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10/12(土)にK礒さん、かみさんとで西上州・御堂山を登った。

というよりはじじ岩・ばば岩を見物がてらにハイキングしたといった方がいいか。

目的はその夜の乾杯会。

膝痛で山の活動はしばらく控えていたが、試しにもなった。

じじ岩・ばば岩

かねてからの計画ではあったが、今朝になってかみさんから御堂山はヒルの山であることを教えられた。

9時に道の駅しもにたに集合。

K礒さんと協議したがとりあえずアプローチすることにした。

ヒルを注意する看板

3連休初日にしては駐車スペースは空いており、人気のなさが感じられた。

登山口には『ヤマビル注意』の看板もあった。

足元に注意しながら登る

あんまりであれば止めればいいし、覚悟を決めてズボンのすそを靴下に入れ、ヤマビルファイター(かみさんが念のため持ってきていた)を足元にたくさん吹きかけて歩き始めた。

湿った沢地のような登路を進むと、やはりいた。

自分には1~2匹だったが、後ろを歩くK礒さんやかみさんにはたくさん群がったようだ。

次々と払いのけながら進む。

ミノ滝にはぼろい固定ロープ(ひも)がついていた

チェックのために止まると寄ってくるようで、歩みを止められない。

というか止めたくない。

膝の痛みが不思議と気にならず、足が自然と上がった。

これは良いことなのか?

蛇が這っていた

里から近いが、だいぶワイルドな山のようだ。

獣の気配や足跡も多く、鹿は目の前を走り去っていったりもした。

じじ岩

そうこうするうちに1時間と少しくらいでじじ岩・ばば岩への分岐にたどり着く。

ここまで来ると陽が入ってきてヒルの気配も少なそうだ。

ばば岩

トラバースラインが少しだけ微妙であったが、あがり切ると絶景が広がっていた。

たんす岩

写真を撮ったりおしゃべりしたりして、のんびりと景色を楽しむ。

来た道を戻り、御堂山をめざす。

御堂山へは分岐から急登を登る。

山頂は視界なく、特徴もわかりかねたが、ヒルはいなさそうで安心できた。

御堂山山頂

ここでランチとしてまたのんびりした。

またもと来た道を降りて下山にかかる。

高石峠までの道はややわかりずらく、スマホGPSが活躍した。

ただ、勘もさえていて巻き道などではここと思ったところはけっこう当たっていた。

情報だと下山路にも沢地にはヒルがいるらしい。

覚悟していると森の伐採で開いたと思われる広めの道が続いており、もしやヒル道を通らずに済むかと喜んだ。

ところが終盤になって沢に突き当たり、広い道は途絶えて沢沿いの登山道となってしまった。

するとやはり来る来るヒルが。

払いのけながら走るように下山する。

15時前に根小屋の集落に下りる。

バスを待つ間、入念にヒルをチェックをする。

幸い誰もどこもやられずに済んだようだ。

コミュニティーバスを利用して、駐車スペースのある藤井入口に行き終了。

駐車スペースの擁壁排水穴にはなぜかサボテンが

思いのほかスリリングな内容となったが、K礒さんとの旧交を温めながらの楽しい山行であった。

車で10分強で八千代温泉、芹の湯に行き汗を流す。

初めて利用したが、少し個性的な温泉だった。

さらに道の駅オアシスなんもくに移動して、乾杯会とした。

貸し切りでとてもリラックスすることができた。

翌日はゆっくりの起床し、のんびりと帰路に着いた。

お付き合いしてもらったK礒さんやかみさんには申し訳ないやらありがたいやら。

なにやら充電できたような気になった。

10/5-6で長野県・諏訪湖方面をかみさんと旅行した。

5日はあいにくの天気で、予定していた守屋山の登山は中止とした。

かみさんが行きたがっていたので、またの機会に期することとする。

高島城天守閣を仰ぎ見る

5日は八千穂の道の駅や麦草峠を経由して諏訪湖に至った。

そこで温泉ホテルに泊。

天守最上階から見た諏訪湖方面

6日は山のかわりといっては何だが、近くの諏訪高島城を見学し、天守閣に登る。

外観は復元したタイプで、内部は鉄筋で展示スペースとなっていた。

比較的こじんまりとした印象の天守だ。

堀に映る高島城

それでも、往時にあってはさぞ壮麗な建物であったことだろう。

かつては湖岸にあって浮城といわれたという。

そのまま帰宅の途についた。

とある村から送られてきた松茸

帰宅してから、ふるさと納税の返礼品である松茸を受け取った。

思った以上にたくさん入っていて驚いた。

かみさんが丁寧に処理して、多くは冷凍とした。

2本だけ夕食の食膳に供した。

気候的にはまだ秋らしくないが、少しだけ秋を感じ入ることができた。

9/14(土)~15(日)で谷川の湯檜曽川・東黒沢~ウツボギ沢~白毛門を登った。

メンバーはかみさん。

東黒沢 ハナゲノ滝

もともとは美しいナメが多く、遡行が比較的容易な東黒沢だけを登って同ルート下降する日帰りプランであった。

しかし、せっかくなら1泊計画にした方が沢旅を堪能できるだろうと考えなおし、好幕営地があるウツボギ沢を絡めたスタンダードな計画として実施することにした。

天気もさることながら、人気の初心者向けの沢とあって大勢の人出とそれに伴う天場の確保が心配だった。

適度なナメ滝がすぐに始まる

8時頃に谷川岳インフォメーションセンター前駐車場発。

当初、白毛門登山口の駐車場は送電線の鉄塔工事に伴い使用できないとの情報があったため少し離れた駐車場に停めたのだが、行ってみると何の制限もなく使用できるようだった。

それにしても、駐車している台数は10数台ぐらいで思ったより多くない。

8時15分頃に入渓。

ハナゲノ滝にて

30分とかからずにハナゲノ滝に達する。

水量はそれほど多くはなさそうだ。

ハナゲノ滝は右岸側を登る

ハナゲノ滝はずっと昔に白毛門沢に行ったときに通っているはずだが、全く記憶にない。

思った以上に傾斜は緩く、これなら水遊びもできるかもしれないと思った。

ハナゲノ滝の上流部を横切るかみさん

ハナゲノ滝は中間部で右岸から巻けるようになっていたが、容易そうだったのでそのまま水流沿いに右岸を登った。

大岩を越えるかみさん

大岩のあたりの水量からすると、平水より少ないぐらいなのかもしれない。

天候は暑からず寒からずでまずまずといったところ。

白毛門沢との出合を右に進む

この後も快適な小滝やナメ岩をたっぷり楽しむ。

釜をたたえた小滝が多い 7m滝

出てくる小滝はどれも登れるものばかり。

程よい手がかり、足がかりがある。

荷物があっても快適な登攀ができた

陽の光を浴び、美しくも快適なナメ岩が続く

周囲の森林が影を落として暑さを遮る

流路が細くなってきてもすばらしいナメが続く

川幅が狭まり、少しずつ源頭感が出てくる。

やがて水は消え、丸山乗越に至る。

丸山乗越付近は笹藪

いくらか踏み跡はあるが、地形図に応じて進んだ方が無難だ。

低木で平らな地形を越えたら、ウツボギ沢に至る枝沢をめざす。

枝沢の下降は少しだけいやらしいところも

特に難しいところはないが、少しいやらしい滝の下降が2~3箇所あった。

途中から枝沢が合わさり、水量が増える。

ウツボギ沢との出合

12時40分頃に出合着。

少しナルミズ川方面に下ると、広くて快適そうな広河原の天場に到着した。

この日の行動はここまで。

タープとテント型ツエルトを用いた

これまでの沢旅と違って、タープと軽量なドームテント型のツエルトを使ってみた。

居住性は良く、適応性も良好そうだった。

懸念していた天場争いは全くなく、自分たちが1番乗りで、しばらく後から2人組のもう一組がタープで幕を張っただけだった。

対岸にもう一組いたようだが、広河原に2組だけとはラッキーだったのだろう。

隣人に遠慮して河原で焚火

広河原は比較的広くて平らな好天場だが、それだけにゴミなどの問題が多いようだ。

この目で見たのは、ブルーシート2枚が遺棄されていたもの。

水場は目の前(ウツボギ沢右岸、ナルミズ沢出合手前)にあったのに気づかず、ウツボギ沢を数分遡行して左岸からの湧水をわざわざ汲んできた。

焚火は今回最大の楽しみでがっつり楽しんだ。

料理はかみさんが腕を振るってくれた御馳走だ。

沢のほとりで食べた御馳走

焚火の用意はのこぎりが大活躍した。

天気が崩れることもなく、静かな夜を迎えられた。

最高のディナーと焚火を楽しみ、大方の薪が燃えた21時頃ようやく眠りにつく。

4時に起床で、6時少し前に出発する。

ウツボギ沢の遡行開始

ウツボギ沢は始めのうちは河原、やがてゴルジュになって変化のある出だしであった。

通過には少し工夫が必要で、難しくはないが楽しい。

すぐにゴルジュ状になり、アクセントとなる

やがてくの字15mの滝に行きつく。

くの字(逆Y字?)15m滝

滝の右側に沿って中段まで登り、上段はそこから踏み跡があるルンゼ沿いに左岸から巻いた。

滝の右側に沿って登るかみさん

滝の落ち口付近に下りるところはギャップがあって、枝を掴みながらのずり落ちのていであった。

陽が溪にも差してくると気分は上がる

昨晩は星空で、午前中は快晴の勢いだが、山テンの天気予報によれば午後は霧から雷雨の予報。

ぐずぐずはしていられない。

陽の光を受け、小滝を登るかみさん

とはいえ、そんなにせっかちに登りたくもない。

楽しめるところは楽しんで登る。

ひとまたぎのトイ状の滝

難しいところはないが、ワンポイントはあったりする。

これは楽しい。

8時頃、主稜線付近が見えてくる

比較的平坦な地形だが、それが長く続く。

滑っていていやらしい小滝はあったが、何とかなった。

岩穴に身を潜めるガマガエル 周囲と同化している

基本ナメ場が続くが、樹高は低目で明るい雰囲気を醸し出している。

次第に沢は細くなる

この明るさも初級向けと言われる所以か。

源頭感漂うナメ

やがて水流も乏しくなり、詰めとなっていく。

適当なところで湧き水を汲み(これが冷たくて旨い)、藪に備える。

このままでも行けるが、正解は少し戻った左俣

自然な登路となっていたが、地形図と照らし合わすと少し違う。

このままいくと笠ヶ岳の斜面に突き上げてしまう。

偵察で戻ると、藪に埋もれた細めの左俣が細い水流とともにあった。

こちらが正解。

ナタ目があり、明らかな人跡があった。

こちらからだとちょうど鞍部に出るはず。

笹藪突入

笹藪でも溝になっているところは歩きやすかった。

それも最終パートにのし上がる頃には純然たる上越の笹藪となってきた。

喘ぎながらかき分ける。

地形を見ながらじりじりと鞍部をめざす。

登山道に出たところ

9時半過ぎ頃、ようやく登山道に出る。

それでも上越の藪としては短い方だと思う。

左俣から鞍部への経路に修正しなければ相当な無駄足をするところだった。

白毛門への登りの途中から鞍部や自分たちの詰めの路を振り返る

身支度を整え、下山の途につく。

しかし、下山なのになぜか登る。

白毛門へは登りとなる。

少しだけ見えた一ノ倉沢などの岩壁群

なんとか天気はもっていたが、霧が山肌を覆い始めていた。

雲の厚みからして、悪天の兆しは濃厚だった。

土合や自分たちが停めた駐車場が見えた

あまりのんびりすることなく、下山を急いだ。

景色は乏しかったが進路は十分に見えた。

白毛門山頂

霧が広がるのが早まってきた。

登山者は少なめだが、何人かはいた。

振り返るともう山頂直下の岩稜帯は見えなくなってきた

岩稜帯で雨に降られたくはない。

歩を早める。

ジジ岩のはるか下を白毛門沢を登る人が見えた。

あのパーティーは降られる前に抜けられただろうか?

ジジ岩、ババ岩はギリギリ見えた

この頃から遠くに雷鳴が聞こえだす。

予報通りだ。

鎖場が何カ所かあったが、設置が不適切

何カ所かの岩場に鎖やフィックスロープがかけられていたが、一般道なのに不親切なかけ方が目立ち、謎な気がした。

足場がある弱点を通してなかったり、長さが半端だったりと不適切といってもいい代物。

とはいえ、利用はさせてもらったので文句も言えまい。

松ノ木沢ノ頭に至る頃には岩稜帯は抜け、樹林帯に入ることができたようだった。

不思議な伸び方をした木の下で

それから間もなくして激しい雷鳴とともに強い降りの雨に捕まった。

それまでも降ったりやんだりしていたが、この雨にはたまらず雨具を着た。

側撃雷もあるから樹林帯でもうかうかはしていられない。

すれ違った登りの人たちは、この雷雨をやり過ごせたのだろうか?

休むことなく歩を進めるうちに、下山時から気になっていた右膝がずいぶん痛くなっていた。

傾斜は一本調子の急傾斜で、すこぶる足に悪そうだ。

概して登山道は土が流出して荒れており、木の根がむき出しになっているところも目立っていた。

それでも不思議な伸び方をした巨樹がそこここにあり、目を楽しませてくれたりもした。

もっとも、楽しむ余裕があったのはかみさんで、自分は必死だった。

今回もかみさんの活躍なしにはない山旅であった。

体力もすごい。

いつもながら、感謝に堪えない。

土合砂防堰堤・湯吹きの滝は濁流を轟音とともに落としていた

ようやく下山できたのは13時半頃。

インフォメーションセンター前駐車場まで少し登る。

湯檜曽川は茶色く濁った濁流と化していた。

そんな中でも東黒沢を川滑りしに行こうとする商業団体がいたことには驚いた。

少し先の湯檜曽公園あたりの河原では、30人が中州に取り残されレスキュー隊が多数出動している騒ぎが起こっていた。

それはそうとして、さっさと湯檜曽温泉に行く。

今回は岳人カードを使って400円で永楽荘の温泉に浸かる。

長らくこの界隈に通っていて、湯檜曽温泉は足湯を除いて初めての利用だった。

温泉から見えた湯檜曽川の濁流は激しいものであった。

永楽荘の人はこういう流れはここでは通常のことだと繰り返し言っていた。

河原の人たちも全員救助されたようでよかったが、この地の危険性を再認識させられた。

スタンダードな沢旅で、難しいところなく遡行を楽しめた。

運がよかったのか、予想以上にいろいろと楽しめた。

まあ行けてよかった。

それにしても膝の痛みはいつになったら癒えるだろうか。

ちょっと心配だ。

8/19(月)~22(木)で北アルプスで話題の伊藤新道から裏銀座烏帽子岳を巡って周遊した。

メンバーはかみさん。

湯俣川左岸にある天然記念物 噴湯丘

北アルプスの最奥部・黒部原流域のフロンティアとして知られる伊藤正一氏が北アルプス登山黎明期に精魂込めて開拓した「伊藤新道」はかねてからのあこがれのルートではあった。

その「伊藤新道」が伊藤正一氏の息子さんらによって再整備され、昨年リニューアルオープンの運びとなった。

テレビ番組やマスコミ、ネット情報等で取り上げられたこともあり有名になり、情報も豊富なのでここはトライのタイミングと思いチャレンジしてみることにした。

再整備されたとはいえ、バリエーションのルートであると明記され、繰り返し注意喚起されている。

昨年は異常な減水で1500人からの通行ができたそうだが、今シーズンは水量が多く、架けたばかりのつり橋が3つのうち2つ使用不能になっているとのこと。

撤退、変更、中止も見据えての計画であった。

高瀬ダム調整湖畔を歩く

8/19(月)5時頃家を出て、9時過ぎに七倉に着いた。

大町ダムへの道に入る直前には熊を目撃した。

ドラレコにもとれていたが、肉眼で見たより小さく見える)

七倉と高瀬ダムの間は土砂崩れの復旧工事の関係でタクシーを乗り継ぐ必要があった。

高瀬ダムからの途中の道すがら、車が入れるところまではいろいろなところで工事がされているのには少し驚いた。

湯俣山荘には昼過ぎに着

高瀬ダムから湯股までは3時間ほどのコースタイムであったが、広場での休憩を含めても2時間20分ほどで行けた。

時間もあったので、手続きや昼食を済ませてから偵察に行くことにした。

手続きはタブレットによる「伊藤新道」への通行申請もあった。

千天出合に通じる水俣川にかかる吊橋を渡る

山小屋の男性スタッフに1時間ぐらいで第1吊橋あたりまでは濡れずに行けると聞いていた。

山の神には参拝する

吊橋を渡ったところにある山の神が祀られている。

参拝するのが礼儀というものだろう。

絶妙のトラバース

河原からすぐに幅広ゴルジュ状になり、短いがクライミング状態でのトラバースとなった。

2、3歩ほど手掛かり乏しい絶妙の足さばきがいるところがあったが、クライマーならどうということはない。

沢装備であれば普通に水流中をへつればいいところだろう。

温泉がそこここで湧き出していた

湯気が上がり、温泉臭が立ち込めるあたりはこれまた有名なエリアだ。

少しだけなら触れるくらいの熱さだった。

この対岸の左岸側には天然記念物の噴湯丘が見えた。

有名になったため、人為的に荒らされてしまったらしい。

いくらかの人の手による補助がある

整備による補助的手段はありがたく使わせてもらい、先に進む。

普段から沢登りをやっている者には困難はない。

第1吊橋は健在

ここまでの巻き道にはありがたいお助けひもが要所にあり、笹藪の中の踏み跡もばっちりで安心できた。

第1吊橋先の「ガンダム岩」といわれる難所の岩場近くまで行き引き返した。

水量はさほど多くなく、このままでいけば行けそうな感触を得た。

湯俣山荘の夕食はグレードアップで信州羊肉

湯俣山荘というのがすこぶるよい山小屋であった。

建物は以前の廃墟の基礎を使っているとのことだが、昨年オープンしたばかりで新しい。

それ以上にコンセプトが新しい。

今時風なのだ。

寝室はドミトリータイプで完全個室。

バーがあり、おしゃれな音楽がかかっている。

それでいて電波は入らず(少し入る時もある)、隔絶感はある。

止まっていたのは自分たち含めて10人。

若い男女2人の山小屋スタッフはとても感じがよく、親切に情報を教えてくれた。

食事がおいしい。

腹が減っているだけではなく、味付けにのこだわりが見てとれるもので本当においしいのだ。

ビール飲んだりしてゆったりと時間を過ごし、消灯前に横になった。

ここからが辛かった。

眠れない。

久ぶりの歩行運動と明日の緊張などがあったのだろうか。

夜中に降雨もあり、心配にもなる。

眠れなくても横になって休むようにする。

8/20(火)ほぼ眠れないまま、3時40分頃起床とした。

小屋のスタッフは雨雲レーダーの動きを知らせてくれて、昼には沢セクションを抜けた方がいい旨のアドバイスをしてくれた。

これまで食べた山小屋での朝食では最高

朝食はおかゆとスープで、寝不足の身にも食べられた。

しかも普通にうまい。

これはありがたかった。

早立ちを焦らず、朝食をしっかりとって、水量や足元がはっきり目視できる明るさで出発した方が良いことがよく分かった。

夜明けの時刻を少し過ぎた5時15分頃に出発。

前日に偵察をしているので、要領よく歩を進めて順調に第1吊橋まで行けた。

途中、自分たちより早立ちしたグループ4人を抜かしたが、この人たちとはついぞお目にかかることはなかった。

ガンダム岩を前にする

難所とされたガンダム岩の通過は下部から難なく行けた。

水量は昨日と変わらないくらいで助かった。

ただ、周辺の不安定さは強烈で、ぐずぐずしていられない場所であることは見てすぐに分かった。

桟道は落石で破壊されていた

そこからは徒渉を繰り返す。

桟道が設置された箇所は、湯俣山荘で事前に知らされていた通り破壊されて使えなかったが、進行には支障なかった。

よさそうなところを見つけて徒渉を繰り返す

徒渉は深いところで股下くらいで、思い切って流心を越えれば何とかなった。

スタッフか登山者が設置したとみられるケルンも徒渉の際に参考になったが、必ずしも適切ではないので注意だった。

火星とされる場所 頭左の岩は住宅くらいの巨岩

火星の手前の笹藪の高巻きでは、よく整備されていて恐れ入った。

火星はビバークもできるとのことだったが、とんでもない。

大小の岩が斜面上で不安定に留まっており、速やかに通過した。

オベリスク跡の高巻きは易しい

散々、クライミング沢登りとは異なる徒渉に関わるスキルの有無をいわれたが、このくらい平水だとそうでもなかった。

ただ、周囲の不安定さはゾッとさせられる。

二ノ沢手前の左岸を高巻き(偵察)

二ノ沢合流地点辺りは核心のポイント。

確かに水に勢いがあり、浅いところがない。

上の写真の高巻きができたので、合流点の上流で難なく徒渉できた。

使えない古く短い残置紐があったので、たどられてはいるのだろう。

第3吊橋は使用不可

右岸を進み、第3吊橋に至る。

これもワイヤーこそ架かってはいるが使用できる状態にない。

自分の目で見て頭で考え、吊橋の先で右岸から左岸へ思い切って徒渉。

かみさんと肩を組んで臨んだが、そこまで強烈な圧でもなく無事に渡れた。

このあたりで7時過ぎ。

寝不足の影響もなく、順調だ。

峡谷にも陽がさしてきて気分が上がる

少し余裕が出てきたのと、ちょうど朝の光が峡谷に差し込みだしたのもあって改めて周囲を見渡せるようになってきた。

素晴らしい大自然の景観だ。

第4吊橋跡の下流あたりで降りてくる3人組とすれ違う。

第5吊橋あたりで幕営していたとのこと。

ワリモ沢(右)出合 下流に第4吊橋跡

第4吊橋跡を越えたところで4時45分頃に少し休憩。

このあたりまで来ると、河原もいくらか広くなってきて徒渉もしやすくなる。

徒渉も慣れ、ポイントを捉えられるようになる

四段の滝で給水

この後の山セクションに備えて水を補給しておく。

確実なのはここまで。

第5吊橋も使用不能

ここまで来ても水流はそこそこ強い。

第5吊橋上流を岩伝いに徒渉

最後の渡渉は大きな岩を利用してうまく渡ることができた。

ここで湯俣川を離れ、山セクションに入る

山セクションはいきなりの急登から始まる。

急傾斜を登ると湯俣川はすぐに遠のいてしまう

下の方には後続のガイドパーティーが見えた。

赤茶けた荒々しい川はずっと先まで続いている

時々息を整えながらも渓谷の荒ぶる姿を見入った。

茶屋といわれる避難小屋建設候補地

山のルートは実によく整備されていて感心した。

赤沢に下り、そこからいよいよ主稜線めざして激しい登りに入る

ここからが登りの本番。

とはいえ、しっかり整備されているのとはっきりした地形であるので迷いはしないがなかなか疲れる。

ようやく展望台に至る

展望台はあいにくの下り坂の天気で遠望は利かなかったが、周囲の環境には十分に癒された。

この先でガイドの2人組に抜かされる。

すぐ後ろにいるのはわかっていたので、やっと抜かしてくれたか感。

第1庭園

展望台を越えると一般道となり、傾斜も弱まり落ち着いた景観となっていく。

かぶり岩

ここでも槍ヶ岳などの遠望は望めなかったが、ゴールの近さを感じられた。

足元に高山植物のきれいな花が目立ちだす。

人の気配が濃い稜線の道が見えた

ようやく主稜線と合流

12時18分頃、主稜線に達する。

約7時間で踏破できたことになる。

ここまで天気がもってよかった。

三俣山荘

伊藤新道を上がってきた2組目。

湯俣山荘に泊まっていたので、三俣割というので3000円引きになりラッキーだった。

サイフォンで入れた薫り高いコーヒー

ゆっくり休んで、手持ちのもので昼食をとる。

この時飲んだコーヒーはおいしかった。

鷲羽岳にアタック

時間もあるので、雨に降られるのを覚悟で空荷同然で鷲羽岳にアタックする。

もちろん疲れていたし、足も張っていたが翌日の行程を楽にする上でも行っておきたかった。

雷鳥と遭遇(写真中央) 岩と同化してわかりにくい

荷物はほぼないが、なかなかに登る。

ガスが広がり、視界は乏しい。

雷鳥

そんな中、頂上のすぐ下あたりで雷鳥の群れに遭遇する。

ざっと5羽はいた。

鷲羽池

ガスの切れ間からは鷲羽池などちょいちょい景色もあってラッキーだった。

鷲羽岳山頂

鷲羽岳はかみさんが赤木沢を登った時に目にしてぜひ登ってみたいと思った由に、こうして頑張ってしまった。

15時前頃でさすがに最終と思って下山していたら、全荷で登ってくる人がまだいたのには驚いた。

三俣山荘の夕食はジビエ肉のシチュー

三俣山荘はさすがに人もそこそこ多く、賑わっていたが行き届いた感じに好感が持てた。

水不足とのことで、飲水は天場まで汲みに行く必要があり、食器も自分たちで拭いてから下膳であった。

水を汲みに行くことなく、ビールで過ごしたが。

この日の夜はさすがに良く寝られた。

朝食はジビエソーセージ 後方に槍の山影

8/21(水)この日は裏銀座縦走コースから烏帽子小屋まで歩く予定で、かなり長い。

朝食をしっかり食べて、水分を十分にとっておく必要があった。

小屋の前から槍ヶ岳・北鎌尾根がよく見えた

慌てることなく、ゆっくり出発。

昨日鷲羽岳を登っておいたので、沢コースをたどることにする。

黒部源流に下る

途中の水源で水を入れ替える。

冷たい水がおいしい。

黒部源流標識 その奥にも水流はあるので正確な源流ではない

水の近くを歩くのは何か安心する。

天気はいいはずだが、直射がなく涼しい。

しかし思ったより時間がかかり、コースタイムを少し越えて小屋から1時間45分ほどかかる。

岩苔乗越 奥は水晶岳

そこからはアルペン気分満喫の山稜コースとなった。

水晶小屋に荷物を置き、空荷同然で水晶岳にアタックする。

水晶岳山頂 後方は槍ヶ岳鷲羽岳、雲ノ平などの絶景

さすがにそこそこ人はいるが、混んでいるというほどではない。

折よく天候にも恵まれ、周囲の絶景を360度段能できた。

こんな岩稜帯の道が続く

水晶小屋に戻ってからは、本ルートに戻ってロングトレイルとなる。

花崗岩の岩稜帯を上り下りし、急傾斜はないものの足元に注意しながらの慎重なルート取りが必要となる。

北アルプスらしい、快適な山稜歩きといいたいところだが、遥か先まで続くのを見るといい加減嫌になり、疲れも増す。

武村新道に通じる真砂分岐 このあたりは電波が通じる

道は見えているが、長い。

日射しもきつく感じるようになる。

この先、野口五郎岳

容易な道だが、蓄積した疲労もあり長く感じる。

人は少ない。本当に静かだった。

野口五郎岳山頂はかみさんが先着

12時頃ようやく野口五郎岳山頂着。

登る時に3人とすれ違ったが、山頂は誰もいない。

静かな山頂を堪能した。

予報通り、ガスがそこここで湧き出していた。

北側に下りたところにある野口五郎小屋でコーラのペットボトルを700円で買って飲み干す。

ちょっと後ろめたさを感じるが、これはうまかった。

ここで昼食をとって、さらに北上する。

道はすこぶる歩きやすい。

が、長くは感じる。

烏帽子岳が見え、ゴールが近いことを感じる

三ツ岳を越えるあたりまでは長く感じた。

やがて特徴的な烏帽子岳が見えてくると青い屋根の烏帽子小屋も見えるようになり、ようやくめどが立ったように思えた。

14時50分頃に烏帽子小屋に到着。

天場には数張あったが、小屋は静かなもので泊り客は自分たち含めて6人しかいない。

前日までにキャンセルが相次いだそうで、いい時に泊まれたものだ。

4人部屋を2人で使えた。

夕食はレトルトカレーだが、意外なまでに辛くて旨く、満足できた

疲れもあって、早々食欲がわかない。

その状態にあって、カレーの夕食は助かった。

ゆっくりなら食べられたし、そもそも結構うまい。

この小屋は繁忙期はすさまじいらしく、やむなく単品メニューにしているようだ。

前の週は天場だけで100人はいたという。

それがこの空きよう。

ゆっくりとした時の流れを感じつつ、就寝した。

これまでで一番よく寝られた。

8/22(木)最終日。

朝食は前日に配られたおにぎり2個。

これもわびしいと思うところだが、効率的には良かった。

たっぷりのお茶とともにゆっくり食べたら案外食べられた。

最後発で烏帽子岳アタック。

天気は霧だった。

烏帽子岳頂上直下の鎖場

展望なく残念ではあったが、まあ良しとして最上部の岩場に登る。

この時まで視界は乏しかった

てっぺんで遊んでいるうちにみるみると視界がとれるようになってきた。

ニセ烏帽子から三ツ岳方面

ラッキーだった。

高瀬ダムが見えた

好展望を堪能し、下山に移る。

ニセ烏帽子から見た烏帽子岳 あらためて見るとカッコいい

少しのタイミングでこうも違うのかと思わされた。

気になった岩のフレークでレイバック

小屋近くのクラック&フレークが気になり、少し触る。

今回は岩のクライミング要素はほぼなしだった。

烏帽子小屋で丁寧な見送りをしてもらえた。

感激した。

山小屋がよかったのか、タイミングがよかったのか、今やそういう時代なのか。

何しろ、今回の山小屋はどれも良かった。

これまで感じたことのない印象だ。

長く険しいブナ立尾根を降りる

北アルプス3大急登といわれるブナ立尾根を一気に降りる。

途中、スマホを山小屋に忘れた中央大WVの学生に声をかけ、役割を果たせて安堵する。

急な坂だが、整備が行き届いた一般道は歩きやすい。

濁沢に降り立つ

10時過ぎには濁沢の登山口に着く。

2時間半弱ほどか、思ったより早くつけた。

濁沢の丸太橋は復旧されたばかり

前の週に流されて徒渉を心配していた丸太橋も立派に復旧されていて一安心した。

仮にここで足止めを食らったら万事休すだった。

埋まった看板

周辺では重機を使った作業がされていたが、埋まった看板や建物を見るととてもキャンプなどできないことがわかる。

高瀬ダムに到着

吊橋を渡り不動隧道を抜けたら高瀬ダムに到着。

タクシーが待機していてすぐに乗り込んだ。

来た時と同じように乗り継ぎをし、11時半頃には七倉に到着して今回の山行は終了した。

葛温泉の高瀬館で貸し切り同然で温泉に浸かり、汗を流してから帰路に着いた。

辛味噌そば

美麻にある「手打ちそば美郷」に立ち寄った。

ここのそばは絶品だった。

大盛にしたが、つるつると食べらることができた。

辛味噌と出汁が素朴なそばにいい具合に絡み、葉の天ぷらや雑きのこのトッピングと相まってうまみが染み渡った。

小川村を経由して長野ICに向かう。

道の駅おがわで買い物をして帰路に着いた。

出発前日までだらけた生活をしていて天候等のコンディションも心配は尽きなかった。だが、その割に意外なまでに順調な山旅であった。

今回もかみさんの素晴らしい体力と様々な協力の賜物であったことは言うまでもない。

とても喜んでくれたようなのでよかったかな。

自分としては総じて大満足であった。

運に助けられたところはあったが、まだなんとか歩けているようで安心もした。

もっとも、体中に痛みは残ったが。

8/2の夜からI井さんの別邸を訪ねた。

I井さんのお誘いで、8/3(土)に角間山~湯ノ丸山ハイキング、8/4(日)は八千穂高原のシークレットエリアでのクライミング(TRボルダー)を楽しんだ。

湯ノ丸山北峰より山頂を目指して

I井さんとの晩さん会はいつも楽しい。

こういう知識・教養・経験とそろった方との会話は知のセッションそのものだ。

そして山行を共にするとさらに楽しい。

今回は浅間山の西方に連なる名山である湯の丸山だ。

旧鹿沢温泉の登山口

I井さんのおすすめで、角間山を往復するルートをとる。
道はよく整備されていて、笹藪が払われており歩きやすい。

歩きやすい登山道

途中の道端に咲く花をgoogleで写真検索する。

この山域は電波が入るようだ。

イブキジャコウソウか?

角間峠を経て、汗をかくうちに角間山に至る。

角間山山頂

あいにく眺望は最高ではなかったようだが、浅間や四阿山方面が見えなかっただけで相当の景観を楽しむことができた。

いったん戻る形で角間峠を経由して、湯ノ丸山への一本調子の登りに入る。

なだらかな方ではあると思うが、それなりの登りだ。

人が少ない北峰で一休みしてランチタイムをとる。

その後、広々とした稜線をたどり頂上である南峰をめざす。

湯の丸山山頂部

頂上部は広々としており、三々五々に休憩する登山者がそれなりにいた。

やはり人気の山のようだ。

下山は地蔵峠へは下りずに、中間部でトラバースするように進み、もと来た旧鹿沢温泉に下りた。

雪山賛歌の碑

ここは有名な山の歌「雪山賛歌」が作られた場所とのことで、碑も立っていた。

少し先の道はメロディーラインになっており、車で時速40キロちょうどで下ると「雪山賛歌」のメロディーがなんとなく聞ける。

これもI井さんが教えてくれた。

帰路は池の平湿原近くを通過するようにした。

ここは駐車有料のため、通過するだけにした。

いつもの穂の香の湯で汗を流す。

佐久界隈は東京とは異なる過ごしやすさで、夜はもちろん楽しい宴となった。

翌8/4はプチクライミングの様相で、I井さんらが探し出したシークレットエリアにお邪魔する。

数手のボルダーをTR で登る

日差しが直に届かないこともあって、心地よくトライできた。

とはいえ、まともな登りはまるでできない。

その一方、年齢を感じさせないI井さんの登りは素晴らしいの一言。

初トライの岩でも完登を果たす。

少し移動し、難易度アップ

難易度が高まった別の課題は、以前トライしたことあるようだった。
これも見事にクリア。

感心するのみ。

ライミング好きとはこういうことなのだろう。

3課題、かみさんも交えて交互にトライし十分に遊べた。

本当にお世話になった。

帰りがけに佐久平スマートIC上にあり、行ったことがなかった平尾温泉みはらしの湯に立ち寄り汗を流して帰路に着いた。

8/2(金)に車山から八島ヶ原湿原にかけて周回するハイキングに出かけた。

メンバーはかみさん。

車山山頂に向かう道から見えた南側の景観

スタートとゴールは車山肩の駐車場。

10時過ぎより歩き始める。

この山域はかみさんのリクエストからのチョイスで、好天にも恵まれ爽やかな高原ハイクとなった。

車山山頂 後方は茅野や南アの山々

このあたりは以前積雪期にスノーシューハイクで訪れたことがあったかと思う。

当たり前だが、印象がまるで異なった。

白樺湖蓼科山方面へいったん下る

知らなかったが、ハイカーだけでなくリフトを使って歩いてくる観光客もいてヒール靴にスカート姿の女性がいたのには驚いた。

車山の肩からでもいくらも歩かない印象だったが。

植物群落の木道をたどって蝶々深山に向かう

霧ケ峰高原植物群落は保護された地域で、木道のみが立ち入りを許されている。

以前積雪期にこのあたりに立ち入り、放送で注意されたことを思い出した。

スキーシーズンは監視されているようであった。

この日も木道整備の若者がなにやら修繕作業をしていた。

物見岩

物見岩は低い草木地帯にあって目を引く岩の重なりだ。

どういった成り立ちがあるのだろうか。

安定していたので、人目もはばからず登ってしまった。

もちろんかみさんも。

八島ヶ原湿原 右奥後方に車山

八島ヶ原湿原に至る頃にはそれまで少なかった人が増えてきた。

湿原周回はそこそこの距離があるが、手軽さもあってか相当に人が多い。

イカーだけでなく、高原の花を愛でる人や単なる観光の人もいるように見えた。

時期は過ぎたようではあったが、いくらかの花が目を楽しませてくれた。

昼を回ったこの頃ともなると、日射しを浴びると相応に暑い。

湿原の何面に設けられていた日が当たらない休憩ベンチでランチとをとる。

湿原を離れ、旧御射山神社の横を通る頃にはまた静かな山歩きとなった。

ゆっくりと巡ったハイキングも15時前頃には終了した。

高原のソフトクリームを食べて、蓼科温泉権現の湯に向かった。

7/28(日)に表丹沢・葛葉川本谷で遊んだ。

メンバーはかみさん。

遊びとはいえ、かみさんの新しいラバーソールの靴や先日衝動買いした自分の沢用ハーネスのフィッティングが主目的。

葛葉の泉近くからの入渓

はるか昔に訪れたことがあったように思っているが、全くといっていいほど記憶にない。

天気の塩梅を考え、上越をやめてここにしたところだ。

一番の気がかりはヒル

詰めまで行かず、林道で終わりにする計画としたのはこのためといってもいい。

小滝が連続して楽しい

登り始めてみると意外なまでに楽しい。

登れる小滝が続いている。

どの小滝も意外と楽しい

快適

板立てノ滝はかみさんも余裕で登っていた

1時間とちょっと来たくらいで表丹沢林道が見えた

時間がありそうなので、サブプランとしていた富士形ノ滝まで行くこととする。

トイ状のところは突っ張りで

30分ほど歩くと富士形ノ滝が見えた。

先行者を見かけたが、先に行ってしまった。

富士形ノ滝

ここは右のやさしい凹角から登る。

少しだけ登って、下降に移る。

連続した滝場も横からやクライムダウンで難なく降りられた。

懸垂下降の試しもしてみた

最終、林道手前で懸垂下降の練習もしてみた。

ロープにアクセスしてみることも来るべき本番への備えだ。

林道にかかる太平橋

林道に出て、二ノ塔尾根からの登山道に入り葛葉の泉に至る。

恐れていたヒルの被害は受けずに済んだようだった。

葛葉の泉で水を汲んで昼前に帰路に着く。

湯遊三昧 湯花楽 秦野店で汗を流す。

帰宅してから靴を洗っていたら、かみさんの靴からヒルが1匹見つかった。

被害はなかったが、ヒル恐るべし。