剰余価値とは 一般の人気・最新記事を集めました - はてな (original) (raw)

剰余価値

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じょうよかち

賃金以上に労働者が労働することによって生まれる価値。これを労働者から資本家が取得するのが、資本主義社会での搾取
マルクス経済学の基本概念のひとつ。

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紙屋研究所19日前

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紙屋研究所20日前

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bitterharvest’s diary1ヶ月前

斎藤幸平さんの『ゼロからの『資本論』』を読む若いころは希望の国に思えたアメリカの昨今の厳しい分断を見ていると、どこかに構造的な欠陥があるのではないかと疑いたくなる。アメリカは、資本主義と民主主義とを最良の姿で実現した国と思われていた。しかし、今日大きくそれが揺らいでいる。19世紀に資本主義の問題点を指摘したのは、よく知られているように、カール・マルクスであり、そして、彼は共産主義を提唱した。それを推進したソ連や中国の政治体制に好意を抱けなかったため、私はいままで彼の著作物に触れることはなかった。ところが最近、斎藤幸平さんが「資本論」を本やテレビで紹介したりしているのを知った。それもなかなかの評判を得ているようである。多くの人が、今日の体…

「家庭連合」の研究1ヶ月前

連載05『大江元広報部長懺悔録の光と影』『統一教会は真理に帰れ!』マルクスは正しいといった大江さんの真意はどこにあるのだろうか。 ●はじめに 大江さんの懺悔録『懺悔その4』 『マルクス主義というのも、マルクスを信じるか信じないかの世界ですから、その意味では、宗教と言っていいと思います。私は今も、マルクスの書いたことは正しいと思っています。私は統一教会の勝共理論の講師は、マルクスのことをボロクソにこきおろすわけです。私は当時、心情的に耐えられませんでした。キリスト教から統一教会に入った人は、修練会で講師が『イエスが』と呼び捨てにするたびに、『ぐさっとくる』と言っていました。それと同じです。しかし、マルクスへの信頼を、組織の中では口にできなかった。これは、大した…

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私の考えたち1ヶ月前

「労働」とは 日本大百科全書(ニッポニカ)より日本大百科全書(ニッポニカ)には、労働に関して以下のように掲載されている。 労働(ろうどう) labour 英語 Arbeit ドイツ語 travail フランス語 ・労働の本質 労働とはさしあたりは人間が自己の内部に存在する肉体的・精神的能力を用いて、目的意識的に外部の自然に働きかけることによってそれらを人間に役立つように変化させる活動のことである。労働を通じて人間は自然界から生存に必要な生活諸手段を獲得することが可能になる。自然についての人間の認識、自然に働きかけるに当たっての目的の確定、自然へ働きかける人間の行為ーこれら一連の人間の活動が労働である。クモやミツバチは見事な巣をつくるが、こ…

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松竹伸幸に悪口する(2024年8/19日分)(副題:紙屋の除名について)(追記あり)神谷貴行氏の除籍と解雇について | 日本共産党福岡県委員会 神谷貴行様 (1)あなたは、2023年3月5日付のブログ記事で、2月24日の県委員会総会の議論の内容を県常任委員会の了解を得ることもなく独断で公開し、そのなかで、県委員会総会で否定された「松竹伸幸さんの除名処分決定の根拠となった4つの理由はどれも成り立っていない」とする自分の意見を発表しました。 県常任委員会は、6月21日、あなたのこの行為が、党規約第五条(五)「党の決定に反する意見を、勝手に発表することはしない」および、第五条(八)「党の内部問題は、党内で解決する」に反することを確認しました。そして、あなたにブログ記事の削除と自己批…

HSP90_evolutionのブログ2ヶ月前

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退屈なエピローグはつづく2ヶ月前

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