風にまかせて~人と自転車が好きになる風輪日記~ (original) (raw)
11/1(金)のお話です。
この日も安定の寝坊助さん。
山まで行くほど時間の余裕はないので、荒川を流してお茶を濁そうと出かけましたが、結果的に「濁す」→「汚す」→「壊す」という話の流れになりました?!
荒川の左岸と東京スカイツリー
自分の体力とやる気を確認しながら芝川沿いを走って荒川に出ました。
荒川に出てからもロードバイクとして最低限のスピードは意識するものの、大して強度を上げるわけではなく、ブログ用に写真を撮りながら取り敢えず荒川左岸を南下。
前日に降った雨の影響で土手下は、土手の法面から滲み出た水で所々が濡れていてロードバイクを汚します。
左岸の先端までの7kmはTT区間で、気合いの入ったグラベルバイクが私を抜いて行きました。
追いかけるつもりではなく、触発され100mほど離れてから私もペースを上げていき維持できる強度で走ってみましたが、結局グラベルバイクに追い付くことなく左岸の行き止まりに到着してしまいました。強い方です…
(私が弱いとも言う…)
荒川の左岸の先端部
ここで折り返しますが、寄り道する事にします。
自転車関係の知人が春ごろに葛飾区の堀切でお店を開いて、行かなきゃと思ってまだお祝いの挨拶もしていませんでした。
荒川からも近いということで、この足で立ち寄ろうかと思います。
来た道を戻り、小菅の手前で中川を渡り「堀切菖蒲園駅」に向かって移動
線路沿いの小道にその店がありました。
控えめな店構えですが機能的なつくり
自転車ラックにバイクを掛けていると、ガラス越しに見覚えのある顔が笑顔で迎えてくれました。
知人と言ってもプロショップの店員だった彼にとって私は、昔ながらのお客さんの一人ですが
私には元のお店だけでなく、レースやファンライドでご一緒しているので信頼できるお仲間だと勝手に思っています。
いつもならコンビニや補給食で済ませるところですが、今日は奮発して「今日のおすすめ紅茶」をフレンチトーストとセットでいただき、柄になく「お洒落」なひとときを過ごせました。
美味しい紅茶とフレンチトーストで「お洒落時間」
綺麗な琥珀色だった紅茶にミルクを入れて濁してしまいました。
拘って淹れてもらった紅茶に、いきなりミルクを入れたのは失礼だったかな?と反省...
紅茶は庶民的なものから高貴なものまであり、陶磁器のポットにはカップ3杯分弱が入ってました。
フレンチトーストをはじめ、軽食が充実してますので補給ストップで利用できます。
軽食類は紅茶とセットで100円引きなのは嬉しいポイント!
しかもこの日11/1は日本紅茶協会が定める「紅茶の日」でもあったらしく、お店独自のイベントを開催中でした。
「けん玉」に挑戦して成功すれば更に値引きしてもらえます。
けん玉チャレンジは紅茶の日限定イベントでしたので、けん玉が得意な自転車乗りの方がいらしたらぜひ来年挑戦してみてください!
店のコンセプトが、《自転車のメンテナンスをしながら紅茶を楽しめるお店》ということなので
キチンとした設備とスペースがあって、軽いメンテナンスからオーバーホールまでこなせそうでした。
私みたいに中古や通販で、ロードバイクを買ってメンテナンス難民の方には救世主かと思います。
私も今度は仲間と来たいですねー
近くに来たら是非一度 ’’ゆいの壁’’ はいかがでしょう
www.cafe-de-huy.com
自分のバイクを観ながら至福の時
店を出て荒川に戻りますが、左岸が滲み出しが酷かったので右岸へ渡り北上します。
右岸は日当たりが良いのか滲み出しが少ないイメージで、実際そうでした!
岩淵水門
赤羽近くの岩淵水門で走行距離がまだ50km ほど、さっき食べたフレンチトーストのカロリーも消費されてない状況ですが、サイクリング的には腹八分目という感じでした。
彩湖に行って時間を潰すくらいがちょうど良いと考え向かってました。
しかし、どうにもそれすら気分が乗らず高島平から笹目橋で戸田に渡って帰宅することにします。
そんな半端な気持ちがトラブルを呼び込むんでしょう!?
土手の上に上がって、橋の手前にある車止めを通ろうとした時です。
車止めの向こうから一人の高齢男性が自転車から降りてこちらに向かって来るのが見えました。
車止めは人一人通る幅しかないので、かなり手前から減速してやり過ごそうと思いましたが、予想より男性が手間取ってしまってます。
私の方は上り勾配でフロントギアをインナーに変えたタイミングで足を止めてしまい、あろう事かクランクを逆に回していたようでした?!
まだ変速が終わってない状態で足を止めて逆回転は正気の沙汰ではできません!
そして男性が車止めを抜けるのを見計らって、全体重をペダルに乗せました!!
その瞬間、チェーンが落ちる音と同時にクランクが回せなくなりバランスを崩します。
落車不可避という場面、かろうじてクリートが外れて二次被害は免れました。。。
クランクがびくとも動きません!!
フロントのインナーギアとフレームの間に、横になって挟まってクランクが回らなくなるなりました。
普段は手で回せば戻ることが多いんですが、今回は無理に回そうとすればカーボンフレームに甚大な損害を与えそうです。
フレームを傷つけずに戻すには、クランクを外すしかなさそうです。
近くの自転車店をスマホで探してみると、かなり前に行ったことのある戸田の「フラシーボ」が最寄りでしたが、念の為電話をすると廃業していました。
戸田のバイクショップと言えば美女木に「Bike Plus」がありましたが、さすがに遠いとの判断で近くの自転車屋さんから手当たり次第に周りました。
勿論自転車に乗るわけにはいかず押して歩きます。
そうこうしてると、またもやスマホのバッテリーが無くなり、ここからは写真なし(スマホまだ買ってない)
普通の自転車屋さんではスポーツバイクの専用工具がないらしいです...
家に帰ればあるのでタクシーでも乗ろうかと考えつつ
結果的に2,3Km歩いて、4軒目のセオサイクルさんでクランク専用工具があり対応してもらえました。
左側のクランクを抜いたらチェーンが緩み簡単に戻せました。
幸いフレームは塗装が傷ついただけで破損は無さそうしたが、チェーンの捻じれが戻らず直ぐにまたチェーン落ちするのは明らかで
捻じれた部分を3コマ切ってもらって自宅までの応急処置をして頂きました。
自宅で復旧作業開始!
次の休日、曲がって外れたチェーンガードを元通りにしてその上から透明な保護テープ貼って補強しましたがどうだか?!
余っていたチェーンが丁度3コマあってラッキー笑笑
傷はほぼ見えませんが。。。
危うくまたフレームを壊すところでした。笑笑笑
もう次はないかもしれませんから、もう少し大切に乗らなくては
風にまかせて
合掌
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気を抜いていると、時間が過ぎるのが早いものです?
前回の記事からまたかなり間が空いてしまいました!
いきなり何ですが、埼玉県を代表する「山」といえば何でしょう?!
山登りが好きな方ならともかく、そうでなくても名前ぐらい聞いた事があるのは「武甲山」ではないでしょうか?
日本二百名山の一つで
テレビ番組「ぶらタモリ」でも紹介されるくらい地質学的にも興味深く、昭和を支えてたと言っても良い「お山」です。
「武甲山」は埼玉県に住んでいればだいたいの場所から見る事ができるかと思います。
私の住む場所からも奥武蔵の稜線の上に飛び出た、片側に鋭く尖って見える山容は特徴的で見つけやすい山です。
だったんですが!新しい建物に奥武蔵の稜線は消えて「武甲山」も見えなくなりそうです
ロードバイクを始めた頃は「あの山まで行ってみたいな〜」とか、自転車で上れるのか?と、少し憧れにも似た思いを浮かべていました。※自転車では上れません!
今では、ロードバイクでなら峠を越えて秩父側へ行くのは、そんなに特別なことではありません。
そして最近ですが、ロードバイクに乗るモチベーションが低いのが最近の悩み。
今年のヒルクライムイベントは群馬県榛名山の「ハルヒル」のみでした。
目標が無いとこうも堕落するのかと、自分自身に失望しています。
そんなある日、車で移動中に見えた「武甲山」に昔の気持ちがリンクして、あの山のもとへ行きたい気持ちがこみ上げて来ました。
そんな
10/17(木)の出来事です。
5:30am
この日、予報では1日中曇り空で最高気温は25度との事。
服装は夏のままですが、ボトルは1本にして山装備でウィンドブレーカーをサドルバッグに入れて出かけました。
珍しく早めに目が覚めたので、時間的に余裕がありました。
不安な事と言えばスマホのバッテリーくらいですが、ライト兼モバイルバッテリーを持参し対策ずみ。
以前ガーミンのライブトラックが、スマホのバッテリー不足で通信せず、天候が悪くなって奥ちゃんに心配かけてしまいました。
そんなんで、時々は居場所くらい「X」で報せろとキツく言われてまして…
(新しいスマホ買ってくれ〜)笑
東の空
西の空
荒川から見て東の空は明るくて、たまに雲の隙間から光のハシゴが出現‼️
その一方で今から向う西の空が...怪し過ぎる。
まあ多少の雨は覚悟の上で気温さえ予報通りなら問題なしと、怯むことなくペダルを回しました。
うっすら見えた「天使の梯子」
今回も川越の市街戦を避け、入間川CRで大きく迂回するルートで飯能まで
少しまばらなコスモス畑(狭山市)
入間川の風景
入間市の豊水橋から一般道に出ると路面がウェットになり、もう降った後かと思っていたら「ポツポツ」?!
気にせずにいると「シャーッ」!!と激しくなって、一頻り濡れます。
まだ気温が上がっておらず体温が低下する不安を感じたので、山の天気を雨雲レーダーで確認すると止みそうなので継続して進みます。
飯能では国道を避け、敢えて市街をショートカット。
平日のR299はダンプ等の大型トラックが多くて...
山が近づくにつれ、いつの間にか山の向こうに青空が見えてきました。
気分を上げて本日1つ目の峠を上ります。
楽なようで楽じゃない「山伏峠」
188W/19:13でPRでした。我ながら「えーっ」!?ってなる。
距離は短いけど斜度はまあまああるんです。
この先の分岐を曲がって「奥村茶屋」で「ジンギスカン丼」にしようか、そのまま秩父方面に下って道の駅「芦ヶ久保」で、前に食べた「わらじカツと味噌豚のハイブリッド丼」にしようかと悩みながら下ってくと...
分岐する道に「通行止め」の看板とバリケードがあって、ジンギスカンが夢と消えます。
崖崩れらしい⁉️
R299と合流してからは下り坂を全力でペダルを回しました。
国道とは言えあまり広くない峠道なので、大型トラックが自転車を抜けなくて渋滞しちゃうんです。
この日は前の乗用車がゆっくりだったので追いついてしまい、後ろを着いて走りました。笑
(信号スタートで離され焦る事も...)
人気がない道の駅「芦ヶ久保」
そんなこんなで道の駅「芦ヶ久保」到着〜
意気揚々と自転車を止めてレストランに近づくと、嫌〜な予感しか…(店内が暗い)
もしや定休日なのか?!いや違う!
まだ営業時間前でした。。。
「わらじカツと味噌豚のハイブリッド丼」もまた幻と化しました!
開店時間の11:00まであと1時間ですが待つ気にはなれず、横瀬まで下って来て赤信号で止まると左手に突如現れてのは「武甲山」じゃ~あ~りませんか♪
もっと近くで見たい衝動に駆られて「登山口」と書かれた道に逸れて行きます。
かつて日本の高度経済成長を支えたのが秩父のセメントで、その原料が武甲山の石灰だったということです。
その採掘で人工的に荒々しくも整然と削られた容姿に、何故か惹きつけられてしまいます。
しかしやはり採掘現場や工場に向かう大型トラックが頻りに通っていて道幅も広くありません。
ふと見ると、小高い丘が右手にあって上れそうな道を発見し思わずエスケープ‼️
その急な坂道の途中で、何とも言えない景色が目に入って立ち止まってしまいました。
「田んぼ」「線路」「武甲山」それだけでも良かったんですが、自転車で上ってる最中に偶然にも西武鉄道の古い列車が通って絵葉書みたいだったもんで笑笑
国道から見えた「武甲山」
坂の途中で...
「武甲山」を満喫して目的の半分を達成できましたが、お腹の虫が不満足です。
横瀬町のローソンで食欲を満たそうと更に下って行きました。
秩父と言えば、食肉の宝庫で美味しいお店が多いのに何でまた?!
しかし私にはLAWSONのクーポンがある!!
こうなれば節約に走るしかないのだ〰笑
しかしここでまた衝撃がはしりました。
無事にクーポンをレジで出したところまでは良かったんですが、スマホ決済をしようとした途端に画面が消えました!さっきまで40%だったのに...(最近このパターン多いんです)
いきなりバッテリー切れです。「早い!早すぎる‥」(埼玉ギャグ)
内心焦りましたが、努めて落ち着いた態度で現金支払いを済ませ、駐車場の片隅で食事しながら持ってきた計画通りモバイルバッテリーで充電開始。
食べ終わって再起動してみたら…6%??あれれ…
充電したはずのモバイルバッテリーが未充電だったわけです。
「コレでオワタ」
このままだと奥ちゃんに叱られる未来えしか見えません。
ダメ元でモバイルバッテリーとスマホを繋いだ状態でポケットにしまい2つ目の峠を目指します。
「県民の森」こと「丸山林道」です。
総距離10kmの斜度の変化が激しい峠で、山頂部に埼玉県「県民の森」があります。
165w/45:42でPRでした。(どんだけ~⁉️)
ゆるゆる上ったのにPRだったとは、ある意味で衝撃です。
間違いなのか?それとも過去のコンディションが悪過ぎだったのか?
確かにいつもより今日は元気ではありましたが、165wは低い。
途中の眺望がほぼないのが丸山林道で、ひたすら集中して上っていると駐車場が見えて「県民の森」到着です。
試しにカメラ起動したら奇跡的に撮れました。
スマホを再起動したらわずかに充電できたのか、カメラが起動して奇跡の一枚「パシャ」
これを最後に、スマホは完全に沈黙しました。
このまま「奥武蔵GL」をしばらくの間縦走した後、八徳線を下ります。
国道299には出ずに風影線を上り返して「GL」に戻る予定でしたが…
風影線に曲がる直前で工事「通行止め」です!
無機質な表情の警備員に迂回を促され曲がった道がまた、いきなり激坂でアウターギアのままで入ってしまい仕切り直しを余儀なくされました。
迂回路は、一旦R299まで出て反対側から回り込む感じで戻り風影線へ
最後の峠は「顔振峠」
GL合流まで上り「顔振峠」には行かず「一本杉峠」方面に進み笹郷線から越生に下って帰ります。
途中でスマホを充電できそうなコンビニやマックを覗いて見ましたけど、コンセントはあるものの手持ちのUSBで直接充電できるようにはなってませんでした。
とはいえ、今回も予定より遅くなりそうなので奥ちゃんに居場所と無事を知らせなければと公衆電話を探します。
ところがまあナイナイ!
昔は、至るところにあった公衆電話がことごとくありません。
やっと見つけたのはいつも立ち寄るローソン戸守店「トモロー」でした。
緑色のテレカが使えるタイプは、昔よく使ってた記憶があります。
財布に10円玉が5枚ありましたので、56秒/10円×5=4分40秒の通話ができるはずです。(自分調べ)
※最近の若者は、お釣りが出ない事を知らないらしいです。
1回目➡️「ピーツプルルルルー」FAXの音?番号間違えたらしい💦
2回目➡️留守番電話になったので「もしもし」と呼んでみたが無反応なので一度電話を切る
3回目➡️もう一度かけて留守番電話に帰宅時間だけを告げておきます。
留守電であれ一応は伝えられたという認識でコンビニの駐車場をでようと自転車に跨った時、一人の事務員風の女性に呼び止められました。
少し慌てた様子で車から降りて近寄ってきて「スマホを貸しましょうか?」と言ってくれました。
私が公衆電話と格闘していた様子に、何かを察してくれたようです。
彼女自身もロードバイク乗りで、同じように困った経験があってのことらしいです。笑
なんとか用件は済んだので大丈夫と伝えお礼を言って駐車場を出ました。
ロードバイクを通して、また人の優しさを感じました。
さっきかけた電話番号に違和感を感じながら走っていました。
何か違う、何かが引っかかる?
そして本当の電話番号を思い出し、さっきの電話番号の間違いに気づきました‼️
しかも伝言までいれてしまって...
これはヤバイぞ~と、また公衆電話を探しながら走りましたが見つけられずに荒川へ
当たり前ですが荒川に公衆電話などありませんので、結局近所の郵便局で発見‼️
ラスト20円で思い出した電話番号へかけると、奥ちゃんが出て一安心。
ですが、かなりご立腹なので手短に状況説明を試み帰宅許可を得ました?!
距離より上昇量が稼げて良かった。#倶楽部弐千米
今回も、トラブルあっても怪我はなく9時間ちょっとで帰宅となりました。
早いとこスマホ買おう笑笑
風にまかせて
合掌
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ご無沙汰です。
前回の記事から一月ばかり間が空いてしまいましたが生きてました笑
体重増加を食い止めようと2回ほどライドしましたが、どちらも最後まで保たず体力低下しか感じない散々な結果でした。
ではまず今回は
10/12土曜日の出来事です。
ライドの方も前回が9/7だったので一月以上空いてしまいました。
この日はT山さん主催のT塾が有りましたので、「ゆるライド」を期待して参加💦
流石に一月以上ロードバイクに乗っていないのは私ぐらいでしょうから、足手まといにならないか心配です。
そんな心配とは裏腹に、
「今日乗らなきゃ何時乗るか!?」ってぐらいの青空の下で気分は上々↗↗
脚がフレッシュな分スタミナが問題になりそうなので、補給食多めに持参して臨みます。
羽根倉橋6:00
集合場所にはT山さんとO安さん、K野さんがすでに待っていました。
O安さんはグラベルロードでの参加!?
予定の6時になり4人で最初の休憩ポイント「物見山」を目指しスタート!
荒川の右岸を進むと、以前は工事で迂回していたR16の先が開通していてそのまますすめました。
入間川CR入口でH野さんが待っているかと期待しましたが姿がなく、通過した先の入間TT区間北側の信号から合流してきました。
ここまでは比較的のんびりペースでしたが、信号のタイミングで先にいってしまったT山さんが「逃げ」てこちらが「追走」する形になると一気にペースUP⇧⇧💦
T山さん吸収後も何故かペースが落ちずに物見山到着です。
物見山では5人で休憩。
休憩中、「弓立山」の山頂に行く途中にあったゲートが無くなったらしい!という話題に…
弓立山にはもう少しで山頂という場所に、単に車両の通行止めと言う割には大袈裟な鉄の門扉があり自転車は降りて通過してましたが、それが無くなったという「噂」で、更には山頂部に展望台やデッキまでできたとか?!
ならば確認しなければ!
と、目的地を「弓立山」の山頂に変えて御一行再スタート!
3年前にあった弓立山のゲート
いつもの越生方面から来てゴルフ場の中を通るルートですが、ゴルフ場のアップダウン中は背中の方で聞こえていた話し声がいつの間にかしなくなり、気になって振り返ると誰の姿もありません。
何かのトラブルかと思ったけれど、人数が多いので大丈夫だろうと脚を止めずに弓立山を目指しました。
ゲート手前まで来ると、桜の木があるカープ付近で中東系の若い女性二人がいて何かを指しながら記念撮影中‥
こんなところで何を?と思いよく見ると、大きな蜘蛛の巣を指して笑顔のお二人 笑
その近くには「長野」ナンバーのレンタカーが止まっています!
そういえば、最新の都道府県魅力度ランキングで埼玉は46位だったらしいのですが、
SNSで知ったのか?弓立山からの絶景を見に来てくれたのかな?と想像しつつ
その場は素通りしてゲートに行くと…
あれれ???
以前と何ら変わらぬ鉄製門扉が道を閉ざしていました。
ここは一旦下って後続と合流してからまた戻ることにします。
戻る際に先ほどの女性二人と目があったので「おはようございます」と声をかけてみました。
すると、間髪を容れず笑顔で「おはようございます」と流暢な発音で返ってきてプチ国際交流に少し感動。
その場から更に下って行くと3人が上って来るのが見えて一安心。
まだ一人が遅れているが問題なしとの事で、ゲートがまだ有った事と女性二人の話をしながら4人で山頂まで行くことにいます。
同じ場所にまだ女性二人がいたので、山頂には行かないのか尋ねてみると
今度は無言の塩対応でした。。。それもまたやむ無し笑笑
ゲート脇から中に入ると1kmほどで山頂に到着。
すると噂の真相に出会いました‼️
立派なバイオトイレ
展望台のウッドデッキには有料の双眼鏡があるとか!?
遠目ですけど、噂の半分は本当なのが確認できて目的は完了です。
詳しく知りたい方は下のリンクから
https://www.tokigawa-kankou.com/news/20240515-1957/
しかし山頂はここにあらず。
隣りにある丘が標高427mの最高峰であり、いつもの撮影場所でもありました。
ほどなく最後の一人が到着して、しばしの歓談タイム。
ここが定位置
南側の越生町方向
北側は小川町方向
東側は遠くにさいたま新都心や、東京スカイツリーが見える事も⁉️
〈ポッポの豆知識〉
この山は427mの低山ながら関東平野を一望できるとハイカーにも人気が高い山です。
以前の記事でも書いた気がしますすが、「弓立山」の名の由来は
天慶8年(西暦945年)に同じときがわ町にある慈光寺の四囲境界を定めるため、その当時「龍神山」と呼ばれていたこの山で武蔵国司だった源経基が蟇目(ひきめ)と呼ばれる秘法を行い、矢を四方に放ったのが起源です。
山を下りて帰路につきます。
少し物足りない感じもしますが今の私には十分です。
帰りは途中の川島町「表」のローソンで休憩を入れましたが、ローテーションで先頭になる度に疲弊するのを感じて当初の予測通り脚がスカスカになりました。
羽根倉橋からはO安さんとしばらくご一緒しましたが、タイヤ幅40mmもあるグラベルロードで最後までペースが落ちなかったO安さんとはまったく対象的な私でした。笑笑💦
彩湖の管理橋
風にまかせて
合掌
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朝夕爽やかな日が続き、やっと涼しくなった〜!?
な〜んて思っていたら何のこと?まだまだ残暑厳しいですね💦
9月第一週目は個人的に三連休でしたが、土曜日の「S塾」を寝坊によりDNS‥
日曜は日曜日で、彩湖練&カフェという選択肢もありましたが、今回は自分のペースで走りたくて一人’’山’’へ行く事にしました。
勿論、仲間と走る方が倍楽しいんですけど...自由気ままに一人で走ることを選択。
つくづく自分を取り巻く自転車環境は恵まれているなぁと感じるとともに、声をかけて頂いたN澤さんには感謝です。
9/7(日)の出来事です。
土曜日(前日)寝坊した背徳感で、その分もしっかり乗りたいと考え早めに就寝‥したものの翌日の天気の事もあり行き先とか色々と考えていたらなかなか寝付けませんでした💦
5:45am出発
目的地は「奥武蔵グリーンライン」のどこか!?で鎌北湖スタートと決めました。
午後からは天気が不安定になりそうなので、午前中にある程度上っておきたいところです。
日曜日の朝ということで、とりあえず一般道で荒川を目指し移動開始。
ひょっとしたらと思い、羽根倉橋を渡り山練の集合場所を通過してみましたが誰にも会わないまま荒川右岸ルートで北上します。
気温はまだそれほど高くなかったんですが、思っていた以上に湿度が高く暑苦しいです。
これから先、お天道様のご機嫌次第では地獄になりそうです。
上江橋の西からアプローチ
入間川を渡り再び荒川右岸へ
走ってる途中で鎌北湖へ行くなら上江橋を渡らず川越市街を抜けて行く方が近かったのを思い出しまいたが、走りやすいのでこのまま入間川CRへ
道を少し間違えてしまいましたが、新しい発見もありました。
”時の鐘”がモニュメント「川越橋」
<>
奥の壁に「三十六歌仙額」という国指定有形文化財のレプリカが飾られてました。
「初雁橋」から県道15号川越日高線に出て県道30号で毛呂山町方面、旧道を左折して鎌北湖に到着です。
川口の自宅から60kmと最寄りの山としては当たり前の距離ですが、最近加齢とともに来る頻度が低下しているのは否めません。笑笑
「鎌北湖」
少し休憩してから奥武蔵GLのクライム開始。
ここ鎌北湖から定峰峠の間には11の峠を経由する30kmのルートで、最大標高の大野峠は9番目に通ります。
山の中は予想通りの涼しさで、頑張ったりしなければ気持ち良く上ることができました。
尾根沿いの林道ですが9割くらいが木陰です。
この山影のどこかに富士山があるはず!?
<>
アップダウンをの繰り返しながらも標高があがります。
2番目に高い「苅場坂峠」818m
GL最高地点「大野峠」855m
道なりに進めば「県民の森」のある丸山林道でを下って埼玉県の奥座敷「秩父エリア」へ
右に曲がると自転車の聖地「白石峠」を経由して目的の定峰峠までほぼ下りです。
少し前から空腹感がありましたが、今回はGLを逸れ白石峠の少し先にある「堂平山天文台」でランチにしようと決めていましたので、空腹を我慢し上り返しも頑張ってペダルを回しました。
結構下って行きます。
上り返し途中にパラグライダーの出発地点
今までは奥武蔵GLから外れた場所というのもあってあまり気にしていなかったんですが、実はこの場所の標高が**大野峠をも上回る”876m”**もあることがわかりました〜笑笑
白石峠が760mだから116mも上り返してたとは...
何度も来ていて初めて知りました。
青い車の移動販売車
さて、お目当ての移動販売店もあって一安心しましたが、店主の女性が言うには「天気が悪そうだから今日は来るのに迷った」とのこと。
言われると確かに目の高さまで分厚い雲があったりして、微妙な空模様でした。
濃いめのブルーベリーミルク、ソーセージとコールスローサンド、おかず4種 全部合わせて510円
微妙な天気にも関わらずお店を出す決断をしてくださっただけで有り難いのに、今年最後の収穫で地元の生産者から安く頂いたからとブルーベリー濃いめで更にお値引きして 200円とは!!女神様ですか!?
しかも安定の美味しさで、頑張って来た甲斐があったというものです。
11月いっぱいまでここに来てくれるらしいので、私も日曜日にはまた来たいですね~(土曜日も営業日だったかな?)
ようやくお腹が満たされ人心地になりました。
目の前にある雲がゆっくり動く様が面白くて、しばらくの間時間を忘れてましたが
午後の天気が気になって再スタートします。
11:10am
長いダウンヒルの始まりです。
と思ったけど「やっちん茶屋」で恒例の”ガリガリ君”を食べて夏を惜しみます。
目的の「定峰峠」まで下りてきて獲得標高を見てみると、あと300m程で2,000mになりそうです。
最近シュンさんのブログで倶楽部弐千米(クラブ2000m)というのをされているのを知り、機会があれば私も真似をさせていただこうと密かに目論んでおりました。
「あと300m‥」 意識しながら走り続けます!!
**定峰峠**は秩父市と東秩父村の間にありますが、帰るなら東秩父村に下らなければなりません。
しかし、久しぶりに行きたいところがあって秩父側へ下りて行きました。
途中にある「林道定峰線」に偵察がてらに期待半分で行くも、1kmも行かずに通行止めでした。
入口は問題なしなので...♫もしかしてだけど~♪と行くと
風情豊かな林道はお気に入りでした...が
♫やっぱ通行止めなんじゃないの〜?
てことで引き返しまして、戻った道を更に秩父側へ下って行きました。
今考えると、定峰峠を上り返せば良かったと思います。
何故かと言いますと、諸事情あって残った選択肢が最大勾配20%とも言われる通称「ポピー坂」こと「二本木峠(西側)」しかないからでした。
もう一つおまけにこの坂は、ポピーが一面に咲くことから「天空のポピー畑」とも言われてますが、今はただの草原と化している日陰のない灼熱地獄なわけです。
更に悪いことは重なるのが世の常とあって、さっきまで雲に隠れていたお天道様が出てきてさあ大変!
本領発揮で殺意を感じるほどの暑さと、急勾配にゆっくり上っていても心拍数MAX‼️
あまりの辛さに危険を感じて、人生初(たぶん)の足つきです。
たかだか3.22km324m↗で2回ほど休憩してやっと上りきりました。
途中で見つけた日陰ゾーンで休憩中
とりあえずここで上り区間終了か?
ここでガーミン先生に獲得標高を尋ねると???
1930m!?って、どういう事でしょうね〜笑
計算ができないのは先生の方でしょうか?私?私の方ですよね笑笑
せっかくなので彩の国「ふれあい牧場」に行きましたが、名物のソフトクリーム屋さんと野菜の直売所しか営業してませんでした。(以前はうどん屋がありました)
頭痛がするので長居は無用と下山開始!
牧場なので「牛」は抑えておきましょう!
下って合流する県道11号は定峰峠から来る道です。
突き当りの公衆トイレの水道では、水をもらって頭から浴びると頭痛が治りました。
熱中症の初期症状なのでしょうか?いつも同じように頭から水を浴びると頭痛が治まります。
今更ですが、サイクリストにとってボトルの冷水は命綱みたいなものですね~
夏はやっぱり、真水と飲料水のWボトルがマストです。
小川町まで下りて来ましたが、あと70m稼がなくては帰れません‼️
最後は「松郷峠」に想いを託して上ります。
松郷峠はこの辺でも標高が低い峠で、ときがわ町への通過点みたいな峠。
勾配も緩く疲れた脚でも難無く上れて...結果は?
2、262mで達成しました〜笑笑
あとは帰るだけです。
しかし暑さというより、ムッとする湿度の高さでコンビニに2回も避難と補給ストップ。
思わぬところで時間を消費してしまいましたが、空模様はまだ大丈夫そうに見えます。
見上げた空にパラグライダーたち
向かう方向に変な雲が
ところが!!
荒川CRを南下中に前方の視界には低くく垂れ下がる何かが?!
またアイツです。前回から続けての遭遇です。
入間TT区間になった途端に強風になって、自転車ごと押し戻されそうでした。
上江橋まで残り半分のところで激しい雨になりましたが、ひたすら橋の下を目指しました。
風が暴れてるようでした。
前回と同じ橋で雨宿りするとは
橋の下にはすでに先客のサイクリストがいて、私と後からきたもう一人の3人が同じ橋の下でしばし雨宿りです。
遅くなると思い自宅に連絡しようとしたらスマホの調子が悪いのか、だいぶ前に送ったメッセージが未送信?!
バッテリーの低下かと思い充電しようとすると今度は、スマホの接続部分が濡れていて充電が出来ません!!
そんな私の様子をご覧になっていたのかご同輩の方が「良かったら電話貸しましょうか?」とお気遣いくださいました。
お気持ちだけ頂いて遠慮したところ
「雨は数時間止みそうもないですね」と雨情報を調べて教えていただきました。ありがとうございます!
それを聞き、自宅が近いというもう一人のご同輩の方は雨の中へ消えて行きました。
私もここに居てもしばらく変化は無いと思い、雨音が少し弱くなったタイミングでこの場を後にします。
最初こそ濡れましたが、進むにつれて雨の音が少しずつ静かになったかと思うと、対岸の雲の隙間から陽射しが見えて「天は我に味方した!」と思ってしまった瞬間でした。笑笑
陽射しが雲か
スマホが通信不能だったので位置情報を共有できるガーミンのLiveTrackが機能しておらず
(飯盛峠の山中でずっと動かず更新されないままだったので奥ちゃんの脳内で私は山道を下っているときに自転車ごと滑落→クマの餌食?になっていたらしい)
自宅に着くなり、奥ちゃんからお叱りを受けたのは言うまでもありません。。。
風にまかせて
最後まで読んでいただきありがとうございます。
その後しばらく私のスマホはモバイル通信ができない状態でしたが、Wi-Fi環境で機能していて気づかずいました。
再起動したら戻りましたが、年代ものの4Gはもう時代遅れなのでしょうか?
おじさんはついていくのが精一杯です笑笑
合掌
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8/22(木)のお話です。
ブレーキ問題が解決したことですし、晴れてスコット号で行けるところまで走ってみよう!
ということで、どうせなら昨年に時間切れと体力不足で断念した**渋峠**を目指そうと決め早めに就寝。
しかし前日、無駄に寝過ぎたせいで昨晩はなかなか寝付けずにいた結果!?
朝4時の予定が、家を出たのは6:10でした。笑
しかも天気は、生憎の空一面に雲。
遠くには灰色の低い雲も見えていて、これから行く方向に来ないことを願いながら荒川に向かいます。
しかし、荒川に架かる上江橋を渡る途中で雨粒が顔に!
次第に雨足が強くなり、500mほどを濡れながらサイクリングロードまで行き橋の下で雨宿り。
上江橋の下で雨宿り中
雨雲レーダーは間もなく止むとおっしゃっています。
予言通り15分ほどで雨が止んだので再スタートしましたが、路面がウェット過ぎて水を巻き上げるのが嫌でスピードを抑えて進みます。
そして桶川のホンダエアポートを過ぎた辺りから、今度は雑草に進路を阻まれ更に減速。
これはまだマシな方でした!
この後更に雑草が道路を塞ぐように横たえて、車輪のハブやディレイラーに巻き付いてきました。
2回ほど止まって掃除と洗車をする羽目になり、時間を消費していきます。
「吉見の桜堤」
ここまで来てやっと雑草から解放されました。
この日は、最近にしては珍しいくらい涼しくて、そんな意味では走りやすかったようです。
大芦橋を反対側に渡り熊谷市へ
薄々お察しかとは思いますが、この時点でというより朝寝過ごした時点で「渋峠」は時間的に諦めるしかありません。
ワンチャン狙って最短ルートでここまできましたが条件が悪すぎました。。。
荒川を外れ、コンビニに止まって補給しながら目的地を考えることにします。
山の方角を見れば雲に隠れてしまっていますので、利根川辺りが有力候補。
なのでルートを変え、同じ群馬県でも渋川を目指し熊谷市内を一直線に利根川まで移動。
刀水橋から利根川サイクリングロードに入り、ひたすらに北上…
坂東大橋を渡ると群馬県伊勢崎市。こっち方面を走るのが久しぶりすぎて懐かしく感じます。
五料橋で再び右岸に渡ればもう渋川まで一本道!
でしたが、久し振りすぎてミス連発!?
注意していれば道路標示や看板があるんですけどね〜笑笑
「群馬県県庁」
しかし利根川に入ってからが長いことったら
途中で赤城山でも上った方がブログ的に良いかも?と思ったりしましたが、帰り道の体力が不安になり断念します。
こうなったらせめて、平地の最果ての地「関東平野の最北端」渋川までは行かないと自転車ブロガー失格だろうと、柄にもなく変な使命感で走り続けます。
写真は帰路で撮影し、右が「大正橋」
大正橋で一旦自転車道は途切れます。
今までここが終点かと思ってましたが、もう少し先まであるらしいです。
丁度お昼時ということで、近くのローソンで食事と帰りのドリンクと仕込んでから来た道をもどります。
サイクリングロード脇の牧場に珍しく馬がいたので止まってウマさんにご挨拶。
「こんにちはー」
私の故郷(北海道・日高)では珍しいわけではありませんが、綺麗な馬体を観ていると飽きません。
帰りも思いのほか脚がよく回り、良いペースで走っていました。
工事の誘導のオジサンが気持ちよく合図してくれたので、気を良くして挨拶して通り抜けましたが、見覚えのない景色に???
今朝方渡った五料橋を通り過ぎてました💦
鳥川との合流で中洲になっている道は180度の折り返しになっているので気が付きました。
10年前の初めて通った時も同じように異変を感じたのを思い出して、一人苦笑い。
戻って来る私を見て、さっきの誘導のオジサン(年上かは知らんけど)が変に想うかと思い、「道を間違ってしまった〰️」と言うと笑ってくれました。
「刀水橋」まで戻ってきました。
手持ちの補給食でエネルギーを補いますが、気温が上がってドリンクが不足していました。
体力も急激に落ちてきたので、早めにドリンクや冷却水(身体用)を補充したいところですが、この辺りはサイクリングロードを出ないといけません。
行田市の利根大堰までヘロヘロで走って、「緑のヘルシーロード」の入口にある公園の自販機でドリンクを補充。しかし水道が止まっていて冷却水が入れられませんでした。
「緑のヘルシーロード」は、川口市まで繋がる見沼代用水路沿いの54kmに及ぶ自転車と歩行者用道路で、埼玉県民のマスコット**コバトン**が終点までナビゲーㇳしてくれます。
「鷺沼公園」では、トマト補充でパワーアップ笑笑
マジでロングにはトマトが欠かせません。
後半に失速しましたがいつものことで、特に問題もなく少し暗くなって「終点」到着です。
54kmポストの**コバトン**を撮り損ねましたけど、今回も無事の帰宅となりました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
風にまかせて
合掌
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ブレーキレバーが壊れました‼️
先に結果を言うと交換するしか手がありません。
最初はすぐに直ると思って記事でも触れていませんでした
最初に兆候があったのは6/22のグループライドでのこと
その日最後の長い坂道を下り終えて越生町の「梅の里」での休憩後でした。
サイクルラックから自転車を持ち上げて外したあと、ハンドルの左のブラケット部分に手を添えた時です。
指先がヌルっとして、さすがに少し焦りました。
それは透明な(実際は薄いピンク色)液体で無臭のものでブラケット付近となれば、正体はブレーキオイルが濃厚です。
ハンドルバーを交換した時のジョイントが緩んだのかも?と、その時は考えてフロントのブレーキローターにオイルが付着しないように拭き取りリアブレーキ(左ればー)の使用を控えめにして帰宅したのでした。
後日のメンテナンスではブラケット部分のジョイントを増し締めして、指定のオイルを継ぎ足しエア抜きをして次のライドに備えました。
7/20はS塾の山練の日でした。
前回からだいぶ間が空いていたのに、メンテナンス後の試走もしていなかった事をすぐに後悔。
家を出て間もなく、フロントブレーキから甲高い音が早朝の住宅街に響き渡りました。
ブレーキローターも脱脂したんですけど、どうしたことだか?
仕方無くリアブレーキを多用せざるを得ない事になりました。(住宅地限定です)
その後それが原因なのか?ライド中盤に早くも左手の指先にヌルっとした感覚があり、まだ油漏れが直ってなかった事で酷く落胆 orz
たまたまこの日は他のメンバーにもトラブルが多発していたこともあり何とか気を紛らわせつつ過ごしました。
とはいえ、ことは深刻さを増しているのは事実で
自宅近くに戻る頃には、リアブレーキはスカスカになっていて悪化しているようでした!
STIレバーを交換するしかない!
という、一番恐れていた結果です。
何でって!?Di2+油圧のST-R8070は修理ができないようで
新しく買い替えるしか手立てがありません。
サイトで調べると、ST-R8070(左)の価格は3栄一くらい?
‥のまえにST-R8070は既に生産終了となっているので在庫があるところは
ほぼ皆無!
中古やオークションで探してみたものの
外見だけで不具合がないか判断することがいかに困難であるか分かった今となってはなかなか手が出せません。
互換性があるST-9170やGRXだと左右購入する必要性があり価格面も考慮するとすぐには決められず時間だけが過ぎていきました。
それでも今はまだオイルがじんわり漏れている程度なので、「だましだましで乗れないこともない」とも思ったのですが…
家の奥ちゃんが「そのうち爆発するかも!!」だの「そんな危ない状態で走ったら周りの人も巻き込んで大変なことになる!!」とか大袈裟な事を言ってSTIレバーの問題が解決するまでSCOTT走行禁止令が出されてしまいました。
そんなある日、幸運なことに新品未使用という物件を見つける事ができました!
ただ、やはり本来とは違うGRXのコンポーネントから互換性のあるST-RX815です。
左右セット購入は不可避でしたが、最安で購入できました。
届いてすぐに検品作業をしたところ、右レバーは文句なしの未使用。
しかし左レバーに関しては一見したところ新品のようですがカバーを外してみると残念ながら使用したような形跡と付属品に不足がありました。
付属部品とはDi2のダミープラグと油圧ケーブルのジョイント部分に嵌めておくネジ状の蓋で、その中には明らかにオイルが入っていたような形跡が…
すぐに売主の方に連絡したところ、何やらその方も元々の持ち主ではなく把握していなかったとのことで謝罪と返金対応を申し出てくれました。
相手様の事情を聞く限り悪意は無さそうでしたし私としても早くSTIレバー問題を解決したかったので、「このまま使用させていただきます」と返事したところ
「取り付け後でも何か問題がありましたらご連絡ください」と言っていただき対応は良かったのでとりあえず一安心。
結果的に左レバーに関しては新品未使用ではなかったため不安はありましたが他に問題ないことを祈りつつ取り付け作業開始!
装着前の儀式は計量です。
外したST-R8070は、185g
これから装着するST-RX815は191g(+6g)
左右で12g増量でした〜笑笑
数日後
やっとこさ装着できたので山へ行こうと向かう途中でDi2がバッテリー切れちゃいました。。。
ギアがF50‐R23の固定のままですが、気を取り直して荒サイへ
電気系統の動作確認はできていたので、ブレーキ系統が問題なく作動してくれるかを確認したいところでした。
しかしながらギアが軽い軽い!
30km/hだすと、ケイデンス105〜110rpm💦
平地ばかりだしブレーキのテストには不十分でしたが、特に問題点もなかったので帰ってから相手様に報告して取引を終えました!
これでやっとブレーキ問題から解放された〜
ところでGRXシリーズは、グラベルロード向けのコンポーネントということで軽量化にはなりませんでしたが、油圧ディスクブレーキに特化したデザインと剛性感に加え、ブラケット先端部分のスイッチが内側にあることで操作性も良く、より自然な感じになったので満足度が高いです。
これからまだ残りの夏を、遠慮なく楽しみたいですね。笑笑
風にまかせて
合掌
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8/11の続きです。
全員で記念撮影をした後、「下山グルメ」組とはお別れです。
私の予想より人数が減りましたが「都民の森」から東京都最高地点「風張峠」標高1,147mまではもう少し上らなくてはなりません。
「柳沢峠」組はN尻さん、Y木さん、H川さん、S塾長、私の5名。
「風張峠」では、特に何かするわけでなく止まらずに奥多摩周遊道路を下って突き当りまで来ましたしたが、先に行ってしまったS塾長とH川さんの姿がありません!
この突き当りを右へ行けば、普通に丹波山村を抜けて柳沢峠までは約27km。
私はてっきり2人は右へ行ったのだろうと思っているとN尻は躊躇なく左へ。
Y木さんもそれに続いて左へ曲がって走って行きました。
左へ行く事がどういうことなのか察した私は、帰路も自走であることを理由に1人で右へ行こうかと一瞬本気で思いました〰️笑(左コースは右コースより+5km+激坂です)
しか〜し、覚悟を決めてついて行くことに‥。
この時のN尻さんからは『前の2人は脚の調子が良いから、そのままのペースを止まらずに先を行ったのだろう。』との説明がありました。
※まあそういう事はよくあるんですが
一方、私の脳内では
『2人は脚の調子がいいのでオマケで峠を1本追加するため左へ向かったので、ストイックなN尻さんは同じルートを選んだのだろう。』と勝手に解釈。
そんな訳で私もN尻さんY木さんに続いて左コースへ進みます‥ 笑
それは以前にも、定峰峠に向かう途中で横松郷から斜め松郷を下って松郷峠を上り返したという経緯があり、この時もこれぞ塾生の正しい姿なんだろうと感心然りでした。
起伏のある道をしばらく進んで山梨県小菅村に入りました。
小菅村は三方を山に囲まれていて、ここから先は峠を越える以外ほかに選択肢がありません。
これから待ち受ける峠越えにビビリつつも景色を堪能。
左下には奥多摩湖へとつながる小菅川が流れ、ここは多摩川源流の里らしいッス!
集落に入り、そろそろあるだろう案内看板に注意しながらいると「丹波山」右矢印の看板を発見!
ここを右折すれば最初の分岐地点で右コースから行った道へと合流できるので
今度こそ右へ行くはずが‥ 行かない?!
前のお二人が直進するのが見えて目を疑いました。
案内看板を見ると直進方向は「大菩薩峠」とあります。
二人には看板が目に入らなかったのだと思い、先頭のN尻さんに追いつき並んで状況説明。
どうやらこの付近の記憶が曖昧で少し考えている様子でしたが、私の言葉を聞き入れすぐに引き返してくれました。
曲がってすぐY木さんが補給ストップ要請!
補給で止まっている間、私もこの道は一度しか来たことがない事や、記憶では激坂が続くけれど距離は短かかったなどと話をしたものの
いざ走り出すと、あまりの長い激坂の連続で疲労困憊してか、私も自分で言ったことに内心⦅あれっ??⦆ってなりました 笑
しかし柳沢峠に行くには丹波山村を通るしかないのでこの道以外に方法はないのだと、不安払拭に努めました。
記憶より幾分距離は長かったけれど、峠に到着して一休み。
一旦止まって、先にいるはずのS塾長とH川さんからLINEが来てないか確認。
すると、ここで驚愕の事実が判明!!
そもそも先行したはずの2人は私達の前を走ってなどいませんでした!
それどころか、私達が来ないのを心配して風張峠を逆から上り返したらしいッス!
N尻さんが慌てて塾長に電話して状況を報告。
どうやらお二人は、風張峠から下った1つ目の突き当りを右へ曲がってすぐの日陰な場所で私達を待っていて、私達が左へ曲がるなんて考えてもなかったらしい。
ついでにもう一つの事実がN尻さんから告げられます。
実はN尻さん、奥多摩湖の1つ目と2つ目の突き当りを勘違いしていたらしい!!
後ろを走っていたY木さんもそれがノーマルなコースだと疑わなかったとか。。💦
確かにこの2つの突き当りは、どちらにも手前に大きな橋があり酷似していて私も間違った経験があります。
結果的にハードなコースを選択してしまったわけですが自称!?なんちゃってヒルクライマーな私にとってあくまでもトレーニングとしては最高!!ってことで受け止めて次へ
塾長とH川さんに対しては大変申し訳ないですが、お二人はこの時点で合流は断念し、風張峠を上り返した脚で帰路につくとのこと。
いつもの塾長なら戻って来てまた合流するかと期待もありましたが、残念ですが仕方ありません…
丹波山村への下り坂もまた激坂です。
注意しながら下りきって国道411に戻れました。
ここで Y木さんが再度補給ストップを申告、手持ちの補給食が足りないようで余分に持っていたバランスパワーをおすそ分けしたところ元気復活!
バランスパワーは美味しくてコスパもいいのでお気に入りです 笑
またしばらくアップダウンを繰り返し
道中半ばまで来て、これからが本格的に上りになるであろうヘアピンカーブにある林道の入口をN尻さんが見つけ小休憩。(これがまた絶妙なタイミングの良さ)
決して速いペースではありませんでしたけど、二人に付いていくのが精一杯だった私は木陰で補給食を食べて備えます。
しかし再スタートしてしばらく順調でしたが、少しずつ二人から離れていき‥
暑さなのか?疲れなのか?息が苦しくなり自動販売機を見つけて反射的に止まってしまいました。
前の二人に「先に行ってて!」と叫びましたが、少し離れてしまって無反応‥ですがさらに大声を出す気力はもうありません。
とりあえず冷たい清涼飲料を自動販売機で購入して飲み干します。
ボトルに入れる水を探してみたら、沢から引いたホースの先から冷たい水がかけ流し状態になっているところを見つけ、頭からその水を被るとみるみる力が戻って生き返りました。
先に行ったはずの二人も心配して戻って来てくれて、私と同じように頭から何度も水をかけていました。
自然の恵みに感謝です。
そこからもう一踏ん張りして最終目的地「はまやらわ」にやっとのことで無事到着!
実は今回、柳沢峠には行かないことが最初に告げられておりまして…
厳密に言うと柳沢峠手前の「はまやらわ」が真の目的地でありました!!
少し物足りない気もしましたが、柳沢峠はまだ3kmほど先だったので楽できました〜笑
サイクルラックに自転車をかけて中へ
前回の「わらび餅ライド」から?看板犬デビューした甲斐犬がお出迎え。
瞳が凛々し過ぎます。(甲斐犬が)
期間限定わらび餅「柚子」
季節限定?らしい「柚子わらび餅」を選んでみましたが今日のライドにピッタリの美味しさ!
あたたかい日本茶との相性が絶妙でした。
ちなみに会計はスマホ決済もOK
詳しくは↓↓↓
hamayarawa.net
あまりゆっくりしても居られませんので
下山の準備をして帰路につきます。
美味しいとはいえ「わらび餅」だけではカロリー不足なので
「道の駅丹波山」で遅い昼食。
ジビエが売りの、鹿肉バーガーののぼり旗が出ているお店に入りました。
※鹿肉と牛蒡のグリーンカレー
エネルギー満タンで元気復活
奥多摩町では、いつになく賑やかな雰囲気でお祭りがある様子です。
更に下って青梅の手前で、武蔵五日市駅に車があるお二人とお別れです。
息の合ったお二人とのライドは、一味違った経験になりました。
私は五日市駅に戻ると遠回りになるばかりか、自転車とはいえ都内の渋滞を通る事になるのでこのまま直進して所沢を抜けて行きます。
一人になって所沢の手前まできたところで数人組のロードバイクに抜かれました。
一番後ろの赤ジャージの方はきっちり手信号を出して後方にちゃんと気を配った走り方をされていて交通マナーが素晴らしい!
この時間の所沢市内は渋滞していて何度か追い付いてしまい少々気まずい感じになりましたがほどなくしてまた一人になりました。
所沢の中心部で信号待ちをしていると、私の後ろにロードバイクの気配を感じ振り返って声をかけると、先ほどの赤ジャージの方!
どうやらお連れの方々とは別れその方もお一人になったようです。
信号で止まる度に話が弾んできて、何処へ行くのか聞かれて川口へ帰る途中ですと言うと「私も川口まで帰ります」と返ってきて驚きました‼️
東京の外れで川口のロード乗りさんと会うとは…
しかも、めちゃくちゃご近所様でした‼️‼️
ルートもほぼ同じようなので、しばらくご一緒する感じで私が前を行きます。
志木市に入って赤ジャージの方が前に出てくれましたが、速い速い!
着いて行くのがやっとでした。
どうやら秋ヶ瀬橋から荒川を経由して行くらしいので、今の私に荒サイをこのペースで走るのは無理そうだと判断。「疲れたので最短ルートでゆっくり帰ります」と伝えて別れました。
今回のライドを企画してくれたM田氏とチームの仲間たち、そして最後にご一緒して頂いた川口のロード乗りさんに感謝です。
M田氏とは1年ぶりの再会でしたが、元気な姿を拝見できて安心しました!
二部にわたり読んでいただきありがとうございます。
今回も自転車の輪が広かった楽しいライドになりました。最後に出会った川口のロード乗りさんには良い刺激をもらって、ペースが上がったのは嬉しい誤算でした。
人と走ること自体が強くなれるヒントがある気がした一日となりました。
合掌
今回の相棒"LOOK 695"はやはり名機です!
タイヤの細さを感じない乗り心地で脚にも優しいのに、上りも軽やかでした。
自転車で『古い』という言葉は褒め言葉であってほしいと思う夏の日でした。
風にまかせて