Webアプリ多め!ネットで見つけたMSX向け画像編集ツールまとめ (original) (raw)
【2024.10.15更新】「SCREEN5-12 変換」「MSX Viewer 5」を追加
【2024.04.16更新】「GIMP用MSXプラグイン」追加
【2023.10.07更新】「Aseprite用機能拡張」追加
【2023.09.05更新】「MSX GRAPHICS Viewer(オンライン 画像ビュアー)」追加
ネットで見つけたMSX向け画像編集ツールまとめました。嬉しいことに最近どんどん増えてきました。Webアプリでリリースされているツールであれば、PCだけでなく**スマホでも動くかもしれません**ね!?
Z80アセンブラ・BASIC言語・C言語等の開発関連ツールは別ページにてまとめています。
- 閲覧系アプリ
- 画像作成・画像変換系アプリ
- 画像変換 for MSX/MSX2/MSX2+(オンライン MSX向け画像コンバータ)
- Easy SCREEN3 Animation Converter(オンライン MSX SCREEN3アニメーション画像コンバータ)
- レトロPC 画像変換(オンライン デシタル8色コンバータ)
- MSX Screen Converter(オンライン MSX向け各種画像コンバータ)
- Dithertron(オンライン 汎用レトロPC向け画像コンバータ)
- BMP to MSX(BMP→SCREEN2~12画像変換)
- TINY Bitmap Converter(各種画像形式→SCREEN1~12画像変換)
- SCREEN5-12 変換
- MSX Viewer 5(SCREEN2~12画像変換)
- SCREEN10+SCREEN5合成ツール
- DaDither(汎用レトロPC向け画像コンバータ)
- convert9918
- GSRLE(グラフサウルス圧縮形式への圧縮ツール)
- LOADSRD(グラフサウルス圧縮形式への展開ツール)
- エディタ
- TinySprite(オンライン スプライトエディタ)
- S・S・T(MSX2用スプライトエディタ)
- EDIO2(オンライン PCGエディタ)
- piroPAINT 9918(SCREEN2ペイントツール)
- 99x8Edit(SCREEN2 PCG・スプライト・マップエディタ)
- SEV9938(スプライトモード2対応スプライトエディタ)
- Aseprite用機能拡張
* MSX image file import(MSX用画像のインポート)
* FastBit color picker(浅い色深度の指定ツール) - SEPT(スプライトモード2対応スプライトエディタ)
- Magellan(PCGエディタ)
- SZMFE(鈴見咲フォントエディタ。SCREEN 2/4 タイルマップエディタ)
- D2E・E2D(DD倶楽部←→SZMFE 相互変換ツール)
- nMSXtiles(SCREEN 2/4 タイルマップ・スプライトエディタ)
- フォント
- 特設:Webブラウザで動く「オンラインMAGローダー」
- 当ページの過去更新履歴
閲覧系アプリ
DumpListEditor(ダンプリストのOCR支援ほか)
元々は各種レトロPCの雑誌に掲載されたダンプリストのOCR(スキャナによる文字認識)の結果を補正しやすくする、Windows用のアプリ。最新版はBASICプログラムの閲覧(MSXにも対応)やテープイメージの補正など、多様な機能が追加されています。
↓ DumpListEditor ダウンロードはこちら ↓https://bugfire2009.ojaru.jp/msx.htmlbugfire2009.ojaru.jp
MSX GRAPHICS Viewer(オンライン 画像ビュアー)
Webブラウザ上でMSXの画像ファイルを閲覧できる、Webアプリ。スクリーンモードはSCREEN2~12に対応。BSAVE形式のほかグラフサウルス圧縮形式にも対応。
表示した画像の全体保存も可能で、BSAVE形式・グラフサウルス形式(BG・パレット)・グラフサウルス圧縮形式(BG・パレット)の3種類に対応。画像フォーマットの相互変換にも使えます。
↓ Webアプリ MSX GRAPHICS Viewer はこちら ↓uniskie.github.io
MSX Graphic Viewer(オンライン BSAVE画像ビュアー)
Webブラウザ上でMSXの画像ファイルを閲覧できる、Webアプリ。スクリーンモードはSCREEN2~12に対応。ファイル形式はBSAVE形式のほかCOPY形式に対応。
↓ Webアプリ MSX Graphic Viewer はこちら ↓www.minagi.jp
GIMP用MSXプラグイン
オープンソースで開発されている画像処理ソフト「GIMP(ギンプ)」でMSXのグラフィックデータをインポート・エクスポートするためのプラグイン。
↓ プラグインのダウンロードはこちら ↓https://paxangasoft.retroinvaders.com/othersoft/gimpmsx.html
↓ GIMP本体のダウンロードはこちら ↓www.gimp.org
COLCOMBG(スプライトの重ね合わせによる組み合わせ色の一覧表示)
違う色のスプライト2枚をORで重ねると3色目が出るという、スプライトモード2のCCビット使用時のカラー組み合わせリストを表示する、MSX実機用のアプリ。
画像作成・画像変換系アプリ
元のBMPデータの解像度は、予め256×212(192)ピクセルまたは512×424(384)ピクセルに整形しておくことをおすすめします。
画像変換 for MSX/MSX2/MSX2+(オンライン MSX向け画像コンバータ)
任意の画像ファイルをMSXの各種スクリーンモード用画像データへコンバートできる、Webアプリ。これまで変換アプリはスクリーンモード別に分かれてリリースされていましたが、SCREEN2から12まで一つのアプリへ統合されました。
減色処理に用いるカラーパレットは元画像に合わせてパレットを自動生成するモードに加え、MSX1(TMS9918)および MSX2(V9938)のデフォルトカラーも選択可能。減色アルゴリズムは誤差拡散・ディザパターン・タイリング・ベタの4種類、ガンマ補正や輪郭強調もあり、様々な画風で画像変換が可能です。
↓ 画像変換 for MSX/MSX2/MSX2+へのリンクはこちら ↓nazo.main.jp
Easy SCREEN3 Animation Converter(オンライン MSX SCREEN3アニメーション画像コンバータ)
任意の動画ファイルをコマ分割したうえで1枚ずつMSXのSCREEN3用画像データへコンバートし、アニメーション画像データを出力できる、Webアプリ。VRAMコストが少ない替わりに解像度も低いSCREEN3でアニメーションを行う!?ふざけてるの!?という方は下記のツイートをクリックしてみてください。
MSXPenで動作する動画再生プログラムと手順も用意されているので、変換した動画データをWebブラウザ上ですぐに確認できます。
そして、SCREEN3のアニメーションデータは2023年夏にリリース予定の MSX0 Stack でも動作するようです。MSX0 Stackの液晶画面はとても小さな5インチですが、SCREEN3は荒画質でもそれなりに耐えられる画質になっているかもしれません。
↓ Easy SCREEN3 Animation Converterへのリンクはこちら ↓nazo.main.jp
レトロPC 画像変換(オンライン デシタル8色コンバータ)
任意の画像ファイルをいわゆる御三家(NEC・シャープ・富士通)のレトロPCで採用されていたデジタル8色へコンバートできる、Webアプリ。白黒の2色画像や指定色での変換も可能であり、変換したデジタル8色の画像データをMSXへ転用するといった視覚的なアイデアにも使えそうです。
↓ Retro PC画像変換へのリンクはこちら ↓nazo.main.jp
MSX Screen Converter(オンライン MSX向け各種画像コンバータ)
任意の画像データをSCREEN 2・5・6・7・8・12の画像データへコンバートできる、Webアプリ。プレビュー画像(PNG形式)のほか、BSAVE画像がそのまま出力できるのが便利。
注意点としては、アップロードできる画像のデータ容量は400kBytesと少なめなのと、BSAVE形式で出力した画像ファイルにはパレットテーブルの情報が保存されないので出力時に生成されるBASICプログラムも保存してそれを実行する必要があります。
↓ Webアプリ MSX Screen Converter はこちら ↓msx.jannone.org
Dithertron(オンライン 汎用レトロPC向け画像コンバータ)
任意の画像データをMSX1(TMS9918)用カラーや他のレトロPC向けへコンバートできる、Webアプリ。これホントにSCREEN2の画像?と二度目してしまうくらい高品質なディザリング処理が魅力。出力されるデータは「PNG形式」と「バイナリデータ」の2種類。「バイナリデータ」はMSXのBSAVEヘッダが付加されないので注意。
↓ Webアプリ Dithertron はこちら ↓8bitworkshop.com
BMP to MSX(BMP→SCREEN2~12画像変換)
BMP形式画像データをMSXのSCREEN2・3・4・5・6・7・8・10(11)・12へ変換できる、Windowsアプリ。個人的に大変お世話になっている、定番のツール。
↓ BMP to MSX ダウンロードはこちら ↓github.com
TINY Bitmap Converter(各種画像形式→SCREEN1~12画像変換)
各種画像ファイルをMSXまたはPC-6001の画像へ変換できる、Windows用アプリ。入力画像の色補正機能やSCREEN1用画像が作成できるのが他とは無い特徴。
↓ TINY Bitmap Converter ダウンロードはこちら ↓www.tiny-yarou.com
SCREEN5-12 変換
BMP形式画像データを各種スクリーンモードへ変換できる、Windowsアプリ。スクリーンモードごとにアプリが個別提供されていましたが、2024年10月リリース時に一つに統合されました。上記のBMP to MSXと変換アルゴリズムが違うので、仕上がり結果も変わります。
↓ 各種画像変換ツール ダウンロードはこちら ↓mdpc.dousetsu.com
MSX Viewer 5(SCREEN2~12画像変換)
PCの画像をMSXの各種スクリーンモードへ変換できる、Windowsアプリ。パレットのカスタマイズや、MSXの画像をPCで閲覧・保存する逆変換機能も搭載。既存のMSXのスクリーンモードだけでなく、V9990(GFX9000)やSymbOS向けの画像も作成可能。
↓ MSX Viewer 5のWebサイトはこちら ↓marmsx.msxall.com
SCREEN10+SCREEN5合成ツール
MSX2+の自然画モードであるSCREEN10の画像とSCREEN5の画像を合成して、1つのデータで保存できる、MSX-DOS用アプリ。
↓ ダウンロードはこちら(「My utility products」にツールが含まれています) ↓www.msx.org
DaDither(汎用レトロPC向け画像コンバータ)
任意の画像データをMSX1(TMS9918)用カラーや他のレトロPC向けへコンバートできる、Windows用アプリ(32bit版/64bit版)。ロシア製。
↓ ダウンロードはこちら ↓www.dadither.com
convert9918
↓ ダウンロードはこちら ↓github.com
GSRLE(グラフサウルス圧縮形式への圧縮ツール)
MSXの定番ペイントツール「グラフサウルス」専用圧縮データを実機無しに作成できる、Windowsアプリ。いわゆるBSAVE画像ファイルからグラフサウルス専用圧縮形式ファイルへ変換します。
LOADSRD(グラフサウルス圧縮形式への展開ツール)
MSX実機で動作する「グラフサウルス」専用圧縮データのビュアー(展開ツール)はこちら。BSAVE形式画像への出力も可能。
エディタ
TinySprite(オンライン スプライトエディタ)
Webブラウザ上でMSX用スプライトデータをデザイン・出力できる、Webアプリ。スプライトデータはDATA文で出力されます。
S・S・T(MSX2用スプライトエディタ)
MSXのスプライトデータを編集・出力できる、MSX BASIC用アプリ。MSX2以降に登場した「スプライトモード2(2枚重ねのOR演算で3色表示)」に対応するデータを作成できるのが特徴。MSX・FANの「ファンダム」で採用された逸品が、作者本人より直接ネットで配布中。
EDIO2(オンライン PCGエディタ)
Webブラウザ上でMSX1用多色刷り(いわゆるSCREEN1.5モード)の ドット絵を作成できる、Webアプリ。
piroPAINT 9918(SCREEN2ペイントツール)
横8px毎2色の厳しい制限を求められるMSXのSCREEN2画像を描ける、Windows用のTMS9918風ペイントツール。2色を混色した中間色(タイルパターン)にも対応。
99x8Edit(SCREEN2 PCG・スプライト・マップエディタ)
小説家の宮内悠介さんが文筆活動の合間にMSX向けの画像を制作できるWindows用アプリを作ってしまわれた!PCGエディタ・スプライトエディタ・マップエディタが付属。MSX(BSAVE形式)へのエクスポートにも対応。
↓ 99x8EditのGitHubはこちら ↓github.com
SEV9938(スプライトモード2対応スプライトエディタ)
Windows用のスプライトエディタ。デモ版だけど実際にこれを用いたゲーム開発の実績あり。
↓ SEV9938のWebサイトはこちら ↓jamque.itch.io
Aseprite用機能拡張
世界的に広まっているドット絵ツール「Aseprite」向けにリリースされている各種ツールです。
↓ Asepriteについて詳しくはこちら ↓www.aseprite.org
MSX image file import(MSX用画像のインポート)
MSX用BSAVE画像ファイル(拡張子 *.SC?)をPNG・BMPなどPCで利用可能な画像フォーマットへ変換することなくBSAVE形式のまま読み込める機能拡張。
↓ 詳しくはこちら ↓community.aseprite.org
画像フォーマットを変換する手間が省けるので、便利ですね。
FastBit color picker(浅い色深度の指定ツール)
MSX2から実装されたカラーパレットをAseprite上で再現するためのスクリプト。MSXでの利用が前提で予め絵を描いておけば、MSXへ持っていった際に「こんな色じゃなかった」と困ることが減ります。
↓ 詳しくはこちら ↓community.aseprite.org
Asepriteでこのスクリプトを起動すると色深度を決定する初期設定画面(Select number of bits per channel)が表示されます。Red、Green、Blueの各パラメータを「3」に設定すると、色深度を3bit(0~7)しか使用しない「いわゆるRGB333カラー」の色を作成できます。
Red、Greenは「3」でBlueを「2」に設定すると、SCREEN8と同等の「いわゆるRGB332カラー」の色を作成できます。SCREEN8は青成分だけ2bit(0~3)なのです。
SEPT(スプライトモード2対応スプライトエディタ)
MSX実機用のスプライトエディタ。
Magellan(PCGエディタ)
元々は米テキサス・インスツルメンツ社のホームコンピュータ「TI-99/4A」向けのエディタであるが、TI-99/4Aに搭載されたVDPがMSXと同じTMS9918なためMSX向けにも利用可能。Windows/Linux/MacOS用が配布中。
SZMFE(鈴見咲フォントエディタ。SCREEN 2/4 タイルマップエディタ)
SCREEN2/4に対応するマップチップ(いわゆるPCG)とマップがエディットできる、鈴見咲君高さん制作の実機用アプリ。
D2E・E2D(DD倶楽部←→SZMFE 相互変換ツール)
前述「SZMFE」とT&Eソフトのペイントツール「DD倶楽部」のスプライトエディタ SPE5用データを相互にデータ変換する、MSX-DOS用アプリ。DD倶楽部のアニメーション機能でゲームキャラの動きを確認するために作られた、という。
DD倶楽部→SZMFEが「D2E」、その逆変換が「E2D」。
SZMFEのパターンデータをBMP形式に変換する「E2B」というMSX実機用アプリもあります。
SZMFE作者の鈴見咲君高さんもビックリ。
nMSXtiles(SCREEN 2/4 タイルマップ・スプライトエディタ)
SCREEN2/4に対応するマップチップ(いわゆるPCG)やスプライトがエディットできる、macOS・Windows用のツール。
導入事例はこちらのブログが参考になります。
フォント
Image To Font for MSX(オンライン フォントコンバータ)
Webブラウザ上で任意のフォント画像からMSX用フォントファイル(BSAVE形式のバイナリーデータ)を作成できる、Webアプリ。
特設:Webブラウザで動く「オンラインMAGローダー」
個人的に思い入れがあるのでコーナー化。MSXのBSAVE画像を2DDのフロッピーへ大量に保存するため、私は何らかのデータ圧縮をかけていました。特にMAGフォーマットは可逆圧縮が可能だしMSXにも対応していたので'90年代当時は大変重宝していました。
MAG形式画像ファイルのサンプル(MSX SCREEN7)はこちら → https://p.gigamix.jp/devmsx/cg/MSXUTILS.MAG
RECOIL - Retro Computer Image Library(オンライン 各種レトロPC用画像ビュアー)
Webブラウザ上でMSXを含む465種類もの各種レトロPC用画像ファイルを閲覧できる、Webアプリ。MSX向けとしてはBSAVE形式・グラフサウルス形式のほか、MAG・MAKI・PI・PICといった'90年代の日本のパソコン通信で流通したファイル形式にも対応しているのが凄い!
JavaScript PIC/Pi/MAG/MAKIファイルローダー(オンライン 各種画像ローダー)
Webブラウザ上で動作する、PIC/Pi/MAG/MAKIファイルローダー。
http://raimeiji.s1006.xrea.com/labo/pmloader.htmlraimeiji.s1006.xrea.com
HTML5 まぐろーだー(オンライン MAGローダー)
Webブラウザ上で動作する、MAGローダー。MSXのSCREEN7画像は縦方向が半分に潰れます。
当ページの過去更新履歴
【2023.05.14更新】画像変換 for MSX/MSX2/MSX2+(オンライン MSX向け画像コンバータ) 更新
【2023.05.14更新】DaDither(汎用レトロPC向け画像コンバータ) 追加
【2023.03.30更新】mdpcさんの画像変換ツール 更新
【2022.08.03更新】もろもろ追加
タイトル画像の原画は、Free PhotosによるPixabayからの画像