A5305Kとは - わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)

au A5305K

キャリア au
製造 京セラ
発売日 2003年5月16日
概要
OS REX OS
CPU SH-Mobile+ARM7
音声通信方式 CDMA2000 1x(800MHz)
形状 回転式
サイズ 100 × 50 × 22 mm
質量 108 g
連続通話時間 約160分
連続待受時間 約190時間(移動と静止の組合せ)
充電時間 約120分
外部メモリ なし
日本語入力 ATOK for au
赤外線通信機能 なし
Bluetooth なし
放送受信機能 非対応
メインディスプレイ
方式 Crystal Fine液晶(TFD液晶ディスプレイ
解像度 132×176ドット
サイズ 2.1インチ
表示色数 約26万色相当
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 33万画素CMOS
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
フォーミュラレッド
チタニウムゴールド
スーパーホワイト
テンプレート / ノートウィキプロジェクト

A5305Kは、京セラが開発したauブランドを展開するKDDI沖縄セルラー電話向けのCDMA2000 1X(現・CDMA 1X)対応携帯電話である。

概要・特徴

メインディスプレイを表に配した上で、使用時にはメインディスプレイを180度回転させて表に出たキーパッドを使用するという折りたたみ式と、ストレート式の折衷ともいえる独特の使用方法を採用しているのが本機種の最大の特徴である。この特徴は開発メーカーの京セラにより「リボルバースタイル」と称された。また、CMキャラクターに中村獅童が起用されたことでも話題になった。

折りたたみ式の携帯電話が普及し始めた頃には、「端末を開かないと(メインディスプレイを表にしないと)、誰から着信があるのか分からない」という弱点が指摘されていた。この弱点はのちに、端末を開かなくても着信状況や時刻などが確認できるよう、携帯電話の背面等にサブディスプレイを装備することによって解消されつつあったが、大型の画面が常に表に出ているストレート式やフリップ式の携帯電話と比較すると依然不利な状況であった。これを克服し、大画面と利便性を高次元で両立しようとして開発されたのが「リボルバースタイル」なのである。

同様の使い方をする機種としてNTTドコモSO505iやその後継機であるSO505iS、SO506iCがある(端末の発表こそSO505iのほうが早かったが、発売は本機種が先であった。また、本機種はLCD側ケースを回転させるのに対し、SO505i等はキーパッド側ケースを回転させる(ワン・エイティ スタイル)という点から、厳密には両者は区別されている)。

リボルバースタイルは後継のA5502Kでも採用されたが、結局A5502Kをもってリボルバースタイルの機種は以後登場していない(A5305K・A5502Kにおける不具合や故障の頻発、修理対応の増加等の理由で、KDDI側からリボルバースタイル開発中止の指示があったと言われる)。

画面デザインについて、日立製作所製のA5303H/H IIのそれと酷似しているため、これらの機種は共通のソフトウェアを搭載していると思われる。

沿革

関連項目

外部リンク

CDMA 1Xモデル02年 - 03年
A1010シリーズ A1011ST - A1012K/K II - A1013K - A1014ST
A1100シリーズ A1101S
A1300シリーズ A1301S - A1302SA - A1303SA - A1304T
A1400シリーズ A1401K
A3010シリーズ A3011SA - A3012CA - A3013T - A3014S - A3015SA
A5300シリーズ A5301T - A5302CA - A5303H/H II - A5304T - A5305K - A5306ST
A5400シリーズ A5401CA - A5402S
2003年 - 2007年 | ドコモ mova
端末納入メーカー (日本国内企業): カシオ (CA) - 日立 (H) - 京セラ (K) - ソニー・エリクソン (S) - 三洋電機 (SA) - 鳥取三洋 (ST) - 東芝 (T)