杜屋神社 (original) (raw)

川棚温泉と杜屋神社 6

山口県下関市川棚温泉で湯に入った後、

山陰本線の列車に乗って、川棚温泉駅のひとつ隣、黒井村駅で降りました

国道191号線に出て少し歩いていきます

すると、柵と線路の向こうに鳥居

鳥居の横の看板には「長門国三の宮 杜屋神社」(もりやじんじゃ)と記してありますが、ここから行くことはできません

少し戻って、山陰本線の線路を踏切で渡って進んでいきます

この角を曲がれば長門国三宮の杜屋神社のようです

長戸国三宮を名乗る神社には、他に下関市吉見の竜王神社があります

鳥居に拝礼してくぐり、

黒井川にかかる橋を渡っていきます

橋を渡ったところにある「県社 杜屋神社」の社号標

御祭神は「三穂津姫神」
造化三神の一柱、タカミムスビの娘です

日本書記に、本筋とは別伝として収録してある一書(あるふみ)によると、

フツヌシとタケミカヅチが日本を平定した後、タカミムスビはオオモノヌシに向かって

「もしそなたが国つ神を妻としたならば、それは我々天つ神に対し疑いの心があるということだろう。そこで我が娘のミホツヒメをそなたの妻とするがよい。八十万の神たちを率いて末永く皇室の子孫を守ってくれ」

と言ったということです。

手水舎

神門をくぐり、境内へ

延長5年(927年)に成立した延喜式神明帳には「村屋神社」(むらやのかみのやしろ)の名があり、これが社屋神社のこととされるそうです

社屋神社境内

拝殿

案内板には、本殿背後には「磐境」と思われる岩屋もある、と記載してあります

これが古代神道の名残を残す「磐境」でしょうか

境内社

周辺の村から神様が集められて合祀されているようです

宝物館

中に入ることはできません

神社の裏手には、最初に国道から見た鳥居が立っているのが見えました

といった感じで、ここからまた列車に乗って帰ります

最後までお読みいただきありがとうございました

施設名 杜屋神社
所在地 山口県下関市豊浦町大字黒井1541
電話
FAX
営業時間
定休日
料金 境内無料
交通 黒井村駅より徒歩10分
バリアフリー情報
駐車場

令和6年8月現在

お知らせ

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初めてのことですので拙い部分はあるかとは思いますがご容赦願います

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