C125とは何? わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 06:28 UTC 版)
スーパーカブ C125 型式名2BJ-JA48。後述するコンセプトモデル1億台記念車と同様の意図で製作され、2017年の第45回東京モーターショー参考出品を経て、2018年06月28日にタイホンダ・マニュファクチュアリングカンパニー・リミテッド(Thai Honda Manufacturing Co., Ltd.)が製造し、本田技研工業が輸入事業者となる形で同年9月14日から販売開始されることが発表された排気量124 ccのモデルである。 快適・上質をコンセプトにキャストホイール・前輪ディスクブレーキ・スチール製リヤフェンダーを装着するほか、余裕のある走りを目指しバックボーンフレームに搭載されるJA48E型空冷4ストロークSOHC単気筒前傾80°シリンダーエンジンの内径×行程 = 52.4 × 57.9(mm)・圧縮比9.3・排気量124 cc・PGM-FI電子制御式燃料噴射装置による燃料供給はグロム用JC75E型・モンキー125用JB02E型と共通であり、出力特性を本モデル用にチューニングし最高出力7.1 kW〔9.7 PS〕/ 7,500 rpm・最大トルク10 N·m〔1.0 kgf·m〕/ 5,000 rpmのスペックを発揮。また始動方式はキックスターターを廃止し本シリーズ初のセルフ式のみとしたほか、コンポーネンツや基本設計の一部は2BJ-JC75型グロム・2BJ-JB02型モンキー125と共用しており、4速マニュアルトランスミッションは共通。なお1次/2次減速比は 3.363 / 2.571 にしたほか、燃料タンク容量は3.7 Lに設定した。 車体は初代モデルC100をモチーフにし、車体色も同様に パールニルタバブルーのみを設定、さらにエンブレムはオールドタイプのウイングマークとするなどレトロ感を追求する一方で、ハンドルマウント・シートマウント・ステップ踏面にラバーを採用し振動低減を図ったほか、スマートキー・灯火類のLED化・計器類のアナログ・デジタル併用化など最新装備の装着を実施。全長×全幅×全高:1,915 × 720 × 1,000(mm)・車重:110 kg・キャスター角:26°30´・トレール量:71 mm・ホイールベース:1,245 mm・最低地上高:125 mm・シート高780 mmに設定し、タイヤサイズは前輪:70/90・後輪:80/90の17インチとした。 年間販売目標は3,000台とし、消費税 8 %込希望小売価格を399,600円に設定した。 2019年5月30日発表、同年6月21日発売で車体色に パールカデットグレーを追加。 2020年6月12日発表、同年7月31日発売で車体色に パールシャイニングブラックを追加。
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