【ネタバレ】赤い衝撃▼第7回『母の離婚』 (original) (raw)
TBS 1976年12月17日
あらすじ
友子(山口百恵)を誤って撃った秀夫(三浦友和)に下った判決は無罪だった。豪介(中条静夫)は怒って、上告を決意した。
2024.8.5 BS-TBS録画。
作: 鴨井達比古
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大山友子:山口百恵
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新田秀夫:三浦友和
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新田雄作:田村高廣
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大山豪介:中条静夫
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捜査二課長:名古屋章
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大山政子:原知佐子
大山豊:中島久之
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東家の女将:日高澄子
大杉:林ゆたか
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菊千代:江夏夕子
料亭の女将:十勝花子
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石田刑事:灰地順
裁判長:細川俊夫
八百しげ店主:辻しげる
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白衣の男:山崎猛
芸者:名倉美里
芸者:信沢三恵子
ナレーター:中江真司
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北川和彦:長門裕之
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神田兵吉:大坂志郎
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大山鈴代:草笛光子
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監督:瀬川昌治
大山家
体を鍛えている豪介。あのマシーン、なんて名前だっけ? ボートを漕いでるようなやつ。政子は秀夫が無罪にならないかしらと豪介に話しかけ、豊は商売人同士のケンカならともかく相手は裁判官ならどうかと言う。
豪介は、大きなアディダスのタオルを肩にかけ、友子もアディダスのジャージ。鈴代は、オシャレしたいだろうにとかわいそがるけど、オシャレなジャージ…いや、トレパンだと思う。
東京地方裁判所
豪介が友子をお姫様抱っこで傍聴席に運ぶ。
被告席の秀夫は友子に向けてうっすら笑みを浮かべる。あれ? もう会わないと言ってたのは前回じゃなかった? 友子も裁判前に法廷でしか会えないとか鈴代に言ってるし〜。
秀夫は無罪になった。新田親子で控室にいた友子と鈴代のもとを訪れ、雄作も誠心誠意頭を下げた。秀夫も友子にできるだけのことをすると言う。
大山家
豪介は、弁護士を呼んでもう一度裁判をすると怒っている。友子は、もう裁判をしたくないと訴えた。鈴代は友子のことは偶然の事故だと言い、豪介にビンタされた。豪介は車椅子は、くれてやるから2人で出ていけと言う。豊は宇津井健さん的な熱い男。本当のことを言わないところも似ている。
神田家
鈴代と友子が荷物を持ってきた。おじいちゃん、こたつをやめてセントラルヒーティングにしようなんて言ってる〜。シャレてるなあ。
クリーニング屋などがツケを払わせようと来た。おお、あの白衣の人、「ありがとう」の鶴長さんの下の弟だ。
おじいちゃんの借金、友子が暮らしやすいようにベッドなどを買うために鈴代は踊りの師匠に戻ろうとしたが、女将には仕事がないと言われた。しかし、芸者なら稼げると勧められる。おじいちゃんも友子も芸者になることには反対。職業差別すげえなあ。
大山家
友子の部屋で友子の走っている写真の特大パネルやトロフィーを見て、うさぎ、負けるなとつぶやく豪介。
秀夫が大山家を訪ねたが、政子から鈴代共々追い出されたと聞かされ驚く。
神田家
友子は一人で買い物に行くと言う。いやいや、じいさんに行ってもらえ!
友子は、一人で買い物カゴを持って出かけた。その前にじいさんにおんぶされて車椅子に乗せてもらったり、靴履かせてもらったりしてるけどね。あの時代、いくら都会でも段差とかたくさんあってとても一人で歩ける状態じゃないと思う。
警視庁
さりげなく鈴代の実家の住所を探そうとしている秀夫。仕事中!
友子が公衆電話から電話をすると出たのは雄作。秀夫に代わってもらえなかった。
料亭
菊千代は、さらに1億円を大杉に要求した。北川は鈴代が別の座敷に入って行ったのを目撃し、豪介に報告。豪介を尾行して料亭に来ていた秀夫も鈴代を目撃した。豪介は鈴代を座敷に呼んだ。あ、この前は、よく分からなかったけど、今回は女将の十勝花子さんが分かった。
豪介は鈴代に踊らせ、踊りは退屈だから大杉と野球拳で勝負しろと言う。ジャンケンに負けても帯を解こうとしない鈴代に金を稼ぐのは簡単じゃないと説教すると、鈴代は涙ながらに部屋を出ていった。
豪介は北川に名前を出さずに鈴代の置屋である東家に100万円の小切手を届けるように命じた。鈴代の元に届けられた100万円の小切手の差出人はマロン製菓株式会社代表取締役 大杉忠文となっていた。これは、あの大杉の名前じゃないのね。
鈴代が置屋を出ると、秀夫が待っていた。ははーん、北川に聞いたか!?
神田家
鈴代と一緒に帰ってきた秀夫。二度と離れないと誓い合う2人。毎日、ここに来ると言う秀夫。リハビリテーションとみんなきちんと言うね。
警視庁
秀夫が帰り支度をしていると雄作と鉢合わせ。雄作は友子と会うことを禁じた。「母さんの気持ちを忘れたのか」と秀夫を殴った。秀夫がお母さんには我慢してもらうというのも酷いなあ。課長も立ち聞きして、秀夫の味方すんなよ。
秀夫が出て行った後、課長に秀夫は大山豪介の息子だと告白する雄作。秀夫だってさ、あの話された時点でその可能性考えないか!?
神田家
暗くなった室内で明かりもつけることができない友子は車椅子から落ちた。スイッチもリモコンもないもんねえ。秀夫が訪ねてきて助け起こし、リハビリテーション後、夜の街へ。
豪介は車椅子に乗る友子と車椅子を押す秀夫を見ていると、鈴代が来た。鈴代は100万円のご祝儀のお礼を言うが、お前と口を聞くのは料亭の中だけと去って行った。(つづく)
前回の別れを口にしたのは豪介の手前ということか?