Webアプリ多め!ネットで見つけたMSX向け開発関連ツールまとめ (original) (raw)
【2024.05.26更新】BASIC言語のカテゴリ、CVBasicを追加
【2024.03.29更新】C言語、C++言語、Pascal言語のカテゴリを追加
【2024.03.20更新】MSX-C(MSX公式のC言語コンパイラ) 追加
【2024.03.16更新】zasm(オンライン Z80用 クロスアセンブラ) 追加
【2023.12.05更新】マシン語・C言語による開発・プログラミング系アプリ、MSX BASIC向け開発アプリ 追加
【2022.07.30更新】画像作成・画像変換系アプリを別ページへ移動しました。
【2022.07.30更新】開発・プログラミング系アプリ 追加
ネットで見つけたMSX向け開発関連ツールをまとめました。嬉しいことに最近どんどん増えてきました。WebアプリでリリースされているツールはPCだけでなく**スマホでも動くかもしれません**ね!?
画像変換・スプライトエディタ等の画像編集ツールは別ページにてまとめています。
- 音系アプリ
- MGSDRV関連アプリ
- PSG Pad(オンライン PSGエミュレータ)
- lc2msxmml(LovelyComposer→MMLコンバータ)
- MML2SMF(オンライン MML→SMFコンバータ)
- KansasEncoder for MSX(オンライン テープ音シミュレータ)
- Waveファイルのフォーマット変換(オンライン MSX turbo R向けPCMデータ作成)
* MSX BASIC用PCMデータ作成の注意点 - WebAssembly VGM Player(オンライン VGMデータ再生)
- 音声合成データ変換ツール(BASIC用:PLAY文PSG)
- The libmsx audio replayer(音源ドライバ・リプレイヤ)
- マシン語・C言語による開発・プログラミング系アプリ
- MSXPen(オンライン MSX向けプログラミング環境)
- 8bitworkshop IDE(オンライン レトロPC向けIDE)
- Z88DK(Z80用 C・アセンブラ クロス開発キット)
- Tonyu System 2(オンライン JavaScriptゲームプログラミング環境)
- Z80クロスアセンブラ
* zasm(オンライン Z80用 クロスアセンブラ)
* ASM80.com(オンライン Z80用クロスアセンブラ)
* BiT =](オンライン Z80用クロスアセンブラ)
* Pasmo(Z80用クロスアセンブラ)
* ZMA(Z80・R800用クロスアセンブラ)
* AILZ80ASM(Z80用クロスアセンブラ)
* asMSX(MSXに特化したクロスアセンブラ)
* asm8(Z80用クロスアセンブラ)
* Sjasm(Z80用クロスアセンブラ)
* Gasm80(Z80用クロスアセンブラ) - C 言語
* SDCC(Small Device C Compiler。Z80用C言語コンパイラ)
* HI-TECH C(8080/Z80 C言語コンパイラ)
* LSI C-80(Z80等80系CPU用 C言語コンパイラ)
* MSX-C(MSX公式のC言語コンパイラ)
* BDS C(8080/Z80 C言語コンパイラ)
* asu ansi2kr(ANSI C→K&R C コンバータ)
* XSM(C言語風 Z80用クロスアセンブラ) - C++ 言語
* xz80(Xbyak風 C++ Z80用クロスアセンブラ)
* ccz80++(C++言語風 Z80用クロスアセンブラ)
* ccz80(C言語風 Z80用クロスアセンブラ) - Pascal 言語
* Turbo Pascal 3(Pascal言語の統合環境)
* MSXPad(Windows用 Turbo Pascal 統合環境) - Visual Studio Code の機能拡張
* MSX Z80(MSXアセンブラ)
* Z80 Assembly meter(クロックサイクル・バイトコードサイズ確認)
* MSX-Basic(BASICプログラムのシンタックスハイライト) - BASIC言語
- MSX-BACON(ベーコン。BASICコンパイラ)
- MSXBAS2ROM(BASICコンパイラ)
- CVBasic(BASICコンパイラ)
- 逆アセンブラ
* hoja(ほおじゃあ。Z80用逆アセンブラ)
* DiDA(Z80用逆アセンブラ)
* binutils-z80(Z80用逆アセンブラ)
* Ghidra(Z80対応・マルチCPU 逆アセンブラ)
* DASMx(Z80対応・マルチCPU 逆アセンブラ) - その他開発ツール
* asu ihex2bin(インテルHEX→バイナリ変換ツール)
- MSX BASIC向け開発アプリ
- MSX BASIC Viewer(オンライン BASICプログラムビュアー)
- MSX BASIC VIEWER(オンライン BASICプログラムビュアー, jig.jp版)
- JatoBAS(オンライン MSX BASICシミュレータ)
- asu bloadmake(MSX BSAVEヘッダ付加ツール)
- 拡張BASIC 見ながらお絵描きBASIC(MOB)
- bas2txt for MSX Basic(MSX BASIC中間コード形式←→テキスト変換ツール)
- asm2msx(Z80アセンブラファイル→MSX BASIC変換ツール)
- MSXBas2Asm(MSX BASIC→Pasmo ASM変換ツール)
音系アプリ
MGSDRV関連アプリ
ミュージックドライバ「MGSDRV」に関連する各種アプリはMGSDRVのページにてまとめています。
PSG Pad(オンライン PSGエミュレータ)
Webブラウザ上でMSX BASICのPLAY文で用いるMMLを記述してPSGをエミュレートして発音する、Webアプリ。MSXマガジン「究極のPSGシステム」のMMLにも対応しているのが芸が細かい!
↓ Webアプリ PSG Pad のご利用はこちら ↓www.minagi.jp
lc2msxmml(LovelyComposer→MMLコンバータ)
LovelyComposerで作成した楽曲データ(拡張子 .jsonl)を、MSX BASICのPLAY文で用いるMMLへ変換する、Windowsアプリ(Python実行環境も可)。
↓ lc2msxmml のWebページはこちら ↓t.co
MML2SMF(オンライン MML→SMFコンバータ)
MMLからMIDI(SMF)ファイルを生成できる、Webアプリ。
↓ Webアプリ MML2SMF のご利用はこちら ↓www.maroon.dti.ne.jp
KansasEncoder for MSX(オンライン テープ音シミュレータ)
Webブラウザ上でBASICプログラムをCLOAD音へ変換できる、Webアプリ。"PLAY"ボタンを押すと、ピーーーー、ギョロギョロギョロっと懐かしの音がします。
↓ Webアプリ KansasEncoder for MSX のご利用はこちら ↓fukuno.jig.jp
Waveファイルのフォーマット変換(オンライン MSX turbo R向けPCMデータ作成)
各種WAVEデータ(拡張子 .WAV)の相互変換・周波数・チャンネルの変更が可能なWebアプリ。MSX turbo R規格で採用されたPCMデータをWindows PC等で作成する際に便利です。
↓ Webアプリ Waveファイルのフォーマット変換 のご利用はこちら ↓www.petitmonte.com
MSX BASIC用PCMデータ作成の注意点
MSXのPCMデータは以下の仕様となっていますので、それに合わせて変換しましょう。
- ビットは、符号なし8bit(PCM)
- 周波数は、4種類のいずれか。3.875kHz、5.25kHz、7.875kHz、15.75kHz
- チャンネル数は、1(モノラル)
変換したWAVEデータをMSXで使用する場合は、WAVEデータのヘッダ情報を削除する必要があります。また、MSX BASIC上で読み込む(ロードする)にはBSAVEヘッダを付与する必要もあるかもしれません。
なお拙作ミドルウェア「DMシステム2」https://gigamix.jp/ds2/ では、BSAVEヘッダの有無問わずMSX BASIC上でロードすることができます。
WebAssembly VGM Player(オンライン VGMデータ再生)
各種レトロゲーム・レトロPCのVGM形式音楽データをWebブラウザ上で再生できる、Webアプリ。MSXにゆかりのあるFM音源(YM2413、Y8950)にも対応している!!
↓ Webアプリ WebAssembly VGM Player のご利用はこちら ↓chipstream.netlify.app
音声合成データ変換ツール(BASIC用:PLAY文PSG)
サンプリング音源(WindowsのWAV形式ファイル)をMSX BASICのPLAY文(MSX-MUSICのMML)へ変換する、Windows用アプリ。音声合成が、BASICでも使える!
↓ ダウンロードはこちら ↓mdpc.dousetsu.com
The libmsx audio replayer(音源ドライバ・リプレイヤ)
MSXシーンの3大メジャー音源(PSG・SCC・OPLL)に対応する、ゲームソフトへの組み込みを想定した汎用の音源ドライバ。
↓ libmsxのWebページはこちら ↓mori0091.github.io
マシン語・C言語による開発・プログラミング系アプリ
MSXPen(オンライン MSX向けプログラミング環境)
言わずと知れた、Webブラウザ上でMSX向けプログラミング(MSX BASIC・Z80アセンブラ)が行える、Webアプリ。行番号の自動入力、予測変換可能。URLのシェアリングもできる!
↓ Webアプリ MSXPen のご利用はこちら ↓msxpen.com
8bitworkshop IDE(オンライン レトロPC向けIDE)
Webブラウザ上でMSXを含む各種レトロPC向けプログラミングが行える、Webアプリ。ROMイメージをZ80アセンブラやC言語で作成できる!
↓ Webアプリ 8bitworkshop IDE のご利用はこちら ↓8bitworkshop.com
Z88DK(Z80用 C・アセンブラ クロス開発キット)
Z80 CPUに特化した、最近人気のCおよびアセンブラ開発キット。世界各国で発売された100種類以上のZ80を用いたコンピュータに対応しており、MSX向けバイナリも出力可能。C言語はANSI対応。
↓ Z88DK のWebページはこちら ↓www.z88dk.org
導入事例はこちらのブログが参考になります。
Tonyu System 2(オンライン JavaScriptゲームプログラミング環境)
Webブラウザで動くHTML5のゲームをWebブラウザ上で開発できるというゲームプログラミング環境の「Tonyu System 2(通称「Tonyu 2」)」が、なんとMSXのバイナリ出力に対応。
↓ Webアプリ Tonyu System 2 のご利用はこちら ↓www.tonyu.jp
Tonyu 2のプログラミング言語は**JavaScriptライクの独自言語**で、Tonyu 2が提供するゲーム用ライブラリとリンクしてHTML5対応Webブラウザ上で動作します。ほぼJavaScriptで組んだプログラムが、MSXのマシン語にコンパイルできる、って…凄くないですか?
Z80クロスアセンブラ
zasm(オンライン Z80用 クロスアセンブラ)
Webブラウザ上で稼働する、Z80 CPU用のクロスアセンブラです。対応CPUは、Z80・8080・Z180。ソースコードをアップロードすると、バイナリやintel HEX形式で出力可能。
1980年代に普及した有名なアセンブラと同名ですが別物のようです。あちらは「ZASM」と大文字で書いて区別するようです。
↓ zasm(オンライン版)はこちら ↓k1.spdns.de
zasmはオフライン版も存在します。zasmの総合サイトに解説が記載されています。元々はシンクレアの8bit機・ZX Spectrumをターゲットにしていたツールのようです。
↓ zasmのWebページはこちら ↓k1.spdns.de
ASM80.com(オンライン Z80用クロスアセンブラ)
Webブラウザ上で稼働する、Z80 CPU 用のASMエディタです。対応CPUはZ80・8080・8008のほか、6502等のCPUにも対応。出力がintel HEX形式のテキスト。
↓ Webアプリ ASM80.com のご利用はこちら ↓www.asm80.com
BiT =](オンライン Z80用クロスアセンブラ)
Webブラウザ上で稼働する、オンラインZ80 ASMエディタです。ニーモニック、待機状態/クロックサイクル、ラベルに関する情報をリアルタイムで表示可能。
↓ Webアプリ BiT =] のご利用はこちら ↓msx.jannone.org
Pasmo(Z80用クロスアセンブラ)
CP/MやZX Spectrum、Amstrad CPC等などZ80 CPUを用いた複数のプラットフォームに対応する、クロスコンパイラ。MSX用バイナリの出力も可能。
↓ Pasmo のWebページはこちら ↓pasmo.speccy.org
ZMA(Z80・R800用クロスアセンブラ)
いわゆるZ80アセンブラに独自機能を追加し、R800 CPUにも対応した、クロスアセンブラ。Windows・Linuxで動作。ZilogニーモニックとZMAで表記が少し違うところがありますが、慣れの問題かも。
同じく作者のHRA!さんが開発中のBASICコンパイラ「BACON(ベーコン)」は、このZMAでコンパイルするためのソースコードを出力します。
↓ ZMA のWebページはこちら ↓github.com
ZMAを用いたサンプルプログラムもあります。hra1129.github.io
AILZ80ASM(Z80用クロスアセンブラ)
.NET 6の環境で動作するZ80アセンブラ。元T&Eソフトの名プログラマーで現在はPC-8001界隈で活動する内藤さんがAILZ80ASMをベタ褒め!
↓ AILZ80ASM のGitHubはこちら ↓github.com
asMSX(MSXに特化したクロスアセンブラ)
MSX向けZ80用クロスアセンブラ。メガロム形式のバイナリを作成できることが特徴
↓ asMSX のWebページはこちら ↓github.com
asm8(Z80用クロスアセンブラ)
国内外問わずありとあらゆるレトロPC向けゲームソフトを開発する、いぬふと(ステマニP)さんのクロスアセンブラ。自身のゲーム開発で実際に用いているもので、Z80のほか6800、6809、6502、TMS9900にも対応。
↓ asm8 のWebページはこちら ↓github.com
Sjasm(Z80用クロスアセンブラ)
MSX-DOS2の後継OS「Nextor」を開発する、KonamimanさんのZ80用クロスアセンブラ。
↓ Sjasm のWebページはこちら ↓github.com
Gasm80(Z80用クロスアセンブラ)
後述のBASICコンパイラ「CVBasic」と併用する、Z80用クロスアセンブラ。元々はアメリカのゲーム機「ColecoVision」向けの開発ツールで、新たにセガSG-1000とMSX1に対応。
↓ Gasm80 のGitHubはこちら ↓github.com
C 言語
SDCC(Small Device C Compiler。Z80用C言語コンパイラ)
Z80ほか小規模なマイコンに対応する、令和の定番クロスC言語コンパイラ。ANSIに準拠しており、GPLライセンスであるため無償で利用・配布可能。2024年現在もアップグレードが続いています。
↓ SDCC のWebページはこちら ↓sdcc.sourceforge.net
導入事例はこちらのブログが参考になります。aburi6800.hatenablog.com
HI-TECH C(8080/Z80 C言語コンパイラ)
HI-TECH Cは1980年代から存在する8bit OS向けの老舗C言語コンパイラ。MSX-DOSはもちろんCP/M環境下でもコンパイル可能、ANSIに準拠していて、かつライセンスフリーなので今なお世界中の8bitフリークに愛されており、Web上に文献が豊富にあります。
↓ HI-TECH C for CP_M Fan WIKI(JP)のページはこちら ↓hi-tech.msx.click
TatsuさんのHI-TECH C のMSX向け解説Webページも参考になります。tatsu.life.coocan.jp
HI-TECH Cは開発元のHI-TECH Softwareでダウンロード可能だったのですが…2024年現在はWebサイトが閉鎖しています。
↓ HI-TECH SoftwareのWebアーカイブはこちら ↓web.archive.org
LSI C-80(Z80等80系CPU用 C言語コンパイラ)
LSI C-80は1980年代から存在する8bit OS向けの老舗C言語コンパイラ。ザイログZ80はもとよりインテル8080・8085、日立HD64180、川崎製鉄KC80・KC160など…いわゆる「80系」と称される多くのCPUに対応。ホビー用途だけでなく組み込み業界にも信頼と実績で長年愛されています。
LSI C-80の開発元はエル・エス・アイ ジャパン社で、驚くべきことに、令和の時代になっても現行商品で提供されています。Windows上でコンパイル可能。2024年販売中のLSI C-80はANSIに準拠していますが、1980年代当時はまだANSI C非準拠(K&R C)でした。
↓ LSI C-80 のWebページはこちら ↓www.lsi-j.co.jp
注意事項として、**LSI C-80は組み込みライセンスが存在しており、制作物を販売・配布するには無償配布においてもライセンス契約が必要**です。98,000円のパッケージにはライセンスが付与されているようです。
MSX-C(MSX公式のC言語コンパイラ)
アスキー社がMSX向けに発売していたMSX-Cは、いわばMSXにおける公式のC言語コンパイラです。実はMSX-CはLSI C-80のサブセット版(Z80に最適化)であったことは今では割と有名かもしれません。
MSX-Cは今では販売されていませんが、2005年にアスキー社から発刊した「MSXマガジン永久保存版3」および2023年にNPO法人IoTメディアラボラトリーより発売された「MSX0 Stack」にて**MSX-C ver.1.2が付録で収録されました**。
MSX-Cは単体でR800 CPUには対応していませんが、有志によるライブラリが公開されていた…ようです(詳細不明)。
注意事項として、MSX-CはANSI非準拠(K&R C)です。また、**MSX-Cは組み込みライセンスが存在しており、制作物を販売・配布するには無償配布においても株式会社アスキーとのライセンス契約が必要でした。98,000円のパッケージにはライセンスが付与されていたようです。ただし、2005年以降、一部のMSX-Cに対してはライセンスが緩和されました**。
「MSXマガジン永久保存版3」では「本製品に含まれるプログラムを使用してお客様が作成したお客様独自のプログラム、およびデータは、お客様が自由に配布することができます」との記載があり、MSX-Cのライセンスが緩和されています。また、「MSX0 Stack」については西和彦先生のツイートにより「MSXマガジン永久保存版3」と同等の条件であるそうですので、どちらかを所有していればMSX-Cで作成したアプリを無償で配布することは可能です。
BDS C(8080/Z80 C言語コンパイラ)
BDS Cは1970年代から存在する8bit OS向けの老舗C言語コンパイラ。CP/MまたはMSX-DOS上で8080・Z80向けのコンパイルが可能。当時38,000円で販売されていたそうですが、2002年にパブリックドメインとされ現在は無料で使用可能。
かつてシャープ社がMZシリーズ・X1シリーズ向けBDS Cのサブセット版を発売していました。今ならシャープ製レトロPCの愛好者による技術情報が見つかるかもしれませんね。
注意事項として、BDS Cは古いK&R Cのサブセットであり、ANSIに準拠していません。※
↓ ダウンロードはこちら ↓https://www.bdsoft.com/resources/bdsc.htmlwww.bdsoft.com
asu ansi2kr(ANSI C→K&R C コンバータ)
BDS CやMSX-CはANSIに準拠していないK&R Cですが、ANSI CのソースをK&R Cへ変換するツールの登場です。
作者はZ80逆アセンブラ「hoja(ほおじゃあ)」作者でもある大場正輝さんで、このツールによりBDS CでもANSI Cと似たような感覚でコーディングできる、とされています。
↓ asu ansi2krのWebページはこちら ↓www.nabeta.tk
XSM(C言語風 Z80用クロスアセンブラ)
いわゆるZ80アセンブラではなく、既存のC言語やJavascriptライクな文法を使えるようにしたアセンブリ言語。今どきはこちらのほうが組みやすいという人も居るかもしれません。
↓ XSM のWebページはこちら ↓github.com
C++ 言語
xz80(Xbyak風 C++ Z80用クロスアセンブラ)
C++のクラスライブラリ「Xbyak(カイビャック)」風にZ80のコーディングができるライブラリ。MSX向けのバイナリ出力はもちろんのこと、MSX-DOSの外部コマンドも作成できます。
↓ xz80 のWebページはこちら ↓github.com
↓ Xbyak のWebページはこちら ↓herumi.in.coocan.jp
ccz80++(C++言語風 Z80用クロスアセンブラ)
C++言語風にプログラミングが可能な、クロスコンパイラ。MSX向けの開発も可能ですが、元々はZX SpectrumやAmstrad等のレトロPC向け。商用プログラムの作成で使用する場合は、作者へ相談してください。
↓ ccz80++ のWebページはこちら ↓ccz80pp.webcindario.com
ccz80(C言語風 Z80用クロスアセンブラ)
ccz80++の源流になっている、Cコンパイラです。これを発展したものが、ccZ80++。
↓ ccz80 のWebページはこちら ↓ccz80.webcindario.com
Pascal 言語
Turbo Pascal 3(Pascal言語の統合環境)
かつてBorland社からリリースされていたコンパイラとスクリーンエディタを備えたPascal言語の統合環境「Turbo Pascal」は、旧バージョンに限りAntique Software(アンティーク ソフトウェア)と称して2000年頃に無償配布されました。Turbo Pascal 3 の ver.3.02 まではCP/M-80用のプログラムも含まれていたため、MSX-DOS下でもPascalのプログラミングが無料で可能です。
↓ Borland社の旧Webページはこちら ↓web.archive.org
↓ Turbo Pascal 3.02のダウンロードはこちら ↓https://cc.embarcadero.com/Item/26016cc.embarcadero.com
MSXPad(Windows用 Turbo Pascal 統合環境)
MSXPadは、**Windowsで動作するTurbo Pascalの統合環境**です。エミュレータのopenMSXまたはblueMSXと連動させることで、コンパイル後即MSX環境で実行できる機能もあります。
↓ MSXPadのダウンロードはこちら ↓www.icongames.com.br
↓ MSXPadの解説記事はこちら ↓qiita.com
Visual Studio Code の機能拡張
MSX Z80(MSXアセンブラ)
MSX Z80 アセンブリのサポートを Visual Studio Code に追加する、機能拡張。
↓ MSX Z80 の Webページとインストールはこちら ↓marketplace.visualstudio.com
Z80 Assembly meter(クロックサイクル・バイトコードサイズ確認)
Z80のアセンブリソースコードからクロックサイクルおよびバイトコードサイズを表示する、 Visual Studio Codeの機能拡張。Z80 CPUを採用するMSXではいわゆるM1待ち時間が必要なので、この拡張機能はM1待ち時間も測定できます。
↓ Z80 Assembly meter の Webページとインストールはこちら ↓marketplace.visualstudio.com
↓ GitHub はこちら ↓github.com
MSX-Basic(BASICプログラムのシンタックスハイライト)
MSX BASIC プログラムを構文解析して色分け表示する、 Visual Studio Codeの機能拡張。
↓ MSX-Basic の Webページとインストールはこちら ↓marketplace.visualstudio.com
BASIC言語
MSX-BACON(ベーコン。BASICコンパイラ)
MSX-BASICのプログラムを解析し、HRA!さん開発のZ80コンパイラ「ZMA」でコンパイル可能なZ80アセンブルコードを出力します。ZMAで出力したバイナリは、BASICの BLOAD ,R 命令で実行できる!
↓ MSX-BACON(ベーコン)のGitHubはこちら ↓github.com
MSX0 Stack向けのIoT BASICやMSX3にも対応予定。MSX0はBASICコンパイラ「MSXべーしっ君」が標準搭載されていますが、IoT BASICには非対応なので…これは期待大!
MSXBAS2ROM(BASICコンパイラ)
MSX BASICのプログラムをマシン語へ変換してROMイメージで出力する、BASICコンパイラ。複数ファイルのインクルード、マルチプラットフォームのトラッカー「Arkos Tracker 2」の楽曲再生、メガROMへの出力に対応。書式が少し違う命令があります。
↓ MSXBAS2ROM のGitHubはこちら ↓github.com
CVBasic(BASICコンパイラ)
I just have released the C source code for CVBasic, my BASIC compiler for Colecovision/MSX/SG1000. I think it is pretty stable #retro #retrogaming #colecovision #msx #sg1000 #c #development #developer github.com/nanochess/CV...
— Óscar Toledo G. (@nanochess.bsky.social) May 25, 2024 at 8:00
MSX1のハードウェアスペックに似ているマルチプラットフォームのBASICコンパイラ。元々はアメリカのゲーム機「ColecoVision」向けの開発ツールで、新たにセガSG-1000とMSX1に対応。
CVBasicはMSX-BASICとの互換性は無し。CVBasicのプログラムをコンパイルしたZ80アセンブルコードは同じ作者開発のZ80コンパイラ「gasm80」で機械語化、ROMイメージを生成できます!
↓ CVBasicのGitHubはこちら ↓github.com
逆アセンブラ
hoja(ほおじゃあ。Z80用逆アセンブラ)
'90年代のパソコン通信時代にMSXで動作する逆アセンブラのフリーウェアとして公開されてから今もなお愛される、大場正輝さんが開発するZ80逆アセンブラの定番ツール。2017年にアップデートし、Windows・macOS・UNIXなどMSX実機以外のプラットフォームにも対応。
↓ ダウンロードはこちら ↓www.nabeta.tk
DiDA(Z80用逆アセンブラ)
↓ ダウンロードはこちら ↓hp.vector.co.jp
binutils-z80(Z80用逆アセンブラ)
各種Linuxでインストールすることで利用可能になる、Z80逆アセンブラ。
↓ 各ディストリビューションの binutils-z80 対応状況はこちら ↓repology.org
Ghidra(Z80対応・マルチCPU 逆アセンブラ)
↓ Ghidra のWikipediaはこちら ↓en.wikipedia.org
DASMx(Z80対応・マルチCPU 逆アセンブラ)
↓ ダウンロードはこちら ↓https://www.oocities.org/pclareuk/DASMx/www.oocities.org
その他開発ツール
asu ihex2bin(インテルHEX→バイナリ変換ツール)
インテルHEXファイルからバイナリファイルへ変換する、Windows用のアプリ。
↓ ダウンロードはこちら ↓www.nabeta.tk
MSX BASIC向け開発アプリ
MSX BASIC Viewer(オンライン BASICプログラムビュアー)
Webブラウザ上でMSX BASIC形式のファイルを閲覧できる、Webアプリ。MSXのフォントがWebフォント化されていて、本来は表示できないGRAPH文字も読める!
↓ Webアプリ MSX BASIC Viewer はこちら ↓www.minagi.jp
MSX BASIC VIEWER(オンライン BASICプログラムビュアー, jig.jp版)
Webブラウザ上でMSX BASIC形式のファイルを閲覧できる、Webアプリ。IchigoJamで知られる株式会社jig.jp 創業者&会長・福野泰介さんが開発。
↓ Webアプリ MSX BASIC VIEWER はこちら ↓fukuno.jig.jp
JatoBAS(オンライン MSX BASICシミュレータ)
Webブラウザ上でMSX BASICのプログラムをJavaScriptへ変換し実行できる、Webアプリ。いわゆるMSXのエミュレータではありませんが…どういう仕掛けで動くの!?
↓ Webアプリ JatoBAS のご利用はこちら ↓msx.jannone.org
asu bloadmake(MSX BSAVEヘッダ付加ツール)
MSXのバイナリファイルにMSXのBSAVEヘッダを付加する、Windows用のアプリ。通常のバイナリファイルはMSX BASICでデータを読み込むことができませんが、バイナリデータにBSAVEヘッダを付与することで、BASICのBLOAD命令で読み込むことができます。
↓ ダウンロードはこちら ↓www.nabeta.tk
拡張BASIC 見ながらお絵描きBASIC(MOB)
MSX1のグラフィック画面(SCREEN2)とテキスト画面(SCREEN1)を同居させるという、MSX実機用のアプリ。アドベンチャーゲームの製作を想定した設計。CMDコマンドによって機能拡張されており、BASICプログラムを組んで活用できます。
↓ ダウンロードはこちら ↓www.maroon.dti.ne.jp
bas2txt for MSX Basic(MSX BASIC中間コード形式←→テキスト変換ツール)
MSX BASICの中間コード形式からテキストに変換する「bas2txt」と、textファイルからMSX BASICの中間コード形式に変換する「text2bas」のプロジェクト。
↓ bas2txt for MSX Basic のWebページはこちら ↓github.com
asm2msx(Z80アセンブラファイル→MSX BASIC変換ツール)
MSXのマシン語プログラムをMSX BASICのDATA文(テキストデータ)へ変換し、MSX0 Stackのコンソール画面から本体へデータ転送するアプリ。microSDの抜き外しをしなくてもプログラムを転送することができます。
↓ asm2msx のWebページはこちら ↓github.com
MSXBas2Asm(MSX BASIC→Pasmo ASM変換ツール)
詳細不明。どういうこと!?
↓ MSXBas2Asm のWebページはこちら ↓launchpad.net