北條五代祭りと小田原近代建築巡り (original) (raw)

どうも、今日は『北條五代祭り』を見に行きました。

GWだし人やばいだろなぁ思ったらやっぱりやばかったです。

小田原駅北口北条早雲公像

五月上旬まで期間限定の着付け

無限観光客編始まった!

ミナカ前

小田原城本丸と天守

天守の待ち列すご。

北條五代祭り

今回で60回目を迎えた小田原市の伝統的な祭り

小田原市後北条氏ゆかりの町の方々が当時の姿に扮してパレードを行います。

写真は小田原市や神奈川県西部自治体、後北条氏ゆかりの自治体のお偉いさん方。

北条氏直役の柳沢慎吾さん、北条早雲役の合田雅吏さん、北条氏政役の高嶋政伸さん。

後ろのカラフルな軍旗は北条氏綱・氏康期に部隊を色別で編成したという北条五色備が由来。

映ってないですけど市川海老蔵さんのお子さんの市川新之助さん、ぼたんさんもいました。

銅門から後北条軍が出陣します。

ここからひたすら動画回してたので一部シーン抜粋。

伊勢新九郎(北条早雲)役の市川新之助さん、早雲の姉北川殿役の市川ぼたんさん。

北条早雲役の合田雅吏さん

北条氏政役の高嶋政伸さん

北条氏直役の柳沢慎吾さん

去年の北條五代祭りの記事はこちら

senri-nchu.hatenablog.com

小田原城内に現存する戦前建築の1つ、旧小田原町図書館

目の前がヤニコーナーになってました。

市内のパレードも見に行く予定でしたが昼を食べに離脱、小田原駅周辺はまずありえないのでとなりの鴨宮駅に向かいます。

魚料理の旨い店 あいあい

鴨宮駅から徒歩5分程度の場所にある居酒屋

ランチ定食(2300円)は日ごとに魚の種類が変わるタイプ、+200円で揚物が追加できます。白米とお茶はおかわり自由。

さすが小田原、刺身の鮮度ぶりぶりで旨い。

昼営業終了前に到着しましたが、訪問直後に予約客のキャンセルがあってなんとか通れました。訪問時は電話確認したほうがいいと思います。自分が最後の客だった。

夜営業は事前予約制かつ団体専用の営業なので注意。

maps.app.goo.gl

小田原城に戻って二の丸広場

二の丸御殿再建したらいいね~ってなるんですけど、こういう催し物がなくなるのは痛手だし予算や需要云々で厳しいんですかね。

旧小田原第2尋常小学校講堂

御茶壺曲輪

さっきまでの人混みが噓のよう。

箱根口門跡

西海子小路

小田原文学館(旧田中光顕伯爵別邸本館)

大正13年(1924)竣工の鉄筋コンクリート造三階建て建築

田中光顕は幕末の土佐藩出身で土佐勤皇隊や陸援隊に属し、明治維新後は政府の宮内大臣などの要職を歴任した人物。

建物は彼が晩年に別邸として建てたスパニッシュ様式建築の洋館です。

今回は外観だけの散策。いつでも来れるので内部は別の機会に。

大人250円で建物内に入れます。

尾崎一雄邸書斎

小田原市曾我谷津(JR御殿場線下曾我駅北東部)にあった小説家、尾崎一雄の旧宅の一部を移築保存した建物

尾崎一雄旧宅移築前後の見取図

床の間のある書斎

和室

白秋童謡館(旧田中光顕伯爵別邸和館)

大正13年(1924)竣工の木造二階建て建築

現在は同年代に小田原に在住していた北原白秋を顕彰するための施設として利用されています。

小田原文学館の券を持っているとこちらも内部見学できます。

入口

庭園

静山荘

明治25年(1892)、現在の小田原市府中町に建てられた民家を実業家、望月軍四郎が昭和14年(1939)に移築した別荘

通常は非公開ですが、年一で開催される『文化財建造物秋の展覧会』で同じく市内にある非公開の近代建築物とともに見学ができます。

山角天神社

地域の天神様

境内には日露戦争で活躍した瓜生外吉海軍大将の像があり、天神社の近くには彼の別荘がありました。

瓜生外吉海軍大将の像

天神社

対潮閣跡

戦前の実業家、山下亀三郎別邸跡

山下は戦前に山下汽船を創業し海運業で財をなし、戦後に商船三井に合併されるまでは日本郵船や大阪商船に並ぶ地位がありました。

日露戦争で有名な秋山真之海軍中将とは愛媛という同郷のよしみで親しく、彼は当地で死去しています。

跡地は住宅街になっています。

正門前の道路跡

このマンションの前身は対潮閣正門前から東海道に繋がっていた道でした。

正門

対潮閣跡地にある民家の正門と石垣

正門は対潮閣の正門をそのまま使用しており、石垣も別の民家の一部として現存しています。

小田原城三の丸土塁

元々ここに建っていた建物が解体されたことで空き地から土塁が見えるようになっています。三の丸小学校の土塁は内側からは関係者以外見学不可なので今がチャンス。

手前は三の丸水堀跡です。

中央労働金庫小田原支店(旧小田原通商銀行本店・明和銀行本店)

昭和3年(1928)に明和銀行本店として建てられた建物

前身は小田原通商銀行本店ですが、建設中に関東大震災と近隣の火災に遭い現在の姿に建て直されました。

戦後に横浜銀行や神奈川労働金庫として利用された後、中央労働金庫小田原支店として続いています。

だるま料理店本店

明治26年(1893)創業の日本料理店

建物は関東大震災で倒壊するも、二代目の当主がブリの大魚で得た資金で良質な材料を用いて再建されました。

お品書き見たけどどれも2000円以上で高級ランチすぎてなかなか行けない。昼に2300円の定食食べたのに?

『北條五代祭り』、一生大河ドラマ嘆願してて草でした。2026年の大河は豊臣兄弟でまた小田原征伐されるかと思うともう哀しい。

もしやっても尺的に早雲伊豆or相模平定開始じゃないと収まらなさそうだけども。でも放送の実現はしてほしいです。