遼東の豕 (original) (raw)

バカなワシャが、斎藤元彦氏の批判を日記に書いて、その反省文を書いたのが11月10日。以降、遠くからではあるが不屈の人斎藤元彦を応援していた。とにかく当選してよかった。

ネットでは早い段階から「斉藤氏当確」の情報が流れた。しかし地上波では兵庫という一地方ということだからなのか、なかなか選挙に関するニュースが見られなかった。

午後10時を過ぎてフジテレビ系の「Mr.サンデー」が、ようやくそのニュースを取り上げた。

司会の宮根さんがよかった。個人的な意見としながらも「大手メディアのある意味、敗北」ということを言われた。メディアで飯を食っている者が、これを言うというのはかなりのリスクであるが、結果として宮根さんは正しいし矜持を持っている。

ゲストコメンテーターの元明石市長の泉房穂氏も格好よかった。多くの識者やワシャらのような市井の人と同様に、大手マスコミのフェイクニュースにすっかり騙され、斎藤知事に対して口撃してきた泉氏。このことについて冒頭で素直に謝罪した。

その潔さや善し。

「NHKをぶっこわせ」の立花隆志氏しかり、オジキことジャーナリストの須田慎一郎氏しかり、マスコミの洗脳報道に踊らされたことに気づいたのち、すぐさまに斎藤氏に謝罪し、斎藤氏支援の輪を広げていく。この鋭敏な機敏さが見事だった。おそらくこの方々の「謝罪からの支援」がなければ果たして斎藤氏の大逆転があっただろうか?もちろんSNSがテレビ局、新聞社が報じないものを広く知らせたということも大きかった。宮根さんの言われるとおり「大手メディアの敗北」、これが今回の大きな遺産となるだろう。

ただしバカもいる。

ラサール石井兵庫県知事選で謝罪の泉房穂氏に「何故お詫びするのか」「曲げてはいけない」》

https://news.yahoo.co.jp/articles/c750eaafe6f62726b290e9c4450c2184f94b56c9

おそらく知識人ぶっている芸人の中ではもっともバカと言っていい。この人の言っていることっていつも矛盾しているし、脈絡がない。だったら黙っていればいいのだけれど、自分のことを大きく誤解しているんだね(哀)。

Mr.サンデー」の中で斎藤候補に謝罪し、「X」でもお詫びの言葉を連ねた。このことにバカが突っ掛かってくる。全文を引いておく。

《『当選したら祝福する』『民意を得たら敬意を示す』 これは礼儀でしょう。しかし、何故お詫びするのか。誤るのは『自分の考えが間違っていた』と認めた時だ。信念を持って言ったならたとえ少数派になっても曲げてはいけない。『一面的な見方』とは何か。何が間違っていたのか、はっきりさせて欲しい。謝れば済むのではない。誤るにも覚悟がいる》

文中に2か所「誤る」とあるが、もちろん「謝る」の誤記である。そんなことはどうでもいい。それよりも笑えるのは《誤るのは『自分の考えが間違っていた』と認めた時だ。》のほうだ。ここがラサールのバカなところなんだけど、状況や泉氏の発言をきちんと見聞すれば、泉氏は「自分の考え(認識)が間違っていた」と認めている。故の謝罪である。その後の《信念を持って言ったならたとえ少数派になっても曲げてはいけない》という部分、これが左巻き芸人の真骨頂と言える(笑)。ラサールの言う「信念」というのは「思い込み」と同義である。自分の狭い知識・情報量の中で思い込まされたことは「絶対に曲げない」という教義に則って、泉氏に偉そうなことを上から目線で言っている。

基本的にバカでもいい。もちろんワシャもバカである。しかしバカは自分がバカであることを自覚することで、ちょっとマシなバカになれる。一番見苦しいのが、「自分は優秀だ」と思っているバカで、その最たる人がこの人なんでしょうね(苦笑)。

追伸:またバカの発言がニュースになっていた。

ラサール石井 斎藤元彦氏の再選に「兵庫県民の皆さん大丈夫ですか」》

https://news.yahoo.co.jp/articles/de5832dcd26f6483f4e401d20f32f178954993bd

このことについてはまた明日~。

以下のニュースの動画、1分5秒くらいから我らがゲル首相(笑)が登場して、支那の首席と握手をするシーンがある。

《中国側に日本と一定の関係築きたい狙いか トランプ氏を意識した外交に 日中首脳会談》

https://news.yahoo.co.jp/articles/bc7b4b227d86d75f9d424008bbb8a98cb038ef5d

その時、首席は微笑んでいるように見える、一方の首相は強張ったような仏頂面で口をへの字にして三白眼。ここまで変顔をしなくても・・・と思った。

おそらくですね、随行の外務省のスタッフあたりに「こういった場合は微笑まないようにしてください。懸案が多数ありますので毅然とした対応でお願いします」とでも言われたのだろう。だから仏頂への字三白で握手に臨んだ(笑)。これが悪手だった。

例えば、小泉訪朝の際に、金正日との対面の時、小泉首相の表情に笑みはなかった。あるいは安倍首相の頃は日中関係が最悪で、双方ともどもに握手する場合に笑むことはなかった。

それと同様のことをゲル首相は実行したんんだが、如何せん人相が悪い(顔が悪いとは言っていませんよ)。だから必要以上に「笑わないように」などと指導すると、不必要なまでに恐ろしい形相になってしまう。

外務省スタッフは何も言わなくてよかったのだ。普通に握手していれば、それでなくとも異形の首相なのだから。笑っていても相手を小バカにしているような形相は充分に首席に不快感を与えるだろう。あれでは喧嘩を売っているようなものだ(笑)。

で、トランプ氏には断られてやんの。

《トランプ氏、石破首相との会談を見送り…就任まで外国首脳に会わない方針で「例外認めない」》

https://news.yahoo.co.jp/articles/31141ce6492cfa75de2f2a542b117056ce599bc8

安倍晋三氏ならトランプ氏は喜んで会っていただろう。あるいは安倍氏が頼りにしていた保守本流高市氏が首相であれば、もちろんリマでの会談はあり得た。でも、笑っても形相の怖いゲル首相では、心臓に悪いと思ったのではないだろうか?晋三の悪口も言っていた男でもあるしね。

外交というものは「特別」の関係、「特例」的扱いがモノを言う。それを安倍氏は構築してきたが、仏頂面で話が長く結論を言わないゲルのような首相では、トランプ氏、端から相手にしていないことが明白になった。次の首相を狙う盆暗岸田が、テメエのことだけを考えて、すぐにコケる石破を選んでしまったのが、全ての元凶である。

自民党員は高市氏を総裁に選んでいた。しかし盆暗がマヌケは手下どもに指令を発しコケ石破を選択した。盆暗以下マヌケ政治家の責任は重い。

極めて緊張している国際状況の中、日本の外交が「害交」にならないように祈りたい。

ダメか!

《岩屋外相がウクライナ・ブチャを訪問 犠牲者の慰霊碑に花を捧げる ゼレンスキー大統領とも会談の見通し》

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6519824

こんな裏草履のような顔をした男が外交を担っているんだから。その腹心がアイドルにアルフィヤと来た日には、石破政権は外交は捨てていると言わざるを得ない。

滅びの笛が聞こえるようだ(泣)。

106年前(大正7)のことである。一人の男が岐阜の田舎から東京にゆく。武藤嘉門というかなり灰汁の強い男で、この年に衆議院議員に初当選した。嘉門48歳だった。当時の平均寿命から考えれば初老に入っている。

22歳で酒造業を営む武藤家の養子になっている。それから馬車馬のように働き、業種を拡大し、33歳で地方議員になった。15年間、郡会議員、県会議員を務めて国会へ出た。その後も衆議院議員をしながら、事業のほうも手堅く拡張し、岐阜県の産業に多大な貢献をした。戦後になり岐阜県知事となり、その辣腕を振るった。

まぁ岐阜県では立志伝中の人である。残っている肖像写真を見ると、ううむ、なかなか強かそうな面構えで、秀吉のブレーンの中に紛れ込んでいそうな、そんな美濃侍の雰囲気を持っている。

その息子が武藤嘉一である。この人は政治家よりも学者になりたかったと言っている。若き日には大学の教授も務めている。その後、嘉門の知事選出馬を受けて、衆議院世襲したが、はたして国会議員が楽しかったのかどうか。だから6年を務めた後は議員を辞し、家業に専念していたのだろう。その10年後、やはり地元の有力な人材だったのだろう。嘉一、市長選に駆り出され各務原のトップとして5年を務め、体調不良で職を辞した1か月後に身罷っている。

この人は政治家の二世でなければもっと幸福な人生を歩めた典型ではないだろうか。類似のケースは愛知の世襲家にもある。それはまた項を改めたい。

そして三代目が嘉文(かぶん)である。大正15年に生まれる。祖父嘉門は健在で、父も武藤コンツェルンの重職を担っている。この当時で言えば御曹司中の御曹司ってところでしょうね。昭和42年に衆議院議員なって平成17年に息子を後継指名するまでの28年間、自民党内の抗争劇の中に常に身を置いてきた。後の処遇をみると、あまり策士ではなかったようだ(笑)。

初代嘉門が郡議会議員になってから120年余、一族は特権階級の地位にあり続け4代目を襲名した容治が経済産業大臣になった。まぁ岐阜の武藤家の主でもあるから経済・産業なのだろうね。

しかし、この記者会見をご覧いただきたい(見なくてもいいですよ)。

https://www.youtube.com/watch?v=8lHxPDBd34Q

まず、襟にバッジが5つも付いている。一つは国会議員バッジであるから当然つけなければならない。その下にブルーリボンバッジ、これも表向きは拉致問題を言ってきた自民党の大臣として付けざるを得なかろう。その他に右襟に3つも付けているが、もうこれだけ付けていると「どうでもいい」感が漂ってくる。そこいらじゅうにいい顔しまくっているんだね。襟にピンを付けるなら片側だけで2つまで。このお坊ちゃまのセンスを疑う。

実はそんなことはどうでもいい。この人の顔である。もちろん良し悪しを言っているのではない。人相風体である。

顔の色艶はいい。皺もそれほどなく、髪の毛も染めているのかもしれないが黒々とふさふさしている。ゲル首相やデブリ総務相のように体形はだらしなくない。見た目はまず及第点ですね。

しかし記者会見の冒頭、これからやっていく所管事項を挙げていく時、原稿丸読みで目を下に落としたままだった。これはいただけない。あんた曲がりなりにも政治家でしょ。「ここをやるんだ!」というものについてはしっかりと自分の言葉で喋らなくっちゃだめだ。少なくとも父や祖父、曾祖父には、発言の時の気概があった。といっても初代嘉門の質問など聞いたこともないが、面構えからしてそうだったろうと推察する。

この想像は「当たらずといえども遠からず」で、人の顔というものは割合正直なものなんですね。

四代目、記者の質問まで見事な官僚答弁の棒読みでクリアをした。その経産省の段取りも見事だった。

ただ四代目の表情がいただけない。質疑応答で「国民民主党の政策」について質問があったが、もちろんそんな質問はとっくに官僚側に提出されており、模範解答が作成されお坊ちゃまの手元に並べてある。あるいは質問ごとに官僚が差し出す。その合間なんだけど、時おり合いの手のような不思議な笑みを浮かべての頷きが入る。それが気持ち悪い。出来レースなら出来レースでいいので、事務的に読み上げればいいだけのこと。フニャフニャとした愛想笑いは不要だ。

一連の記者会見やお坊ちゃまの言動や行動を見てきたが、この人明らかに「政治公家」(せいじくげ)だね。

曾祖父は叩き上げの商人だった。その商人魂をベースに岐阜の政界に君臨した。祖父は学者だった。父親は三代目なので、そろそろ公家化してきたけれど、それでも党人派としての雰囲気を持っていた。そして四代目、父の灰汁を継がず見事に公家化に成功している。

これが今や政界、とくに自民党の悪弊となっていることは、このところの世襲批判からも伺える。お坊ちゃまの岐阜県もご多分にもれず、なかなか世襲臭の強烈なところなので事例を挙げてみたい。

今から50年前に出された『政界風土記』(国政出版室)という本の岐阜県のページにはこんな面々が並んでいる。

武藤嘉文」(武藤容治の父)

野田卯一」(野田聖子祖父・養父)

「古屋亨」(古屋圭司の伯父、ちなみに圭司は曾祖父から四代目)

金子一平」(孫の俊平が秘書の乳もみ事件で落選・後援会も開催した祖父から三代目)

「大野明」(現参議院議員大野泰正は明の長男。明の父、大野伴睦は戦後政治のフィクサーと言っていい。新幹線の岐阜の駅を岐阜市から自分の地元に持っていったタフな政治家。泰正は三代目)

世襲ばかりだから岐阜の勢いが停滞している。これは間違いない。さらに付け加えると知事が5期目である。これも岐阜県のためにはならない。岐阜県が衰えていくのは必然と言っていい。

夕べはある案件の整理をしていて就寝がかなり遅くなってしまった。たまたま今日は午前中に予定がなかったので、ゆっくり起きて床屋にでも行こうかと思っていたのだ。午前8時に寝床を出て、さっそく床屋に電話をする。いつもの金曜日なら午前中は空いているんだけど、マスターから「ちょっと午前中はいっぱいで」ということで、午後はワシャのほうに予定が2つ入っているから、また仕切り直しになった。

仕方ないので、コーヒーを入れて居間の炬燵でくつろぐ。一昨日、炬燵を出したんですよ。まだ火は入れていませんが、でも炬燵布団の中に足を突っ込むだけでも暖かいんですね~(笑)。

テレビが点いていた。ワシャはテレビの偏向報道を好んでいるが、それ以外には興味がないので、朝のバラエティー番組など見たことがない。だから偏向新聞を読みながら、iPadで反対の意見を確認しながらコーヒーを飲んでいる。

そうしたらね、ワシャの耳朶に聞き覚えのある声が届く。ハッとしてテレビ画面を見ると、おおおお、脚本家の倉本聰さんが映っているではないか。

倉本さん、ワシャの師匠の内の一人で、この人の出された書籍はすべて持っていて、完璧に読破していると言っていい。倉本さんの影響で、30代にはマジでシナリオライターになろうとしていたくらいだから(笑)。残念ながらシナリオライターはバカにできることではなく、それでも倉本さんのシナリオを読んだことで、人生のなんたるかは多少知ることができたとは思っている。

その時にバカは実際にシナリオ作家協会の「通信講座」を受講していた。その時の講師のお一人が倉本先生だったので「師匠」と呼んでもいいですよね。

その師匠のお声がしたので、テレビの画面を振り返った。先生は、ご自身でも「遺作になるのでは」と言われる映画『海の沈黙』

https://happinet-phantom.com/uminochinmoku/

の番宣のようなものに録画出演されていた。主演の本木雅弘さんがスタジオ入りして、「海の沈黙」に関する話などを披露する中で倉本先生のコメントを挟んでいたんですね。

メインはモッくんで、司会の花丸大吉もやや緊張しているように見える。モッくんは余裕のヨッチャンで、風格さえ漂わせていた。御年59歳、来年に還暦を迎える。しかし相変らず格好いいねぇ。

驚いたのは番組の中で字を書いていたんだけど、これが達筆だ。俳優、芸能人の中でもかなりの上級者と見た。それに話すことがらも筋道を立て、語彙も多く、相手に解りやすく、穏やかだ。モッくん、格好いいばかりではなく頭もいい。とても素敵な俳優だと思う。

倉本先生も絶賛で本木さんほどセリフにこだわる俳優は「大滝秀治高倉健以外に見たことがない」と言っていた。その2人と同格って、モッくんが名優であることは間違いない。

それにモッくんはNHKのドラマ『坂の上の雲』にも主演している。そちらのほうの原作は司馬遼太郎であり、彼がワシャの人生の師であることはこの日記に縷々書いてきた。

その2人の師がモッくんに関わっているのである。ワシャがモッくんのファンになるのは必然と言っていい。

60代のモッくん、70代のモッくん、80代のモッくんの演技が見てみたいのう。それまでこっちがもたねえか(笑)。

朝起きて、朝日新聞にざざっと目を通す。大した記事はない。「声」欄でちょっと引っ掛かった投稿があったけれど、まぁそれほどアンテナには引っ掛からななかった。

書庫へ移って、パソコンの前に座って「YAHOOニュース」を開いたら以下のニュースが目に飛び込んできた。ううむ、もう紙のニュースの時代ではないですな(笑)。

《廃品買取会社を経営 中国籍の男(24)逮捕 ネパール人を不法就労させた疑い〈宮城・栗原〉》

https://news.yahoo.co.jp/articles/55244df94f6901a5d8d913ec65adb45aa69b4ad5

《千葉・旭市の飲食店でタイ人同士で乱闘か 男性1人が死亡 別の男性をけがさせた男(30代)を逮捕し事情を聞く 千葉県警

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6519561

支那人がネパール人を不法就労させて取っ捕まり、タイ人同士が殺し合いをする。これが朝一番の平和なひと時に入ってくるニュースですかねぇ。そもそもここはどこの国なんだと言いたい。

ただ、ワシャの町にも市街地のすぐ南に高い鋼板の塀で囲った廃品関連のブースが近年立ってしまった。そこの経営者も支那人である。ワシャの町にあるくらいだから、支那人の侵透はかなり進んでいると考えたほうがいい。

ついでだからこの2つの田舎町で考えたい。

不法就労の犯罪を起こした支那人宮城県栗原市に住んでいた。人口6万弱の過疎の町である。昭和45年には10万5000人の人口があったが、それがほぼ半減している。ところが外国人数は近年増加の一途で犯罪者を含めて661人が住み、この1年だけでも100人弱が増加している。なにかおかしくないですか?

千葉県旭市、こちらは銚子市の西にあるやはり6万ちょっとの人口をもつ田舎町である。ただ首都圏に近いということもあって外国人数は1840人と栗原の3倍になっている。ここの町のご多分に漏れず過疎化が著しいんだけど、外国人数は右肩上がりで直近の1年でも160人程度の増加を示している。これって何かが狂っていると思いませんか?

11月1日に亡くなられた文学博士の西尾幹二先生が令和2年に『国家の行方』(産経新聞出版)を上梓されている。この本に平成30年に先生が書かれた《「移民国家宣言」に呆然とする 「他民族共生社会」は空論》という論説が載っている。この最後の部分を引いておく。

《四季をめぐる美しい日本列島に「住民」がいなくなることはない。むしろ人口は増加の一途をたどるだろう。けれども日本人が減ってくる。》

まさに栗原、旭の現状ですよね(怒)。続けます。

《日本語と日本文化が消えていく。寛容と和の民族性は内ぶところに硬い遺物が入れられると弱いのである。世界には繁栄した民族が政策の間違いで消滅した例は無数にある。それが歴史の興亡である。》

先日、平日の昼前のことである。ワシャはフリーというかプータロー(笑)に活動をしているので、その時間帯に移動することがある。市内の遊歩道を自転車で走っていて幹線の信号で停車した。この信号、車が通らないわりに長いんだよね(苦笑)。

ワシャの横に、買い物帰りだろう。自転車のご婦人がカゴに大きなエコバッグを乗せて、やはり停車している。若い女性も日傘をさして待ってた。

道路を挟んだ反対側で髭をたくわえた浅黒い人がスマホを顔の前にかざしてなにやら喚いていた。その言葉で外国人であることがわかった。英語ではない、支那語でもない、ベトナム語かなぁ?

ワシャはガラケーしか持っていないので、スマホの機能には疎い。口元ではなく顔から30センチくらい離しても電話で切るんですね。それに通話相手の声も大きく聞こえてくる。なんだか感情的になって話している。日本人ではあれほどの大声での通話はさすがにしないだろう。それも人前で。

歩道側の信号が青になって、その男が「ペンギャ~ポンギャ~フンギャ~」とスマホに怒鳴りながら歩道を渡ってくる。こちらから渡っていく2人の女性は、その外人が不気味なんでしょう。大きく避けて歩道からはみ出していく。

電話に夢中の男は、ワシャのことなんか眼中にない。だからワシャの近くまで寄ってきた。ワシャは耳がよくないので、近くで大声を出されると耳鳴りがしてしまう。だから自己防衛のために

「うるさい!」

って波動砲を放ったのでした(笑)。

歩行者用の信号が点滅を始めたんでワシャはそのまま歩道を渡り出しましたが、男は呆気にとられたような顔でワシャのほうを見送っていた。

知らない人がいるところ、あるいは公共空間では静かにしようね。それが日本文化なのだ。それが嫌ならさっさと出ていけ。

高市早苗さんが「“日本のチカラ”研究会」を立ち上げた時、まず馳せ参じたのは13人で、有村治子小野田紀美杉田水脈の3人の女傑と山田宏参議院議員など保守現実派の男たちが集まった。

残念ながら居眠しゲル首相のせいで、8人の衆議院議員の内6人が国会議事堂に戻ってはこなかった。公職選挙法違反で辞任した人もいるけれど、大方はゲル首相の不人気と下手な対応のあおりをうけての落選を食らった。

まぁ自民党のゲル、盆暗キッシ―、森山爺さんあたりが高市さん支持者、保守現実派を狙い撃ちしたという感じもあるけどね。自民党首脳部は何をしたいのかがよくわからない。テメエたちの権力欲しか見てないんだろうね。ホントに始末が悪い。

さて、ここで割を食った6人の中に、東海比例単独候補1位の山本左近がいる。安倍さんが健在ならむろん当選したし、高市首相なら当然議員になっていた。しかし単独比例に届く前に、自民票は枯渇し、大惨敗となったことはご案内のとおり。

もしこの元F1レーサーが、レーサー仲間の豊田章夫さんの地元の愛知11区から出ていたらどうだろう。少なくとも77歳の爺様のように対立候補に4万5千もの大差はつけられなかったろうし、比例復活していた可能性は高い。

こういった戦略眼の欠如もゲル内閣の特徴と言っていいだろう。つまらぬ指揮官の下では大量の将官が死ぬ、まさに先の大戦で日本は思い知ったはずなのだが、80年も経つと忘れちまうのかなぁ(泣)。

そして、それでも責任感のある指揮官は責任をとって自決した。今回の総選挙、大敗北にも関わらず、トップのリーダーは辞任すらしないとは・・・。

これもそれも

《石破内閣支持率43%、前回調査から上昇…読売世論調査

https://news.yahoo.co.jp/articles/d1a7bfa542436a46a8a8c29ed32bfe8b75fd6fee

こういう世論調査と称する出所の判らない情報をまき散らすマスコミと、それに影響を受ける情報を鵜呑みにする愚かな国民側にも罪があると言える。

支持率が回復するわけがなかろうが。

もっとも己に注目が集まる「首相指名選挙」の、まさに真っ最中。風邪薬を服用していようがいなかろうが、緊張感をもって議場に臨んでいれば、こんな太々しいだらしない顔で居眠りなんかしない。ネットでボコボコに叩かれているから繰り返さないが、こんなのしか首相に選べない国政ってどうよ?

そしてリン官房長官の言い訳が笑えますね。「風邪気味であることを除けば、健康状態に何ら問題はない」って、風邪を除くなよ。風邪も立派な不健康な状態だ。それにゲル首相、どう見ても全体的に不健康であり、メンタルな部分も含めて「問題はない」って・・・問題だらけですよね。

こういう事実と乖離したアナウンスはやめたほうがいい。

政治家がだらしないと、その下の省庁もヘタってしまうんですな。

経産省、トイレ利用制限を撤廃 トランスジェンダー女性に》

https://news.yahoo.co.jp/articles/3d2f1f5192e3d967018a5a5b8b56df45e0d21065

経産省は24年11月8日、庁舎内にある全ての女性トイレの使用を認めると職員に伝えた。人事院が10月29日付で職員のトイレの利用制限について再判定を出し、経産省はこれを踏まえた》んだとさ。

ワシャの記憶では、このトランスジェンダーと称する人物は、確か、ナニを温存しているはず。ということは、男性器を持っている人間が女性用トイレに堂々と入っていくということですよね。ワシャなら家族や知人の女性が入っているトイレにそんな野郎が侵入することは不愉快だ。

まさに先週、所用で近隣市の駅に行った。そうしたら小柄のどう見てもオッサンがジーンズ生地のスカートを履いていた。男らしく筋肉のついた脛は黒いストッキングだったが、髭も薄っすらと生えていて、明確に「スカートを履いている男」そのものだった。

これが「わたしは女よ」と言っても、どこまで信用していいものか?例えばワシャの娘が駅のトイレに入った後、そのスカート男が女子トイレに入って行ったら、ワシャは絶対に阻止をする。

百歩譲って、ピーターとかはるな愛とか、華奢な体で女になりきっていれば気づきもしなかろうが、

この間のパリ五輪のイマネ・ケリフ氏

https://news.yahoo.co.jp/articles/92b87e4502330e59f8357cf6787d35c6943f7f66/images/000

のように、頭蓋骨も男、太い首も男、筋肉の付き方も男、ごつい指も男、破壊力も男が、それでも「私は女なのよ」と言われても納得できない。ケリフ氏と対戦した女子選手たちには同情を禁じ得ない。

ケリフ氏の話は、日本とは直接関係ないけれど、経産省の話は、アメリカ民主党が主導する左翼活動にそそのかされた自民党左巻きどもが「LGBT理解増進法」なる理念法を作りやがった結果に他ならない。

居眠り首相の下では何も期待できないし、保守本流が片隅に追いやられている自民党には女性たちを守ることなどできはしまい。

55年体制以降、70年近い歳月が流れている。時折、細川政権民主党政権がチラチラと顔を出すけれど、大方は自民党支配でこの国はやってきた。これがもう限界であることは、まともな国民は見越している。国政もだらし内閣でしょ。官僚は保身でしょ。地方政治は利権でしょ。

今回の総選挙で国民の意思は示されたが、制度が足を引っ張り、結果として自民党を延命させることになっている。

国会で首相を寝かせていていいのか?