日本百名山への登山の短歌 (original) (raw)
日本百名山への登山の短歌
数年前によっちゃんが闘病中に、元気な時の日本百名山への登山を思い出して詠んだ短歌のメモが出てきた。
今は元気が戻ったが、本格的な山登りにはまだ出かけない。
もう冬になり、春が待ち遠しい。
都心より夜行バスにて大町へ 朝食抜きでスキーリフト
唐松より霧たつ中を五竜まで登山仲間と連れ立ち歩く
お遍路さん後ろに見つつバスに乗りこれから登る霊峰石鎚
ロープウェイしばらく行くと石鎚神社ほら貝の音に勇気を貰う
大クサリ登り終えると頂に濃霧の中で我独り立つ
夏休み鶴岡宿坊へたどりつき五右衛門風呂にビールと枝豆
朝立ちのバスに乗り込み月山へ地図を持たずに湯殿山へと
夜汽車にて新潟地震の翌日に熊本到着肉そばすする
よっちゃん 詠
(2018年)