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長篇小説
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本と植物と日常•6ヶ月前
『失われた時を求めて』~「花咲く乙女たちのかげに」を読む プルースト『失われた時を求めて』の第二篇「花咲く乙女たちのかげに」を読み終えた。私が読んだのは、高遠弘美氏訳の光文社文庫版。 「花咲く乙女たちのかげに」 第二篇は二部構成で、第一部が「スワン夫人のまわりで」、第二部が「土地の名・土地」というタイトル。内容は、「スワン夫人のまわりで」が第一篇後半の続きで、主人公とスワンの娘ジルベルトの恋の顛末およびスワン夫人(オデット)のサロンの様子、第二部はその二年後で、主人公が避暑のために過ごした北フランス海岸の保養地バルベックでのできごと。第一部でジルベルトに対する主人公の恋は終わり(失恋)、主人公はスワン家から遠ざかる。そしてバルベックで、あらたにさまざ…
#『失われた時を求めて』#マルセル・プルースト#長篇小説
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117ブックマーク村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 村上春樹書き下ろし長篇小説 | 特設サイト - 文藝春秋BOOKShon.bunshun.jp
25ブックマークトマ・ピケティ絶賛の"長篇小説"──『貧困の発明 経済学者の哀れな生活』 - 基本読書huyukiitoichi.hatenadiary.jp
19ブックマークスーザン・ソンタグと蓮實重彦の微妙な対話 草森紳一、平岡正明のように没後、その著作が次々に刊行されるのは稀有なことだが、二〇〇四年に亡くなったスーザン・ソンタグものそのひとりといえそうだ。講演・エッセイをまとめた『同じ時のなかで』(NTT出版)が刊行され、その後も、二〇一〇年には、ソンタグの十四歳から三十歳までの日記を息子が編纂した『私は生まれなおしている――日記とノート 1947―1963』(デイヴィッド・リーフ編、河出書房新社)、二〇一二年には、最初に書かれた長篇小説『夢の賜物』(河出書房新社)が出スーザン・ソンタグと蓮實重彦の微妙な対話 草森紳一、平岡正明のように没後、その著作が次々に刊行されるのは稀有なことだが、二〇〇四年に亡くなったスーザン・ソンタグものそのひとりといえそうだ。講演・エッセイをまとめた『同じ時のなかで』(NTT出版)が刊行され、その後も、二〇一〇年には、ソンタグの十四歳...www.tumblr.com
13ブックマーク「ツツイスト」として生きてきた僕が、筒井康隆さんの長篇小説から、10作を選んで語ってみます。 - いつか電池がきれるまでfujipon.hatenablog.com
8ブックマーク新作長篇小説『かたちだけの愛』は、12月10日刊行です! - 平野啓一郎 公式ブログkeiichirohirano.hatenablog.com
8ブックマーク追悼・小田嶋隆─『東京四次元紀行』の先に、どんな長篇小説を書いてくれただろう、読めないのが悲しい(書評家・豊崎由美) - QJWeb クイック・ジャパン ウェブqjweb.jp
5ブックマーク今週の本棚:丸谷才一・評 『円朝…』/『長篇小説 芥川龍之介』=小島政二郎・著 - 毎日jp(毎日新聞)◇『円朝 上・下』 (河出文庫・各998円) ◇『長篇小説 芥川龍之介』 (講談社文芸文庫・1470円) ◇大正文学の余映を浴びて立つ作家 ロマン主義全盛の十九世紀ヨーロッパでは、画家たちのあいだで、美を創造する自分たち芸術家を神に見立てる気風が生じた。このころ、美術、音楽、文学、演劇、舞踊などと分ける...mainichi.jp
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本と植物と日常•6ヶ月前
『失われた時を求めて』~「スワン家のほうへ」を読む ドライなミシェル・ウエルベック作品『闘争領域の拡大』『素粒子』を読んだ反動で、急にウェットな文学の極致ともいえるマルセル・プルースト(1871年~1922年)の『失われた時を求めて』が読みたくなった。20世紀文学の最高峰の一つとされながら、あまりの長さに多くの人が途中で投げ出し、知名度のわりに完読した人が少ないという手ごわい作品だ。私もかつて途中までは読んだのだが、多くの人の例にもれず途中で投げ出している。今回もはたして完読できるかは分からないが、それならばそれで、ともかく途中まで読んで続きは持ち越しにすればよいという気持ちで読み始めた。翻訳はいくつかあるのだが、私が選んだのは高遠弘美氏訳の光…
#失われた時を求めて#マルセル・プルースト#長篇小説
一条真也の新ハートフル・ブログ•5年前
『この地上において、私たちを満足させるもの』一条真也です。金沢から小倉に帰ってきました。『この地上において私たちを満足させるもの』乙川優三郎著(新潮社)を読みました。ブログ『二十五年後の読書』で紹介した著者の前作に登場した小説で、同書の刊行後にすぐ本書も刊行されました。著者は1953年東京生まれ。ホテル勤務などを経て、1996年小説家デビュー。2001年『五年の梅』で山本周五郎賞。2002年『生きる』で直木三十五賞。2013年初の現代小説『脊梁山脈』で大佛次郎賞。2016年『太陽は気を失う』で芸術選奨文部科学大臣賞。2017年『ロゴスの市』で島清恋愛文学賞を受賞しています。 本書の帯 本書の帯には「戦後の暴走半島からヨーロッパ、アジアへ…
#長篇小説#死生観#作家
一条真也の新ハートフル・ブログ•5年前
『二十五年後の読書』一条真也です。金沢に来ています。『二十五年後の読書』乙川優三郎著(新潮社)を読みました。著者の小説を読むのは初めてです。タイトルから「読書」をテーマとした内容かと思いましたが、ちょっと違いました。著者は1953年東京生まれ。ホテル勤務などを経て、1996年小説家デビュー。2001年『五年の梅』で山本周五郎賞。2002年『生きる』で直木三十五賞。2013年初の現代小説『脊梁山脈』で大佛次郎賞。2016年『太陽は気を失う』で芸術選奨文部科学大臣賞。2017年『ロゴスの市』で島清恋愛文学賞を受賞しています。 本書の帯 本書の帯には「『完璧に美しい小説』があった。もう一度見せてほしい、あの不敵な美しさ…
#長篇小説#死生観#作家
オベリスク備忘録•9日前
こともなし雨。 起きたとき、夏の寝間着だと肌寒く感じられるようになってきた。 小林信彦さんの『決定版 日本の喜劇人』(2021)を読み始める。 スーパー。紀文のちくわでも(?)、原材料の鱈(タラ)はアメリカ産が混じっているのか。宣伝放送で、もう正月のおせちの予約。 曇。外気19℃、肌寒いくらいになった。家の中の方が暖かい。 昼。きれいに晴れる。 珈琲工房ひぐち北一色店。涼しくなったせいか、おいしいコーヒーが飲みたくなる。 伊藤比呂美さんの『野犬の仔犬チトー』の続き。おもしろいし、ところどころで危うく泣きそうになる。それが、全然なんともないような場所でなんだ。何というか、伊藤さんにとって、犬猫は大切な家族…
隠し階段、踊り場•15日前
『ソフィアの災難』(2.)クラリッセ・リスペクトルソフィアの災難 作者:クラリッセ・リスペクトル 河出書房新社 Amazon これの続きです。 後半の14篇を読みました。 7/10(水) ・カーニヴァルの残り物 8歳の頃のカーニヴァルの想い出を語る掌編可哀想な少女。夢見がちなところが救いでもあるか。 8/1(木) ・家政婦の女の子 ひとりの凡庸で通俗的な「女性」のなかにある神秘についての掌編。主題も文体も、とてもリスペクトルらしい、名刺にしてもいいような小品。『星の時』っぽい。物語はなく、ただひとりの人物の描写だけがある。 ・めんどり 以前、ブラジル文学のアンソロジーで読んだことがあった。めんどりはリスペクトルがよく用いるモチーフだけれど、こ…
逍遥堂日乗 a bookish life•17日前
2024/9/10 江國香織「ひとりでカラカサさしてゆく」 (新潮文庫 え 10-20) ひとりでカラカサさしてゆく (新潮文庫 え 10-20) 作者:江國 香織 新潮社 Amazon f.2024/9/10 (2024-73)p.2024/8/13 ほしいものも、会いたい人も、ここにはもうなんにもないの――。大晦日の夜、ホテルに集まった八十歳過ぎの三人の男女。彼らは酒を飲んで共に過ごした過去を懐かしみ、そして一緒に命を絶った。三人にいったい何があったのか――。妻でも、子どもでも、親友でも、理解できないことはある。唐突な死をきっかけに絡み合う、残された者たちの日常。人生におけるいくつもの喪失、いくつもの終焉を描き、胸に沁みる長篇小説。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆何も言わず、どこにも触れず…
bookface’s diary•20日前
清水焼風景 加賀耿二1954年12月、三一書房から復刊された加賀耿二(1899~1974)の長編小説。日本プロレタリア長篇小説集第5巻。元版は1932年改造社版。加賀は政治家だった谷口善太郎のペンネーム。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
古本屋の殴り書き•22日前
天皇の絶対的権威/『石狩平野』船山馨・『厚田村』松山善三 ・天皇の絶対的権威 ・親子が一緒に暮らすこともままならなかった明治時代 ・不遇は精神を蝕む ・気違い-マニア-虫-オタク ・人間的な手応え・必読書リスト その一 眼を通してゆくうちに、通直は胸が詰った。 蝗の被害は極力天皇の耳目に触れないようにすることは、すでに長官、大書記官から示達されている。2年越しの大蝗害も、たぶん天皇の眼には入らないでしまうであろう。 ひと口に開拓というけれど、それがどれほどの難事業であるかについて、中央の高官たちは実感的な認識をほとんど持っていないのが現状である。天皇をはじめ政府の大官たちの来道は、彼らに開拓の正しい認識をあたえる絶好の機会であっ…
回転草の旅日記•23日前
すべては無意味/アラン・マッケル=作すべては無意味/アラン・マッケル=作 初出『パーシー・アカデミー』誌 1963年 12月号 クウォーター・パークの酒場でめずらしく呑んでいた かれは室でしか呑まない男だった もう若くない顔で時折 笑うそぶりを見せる その口もとは 神経がやられたようにゆがんでさえいた かれはいった、「すべては無意味なのかも知れない」と そしてつけ足した、「ぼくの父がいったように」 最後に話の目的を明かした「もし金にならなければ」 職探しにあぶれ、 救済支援も打ち切られ、 せっかくの長篇小説もモノにならなかったという、 そして長い電話すえに父にそう宣告されたとのことらしい クォーツ・ヒルの職安通りで かれと最後に…
みずから書き、みずから滅ぶってこと。•25日前
すべては無意味/アラン・マッケル=作初出『パーシー・アカデミー』誌 1963年 12月号 クウォーター・パークの酒場でめずらしく呑んでいた かれは室でしか呑まない男だった もう若くない顔で時折 笑うそぶりを見せる その口もとは 神経がやられたようにゆがんでさえいた かれはいった、「すべては無意味なのかも知れない」と そしてつけ足した、「ぼくの父がいったように」 最後に話の目的を明かした「もし金にならなければ」 職探しにあぶれ、 救済支援も打ち切られ、 せっかくの長篇小説もモノにならなかったという、 そして長い電話のすえに父にそう宣告されたとのことらしい クォーツ・ヒルの職安通りで かれと最後に遇ったのは10月の第2木曜日だったと…
karumerabunkoのブログ•1ヶ月前
講談社文芸文庫刊行書目一覧 最新版2024年9月20日時点での既刊及び刊行予定の講談社文芸文庫全1,317点(日本文学1,245点/海外文学72点、ワイド版を除く)をあげた。文庫の整理番号順に従って表記(一部変更あり)した。編者、訳者は一部を除き割愛した。 阿川弘之『舷燈』 阿川弘之『青葉の翳り 阿川弘之自選短篇集』 阿川弘之『鮎の宿』 阿川弘之『桃の宿』 阿川弘之『論語知らずの論語読み』 阿川弘之『森の宿』 阿川弘之『亡き母や』 阿部昭『単純な生活』 阿部昭『大いなる日/司令の休暇』 阿部昭『無縁の生活/人生の一日』 阿部昭『千年/あの夏』 阿部昭『父たちの肖像』 阿部昭『未成年/桃 阿部昭短篇選』 青柳瑞穂『ささやかな日本…
tamutamu2024のブログ•1ヶ月前
庶民生活にも心砕ける人を 「もう1人の総理」選び 編集委員・久原穏(2024年9月11日『東京新聞』)「もう、きみには頼まない」。戦後の有力政治家で当時大蔵大臣(現・財務相)の水田三喜男に向かって、こう啖呵(たんか)を切り、席を蹴った気骨の経済人がいた。 官僚から転じ、第一生命や東芝の社長で辣腕(らつわん)をふるい、1956年から12年間にわたって経団連の第2代会長を務めた石坂泰三である。時の総理、鳩山一郎に退陣を求めたことまである。その威厳と強大なリーダーシップから付いた異名が「財界総理」。以来、この呼称は経団連会長に付いて回るようになった。 今まさに総理の椅子に直結する自民党総裁選が佳境を迎えたが、実は「財界総理」の後任選びも水面下で進んでいるのである。現在の第15代会長、十倉雅和(住友化…
ovanの社会科見学•1ヶ月前
2024/09/08 中里介山の碑『中里 介山(なかざと かいざん、男性、1885年(明治18年)4月4日 - 1944年(昭和19年)4月28日)は、日本の小説家。本名:中里 弥之助。 甥に、ロシア・ソビエト文学者の中里迪弥(なかざとみちや)。 』 中里介山 - Wikipedia 中里市明治十八年(一八八五年)四月四日 羽村に生まれる 本名は彌之助 小学校高等科卒業電話交換手 教員を経て文華の道を歩む 明治三十九年 都新聞社に入社 『氷の花』『高野の芸人』などの新聞小説を発表 大正二年(一九三年)九月より「非新聞に“大菩薩峠」を連載 一躍大名上がる 以後発表の場を変えつつ 昭和十六年(一九四一年)まで書き継ぐ全巻十八冊 未…
YANO-T’s blog•1ヶ月前
アマゾン の 聴く読書 Audible、女優の 木村佳乃 さんが 村上春樹 氏の傑作長編小説『海辺のカフカ』を朗読!?【めちゃ推しYouTube】[本ページはプロモーションが含まれています] 広告・スポンサーリンク (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); ブログの前のみなさ~ん!!! 今回もYANO-T's blogへお越し頂き、 ありがとうございます。 感謝感謝。 (引用:PRtimesサイトhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000149.000036126.html) アマゾンの聴く読書、Audible をご存じでしたでしょうか? プロのナレーターが朗読した本をアプリで聞けるサービスです。 Audibleで聴こう。 www.you…
人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary•1ヶ月前
ザ・ドアーズと立原道造の「ヒヤシンス・ハウス」ヒヤシンスの家 (ザ・ドアーズ)The Hyacinth House (The Doors) (Electra, from the album "L. A. Woman", April 19, 1971) : https://youtu.be/Aeh_cU0pmR8?si=RhCPnIds2stuYNMa What are they doing in the hyacinth house?What are they doing in the hyacinth house?To please the lions (yeah) this day I need a brand new friend …
Living, Loving, Thinking, Again•1ヶ月前
ミルハウザー『エドウィン・マルハウス』エドウィン・マルハウス (河出文庫)作者:スティーヴン・ミルハウザー河出書房新社Amazon数日前にスティーヴン・ミルハウザー『エドウィン・マルハウス』*1(岸本佐和子訳)を読了した。500頁を超える大長篇小説であるとはいえ、読了に半年近くかかったことになる。まあ、その間に全く読まなかったブランクが2か月くらいあるのだけれど。 11歳で夭折した作家「 エドウィン・マルハウス」の伝記『エドウィン・マルハウス――あるアメリカ作家の生と死(一九四三~一九五四)』を、エドウィンの生まれたときからの幼馴染で、小学校の同級生でもあった「ジェフリー・カートライト」が1955年にものし、ジェフリーと小学六年生…
Worries.com•1ヶ月前
【文学の迷宮を解き明かす】高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』から学ぶ、社会とアイデンティティの真髄はじめに 言葉の魔術師が紡ぎだす物語の世界へ、あなたを誘います。高橋源一郎の『さようなら、ギャングたち』は、1981年に発表された衝撃的なデビュー作です。この小説は、単なる物語以上の存在として、私たちの社会とアイデンティティに関する深遠な問いを投げかけています。 本作は、第4回群像新人長篇小説賞の優秀作に選ばれ、同年の『群像』12月号に掲載されました。翌1982年10月には講談社から単行本として刊行され、文学界に新風を巻き起こしました。 『さようなら、ギャングたち』は、名前とアイデンティティ、社会と個人、現実と幻想の境界線など、多層的なテーマを独特の文体で描き出しています。本記事では、この魅惑…
INSTANT KARMA•2ヶ月前
詰むも詰まぬも夢まぼろし詰将棋と指将棋は、同じ将棋のルールを用いているという以外、まったく別世界に属するものだといってよい。言ってみれば、指し将棋は勝ち負けを追求する勝負の世界であるのに対し、詰将棋は詰め上がりまでの必然的な手順の美しさを追求する美学の世界である。 ただ詰むというだけでは意味がない。詰むまでの手順、詰みに結びつく一手の感動が詰将棋の本質であり、それは芸術の一種と言える。 江戸時代の名人伊藤宗看(そうかん)による詰将棋図式集『将棋無双』(またの名を『詰むや詰まざるや』)と、彼の弟である伊藤看寿(かんじゅ)の『将棋図巧』は、詰将棋の最高峰であり、バイブルと言われている。 詰将棋作家としても知られる棋士の内…