宮崎/延岡 はなかっぱアート (original) (raw)
(2010年8月当時)
▼まず最初は、延岡駅前に「ATHLETE TOWN Nobeoka」として、延岡市ゆかりの歴代オリンピック出場者の手形や足形が飾られていました。
1999(平成11)年春に設置されたもので、2016(平成28)年に駅前周辺整備の為に一時撤去されていますが、2018(平成30)年に再移設され改めて除幕されたといい、これは旧のものとなりますが、宗茂・武兄弟や千葉真子選手など今では40名以上あるといいます。
▼延岡駅前の交差点です。
駅前の通りは「今山大師 駅前参道」とありました。
今山大師とは、延岡駅から徒歩約15分の所「今山大師寺」の頂上にありますが、江戸時代の天保年間に当時大流行した疫病に対して、当地の信者が和歌山県の高野山金剛峰寺まで行って、弘法大師坐像を持ち帰り、これを祀ったのが起源とされています。
▼駅前参道を入ったところです。
「どて焼」の看板が見受けられました。
牛すじ等を特製の味噌だれでじっくり煮込んだものとして、観光協会のサイトにも載っているものでした↓↓
▼更に駅前通りを進んでいきます。
右側の写真は、途中の角で横を向いてのカットです。
この辺りはスナック街の要素が強かったですね。
左側の写真では、向こうに参道となる階段が見えていました。
▼山下新天街
というアーケードつきの商店街がありました。
入口には「のべおか 七夕まつり」とありました。そして、その期間は8/7~15となっていました。近年の七夕まつりは7月に開催されていますが、昔8月にやっていたとの情報は全く得られませんでした。
当時訪ねた日が8/8だったので、七夕まつり真っ最中だった訳です。
通りの中では、華やかな飾り付けがぶら下がっていましたが、この商店街はその七夕まつりのメイン会場のようです。
▼山下新天街のアーケード内には、素晴らしい貼り絵的なものが並べられていました。
なかなか大規模な大作で、JR延岡駅長賞と宮崎放送賞とそれぞれ賞に選定された作品でしたが、幼稚園作の「はなかっぱ」印象的でした。
▼素晴らしい貼り絵アートと飾り付けの一体となったカットですが、大変華やかですね。
▼「喫茶 愛想なし」
ってあまりにインパクトあるタイトルでした。
ネガティブな表現を店名に使う大胆な発想、といいますか。
何時からというのは記されていましたが、何時までとは記されていませんでした。適宜その都度閉店するくらい愛想がないのかも、分かりませんが。
▼歩道にアーケードの付いた商店街です。
片側の歩道のみに着いた形は結構珍しいかもしれないですが、昔ながらのお店が並んでいました。
▼延岡市のマンホールです。
宮崎の伝統工芸品である「のぼり猿」というものが両サイドを固めるユニークなデザインでした。江戸時代から延岡藩の武士の妻たちが内職として作り始めたのがその起源といいます。
▼最後は延岡駅周辺のイラストマップです。
特筆すべきは周辺に手書きで色々記されている点です。マップの作者が敢えて手書き風にこうしたのか、後から誰かが勝手に手書きしたのかよく分かりませんでしたが、とにかく色々と参考になる情報が載っていました。
ここもまたあまり詳しく寄れていませんでしたが、お大師さんくらいはちゃんと行って画になる写真を撮って来たかったように思います。宮崎県なんてそう頻繁には行けない所なんで尚の事です。
商店街に立ち寄るだけでもいい旅にはなりましたので、まずはそれでも良かったかなというところですが、次行きたい所の上位には入る町ですね。