手結港可動橋を渡ってみた (original) (raw)

ロードバイクで四国一周した時に食したカツオのタタキの美味しさにビックリ! そしてやってしまった! 高知への初がつお遠征、お味に大満足。その後は、観光をすることにし、まず向かったのは手結港可動橋。可動橋が降下する時は、ほぼ無音で少し拍子抜けしました。今回はその手結港可動橋を渡ったお話し。

今までのお話しはこちら↓
出発
ジャンボフェリー
新船あおいを探検 その1 その2
小豆島
高松港から高知県へ
桂浜水族館 その1 その2 その3
国際色豊かな桂浜
長宗我部元親、高知市内中心部
お待ちかねのカツオのタタキ ←オススメ記事 カツオのタタキ美味しかったです。
待ってました! 高知のグルメ
→ 高知の路面電車で鉄分補給 その1 その2

koumuin43.hatenablog.com
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手結港可動橋が降下完了しし、通行規制をしていた遮断機が完全に上がって通行可能になりました。ちょうど、その頃家族連れも可動橋を見に来ていて一緒に徒歩で可動橋の歩道部分を歩くことになりました。家族連れは「えーー!道になってる。」って子供達は大喜び。ちょっとして変形ロボットを見るような心境なのかもしれません。僕は平静を保ちつつ心の中は「すげーな!」って言う感じでした。実際に渡ってみると1番、目についたのは舗装の違いです。橋梁の床板部分はあまり見ない舗装でした。舗装の骨材が通常使う密粒よりも、さらに小さく間隙もあまりない感じでした。僕自身、役人時代に道路の舗装工事の設計をやったことはあるのですが、こういう舗装材料は初めて見ました。ググってみると改質アスファルトの一種のように考えられました。高耐久という特徴があるようです。

実際の手結港可動橋を渡ってみる。舗装が違うことが分かる。

可動橋の銘板。

さて、徒歩で歩いた後は車で可動橋を渡ってみます。既存道路との隙間部分は、少し振動はありますがこれよりも振動が大きい橋梁のジョイント部分はあちらこちらにあるわけでそれに比べれば、充分許容範囲といえる段差でした。それにしても車で走ると一瞬で可動橋を渡ってしまいますね。この手結港可動橋の工事費はWIKIによると21億3千万円とのこと。B/C(費用便益比)的に少し疑問が残りそうですが、航空写真で現地の状況を見たら納得でした。この可動橋を止めて、既存の港湾の周りをグルッと回る道を拡幅するとなると20件近い住宅などに立ち退いてもらう必要がありそうですし、集落の大きさ的にそれをやってしまうと集落の存続の危機にもなりそうです。用地補償、建物補償、測量、登記費用、工事費などを考えると高架橋という選択にも納得です。ただ、可動橋の維持にもお金はかかるようで高知県の発注予定を参照すると、定期的に油圧装置の更新を行っているようです。それを考えるとどうなのか?という意見もありそうです。

可動橋を止めて既存道路を拡幅するとなると、たくさんの住宅が移転する必要があった。

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(手結港、香南市サイクリングターミナルへつづく)