IOS_15とは何? わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
iOS 15
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開発者 | Apple |
OSの系統 | iOS |
ソースモデル | オープンソースのコンポーネントを使用したクローズドソース |
製品出荷版 (GA) | iOS 15 (19A341) iPhone 13 mini、iPhone 13、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Max |
最新安定版 | 15.8.3(19H386) / 2024年7月30日 |
使用できる言語 | [注 1] |
プラットフォーム | iPhoneiPhone 6s/6s Plus iPhone SE (第1世代) iPhone 7/7 Plus iPhone 8/8 Plus iPhone X iPhone XS/XS Max iPhone XR iPhone 11 iPhone 11 Pro/11 Pro Max iPhone SE (第2世代) iPhone 12/12 mini iPhone 12 Pro/12 Pro Max iPhone 13/13 mini iPhone 13 Pro/13 Pro Max iPhone SE (第3世代) iPod touch iPod touch (第7世代) |
カーネル種別 | ハイブリッド(XNU) |
既定のUI | Cocoa Touch (マルチタッチ, GUI) |
ライセンス | プロプライエタリソフトウェア |
先行品 | iOS 14 |
後続品 | iOS 16 |
ウェブサイト | Apple - iOS 15 |
サポート状況 | |
サポート中 (iOS 16以降に対応しないiPhone 6s/6s Plus・iPhone 7/7 Plus・iPhone SE (第1世代)・iPod touch (第7世代)のみ) | |
シリーズ記事 | |
iPadOS 15(iPad用の派生OS) | |
テンプレートを表示 |
iOS 15 は、Appleが開発しているモバイルオペレーティングシステム15番目のメジャーリリースである。 開発者向けベータ版は2021年6月8日(日本時間)に配信され、パブリック・ベータ版は同年7月1日(日本時間)に配信され、正式リリース版は日本時間2021年9月21日午前2時に配信された。
概要
2021年6月7日、COVID-19感染拡大防止の観点からオンラインで開催されたWWDC 2021で発表された[2]。
対応端末はiOS 13及びiOS 14と同じく、iPhone 6s/6s Plus以降のiPhone及びiPod touch (第7世代)を引き続きサポート[3]。
iOS 15までサポートされたモデルのうち、iOS 16以降に対応しないiPhone 6s/6s Plus・iPhone SE (第1世代)・iPhone 7/7 Plus・iPod touch (第7世代)向けに、セキリュティアップデート限定でサポートが継続している。また、iOS 15.7.1では、iOS 16へのアップデートを保留しているiOS 16対応の端末(iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X)もセキュリティアップデートの対象となっている。
新機能・変更点
SharePlay
iOS 15.1では、FaceTime通話中の他のユーザーと音楽を聴いたり、映画を見たり、画面を共有したりすることができる機能「SharePlay」が導入された[4][5][6][注釈 1]。
FaceTime
iOS 15では、FaceTimeにグリッド表示とポートレートモードが追加された。また、空間オーディオや雑音を減らす機能も追加された。新たに追加されたリンクとカレンダーイベントにより、WindowsやAndroid端末のウェブブラウザからFaceTimeの通話に参加することが可能になった[7][8]。
集中モード
「集中モード」は、通知を後回しにしてフィルタリングするためのもので、睡眠時や仕事中など、さまざまな場面で集中モードを有効にすることができる。有効にしている間に表示されるAppや通知は、利用者が個別に選択できる。また、集中モードを有効にすると、仕事などに関連するウィジェットやAppを表示することができる[9]。
テキスト認識表示
カメラApp、または写真Appから画像にあるテキストや物などをスキャンし、情報を摘出できるようになった[10]。また、表示されているランドマークや花などを直接調べることが可能になった[11]。
Safari
Safariは再設計され、「タブグループ」機能が追加された。これにより、タブを整理したり、タブグループ全体を共有することが可能になった。これまでmacOSのSafariで使用できたブラウザの拡張機能は、iPhoneとiPadの両方で初めて利用できるようになった。また、新しいスタートページが追加された[12]。
マップ
マップAppでは、ランドマークや交通信号機、バスレーン、自転車レーン、横断歩道などの都市の3Dモデルがより繊細になり、拡張現実を使用したナビゲーションにはARが使われている[13]。また、特定の公共交通機関のリアルタイムの時刻表をピン留めすることが可能になった[9]。
天気
天気Appは、ユーザインタフェースが一新され、新しいアニメーションやフルスクリーンでの天気図が表示されるようになった[10]。
ウォレット
ウォレットAppは、米国の一部の州で発行された運転免許証などの身分証明証を追加できるようになった。この情報は暗号化され、Apple Payと同じくSecure Element内に保存される。自宅やアパート、ホテル、オフィスなどのデジタルキーに対応した[11]。
またこのバージョンより[注釈 2]、SMART Health Cardの仕様に基づいた、検証可能なCOVID-19のワクチン予防接種または検査結果の記録をウォレットAppにダウンロード可能になるとの発表がされた[14]。
通知センター
通知センターのユーザインタフェースが新しくなり、アイコンが大きく表示される仕様になった。新たに「通知要約」機能が追加され、特定の時間に緊急性がない通知をまとめて表示することができる[11]。
メッセージ
メッセージAppでは、一部のユーザインタフェースが再設計された。これによって、複数の写真を送受信する際、スワイプやタップなどのジェスチャー操作で画像をすり替えたり、選択したりすることが可能になった。また、新たな「ミー文字」が追加された。
マスク着用時Face ID
iOS 15.4では、マスク着用時でもFace IDを使用できるようになった(iPhone 12以降が対象)。メガネや「Apple Watchでロック解除」機能との併用も可能。 目元周辺が隠れていたりiPhoneが横向きになっていたりすると機能しないため注意が必要である。また、サングラスをかけての使用は非推奨である。
その他
- 「探す」ネットワークがAirPods ProとAirPods Maxに対応
- 「iCloud+」が登場
- 「あなたと共有」機能が追加
- 翻訳Appがライブ翻訳に対応
- Appのデータ追跡情報が一目で確認できるように
- 「メールプライバシー保護」機能追加
- Siriが端末上のみで処理が可能に
- 「App Store」や「探す」や「Game Center」「睡眠」などのウィジェットが新たに追加
バージョン
iOS 15のアップデートについて[15][16][17][18]。
バージョン | ビルド | 配信日 | 更新内容 |
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15.0 | |||
19A346 | 2021年9月20日 | FaceTime空間オーディオにより、グループFaceTime通話でほかの人の声が画面上のそれぞれの人の位置から聞こえるようにすることが可能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降) 周囲の雑音を遮断して、自分の声がはっきりと聞こえるようにする“声を分離”機能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降) 周囲のすべての音を通話に取り込めるワイドスペクトル機能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降) 背景をぼかして自分にピントを合わせることができるポートレートモード(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降) グループFaceTime通話で同時に最大6人を同じサイズのタイルに表示することができ、現在話している人が強調表示されるグリッド表示 FaceTimeリンクを使用して友達にFaceTime通話への参加を依頼でき、AndroidやWindowsのデバイスを使っている友達もブラウザから参加可能 メッセージとミー文字 “メッセージ”の会話内で友達から送られたコンテンツをが“写真”、Safari、Apple Music、Apple Podcast、またはApple TVの各Appの“あなたと共有”に表示 選択した共有コンテンツをピンで固定して“あなたと共有”、“メッセージ”の検索、および会話の“詳細”表示で上部に表示して目立たせることが可能 “メッセージ”で送られた複数の写真を、一目で分かるコラージュまたはスワイプ可能なスタックとして表示 ミー文字用の40以上の衣服で最大3色の異なるカラーを選択して、ミー文字ステッカーの衣類や帽子類をカスタマイズ可能 集中モード 集中モードを使用して、フィットネス、睡眠、ゲーム、読書、運転、仕事、パーソナルな時間など、今していることに合わせて自動的に通知をフィルタリング可能 集中モードは設定時にデバイス上の人工知能機能を使用して、集中モードの間に通知を許可するAppや連絡先の候補を提案 特定の集中モードに合ったAppやウィジェットを表示するように、ホーム画面のページをカスタマイズ可能 場所や時間帯などの情報を使用して、状況に合わせた集中モードをインテリジェントに提案 自分の状況を“メッセージ”の会話に表示して、連絡先に集中モードで通知がオフになっていることを知らせることが可能 通知 連絡先に登録されている人の写真が表示され、Appのアイコンがより大きく表示されるようになった新しい外観のデザイン 通知の要約により、設定したスケジュールに基づいて、毎日都合のよい時間に通知をまとめて配信 今後1時間またはその日の間、任意のAppやメッセージスレッドからの通知を消音にすることが可能 マップ サンフランシスコベイエリア、ロサンゼルス、ニューヨーク市、ロンドンなどの都市(今後、さらに都市を追加予定)で、高度、木々、建物、ランドマーク、横断歩道、右左折車線、そして複雑なインターチェンジを案内する3D表示を街の地図に詳しく表示(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降) 新たなドライブの機能として、交通情報や事故などの詳細が強調表示されるドライバー向けの新しい地図や、今後の出発時刻または到着時刻を選択して移動経路を確認できる経路プランナーなどを追加 臨場感あふれる徒歩での経路案内で、ステップバイステップの経路案内を拡張現実で表示(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降) 交通機関での移動体験がアップデートされ、最寄りの交通機関の出発時刻にワンタップでアクセスしたり、経路を片手で簡単に表示/操作したり、降車駅に近づくと通知で知らせたりすることが可能 インタラクティブな3D地球儀に、山岳地帯、砂漠、森林、海などの拡充した詳細情報を表示(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降) デザインが新しくなった場所カードでは、場所の詳細確認や操作を行いやすくし、ガイドが新たに表示され、好みに合わせてエディタが厳選したおすすめの観光スポットを表示 Safari 下のタブバーにより、タブにアクセスしやすくなり、左右にスワイプしてタブ間の移動が可能 タググループは、タブの保存や整理に役立ち、すべてのデバイスから簡単にアクセス可能 タブの概要で開いているタブをグリッド表示 背景イメージのカスタマイズや、“プライバシーレポート”、“Siriからの提案”、“あなたと共有”などの新しいセクションをスタートページに追加 ブラウズ操作のパーソナライズに役立つiOSのWeb機能拡張をApp Storeからダウンロード可能 音声検索により、自分の声でWeb検索が可能 ウォレット ホームキーを追加して、対応している自宅やマンションのドアの鍵をタップして解錠可能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降) 参加しているホテルのルームキーを追加して、ホテルの部屋のドアをタップして解錠可能 参加している企業のオフィスのキーを追加して、オフィスのドアをタップして解錠可能 車のキーと超広帯域無線により、バッグやポケットからiPhoneを取り出さなくても、対応する車のロックを解除したり、車をロックしたり、エンジンをかけたりすることが可能(iPhone 11およびiPhone 12のモデル) 車のキーのリモート・キーレス・エントリー機能を使って、対応している車両で、車のロック、ロック解除、クラクションの鳴動、事前暖機、トランクを開くことが可能 テキスト認識表示 テキスト認識表示により写真の中のテキストが操作可能なテキストになるため、写真、スクリーンショット、クイックルック、Safari、およびカメラを使ったライブプレビューでのコピー&ペースト、“調べる”、翻訳が可能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降) テキスト認識表示のデータ検出機能により、写真の中の電話番号、メール、日付、住所などが認識されるため、それらに対するアクションを実行可能 テキスト認識表示はキーボードからアクセスでき、直接カメラのビューファインダーからテキストフィールドにテキストを挿入することが可能 Spotlight 探している連絡先、俳優、ミュージシャン、映画、テレビ番組などに関する情報をすべてまとめて詳しく検索結果に表示 自分の写真ライブラリから場所、人、シーン、写真に写っているテキストやその他のもの(犬や車など)を指定して、写真を検索することが可能 Web画像検索では、人、動物、モニュメントなどの検索が可能 写真 メモリーのデザインが一新され、インタラクティブなインターフェイス、内容に合わせてスマートに変わるタイトル付きのアニメーションカード、アニメーションとトランジションのスタイル、複数の画像のコラージュが新たに追加 Apple Musicのサブスクリプションに登録している場合は、Apple Musicをメモリーに追加でき、エクスパートによるおすすめと自分の音楽の好みを写真やビデオに写っているものに組み合わせて、パーソナライズされた曲を提案 メモリーミックスでは、さまざまな曲から選択して、メモリーに合う雰囲気を設定することが可能 新しいメモリータイプとして、世界各地の新しい祝日、子ども中心のメモリー、一定期間のトレンド、改善されたペット用のメモリーを追加 情報パネルに、使用されたカメラとレンズ、シャッタースピード、ファイルサイズなど、写真に関する詳細な情報を表示 ヘルスケア “共有”では、大切な人や介護者と共有するヘルスケアデータ、通知、およびトレンドを選択して共有することが可能 “トレンド”を使って、特定のヘルスケア指標が時間の経過と共にどのように進行しているかを確認したり、新たなトレンドが検出されたときに通知を受けることが可能 新しい指標の“歩行安定性”では、転倒のリスクを評価して歩行安定性が低下したときに通知することが可能(iPhone 8以降) 証明可能なヘルスケアレコードにより、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種や検査結果の証明書のダウンロードと保存が可能 天気 各地域で最も重要な天気情報を表示し、新しいマップモジュールが追加された新しいデザイン 天気図をフルスクリーンで表示し、対応する地域では降水量、気温、空気質を見ることが可能 アイルランド、英国、および米国では、“これから1時間の降水の強さ”の通知で、雨や雪の降り始めや、やんだときに通知を受け取ることが可能 太陽の位置、雲、降水量をより正確に表すことができる新しいアニメーションの背景(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降) Siri Siriへのリクエストの音声はデバイス上で処理されるので、特に設定しなくてもこのデータがデバイスの外に出ることはなく、オフラインでもSiriで多くのリクエストを処理することが可能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降) Siriで項目を共有で、写真やWebページ、“マップ”の位置情報などの画面上の項目を任意の連絡先に送信可能 Siriは画面上の文脈に沿って、画面に表示されている連絡先にメッセージを送信したり電話をかけたりすることが可能 デバイス上でのパーソナライズにより、Siriの音声認識と理解能力が各ユーザに合わせて向上(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降) プライバシー “メール”でのユーザアクティビティ、IPアドレス、またはメールを開いたかどうかを、メールの送信者に知られないようにしてプライバシーを守るメールプライバシー保護機能 Safariで既知のトラッカーによるIPアドレスを使ったプロファイリングからも保護できるようになったインテリジェント・トラッキング防止機能 iCloud+ 特別な機能や追加のiCloudストレージを提供するクラウド型のサブスクリプションサービス iCloudプライベートリレー(ベータ)で、2つの異なるインターネットリレーを使ってリクエストを送信し、デバイスから発信されるインターネット・トラフィックを暗号化することで、SafariでWebサイトを閲覧するときのセキュリティとプライバシー保護を強化 一意のランダムなメールアドレスを作成し、個人の受信ボックスに転送することで、実際のメールアドレスを共有せずにメールを送受信することができる“メールを非公開”機能 iCloudストレージプランの容量を消費することなく、これまで以上に多くの防犯カメラを接続できるHomeKitセキュアビデオ カスタムのメールドメインを使ってiCloudメールアドレスをパーソナライズし、家族もそのドメインを使えるように招待することが可能 アクセシビリティ VoiceOverを使って画像を調べて、写真の中の人物やオブジェクトをより詳しく把握したり、テキストや表データを理解することが可能 マークアップのVoiceOver画像説明を使って、VoiceOverで読み上げることができる画像の説明を独自で作成して追加することが可能 Appごとの設定では、画面表示やテキストサイズの設定を目的のAppだけでカスタマイズすることが可能 バランスの取れたノイズ、ブライトノイズ、ダークノイズ、オーシャン、雨、ストリームの音をバックグラウンドで連続的に再生し、外部からの不要な雑音を隠すことができるバックグラウンドサウンド スイッチコントロールのサウンドアクションにより、単純な音を発するだけでiPhoneをコントロール可能 オージオグラムを“設定”で読み込むと、聴力検査の結果に合わせてヘッドフォン調整をカスタマイズ可能 音声コントロールの言語に中国語(中国本土)、広東語(香港)、フランス語(フランス)、およびドイツ語(ドイツ)を追加 ミー文字に人工内耳、酸素チューブ、ソフトヘルメットなどのオプションを追加 このリリースには、以下の機能と改善も含まれます: “メモ”と“リマインダー”ではタグを使って項目を素早く分類して見つけやすくしたり、独自のスマートフォルダやスマートリストを使って、定義したルールに基づいてメモやリマインダーを自動で集めることが可能 “メモ”の“名前の言及”で、共有メモでの重要なアップデートをほかの人に知らせたり、新しいアクティビティ表示でメモで行われた最近の変更内容をすべて1つのリストに表示したりすることが可能 Apple Musicがダイナミックヘッドトラッキング機能を備えた空間オーディオに対応し、AirPods ProおよびAirPods Maxで一段と迫力のあるドルビーアトモス体験が可能 システム全体での翻訳機能により、写真の中のテキストも含め、システム内のどこでもテキストを選択してタップして翻訳可能 “探す”、“連絡先”、App Store、“睡眠”、Game Center、“メール”などの新しいウィジェットを追加 App間のドラッグ&ドロップ機能により、1つのAppからイメージ、書類、ファイルを選んで、別のAppにドラッグすることが可能 キーボードの拡大ルーペで、カーソルを動かしたときにテキストを拡大表示することが可能 Apple IDのアカウント復旧用の連絡先として信頼できる人を1人以上選び、パスワードのリセットやアカウントへのアクセスの復旧を手伝ってもらうことが可能 新しいデバイスを購入した場合は、一時的なiCloudストレージを使い、データの一時的なバックアップを作成するのに必要なストレージ容量を最大3週間、無料で提供 “探す”の手元から離れたときの通知機能では、対応するデバイスや持ち物が手元から離れた場合に、“探す”で持ち物までの経路を検索可能 XboxシリーズX|SワイヤレスコントローラーやSony PS5 DualSense™ワイヤレスコントローラーなどのゲームコントローラーを使って、直近15秒までのゲームプレイのハイライトを保存可能 App StoreのApp内イベントにより、ゲームの対戦や新作映画のプレミア上映、ライブストリーミング体験など、Appやゲーム内のタイムリーなイベントを見つけることが可能 | |
15.0.1 | 19A348 | 2021年10月1日 | iOS 15.0.1には、一部のユーザがApple WatchでiPhone 13モデルのロックを解除できない問題など、iPhone用のバグ修正が含まれます。このアップデートには、iPhone用のバグ修正が含まれます。 iPhone 13モデルで“Apple WatchでiPhoneのロック解除”が機能しないことがある問題 “設定” Appに間違って“空き容量が残りわずかです”という警告が表示されることがある問題 |
15.0.2 | 19A404 | 2021年10月11日 | iOS 15.0.2には、iPhone用のバグ修正と重要なセキュリティアップデートが含まれます。このアップデートには、iPhone用の以下のバグ修正が含まれます: 写真を保存したスレッドまたはメッセージを削除すると、“メッセージ”からライブラリに保存された写真が削除される可能性がある問題 MagSafe対応iPhoneレザーウォレットが“探す”に接続されないことがある問題 AirTagが“探す”の“持ち物を探す”タブに表示されないことがある問題 CarPlayで、再生中にオーディオAppを開けないことや接続を解除できないことがある問題 FinderまたはiTunesを使用してデバイスの復元やアップデートを実行するとiPhone 13モデルで失敗することがある問題 |
15.1 | 19B74 | 2021年10月25日 | iOS 15.1にはSharePlayが追加されます。SharePlayは、FaceTimeで家族や友達と同じ体験を共有できるまったく新しい方法です。このリリースには、iPhone 13 ProおよびiPhone 13 Pro MaxでProResビデオを撮影する機能と、Appleウォレット内の検証可能な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチン接種カードが追加され、iPhoneのその他の機能の追加およびバグ修正も含まれます。SharePlay SharePlayはFaceTimeとApple TV App、Apple Music、その他の対応しているApp Store提供Appのコンテンツを同期して体験を共有できる新しい方法 コントロールの共有により、全員が一時停止、再生、早戻し、早送りを行うことが可能 友達が話したときに、映画、テレビ番組、曲の音量を自動的に下げるスマートボリューム機能 Apple TVでは、iPhoneでFaceTime通話を継続しながら、大画面で共有したビデオを視聴するためのオプションに対応 画面共有により、FaceTime通話の参加者全員で写真を見たり、Webサイトを参照したり、お互いをサポートしたりすることが可能 カメラ iPhone 13 ProおよびiPhone 13 Pro MaxでのProResビデオの撮影 iPhone 13 ProおよびiPhone 13 Pro Maxでの写真またはビデオの撮影時に自動マクロ切り替えをオフにする設定 Appleウォレット 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチン接種カードの対応により、検証可能なワクチン接種情報をAppleウォレットに追加して提示することが可能 翻訳 “翻訳” Appおよびシステム全体での翻訳で繁体字中国語(台湾)に対応 ホーム HomeKit対応の湿度センサー、空気質センサー、または光量センサーの現在の値に応じて実行される新しいオートメーション ショートカット イメージやGIFの上にテキストを重ねて配置できる、あらかじめ用意されたアクション このリリースには、以下の問題の修正も含まれます: “写真” Appで、写真やビデオを読み込む際に誤って“十分な空き領域がありません”と報告されることがある問題 “天気” Appで、現在地の現在の気温が表示されないことやアニメートされた背景のカラーが正しく表示されないことがある問題 画面をロックしたときにAppからのオーディオ再生が一時停止することがある問題 複数のパスでVoiceOverを使用しているときに“ウォレット”が予期せず終了することがある問題 利用可能なWi-Fiネットワークが検出されないことがある問題 時間の経過に伴うバッテリー容量の推定を改善するために、iPhone 12モデルでバッテリーアルゴリズムをアップデート |
15.1.1 [注釈 3] | 19B81 | 2021年11月17日 | iOS 15.1.1では、iPhone 12およびiPhone 13のモデルで通話中に音声が途切れる現象が改善されます。 |
15.2 | 19C56, 19C57 | 2021年12月13日 | iOS 15.2では、Siriを使ってミュージックにアクセスできる新しいサブスクリプションタイプとしてApple Music Voiceプランが追加されます。このアップデートには、Appプライバシーレポートやデジタル遺産プログラム、およびiPhone用のその他の機能とバグ修正も含まれます。Apple Music Voiceプラン Siriを使ってApple Musicのあらゆる曲、プレイリスト、ステーションにアクセスできる新しいサブスクリプションタイプ “Siriに話しかけてみてください”で再生履歴および“いいね”と“好きじゃない”に基づいたおすすめのミュージックを提案 曲をもう一度再生する機能で、最近再生したミュージックのリストにアクセス可能 プライバシー “設定”のAppプライバシーレポートを使用して、過去7日間にAppから位置情報、写真、カメラ、マイク、連絡先などにアクセスされた頻度、およびネットワークアクティビティを確認することが可能 Apple ID “デジタル遺産”機能により、あなたの死後にあなたのiCloudアカウントと個人情報にアクセスできる人を故人アカウント管理連絡先として指定可能 カメラ iPhone 13 ProおよびiPhone 13 Pro Maxで超広角レンズに切り替えて写真やビデオをマクロ撮影するためのマクロ撮影コントロール TV App “ストア”タブで、映画をすべて1か所でブラウズ、購入、レンタル可能 CarPlay Appleマップで、右左折車線、中央分離帯、自転車レーン、横断歩道などの道路の情報が詳しく表示されるように機能を改良(対応している都市のみ) このリリースにはiPhone用の以下の機能向上も含まれます: iCloud+のサブスクリプション登録者が一意のランダムなメールアドレスを作成できる“メールを非公開”機能が“メール” Appで使用可能 省電力モード中のiPhoneを”探す”で最大5時間検出することが可能 “株価”で、ティッカーの通貨を表示したり、チャートを表示したときに年初来のパフォーマンスを確認したりすることが可能 “リマインダー”および“メモ”でタグの削除や名前の変更が可能 このリリースにはiPhone用のバグ修正も含まれます: VoiceOverが動作中にiPhoneがロックされているとSiriが応答しないことがある問題 他社製の写真編集AppでProRAWの写真を表示すると、露出オーバーに見える場合がある問題 iPhoneがロックされていると、ガレージドアを含むHomeKitシーンがCarPlayから実行されない場合がある問題 CarPlayで一部のAppの“再生中”情報がアップデートされない場合がある問題 iPhone 13モデルでビデオストリーミングAppのコンテンツが読み込まれないことがある問題 Microsoft Exchangeユーザのカレンダーイベントが間違った日に表示される場合がある問題 |
15.2.1 | 19C63 | 2022年1月13日 | iOS 15.2.1には、iPhone用の以下のバグ修正が含まれます:“メッセージ”でiCloudリンクを使用して送信された写真を読み込めないことがある問題 他社製のCarPlay対応Appで入力に反応しないことがある問題 |
15.3 | 19D50 | 2022年1月27日 | iOS 15.3には、iPhone用のバグ修正とセキュリティアップデートが含まれ、すべてのユーザに推奨されます。 |
15.3.1 | 19D52 | 2021年2月11日 | iOS 15.3.1ではiPhoneの重要なセキュリティアップデートが提供され、点字ディスプレイが応答しなくなることがある問題が修正されています。 |
15.4 | 19E241 | 2022年3月14日 | iOS 15.4では、iPhone 12以降を対象に、マスクを着用したままFace IDでロックを解除できる機能が追加されます。このアップデートには、新しい絵文字のほか、SharePlayのセッションを対応Appから直接開始できるオプションが追加され、iPhone用のその他の機能およびバグ修正も含まれます。Face ID iPhone 12以降で、マスクを着用したままFace IDを使用できるオプション Apple Pay、およびSafariとApp内のパスワード自動入力で、マスクを着用したままFace IDを使用可能 絵文字 絵文字キーボードで、顔の表情、手のジェスチャー、調度品などの新しい絵文字を使用可能 握手の絵文字で、それぞれの手に別々のスキントーンを選択可能 FaceTime SharePlayのセッションを対応Appから直接開始可能 Siri iPhone XS、iPhone XR、iPhone 11以降では、オフラインの間もSiriが日付と時刻の情報を応答可能 ワクチン接種カード “ヘルスケア”がEUデジタルCOVID証明書に対応し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチン接種、検査結果、および回復状況の検証可能な記録をダウンロードして保存可能 Appleウォレットの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチン接種カードがEUデジタルCOVID証明書の書式に対応 このリリースにはiPhone用の以下の機能向上も含まれます: SafariのWebページ翻訳機能がイタリア語と中国語(繁体字)に対応 Podcast Appにエピソードフィルタが追加され、シーズンや再生済み、未再生、保存済み、またはダウンロード済みのエピソードを絞り込み可能 iCloudのカスタムメールドメインを“設定”から管理可能 “ショートカット”が“リマインダー”とのタグの追加/削除/検索に対応 “緊急SOS”の設定をすべてのユーザを対象に“長押しして通報”を使用するように変更。“5回押して通報”は“緊急SOS”の設定のオプションとして今後も利用可能 “拡大鏡”のクローズアップ機能で、iPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxの超広角カメラを使用して小さなものを見やすくすることが可能 “設定”で保存済みのパスワードに自分用のメモを追加可能 このリリースにはiPhone用のバグ修正も含まれます: キーボードで入力した数字の間にピリオドが挿入される場合がある問題 写真とビデオがiCloud写真ライブラリに同期されない場合がある問題 “ブック” App内で“画面の読み上げ”のアクセシビリティ機能が予期せず終了する場合がある問題 コントロールセンターでライブリスニングをオフに切り替えてもオフにならないことがある問題 |
15.4.1 | 19E258 | 2022年3月31日 | iOS 15.4.1には、iPhone用のバグ修正とセキュリティアップデートが含まれ、すべてのユーザに推奨されます。このアップデートには、以下のiPhoneのバグ修正が含まれます: iOS 15.4にアップデートしたあと、バッテリーが予想よりも早く消耗する可能性がある問題 テキストナビゲートまたは通知表示中に点字デバイスが反応しなくなる可能性がある問題 “Made for iPhone”補聴器で一部の他社製Appとの接続が解除される可能性がある問題 |
15.5 | 19F77 | 2022年5月16日 | iOS 15.5には、Apple Podcastやその他機能の強化、およびバグ修正が含まれます。iOS 15.5には、以下の機能改善とバグ修正が含まれます: Apple PodcastにiPhoneに保存するエピソードの数を制限して、古いエピソードを自動的に削除する新しい設定を追加 ホームのメンバーが到着/出発したときにホームオートメーションが作動しない場合がある問題を修正 iPhone SE (第3世代)が予期せずシャットダウンする問題を修正 |
15.6 | 19G71 | 2022年7月20日 | iOS 15.6には、機能強化、バグ修正、およびセキュリティアップデートが含まれます。TV Appに、すでに進行中のスポーツ中継を最初から再生したり、一時停止/早戻し/早送りするオプションを追加 デバイスのストレージに空き領域がある場合でも、“設定”に“デバイスのストレージがいっぱいです。”と表示され続けることがある問題を修正 “メール”でテキストをナビゲートしたときに点字デバイスの動作が遅くなったり、反応しなくなったりする可能性がある問題を修正 Safariのタブが前のページに戻されることがある問題を修正 |
15.6.1 | 19G82 | 2022年8月17日 | セキュリティアップデート[19] |
15.7 | 19H12 | 2022年9月12日 | セキュリティアップデート[20] |
15.7.1 | 19H117 | 2022年10月27日 | セキュリティアップデート[21] |
以下からのバージョンは、iOS 16以降に対応していないiPhone 6s/6s Plus、iPhone 7/7 Plus、iPhone SE(第1世代)、iPod touch(第7世代)向けのセキュリティアップデート | |||
15.7.2 | 19H218 | 2022年12月13日 | セキュリティアップデート[22] |
15.7.3 | 19H307 | 2023年1月26日 | セキュリティアップデート[23] |
15.7.4 | 19H321 | 2023年3月27日 | セキュリティアップデート[24] |
15.7.5 | 19H332 | 2023年4月10日 | セキュリティアップデート[25] |
15.7.6 | 19H349 | 2023年5月18日 | セキュリティアップデート[26] |
15.7.7 | 19H357 | 2023年6月21日 | セキュリティアップデート[27] |
15.7.8 | 19H364 | 2023年7月24日 | セキュリティアップデート[28] |
15.7.9 | 19H365 | 2023年9月12日 | セキュリティアップデート[29] |
15.8 | 19H370 | 2023年10月25日 | セキュリティアップデート[30] |
15.8.1 | 19H380 | 2024年1月22日 | セキュリティアップデート[31] |
15.8.2 | 19H384 | 2024年3月5日 | バグ修正 |
15.8.3 | 19H386 | 2024年7月30日 | セキュリティアップデート |
- ^ iOS 15の配信当初はこの機能が利用できなかったが、iOS 15.1から使用可能になった。
- ^ 2021年11月7日現在、iOS 15.1にてカリフォルニア州のワクチンパスポートがダウンロード可能となっている。
- ^ iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max、iPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone 13 Pro および iPhone 13 Pro Maxのみ
凡例: 過去のバージョン 最新のバージョン
対応端末
iOS 13〜iOS 14に引き続きA9以降を搭載するiPhoneとiPod touchでインストール可。以下は、iOS 15に対応している端末の一覧である[3]。
iPhone iPhone 6s/6s Plus 2015年9月発売 iPhone SE (第1世代) 2016年3月発売 iPhone 7/7 Plus 2016年9月発売 iPhone 8/8 Plus 2017年9月発売 iPhone X 2017年11月発売 iPhone XS/XS Max 2018年9月発売 iPhone XR 2018年9月発売 iPhone 11 2019年9月発売 iPhone 11 Pro/11 Pro Max 2019年9月発売 iPhone SE (第2世代) 2020年4月発売 iPhone 12/12 mini 2020年10月発売 iPhone 12 Pro/12 Pro Max 2020年11月発売 iPhone 13/13 mini 2021年9月発売 iPhone 13 Pro/13 Pro Max 2021年9月発売 iPhone SE (第3世代) 2022年3月発売 | iPod touch iPod touch (第7世代) 2019年5月発売 |
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脚注
注釈
- ^ 英語, 広東語, 中国語(繁体字、簡体字), フランス語, ドイツ語, イタリア語, 日本語, 韓国語, スペイン語, ポルトガル語, アイヌ語, アルバニア語, アムハラ語, アラビア語, アルメニア語, アッサム語, アッシリア語, アゼルバイジャン語, ベンガル語, ベラルーシ語, ボド語, ブルガリア語, ビルマ語, カタロニア語, チェロキー語, クロアチア語, チェコ語, デンマーク語, ディベヒ語, ドーグリー語, オランダ語, 絵文字, エストニア語, フェロー語, フィリピノ語, フィンランド語, フラニ語, ジョージア語, ギリシャ語, グジャラート語, ハワイ語, ヘブライ語, ヒンディー語, ハンガリー語, アイスランド語, イボ語, インドネシア語, アイルランド・ゲール語, カンナダ語, カシミール語, カザフ語, クメール語, コンカニ語, クルド語, キルギス語, ラオ語, ラトビア語, リトアニア語, マケドニア語, マイティリー語, マレー語, マラヤーラム語, マルタ語, マニプル語, マオリ語, マラーティー語, モンゴル語, ナバホ語, ネパール語, ノルウェー語, オディア語, パシュト語, ペルシャ語, ポーランド語, パンジャブ語, ロヒンギャ語, ルーマニア語, ロシア語, サンスクリット語, サンタル語, セルビア語, シンド語, シンハラ語, スロバキア語, スロベニア語, スワヒリ語, スウェーデン語, タジク語, タミール語, テルグ語, タイ語, チベット語, トンガ語, トルコ語, トルクメン語, ウクライナ語, ウルドゥー語, ウイグル語, ウズベク語, ベトナム語, ウェールズ語[1]
出典
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- ^ “About the security content of iOS 15.8.1 and iPadOS 15.8.1”. Apple Support (2024年1月22日). 2024年1月22日閲覧。
関連項目
外部リンク
- Apple - iOS 15[_リンク切れ_]
- Apple - iOS 15 のアップデートについて