愛犬と行く奈良県宇陀市にある紅葉🍁の名所 大願寺の旅(令和5年11月25日) (original) (raw)
犬との旅行プランナーのキャンディです。
犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。奈良県橿原市在住で、普段、SNSで奈良県内明日香村、橿原市、桜井市、高取町などの愛犬と行ける史跡などを紹介しています。
近くに愛犬と行ったのに、「見忘れた後悔を少なくなるように」を、モットーに書いています。
今回は、1分以内で読むことができます。
令和5年11月25日(土)15時頃に、奈良県宇陀市大宇陀にある紅葉🍁の名所、大願寺(だいがんじ)に愛犬と行ってきましたので紹介します🐶
なお、大願寺周辺の犬のマナーは必須です!
1おすすめ
道の駅宇陀路大宇陀には、多くの旅人が行きますが、その裏にある大願寺はあまり旅人が参拝する事がなく静かな雰囲気のお寺です。
(1)静寂な境内の中、鮮やかに彩る紅葉は必見🐶
苔の石段を上り山門へ。日本のわび・さびを感じる風景。山門から覗く紅葉🍁の景色にドキドキ
今、境内に、鮮やかに色づくもみじ🍁は12月初旬が見どころです。
(2)本堂を初め各御堂などには説明板が設置され旅人に優しいお寺
境内にある「おちゃめ庚申(こうしん)の石碑」。右側に身代わり猿が吊られています。
※身代わり猿:災いや病魔を退治する「庚申さん」の使いのサルをかたどったお守り。 災厄を代わりに引き受けてくれることから「身代わり猿(身代り申🐵)」と呼ばれ、魔除けのために吊り下げられています。奈良県奈良市奈良まちにある庚申堂周辺で、お土産として販売されているのが有名です🐶
説明板があると由来がよくわかりお寺に愛着を感じます。
記載内容は、
「天保14年(1843)彫刻の青面金剛像(庚申)で4本の手に矛・宝輪・数珠・虫を持ち、月・日や猿を表している。
60日ごとに来る庚申(かのえさる)の夜に、人の身体に潜む三尸虫(さんしちゅう)という虫が寝ている間に抜け出し、罪過を帝釈天に告げに行くという。
そこで庚申の夜は講の人々が集まって庚申を祀り、夜を徹して会食・談義で過ごし、早朝に鶏の鳴く声で解散するという風習が江戸時代から庶民の間で行われており、「庚申講」として今日まで続けられている。当庚申は劇画省略されたところから、おちゃめ庚申と呼ばれる。」
2基本情報
(1)訪問月日 令和5年11月25日(土)15時00分頃
(2) 一行 犬(キャンディ)とお供1人
(3)乗り物 自動車1台
(4)車行程
奈良県橿原市内大和八木駅前広場スタート13時00分→国道24号→橿原市役所東交差点→国道165号→醍醐西交差点右折→国道165号/166号/169号→内原交差点右折→国道166号/169号→捨生交差点右折→道の駅宇陀路大宇陀駐車場→徒歩→大願寺→徒歩→道の駅宇陀路大宇陀駐車場左折→3つ目信号機左折→阿騎野人麻呂公園駐車場→徒歩→阿騎野人麻呂公園→徒歩→阿騎野人麻呂公園駐車場→帰路
3 内容
(1)大願寺基本情報
・正式名 薩埵山(さっささん)成就院大願寺
・住所 宇陀市大宇陀拾生736
・本尊 十一面観音菩薩立像
・宗派 真言宗御室派
・拝観料 無料
・御利益 大願成就(徳道上人が長谷寺建立を誓い、弘法大師が大蔵寺建立の大願を誓われ成就したことから)
・休み 不定期
・その他 薬草料理で有名
・ホームページは、下記のリンクから見る事ができます。
・お寺の由来(寺院縁起説明板)
山門を潜ると、寺院縁起説明板があります。
「当山は薩埵山(さったさん)大願寺と号し、真言宗御室派仁和寺末で、創建は推古時代、聖徳太子が蘇我馬子に命じて建立させたと伝えられている。
山門の額「薩埵山」は松山藩主織田信武公の直筆である。
本尊十一面観世音菩薩は、弘仁式で徳道上人作と伝えられ、その御尊前に長谷寺建立、大蔵寺建立の大願を誓われた。後観音菩薩は火災に遭う土中から発見され、災難除けの「焼けずの観音」として信仰されている。
当山は松山藩の歴代藩主である織田信長の二男信雄より高長、長頼、信武公と四代にわたり祈願所として厚く信仰されている。
毘沙門堂は元禄三年(1693年)室生の大杉一本で建立され、長頼公が京都の鞍馬寺と同作の毘沙門天を勧請し祀られた。
毘沙門堂横の稲荷社は末廣大明神で延宝年間の創建である。
白山権現社は長頼公が延宝2年(1674年)に加賀の国の白山神社に勧請し織田家歴代の氏神として祀られている。
仏足跡は文化元年(1804年)に森野薬草園を開いた賽郭翁の孫好徳の寄進よる。本堂前の筆塚も孫好徳のものである。
庚申さんは青面金剛像でお姿は劇画省略され「おちゃめ庚申」で知られ、天保14年(1843年)の作である。
(2)大願寺へ
多くの旅人が集まる道の駅宇陀路大宇陀駐車場から一歩奥に入ると、大願寺の山門へ向かう参道に赤と黄色のもみじの山にびっくり!
道の駅宇陀路大宇陀駐車場以外に、国道166号/169号の捨生交差点の一つ手前に大願寺の看板が出ているところを入ると車で大願寺へ行く道に出ます。手前にある大願寺駐車場から参道を歩いて行くともみじのトンネルを通り抜けます。
もみじのトンネルを愛犬と上ります。
もみじのトンネル。もみじの合間から漏れる光と色ずいたもみじは必見🐶
山門へ向かう石段ももみじのトンネルになっています。徐々にもみじの葉が石段につもる風景が始まりつつあります。
なお、山門に宇陀松山藩第四代藩主の織田信竹武の直筆の山号の「薩埵山」と書かれた額が掲げられているので見わすれないでください。
木々の間からこぼれる木漏れ日が参拝者を迎えています。
(3)境内
境内一望。中央が本堂。右の建物が薬草料理がいただける食事処
ア 毘沙門堂
狛犬の代わりに狛寅!狛寅は毘沙門天の使いと言われています。虎の力強いパワーを戴けそうです。
毘沙門堂正面。織田信武が建立。
イ 本堂
本堂内に御本尊十一面観世音菩薩が祀られ、「焼けずの観音」から「災難除け」の観音様として信仰されています。右に祀られているのは賓頭盧尊者(びんづるさん)。痛い所をさすると治ると言われています。
ウ 仏足石
1804年に森野好徳翁が寄進したもの。森野好徳翁は薬草家。森野旧薬園を開いた森野賽郭の孫で薬園の発展に努めていました。
エ おちゃめ庚申
おすすめ参照
オ 白石権現社
カ 稲荷神社
お稲荷さん祀られています。
境内にある石灯籠ともみじ!美しい景色を見ると癒しになり健康促進になると言われています。愛犬ととともに紅葉狩りに寄ってみませんか。
4 おまけ
🔴道の駅宇陀路大宇陀
奈良県宇陀市方面の観光の中心的な場所。観光案内,地元物産販売,野菜販売所,レストランなどがあります。
せんとくんがススキを持ってお出迎え。なお、愛犬は入れません。😿
足湯もありました。
🔴阿騎野人麻呂公園
大願寺から車で5分程度で行ける阿騎野人麻呂公園。 弥生時代、飛鳥時代、中・近世の遺跡が発見された中ノ庄遺跡の公園。柿本人麻呂像、堀立柱建物、竪穴式住居が復元されています。人も少なく愛犬との散歩に最適です。
阿騎野人麻呂公園周辺は、飛鳥時代、大和朝廷時代猟場であったと言われています。
柿本人麻呂をはじめ、阿騎野については、下記の記事を参考にしてください。
愛犬と行く大宇陀かぎろひの丘万葉公園 - 犬との旅行プランナー
5 その他
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