台車枠とは何? わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
台車枠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 04:44 UTC 版)
台車枠は、台車全体の構造を形成している枠組みで、車体支持装置を通じて上部に車体を載せ、軸箱支持装置を通じて下部に軸受・輪軸を備えて、車体の重量を輪軸へ伝達する役割をしている。基礎ブレーキ装置を搭載してブレーキ機構を形成している。また動力台車の場合、動力に関する機構も台車枠に装荷される。
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台車枠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/24 02:37 UTC 版)
「ペンシルバニア鉄道GG1形電気機関車」の記事における「台車枠」の解説
車体は、二組の大きな鋳造台車枠の上に乗っており、前後への牽引力もこの台車枠に掛かる構造である。この二つのフレームは車体の中央で蝶番によって結ばれ、カーブを曲がるときには首を振ることができる。台車枠一組に3動軸が装備され、1両あたりの動軸数は合計6軸である。なおかつ2軸先台車が車体の前後に配置されるが、この先台車も鋳造である。 GG1の車軸配置は、AAR方式で 2-C+C-2 、UIC方式で (2'Co)(Co2') となる。ホワイト式表記で、4-6-0 の車軸配置を持つ蒸気機関車を2台組み合わせた形になっていることがわかる。PRRでは、4-6-0 はクラスGと呼ばれていた。GG1は、この 4-6-0 を2台、背中合わせにしたような形になっている。それゆえGG1は、クラスGG(4-6-0+0-6-4)とでも言うべき形態である。
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台車枠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/29 08:12 UTC 版)
電気式気動車用のDT18より採用が始まり、釣り掛け駆動の旧性能電車用台車であるDT20で確立された設計手法を踏襲する。 通常の圧延鋼板をプレス成型した部品を溶接して組み立て、左右の側枠とそれらを連結する2本のトランサム(横梁)を一体化して梯子状とした、軽量にして充分な強度のモノコック構造台車枠を構成する。 軸距はDT21・DT23・DT24などと同じ2,100 mmである。 側枠そのものの基本設計はDT21以降の国鉄電車用台車で標準となっていたものを踏襲しているが、枕ばねの方式変更により中央部を下げて弓形とする必要が生じたため、新規に設計されている。また、DT23では軽量化を目的として過度に薄い板材を当初用い、さらに側枠そのものに軽量孔(軽め孔)を設けるなどしていたが、高速かつ長距離の特急運用で酷使された結果、短期間で台車枠亀裂等の問題を引き起こして台車枠の交換を強いられたことに対する反省から本形式では軽量孔は設けられず、部材厚なども通常の値とされている。 しかしながら、最高速度の向上や使用条件の変化など、走行条件の変化により台車枠の各部に亀裂が発生することとなり、途中で側梁、横梁の板厚を9mmから12mmに強化した。稼働中の板厚9mm台車枠の多くは途中で板厚12mmに強化した台車枠に交換された。
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