだよ、ってところがまた、辛くてですね...
チョンユエ: 明日発つ。近頃は、辺境も安定している。私がしばらくいなくなっても、問題ないはずだ。
こんなに急に?
チョンユエ: お前・・・・・それに他の仲間たちの怪我や病気は、猶予が残されていないからな。玉門に治療できる医者がいなくても、炎国では誰か見つかるかもしれない。たとえ炎国で見つからなくとも、この大地がどれだけ広いことか・....私に弟がいるのだが、あいつなら、もしかしたら治療が可能かもしれん。
私が戻ってくるまで・・・・・・体を大事にするんだ。
医者でもないくせに、なんでそんなに強引なの。病人自身がどうしたいかも聞かないの?
たとえ私にはもう時間が少なくても、残された時間で違う場所を見に行ってみたいわ。
玉門にずっといたのよ。目に映るのは、いつもこの果てしない砂ばかり。だったら駄獣に乗れるうちに、色々回りたいわ。尚蜀に行って有名な三山十八峰を見てみたい。江南に行って採れたての麦の実を食べてみたい..それで誰か一緒に行ってくれる人がいたら、最高なんだけど。
チョンユエ: 病人があまり無茶をしてはいけない・・・・・・でも、あなたに病人の気持ちがわかるの?あなたはこれまで病気になったことがなければ、傷を負ったことさえないでしょ?
それだけじゃない。私たちが知り合ってこんなに経つのに、あなたの顔にはしわの一本すら増えてない。
私たちは、違うのよね。
チョンユエ:・・・・・・もうすぐ発つ。あまり考え過ぎず、ゆっくり休め・・
ジエユンの師匠が体調を崩してしまい、あまり猶予が残されていない中、チョンユエは、医者を探そうとします。ここは、種族の違いによる時間感覚の差、そして、"死を目前にする"という状況に対しての経験のなさが現れてしまったんだなと。チョンユエももちろんその長きにわたる生の中で、病に苦しむ人や死を目前にした人々はきっとたくさん見てきたわけで、そこでの人の気持ちも十分理解しようとしただろうし、実際深くしているのだと思います。ただそれは第三者視点からの理解であって....実際に経験しないと分からないことは絶対に存在します。たまに耳にする、死の受容過程という話題がありますが(死ぬ瞬間)おそらく、もう長くないことをジエユンの師匠は受け入れていて、命を延ばすことよりも、残りの生を価値あるものとして過ごすことを選ぼうとしていたのではないかなと思います。でも、チョンユエは、定命でないからこそ、定命の尊さを知っているから、その灯火を消さないように頑張ろうとしたんだろうなって思って...また、病人になったことがないから、病気のイメージも湧いてなくて、辛くてもそれを超えるエネルギーがあるという状況もイメージしづらいのかもしれない(毒を持ったりしたら死ぬ身体ではあるようですが。不老だけど不死ではない感じなのかな?)...だからあまり無茶をしてはいけないと嗜めたのかも... すれ違いが辛い....
そして、この、真の意味では人を理解できないということを、チョンユエ自身も理解しているんだろうなと思います...だからこそ彼は人間の拒絶を、ただ、受け入れるのだろうなと...
また、こうやって人間の身になりその心を理解しようとしているチョンユエを侮った、敵である獣の睚の方が、過去の景色を切り取ってそこに棲み、昔の獣の偉大さを誇示するような「過去の記憶に縋り続ける」、人間臭い存在になっているというのがまたニクいですよね。
でも、やっぱり、そんな人ができてるお兄ちゃんでも、寂しさを感じているんだなというのが...
...だが、かつて共に酒を酌み交わし、談笑し合った者たちには、一人として会えはしないだろう。
十年ごしなのに、記憶と寸分違わない姿で、相変わらず、無常など見尽くしたと言わんばかりのやるせない表情を浮かべている。私がどれだけ鈍くても、普通の人でないことはわかりますよ。
どんな話を振られても余裕を崩さないお兄ちゃんなのに...去る時の顔はこんな...
ついったでみられるこのお話が可愛くて好きです。宗師にも敗北はあるってフレーズヤバすぎませんか
【録武奇聞】
玉門において、江湖の事情に通じるのは鋳剣坊の粗野な男ではない。録武官である。
文筆も一種の武とするなら、あの宗師ですら後塵を拝するだろう。
比武台の手合わせから、宗師の新武術まで大小余さず記された彼の録武簿には、知られざる奇聞も残される……#アークナイツ pic.twitter.com/oCbW1UX4CN— アークナイツ公式 (@ArknightsStaff) 2024年7月19日
PVも好き...共に歩んだ皆は塵となって消えていくんですよ...うぅっ
ワイ•テンペイ
父親としてはダメダメだと思いますが、その馬鹿正直さがいろんな人にとってある種救いになっているんだろうなという印象でした。チョンユエとの対決で、一手取っただけでなく、後何百年鍛錬したら勝てるってことだな!!って言うところは、人に寄り添いたいと思いつつも、結局は違う存在なのだと諦観しているであろうチョンユエに対して、人間が、自身の延長線上と比較したという点で、自分が、全く違う、別次元の存在としてではなく、人間として扱われているような感じがして嬉しかったのではないかなと思います。
チュー•バイ
強強剣客お姉さん。ぱっと見の印象よりも思ったよりツンツンしてなくて可愛かった。復讐のためにチョンユエを追ってきたが、最終的にその輪廻を断ち切った彼女の姿はかっこよかったです。そのシーンもすごく爽やかで。
剣客は一歩後ろに引くと、精神を研ぎ澄ませ、剣を構えた。
目の前の相手は自分のあらゆる技を知り尽くしている。
世に言う。仇があらば仇で報いるに終わりなしと。
この言葉は、動かしがたい真理を説いているというよりも、むしろ一種の結果を表しているものだ。
かって、どれだけの人々が水で、川底に葬られたことだろう。道理に則るのであれば、それらの人々の縁者も、父に復讐を求めることができるのではないか?
私は仇を追ってここまで来た。目の前のこの人を殺したとして、それが正しいものであるなら、私の方は、一体どれだけの「復讐」を向けられるべきなのだろう?
仇あれば仇で報い、血は血でもって償われる。殺戮は異なる者たちの間で同じように繰り返され、それに終わりはない。
この先、人生という道を歩むにあたって私を支えていくものは、恨みであるべきだろうか?
この問いをどれほど考えた?目の前のこの人のそばで、彼が見てきたものを見てきたこの五年か?
いや、もっと長い。
麦斉に生まれ、玉門に来るまでに、この手で握った剣はとうに血で染まった。己が喪わせた者たちの是非善悪をどう判断すればいい?
まさにその問いがあったからこそ、私は玉門にやってきた。仇を討つために、そして剣に問うために。
討つべき仇を討ち、解くべき惑いを解く。
キレよく繰り出された剣が届く前に、それは不意に収められた。
長剣が手から抜け、少し離れた水路に落ちる。並んだ羽獣が一驚して飛び立ったあと高らかに鳴き、しばらく経ってようやく散った。
稽古の時や敵を迎え撃つ時のような思い切りの良さや、美しい剣筋などとはほど遠く、力を収める際の勢いに彼女は危うく負傷するところだった。しかし剣客の表情は、晴れ晴れとしていた。
チュー・バイ: これでいい。復讐の剣は抜かれ、その剣はあなたを殺せなかった。
チョンユエ: ・・・・・・ああ。
しかし、私はあなたを殺せないから復讐の念を捨てたわけではありません。
「根み」など、私が剣を抜くに値しないものであるだけです。
これも一つの"伝承"に関する話なのかなと思い出した。チュー•バイは、復讐の輪廻も、チョンユエから学んだ武術も、どちらも自分のものにし、伝えていくことができた。しかし彼女は、復讐の方は自らの元で断ち切ったのですね。伝えていくべきものもあれば、枷となってしまうものもある。そこも、変化...変わろうとすることが大事なのかなと思ったりしました。
リィン
初めてお会いしたのですが、ええキャラしとる...カッコいい...余裕があって掴みどころのない性格が魅力的。でもチョンユエにとっては妹で、上手に行けない時があるところもイイ...
妹たちに対しての評価がなんか好きです。
万事そうさ。己の輪郭は己で定めるしかないのに、うちの諦めの悪い妹たちときたら、狙ったみたいにそれが大の苦手で、あれこれ余計に考えて自ら悩みを招くような真似ばかりするんだからね。
己の輪郭は己で定めるしかないという言葉は、上のリー先生の"まず「自分自身に」納得いく結論を与えなければならない"という言葉とも合わせて、とても身に沁みるというか、自分を、自分の生きる理由を定義できるのは自分しかいないんだよなあと強く思わされ、チュー•バイの生き方の変化をみていると、私の生きる理由はなんだろうか?と考えさせられました。
ズオ•ラウ
真面目で振り回されたりしながらも実直で、ジエユンのことを信じて道を開けたり、チョンユエの忠言も受け入れたり、まんまとええ子やん...好きってなりました。チョロい
鍛冶屋が怪しいってときに、ユーシャは人(に行かせましたがズオラウは自身が飛び込んでいったというのも少し対照的だなと思いました。これからどんどん成長していくんだろうな。
なんと次の歳イベで新星6だということを今日知り、小躍りしております。(次回の歳イベはチョンユエのためにほぼ300連確定なので多分来てくれるだろう...たぶん)
ここのチョンユエとの会話がなんだか印象的でした。
ズオ・ラウ: 宗師もきっとおわかりでしょう。炎国にとって、山海衆は巨獣本体よりも驚戒すべき存在です。巨獣は人を脅かす力がありますが、千年前の我々でさえ、あの狩りで勝てたのです。今の炎国の国力であれば、アレらは恐ろしくありません。
チョンユエ: 時代は変わる。確かにその通りだ。
ズオ・ラウ: 本当に恐ろしいのは、人々の心に巣食う混沌の始まりから落とされた影なのです。天地、星月、風雨、時節.・・・・・いずれも定まりがなく、その根源も不明で、我々が有する知識を超えています。当時の人間にとって、巨獣も同様の存在です。無知は恐怖を生み、恐怖はねじ曲がり信仰となりました。あの狂信者たちにとっては・・・・・私たちこそがこの土地の異端者、そして「裏切り者」なのです。
チョンユエ: 信仰もある種の、より深い執念にすぎない。
"執念"というフレーズは、上述した、チュー•バイの話にも出てきていて(すでに「恨み」という執念を..)、なんというか、チョンユエが人を捉える時に、そこに感じやすいものなのかなと思ったりしました。自分自身の中にあまり執念は(少なくともストーリー中で見える限りでは)なさそうな感じがしていて、自分の中にあまりないからこそ、人の中によく見るのかなと。短い生なのにもかかわらず何かに取り憑かれたように振り回される人間の様子は獣たちの目には不思議に映るのかもしれないなあ。信仰と恨みをまとめて執着と捉える視点が面白いなと思いました。一つ一つ目の前のことに着目しがちな人間にはなかなかそこの二つを同列に扱う発想は生まれにくいんじゃないかなと思います。でも、言われてみれば結構納得というか、言い換えるなら、生きがいというか、自身を構成している価値観というか...何が正しいのかというのは、自然界に存在せず(極端な話殺人を是とする価値観だってありうる)、自分で定義するしかないわけで、信仰も恨みも、何かに対して善悪を定義しているという点で同じなのかなーとか思いました。
まとめ
ガチャを引く前にお兄ちゃんの人となりが知れてよかった。明日からの次イベで本気出すぞ!!
(おまけ:いろいろ調べていた時に見つけたこの方の記事が非常〜にわかりやすくまとめてくださっていて大変助かり、理解が深まりました。)
ゲームについて
アークナイツで6/21〜7/5に開催されたイベント(サイドストーリー)です。
せっかくなので記録。
感想
今回はイェラグ(+ほんのりウルサスとヴィクトリアとカジミエーシュ)のお話でした。このゲームをはじめてから、メインでは龍門、イベントでリターニア→シラクーザ→イェラグ、といろんな国をだんだん知ることができていて楽しい。
全体(ストーリー)
めちゃめちゃよかった!!全体的にとても明るいお話で、登場人物に奇跡的に悪党がおらず(立場的なものはあるものの)みんないい人で、読んでて楽しかったし、暖かい気持ちになれました。また難しい用語もなく笑、迂遠な言い回しもなくて、読みやすかった。ちょいちょい挟まるギャグも面白いし、もちろんいつものシリアスな雰囲気もしっかり入れてきて、バランスがとてもよかったと思います。一つ一つの話を読み終わった時の重さも今回は軽めで、気になってサクサク次へ読み進めてしまいました。
また、列車や観光の描写が多く、イェラグに行ってみたくなりました。チーズフォンデュブラックペッパーがけが食べたい...I❤️Kjeragグッズ、欲しい〜
家族の話が多めだなと感じました。それも暖かい気持ちになった要因の一つかも。ロザリンとアークトスは言わずもがな、他にもデーゲンブレヒャーは本人はぶっきらぼうですが、イェラグのことはとても大事に思っており、住民たちも、自分たちにとっては自慢の娘のようだと描写されていたり、エンシディオスとエンヤの兄妹喧嘩だったり、ハロルドも妻や娘の話をしていたり。直接的な家族ではありませんが、ハロルドとヴィクトリア軍の気が置けない仲も、そのような雰囲気を感じました。兄弟、と呼ぶシーンもありましたしね。
またギャグのバランスが最高で、グレーシルクハットは扉を開けたり閉めたりするし、像の上から吹っ飛ぶし、駄獣の鳴き声で誤魔化すし、駄獣を借りて逃げおおせるかと思いきや貸し出し主にすぐさまバレるし、ワーオ!出来たぞじゃねんだわだし、ハロおじの言い回しは常に面白いし(サインねだりまくりやん)、ノーシスは吐くし、ハロルドいるのにめちゃくちゃ兄妹喧嘩するし、ロザリンとアークトスが一緒に知らんまま酒飲む勢いだし、エンヤは像に不満持ちすぎだし笑楽しかったです。
このイベントで死人が奇跡的に出なかったのは、ハロルド、ヴィクトリア軍の皆、デーゲンブレヒャー、皆が破局的な結末を望まなかったおかげだと思います。そこも良かったなあ。
戦闘
RS-7まではそんなに難しくなかったけど、RS-8が急にバカ難しくなって大変でした。ハロルドおじさま、強すぎるんだぜ!!でも初めてイベントラスボスを自力で倒せて、成長を感じました。とても嬉しい。初めストーブ消えてると火力が上がることに気づかず長いこと悩んでました。
最後の最後が本当に息も絶え絶えで、かなり苦し紛れに時間稼ぎして、あー今回もダメかなって思ってたら、ヴィルトゥオーサの壊死が効いてくれました。雪玉まみれになってくれたグラベル、足止めしてくれたみんな、アルトリア、前半支えてくれたソーンズ、ありがとう!!
せっかくなので動画を撮ってみました。最後めちゃめちゃ苦し紛れなの見るたびに笑う。自動指揮が全然安定しなかった笑
あとハロルドおじさまが好き過ぎて昇進2にしちゃった。
は~~イケおじ…うしろのネコチャンもカワイイカワイイネ
今回のラストステージ面子。ハロおじがin!
ちまちま皆成長してきております
翻訳
めっちゃ自然だった!引っかかるところもゼロでした。
音楽
曲数は少なかったけど、めっちゃよかった!!すごい好み...
・Day Train to Lake Silberneherze
タイトル画面の曲、汽車要素がたくさんあって、鉄の音とか、汽笛の音とか聞いててワクワクする!クリスマスみたいな軽快さもありつつ、少しミステリアスさもあって、素晴らしい...夜の遊園地みたいな...
・Play with Burdenbeasts
通常戦闘曲。冒頭のハンドパンみたいな透明感のある音や鳥の鳴き声?っぽい音が、雪国の雰囲気を出していて、途中に電車の警笛みたいな音も聞こえてきたり、舞台となる箇所の要素が満載で、かつ曲としてもかっこよくて、めちゃ好き。ずっと聞いちゃう。
・First Crevasse on the Frozen Lake
monster-siren.hypergryph.comボス戦。若干の悲壮さというか、ままならない感じが、ハロルド(たち)の心境を表しているようにも感じられます。そしてめっちゃかっこいい。
いつもの本編に使われない曲もかっこいい。ハロルドのやつも欲しいよ〜
アート
アークナイツはいつもイベントUIが雰囲気あってすごいですね。ステージ背景がレトロなお土産の布のようでとても可愛らしい。アイテム交換は車内販売!
キャラ雑感
デーゲンブレヒャー
初めてお会いしたのですが、カッコいいですね。お手本のような一匹狼タイプかと思いきや、結構イェラグの人たちにも受け入れられてて、本人も愛着があることをそこまで隠そうとしない、今の大切な居場所を守るために立ち続ける、素敵な姉御でした。バカ強くて笑っちゃった。過去色々あったみたいですが、別のイベントを読めばもっと知れるのかな?知りたいな。
二人は同時に彼女へと手を差し出す。
面倒を見てもらえると信じ切っているその態度を見て、彼女は二人の手を無性に叩いてやりたくなった。
解決すべき問題は今なお山積みだ。
しかし今この瞬間、この場においては、うわべを取り繕う必要も、強がる必要もなかった。
デーゲンブレヒャーは自分の気持ちに従って、二人の手を順番に叩いた。
ここ笑ったし、三人とも分かりやすく言葉で友情を押し出すタイプでないので、こういう態度で三人の間にある信頼関係が分かって微笑ましかった。
リェータ(ロザリン)
言いたいことはそれだけか?
元気な女の子で、物怖じしない性格ですが、決して無神経だったり極端に無鉄砲なわけではないので、彼女の行動にストレスを感じることは全くなく、きちんとお礼も言うし、政治的なこともわからないなりに理解しようとするし、無邪気なだけではない、賢く思慮深い子だなと思いました。
謝罪し、責任は俺にある、お前の好きにしてくれと斧を投げ渡すアークトスに対して、
困らせるつもりはねぇとか言っといて、こんなボロ斧放り投げてきやがって!一体どういうつもりだよ!マジでぶった切られることはねぇだろうとタカ括ってたわけか!?
と返したのには、驚き、そして感心しました。確かに、責任を負うと言って、生殺与奪の権を相手に握らせるのは、一見責任をとっているように見えますが、実際はむしろ思考放棄をし、自己満足の行為であるとも言えます。本当に責任を取りたいと思っているのなら、相手が求めていることを聞くのがまず一番なわけで(私の意見ですが)、相手に許して欲しいという気持ちが本当は一番なのに、それをまるで相手の気持ちを考えているというように取り繕っているのが良くないなと思います。自己解釈で美化して逃避している、そこを、リェータは見抜いたんだろうなと。
また、アークトスの語る母について、
母ちゃんは冒険好きで、新し物好きで、色んなところに行くのが好きで、同じ場所に長くいることなんかできねぇタイプなんだ。
そのうえ、友達を作るのも好きだし、買い物も、色んな場所の美味いもんを食べるのも好きなんだよ。
あんたの語った二十年前のイエラグってのが、母ちゃんの好きなもんの一つでも与えてくれたことがあったか?そういうことを、あんたちょっとでも気にかけてやったことがあったか!?
あんたの話に出てくる母ちゃんには、あんたしかいねぇし、ほかに何にもね一じゃねぇか!
情熱的で華やかだったとか言ったが、あんたの話聞いたところでそれがタチアナ・エフゲニエヴナ・ラリーナのことだとはちっとも思えねえんだよ!
あんた、私らと過ごした日々は最高だったとか言ったがよ.....
ハッ。
よくもまあヌケヌケとそんなこと言えたもんだな!
ここも痛いところついてくるなって...もちろんアークトスが本当に自分のことだけしか考えないような奴ではないと思いますが、斧の件といい、アークトスは2人をウルサスへやったことといい、相手のためになると自分で考えたことを相手の意見を聞かずに押し付けるきらいがあるのかも。
自分のこれまでについて、
私をいじめられるほど根性のある奴なんざいなかったさ。
だが、それはあんたとは何の関係もねぇことだ。私が自分の拳で勝ち取ってきたことだからな。冬将軍の助けのほうが、いないあんたよりよっぽど役に立ってくれたよ。
父親がいないからには、頼れるもんは自分だけだってのは小さい頃からよくわかってた。口先だけの腑抜けどもは、拳で黙らせるしかないってこともな。....
私が言いたいのは、あんたがどんな状況だったにせよ、どんな屈辱を味わって重荷を背負ったにせよ、私には関係ねぇってことだ。
十年以上ツラ見せなかったあんたには、今後も出る幕なんざねえ。
昔、まだ父ちゃんがいたらいいのにって思ってた頃にも、あんたは現れやしなかった。
今じゃそんなもん必要もねぇよ。
お前の苦難は私とは関係ないし、私が苦難を乗り越えたことをお前とは関係なく、自分で乗り越えたものだと。仮にも家族である娘からのこの発言は、事実ではありますがかなり応えただろうなと思います。
また、ルーツの話は興味深かったです。
イェラグも私の故郷なんだとさ。私はウルサス育ちだけど、生まれたのはイェラグだから。
...
だけど、母ちゃんはこんなことも言ってたんだ。小さい頃のことなんて全部忘れてるかもしれないけど、その経験自体は絶対消えない......って。
それまでのあらゆる経験が、その人を形作っているんだって、いつも言ってたよ。
たとえ忘れちまっても、受けた影響自体はずっと残り続ける・・・・・・
私が今の自分でいられるのは、生まれてから今までに経験してきたすべてのおかげだから、どんなに些細なことも大きな意味を持っていて、私を構成する重要な一部になってるんだってさ。つまりさ、母ちゃんはここに来られなかったけど、私の中にはイエラグで形作られた部分も、あるってこと教えたかったんだって。
でも、色々言われて辛かっただろうに、全て受け止めて、(いいことだ!)と娘の成長を喜ぶアークトスはやっぱりイイやつだなと思うし、最後出てきたタチアナママも元気そうだったので、いつか家族で仲良くしてほしいな。
ハロルド
愉快なおじさま
ほんと好きです。ここまでハマると思いませんでした...秘書にしちゃった...とにかく言い回しが上品なのに気さく、そして愉快で楽しい。それなのに、歴戦の軍人であり、しかし厭戦的で、義足って...グッときすぎる...
銀心湖への行き方を駅で聞いてきたリェータに対して、
ハロルド:この駅内外のことに最も詳しい人間といえば、このハロルド・クレイガボンをおいて他におりますまい!
リェータ:おっ、おお! マジか......
ハロルド:大マジでございます。私は決して、レディに嘘はつきません。
この返事で心奪われましたよね。お茶目すぎる!しかも親切。デーゲンブレヒャーから逃げ回る場面でも
もてなし好きの地元民:こちらは、このイェラグで最も有名なチーズフォンデュでしてね。地元特産の美味しいチーズを使っているからこそ、ほかでは味わえない濃厚さをお楽しみいただけるのですよ!
興味津々な観光客:まあ、本当にそんなに美味しいの?
リエータ:ほらおっさん、もっと急げって!
ハロルド:お、お待ちを・ごほっ、ごほごほっ・・。
ハロルド:紳士淑女の皆様方、失礼いたします!こちらのチーズフォンデュは確かに絶品なのですが、コショウを少し加えるとさらに風味が増しますのでオススメですぞーー!
と通りすがりに美味しい食べ方をおすすめする始末。笑このチーズフォンデュ食べてみたいな...
追いついたデーゲンブレヒャーに問われた時には
デーゲンブレヒャーそれで?あなたたちは何をどう誤解していたの?
ハロルド:それは・・・・・・はっはっは、銀心湖は本当に素晴らしい場所ですな!
今日は天気も良いですし、風が穏やかで空気も綺麗で・・・・・・
デーゲンブレヒャー:・・・・・ヴィクトリア人って、話題をそらす時まで天気の話をしたがるのね。
そういう常套句は腐るほど聞いてきたし、もう飽きてるんだけど。
ハロルド:これは申し訳ない。ヴィクトリアでは、ひどい天気を取っ掛かりにして会話を始める方法を幼い頃より学びますもので。
「グレーシルクハット」:そういったお話でヴィクトリアのイメージを軽率に貶めるのはお控えいただけますか、子爵様。
グレーシルクハットにまで突っ込まれるという。(グレーシルクハットは私初めて会ったのですけど、多分普段はあんまりツッコミ側じゃない気がしている。)
仲間の兵士たちとの距離感も好き。部下に突っ込まれる上司楽しい。
ずる賢い兵士:・・・・・ボスってこういう時だけは貴族っぽいですよね。
ハロルド:私も相当努力をしてきたからな。
ずる賢い兵士:何言ってんですか。ボスは元々酒好きなだけでしょう。貴族のお相手をしなきゃならないのを口実に飲んでることくらい、皆知ってますよ。
ハロルド:さっさと行け、この減らず口め。あとは私が何とかしよう。
しかしながら、心の底では信頼しあっているんだなというのが、もう...
ハロルド:まさか、これほど美しい景色を、こんな状況で見ることになろうとはな。
老練の兵士:随分感傷的だな、ハロルド。
ハロルド:そうか?はっはっは、居心地の良すぎる環境は人を弱くすると聞くが、まさしくその通りらしいな。
ハロルド:一ヶ月休んでいたが、まだ武器は持てそうか?、 リスバーン。
老練の兵士:・・・・・・正直、かなり重いな。
チャールズ、お前はどうだ?
暗い表情の兵士:どうということはありません。
ここは戦場で、我々はヴィクトリアの兵士なんですから。
ハロルド:さすが、従軍して数十年のつわものは言うことが違うな。
それで、本音は?
暗い表情の兵士:吐き気がしてます。
でも、それが何だって話でしょう。
ご命令をどうぞ、ボス。ハロルド:・・・・すまないな、我が兄弟たちよ。
グレーシルクハットから聞いた事実を受け入れなければならない間までの回想のところが、失った時や感情へ思いを馳せ、うまくはいかない現実の苦味を噛みしめていて、すごく感情移入してしまいました。飄々としていながらも、こうやって悩みつつ歩んできたんだなというのがわかって...
兄弟分たちと共に過ごす時間は今も賑やかなものだが、近頃彼はこれまで以上に頻繁に子供時代を思い出すようになっていた。
夜風が金色の麦畑を吹き抜ける中を、ハロルド少年は夢中で駆けていく。まるで悩み事などないかのように一
いや、事実として、その頃の彼には何の悩みもなかったのだ。
ハロルドは雪上を歩き、その静けさに包まれながら、自分はもう若くないということに気付かされていた。
....ハロルドは、地図や砂盤を見るよりも、木の枝に積もった雪が落ちる音を聞くほうが好きだった。それは麦穂の波打つ音を思い出させてくれるのだ。
...
だが、現実は常に期待に反するものだ。
麦畑を離れ、家へ戻って訓練を続けると父からいつも厳しく命じられていたように。
パイプの持ち手がいつの間にか欠けてしまっていたように。
彼の失った足が二度と戻りはしないように。
年の功を感じさせるここの発言も好きです。リェータとのコンビもイイ味出してますよね〜。
リェータ:おっさん、暇人だなあ。
ハロルド:若い頃はもっと色々なことをしようと思っていたものですが、このくらいの年になりますと、暇なくらいがちょうどいいと気付くのですよ。
リェータ:よっしゃ!じゃあおっさん、支えててくれ!
ハロルド:では、私の手に掴まってくださいね。いち、にの、さんーー!
リリー:(興奮した鳴き声)リエータ:わあ、こいつの背中すっげえどっしりしてんな!じゃあ私、リリーとそこら辺を回ってくるよ!
ハロルド:どうぞどうぞ。
老牧畜民:ふっふ、元気な子じゃのう。
ハロルド:ええまったく。私の娘も、子供の頃はああでした。
ここ、微笑ましくて大好き。
あと、日本語音声も素敵なのですが、英語ボイスがめちゃ良くて、まあまずイギリス英語なのは当たり前で最高なんですけど、普段胡散臭目な高めの声なのに戦場だと激しめでぇ...軍人さんなんだなって...かっこよ...
信頼度上げてプロフィールがだんだん明かされてきているのですが、戦争の話に対する態度がね…いいキャラしてるよ…
グレーシルクハット
お初にお目にかかったんですけど面白枠の人なの?(多分違う)今回のMVP。
個人的に今回のイベで一番印象に残ってるのこれまである
イェラグの人々
エンシディオスとかノーシスなど、過去イベやってたらもっと理解度高められると思うので、今後やりたい!
エンヤとヤエルのコンビがかわいかった。ヤエルが実質ほぼ神みたいな存在なのに気さくな感じでめちゃめちゃ魅力的だった。
ラストのここが好きでした。
ヤエル:だけどエンヤ、今回は本当に、「ちょっとしたお手伝い」はいらないの?
いらないって言うなら、前回みたいな綺麗な虹も見られないわよ?
エンヤ:イェラガンドの祝福は、それが貴重であるがゆえに、心を揺り動かすものなのです。
これから先、事の大小にかかわらず、そのすべてに奇跡が必要とされてしまうのなら、それで得られるものは恐らく信仰ではなく依存でしょう。あまつさえ、奇跡に慣れてイエラガンドへの畏敬の念を失う者が出てくる恐れもあります。
そう思えば、今のままがいいと思います。
とはいえ、イェラガンドが私のこうした考えを無礼に感じ、お怒りになることがなければいいのですが。
ヤエル:・・・・・・ふふっ、安心しなさい。手を引かずとも我が子が歩けるようになったら、母は喜びを感じるだけよ。
怒るはずなんてないじゃない。
信仰と依存を分けているのに関心しました。信じ自らの力とするのと、それなしでは生きていけなくなるのは違うよな〜。そして、ヤエルの見守り方が大好き。
まとめ
ストーリー、キャラクター、音楽、全部がとても良かった!ハロルドもらえるなんて最高!今度チーズフォンデュ(ブラックペッパー入り)食べよ。