魂の生命の領域 (original) (raw)

この頃、なぜかニュートン算に執着していた。

Part 1

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普通に算数をした。

小学校以来のトラウマを乗り越えた歴史的な記事。

Part 2

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応用問題を解いた。

小学生には証明できない定理や、文字式じゃないふりして文字式を使っていることを看破し、中学受験界の闇を暴いた歴史的な記事。

Part 3

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本来やりたかったやつ。AWS上でシミュレーションしたのは多分自分しかいない。

普通に理論値通りにならなかったがそこに至るまでの過程に満足してしまった歴史的な記事。

Part 4

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オチがつかないので、1枚ペラのスクリプトでお茶を濁した。

ちゃんと理論値通りの挙動を実現できた歴史的な記事。

最近とか言っておきながら、前回本の感想を書いたのが1年以上前なので、そこから読んだ本になります。

いや、1本記事書いてましたね。

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アレフ (J.L.ボルヘス

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短編集です。おそらく短編集としては『伝奇集』の方が有名かと思います。

とにかく凝縮した文体なので読むのに時間がかかります。ですが急ぐ必要はありません。じっくり向き合うと楽しいです。

不思議な世界。いかにも神話のような幻想的な世界から、現代日本からは想像しにくい荒れた南米の『現実』っぽい世界までいろんな舞台で、長くて30ページほどで主人公の人生が全部書いてあるような作品です。

やはり個人的には表題作の「アレフ」が好きでした。

インスマスの影 :クトゥルー神話傑作選 (H・P・ラヴクラフト

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これも読むのに時間がかかりました。

こう表現すると怒る人がいるかもですが、どことなく洒落怖的なノリを感じました。 一人称視点かつ、「これは後に発見された手記である」みたいに本文そのものが読者を明確に意識した文体である点が雰囲気の近さを感じさせたのかも知れません。

それにしても『ニャルラトホテプ』の文章はすごいですよ。原文はもはや想像もつかないようなカオスな悪夢そのものがおどろおどろしい日本語で表現されています。 『ニャルラトホテプ』はほんの8ページ程度なので、これだけでも呼んでほしい。

表題作『インスマスの影』が一番長いのですが、その分密度的にはかなり読みやすいものとなっているので、途中読んでて辛い人は先に呼んでもいいかもです。

バイバイ、エンジェル(笠井潔

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「哲学者の密室」という1200ページぐらいの推理小説がある、という話を聞いて俄然読みたくなりました。 ネタバレを踏まないように慎重に調べると、どうやら「矢吹駆シリーズ」の第4作目であるらしいのです。

第1作目がこれにあたり、分量は400ページ程度とコンパクトで、一旦最初から読んでもいいだろうということで読みました。

久しぶりに本格的な探偵小説を読みました。

何かしらの闇を抱えている金持ち一族と洋館に密室が形成される…(これは館そのものではなかったけど)といういかにもなやつです。

狂言回しとしてまず思いつく推理を述べるキャラと、突飛な案には頼らず、着実に証拠を集めてくれる冷静だが今ひとつ核心には近づけない警察、そしていきなり答えに辿り着いて最後の最後で犯人をズバッと当ててしまう探偵、というアレです。いいですね。

何パターンも推理が出てくるけど、ことごとく潰されていく。そして最後に一番綺麗な答えが探偵から語られて、しかもなんでそれに気づけたかも語られる(まぁまぐれが過ぎると思ったりもしますが)ところも王道で、気持ちいいです。

この探偵が矢吹駆という日本人青年で、パリが舞台なので、周りは皆フランス人です。駆が普通にフランス語をマスターして喋っている(日本語は当然ネイティブ)という設定です。

現象学を駆使する」という触れ込みで、事件の本質を直接観取することにより理解できるらしいです。現象学ってそんなんだっけ?

本作ですが、最後の最後でいきなり物語の雰囲気が変わることで有名です。それすら知らなかったのですが、私的にはむしろ嬉しかったです。

主人公(ナディア・モガールと言う女子大生)や警察が、論理的・物理的には実行可能なトリックを何パターンも提唱しますが、ことごとくそれをひっくり返す証拠が出てきます。 その中で、主人公は「トリックは何パターンでも考えられる。だから事件の本質となるところから解き明かす」みたいなことを言うのですが、動機づけとしてはかなりいいですよね。 探偵が考えたトリックだけがなんで正解なの?と言う問いに対して現象学的な本質直観によって一番の核となるところを最初に掴んでいるから、そこから可能な方法が導かれると言う建て付けだと理解しています。(1年前に読んで読み返してないので間違ってたらすみません)

サマー・アポカリプス(笠井潔

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矢吹駆シリーズ第2作目です。 このシリーズ、結構長期に続いているのですが、3作目と4作目が10年ほど感覚が空くため、「初期3部作」という括りで語ることがあるようで、その中での最高傑作と言われることもあるそうです。(後述の通り3作目でちょっと落ち着いた感じが確かにありました)

500ページ超えのボリュームで、南仏の異端カタリ派の聖地を旅行する中で、これまた因縁を抱えた金持ち一族と豪華な洋館、密室、連続殺人、ヨハネの黙示録…とミステリ好きのためのフルコースみたいな物語です。

ダ・ヴィンチ・コード大好きな私としては特に嬉しい。

このあたりから、実在の著名な哲学者をモデルにしたキャラクターが登場し、駆VS哲学者のバトルが思想バトルも繰り広げられるようになります。 論戦?によってお互いの思想が掘り下げられていきながら、それがその作品内での連続殺人の根幹をなす考えに関わっていきます。

本作では『重力と恩寵』で有名なシモーヌ・ヴェイユがモデルのキャラクターが出てきます。 最初はこの枠組みを知らなかったしシモーヌ・ヴェイユも知らなかったので、漫然と読んでいました。

ちなみに、このシリーズは『直接』つながっているので、本作の冒頭でいきなり前作つまりバイバイ、エンジェルの真犯人の振り返りから始まります。 この点でも『哲学者の密室』だけ読みたい人でもぜひ1作目から読んでほしいですね。

薔薇の女(笠井潔

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矢吹駆シリーズ第3作目です。 300ページ台のコンパクトな作品です。

本作はわかる人向けに言うとざっくり「羊たちの沈黙」的なストーリーです。

連続殺人なのは相変わらずですが、今回は明かに猟奇殺人であり、犠牲者は体の一部を持っていかれてしまいます。

その目的は何なのか、犠牲者が出るたびに法則性を見つけて次の犠牲者を助けるために犯人を先回りしようとするが…、と言うアレですね。

確か、2023年のゴールデンウィークに千葉県の小湊鉄道いすみ鉄道と全線乗り通したのですがその際にずっと読んでいました。 これを周りに言うと「景色を見ないのはおかしい」とドン引きされました。 視界の端で流れる風景や電車の振動、音、差し込む光などを読書をするバックグラウンドとして全身で浴び続ける。エモで良いじゃないですか。文章化するとキモいけど。

哲学者の密室(笠井潔

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ついに来ました。 矢吹駆シリーズ第4作目です。

全部で1200ページの超大作です。大きく3部構成(前篇、中篇、後篇)となっており、前篇で後で説明する三重密室殺人事件が起きます。中篇は30年前のナチス・ドイツの占領下にある強制収容所が舞台で、そこでも不可解な三重密室殺人事件が起きます。後篇でこの二つの三重密室が全て解き明かされますが、それだけではなく全ての背後にある「死の哲学」さえも解き明かします。

初っ端ガッチガチの密室で殺人事件が起きます。まずすごいのが、この一人の事件について400ページぐらいかけてひたすら検証します。こちらも読みながら色々考えるのですが、本当にトリックがわからないです。三重の密室と説明されるそれは、誰も入れない部屋、誰の出入りもなかった館、誰の出入りもなかった館の敷地からなり、散々検証しますが一向に犯人が掴めません。

少し前に述べた「死の哲学」は本の裏表紙でも使われている表現なのですが、読む前は一体どんな話になるのか全然想像できないですよね。でも読むとちゃんと伝わってくるのがすごい。

密室殺人と大量虐殺の対比を通して、「死」とは何かを突き詰めていきます。すごい。

出てくる哲学者は、ハイデガーがモデルのマルティン・ハルバッハとレヴィナスがモデルのエマニュエル・ガドナスです。

星を継ぐもの(ジェイムズ P ホーガン)

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いわゆるハードSFの入門的な感じだと思って読見ました。

月面で発見された宇宙服を着た死体は、なんと死後5万年も経過していた。一体どう言うことなのか? そして、木星の衛星ガニメデで地球外生命体による宇宙船の残骸が発見されて…と言う感じで、これらをなんとかして解き明かそうというある種ミステリーのような作品です。

ある意味推理小説のような感じで、いろんな仮説を立てては新証拠でそれがひっくり返って…の応酬です。

ユービック(フィリップ・K・ディック

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あらすじで気になりすぎて書いました。 予知能力者、時間退行現象…一ミリも中身が予想できないですが、まさしく主人公と一緒にこの世界を奔走することになります。 主人公の名前がジョー・チップなんですが、程よくダメ男で途中から若干疲れた感じのジョニー・デップが脳内に浮かんでいました。 みんなそうだと思う。

アクロイド殺しアガサ・クリスティー

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推理小説をよく読むようになり、同時に「アクロイド殺しはトリックがフェアかアンフェアかで当時論争が起きた」的な謳い文句をよく見るようになりました。

なのでこれは読まなければと思って読みました。アガサ・クリスティーの作品は小学生か中学生だかでオリエント急行殺人事件を読んで度肝を抜かれた記憶があり、それ以来だったので楽しみでしたが、やっぱりいいですね。 読みやすいけどスカスカじゃない。 トリックも別にアンフェアじゃないと思いました。(今の時代から見れば、というのもあるでしょうが)

そして誰もいなくなったアガサ・クリスティー

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笠井潔の『哲学者の密室』の続編となる、オイディプス症候群を買ってからというものの、それを読んでしまうのがもったいなくて半年以上寝かせていました。

同作は孤島もの(と館もの?)のプロットであることはぼんやり掴んでいるので、先に孤島ものの代表作を読んでおこうということで『そして誰もいなくなった』を読みました。

孤島に集められた面識のない年齢もバラバラの男女10人、全員集合したディナーの場で、突然彼らの昔の罪状を弾劾する音声が再生され、一人ずつ殺されていく…。外は嵐で島を脱出できる船は出せない。10人以外には島には誰もいないことがわかることで、犯人は内部にいることがわかるが、誰かわからない。怪しいと思った人から消されていく。どんどん犯人が絞り込まれていく…。

プロットが良すぎますね。

熾天使の夏(笠井潔

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これはバイバイ、エンジェルと同時期に書かれたものの、ずっと出版されず、ひょんなことから長い期間を経て出版されたものらしいです。

バイバイ、エンジェルと根底のテーマは共通していますが、こちらは探偵小説ではなく露骨にテロリスト本人が主人公です。

で、これが昔の矢吹駆で本作が矢吹駆シリーズのエピソード0だ、ということらしいです。

正直「これ矢吹駆である必要はあったか?」と思いました。

というのも、これが前日譚だとすると、まず駆の年齢がだいぶ高いことになって本編で二十歳そこそこのナディアと一緒にいるのがちょっと違和感ありますし、ここまでクズにしなくてもいいのでは?とも思います。

だから本編ではあんなストイックな生活をしているんだよ、とつながるのかもしれませんが、にしてもそこまで変われるか?と思いますし、本作の範囲では変わるきっかけ自体は触れられていないように思います。

また、文体のそこここに後述の『死霊』リスペクトを感じます。冒頭一文が異常に長い、とかですね。

ページ数が少ないので爆速で読めます。

死霊(I, II, III)(埴谷雄高

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一番最近に読み終わった本です。

大変でした。

死霊(しれい)と読みます。

ドストエフスキーの『悪霊』のような作品を書きたいと思って書かれたものらしいです。

全9章からなりますが、当初の構想では12章を予定していたようです。 ですが、作者が9章まで書いた時に亡くなってしまったので未完です。一度9章まで書いた時点で作者自身が自分の年齢のことも考えて完結ということにしたらしいですが、周囲に説得されて撤回したらしいです。

ちなみに『哲学者の密室』のあとがきでも著者の笠井潔が「自分も悪霊のような作品を書きたいと思った」と言っていますし、同時に「完結しなかった『死霊』のようにはならないようにしたい」的なことも言ってました。 なので『悪霊』もそのうち読みます。

『悪霊』は革命思想のことを「人の心に取り憑く悪霊」になぞらえたものらしい(読んでないのでネット情報です)のですが、この『死霊』についても革命思想がベースにあります(笠井潔の矢吹駆シリーズも然り)。

『死霊』のテーマの一つは「自同律の不快」(=自分が自分であるということが不快だ)という思想です。

主人公の三輪与志(みわ よし)、兄の三輪高志(みわ たかし)、主人公の友人の黒川健吉、失踪した矢場徹吾(やば てつご)、高志の知人である首猛夫(くび たけお)あたりが男性陣のメインキャラです。

彼らが究極の『革命』とは何か、をひたすら己の思想を語り合います。

女性陣は与志の婚約者である津田安寿子(やすこ)、その母の津田夫人がメインキャラです。

読んだ人はわかると思いますが、みんな津田夫人が一番好きになると思います。わかりやすいし。

カントの影響なのでしょうが一文一文がめちゃくちゃ長いです。

現実のようで現実でないような異常に濃密な風景描写やよく登場し、晩夏の暑さがものすごい解像度で脳に入ってきます。

また、一人の人物が130ページぐらいひたすら語り続ける場面もあります。読んでると気が狂いそうになります。

語りたいことはたくさんあるのですが、もう1回読破して中身を参照しながらじゃないとただの妄想を書いてしまうことになるので、とりあえずこの辺にしておきます。

プログラム意味論の基礎(サイエンス社)[小林 直樹・住井 英二郎] を読んでいて、いくつかメモを残したくなったのでメモを残す(メモを残したくなったため)。

ラムダ項

M ::= x | λx.M | M1 M2

チャーチ数

C0 := λs. λz. z C1 := λs. λz. s z C2 := λs. λz. s(s z) C3 := λs. λz. s(s(s z)) ...

z に 0 を与える関数、s に後者関数(0の次は1、1 の次は2、...)を与えれば、それぞれ自然数を得ることができる。

そしておそらく重要なこととして、独学の素人なので間違っているかもしれないが、必ずしも『z に 0 を与える関数、s に後者関数』を与える必要はないんだと思う。

演算

PLUS := λm. λn. λs. λz. m s(n s z) MULT := λm. λn. n(PLUS m) C0 EXP := λm. λn. n(MULT m) C1

これは本書中と参考サイトに具体例があるので、ここでは割愛

PLUS を使わない演算

掛け算

脚注に PLUS を繰り返し適用する以外の定義があった。

MULT' := λm. λn. λs. n(m s)

PLUS の定義の時点で結構ややこしいので、こんなシンプルな定義もあるのは興味深い。

具体例: MULT' C2 C3 -> C6 を確認する

MULT' C2 C3 [MULT' := λm. λn. λs. n(m s) 代入] = (λm. λn. λs. n(m s)) C3 C2 β簡約[m ↦ C2, n ↦ C2] -> λs. C2(C3 s) [C2 := λs. λz. s(s z) 代入] [C3 := λs. λz. s(s(s z)) 代入] = λs. (λs'. λz'. s'(s' z')) (λs''. λz''. s''(s''(s'' z'')) s) β簡約[s'' ↦ s] -> λs. (λs'. λz'. s'(s' z')) (λz''. s(s(s z''))) β簡約[s' ↦ λz''. s(s(s z''))] -> λs. (λz'. (λz''. s(s(s z''))) (λz''. s(s(s z''))) z') [後半の z'' を z''' で置き換え] = λs. (λz'. (λz''. s(s(s z''))) (λz'''. s(s(s z'''))) z') β簡約[z''' ↦ z'] -> λs. (λz'. (λz''. s(s(s z''))) (s(s(s z')))) β簡約[z'' ↦ s(s(s z'))] -> λs. (λz'. s(s(s(s(s(s z')))))) [z' を z で置き換え] = λs. λz. s(s(s(s(s(s z))))) = C6

累乗

累乗も PLUSMULT を繰り返し適用する以外の定義があった。

EXP' := λm. λn. n m

MULT' よりもさらにシンプルな定義なのでカッコいい。

具体例: EXP' C2 C2 -> C4 を確認する

EXP' C2 C2 [EXP' := λm. λn. n m 代入] = (λm. λn. n m) C2 C2 β簡約[m ↦ C2, n ↦ C2] -> C2 C2 [C2 := λs. λz. s(s z) 代入] = (λs. λz. s(s z))(λs'. λz'. s'(s' z')) β簡約[s ↦ λs'. λz'. s'(s' z')] -> λz. (λs'. λz'. s'(s' z'))(λs'. λz'. s'(s' z') z) [後半の s' と z' を s'' と z'' で置き換え] = λz. (λs'. λz'. s'(s' z'))(λs''. λz''. s''(s'' z'') z) β簡約[s'' ↦ z] -> λz. (λs'. λz'. s'(s' z'))(λz''. z(z z'')) β簡約[s' ↦ λz''. z(z z'')] -> λz. (λz'. (λz''. z(z z'')) (λz''. z(z z'') z')) [後半の s'' と z'' を s''' と z''' で置き換え] = λz. (λz'. (λz''. z(z z'')) (λz'''. z(z z''') z')) β簡約[z''' ↦ z'] -> λz. (λz'. (λz''. z(z z'')) (z(z z'))) β簡約[z'' ↦ z(z z')] -> λz. (λz'. z(z(z(z z')))) [z を sと置き換え、z' を z で置き換え] = λs. λz. s(s(s(s z))) = C4

Python で試す

def to_num(f): c0 = 0 c1 = lambda x: x + 1 return f(c1)(c0)

C0 = lambda s: lambda z: z C1 = lambda s: lambda z: s(z) C2 = lambda s: lambda z: s(s(z)) C3 = lambda s: lambda z: s(s(s(z)))

PLUS = lambda m: lambda n: lambda s: lambda z: m(s)(n(s)(z))

a1 = PLUS(C2)(C3) print(to_num(a1))

MULT = lambda m: lambda n: m(PLUS(n))(C0)

a2 = MULT(C2)(C3) print(to_num(a2))

EXP = lambda m: lambda n: n(MULT(m))(C1)

a6 = EXP(C2)(C3) print(to_num(a6))

EXP2 = lambda m: lambda n: n(m)

a7 = EXP2(C2)(C3) print(to_num(a7))

MULT2 = lambda m: lambda n: lambda s: n(m(s))

a8 = MULT2(C2)(C3) print(to_num(a8))

どれぐらい難しいのか知らないけど、導出過程も出力できるようになりたい。

参考