「1080i」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
せんはちじゅう‐アイ【1080i】〔センハチジフ‐〕
読み方:せんはちじゅうあい
《iはinterlaceの頭文字から》パソコンのディスプレーやテレビなどにおける解像度の一。垂直方向の解像度が1080本であるインターレース方式の動画再生に対応する。画面アスペクト比が16:9の場合、1920×1080ピクセル(ドット)となり、フルハイビジョンの画素数に相当する。→1080p
1080i
デジタル放送において、有効走査線数1080本のインターレース方式を使用した映像フォーマット。1125本の走査線の内、1080 本が映像を映すために使われている。1125iとも表現される。
1080i
1080iとは、デジタルテレビの映像規格のうち、有効走査線数1080本で、走査方式として飛び越し走査(インターレーススキャン)が採用された映像規格のことである。
1080iは縦方向の解像度(水平解像度)が1080ドットある。いわゆるHDTVと呼ばれる規格の中でも特に解像度の高い規格であり、「フルハイビジョン」と呼ばれることもある。
HDTVの技術としては、1080iの他に720p、1080pなどがある。1080iがインターレーススキャンを採用しているのに対し、720pや1080pでは走査法式としてプログレッシブ(ノンインターレース)を採用している。
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1080i
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/07 00:45 UTC 版)
1080iは、ハイビジョン、高精細度テレビジョン放送、2Kに含まれる映像規格の一つ。ディスプレイや動画の解像度などで用いられる。
画面アスペクト比は16:9、有効垂直解像度1080本、かつインターレース(飛び越し走査)の動画を指す略称で、1997年4月の国際電気通信連合 (ITU) 会合で決められた。
正方形比率ピクセルにおいて1920×1080、 2.1メガピクセル(207万3600画素)の動画となる。フルハイビジョン、またはFHD (Full HD) 、あるいは1920は約2000のことから**2K**とも呼ばれる。フレームレートは29.97フレーム/秒(59.94フィールド/秒)がよく使われる(他に60P、50P、24P、30P、25P)[_要出典_]。放送においてはISDB、DVB、ATSCで使われる。D端子ではD3に対応する。
比較
1080(シアン)、720(グリーン)、480(レッド)間の比較
各解像度規格との比較
旧ハイビジョン(MUSE方式)時代に使用された1035iと、1080iは規格が異なる。
- 1035i/60 (ARIB STD-B4 1.0)
- 1080i/59.94(Rec.ITU-R BT.709-3)
1997年4月のITU会合により、1080iに統一された。コンピュータ処理のしやすさが理由。 - 1080i(Rec.ITU-R BT.709-3 PartII)[1]
ハイビジョン試験放送で使用されたMUSE方式(1035i)から、ISDBへの移行とともに1080iに変更された。
定義
名称
フルハイビジョン
特定の団体が決めたものではないが、以下のように分類される
- 1440×1080ではなく、1920×1080。
テレビ放送ISDBにおける分類。 - 720p(1280×720)ではなく、**1080i/p(1920×1080)**。
ディスプレイ、テレビ受像機、カメラ、ビデオカメラによる分類。
対応機器・フォーマット
放送
ビデオカメラ
ディスプレイ
CRTコンピュータ、ハイビジョンブラウン管テレビにおける水平走査周波数は、以下のとおりである[4]。
- 33.75kHz(1035i/60、1080i/59.94)
ゲーム機
- PlayStation 2 (en:List of PlayStation 2 games with HD support)
- PlayStation 3
- PlayStation 4
- PlayStation 5
- Xbox(ENTER THE MATRIX のみ)
- Xbox 360
- Wii U
伝送ケーブル
アナログ
- D端子
- コンポーネント端子
- D-sub
著作権保護技術における制限により、録画されたテレビ映像などが、2011年から480iに制限され、2014年からアナログ出力が廃止された。(Advanced Access Content Systemで録画されたもの)[5]
デジタル
- HDMIで伝送できる。
- SMPTEによるシリアルデジタルインタフェース規格では、「SMPTE 292M」(HD-SDI)で伝送できる。
ビデオフォーマット
出典
[脚注の使い方]
- ^ “1125/60高精細度テレビジョン方式 スタジオ規格 標準規格” (PDF). 電波産業会. p. 6 (1987年8月). 2015年6月7日閲覧。
- ^ “用語解説”. JEITA コンシューマ・プロダクツ部. 2015年6月7日閲覧。
- ^ 『民生用として世界初 1080i方式ハイビジョン記録が可能なHDV規格対応デジタルビデオカメラレコーダー 発売~ ハイビジョン映像の高画質が家庭用ビデオカメラへ ~』(プレスリリース)ソニー、2004年9月7日。http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200409/09-0907/。2015年6月7日閲覧。
- ^ “3チップDLP方式プロジェクター PT-DZ8700(仕様書)” (2012年6月1日). 2015年6月7日閲覧。
- ^ 『D端子接続における、アナログハイビジョン映像出力規制に関するお知らせ』(プレスリリース)パナソニック、2011年1月28日。http://panasonic.jp/support/bd/info/d_terminal.html。2015年6月7日閲覧。
関連項目
表話編歴ビデオフォーマット |
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テレビアナログ525本以下 機械式テレビジョン ニプコー円板 180本 405本 441本 MAC System M NTSC NTSC-J(クリアビジョン / ワイドクリアビジョン) PAL-M 625本 PAL PAL-N PALplus SECAM 高精細度 1035iアナログハイビジョン MUSE 音声 BTSC(MTS) NICAM-728 Zweiton(A2/IGR) EIAJ SAP(英語版) Sound-in-Syncs 音声多重放送 信号 クローズドキャプション 文字多重放送 CGMS-A GCR PDC VBI VEIL VIT VITC WSS XDS EPG データ多重放送 ADAMS ビットキャスト デジタルインターレース SDTV(480i / 576i) HDTV(1080i) プログレッシブ LDTV 240p 288p ISDB EDTV 480p 576p HDTV720p 1080p UHDTV 2160p 4320p スーパーハイビジョン 固定受信 ATSC DVB DTMB ISDB 移動体受信 ISDB(ワンセグ NOTTV) ATSC 2.0(A/72) DVB DTMB DMB SBTVD CMMB モバHO! 映像圧縮 MPEG-2 H.264 H.265 音声 AC-3(5.1) DTS MPEG-1 Audio Layer II MPEG Multichannel PCM LPCM AAC HE-AAC 信号 クローズドキャプション 文字多重放送 CPCM ブロードキャストフラグ 限定受信システム AFD EPG 技術 14:9 動画形式 MPEGトランスポート 規格逆変換 放送規格変換 映像処理 ビデオ・オン・デマンド HDTVブラー 画面解像度 標準テレビジョン放送 |
デジタルシネマ RED DCI2K 4K |
表話編歴テレビ・デジタルシネマ解像度 | |
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アスペクト | 4:3/16:9 16:9 1.90:1 DCI |
SDTV | 480i・480p・576i・576p |
HDTV/2K | 720p・1035i・1080i・1080p・1080/24P 2048×1080 |
4K | 2160p 4096×2160 |
8K | 4320p |
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