ほとり暮らし (original) (raw)
福岡に住む姉が半年ぶりに帰阪し、滋賀に来てくれた。
今回は竹生島へ行った。
高速船で今津港から竹生島まで約30分
一日4便 大人 往復2,700円
竹生島に上陸(上陸時間は75分)
拝観料600円を払って石段を登っていく。
祈りの石段と呼ばれていて、かなり急。165段ある。足腰が弱いときついかもしれない。
船着場を見下ろす
唐門[国宝]
修復により鮮やかな色が蘇っていた。
現在工事中のため、ブルーシートが写り込んでしまった。残念。
都久夫須麻神社 竜神拝所
ここは湖のパワーが満ちあふれる場所だと感じた。
一番の絶景の竜神拝所は、湖の上を滑るように力強い風が吹き上がり、竜神様が泳いでおられるようだった。
かわらけ投げの宮崎鳥居
ひときわパワーを放っているように感じた弁財天水晶お守りを購入(2,300円)。
弁財天
舟廊下[重文]
断崖絶壁の場所への建築はどれほど大変だったろうかと畏敬の念を感じずにはいられない。
ひととおり参拝を終えて、石段を下りて船着場へ戻る。
帰りの高速船から竹生島を眺める
寺と神社のみ存在する竹生島は、神様仏様だけが住む神秘の島だった。
弁天様の慈愛に満ちた気が、来る者を癒してくれるように感じた。
個人的には竜神様にお会いしたくて参拝したので、竜神拝所にてその存在を感じ取れたことが一番嬉しかった。
力強い風が身体を包み、歓迎してくれているようだった。
あの時の竜神様なのだろうか。
初めて竜神様の存在を感じたのは、近江八幡の八幡山展望台での出来事だった。
私と友人の周りをくるくると風が吹き上がり、優しく撫でるようにして湖の方へ去って行った。
琵琶湖には竜神様がいると確信した。
竹生島はパワースポットという言葉が陳腐に思えるほど、力強い何かがある。
一生に一度は訪れておきたい、そんな場所だと思う。
おわり
こちらの「わら焼きかつお」がとても美味しいと夫から聞いていたので、仕事の待機時間に昼食で訪問した。
わら焼きかつおの塩たたき定食 5切れ(1,280円)を注文した。
炊きたてご飯は一度かき混ぜてから蓋をして少し蒸らしてから食べる。
ご飯は粒が立ってキラキラしていた。
かつおは身がぷりっとしていて、わら焼きの風味で香ばしく、塩だけでかつおの美味しさが存分に感じられた。
こんな美味しいかつおのたたきは今まで食べたことが無かった。
ご飯がすすんで仕方ない。
添えられた薬味(ネギ、ニンニク、みょうが)を好みで合わせて食べると味変を愉しめる。
味も量も全てちょうど良く、大満足だった。
後日、息子を連れて龍神丸の別店舗に行ったが、そこはあまり美味しくなかった……。
店によってこんなに違うのかと驚いた。
またイオンモール大日店に息子を連れて再訪する予定。
おわり
買物に疲れたので休憩がてらリプトンへ。
三条本店よりこちらの方が空いてて入りやすい。
ショーケースには美味しそうなケーキがたくさん置いてある。
2階のカフェへ上がっていく。
広くない店内は満席で、少し待ってから案内された。
クラシカルな雰囲気で落ち着く。
わりとお腹が空いてたので、クラブハウスサンドイッチとアイスロイヤルミルクティーを注文した。
ケーキやパフェに心躍りながらメニューを眺めるが、結局、毎回このオーダーになる。
クラブハウスサンドイッチ
サンドイッチは焼いてない食パンの方が好きだが、リプトンのクラブハウスサンドイッチだけは別格。
サクサク食感のトーストに挟まれたボリューミーな具(カリカリベーコン、ハム、チキン、トマト、レタス)としっとりしたソースのコンビネーションが良い。
ソースが具を引き立てている。
添えられたポテトはカリカリに揚がってて極細で食べやすい。
全てのバランスが整っていて、貪るように食べてしまうのだ。
アッサムの風味がしっかり感じられる上品な美味しさ。砂糖なしでいただく。
さすが、日本初ロイヤルミルクティー発祥の店であるリプトン。
本場のイギリスで飲んだことがないからわからないけど、ロイヤルミルクティーといえばリプトンだと思っている。
次こそはケーキやパフェと一緒にロイヤルミルクティーを愉しみたい。
おわり
月の初めに事始め。
右足(脚)の不調が治ったので、ジムに通うことにした。
今春、ジョギングを始めて走る楽しさに目覚めた途端にヒザを痛めてしまったのは、有酸素運動だけに偏っていたのが良くなかったのだと思う。
筋力をつけたい。
筋トレにはマシントレーニングが手っ取り早い。
自宅で自重トレーニングという方法もあるが、現在の我が家にはトレーニングに適したスペースが無い。
そうだ、ジムに行こう。
20歳の頃、フィットネスクラブで受付の仕事をしていた。
スタッフは施設利用が無料なので、スタジオのプログラム(当時はエアロビクスが流行ってた)に参加したり、ラケットボールやスカッシュはしていたが、マシンはほぼ使わなかった。
筋トレの大切さを全く理解していなかったあの頃の自分を殴りたい。
本日、家から一番近いジムに入会した。
施設見学をした後に入会手続を済ませ、運動指導をお願いした。
レッグプレス、ヒップアダクター、チェストプレス、トーソローテーションを各10回、ランニングマシンで20分歩く。
まだ動けそうだったが、またヒザが痛くなったら怖いので、うっすら汗をかく程度で終わった。
ジムから外に出たら真夏のような暑さだったが、足取り軽く家に帰った。
身体を動かすことの楽しさを思い出した。
またスマートウォッチと体組成計を連動させて、日々の記録を再開しよう。
おわり
6月から右膝が痛くなり、ジョギングができなくなった。
歩いても痛いので、ウォーキングも控えていた。
右足の中指の爪が割れやすくなっていることも気になっていたので、爪用のクリーム「クリアストロングショットアルファ」を買って塗ることにした。
クリアストロングショットアルファ
(初回1,815円、2回目から3,630円)
8月中旬、巻き爪のせいで足の親指の爪の周りが痛くなり、ますます歩きにくくなってしまった。
靴が触れるだけで痛いので、8月末に皮膚科に行った。
巻き爪ではあるが深刻な状況ではないとのことで、爪切りで爪を整えてもらい、炎症に効く軟膏を出してもらった。
もし巻き爪を治療するとしたら、爪の真ん中からワイヤーで引っ張る方法で、初回16,500円、2〜3ヶ月に1回の付け替えに13,200円かかる。
今のところそこまでしなくて良いらしい(自費治療で高いからなるべくしたくない)。
この日を境に、これ以上巻き爪が酷くならないよう、右足の着地を踵から小指を経て母指球に流れるよう意識したり、足指全部をしっかり動かすように気を付けることにした。
数年前、右足だけ足底筋膜炎になったこともあり、スニーカーしか履けない足になっていた。
スニーカーは足幅に合わせてやや大きめサイズにしていたのだが、靴の中で足が動いてしまうと外反母趾になりやすいと何かの記事で読んだので、インソールをクッション性の高いものに変えた。
Yahooショッピングでランキング1位のインソール(1,000円)
更にいろいろ調べていると、巻き爪は婦人科系の疾患からの影響だと鍼灸師の方が説明している記事にたどり着いた。
なるほど、確かに私は子宮内膜症だからそうかもしれない。
婦人科系に効く足首のツボ三陰交をしっかり押してから寝ることにした。
ついでに足三里のツボも押すことにした。
地道な努力を続けること4週間、右足の親指付近の痛みが無くなった。
膝の痛みも無くなった。
足三里のツボ押し効果なのか、足首付近が少し細くなった。
運動していないのに細くなるなんて、これは驚きの効果。
割れやすかった中指の爪は、クリアストロングショットアルファのおかげか、根元からちゃんとした爪が生えてきた。
クリアストロングショットアルファは最低3ヶ月は使ってみないと効果がわからないと感じた。いろんなクチコミを見たが、即効性を求める人には不向きかも。
爪が伸びる速度は遅いので、気長に淡々と塗り続けるしかないと思う。
お値段がややお高めなので、2回目以降はまだ買っていない。
そんなわけで右足(脚)の様々な不調が改善された。
約4ヶ月もまともに運動ができなかったが、暑い毎日だったので、ちょうど良かったかもしれない。
やっと秋を感じられるようになった涼しい夕方、そろそろウォーキングを再開しようと思う。
おわり
先週の火曜日、尼崎から大津への帰路でのこと。
19:40に尼崎ICから名神高速に乗り、途中の吹田SAに立ち寄りクルマを停めて出たところ、NEXCOの社員さんが近づいてきて、「名神集中工事ってご存知ですか?」と質問された。
そういえばポスターや電光掲示板で見た気がしたので、「はい、知ってます」と答えたら、
「今から工事が始まるので、20時までに出て頂かないと、吹田より先には行けなくなります」とのこと。
私∶「(腕時計を見ると19:55)あと5分しかないですよね?」
NEXCO∶「そうですね」
私∶「もし20時を超えたらどうなるんですか?」
NEXCO∶「吹田出口で降りてもらいます。迂回路で近畿道を案内してます。」
私∶「(驚)!すぐ出発します」
「知ってます」と答えておいて、全然わかってないやんと思われてるだろうな。申し訳ない。
8月24日(土)0時から9月14日(土)6時まで名神(小牧IC~吹田IC)で集中工事を実施するため、夜間通行止めをしているのだった。
トイレに行っていた夫を呼び出し、すぐに吹田SAを出た。
通行量はほとんど無く、大津ICまで帰ることができた。
一週間後の今週火曜日、大阪ミナミからの帰路でのこと。
なんばから阪神高速に乗った。
環状線→池田線→名神豊中〜大津のルートで帰ろうとしていたら、ナビは13号東大阪線へと案内している。
ナビをあまり信用してないので、無視して池田線へ進んだ。
豊中から名神に入る時、電光掲示板に「夜間通行止め」の文字を発見した。
時刻はすでに20時を過ぎている。
やってしまった。忘れてた。
吹田で降ろされ、近畿道へ。
近畿道 吹田〜門真→第二京阪 門真〜久御山→京滋バイパス 久御山〜石山で帰ることになった。
なんばから吹田まで走った距離が無駄でしかない。
さっきのナビの案内に素直に従っていれば良かったのだ。
それより何より、先週火曜に夜間通行止めのことを知ったのにすっかり忘れてしまっている自分が情けない。
家に到着したのは22:30頃だった。
一般道で帰るよりは早いはず。
朝からいろいろ移動していた(大津〜寝屋川〜松原〜難波)ので、この日の総移動距離は約200kmになった。
これからは交通情報を毎日確認して、ナビのこともちゃんと信じてあげようと思う。
おわり
遅ればせながらNetflix「サンクチュアリー聖域ー」を観た。
写真∶Netflixホームページより
貧困家庭で育ち、やさぐれた青年が金儲けの夢を抱いて相撲部屋に入り、成長していくお話。
一言でいえばスポ根ドラマだが、角界の闇の部分(理事会とか八百長疑惑とか)も描いているので、さすがNetflixだと思った。
稽古でのしごき&いびり(いじめ)などは酷すぎて見ていられないが、大なり小なりありそうだなと想像した。
主人公の小瀬 清はもともと柔道経験者でガタイも良く、ケンカが強い。
しかし相撲となると通用しない。
しっかり四股を踏んでないからだと先輩力士に指摘され、近所の公園で密かに稽古を重ねるうちに取組で勝てるようになる。
猿桜(えんおう)という四股名をもらった清は、持ち前の奔放な性格ゆえ、神聖な土俵での振る舞いは傍若無人そのもの。
土俵の前で一礼をしなかったり、取組で勝つとはしゃいだり。
伝統と格式を重んじる角界で嫌われ者になってしまう。
ただ強ければ良いということではないことを思い知らされる。
心・技・体とは何かを学びながら成長していく清。
まっすぐに相撲に向き合う清の姿に部屋のムードも変わっていき、殺伐としていた関係が切磋琢磨する仲間へと変化する。
最終話は清を完膚なきまでに叩きのめした因縁の相手との取組で、結末を描ききらずに終わった。
勝敗は気になるが、清がここまで成長したことに観ているこちらは胸が熱くなっているので、もうお腹いっぱいな感じ。
こないだの「地面師たち」でも感じたことだが、Netflixは役者の選び方が秀逸。
主なキャストは、
主人公の小瀬 清(猿桜)∶一ノ瀬ワタル
ぶっ飛んでる母 小瀬早苗∶余 貴美子
息子想いの父 小瀬浩二∶きたろう
猿将部屋の猿将親方∶ピエール瀧
おかみさんの花∶小雪
心優しい仲間の清水∶染谷将太
反骨精神あふれる記者の国嶋飛鳥∶忽那汐里
格闘家だった一ノ瀬ワタルの見た目のいかつさと傍若無人ぶりに、なかなか共感できないまま話が進んでいくのだが、相撲担当記者の忽那汐里がだんだん相撲にのめり込んでいくのと同じくして観ているこちらも惹き込まれていった。
個人的に今回も染谷将太が出ていることが嬉しかった。
染谷将太演じる清水は、体格に恵まれず力士の道を諦めるが、おかみさんの計らいで猿将部屋の呼び出しとして部屋に残り、清を叱咤激励しながら寄り添う存在だ。
先輩力士の断髪式で呼び出しとして相撲甚句(すもうじんく)を歌う姿は、清水の成長を感じられて感激ひとしおだった。
その断髪式のシーンは、かつての千代の富士の引退を思い出して重なって泣けた。
私にとって相撲といえば千代の富士。
子ども心に千代の富士はカッコイイと思っていた。
筋肉で引き締まった身体、鋭い眼差し、愛嬌のある笑顔。
引退会見での「体力の限界…、気力もなくなり、引退することになりました」と涙ながらに語っていた姿が忘れられない。
千代の富士はずっと見ていたい力士だった。
「サンクチュアリ」の猿桜(小瀬 清)もずっと見ていたい。
どちらも観ているものを熱くさせる力士だ。
もし続編があったら……と期待してしまうのだった。
おわり