階層と段階の視点⑩-1-1 発達の階層・段階(認知発達)と情動~情動交流から「自我」誕生まで(第2稿) (original) (raw)
対称性の原理によって情動系の発達を仮説的に提示してみた(第2稿)
山田優一郎(人間発達研究所会員)
はじめに
(1)本ブログで説明してきた新しい発達の原動力は、以下のとおりである。(再掲)
➊新しい発達の原動力は、各階層とも第2段階の後期に発生する。➋新しい発達の原動力は、第3段階への移行をひきおこす。❸各階層とも第3段階において、新しい交流の手が獲得される。➍新しい交流の手段は、次の階層において主要な交流手段となって発達の全過程を主導する。(階層・段階は、末尾資料表1参照.以下同じ)
田中(1987)1)は、4ケ月頃に生後第1の新しい発達の原動力が誕生するとした。その後の展開は以下のようなものだった。(ブログ⑩-1)
①生後第1の新しい発達の原動力は、「選択的微笑」のきざしとして感覚の階層第2段階の後半、4ケ月頃に対称性の「破れ」として発生する。
②「選択的微笑」のきざしを原動力として第3段階への移行が引き起こされる。「選択的微笑」は、第3段階(5ケ月頃)から充実期を迎える。
➂他者を選択できる力によって、母親を選択することが可能となり、微笑みを中心にした母親との交流が可能となる。
④母親を選択できる力は、不安をもつようなものを見た時や空腹などの内部欲求などでおこった時、情動の表出によって、欲求を満足させるための母親(大人)の対応をうまく引き出すことを可能にする。ワロンは、4ケ月~1才までを情動の段階とした。2)
⑤したがって、乳児前期(感覚の階層)第3段階において乳児はふたつの交流の手段を獲得するといえる。「微笑み交流」と「情動交流」である。
⑥「微笑み-情動交流」によって、母親との心理的一体感が育まれる。
⑦第3段階において獲得される母親との「微笑み-情動交流」は、次の階層(認知の階層)においてことば獲得までの主要な交流手段となって発達の全過程を主導する。
(2)前述のように感覚第3段階(表1)において、母親を選択できる力を基礎に母親との情動交流が始まる。
では、情動とは何か。
情動は、身体内部の変化のモニターとその調整にかかわる機能である。情動がうまれるきっかけはたいていの場合外部の刺激にある。外部刺激によって、いったん身体内部に変化がおこり始めると、その変化は自動的に増幅する。情動は、表出と一体であるので身体内部の変化は身体外部に表出される。2)子どもは不安をもつようなものを見た時や内部欲求に対して自動的に対応できないような時、情動がおこる。3)
加藤(2008)によれば、情動は、外界との交渉を司る感覚-運動系(認知など)とは別の系に属し、もっぱら身体内部の変化を中心とする活動に根ざすものである。
したがって、情動交流は認知の発達とは別の系の発達をもたらすことがことが予想される。
(3)自然界を研究の対象とする物理学において、「対称性の原理」というルールがある。人間も自然界の一部であり、人間の発達も「対称性の原理」によって説明することが可能である。
そもそも、なぜ対称性なのか。「対称性の原理」のルーツは次のように説明されている。
話しは、地球誕生のはるか前、物質誕生の1秒前にさかのぼる。ポツンと点として生まれた宇宙は、直後、超高温、超高密度のビックバンとなる。→超高温、超高密度の高いエネルギーによって、物質の素になる粒子(物質粒子)と反粒子(反物質粒子)が放出された。→粒子と反粒子は、電気的な性質が逆であり、鏡に写したような動きをする。→そのため、出会うと衝突し光となって消滅する。→しかし、対生成・対消滅だったはずの粒子(物質粒子)が消滅せずに1つ残った。その確率は10億分の1と計算できる。→対なのに10億分の1の差はどこからきたのか→それを説明するのが「対称性の破れ」の法則である。この「破れ」が存在したおかげで、長い年月かけて、地球が誕生し、水が生まれ、生命が誕生した。現在は、なぜ「破れ」が生ずるのかも説明できている。それによれば、対称性があるもの何らかの変換でいずれ「破れ」が生じる。そして、すべてのものごとのはじまりには、「対称性の破れ」があるとみられている。 https://www.youtube.com/watch?v=s8DgxXQf6aI
物理学における「運動」は、人間発達において活動におきかえることができる。物理学でいう「変換」は、子どもに対する回りからの一般的な働きかけである。ここでは、以下、四つの物理学上の定義を使用した。
定義1 「対称性」4)=自然法則の対称性は、ある対象に対してある変換を行った時、その自然法則が変わるか変わらないかであり、変わらない時、その法則は対称性をもっていると言う。
定義2 「対称性の破れ」5)=「対称性が壊れている」「対称ではなくなる」という意味である。
定義3 「対称性の破れ」6)=「ある対象にある変換をおこなったとき、法則が変わってしまうこと」
定義4 「並進対称性」7)=空間の並行移動という変換を行っても法則は変わらないことをいう。例)東京で実験をやろうが大阪で実験をやろうが物理の法則は同じ。
以下、対称性の原理によって情動の発達をざっくりスケッチする。
Ⅰ.ワロンによる情動による他者(母親、以下同じ)との相互理解システムは、次のようになっている。8)
情動による他者との相互理解システム
環境
子ども → 〈知覚+姿勢+緊張〉情動表現 ⇔ 大人・他者
↑ +
刺激・・・空腹〈接近〉← 対応・解釈・認識 ← 知覚+遼動十情動十記憶〉
相互理解シテスムは、子ども が泣くと、なぜ泣くのかとあれこれ考え、実際に子どもに対処するのは大人である。そして泣くという表現行為が伝わり、それに応える大人の対応が子どもに伝わり、繰り返され、相互に 変化しながら洗練されて作られる。
「あれこれ」考えるのは大人である。
赤ちゃんのほうは、どんなことをしたらうまくいくのだろうと考えているように見えるが、そうではなくて「直感的な状況把握」と母親(大人)との「連帯感」によっている。この時期の子どもの大人との関係をワロンは「情動的共生」とした。
さて、ここでヴィゴツキ-が紹介している実験をもう一度みておこう。(⑩-1から再掲)9)
①遠くにある世界は、乳児にとっては存在しないかのようです。モノそのものは、子どもから遠ざかるにしたがって、情動的誘因力をうしなっていきます。
②しかし、この力は、モノの隣に、モノのすぐ近くに、モノと同じ視界に人間が現れるや否や、以前のような強さをとり戻します。
手が届かず離れたところにあっても、人のそばにあるモノは、子どもの近くにあり自分自身の努力によって、手にいれられるモノとまったく同様の情動的動機を喚起する力があることを実験結果は物語っている。
この実験において、遠くのモノにも情動的願望が子どもにわきおこるのは、心理的共同体、つまり、「始原われわれ」意識の条件下にほかならないとヴィゴツキ-は説明する。まさにワロンのいう「情動的共生」状態にほかならない。したがって、子どもが外界の手が届かない距離にあるモノを知っていくためには、「始原われわれ」意識が育つことが必要であり、「始原われわれ」意識を育む、乳児前期の第3段階における「情動交流」もまた必要不可欠なものだといえる。
以上で情動的な連帯感によって、赤ちゃんは手の届かない遠いところにあるモノでも知ることができる仕組みになっていることがわかる。こうして、すでに乳児期前期の感覚第3段階において、情動は認知発達(可逆操作-表1)の獲得に貢献する。
育てる側にとっては難儀なことではあるが、赤ちゃんは、泣いて世話されて可逆操作を獲得している――つまり、賢くなっているといえる。
Ⅱ-(1)情動による相互理解システムは、情動表現から始まり、それを大人が適切に解釈・対応し、有効な刺激を与え、不安をとり除き、あるいは身体の内部欲求を満足させて完結となる。すなわち、子ども・出発→大人→子ども・完結というこの法則は、子どもが生存していくための本性であり、どんな働きかけ(変換)に対しても普遍である。したがって、対称性があるといえる。(定義1)
上記法則には、自分の家でも、田舎の実家でも同じである。すなわち、空間移動があってもかわらない法則であり、並進対称性が存在する。(定義4)
情動交流は、情動表現の多様化(「頂点-6ケ月」)10)をもたらす。やがて、泣き方によって状況を説明するような「意識の根」11)(ワロン)を誕生させる。
一方、情動表現が多種多用になるほど、子どの表現と大人の対応の間に生まれる失敗の「ズレ(不一致)」12)が生じる。
このズレが重要である。
不一致の状態は、子どもの欲求が満足させられないことであり、子どもが生きていくための安全装置にほころびが生じる。赤ちゃんは、ズレたままでは、生きてゆけない。だから、大人はすぐに修正する。赤ちゃんは、否応なく、このズレの修正を受けながら生きていくことになる。
「このような失敗による『ズレ』と、子どもが変われば大人も変わる、周囲が変われば子どもも変わるというような相互変化によって、子どもは全く直観的にではあるが、周囲に対して自分に属するものを意識していくことができる。」13)
Ⅱ-(2)自分に属するものを意識していく活動の連続によって、対称性は「破れ」る。田中(1987)は、10ケ月頃に「自他の区別」意識が誕生するとした。ワロンの「意識の根」から、対称性が「破れ」て飛びだすのは、自分発見による「私は別人」意識だといえる。6ケ月の「意識の根」誕生からから10ケ月のフェーズの変化は次のようになる。
6ケ月ころ → 10ケ月ころ
Ⅲ-(1)大藪(2020)14)によれば、生後9ケ月から共有注意メカニズムが出現する。
共有注意メカニズムとは、
①他者の知覚状態についての二項表象(例:あなたはドアをみている)a→ドア
②自分の知覚状態についての二項表象(例:私はドアをみる) s→ドア
①②の融合である。
「他者」(あなた」と「自分」(私)は別人だからこそ2行での表現になる。
このメカニズムによって「私とあなたは、同じ対象物をみていることに気付く」
なんと「私とあなたは、同じ対象物をみていることに気付く」力こそ、対称性の原理によって認知発達を説明してきた生後第2の新しい発達の原動力であった。
「指さしに反応」(10ケ月越)~検査者の指さしに反応して、指さしたほうを見る。15)
「指さしたほう」を見る力は、移行期をへて11ケ月頃(第3段階)に完成する。s=赤ちゃん、a=母親、p=対象物としたとき、s⇔aの法則は「破れ」、ここへきてs⇔a⇔pのトライアングルになる。(ブログ「発達と段階の視点」⑩-2)
Ⅲ-(2)ところで、認知第3段階(表1)における可逆操作の媒介と産物は次のようなものであった。
「母親(大人)と対象(モノ)を共有する活動によって、ことばの意味を汲み取っていく」
みてきたように、共有注意メカニズムは、「私は別人」意識を前提にして働く。
―――共有注意メカニズムは、私とあなたは同じものをみている、同じものにさわっている、同じものを聞いているいった気づきが可能となる。そこでは、自分と他者との間で気持ちをあわせながら、興味の共有を確立しようとする動因が働いている。(大藪2020)
「気持ちをあわせる」
情動的な連帯をもとにした共有関係によってこそ、興味をひろげ、それによって、新しい「ことばの意味を汲み取って」いく仕組みになっていることがわかる。
認知発達の展開を追っているだけでは欠ける視点であり、おそらく、ASD 児を理解していく上では、実践者にとって重要な財産となる知見だと思われる。
すでに加藤(2008)16)は、次のように指摘していた。
「他者の意図理解、共同注意のはじまり、三項関係の成立といった生後一年目の終りに現れる認知発達上の大きな変化も、養育者との情動交流の基礎を欠いては成り立たないことは明らかである。」
また、別府(2023)17)も次のように指摘している。
「情動的に共感される経験と情動共有経験の乏しさ(質量の不足)は、ASD 児がさまざまな発達能力を形成する阻害要因となっている。」
ASD 児の興味・関心を広げようと色々工夫してもうまくいかない原因は、「興味の共有を確立しようとする動因」が働いていないことによるのかもしれない。仮説的にでも、原因を理解することができれば、そこから見えてくる景色がある。
Ⅲ-(3)前述のように移行期をへて11ケ月頃(第3段階)に完成する三項関係は、次のようなものだった。(再掲)
s=赤ちゃん、a=母親、p=対象物
大藪(2020)による三項関係の説明は、以下のとおりである。。
―――乳幼児の共同注意の基本的な形態は、他者と一緒に対象物をみること、つまり『子ども-物-他者』という三項関係が成り立つことである。
三項関係は、共同注意活動の基本形態なのである。もう一度、共同注意の定義をみておこう。
共有注意メカニズムとは、
1.他者の知覚状態についての二項表象(例:あなたはドアをみている)a→ドア
2.自分の知覚状態についての二項表象(例:私はドアをみる) s→ドア
1、2の融合である。
するとどうなるのだろうか。三項関係、すなわち共有注意活動は、必然的に「あなたはあなた」(a)-「そこにあるもの」(P)-そして「私はわたし」(S)という活動になる。
(a)-(P)-(S)の法則は、10ケ月頃からの赤ちゃんにみられる普遍的な活動の法則であり、大人の働きかけ(変換)に対し、その都度かわる法則ではない。したがって対称性があるといえる。(定義1)、そして、空間を移動しても変化しない法則であるから並進対称性があるといえる。(定義4)
しかし、赤ちゃんの活動がある限り、いずれ対称性は「破れ」、新しい力が発生する。
Ⅲ-(4).研究者たちは、1才頃から始まる第1反抗期を「自我の芽生えを示す」18)ものしている。松原(1983)19)は、1才3ケ月を“ノー“の始まりの時期であり自我の芽生えとした。田中(1987)は、1才半頃に「自我」の誕生が完了するとした。乳児は、三項関係の成立以降の共同注意活動において、繰り返し「私はわたし」(S)を意識する。結果、自然の摂理として確固たる「私は私」、すなわち「自我」が誕生する。なぜなら、自我は、「自分自身を主体として意識化することのできる主体のこと」20)であり、確固たる「私は私」は、「自我」にほかならないからである。共同注意活動からのフェーズの変化は次のようになる。
共同注意活動
10ケ月ころ → 1才-1才半ころ
驚いたことに対称性の「破れ」は、ことば(理解)と「自我」誕生が、同じ時期に同じシテスムで進むことを示している。
では、両者の関係はどうか。
「個々の場合を世界全体との全般的連関の中で考察するや否や・・・そこでは、原因と結果とは絶えずその位置を取り替え、いままたはここでは結果であったものが、あちら、またあとでは原因になり、その逆にもなる」(エンゲルス) 21)
情動的な連帯をもとにした共同注意活動(原因)によっ興味をひろげ、新しい「ことばの意味を汲み取って」(結果)いく。そして、「あちら、またあとでは」ことばの理解が(原因)となって、共同注意活動が広がっていく(結果)。
自我を誕生させる情動と認知は、原因-結果、結果-原因となって自己発達を遂げる仕組みになっている。
終りに
ここまでくると妄想が浮かぶ。ひょっとすると人間発達の自然の仕組みは、各階層とも、第3段階において何らかの新しい人格的発達の土壌をつくりあげて新しい階層を迎えることになっているのかもしれない。思考の階層の第3段階の目印は、アイデンティティの確立(表1)であった。したがって、認識(次元)の階層の第3段階において育まれる人格的発達の土壌を明らかにすることができれば、すべての階層のピースが埋まる。
「自然界は、それを支配する法則の対称性を隠している」(INU研究機構学長久保徳)
まだ、対称性の原理で説明できる何かが隠れているのかもしれない。
(続く)
[参考・引用文献]
1)田中昌人(1987)「人間発達の理論」
2)加藤義信(2008)「発生的視点からみた情動と認知の関係~アンリ・ワロンの発達思想を手がかりに」.現代とエスプリ494号.
3)上西知子(2005)H・ワロンの子どものは発達段階と「私という意識の形成」.北海道大学大学院教育学研究科紀要96号
4)小林誠(2009)ノーベル受賞記念講演~対称性の破れとは.「学術の動向」第14号6号
5)前掲4)
7)前掲4)
8)前掲3)
9)ヴィゴツキ-著柴田義松他訳(2014)「新児童心理学講義」.新読書社
10)前掲3)
11)前掲3)
12)前掲3)
13)前掲3)
14)大藪泰(2020)「共同注意の発達~情動・認知・関係」.新曜社
15)監修島津峯眞編集者代表生澤雅夫(2003)「新版K式発達検査法」~発達検査の考え方と使い方~.出版:ナカニシヤ
16)前掲3)
17)別府 哲(2023) 「発達を情動から考える~自閉スペクトラム症を手がかりに」.臨床心理学第23巻第5号
19)松原巨子(1983)乳児期から幼児期への言語行動の発達について~前言語的行動を中心に~京都大学教育学部紀要29.
20)前掲18)
21)エンゲルス著、寺沢恒信訳(1970)「空想から科学へ」.大月書店
資料
表1 可逆操作による発達の階層と段階
表の用語説明・参照
可逆操作は、人が当該発達年齢期において、外の世界へ働きかけ、産物をとりいれる際の中心となる活動のカテゴリーである。上記表の可逆操作は、年齢期ごとに知的発達の水準である基本操作、基本操作の媒介となる活動、活動によって獲得される産物が抽出されている。基本操作は、媒介と産物の間を可逆し、循環しながら、自己発達を遂げる。
可逆操作力とは、表の基本操作力のことであり、可逆操作関係とは、その時期の媒介活動において必然となる人間関係のことである。
基本操作によって、今何が大切な時期なのかを知ることができる。媒介活動を知ることによって、大人は何をしたらいいのかがわかる。また、産物によって、子どもが、今もっている可逆操作を発揮できているかどうかを知ることができる。
①「基本操作」~「(可逆操作は)外界の世界をとり入れ、新しい活動をつくりだし、それを自らの内面にとりこんでいく際の基本操作」(田中昌人「人間発達研究所通信(6)31.15」)
➁「媒介」~「媒介性と同時に直接性を含んでいないものは、天にも自然にも、精神にもおよそどこにも存在しない」(ヘーゲル「倫理学」第1巻)
③「産物」~「人間は自然や人間社会・・・に働きかけ、新しい活動や産物を創出しつつ自分の本性を発達させていく」(田中昌人「人間発達の科学」) ④「自発運動」~吉田(1994)は、大脳皮質が成熟、発達してきたことによる大脳皮質を中枢とする運動を「自発運動」としている。「発達心理学辞典」.ミネルヴァ書 ⑤「微笑み-情動交流」~他者を選択できる時期から始まる大人との微笑み・表情・発声・泣き・笑い・ふるえ・緊張などによる交流。 ⑥「情動」~急激な感情の動き ⑦「認知」~外界を認識すること(「広辞苑」岩波書店) ⑧「認識」~ものごとをはっきりととらえ、理解して見分け、判断すること。 ⑨「思考」~論理的に考えること。 ⑩「概念」~物事の概括的な意味内容のこと。概念は言語によって表現される。 ⑪「①の目安」出典~監修島津峯眞編集者代表生澤雅夫(2003)「新版K式発達検査法」~発達検査の考え方と使い方~.出版:ナカニシヤ