サイグレアニマン (original) (raw)

ピート・シンフィールドが11月14日に亡くなったみたいです。
キング・クリムゾンを私が初めて認識した時、
演奏をしないメンバーがいるってのを珍しく思ったかな。
(後に、演奏をしないメンバーがいるバンドをいくつか知ったけど)
キング・クリムゾンの活動メンバーの分け方は
第一期とか第二期とか色々な分け方があるんですが、
私は勝手に、
ピート・シンフィールド期、ジョン・ウェットン期、エイドリアン・ブリュー期、
それ以降期、と大雑把に分けてます。
ピート・シンフィールド期は、
クリムゾン・キングの宮殿』から『アイランズ』(『アースバウンド』)まで。
『スティル - ピート・シンフィールド』を聴きながら、
2008年12月と2009年11月と2017年12月に書いた昔の駄文を加筆修正して再録。

標題:キング・クリムゾンクリムゾン・キングの宮殿

分類:音楽>洋楽>ロック>プログレ

■題名:
IN THE COURT OF THE CRIMSON KING
クリムゾン・キングの宮殿
IN THE WAKE OF POSEIDON
ポセイドンのめざめ

名前:
KING CRIMSON
キング・クリムゾン

メンバー:
ROBERT FRIPP
ロバート・フリップ
GREG LAKE
グレッグ・レイク
IAN MCDONALD (※『クリムゾン・キングの宮殿』のみ)
イアン・マクドナルド
MICHAEL GILES
マイケル・ジャイルズ
PETER SINFIELD
ピート・シンフィールド
MEL COLLINS (※『ポセイドンのめざめ』のみ)
メル・コリンズ
PETER GILES (※『ポセイドンのめざめ』のみ)
ピーター・ジャイルズ
KEITH TIPPETT (※『ポセイドンのめざめ』のみ)
キース・ティペット
GORDON HASKELL (※『ポセイドンのめざめ』のみ)
ゴードン・ハスケル

アートワーク:
BARRY GODBER (※『クリムゾン・キングの宮殿』のみ)
バリー・ゴッドバー

発表年:
1969年
1970年

製作国:イギリス

評価:
S ★★★★★★以上
S ★★★★★○

■曲目:
『IN THE COURT OF THE CRIMSON KING』
クリムゾン・キングの宮殿
01. 21ST CENTURY SCHIZOID MAN (INCLUDING MIRRORS)
___21世紀の精神異常者 (21世紀のスキッツォイド・マン) (インクルーディング:ミラーズ)
02. I TALK TO THE WIND
___風に語りて
03. EPITAPH
___エピタフ (墓碑銘)
____A) MARCH FOR NO REASON
_____理由なき行進
____B) TOMORROW AND TOMORROW
_____明日又明日
04. MOONCHILD
___ムーンチャイルド
____A) THE DREAM
_____ドリーム
____B) THE ILLUSION
_____幻想
05. THE COURT OF THE CRIMSON KING
___クリムゾン・キングの宮殿
____A) THE RETURN OF THE FIRE WITCH
_____帰ってきた魔女
____B) THE DANCE OF THE PUPPETS
_____あやつり人形の踊り

『IN THE WAKE OF POSEIDON
『ポセイドンのめざめ』
01. PEACE - A BEGINNING
___平和 / 序章
02. PICTURES OF A CITY (INCLUDING 42ND AT TREADMILL)
___冷たい街の情景 (インクルーディング:踏み車の42番目(トレッドミル42番地))
03. CADENCE AND CASCADE
___ケイデンスとカスケイド
04. IN THE WAKE OF POSEIDON (INCLUDING LIBRA'S THEME)
___ポセイドンのめざめ (インクルーディング:リブラのテーマ)
05. PEACE - A THEME
___平和 / 主題 (テーマ)
06. CAT FOOD
___キャット・フード
07. THE DEVIL'S TRIANGLE
___デヴィルズ・トライアングル
____A) MERDAY MORN
_____マーデイ・モーン (デヴィルズ・トライアングル PART I)
____B) HAND OF SCEIRON
_____ハンド・オブ・セイロン (デヴィルズ・トライアングル PART II)
____C) GARDEN OF WORM
_____ガーデン・オブ・ワーム (デヴィルズ・トライアングル PART III)
08. PEACE - AN END
___平和 / 終章

??. GROON
___グルーン

■雑記:
キング・クリムゾンの前身といえる
『チアフル・インサニティ・オブ・ジャイルズ・ジャイルズ&フリップ』
を聴いて、このほのぼのとしたサイケ風ポップから
どーなったらキング・クリムゾンになるのか理解不能なんですが、
やっぱイアン・マクドナルドとピート・シンフィールドの加入が大きかったんだなと。
ジャイルズ・ジャイルズ&フリップに、イアン・マクドナルド
当時イアン・マクドナルドの恋人だったジュディ・ダイブル
(フェアポート・コンヴェンションやトレイダー・ホーン)
が加入して「風に語りて」とかやってたんすがジュディが抜け、
ピート・シンフィールドとグレッグ・レイクが合流して、
ピーター・ジャイルズが抜けてキング・クリムゾンのオリジナル・メンバーが揃った。
アルバム・デビュー前のキング・クリムゾンのリハーサルを見たムーディー・ブルース
ツアーへのクリムゾンの同行を恐れてキャンセルしたとか、
感激したドノヴァンがステージに上がってきたとか、
共演したデヴィアンツやティラノザウルス・レックスのファンがクリムゾンの演奏を妨害したとか、
デビュー前から衝撃を与えていたみたいっすが、
1969年10月10日(か12日)頃に、時代を変える『クリムゾン・キングの宮殿』が発売され、
ビートルズの『アビイ・ロード』を蹴落としてNO.1に……と昔は言われてましたが、
宣伝の謳い文句で実際には蹴落としてないみたいっす。

クリムゾン・キングの宮殿
私が『クリムゾン・キングの宮殿』の曲で初めて聴いたのが
テレビやラジオで耳にした「21世紀の精神異常者」だったと思うけど、
そのイメージ(インパクト)で、
アルバム(『クリムゾン・キングの宮殿』)全曲が
ディストーションの効いたハードな曲ばかりだろうと勘違いして、
プログレとか知らないのでキング・クリムゾンはハードロックなんだと思ってたかな。
(昔の私はポップな洋楽が好きで、ハードロックとか苦手で忌避していた)
んで、『クリムゾン・キングの宮殿』をまともに全部聴いたら、
「風に語りて」「エピタフ」「ムーンチャイルド」のリリカルさ(叙情性)に驚き、
ハードロックではなく、これがプログレなんだな……と思ったかどうかは、
そーとー昔のことなんで憶えてないっす。

なんといっても1曲目の「21世紀の精神異常者」でしょ!
これ聴いて何も感じない人はプログレは無理です。
しかし1曲目だけ聴くとハードジャズロックかと思うんすけど、
「風に語りて」「エピタフ」「ムーンチャイルド」はすごい叙情的だし、
「ムーンチャイルド」の後半を除けば完璧なアルバムだと思います。
「エピタフ」の出だしのメロトロンの印象的な音で
この楽器が好きになりました。
このアルバムではロバート・フリップはまだリーダーではなく
メンバー間の力関係が拮抗していて
イアン・マクドナルドやマイケル・ジャイルズの方が
目立っているような気がします。
私は特にマイケル・ジャイルズのドラミングにはぶったまげました。
ジャケットの絵はバリー・ゴッドバーの自画像らしいんすが、
こんな顔の人いたら恐くて逃げちゃうよ……。
バリー・ゴッドバーは早死にしちゃったんすよねぇ。
せめて『アイランズ』までのジャケット全部彼だったら
すごい統一感あったのに……残念。

『ポセイドンのめざめ』
クリムゾン・キングの宮殿』で重要な役割を担っていたイアン・マクドナルドが抜け、
グレッグ・レイクやマイケル・ジャイルズも準メンバー扱いの過渡期なんで、
『宮殿』の焼き直し(二番煎じ)で、
一般の評価もあまり高くないと思うんすが私は好きなアルバムです。
全てのクリムゾンのボーカリストの中で私が一番だと思う
グレッグ・レイクの声が聴ける最後のアルバムだし。
「キャット・フード」がビートルズのオマージュ。
ライブで演奏されていた「ア・マン・ア・シティ」が「冷たい街の情景」に、
「マーズ」が(ホルストの権利関係がうるさいから)
「デヴィルズ・トライアングル」になったみたいで、
ケイデンスとカスケイド」が
マクドナルド・アンド・ジャイルズ』の「アイビスの飛行」に似ているので
脱退したイアン・マクドナルドの影響を感じる。
『ポセイドンのめざめ』と『マクドナルド・アンド・ジャイルズ』と
『エマーソン、レイク&パーマー』を聴いて、
もしもオリジナル・メンバーで『ポセイドンのめざめ』が制作されたら……といつも夢想する。

キング・クリムゾンって、プログレバンドなのに珍しく
(珍しくないかもしれませんが)
正式なメンバーに、キーボーディストがいないんすよねぇ。
ゲストでキース・ティペットが、
フリージャズかなアヴァンギャルドなプレイを聴かせていて、
ティペットがメンバーに入って、ライヴとかやったらどーなったろう?
インプロビゼーション凄くなったかなぁ。とか想像するっす

リザード
ライブ版を抜かせば70年代で一番聴かないアルバムかな。
駄作じゃないですが、なんかねぇ。
ゴードン・ハスケルより
ゲストのジョン・アンダーソンの方が目立ってます。
ゴードン・ハスケル嫌いじゃないですけど
クリムゾンには合ってないような。
前作同様キース・ティペットがゲスト参加してます。
クリムゾンでは珍しく本職のキーボーディスト(ピアノ系だけど)が変化をつけてます。

アイランズ
これは良いアルバムです、静寂な感じが。
しかし……なぜ同じメンバーで『アースバウンド』が演奏できるのか謎?
ボズ・バレルがフリップに教わってベースを弾いてます。
超絶技巧のミュージシャンしか
メンバーにしないわけではないみたいです。
逃げられたけど、スティーライ・スパンのリック・ケンプが
ベースの予定だったみたいですね。

『アースバウンド』
これが正規版のアルバムなんすよ海賊版じゃなくて!
音質は悪いですけど、それがまた迫力を出しているんすよ。
『ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート - ヴェルヴェット・アンダーグラウンド
なんかが好きな人にお勧めです。
特に1曲目の「21世紀の精神異常者」は必聴! 狂ってます。
またメル・コリンズのサックスが最高なんすよ。
「グルーン」の後半のVCS3シンセサイザーで変調させたドラミングが最凶!

プログレッシブ・ロックのバンド・メンバーは、
クリムゾン・キングの宮殿』のメンバー
ロバート・フリップグレッグ・レイクイアン・マクドナルド、マイケル・ジャイルズ、ピート・シンフィールド)
『太陽と戦慄』のメンバー
ロバート・フリップジョン・ウェットン、デヴィッド・クロス、ビル・ブルーフォード、ジェイミー・ミューア
そして、イエスの『危機』のメンバー
(ジョン・アンダーソン、クリス・スクワイア、スティーヴ・ハウ、ビル・ブルーフォード、リック・ウェイクマン
が演奏技術面で考えると最高だと思う。
(メンバー間の実力が伯仲している。
デヴィッド・クロスはちょっと実力が落ちる気がするけど……)
どれも短期間だけで瓦解するのは、メンバー全員のエゴが強くぶつかるからか?

■題名:
MCDONALD AND GILES
マクドナルド・アンド・ジャイルズ

名前:
MCDONALD AND GILES
マクドナルド・アンド・ジャイルズ

メンバー:
IAN MCDONALD
イアン・マクドナルド
MICHAEL GILES
マイケル・ジャイルズ

ミュージシャン:
PETER GILES
ピーター・ジャイルズ
STEVE WINWOOD
スティーヴ・ウィンウッド
MICHAEL BLAKESLEY

作詞:
PETER SINFIELD (※「バードマン」のみ)
ピート・シンフィールド

発表年:1970年

製作国:イギリス

評価:S ★★★★★◎

■曲目:
01. SUITE IN C (INCLUDING TURNHAM GREEN, HERE I AM AND OTHERS.)
___組曲ハ長調
02. FLIGHT OF THE IBIS
___アイビスの飛行
03. IS SHE WAITING?
___イズ・シー・ウェイティング
04. TOMORROW'S PEOPLE - THE CHILDREN OF TODAY
___明日への脈動
05. BIRDMAN
___バードマン
____(INVOLVING)
____A) THE INVENTOR'S DREAM (O.U.A.T)
____B) THE WORKSHOP
____C) WICHBONE ASCENTION
____D) BIRDMAN FLIES!
____E) WINGS IN THE SUNSET
____F) BIRDMAN - THE REFLECTION

■雑記:
キング・クリムゾンの北米ツアーで心身ともに疲れきった
イアン・マクドナルドとマイケル・ジャイルズがクリムゾンを抜けて作った
前向きで暖かみのある明るいプログレ
方向性(コンセプト)はクリムゾンの真逆に思えるんすが、音はクリムゾンに通じていて、
(明るいキング・クリムゾンって感じで、
クリムゾンを辞めた二人がやりたかった音がここにあります。
緊張感や破壊よりも牧歌的な暖かい音楽をやりたかったんだなぁ)
アイビスの飛行」は「ケイデンスとカスケイド」を思い起こすし
『ポセイドンのめざめ』にイアン・マクドナルドがいれば……と夢想する。
マイケル・ジャイルズのきちっと明確で弾けるジャズ系のドラミングが好きなんすが、
「明日への脈動」「バードマン」でおもいっきり堪能できる。

トロンボーンの MICHAEL BLAKESLEYって誰?と思ったら、
TRENDSETTERS LIMITED や THE TREND で
ジャイルズ兄弟と一緒のメンバーだったみたい。

プログレっていうと暗くて重くて厳しく難解で神経質なイメージなんすが、
マクドナルド・アンド・ジャイルズ』は牧歌的で優しいプログレ
ヒッピー的能天気ファンタジーのゴングや、
『おもちゃの歓び - ケヴィン・エアーズ』
『グレイとピンクの地 - キャラヴァン』
なども緊張感がないほのぼのとしたプログレ

■題名:
EMERSON LAKE & PALMER
エマーソン、レイク&パーマー (エマーソン・レイク&パーマー

名前:
EMERSON LAKE & PALMER
エマーソン、レイク&パーマー (エマーソン・レイク&パーマー

メンバー:
KEITH EMERSON
キース・エマーソン
GREG LAKE
グレッグ・レイク
CARL PALMER
カール・パーマー

エンジニア:
EDDY OFFORD
エディ・オフォード

発表年:1970年

製作国:イギリス

評価:S ★★★★★☆

■曲目:
01. THE BARBARIAN
___未開人
02. TAKE A PEBBLE
___石をとれ
03. KNIFE EDGE
___ナイフ・エッジ
04. THE THREE FATES
___運命の三人の女神
____A) CLOTHO
_____クローソー
____B) LACHESIS
_____ラキシス
____C) ATROPOS
_____アトロポス
05. TANK
___タンク
06. LUCKY MAN
___ラッキー・マン

■雑記:
キング・クリムゾンの北米ツアーがオリジナル・メンバー瓦解の原因みたいっすが、
グレッグ・レイクも北米ツアーで一緒になったナイスのキース・エマーソンと意気投合して
新しいバンドを結成しようとクリムゾンを抜けてエマーソン、レイク&パーマーへ。
グレッグ・レイクキング・クリムゾン在籍時にリハーサルとかで
既に「ラッキー・マン」を歌っていたみたい。
「未開人」は、バルトークの「アレグロ・バルバロ」
「ナイフ・エッジ」は、ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」とバッハの「フランス組曲第1番」
などクラシックからの引用。
まだキース・エマーソンは、シンセサイザーをそれほど使ってない。
「運命の三人の女神 (クローソーラキシスアトロポス)」は、
永野護の『ファイブスター物語』のファティマの名前に使われる。

私がエマーソン、レイク&パーマーのアルバムで初めて買った(聴いた)のが
『エマーソン、レイク&パーマー』で、一発で気に入り大好きな作品。
キング・クリムゾンで知ったグレッグ・レイクのボーカルに惚れて
私はELPを聴くようになったんすが、そのおかげでキース・エマーソンに出会えて良かった!
(アニメ『幻魔大戦』とかでキース・エマーソンの音楽に接していたけど、
まだプログレとか意識していなかったので)

キング・クリムゾンなどの情報は、
古い雑誌などからの受け売りなんで信用しないでください。

1960年代から1970年代のサイケやプログレが好きで、
初めはアメリカやイギリスのモノに嵌るんすが、
それからアメリカやイギリス以外のモノにも興味が出てきて、
ヨーロッパなら、ドイツやフランスやイタリアのモノを聴くようになるんすが、
その次にサイケやプログレの良いモノがある国がスウェーデンなんすよ。

スウェーデンのサイケやプログレで私が好きなのは、
パーソン・サウンド(インターナショナル・ハーヴェスター)、
エルヤーナス・トレッゴード、サムラ・ママス・マンナ、カルティヴェイター、
ラルフ・ランドステン、トーゲス、などかな。
久しぶりにヨアキム・スコックスバリェの『ヨーラ・ロータ』を聴いたら、
やっぱ良かったので目録に。

標題:(保留)

分類:音楽>洋楽>ロック>サイケ / エクスペリメンタル>アシッドフォーク / ミニマル

■題名:
JOLA ROTA
ヨーラ・ロータ

名前:
JOAKIM SKOGSBERG
ヨアキム・スコックスバリェ

発表年:1971年

製作国:スウェーデン

評価:A ★未確定

■曲目:
01. JOLA FRAN INGBO
02. OFFER ROTA
03. FRIDENS LILJOR
04. BESVARJELSE ROTA
05. JOLA FRAN STENSATE
06. JOLA FRAN LEKSAND

■雑記:
KEBNEKAISE(KEBNEKAJSE)のメンバーが演奏に参加している。
ボーカルはアシッドフォークかもしれないけど、
サウンドミニマル・ミュージック
ファウストやノイ!みたいなクラウトロックっぽさを感じる。

ジャズボーカルなのかボーカルジャズなのか?
ジャンル名はよくわからないんですが、ジャズのボーカルものって
私はそんなに聴かないんですが、
ヘレン・メリルのキャバレーで歌っている気だるい大人の女性
――みたいな歌声が好きなのでメモ。

ヘレン・メリルクロアチア系で、
本名はイェレナ・アナ・ミルチェティッチとか……
JELENA MILCETIC を強引に英語読みにしたのか?不明。
日本に何年か住んでいたみたいで、
日本にゆかりがあり、
渡辺貞夫や猪俣猛や佐藤允彦なんかと共演しているみたいっす。

標題:ヘレン・メリルのため息

分類:音楽>ジャズ>ボーカル

■題名:
HELEN MERRILL
ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン

名前:
HELEN MERRILL
ヘレン・メリル

ミュージシャン:
CLIFFORD BROWN
クリフォード・ブラウン
OSCAR PETTIFORD
オスカー・ペティフォード
JIMMY JONES (※ジャズ・ピアニスト)
ジミー・ジョーンズ

アレンジャー:
QUINCY JONES
クインシー・ジョーンズ

録音年:1954年

製作国:アメリ

評価:A ★★★★★以上

■曲目:
01. DON'T EXPLAIN
___ドント・エクスプレイン
02. YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO
___ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ
03. WHAT'S NEW
___ホワッツ・ニュー
04. FALLING IN LOVE WITH LOVE
___恋に恋して
05. YESTERDAYS
___イエスタデイズ
06. BORN TO BE BLUE
___ボーン・トゥ・ビー・ブルー
07. 'S WONDERFUL
___スワンダフル

■題名:
WITH STRINGS
ヘレン・メリル・ウィズ・ストリングス

名前:
HELEN MERRILL
ヘレン・メリル

ミュージシャン:
HANK JONES
ハンク・ジョーンズ
MILT HINTON
ミルト・ヒントン
SOL GUBIN
ソル・ガビン

アレンジャー:
RICHARD HAYMAN
リチャード・ヘイマン

録音年:1955年

製作国:アメリ

評価:A ★未確定

■曲目:
01. LILAC WINE
___ライラック・ワイン
02. ANYTHING GOES
___エニシング・ゴーズ
03. MOUNTAIN HIGH, VALLEY LOW
___マウンテン・ハイ、バレイ・ロウ
04. BEAUTIFUL LOVE
___ビューティフル・ラブ
05. COMES LOVE
___カムズ・ラブ
06. END OF LOVE AFFAIR
___恋の終り
07. WHEN I FALL IN LOVE
___恋におちた時
08. THE MASQUERADE IS OVER
___マスカレード・イズ・オーバー
09. JUST YOU, JUST ME
___ジャスト・ユー、ジャスト・ミー
10. SPRING WILL BE A LITTLE LATE THIS YEAR
___春遠し
11. YOU WON'T FORGET ME
___私を忘れないで
12. WAIT TILL YOU SEE HIM
___ウェイト・ティル・ユー・シー・ヒム

私は、おバカなコメディ映画が好きなんです。
ピンク・パンサー2~4』シリーズ、
『フライングハイ』などのジム・エイブラハムズとザッカー兄弟の映画、
『アニマル・ハウス』や『ブルースブラザース』、
モンティ・パイソンファレリー兄弟の映画などなど。
アジアで上記の映画に対抗するのが『Mr.BOO! ミスター・ブー』。

2013年末に、チャンネルNECO
アジアスターパラダイス 香港レジェンドシリーズで、
Mr.BOO!』シリーズ5作品(の字幕版)を久しぶりに視聴したのと、
(※『Mr.BOO! 天才とおバカ』は初めて視聴)
2016年10月に、チャンネルNECOで、
『新Mr.BOO! 鉄板焼
(の日本語吹替え版)を視聴した時のメモ。

標題:ホイ兄弟のミスター・ブー

分類:映画>アジア映画>アクション>コメディ

■題名:
THE PRAIVATE EYES
半斤八両
Mr.BOO! ミスター・ブー

監督:
MICHAEL HUI
許 冠文
マイケル・ホイ

出演:
MICHAEL HUI
許 冠文
マイケル・ホイ
SAMUEL HUI
許 冠傑
サミュエル・ホイ
RICKY HUI
許 冠英
リッキー・ホイ

吹替声優:広川 太一郎

発表年:1976年

製作国:香港

評価:A ★未確定
(B かなとも思うんだけど、私の思い入れで評価甘め)

■雑記:
ゴールデン洋画劇場で初めて観た時は大笑いしたんだよなぁ。
吹替(広川太一郎)の台詞がギャグ満載だったりなんかしたりして……。
Mr.BOO!』シリーズを今観ると、当時と比べて笑えないんですが、
(観たのが吹替版ではなく字幕版だったせいかも)
その中でも『Mr.BOO! ミスター・ブー』は笑えて一番面白いかな。
フロント・ページ』っていう続編があるらしい。

■題名:
GAME GAMBLERS PLAY
鬼馬雙星
Mr.BOO! ギャンブル大将
THE LAST MESSAGE
天才與白痴
Mr.BOO! 天才とおバカ
THE CONTRACT
賣身契
Mr.BOO! インベーダー作戦
SECURITY UNLIMITED
摩登保障
Mr.BOO! アヒルの警備保障

監督:
MICHAEL HUI
許 冠文
マイケル・ホイ

出演:
MICHAEL HUI
許 冠文
マイケル・ホイ
SAMUEL HUI
許 冠傑
サミュエル・ホイ
RICKY HUI
許 冠英
リッキー・ホイ

吹替声優:広川 太一郎 (『天才とおバカ』以外)

発表年:
1974年
1975年
1978年
1981年

製作国:香港

評価:
D ★未確定
C ★未確定
C ★未確定
B ★未確定

■雑記:
『新Mr.BOO! アヒルの警備保障』が、
Mr.BOO! ミスター・ブー』の次に面白いかな。
ホイ三兄弟(他にも兄弟と妹がいる)のキャラクターと、
広川太一郎の吹替が楽しめるかどうかが、
Mr.BOO!』シリーズを好きになるかの分岐点。
Mr.BOO!』や『新Mr.BOO!』シリーズは、
上記の5作品以外にもたくさんあるみたいですが、
日本未公開だったりテレビ未放送だったりして、
内容的にそんなに面白くないのかな?

■おまけ

『新Mr.BOO! 鉄板焼
婿養子で恐妻家だけど浮気性なジョニー(マイケル・ホイ)。
働いている鉄板焼店と、虐められている自分の境遇を鉄板焼に例えて
タイトルが日本語そのままの鉄板焼なのかも?
そんなに面白くないけど、吹き替えが広川太一郎だと
台詞を聞き逃すまいと見入ってしまう。
サミュエル・ホイとリッキー・ホイは出てこなくて、
マイケル・ホイ一人だけ。
同僚で親戚で親友のロン(ポール・ウン)が、
ちょっとだけ篠井英介に似ているような。
マイケル・ホイの顔は、
THE ALFEE坂崎幸之助や、アメリカ在住の映画評論家の人に似ているような……。

1960年代の中頃、
ビートルズなどのブリティッシュ・インヴェイジョンの影響で、
世界中にビートルズローリング・ストーンズの模倣バンドが出現したんですが、
オーストラリアも例外ではなかったようです。
ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』は、
当時のバンドやアーティストに多大な影響を与えたようで、
色んなバンドが、こぞってサイケデリックなコンセプト・アルバムを作ってます。
サージェント・ペパーズ症候群のアルバムは、
出来の良いのから悪いのまで玉石混淆で色々なんですが、
オーストラリアの THE TWILIGHTS ってバンドのアルバムは出来が良いです。
オリジナリティは感じないけど、ビートルズが好きで好きでたまらないんだろうな。
(憧れのビートルズに近づきたい)ってのは感じます。

標題:サージェント・ペパーズ症候群の黄昏

分類:音楽>洋楽>ロック>サイケ

■題名:ONCE UPON A TWILIGHT...

名前:THE TWILIGHTS

発表年:1968年

製作国:オーストラリア

評価:B ★未確定

■曲目:
01. ONCE UPON A TWILIGHT
02. WHAT A SILLY THING TO DO
03. BESSEMAE
04. STOP THE WORLD FOR A DAY
05. MR. NICE
06. TAKE ACTION
07. BLUE ROUNDABOUT
08. DEVENDRA
09. FOUND TO BE THROWN AWAY
10. TOMORROW IS TODAY
11. COCKY SONG
12. PATERNOSTA ROW

■雑記:
THE TWILIGHTS は、
ビートルズローリング・ストーンズザ・フー
などの曲をカバーやライブでやっているので、
世界的にブリティッシュ・インヴェイジョンの影響が凄かったんだな。

YouTubeの無料配信の映画をよく観てるんすが、
(観たいのが色々あって、ちょっと油断していると、すぐ無料配信が終わってるのが残念)
1960年代から1970年代くらいの邦画に、
私がまったく知らなかった凄い作品がけっこうあるんで毎回驚く。
1980年代の邦画にもけっこう面白い作品があるんで新鮮な驚きがあるっす。
観たことある作品より観たことない作品を優先してるんですが、
「松竹シネマPLUSシアター」で『砂の器』がやってたんで、
ちょっとだけ観ようと思ったら最後まで観入っちゃったっす。
高画質だと風景(特に海の波)が美しくて、
大人になった秀夫(和賀英良)をよく見つけたな。と思ってたんすが、
額の傷でわかったのか? とか。
沢島忠監督作品をなるべく観るようにしてるんすが、
『海賊八幡船(かいぞくばはんせん)』が凄い豪華な海賊映画で驚く。
モブシーンに本当に沢山の人を使ってるし、セットというか
八幡船を何艘もこの映画のために建造したのか? と金の掛かり具合に驚く。
船の帆柱の上から海に飛び込む場面を観て、
垂直に落ちたら甲板に打つかって死ぬな……と変な心配をする。
『冒険大活劇 黄金の盗賊』も変わった特撮時代劇で、
他の映画では観られないような変な映像表現で面白いし。
沢島忠の映画は物語は普通なんすが映像が良いんすよね。
大日本帝国 - 舛田 利雄』も初めて観たんすが感動したし。
題名から右翼的な日本賞賛の映画かと思ったんすが、
人間賛美の反戦映画でした。
あおい輝彦終戦後に日本に引き揚げてきて、
自分に成り済ましている不気味な白マスクの男と抱き合う最後に涙するっす。
うそっす、妻の関根恵子(高橋惠子)とっす。
東条英機丹波哲郎が演じていて、
砂の器』もそうなんすが、丹波哲郎はやっぱ最高だな。
夏目雅子が日本人とフィリピン人の二役をやっていて、
「あめふり」を歌うのが印象的なんですが、
南洋の娘のメイクは似合わないかな。

2015年5月末に、
清水宏監督の『母のおもかげ』を視聴した時のメモ。

清水宏といえば、『電気グルーヴのオールナイトニッポン』の火曜1部の後で、
2部のオールナイトニッポンをやっていたくらいしか知らないんですが……
って、それ同姓同名の別人だから!
小津安二郎溝口健二山中貞雄などの天才監督が、
天才と呼んだのが清水宏らしいっす。
穿った見方をすると、自分より劣っている人を持ち上げて、
その人より自分の方が相対的に上だと暗喩したのでは……うそ)
私は清水宏監督作品を8本くらいしか観てないので、なんとも言えませんが、
小津安二郎溝口健二山中貞雄を超える(または並ぶ)とは思えませんが、
それでも名監督であることは間違いない。
小津安二郎監督とか、子役を使うのが上手いんですが、
それ以上に子役を使うのが上手いのが清水宏監督。
子役の演技が自然なんですよ。

標題:鳩のおもかげ

分類:映画>邦画

■題名:母のおもかげ

監督:清水 宏

音楽:古関 裕而

出演:
根上 淳
淡島 千景
毛利 充宏
見明 凡太朗

発表年:1959年

製作国:日本

評価:保留

■内容・雑記:
『母のおもかげ』は、清水宏監督の最後の映画作品で、ストーリーは――
母を亡くしたばかりの少年・道夫(毛利充宏)は、父親(根上淳)と二人暮らし。
向かいの豆腐屋の親父は世話好きで、父親に新しい母親の仲人を買って出る。
母が亡くなって一年くらいで、新しい母と妹が出来ることに道夫は複雑な心境。
まま母(淡島千景)は優しいし、義妹は懐いてくるが、素直に「お母ちゃん」と呼べない道夫。
そんな折、亡くなった実母が買ってくれた大切な形見の鳩を義妹が逃がしてしまった。
それまで大人しく不満を我慢していた道夫の怒りが大爆発!
凄惨なリンチで義妹を嬲り殺す! うそ
道夫が、鳩が居なくなったことを知るまでは、
普通のホームドラマって感じなんですが、鳩が居なくなったことを知った後の、
鳩を逃がした妹に対する道夫の折檻が凄まじいんですよ。
家中追いかけ回してポカポカ殴って、義母が内職で作っている人形を投げつけ、
それでも怒りが治まらずマウントポジションで殴りつけ
耳まで噛むという壮絶さ。(うそじゃないです)
それで道夫が鳩を探しにプチ家出。
警察に補導され家に帰った道夫のことで家族会議をした結果、
冷却期間を置くため、新しい母と妹は出て行くことに……。

家族会議の場面で、それぞれの無言の表情を長く映して心情を語らせる演出が上手い。
最後は、逃げた鳩が帰ってきて、義母が買った鳩と二羽で仲良く鳩小屋にいる。
――みたいな展開を予想したんですが、そんな安易な話ではなく、
去ってしまう義母を追い、道夫が初めて「お母ちゃん」と呼ぶ感動的な終わり。
この映画、新しい母と息子の結びつきがメインのせいか、父親の存在感が薄い。
妹に対する暴力で、昔の父親だったら息子をボッコボコにしてると思う。
妹は兄に虐められても、素直に懐いているのが不思議。
ライオンの檻に入った妹を兄が助けたわけでもないのに。
(※『みゆき - あだち 充』に掛けたギャグだと思う)
妹役の子役の演技が凄い(特に、折檻され泣き叫ぶ場面)ので見所。
自分の血を分けた娘(妹)が目の前で殴られ、母に助けを請うているのに、
母は目と耳を塞ぎ何も出来ないんですよ。
(信頼する母に裏切られ)妹は普通トラウマになると思うんですが、
健気に私が悪いから兄に謝るとかいう天使。

チャンネルNECOのあらすじに、(※チャンネルNECOで視聴した)
鳩の名前がピロってなってるんですが、
どー聴いても、デデって言ってるし……。
ネットで検索しても、チャンネルNECO以外はデデって名前になってるし。
なぜにデデがピロに?

逃げた鳩は、靴磨きの少年から買った鳩なので、
川崎方面に帰っちゃったのかな。うそ
『母のおもかげ』が1959年の公開で、
大島渚監督の『愛と希望の街』も同年公開なんですが、
当時は伝書鳩が流行ってたんですかね。
私は鳩でイメージするのは、『レース鳩0777』と新沼謙治と、
イタリアン・ヘヴィ・シンフォの『アルファタウラス』くらい。

井上陽水の「ハトが泣いている」を聴きながら
(※プリンスの「ビートに抱かれて」だったのを、
原題「WHEN DOVES CRY」に掛けているのが分かりづらいので代えました)

清水宏監督作品は、
『有りがたうさん』『風の中の子供』『按摩と女』『信子』『簪』などを観たことがあって、
小原庄助さん』とかが良かったかな。
どれも情緒的イリュージョンがあって面白いんですが
『何故彼女等はそうなったか』は、
非行少女達を更正させる施設の話なんですが、
更正したと思い送り出した少女が親に売られ、
一番星桃次郎風に言うと、○ル○(赤線)にいるのを見つけた先生(香川京子)が
どうすることも出来ず見捨てて、遠足(野外学習?)に合流して終わりという、
何も解決しない、問題提起だけっていう、後味の悪い終わり方。

『放課後 - 森谷 司郎』を観たら、
井上陽水の「夢の中へ」「いつのまにか少女は」
が主題歌や挿入歌で印象に残る使われ方してました。
「夢の中へ」は、斉藤由貴のカバーで知ったと思うので、
1980年代の曲かと勘違いしてたんすが1973年の作品なんすね。

昔、NHK-FMの『夜のプレイリスト』を聴きながら寝てたんすが、
2016年3月のせんだみつおさんの週では
ビリー・バンバンのえるぴい*ミドリーヌ - ビリー・バンバン
『ライヴ・イン・パリ’71 - ジェームス・ブラウン
ウエスト・サイド物語 オリジナル・サウンドトラック( - レナード・バーンスタイン)』
ひこうき雲 - 荒井 由実』
『氷の世界 - 井上 陽水』
と、想像していたのと違い、まともな選曲(選アルバム)。
ビリー・バンバン以外の4枚のアルバムは私も好きなので――。
ビリー・バンバンが良くない、嫌いということではない)
せんだみつおさんのアルバムを選んだ基準が、
(『ウエスト・サイド物語 オリジナル・サウンドトラック』を除いて)
聴いて影響を受けたというより、
アーティスト本人と出会った思い出深いアルバムということみたい。

せんださんは、フランキー堺の影響でドラマーになりたかったみたいで、
ムッシュ中野という芸名で、
ビリー・バンバンのサポートメンバー的な立場でコンガを叩いていたみたいっす。
新幹線の中で偶然、業界の知人と会ったら、知人と一緒にいたのが
来日中のジェームス・ブラウンだったとか。
デビューしたての頃の荒井由実が気に入り、連絡先(電波番号)を訊いたけど教えてもらえなかったり。
まだ無名のアンドレ・カンドレ(井上陽水)と、
住処の方向が同じだったので一緒に中央線で帰ったりしたみたいっす。

『夜のプレイリスト』では、
松任谷由実荒井由実)とYMO関係(細野晴臣坂本龍一)のアルバムが
よく流れる印象なんですが……。

邦楽に詳しくなく、井上陽水のこともよく知らないんですが、
「傘がない」と『氷の世界』が好きなので――。

標題:井上陽水に逢いに行かなくちゃ

分類:音楽>邦楽>フォーク

■題名:氷の世界

名前:井上 陽水

ミュージシャン:
星 勝
細野 晴臣
高中 正義
深町 純
村上 秀一
林 立夫
PETER ROBINSON
JOHN GUSTAFSON

プロデューサー:多賀 英典

発表年:1973年

製作国:日本

評価:A ★★★★☆

■曲目:
01. あかずの踏切り
02. はじまり
03. 帰れない二人
04. チエちゃん
05. 氷の世界
06. 白い一日
07. 自己嫌悪
08. 心もよう
09. 待ちぼうけ
10. 桜三月散歩道
11. Fun
12. 小春おばさん
13. おやすみ

■雑記:
ロンドンでのレコーディングなので、
クォーターマスのピート・ロビンソンとジョン・グスタフソンが参加している。
作詞で、忌野清志郎小椋佳長谷邦夫が参加している。

丁度「氷の世界」を聴きながら林檎を食べてる。