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鮎川哲也
(
読書
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【
あゆかわてつや
】
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夜ふかし閑談•8ヶ月前
『りら荘事件』『リラ荘殺人事件』違い、大幅改稿・・・”館もの”の先駆的作品、諸々解説こんばんは、紫栞です。 今回は、鮎川哲也さんの『りら荘事件』について少し。 あらすじ 荒川の上流、埼玉県と長野県の境にある《りら荘》。レクリエーションの場として学生に開放されているこの寮に、夏期休暇を過ごすため七名の学生がやって来た。 その日から、殺人事件が次々と発生。地元民の転落死を皮切りに、次々と殺されていく《りら荘》の人々。遺体の側には必ずスペードのカードが番号順に置かれていた。 止まらない連続殺人事件。捜査中にもかかわらず繰り返される凶行、掴みきれない犯人像。手詰まりとなった刑事たちは状況を打開するべく、とある男に解決を依頼するが――。 (adsbygoogle = window.ad…
#りら荘事件#リラ荘殺人事件#違い#あらすじ・解説#鮎川哲也
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25ブックマーク【まとめ】近年の『鮎川哲也賞』にハズレなし!おススメミステリー9選をご紹介♬タグ Amazon森晶麿松尾由美柄刀一柳広司柴田よしき梶村啓二森博嗣森谷明子東川篤哉櫻木みわ歌野 晶午歌野晶午殊能将之沢村浩輔法月綸太郎浦賀和宏東野圭吾村木美涼深水黎一郎折原一川澄浩平市川哲也市川憂人平石貴樹我孫子武丸折原 一折輝真透本格ミステリ ベスト10方丈貴恵早坂吝春坂咲月有栖川有栖望月諒子木江恭未須...www.rko-book.com
11ブックマーク鮎川哲也賞 東京創元社www.tsogen.co.jp
10ブックマーク『眼鏡屋は消えた/山田彩人』:第21回鮎川哲也賞受賞作品♬www.rko-book.com
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何を読んでも何かを思いだす•1年前
再読のジレンマ去年から気が向いたときにぽつりぽつりと京極夏彦の「百鬼夜行シリーズ」(京極堂シリーズ)を再読している。 いま読んでいるのは第4長編の『鉄鼠の檻』(講談社、1996)である。 順番通りに読んでいるわけではないので、この作品を読み終われば長編は残すところあと1作品になる。 割と細かいところまで覚えていた作品もあれば、ほとんど忘れてしまっていたものもあって、この『鉄鼠の檻』はその忘れていた方の作品だ。なので、再読ではあるのだが、ほとんど初読のような気分である。 しかし今回はその『鉄鼠の檻』の話ではない。(まだ2割ぐらいしか読めてない) この元版(講談社ノベルス)のカバーに印刷されていた鮎川哲也の「推…
#京極夏彦#鉄鼠の檻#鮎川哲也#再読
ナラネコ日記•2年前
ミステリーの思い出 ⑬ 鮎川哲也鮎川哲也 今日は読書の話題で、ひさしぶりにミステリー。鮎川哲也を語る。 鮎川哲也といえば、日本のミステリーの大御所で、私がたいへん好きな作家のひとりなのだが、今本屋で鮎川哲也の本をどれか1冊といっても、なかなか求めにくい。私の家の本棚には鮎川哲也の本が文庫で20冊ほど並んでいるのだが、だいたいは今から30年以上前に買ったものだ。当時からどちらかと言えば通好みの作家で、本屋の棚にずらりと並んでいるというタイプではなかった。だから、このブログを読んで、近くの本屋で1冊とはなかなかいかない。 最初に鮎川哲也を知ったのは、鉄道ミステリーのアンソロジーである「下りはつかり」を買ってたいへんおもしろかった…
#ミステリー#鮎川哲也#黒いトランク#黒い白鳥
栄養ミステリー•2年前
鮎川哲也『リラ荘殺人事件』1968年 読書レビューおはようございます。本日の読書レビューは、鮎川哲也が遺した名作の1つ『リラ荘殺人事件』です。1968年に発表された、密室殺人の代表作!日本の必読ミステリーベスト100などに、必ず入っている作品ですね。海外ミステリーを含め、古い作品から新しい作品まで、いろいろ読んでいますが、鮎川哲也作品は、本作で2作目。もっと早くに読んでおけば、良かったなぁと思いました。 豪邸を改装した美大の寮での殺人 リラ荘の近くの崖で謎の遺体が発見 婚約発表 合計で何人の被害者が出る? 探偵役は? さいごに 豪邸を改装した美大の寮での殺人 タイトルにもなっている《リラ荘》は、戦前の故大富豪が所有していた、別荘でした。埼玉県…
#リラ荘殺人事件#鮎川哲也
zuzzのみちくさブログ•2年前
【まとめ】ミステリ作家の世界【日本】謎あり、 怪奇あり、 サスペンスあり。 江戸川乱歩 横溝正史 京極夏彦鮎川哲也 内田康夫 若竹七海和久峻三 松本清張 斎藤澪 などなど、 作家の作品をもとにした 映画やドラマを集めてみました。 スリルを味わいに でかけてみませんか? ✂✂✂✂✂✂ 【江戸川乱歩】zuzz.hatenablog.com zuzz.hatenablog.com zuzz.hatenablog.com 【横溝正史】 zuzz.hatenablog.com zuzz.hatenablog.com 【京極夏彦】 zuzz.hatenablog.com zuzz.hatenablog.com 【鮎川哲也】 zuzz.hat…
#江戸川乱歩#横溝正史#京極夏彦#鮎川哲也#内田康夫#斎藤澪#若竹七海#松本清張#和久峻三
栄養ミステリー•2年前
鮎川哲也1944年頃『ペトロフ事件』読書レビューおはようございます。本日の読書レビューは、密室ミステリーの巨匠・鮎川哲也のデビュー作『ペトロフ事件』です。この作品は、鮎川氏が戦前、大連で完成させた初の小説原稿だったそうです。しかし、日本への引き上げ船の混乱で紛失しました。記憶を頼りに書き起こし、1949年(昭和24年)、当時のミステリー専門雑誌『宝石』長編小説コンテスト特別賞を受賞しました。 鮎川哲也が生み出した、名探偵は、鬼貫警部ですね。そのシリーズの第一作となります! 戦前の中国《大連》で資産家の高齢ロシア人男性が殺害される 甥のアントン・ペトロフ アントンの従兄ニコライ&アレクサンドル兄弟 イワンの死顔は穏やかだった 舞台はハルピンへ…
#鮎川哲也#ペトロフ事件
zuzzのみちくさブログ•2年前
『刑事鬼貫八郎』~甘党刑事のアリバイ崩し事件簿~【おまけつき】「いえいえ、 我々はあらゆる角度から 捜査しませんとねぇ。 因果な商売でして」 『刑事 鬼貫八郎』 大地康雄,左時枝,羽場裕一 1993 食らいついたら 離さない。 スッポンみたいな 鬼貫刑事のお話。 www.mystery.co.jp 原作は鮎川哲也の小説*1です。 東京にある 東中野警察署刑事課所属の 鬼貫さんはベテランの刑事。 有能だが頑固。 カンを頼りに行動するため、 上司にたしなめられることもしばしば。 それでもひとたびなにかひっかかれば しつこく追及しなければおさまらない。 食らいついてこだわり抜いて、 犯人にたどり着くのが いつものパターンです。 でも家に帰ると すんごくおちゃめ…
#大地康雄#左時枝#羽場裕一#火曜サスペンス劇場#鮎川哲也#鬼貫警部
Superposition de la philosophie et de ...•2年前
ある反転的展開:鮎川哲也『りら荘事件』今回取り上げるのは鮎川哲也の『りら荘事件』(単行本1958)である。この長編は紛れもない傑作であり、それどころか、同著者の『黒いトランク』(1956)と並び、探偵小説というジャンルの最高峰に位置する作品と言える。この作品を、最近の複数の記事に共通する視角 — すなわちチェスタトンの『ブラウン神父の無心』における「隠す」と「見えない」の問題 — から、ここでは論じてみたい。また併せて(これは関係が見えやすいところであろうが)、前回検討したクリスティーの『ABC殺人事件』にも言及する。 今回読み返したのは文華新書から出た「旧版」なので、まずはそこから引用し頁数を示す。その上で、現在入手可能な「新版…
#探偵小説#推理小説#ミステリー#鮎川哲也
アガサ次郎の推理日記•3年前
『黒いトランク』 / 鮎川哲也黒いトランク (創元推理文庫) 作者:鮎川 哲也 東京創元社 Amazon 昨年のゴールデンウィークにクロフツの『樽』を読んだので、今年のゴールデンウィークは『黒いトランク』を読もうと少し前から決めていました。 古典物だから、もしかしたら退屈かもな…なんて思いは読み出してすぐに消え失せました。 導入部分から既に本格推理小説の雰囲気が感じられ、あっという間に夢中になっていました。 当時の東京の情景も、先日丁度放送されていたブラタモリの鉄道特集の回も重なり、史料としても面白かったです。 さて表題の通り黒いトランクに纏わるアリバイトリック崩しが本作の一番の見所だとは思いますが、これが『樽』以上に複雑…
#鮎川哲也#黒いトランク#樽#クロフツ#アリバイ崩し
小説を 勝手にくくって 20選!•3年前
9 黒後家蜘蛛の会 アイザック・アシモフ(1974)黒後家蜘蛛の会1 (創元推理文庫) [ アイザック・アシモフ ]価格: 968 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 ミラノ・レストランで月1回、「黒後家蜘蛛の会」という名の例会が催される。メンバーは化学者、数学者、弁護士、画家、作家、暗号専門家の6名で、ヘンリーという初老の男性が給仕を務める。例会のホストはメンバーが交代で務め、招待した1名のゲストを交えて会食をする。折りを見てホストはゲストに対し「あなたは何をもって自身の存在を正当としますか?」と尋問をする。その回答に毎回謎めいた話題が登場し、メンバーたちは専門の知識を活かして謎解きを試みるが、いつも解決に至らない。そんな中それまでの会話を聞い…
#給仕#日常の謎#鮎川哲也#有栖川有栖
積ん読崩しの日々•3日前
最近買った本読書は遅々として進まないが、本は大量に買っていた。 ★新刊(落穂拾いも含む)は以下を買った。 浅倉秋成『まず良識をみじん切りにします』(光文社) 円城塔『コード・ブッダ 機械仏教史縁起』(文藝春秋) 有栖川有栖『捜査線上の夕映え』(文春文庫) 米澤穂信『米澤屋書店』(文春文庫) 井上雅彦『宵闇色の水瓶 怪奇幻想短編集』(新紀元社) 斜線堂有紀『さよならに取られた傷だらけ 不純文学』(河出文庫) 木山捷平『駄目も目である 木山捷平小説集』(ちくま文庫) 生島治郎『悪意のきれっぱし 増補版』(ちくま文庫) 中島京子『オリーブの実るころ』(講談社文庫) 耶止説夫『耶止説夫作品集 八切止夫の国際探偵小…
累風庵閑日録•4日前
『幻想三重奏』 N・ベロウ 論創社●『幻想三重奏』 N・ベロウ 論創社 読了。 謎の設定がとにかく強烈で、その魅力で引っ張ってゆく。読むにあたっては、伏線やロジックの評価はいかに、ミステリとしての出来栄えはどうか、なんて視点を取っ払った方がいいようだ。(伏字)だなんて犯人像はあまりに力ずく。真相はあまりに強引。普通なら少々興醒めするところである。だが、全部そのまま受け入れることにしてしまえば、なんと破天荒で奇天烈で楽しい作品か。 ●本を買う。『占魚亭夜話』 鮎川哲也 光文社文庫 ●乱丁があったという宮野村子の、修正版が届いた。ありがたいことである。『夢をまねく手』 宮野村子 盛林堂ミステリアス文庫
読書百席ブログ•5日前
「禁忌の子」読了記 │ ハマれなかった感。力作良作だとは思うが、いくつかの要因により・・・禁忌の子作者:山口 未桜東京創元社Amazon あらすじ 救急医・武田の元に搬送されてきた、一体の溺死体。その身元不明の遺体「キュウキュウ十二」は、なんと武田と瓜二つであった。彼はなぜ死んだのか、そして自身との関係は何なのか、武田は旧友で医師の城崎と共に調査を始める。しかし鍵を握る人物に会おうとした矢先、相手が密室内で死体となって発見されてしまう。自らのルーツを辿った先にある、思いもよらぬ真相とは――。過去と現在が交錯する、医療×本格ミステリ! 第三十四回鮎川哲也賞受賞作。 評価 総合評価(読後感) ★★★★ 79/100(点) ストーリー 文章表現力 リアリティ 緊張・切迫感 驚き・意外性 …
k-bijutukanのブログ•6日前
段ボールの中の本(閑人亭日録)数日前、四十年を超えた網戸の交換と張替えを業者に依頼。三階の掃き出し窓の網戸は、上部が戸棚で、下は四十五センチほどの空間の先。その空間に本の詰まったダンボール箱がぎっしり詰まっていたので、後日に見ることに。今朝、時間が空いたから行きましょうか、と電話あり。朝食を中断して段ボール箱を引き出す。中小だが、重い。計十六箱。横溝正史、鮎川哲也。高木彬光、都筑道夫、水木しげる、探偵小説雑誌『幻影城』、マンガ雑誌『ガロ』、サンリオ・ギフト文庫さらには日記まで雑多。ぎりぎり間に合う。 本の詰まった段ボール箱は屋上へ行く階段にもあって、こちらは五十箱ほど。他の部屋には大きい段ボール箱。審美書院、国華社などの明…
人生右往左往~atiusの日記;Mirror in はてな•6日前
欠番で再放送がやや寂し[日記]再放送の欠番 地元では「相棒Season5」の再放送中だが第1話は延長枠なのでよく飛ばされるが、12話も飛ばされた。配信では欠番となっていない…明確な欠番はSeason3の司書のやつだけだったかな?…ようなので、出演者起因の「自粛」かと思うのだが、こういうのはもう少しどうにかならんかといつも思う。 この頃のはソフトもってるからいいけれど、そうでないのは下手すると二度と視聴できないのが一寸悲しい。 [今日の主な収穫] 鮎川哲也「占魚亭夜話 鮎川哲也短編クロニクル1959~1968」 光文社(文庫/光文社文庫) 今野敏「石礫 機捜235 」 光文社(文庫/光文社文庫) 小川麻衣子「波のしじ…
Diary of ”My life runs about in confusion”...atius-nの日記•6日前
欠番で再放送がやや寂し[日記]再放送の欠番 地元では「相棒Season5」の再放送中だが第1話は延長枠なのでよく飛ばされるが、12話も飛ばされた。配信では欠番となっていない…明確な欠番はSeason3の司書のやつだけだったかな?…ようなので、出演者起因の「自粛」かと思うのだが、こういうのはもう少しどうにかならんかといつも思う。 この頃のはソフトもってるからいいけれど、そうでないのは下手すると二度と視聴できないのが一寸悲しい。 [日記]朝~夜 通常時刻に起床。 朝食後、「白の旋風」号で出勤。 朝から夕方に掛けてお仕事。 夕方撤収。 今日も閉店間際のスーパーに駆け込んで買い物。ぎりぎりのせいやつだなあ。 [日記]お仕事…
ぶくぶくブックレビュー•8日前
【生きる猶予は一週間】そして誰もいなくなるのか 【内容】 死神から言い渡された一週間の猶予。作家デビューを狙う小松は、その出来事を小説仕立てで執筆し完成を急ぐ。しかし友人たちが次々と殺害され……。第33回鮎川哲也賞優秀賞受賞作。 【感想】 ★★★★★ 死神も出てくるのでファンタジーではあるのですが、ファンタジー苦手な人でもミステリー好きにおすすめです。設定として「死神が出てくる。死んだ一週間前に戻るが結局その時に死ぬので猶予は一週間。ただし・・・・」という条件がついている感じ。 小松は小説家でなんとしても小説家として成功したいと思っているが、なかなかうまいこといかない。しかし死神にあった後、自分の体験をそのまま小説にして応募しようと決意しま…
ぶくぶくブックレビュー•8日前
【最後の一文が効いている】禁忌の子著者 山口未桜 【内容】 救急医・武田の元に搬送されてきた、一体の溺死体。その身元不明の遺体「キュウキュウ十二」は、なんと武田と瓜二つであった。彼はなぜ死んだのか、そして自身との関係は何なのか、武田は旧友で医師の城崎と共に調査を始める。しかし鍵を握る人物に会おうとした矢先、相手が密室内で死体となって発見されてしまう。自らのルーツを辿った先にある、思いもよらぬ真相とは――。過去と現在が交錯する、医療×本格ミステリ! 第三十四回鮎川哲也賞受賞作。 【感想】 ★★★★★ 最初にミステリーにありがちな、「登場人物紹介」が書いてあってその人物をあらかじめさっと読むことでなんとなく物語の展開は予想できます…
夜明けのマックで号泣した日もあった•15日前
『羊たちの沈黙』を読む+『禁忌の子』を買った!トマス・ハリスの『羊たちの沈黙』(新潮文庫)を読んでいる。 昨日カフェで上巻を一気読みして、このブログを書いてPCを閉じたら、読みかけの下巻を開くつもり。今日中に読み切りたい。 今になってあの『羊たちの沈黙』を読んでみようと思ったのは、少し前にアメリカ初といわれるシリアルキラーを取り上げたノンフィクション、『万博と殺人鬼』(エリック・ラーソン/ハヤカワ文庫NF)がめちゃくちゃ面白かったからだ。 もう一度言う、めちゃくちゃ面白かったのだ。 the-day-i-cried.com それで、シリアルキラーもののフィクションも読みたいなあ~と、思い出したのが『羊たちの沈黙』である。映画では2、3度観た…
rirasoujiken’s blog•16日前
読了しました。『名探偵の証明 蜜柑花子の栄光』 創元推理文庫 あとがき 「名探偵の証明」シリーズ完結編 本書は2016年、小社より刊行された作品の文庫化です。 2021年10月22日 初版 密室館の事件以降、多忙を極める名探偵・蜜柑花子と助手の日戸涼。ある日、以前知り合った少女が事務所を訪ねてきた。全国各地で起こった4つの未解決事件を蜜柑が解かなければ人質にした母親を殺す、と脅迫されているという。期限は6日間、移動手段は車のみ。大阪→熊本→埼玉→高知を駆け回る怒涛の推理行の果てに、名探偵が見た真実とは?鮎川哲也賞受賞シリーズ完結編。 本作は、かなり変則的な作品になっている。 歪んだ名探偵が正義の名探偵に助け…
ネコショカ(猫の書架)•17日前
『禁忌の子』山口未桜 現役の医師が書いた医療ミステリ×本格ミステリ山口未桜のデビュー作 2024年刊行作品。作者の山口未桜(やまぐちみお)は1987年生まれの現役医師。本作『禁忌の子(きんきのこ)』で第34回の鮎川哲也賞を受賞し、作家デビューを果たしている。 医師で作家といえば、最近で有名なのは知念実希人(ちねんみきと)。夏川草介(なつかわそうすけ)あたり。もう少し遡ると海堂尊(かいどうたける)、久坂部羊(くさかべよう)、帚木蓬生(ははきぎほうせい)。先日芥川賞を取った朝比奈秋(あさひなあき)も医師だった。けっこう、それなりに居るな。 医師というだけでも凄いのに、小説まで書けてしまうのだから、その才能のマルチさに驚かされる。だいたいにして、お医者さんってメッ…
累風庵閑日録•18日前
『赤い密室』 鮎川哲也 出版芸術社●『赤い密室』 鮎川哲也 出版芸術社 読了。 名探偵星影龍三全集の第一巻である。「消えた奇術師」と「妖塔記」とは、悪くはないのだがなにしろ二十ページしかなく、どうにもあっけない。やはりこういうタイプのミステリは、ある程度描写と情報とを積み重ねていった方が面白くなる。 表題作「赤い密室」はさすがの傑作。手の込んだ犯罪であるにもかかわらず、真相解明部分の記述は明解である。複雑なシンプルさとでもいうべき犯罪がお見事。「呪縛再現」は八十ページほどの中編なのに、長編を読んだような満足感がある。途中で話のトーンががらりと変わる部分があれれれと思うけれども、前半後半ともにミステリの妙味横溢である。 ●注文し…
rirasoujiken’s blog•18日前
読了しました。『名探偵の証明』 市川哲也 解説・村上貴史 創元推理文庫 第23回鮎川哲也賞受賞作 本書は2013年、小社より刊行された作品の文庫化です。 2017年12月15日 初版 2021年7月9日 3版 30年前に一世を風靡し、「新本格ブーム」を引き起こした伝説の名探偵・屋敷啓次郎。行く先々で事件に遭遇するものの、その解決率はほぼ十割を誇る__。時は過ぎて現在、老いたヒーローは資産家一家に届いた脅迫状の謎をめぐり、タレントとしても活躍している探偵・蜜柑花子と対決することになるが……。名探偵たちの生き様を、鮮烈に描いた第23回鮎川賞受賞作、待望の文庫化。 「名探偵」とは何か? その命題を問うには、その人…
muho2’s diary•25日前
鮎川哲也賞、創元ミステリ短編賞、創元ホラー長編賞鮎川哲也賞、創元ミステリ短編賞、創元ホラー長編賞の受賞パーティに行く。「創元ミステリ短編賞」の選考委員を務めているのだが、今回は講評などで壇上で喋る役目もないため、気楽。 開始前、「創元ホラー長編賞」の受賞者の方とお話する。私は怖い話がとにかくダメなので、いったいどうやったら、怖い話が書けるのか、書いていて自分で怖くならないのか、自身に何か良くない事が起こるかもという恐怖はないのか、など、いろいろと突っこんだ質問をしてしまった。明快にお答え下さりとても参考になった。しかし、受賞作「深淵のテレパス」は怖いらしい。だから、すごく読みたいけど、読めない。 パーティは大盛況。しかし、突発的に普段お会い…
tsuzuketainekosanの日記•1ヶ月前
読書感想文~『怖ガラセ屋サン』ありがとう連休。こんにちわ4連勤。おっふ。まぁ、これを乗り越えたらまた連休があるので、それを心の支えにぼちぼち頑張ります。 とりあえず出勤する4日間、超絶暇であれ。そして私が休みの日曜日、超絶混雑しろ。 てなことで21日、そして22日もお休みだったので読書感想文は2日遅れで本日、お送りいたします。 ちなみに火曜日のお休みは7月にあった以来、実に3か月ぶり。今年に限って言えば4回目でした。少なっ! 毎年、夏から今ぐらいの時期におけるミステリー新刊発売ラッシュが凄いんですけど。 案の定、今年も凄いことになっていて『わぁ』と白目むいてます(笑) 芦部拓さんや西澤保彦さん、倉知淳さんの新刊も気になる一…