藤原顕信が出家したのは出世できなかったからではない!大河ドラマ『光る君へ 第41話』 (original) (raw)

引用:https://artexhibition.jp/topics/news/20231124-AEJ1713544/

大河ドラマ『光る君へ 第41話』では、藤原顕信が出家してしまいましたが、それは出世できなかったからではありません。

それでは、なぜ、藤原顕信は出家してしまったのか?その理由について紹介しましょう。

大河ドラマ『光る君へ 第41話』のキャスト

光る君へ 第話は、2024年1月7日から放送開始されました。

脚本&演出

登場人物&俳優

紫式部の一族や身近な者たち
藤原家
朝廷
彰子の女房
越前国の人々
その他

大河ドラマ『光る君へ 第41話』のストーリー

“光る君へ41話のカットシーン”/

引用:https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/episode/te/NZX93MZ28G/

双寿丸が「姫様ってツラでもないよな」と言うと、藤原賢子はおかしくなり笑ってしまいます。

藤式部は、娘に「怒らないのね」と言うと「私は、怒るのは疲れるので、怒らないのです」と答えられます。

「私に対しては、結構、怒ってたわよ」「母上に対しては、怒ってましたけど」

朝廷では、帝が藤原公任に儀式を行うように命じますが「私よりも」と断ろうとします。

しかし、帝は、藤原公任がするように命じるので、仕方なく、その命を受ける事にしました。

藤原公任は、藤原道長と二人っきりになった所で「帝が、我らの結束を乱そうとしているのではないか?」と懸念を示します。

三条天皇は、一条天皇が亡くなってから49日という不吉な数字にも関わらず、内裏に入りました。

左大臣、朕の関白になってもらいたい」「申し訳ない事にございます、お許し下さい」

「それは残念な事だが、その代わり、朕の願いを一つ叶えてくれ。娍子を女御とする。

清少納言は、藤原彰子に謁見しますが、楽しそうに歌をよんでいると感じて「もう敦康さまの事はお忘れのようですね」と吐き捨てました。

**敦康親王**は、藤原彰子に久しぶりに会いに行くと、間近まで迫ってまで顔を見てしまい、藤原道長は危機感を強めます。

藤原道長は、**敦康親王を二度と娘に近づけないようにしますが、三条天皇は藤原娍子の一族を取り立てようとします。**

これに、藤原道長は異を唱えて、藤原顕信を取り立てる話も固辞してしまいます。

藤原顕信は「私は父に出世の道を阻まれたのですね」と落胆して、出家をしてしまいました。

母・明子は「私はあなたを許しませぬ!あなたが顕信を殺したのです」と、藤原道長に訴えてしまうのです!

藤原顕信が出家したのは出世できなかったからではない』

藤原顕信が出家したのは、一見すると出世できなかったから、ヤケになって出家したように見えるかもしれません。

しかし、史実は少し違っていて、藤原伊周の子・道雅と道長の次男頼宗および、その舎弟が他人の悪口を言う事件が起きます。

この弟こそ、藤原顕信と考えられていて、藤原道長が、顕信を出世させなかったのは、この一件が関連している可能性が高いです。

藤原顕信は、父からあまり快く思われていなくて、将来に不安を感じていた時、行願寺の行円を尋ねたら、その教えにおおいに感銘を受けました。

つまり、出世できなかったから出家したのではなくて、将来の不安や、行円の教えに感動して出家した訳です。

大河ドラマ『光る君へ 第41話』の見所とまとめ

第41話では、双寿丸が、ますます藤原賢子と親密な仲になっていきますが、藤式部はあまり頭にきていないようですね。

藤原道長三条天皇の間で、政の駆け引きが行われてしまい、藤原顕信は出世できず、そのまま出家してしまいました。

このドラマでは、出世できなかったから、出家したように描かれているようなので、明子と道長の関係は修復不可能かもしれません。